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2024年04月27日 14:00
Jリーグと同様に春秋制で行われてきたスウェーデン1部リーグは今年で創設100年目を迎えた。 そうしたなか、25日のハルムスタード対ハンマビー戦後のこんなシーンがあった。 この投稿をInstagramで見る discovery+ sport Sverige(@discoverysportse)がシェアした投稿 泣いていたハルムスタードDFベロン・クルトゥルスを抱きしめていたのは、相手DFエドヴィン・クルトゥルス。16歳のベロンと24歳のエドヴィンは兄弟。ベロンにとってはプロデビュー戦でもあった。 『Aftonbladet』によれば、後半34分からピッチに立った弟ベロンはこう話していたそう。 「涙が溢れてきたんだ。僕にとって全てである兄とデビュー戦で対戦する…堪え切れなかった。 試合前に色々話していたんだ。兄と僕は様々なシナリオを立てていた。監督のおかげで出場することできた。 6月で17歳になるけれど、僕はまだクソガキだよ(笑)。兄は僕にとって全て。家族全員とても仲がいいけれど、最も尊敬するのがエドヴィンなんだ。僕らはポジションが同じだし、プレースタイルもほぼ一緒。だから、彼から一番学んだ。 (兄に抱きしめられて)涙が溢れた。試合に勝った後に兄とハグすることができた。それでもう堪えられなかった。 (両親が観戦にきており)ハッピーな顔と気まずい顔があったよ。僕のことはハッピーだけど、エドヴィンのことは悲しい。でも、僕のことを誇りに思ってくれている。エドヴィンのこともね。 彼は僕をすごく応援してくれた。試合前に『出場したら、リラックスして自分のプレーをしろよ』と言ってくれた。ああいう兄貴がいると、とても力強い」 尊敬する兄とプロデビュー戦で戦えたことに感極まっていたようだ。 漢字やカタカナのタトゥーを体に彫っている世界のスター5人 一方、首に戦という漢字のタトゥーがある兄エドヴィンは、こう話していた。 「彼の出場を願っていたよ。彼がデビューしたこと、その場に立ち会えたことは特別に嬉しいこと。彼のことが嬉しい。彼はそれにふわさしかったし、もっとチャンスが得られればいいね。 (弟は)若くて、野心的な選手で多くを望んでいる。でも、いまは地に足をつけて、ハードワークをして、チームの先輩から学ぶことが大事だ。 (試合後のハグで)彼は感情的になっていた。僕もすごくうれしかった。彼はこのためにずっと闘ってきたからね」
2024年05月08日 19:58
ミランがライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコに関心を寄せているようだ。7日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
ミランを巡っては、2021年夏にチェルシーから加入し、ここまで公式戦通算129試合の出場で48ゴール20アシストを記録しているフランス代表FWオリヴィエ・ジルーとの現行契約が6月末で満了に。既にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCへの加入合意も報じられており、今シーズン限りでの退団が確実となっている。
これを受け、ミランは今夏の移籍市場でのセンターフォワード(CF)の補強を画策。今回の報道によると、ボローニャ所属のオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー、シュトゥットガルト所属のギニア代表FWセール・ギラシ、スポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュら他の獲得候補と共に、ライプツィヒで得点量産中のシェシュコにも具体的な関心を寄せているという。
現在20歳のシェシュコはオーストリアの名門ザルツブルクで頭角を表し、昨年夏にライプツィヒへ完全移籍で加入。程なくしてCFの定位置を掴むと、ここまで公式戦通算40試合に出場し、16ゴール2アシストをマークしている。2021年6月にデビューを飾ったスロベニア代表では、国際Aマッチ通算21試合の出場で11ゴール6アシストを記録。アーセナル筆頭に複数のメガクラブからの関心が伝えられ、今夏のステップアップが噂されている。
