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2024年04月27日 18:08
4月23日、私はエミレーツスタジアムで開催されたプレミアリーグ第34節のアーセナル対チェルシーを取材した。 日本代表DFの冨安健洋が所属する首位のアーセナルは試合前、勝点74で並んでいるリバプールを得失点差で上回り、リーグ首位に立っていた。一方、9位のチェルシーは厳しい戦いが続いている。 これまで多くのタイトル争いをしてきた2つのビッグクラブによるロンドンダービーで、アーセナルが勝利すれば、両チームの間に30ポイントもの差がつくとは信じがたい。 私は中盤での攻防に注目していた。デクラン・ライスとエンソ・フェルナンデスのマッチアップだ。どちらも巨額の移籍金で加入した選手で、ライスは素晴らしいシーズンを送っており、年間最優秀選手の候補にも挙がっている。 一方、フェルナンデスは苦しんでいる。不振のチームの中にいて、個人のパフォーマンスを最大限に発揮できていないのが現状だ。今回のロンドンダービーでも、それがはっきりと表われていた。 【動画】ファンが激怒した冨安への危険な踏みつけ行為 試合はアーセナルが開始4分にレアンドロ・トロサールのゴールでいきなり先制して、1−0で前半を終えた。 冨安健洋がリーグ戦で久しぶりに先発したのはとても良かった。7分にはニコラス・ジャクソンに悪質なチャージを受けたが、大事には至らずプレーを続けた。するとその数分後、クロスに頭で合わせて惜しいヘディングシュートを放った。 さらに23分には、味方と上手くパス交換しながら流れるような動きを見せて左サイドを突破。際どいクロスを供給した。彼がこれほど攻撃的なプレーを見せたのはいつ以来だろうか。 72分に交代するまで、積極的で素晴らしいパフォーマンスを見せていた。 アーセナルは後半、4点を奪うゴールラッシュを披露。そのまま5−0の圧勝を飾った。試合終了後、ガナーズファンは 「俺たちはリーグのトップだ!」と叫び続けていた。 文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ) 著者プロフィール スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。
2024年05月09日 18:01
ホームでFC町田ゼルビアに敗れたあと、FC東京はJ1リーグで3連勝。4月27日にアルビレックス新潟を3-1と下し、5月3日に京都サンガF.C.を2-1で破ると、5月6日には北海道コンサドーレ札幌を2-1と撃破して4位に浮上した。
シーズン序盤に攻撃の核を担った荒木遼太郎と松木玖生がU-23日本代表としてアジアカップを戦っている間、FC東京は復調。失点の多さは若干気になるものの、ピーター・クラモフスキー監督が標榜する“速攻”の威力は増してきた。
直近3試合の得点者を見てみると、前線2枚の仲川輝人とディエゴ・オリヴェイラ、右サイドバックの白井康介、左サイドバックのバングーナガンデ佳史扶、左ウイングの俵積田晃太と、サイドからの攻撃が機能している事実も見て取れる。
なかでも好調なのは、荒木と松木に代わり2トップに近い形でコンビを組む仲川とD・オリヴェイラだ。コンディション不良もあり一時期メンバー外となっていたD・オリヴェイラはこの3試合で3ゴールと完全復活を印象付けており、仲川は切れ味鋭いドリブルでチャンスメイクにも寄与するなど、いずれも大きな存在感を示している。
さて、次節の柏レイソル戦(5月11日)、松木と荒木が合流した状況下でクラモフスキー監督はどんなスタメンを組むのか。荒木は例の脳震盪の影響で別メニューなので、メンバー外になるはずだ。
気になるのは松木の起用ポジション。U-23日本代表活動に参加する前まではトップ下を任されていたが、今季、クラモフスキー監督は勝ったゲームの次の試合でそこまでメンバーをいじらない傾向がある。そう考えると、柏戦も仲川とD・オリヴェイラを前線に配置しそうだ。というより、好調の彼らをスタメンから外す理由はない。
おそらく松木は柏戦でボランチ起用されるはずだ。FC東京が復調した背景に小泉慶と高宇洋のボランチコンビの働きがあるが、柏戦は小泉が累積警告で出場停止。なので、松木は高とコンビを組む可能性が高い。
いずれにしても、柏戦のスタメンに注目したい。果たして、クラモフスキーの決断は?