シェシュコはライプツィヒと2028年6月末までの契約を締結しており、契約解除金は5000万ユーロ(約83億円)に設定されている模様。しかし、ライプツィヒがこれを上回る金額を要求することは確実で、今後の活躍次第では移籍金が7500万ユーロ(約125億円)に達するとも報じられている。ミランは金額の交渉に臨むべく準備を進めているものの、実際に獲得するとなれば、クラブ史上最高額の支払いを余儀なくされる可能性が高いようだ。
なお、ミランとしてはCF獲得を今夏の最優先事項としており、補強予算の大半を費やすことも辞さない構えだという。
2024年05月08日 19:40
プレミアリーグの舞台は甘くなかったか。ヴァンサン・コンパニ率いる昇格組のバーンリーが19位と降格圏で苦しんでいる。
コンパニはマンチェスター・シティで長く活躍した元ベルギー代表の実力者で、昨季はバーンリーを1部昇格へと導いた。その戦い方はなかなか積極的で、昨季は2部で最も高い64.6%のポゼッション率を軸に87ゴールを挙げ、勝ち点101を稼いで昇格を決めた。
コンパニに指揮官としての信念があるのは明らかで、昇格した今季は開幕戦でグアルディオラ率いる王者マンチェスター・シティと対戦。0-3で敗れはしたが、バーンリーは積極的に繋ぐ自分たちの戦いを貫いていた。
今季プレミアでもバーンリーは全体12位となる46.5%のポゼッション率を記録している。これは40.4%のウェストハム、39.9%のエヴァートンなどと比較すると高い数字だ。しかし、バーンリーは19位と降格が目前に迫っている。ポゼッションがシュートまで繋がっていないのだ。
また、データサイト『WhoScored』は昇格に合わせて新戦力を獲得しすぎたと補強戦略のミスも指摘している。昇格したクラブが1部の戦いに備えて積極補強に動くパターンはよくあるもので、バーンリーもバーゼルからFWゼキ・アムドゥニ、アストン・ヴィラからMFアーロン・ラムジーら10人を超える新戦力を獲得していて、その補強に1億ポンド以上を費やしている。これもチームの顔ぶれが変わりすぎるのは逆効果だったか。
現在36試合を消化し、17位のノッティンガム・フォレストとは5ポイントの差がついている。残留へミラクルが必要で、指揮官としてはまだまだ若いコンパニにとって苦いシーズンとなっている。
2024年05月08日 19:35
5月8日、湘南ベルマーレの公開練習が行なわれた。
2日前のJ1第12節・サガン鳥栖戦(2−1)に先発した選手は約1時間、ベンチスタートやメンバー外だった選手は約2時間のメニューを消化して練習場を後にしたなかで、ピッチに残り、ボールを蹴り続けた選手がいた。今季、湘南U-18からトップチームに昇格した石井久継だ。
石井は自らマーカーコーンを置き、ドリブル練習を開始。20分ほど続けたあと、次は身体の様々な部位を使ったリフティング。40〜50分ほど汗を流し、他の選手に遅れてピッチを去った。
高卒1年目ながら、ここまでリーグ戦に7試合出場と存在感を高める77番は、なぜ自主トレーニングをしたのか。練習終了後、石井が理由を明かしてくれた。
「焦りがある。もっとやらないと。自分は(7節の)広島戦で手応えを得てから、変化がない。他のみんなの調子が良いので、このままだとメンバーにも入れなくなってしまうし、勝利に貢献できません。何か変えないといけない、という思いです。鳥栖戦も、勝ったのはすごく嬉しかったけど、個人としては悔しさの方が強かった」
【厳選ショット】湘南が逆転勝利で最下位を脱出し残留圏へ!敗れた鳥栖は19位に後退|J1第12節 湘南 2−1 鳥栖
石井の主戦場は、2トップの一角やサイドボランチ(インサイドハーフ)、サイドハーフだ。ポジションを争う福田翔生は現在、公式戦4試合連続ゴール中と絶好調で、阿部浩之も鳥栖戦で今季初ゴールを記録。離脱していたルキアンや鈴木章斗も、この日の練習に合流し、さらなる競争激化が予想されるなか、「このままではいけない」という思いが強まったのだろう。
石井は、コーンドリブルやリフティングなど、基礎的なトレーニングを行なった理由を次のように語る。