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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2024年05月09日 17:46
冨安健洋が所属するアーセナルは、プレミアリーグ次節でマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチに臨む。タイトルを目ざすミケル・アルテタ監督のチームにとっては、勝利が求められる大事な試合だ。
アーセナルは2位マンチェスター・シティに1ポイント差をつけて首位に立っている。だが、消化がシティより1試合多い。王座奪還のためには、残り2試合とも3ポイント獲得が必須だ。
今季リーグ最少失点を誇る守備陣の一角を務める冨安は、地元紙『London Evening Standard』で「CBの2人がとても安定している。ベン(・ホワイト)もね」と話している。
「僕らはクリーンシートが多いが、それは彼らのためだ。僕も(守備の)一部でありたい。オールド・トラフォードでもまたクリーンシートを目ざす。もちろん簡単な試合にはならないだろう。タフな場所で3ポイントを目指すのだからね。でも、僕らには自信がある。3ポイントを狙いにいく」
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リーグ優勝の経験がない冨安は、「タイトルを獲得できればうれしい。ほかは何もいらない。とにかくタイトルが欲しい」と意気込んだ。
「僕はタイトルレースに加わるチャンスが多くなかった。だから今はうれしいんだ。目の前にチャンスがあるなら、それを目ざさなければいけない」
1月のアジアカップ後は負傷で離脱を余儀なくされた。冨安は「(ケガは)キツかった。アジアカップで敗退し、プレーしたかった」と振り返りつつ、決着がつく大事なタイミングで貢献したいと話した。
「でも、今はプレーできる。今はシーズンで最も大事な時期だ。ピッチに立ててうれしいし、チームを助けたい。チームのために全力を尽くし、とにかく今を楽しむ」
冨安とアーセナルは悲願のリーグタイトルを手にすることができるか。最終コーナーを回りつつあるシティとのレースから目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 17:22
ジュビロ磐田のFWジャーメイン良が5月9日、自身のXを更新。負傷したプレーについて言及した・
6日に行なわれたJ1第12節の東京ヴェルディ戦(2−3)で、ジャーメインは66分にヘディングで得点を決める。ただ、その時に相手DFの林尚輝と衝突。その後もプレーを続けてフル出場したものの、9日にチームから左前額骨陥没骨折でトレーニング合流まで手術後1か月程度かかると発表された。
【動画】ジャーメインが東京V戦で決めたヘディング弾
無念の離脱となった29歳のストライカーは、思いをこう綴った。
「悔しいですがもしあのシーンでこの怪我をするとわかっててもFWとしてあの1点を取りに飛び込んでたと思います!また復活してチームに貢献できるようにがんばります!土曜日の鳥栖戦絶対勝ちましょう!」
そして、「試合で衝突した東京ヴェルディの林選手、今のところ大事は無いということで早期の復帰を祈ってます」と相手選手を気遣った。
ここまで11ゴールを挙げ、得点ランキングでトップに立つジャーメインの、1日も早い復帰が待たれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 17:02
パリ五輪出場を目ざすインドネシア代表がピンチを迎えているようだ。
2024年05月09日 16:30
先日行われたU23アジアカップで4位に入賞したU-23インドネシア代表チーム。独立後初となるオリンピック出場まであと一歩と迫った。
今回はセレッソ大阪所属のジャスティン・ハブナーらがクラブ事情で帯同することができない状態にあるものの、この5月9日にはパリ五輪出場権をかけた大陸間プレーオフに挑むことになった。
その相手はアフリカ予選で4位となったギニア代表。その予選の試合は昨年夏に行なわれたため、今年は3月に3試合のフレンドリーマッチを行って調整を進めているチームだ。
勢いはあるものの、アジアカップから僅かな休息しかないハードスケジュールの中で戦うインドネシア。
そして、コンディション面ではかなり有利な状況であるものの、10ヶ月もの間公式戦を戦っていないギニア。
対照的な状況にある両チームが「パリ五輪男子サッカー競技の最後の枠」を争うということで、なかなかの注目を集めている試合だ。