「昔(小学生時代)はもっと上手かったので、練習すれば取り戻せるかなと。点を取りたい想いが強いので、自分の長所をさらに磨きたいんです。コーンドリブルとかリフティングは、プロの世界ではあまり必要とされていないかもしれませんが、自分はそれをやって成長してきたので、改めて原点に立ち返ってやっています」
自主練習の動機が焦燥感だったとしても、このトレーニングで成長し、試合で結果を残せば、徐々に余裕が生まれてくるはずだ。石井が飛躍を果たし、チームを勝利に導く日を心待ちにしたい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月08日 19:26
昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は当初、チェルシーに強奪されたモイセス・カイセドとロメオ・ラビアに代わる、いわば「第3の候補」で、イングランドでは無名の30歳とあって。
2024年05月08日 19:18
プレミアリーグ閉幕まで2週間を切った5月8日、三笘薫が所属するブライトンは公式Xで、一足早く今季の最優秀ゴール賞を発表。日本代表アタッカーのゴラッソが選ばれた。
クラブが選出したのは、第2節のウォルバーハンプトン戦(4−1)で生まれた三笘の3人抜きゴールだ。15分、左サイドでドリブルを開始すると、寄せてくる相手を次々とかわしてペナルティエリア内へ侵入し、右足でネットを揺らした。
【動画】ブライトンのシーズン最優秀ゴールを受賞した三笘薫のドリブル弾
ブライトンは、この衝撃のドリブル弾を次のように紹介している。
「ミトマ・マジック! シーズン最優秀ゴール賞は三笘薫で、ウルブズ戦での信じられない独走ゴールです!」
この得点は、リーグの8月の月間ベストゴールにも選出されるなど、現地でも多くの称賛を受けた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月08日 19:00
チェルシーは今夏にFWアルマンド・ブロヤ(22)を完全移籍で売却することを契約しているという。移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXにて報じている。
チェルシーのアカデミー育ちであるブロヤは2020年にトップチームデビューを飾った。その後、2020-21シーズンはオランダのフィテッセ、2021-22シーズンはサウサンプトンへのレンタルを経て、昨シーズンにチェルシーに復帰を果たした。
しかし2022年12月に右膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、シーズンの半分を欠場。チェルシーに復帰したばかりの昨シーズンは公式戦11試合の出場で1ゴール1アシストに終わってしまった。今シーズンの序盤も怪我で出場することができなかったが、復帰後は19試合で2ゴール2アシストを記録していた。
しかし、ニコラス・ジャクソンのポジションを脅かすまでには至らず。今冬にフラムへレンタル移籍を果たした。しかし、ここまでの出場数は7試合のみであり、プレイ時間は58分のみ。フラムで戦力になっているとは言えず、再起を図ったレンタル移籍は失敗に終わっている。
そんなブロヤは今シーズン終了後チェルシーに一度戻ることになるが、ロマーノ氏はチェルシーと同選手は今夏に別れることになると主張している。さらに同氏によると、プレミアリーグだけではなく、ヨーロッパのいくつかのクラブがブロヤに興味を示しているという。『FootballTransfers』もブロヤの去就に触れており、同選手の推定移籍金は1730万ユーロ(約29億円)ほどになるだろうと、伝えている。
大怪我から復帰後、自身の真価を再び示すためのレンタル移籍だったが、思うような結果を残せていない。チェルシーは今夏にストライカーの獲得に動くことが予想されており、ブロヤが復帰しても居場所がない可能性が高い。悩める生え抜きであるブロヤは今シーズン限りでチェルシーを離れることになるのだろうか。
2024年05月08日 19:00
フランスサッカー連盟(FFF)は1日、サッカーフランス代表チームにおけるスポーツブランド「Nike(ナイキ)」のキットサプライヤー継続を発表した。
今回の契約期間は2026年から2034年まで。契約金額は非公表。男女各年代の代表チームをはじめ、アマチュアチームやレフェリーへの用具提供も契約に含まれるという。
FFFはadidasとの38年間に及ぶ契約が2010年で終了となり、2011年からNikeと新たな歴史をスタートさせている。
この時のサプライヤー変更はユニフォームのデザインにも大きな影響を与えることに。adidas時代のホームユニフォームは爽快なブルーを使うことが多かったが、Nike時代は一転してダークブルーやネイビーなどのダーク系が大半を占めるようになった。
ここでは、これまでのNikeホームユニフォームから最高の3着をご紹介したい。2022 ホーム
フランス代表 2022 Nike ホーム ユニフォーム
選手:キリアン・エムバペ
カタールワールドカップに向けて投入された2022モデル。ダークネイビーを基調とした“Nike×フランス”の定番カラーで、ボタン止めの立ち襟(スタンドカラー)を採用となった。
選手の着用姿では分かりにくいが、シャツ全体にトーン・オブ・トーンで「強さ、連帯、平和」を表すオークの葉とオリーブの枝を描いている。
洗練された雰囲気漂うネイビー×ゴールドのユニフォームを着たフランスは、カタールW杯で決勝に進出。アルゼンチンとの激闘はPK戦に突入するも、残念ながらフランスが敗れた。2018 ホーム
フランス代表 2018 Nike ホーム ユニフォーム
選手:アントワーヌ・グリーズマン
2018年にロシアで開催されたワールドカップに向けたユニフォーム。クロアチアとの決勝戦を4-2で勝利し、5大会ぶり2度目の優勝を成し遂げている。
デザインはネイビーとブルーのコントラストが印象的なカラーリング。この頃に登場した、当時のNikeの最新テクノロジー「ヴェイパーニット」を象徴するギザギザ・デザインも特徴的だった。
背面の首元にはフランス国旗色のトリコロールをテープであしらっている。2011 ホーム
フランス代表 2011 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ジェレミ・メネズ
2011年から始まったNikeとのパートナーシップでの最初のユニフォームで、adidas時代の色を完全に消し去るスタイリッシュなデザインが見る者に驚きを与えた。
adidas時代のユニフォームといえば国旗色のトリコロール(青・白・赤)をイメージさせるものが多かったが、この2011モデルのシャツはダークブルー一色ともいえる新鮮なデザイン。盾形のエンブレムも目新しいものだった。
代表チーム、史上最高に美しき「青のユニフォーム」5選
ビフォーアフターのあまりの変化の大きさに戸惑いの声もなかったわけではないが、サポーターやユニフォームファンに概ね好評で、レプリカユニフォームも大人気となる。
2024年05月08日 18:58
2023-24シーズンも最終局面を迎えている。
2024年05月08日 18:54
いわてグルージャ盛岡は8日、神野卓哉GM(ゼネラルマネージャー)が新監督に就任したことを発表した。また前任の中三川哲治氏は、ヘッドコーチとしてチームに残ることを併せて伝えている。
明治安田J3リーグ第13節終了時点で、2勝3分8敗の最下位に沈んでいるいわてグルージャ盛岡。開幕から2試合を引き分けた後、第3節から第5節にかけて3連敗を喫した他、第11節福島ユナイテッドFC戦では衝撃的な9失点大敗と守備が崩壊。6日のヴァンラーレ八戸戦にも敗れ、シーズン2度目の3連敗となったことを契機に、昨年9月から指揮を取っていた中三川哲治監督の退任が決まった。
今後はヘッドコーチとしてチームに残ることが発表された中三川哲治前監督は、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「日頃より、いわてグルージャ盛岡への多大なるご支援ご声援をありがとうございます。2023シーズンの途中から監督に就任し、どんな時も共に戦ってくれた選手・スタッフ、苦しい状況下でも常にサポートをし続けてくださったファン・サポーターの皆様・スポンサー関係者の皆様に感謝申し上げます。昨シーズンの悔しさをバネに今季の飛躍を誓い戦って参りましたが、なかなか結果が伴わず皆様の期待に添えぬ形になってしまったことを申し訳なく思います。今後は、トップチームヘッドコーチとしてチームに残ることとなりました。立場は変わりますが、チームがここから這い上がっていくために尽力いたします。どうか残りのシーズンも変わらぬ応援を何卒よろしくお願い申し上げます」