このゲームはパリ五輪の会場となるフランスの国立トレーニングセンターであるクレールフォンテーヌで開催されるが、ピッチ自体が基本的には練習場であるためにキャパシティが少なく、警備の問題もあって無観客で行なわれることになった。
パリ五輪にオーバーエイジ参加するかも?ウワサの「3名のスーパースター」
そしてこの試合は国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトである「FIFA+」で放送されることが決まっており、日本からも無料で観戦することができるようだ。
試合は現地時間の5月9日13時からキックオフされる予定となっており、日本とは9時間の時差となる。
2024年05月09日 16:28
Jリーグは9日、今夏にブンデスリーガに所属するシュトゥットガルトが来日することを発表した。
今回の発表によると、日本代表DF伊藤洋輝とDFチェイス・アンリ、MF原口元気の日本人3選手を擁し、今シーズンのブンデスリーガでバイエルンと2位争いを繰り広げるシュトゥットガルトが来日するとのことだ。『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』と銘打たれ、7月28日(日)に『サンガスタジアム by KYOCERA』で京都サンガF.C.と、8月1日(木)に『エディオンピースウイング広島』でサンフレッチェ広島と対戦することが決定した。なお、同2試合は、JリーグとNTTドコモ、そしてスカパー!による共同開催となることを併せて伝えている。
大会の概要は以下の通り。
■大会名称
Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo(略称Jリーグインターナショナルシリーズ)
■主催
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ、株式会社NTTドコモ、スカパーJSAT株式会社
■主管
株式会社京都パープルサンガ(京都サンガF.C.)
・京都サンガF.C. vs シュトゥットガルト
公益社団法人広島県サッカー協会
・サンフレッチェ広島 vs シュトゥットガルト(エディオンピースウイング広島/8月1日・キックオフ未定)
■チケット
京都サンガF.C. vs シュトゥットガルト(サンガスタジアム by KYOCERA/7月28日・キックオフ未定)
▼第一次 先行抽選販売
対象:dポイントクラブ会員
開始日:5月24日(金)18:00(予定)
※dアカウントの発行、もしくはログインが必要です
※JリーグIDの会員登録(無料)が必要です
※dカードでのお支払いで当選確率がアップする施策も実施予定です
▼第二次 京都サンガF.C.クラブ先行抽選販売>
対象:京都サンガF.C.クラブ会員
開始日:6月4日(火)18:00(予定)
▼一般販売(先着)
開始日: 6月14日(金)18:00(予定)
サンフレッチェ広島 vs シュトゥットガルト(エディオンピースウイング広島/8月1日・キックオフ未定)
▼第一次 先行抽選販売
対象:dポイントクラブ会員
開始日:5月24日(金)18:00(予定)
※dアカウントの発行、もしくはログインが必要です
※JリーグIDの会員登録(無料)が必要です
※dカードでのお支払いで当選確率がアップする施策も実施予定です
▼第二次 サンフレッチェ広島クラブ会員先行販売(先着)
対象:サンフレッチェ広島クラブ会員
開始日:プレミアム会員 6月10日(月)12:00(予定)
他有料会員 6月12日(水)12:00(予定)
▼一般販売(先着)
開始日:6月14日(金)12:00(予定)
2024年05月09日 16:06
ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が、レンタル加入中のイングランド人FWメイソン・グリーンウッドの去就に言及した。8日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
現在22歳のグリーンウッドは7歳からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属し、2019年には17歳の若さでトップチームデビュー。クラブから背番号「11」を与えられるなど将来を期待され、公式戦通算129試合の出場で35ゴールを記録した。
しかし、2022年1月、恋人であるハリエット・ロブソンさんに対する強姦と暴行容疑で逮捕された。その後、強姦未遂、支配的で強制的な行動、実際に身体的危害を与えた暴行などの罪で起訴され、マンチェスター・ユナイテッドでの活動が停止となった。2023年に入って起訴が取り下げられたものの、昨夏に双方合意の上で同選手がクラブから退団することを発表し、ヘタフェにレンタル移籍を果たした。