また新監督は、GM職を務めていた神野卓哉氏に決定。同氏もクラブ公式サイトにて、コメントを残している。
「このたび、トップチームの監督として指揮を取ることになりました。クラブ創立20周年の節目の年に、現状J3リーグ最下位といわてグルージャ盛岡に関わる全ての皆様に悔しい思いをさせてしまい申し訳ございません。この決断は簡単なものではありませんでしたが、この現状を変えるために監督就任の依頼を受けました。この現状を打開し這い上がるために選手、スタッフ、ファン・サポーターの皆様、スポンサー関係者の皆様ともう一度『一岩』となりチームを成長させられるよう全力を尽くして参ります。苦しい状況が続いている中ではありますが、これまで以上に皆様の後押しが必要です。チームの勝利のために、今後とも応援を何卒よろしくお願いいたします」
2024年05月08日 18:54
Jリーグは今季より公式サイトをリニューアルし、様々なプレーデータをランキング形式で紹介している。
最新の12節が終了した時点の総スプリント数で首位に立つのが、アビスパ福岡のFW岩崎悠人だ。総数は272本で、2位の福田心之助(京都サンガF.C.)に15本差をつけている。
また、134.6キロと総走行距離数でも9位につけるなど、両ランキングでトップ10入りしているのは岩崎だけ。Jリーグの“走力王”と言っても差し支えない数値を残している。
そんな25歳のアタッカーに、走り続けられる秘訣を訊いた。
「あまり走れる量を増やすことにはこだわっていません。それより、(走ることに)力をかけ過ぎないところはすごく意識してやっています」
【表】J1第12節までの“走力”ランキング
さらに、意識しているのはコーディネーションだ。
「身体の使い方はすごくトレーニングしています。上手く動きを連動させられれば、100パーセントでなくても力は発揮できます。
だから、走るだけの特別な練習はしていません。むしろ身体操作を意識してトレーニングしています。あとは、WBCに出場した選手も使っていたという、周波数を整える機械で身体をケアしています」
自身のパーソナルトレーナーに紹介されたという微弱な電気を流す治療機器を用いて、毎試合で好パフォーマンスを維持するためにリカバリーを工夫しているという。
「(前述の機械は)自律神経を整えて、回復を早くしてくれたり、循環が良くなるので、すごくコンディションは良いですね」
シーズンが深まるにつれ、よりリカバリーの重要度は増すはずだ。福岡のスプリント王はまだまだ走り続けそうだ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
●総スプリント数ランキング[順位/選手名(所属)/総スプリント数(本)]
1位/岩崎悠人(福岡)/272
2位/福田心之助(京都)/257
3位/ルキアン(湘南)/228
4位/安西幸輝(鹿島)/222
5位/マテウス・サヴィオ(柏)/213
6位/山口 蛍(神戸)/205
7位/平河 悠(町田)/203
8位/バングーナガンデ佳史扶(FC東京)/200
9位/永井謙佑(名古屋)/197
10位/武藤嘉紀(神戸)/195
●総走行距離ランキング[順位/選手名(所属)/総走行距離(キロ)]
1位/河原 創(鳥栖)/154.8
2位/サミュエル・グスタフソン(浦和)/142.6
3位/上原力也(磐田)/142.4
4位/渡邊凌磨(浦和)/139.9
5位/林幸多郎(町田)/136.9
6位/田中駿汰(C大阪)/136.7
7位/見木友哉(東京V)/134.9
8位/加藤陸次樹(広島)/134.8
9位/岩崎悠人(福岡)/134.6
10位/秋山裕紀(新潟)/133.7
2024年05月08日 18:30
今季いまだ公式戦無敗のレヴァークーゼンは、9日(現地時間)にローマとのUEFAヨーロッパリーグ準決勝2ndレグに臨む。
1stレグではフロリアン・ヴィルツとロベルト・アンドリッヒのゴールによって2-0で勝利し、さらに今度は本拠地バイ・アレーナで戦うという有利な状況でレヴァークーゼンは2ndレグを迎えた。ただし、スポーツディレクターのシモン・ロルフェス氏はチームに慢心が生じることを戒めている。