ここまでヘタフェでは公式戦32試合出場で10ゴール6アシストを記録しているグリーンウッドだが、レンタル移籍期間は今年6月30日までとなっていることから、去就には注目が集まっている。
そんななか、ヘタフェのA・トーレス会長はスペイン紙『マルカ』のラジオで「もし、彼と彼の両親、そしてクラブ(ヘタフェ)次第なら、彼はもう1年続けることになるだろう」とグリーンウッドの残留を望んでいることを明言しながら、来季マンチェスター・ユナイテッドでプレーする可能性は低いことを予想した。
「マンチェスター(・ユナイテッド)に関しては、先週のニュースでは(ヘタフェの)スポーツディレクターがイングランドに試合を見に行って、彼らに同行していたということだが、彼はそこには戻らないと思うので、彼らとしてはもしいいオファーが来れば売りたいということだった」
「私たちは6月末まで待たなければならない。関係者も監督も彼にとても満足している。彼はもう1シーズンか、少なくとも1月までは私たちのところに残ることになるだろう。彼はいいサッカー選手だよ」
2024年05月09日 15:44
今年、黒田剛監督のラブコールを受ける形でFC町田ゼルビアに加入した昌子源。
2024年05月09日 15:30
レアル・ソシエダのGKアレックス・レミロは、マンチェスター・ユナイテッドから関心を寄せられているようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
2022−23シーズンはキャリアハイとなる公式戦23クリーンシートを達成した他、今シーズンもその数字を『20』にまで伸ばしているアレックス・レミロは、現在29歳と遅咲きの守護神だ。アスレティック・ビルバオの『レサマ』育ちの同選手は、同世代のケパ・アリサバラガと3つ下のウナイ・シモンの存在、さらには自身の契約を巡ってクラブと対立したことから、トップチームでの居場所を失った。だが、2019年夏にレアル・ソシエダに加入すると徐々に台頭。最後尾からのビルドアップを可能とする足下の技術も求められるクラブで、ポテンシャルを開花させた。そして昨年11月、スペイン代表に到達。28歳で初の招集(デビューは今年3月)となった。
そんなレミロに対して、マンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せているようだ。昨夏に退団したダビド・デ・ヘアの後釜にアンドレ・オナナを据えたものの、先のクリスタル・パレス戦を0−4で落とすなど、ここまでの公式戦48試合・81失点(レアル・ソシエダは公式戦48試合・43失点)と守備が崩壊。『マルカ』によると、この数字は過去数年で“最悪”といい、「1年前に契約したアンドレ・オナナのパフォーマンスが期待とは程遠いことから、この夏に変更が起こり得るだろう」とテコ入れを示唆した。
そしてその候補者リストに入っているのが、“チュリウルディン”の守護神という。『マルカ』は、アトレティコ・マドリードから獲得したデ・ヘアの時と同じように、マンチェスター・ユナイテッドがラ・リーガでゴールキーパーを探しており、2つある選択肢の1つがレミロと指摘。今後本格的に動き出してくる場合、2027年夏までの現行契約に盛り込まれた7000万ユーロ(約117億円)の契約解除金を巡る交渉を求められるのは明白だ、と併せて伝えている。
レアル・ソシエダで公式戦通算200試合以上に出場し、「クラブでの今を楽しんでいる」と語っていたレミロだが、絶対的な地位を手放し、新たな冒険を始める可能性はあるのだろうか。
2024年05月09日 15:30
サッカーマレーシア1部リーグのスランゴールFC(Selangor FC)は8日、酸をかけられるなどする同国サッカー選手への暴行事件が相次いでいるため、新シーズン開幕を告げるチャリティーシールド(Malaysian Charity Shield 2024)出場を辞退すると発表した。
スランゴールFCは「一連の犯罪と最近の脅迫」を理由に、昨季1部優勝のジョホール・ダルル・タクジム(Johor Darul Ta'zim)と対戦する一戦に出場しないと述べた。
スランゴールFCでは、所属する同国代表のFWファイサル・ハリム(Faisal Halim)選手が5日、クアラルンプール郊外で酸を浴びせられ、4度のやけどを負って集中治療室に入っている。ファイサル選手は重篤な状態で、複数回の手術が必要だという。
また前週には、同国代表のアヒヤール・ラシド(Akhyar Rashid)選手が、北東部トレンガヌ(Terengganu)州郊外で強盗に襲われて負傷。さらに、7日にはジョホール・ダルル・タクジムに所属する元マレーシア代表主将サフィク・ラヒム(Safiq Rahim)選手が、帰宅途中に2人の襲撃者にハンマーで脅され、車のフロントガラスを割られた。サフィク選手は無傷で逃れたという。
当局によると、それぞれの襲撃者の犯行動機はいまだに不明となっている。
これを受け昨季リーグ2位のスランゴールFCは、「熟慮と多くの関係者との詳細な話し合いの結果、クラブは不本意ながら不参加を決めた」「チームの安全は最重要であり、われわれはあらゆる形の暴力や脅迫を真剣に受け止めている」と述べた。
選手らに対する前例のない暴行事件でマレーシア国内には衝撃と怒りが広がっており、今週末のシーズン開幕には暗雲が立ち込めている。
マレーシアサッカー協会(FAM)の会長は、有名選手らにボディーガードを雇うなどの安全対策を講じるよう呼び掛けている。
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2024年05月09日 15:01
チェルシーが、パルメイラスに所属するU−17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンの獲得を狙っているようだ。8日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』や同紙『ガーディアン』、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏などが伝えている。
2007年4月24日生まれで現在17歳のエステヴァンは、左利きの右ウインガー。そのプレースタイルがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)と似ていることから、“メッシーニョ”の愛称で親しまれている。2023年12月にはトップチームデビューも果たし、ここまで公式戦14試合出場で3ゴール1アシストを記録している。
U−17ブラジル代表として5試合に出場して3ゴール3アシストを記録しているエステヴァンは、FIFA(国際サッカー連盟)の規定で18歳の誕生日を過ぎた後にヨーロッパへの移籍が可能となるが、バルセロナやレアル・マドリード、アーセナルなど欧州のビッグクラブから関心を寄せられていることが明らかになっている。
そんななか、ロマーノ氏によると、チェルシーがエステヴァンと個人的な条件で口頭合意に達したという。現時点でクラブ間では何も決まっていることはないが、チェルシーが同選手の獲得に向けて一歩近づいたことを伝えている。
なお、エステヴァンの契約には5500万ユーロ(約92億円)の契約解除条項が付随しているものの、チェルシーは一括でこれを支払うことを避けようとしている模様。最初のオファーとしては3200万ユーロ(約53億円)の移籍金に、同選手のパフォーマンスに基づいて最大2500万ユーロ(約42億円)の追加オプションが付随するオファーを提案しているものと見られており、今後の動向には注目が集まっている。
レアル・マドリード加入が内定しているパルメイラスのブラジル代表FWエンドリッキの争奪戦には敗れたチェルシー。エステヴァンの獲得には自信を持っているようだが、果たして“メッシーニョ”と呼ばれる新星を獲得することができるのだろうか。
2024年05月09日 14:56
クリスタル・パレスに所属するフランス人MFミカエル・オリーズに対し、複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。
2024年05月09日 14:43
Jリーグは5月9日、公式Xで現役引退を表明したフィギュアスケーターの宇野昌磨の貴重な映像を公開した。
五輪での2大会連続メダル獲得や世界選手権での連覇など、輝かしい実績を誇る宇野。ついにリンクを去ることになったが、そのなかでJリーグは「宇野昌磨選手が、Jリーグの試合でキックインセレモニーを行った2018年の映像をお届け」と綴り、右足でボールを蹴り入れる宇野のムービーをアップロードした。
【動画】激レア! 宇野昌磨のキックインセレモニー
この投稿には、「昌磨さん可愛い。ほんとにお疲れ様」「これはとても貴重な映像ですね」「懐かしい!ありがとうございます」「まさかのJリーグからも労いの言葉が...」といった声が上がった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 14:16
「ここで勝つと負けるとでは、天と地の差がある。ファン・サポーターもそうですけど、クラブの全員で日本を代表して勝ちにいきたい」
アル・アイン(UAE)と激突するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝に向けて、そう意気込んだのは横浜F・マリノスのFW宮市亮だ。