「2-0というスコアは安心できるものではない。我々は決勝進出を望んでいるし、今季の無敗記録も継続したい。ローマでの1stレグ同様にタフな試合になるだろうから、正しい方向にエネルギーを発揮して90分間で全てを出し切る必要がある」(ドイツ紙『Bild』より)
この大一番を前にして、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督の采配にドイツでは注目が集まっている。これまでは[3-4-2-1]を基本システムとして採用し、パトリック・シックやヴィクター・ボニフェイスら大柄なセンターフォワードの下に技巧派の選手2人を配置してきたが、ローマとの1stレグではセンターフォワードを置かない¨ゼロトップ¨を採用。フロリアン・ヴィルツ、ジェレミー・フリンポン、そしてアミン・アドリが流動的にポジションを変えるやり方が効果的に機能していたことは、ローマの守備の要クリス・スモーリングも認めている。
「僕らはレヴァークーゼンがセンターフォワードを置いた布陣で臨んでくると予想していた。ゼロトップに対処するのは簡単ではなかったし、僕らに問題をもたらしていた」
ヨーロッパリーグの前身にあたるUEFAカップで優勝した1987-88シーズン以来となる決勝進出をかけて2ndレグに臨むレヴァークーゼン。果たしてシャビ・アロンソ監督はどのような戦術を用いるのだろうか。
Andrich @bayer04_en || #UEL pic.twitter.com/WvjfCbejvI— UEFA Europa League (@EuropaLeague) May 3, 2024
2024年05月08日 18:25
スコットランドリーグは今週末、いよいよ天王山を迎える。
2024年05月08日 18:00
現在プレミアリーグで首位を走るアーセナルでは、ウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスのセンターバックコンビが不動の存在となっている。
彼らを軸とした守備の安定感は抜群で、ここまでリーグ最少の28失点に抑えている。英『Independent』は、この2人について「近年ではマンチェスター・ユナイテッド以来となるクラシックなセンターバックの組み合わせだろうか?」と取り上げている。
同メディアが重ねているのは、2000年代後半のマンUを支えたリオ・ファーディナンドとネマニャ・ビディッチのコンビだ。現代は3バックを選択するチームも増えているため、昔に比べるとセンターバックコンビに注目が集まる機会が減っているかもしれない。同メディアはサリバ&マガリャンイスについて、少し昔を思わせる武闘派なセンターバックコンビと評価している。ファーディナンドとビディッチもフィジカルバトルに滅法強く、当時のマンUも鉄壁の守備を築いていた。サリバ&マガリャンイスにも近いものを感じるか。
現在マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラの登場以降、センターバックにも様々な役割が求められるようになった。MF顔負けのパス技術を持つセンターバックもいるが、サリバ&マガリャンイスの強みは何と言っても守備力だ。
「攻撃面でゲームをオープンにするのと同じくらい、今のアーセナルは簡単にゲームをシャットアウトできるようになった。センターバックの2人はこれに不可欠だ」
同メディアはこのように称賛しており、確かに今のアーセナルは守備のミスによる取りこぼしが減っている。またサリバ&マガリャンイスに加え、アーセナルは最終ラインにセンターバックをこなせる選手を並べて4バックを形成する機会が多い。右のベン・ホワイト、左の冨安健洋はセンターバックをこなしてきた選手で、守備対応にはさすがの安定感がある。
サリバ&マガリャンイスのコンビが安定していれば、来季以降も堅実に勝ち点を積み重ねていけるのではないか。それだけコンビとしての完成度が高く、プレミアリーグの歴史に名を残すペアになろうとしている。
2024年05月08日 17:47
ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地が今夏の残留を決断したようだ。7日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
現在27歳の鎌田は2017年夏にサガン鳥栖からフランクフルトへ加入。途中ベルギーへのレンタル移籍を経験しつつ、約5シーズンで公式戦通算179試合出場40ゴール33アシストという成績を残し、2021−22シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献した。その後、契約満了に伴い2022−23シーズン限りで同クラブを退団。昨年夏からはセリエAの強豪ラツィオでプレーしている。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では序列が低かったものの、3月のイゴール・トゥドール監督就任後は出番を増やしており、今シーズンはここまで35試合の出場で1ゴール2アシストをマーク。セリエAでは直近6試合連続でスタメン起用されている。しかし、クラブとの現行契約が6月末で満了となることから、その去就には注目が集まっている。
今回の報道によると、トゥドゥール監督の下で主力に定着している鎌田は今夏の残留を望んでおり、既にクラウディオ・ロティート会長にもその旨を伝達したようだ。なお、現行契約には3年間の延長オプションが付随しているものの、この条項が行使されるかは現時点で不透明とのこと。今夏に1年間の契約延長を行い、2025年夏のタイミングで再び自らの去就を考慮するという可能性も浮上しているようだ。
トゥドゥール監督は先日行われたジェノア戦後に「鎌田が残ってくれることを願っている。彼は並外れた選手であり、何も間違うことはない。正しいメンタリティを持った努力家なんだ」と語っていた。指揮官からの信頼も厚い鎌田はラツィオとの契約延長で合意に至るのだろうか。その決断に注目が集まる。
2024年05月08日 17:38
FC東京がトップチームの移動時対応について注意喚起。「これまでもお願いをさせていただいておりますが、トップチームの安全でスムーズな遠征先への移動を目的とし、公共の場で周囲の方々に迷惑がかかることを避けるため、サインや写真撮影の対応は一律で行いません」と改めて発表した。
なぜこのタイミングで注意喚起したのか。それは「4月27日(土)開催のアルビレックス新潟戦における移動時に、サインや写真撮影を目的に選手に声を掛けたり、チームが集まったところに近付く方がこれまで以上に多く見受けられました」ためだ。
5月4日にリリースされた内容は以下のようなものである。
「ゴールデンウィーク期間は移動需要が非常に高まっており、通常の週末よりも多くの方々が公共交通機関を利用され、空港、駅、周辺施設は利用者が非常に多い状況です。
そのなかで移動中や待機中のチームにお声掛けされますと、一般の利用者のみなさまの人流を止めてしまい混雑を生じさせる要因にもなり、公共施設や利用者のみなさまに非常に迷惑が掛かります。絶対にお止めください。
小平グランドでのふれあい対応の機会が少ないことを理由に、移動中のこうした行為を正当化するようなご意見も見受けられますが、公共の場でのルールをお守りいただけることを前提に、選手のコンディション面を最優先に考えながらも、より多くの機会を作れるようにFC東京選手会と調整を継続しております。しかし、今後も移動中のルールをお守りいただけない状況が続きますと、ファン・サポーターのみなさまとのふれあいについて見送らせていただく可能性がございます。
今後、該当する行為を帯同スタッフが見掛けた際には、行為者の特定のための撮影をさせていただく場合がございます。さらに、警備の増強や移動手段の変更などを検討せざるを得なくなります。
あらためて、トップチームの移動中の声掛けは絶対にお止めください。また、周りの方がそのような行為をされている方をお止めいただくように、みなさまのご協力をお願いいたします。
みなさまのご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【PHOTO】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!