蔚山現代(韓国)との準決勝は、最終的にPK戦までもつれこむ死闘となった。決着がついたホームでの第2レグは平日開催で、天候はあいにくの雨。来場者数は、今季のJリーグの平均2万人を下回る1万6098人だった。
それでも「アジアを勝ち獲ろう」の大弾幕を掲げ、大声援を送り続けたファン・サポーターの存在は大きな力になったはずで、宮市もこう振り返る。
【厳選ショット】数的不利で厳しい戦いも耐え抜いてもぎ取った勝利!PK戦を制した横浜がACL決勝進出!|ACL準決勝第2戦 横浜 3(5PK4)2 蔚山
「あの試合の最後のほうは防戦一方でしたけど、(ゴールを)入れられる気がしなかった。雨の中でもあれだけ声を出してくれるのは、間違いなく僕らを上げてくれるひとつの要因でしたし、そういった人たちのためにも踏ん張らないといけないなって。
PK戦の時はセンターサークルからファン・サポーターを見ていましたけど、あの景色は今まで体感したことのないくらい、グッとくるものがありました」
そして決勝戦に関しても「アジアのナンバーワンを決める大事な試合ですから、みんなと勝利を分かち合いたいですし、少しでも時間があるなら足を運んでほしい。最後はアウェーですけど、ACLに関してはあと2試合なので、みんなで勝ちにいきたい」と後押しを呼びかける。
中京大中京高からJリーグを経由せず、プレミアリーグの名門アーセナルに加入した宮市は、フェイエノールト、ボルトン、ザンクトパウリなどを渡り歩き、2021年夏から横浜でプレーする。その翌年には2回目の右膝前十字靭帯断裂の大怪我をしたが、それを乗り越えてピッチに立っている。
「今、ここで言い表わせないくらいの感謝の想いであふれていますし、選手としてやれているのはマリノスにいたからだと思います。数々の怪我がありましたけど、それでもピッチに立たせてもらっているので、なんとしてもこのクラブに貢献したい」
宮市は今年に入ってから公式戦でのゴールがない。だが、背番号23は「誰かがヒーローにならないと勝てないので、結果的に僕が点を決めたり、アシストをできれば嬉しいです。でも、それよりもチームの勝利が大事なので、そこにフォーカスしてやりたい」と前を向く。
クラブ初のアジアの頂点へ――第1レグは5月11日、横浜国際総合競技場で開催。横浜は先勝できるか。トリコロールの快足ウインガーの躍動にも期待したい。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月09日 13:58
バルセロナに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキに対し、複数クラブが関心を寄せているようだ。9日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在19歳のロッキはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。母国の名門クルゼイロの下部組織で育ち、2021年に16歳の若さでトップチームデビューを飾った。2022年4月からはアトレチコ・パラナエンセに活躍の場を移すと、約1年半の間に公式戦81試合に出場し28ゴール11アシストを記録。昨年夏にバルセロナへの完全移籍が発表され、今年1月に正式加入に至った。
しかし、サッカー王国の“新たな神童”とも謳われる逸材は、新天地で十分なプレータイムを確保することができておらず。加入以降ここまで公式戦13試合に出場し2ゴールをマークしているものの、先発起用はわずか2試合のみ。出場時間の合計は310分間に留まっている。このような現状から、『アス』は早ければ今夏の移籍市場でロッキがバルセロナを離れる可能性があると報じている。
同選手に対しては、既に欧州の複数クラブから合計30件を超える問い合わせが届いているとのこと。トッテナムやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグ勢の他、ナポリが獲得に興味を示しているようだ。なお、今夏のレンタル放出を検討中とも報じられているバルセロナだが、代理人を務めるアンドレ・キューリー氏がスペインのラジオ局『Rac1』で「彼は残るか、(クラブに)売却させるかのどちらかだ」と言及した通り、ロッキ側は他クラブでの“武者修行”を望んでいないようだ。
キュリー氏は今後数週間以内にバルセロナを訪れ、クラブ上層部とロッキの将来に関する会談を行うと見られている。果たして19歳の“神童”は今夏にバルセロナを離れることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。