2024年04月27日 19:10
レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英がリーグ戦についてコメントした。27日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。 26日に行われたラ・リーガ第33節レアル・マドリード戦にフル出場した久保は、0−1と1点ビハインドで迎えた32分に右足でゴールネットを揺らしたが、その後ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりMFオーレリアン・チュアメニに対してFWアンデル・バレネチェアがファウルを犯したとしてゴールは幻となった。そして結局その後スコアは動かず、レアル・ソシエダは黒星を喫している。 久保は試合後のインタビューで「バレネがボールを奪った。僕が言えるのは、ボールを失った選手が眠っていたということだ。チャンピオンズリーグで何が起こるかは分からないが、僕はそれをピッチに出すとは思わない」と、相手選手の精神面からプレーを指摘。また試合全体を振り返ると「僕がゴールを決めたし、2〜3回のチャンスもあった。90分間で1〜2回しかチャンスを作れなかった彼ら(レアル・マドリード)は、幸運だった。僕たちは相手よりも優れたチームだった」とコメントした。 今節の黒星で直近のリーグ戦4試合未勝利となったレアル・ソシエダ。次戦は来月4日、第34節ラス・パルマス戦をホームで迎える。
2024年05月09日 18:38
涙にくれた東京五輪から3年――。久保建英は再び大舞台に立つのか。
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は先日、カタールで開催されたU-23アジアカップで見事に優勝。3位以上に与えられるパリ五輪への出場権を獲得した。
そんななか、3人のオーバーエイジとともに注目を集めているのが、久保の参加だ。ラ・リーガで大活躍中のレフティは現在22歳で、出場対象年齢ではあるものの、五輪期間は代表ウィーク中ではなく、選手の招集に強制力がないため、決して容易ではない。
それでも宮本恒靖会長は「メダルを狙えるようなバックアップ」を約束するなど、日本サッカー協会(JFA)は前のめりな姿勢を見せるなか、韓国公共放送『KBS』が「イ・ガンインとは違い、パリへ行く久保は『東京の涙』を拭うチャンスを得た!」と題した記事を掲載。同じ2001年生まれで、親友としても知られる自国代表の名を挙げ、次のように伝えた。
【動画】「狂っている」と現地サポーターも驚愕!久保建英のサイン会でできた凄まじい長蛇の列
「日本は予選で優勝してパリに向かうが、韓国は10大会連続出場の夢を果たせなかった。また、友人でありライバルでもある久保建英とイ・ガンインの喜怒哀楽も交錯した。2人は3年前、20歳で東京五輪に出場。久保を擁する日本は準決勝まで進むも、3位決定戦でメキシコに敗れた。イ・ガンインは主に交代出場ながら3ゴールを挙げたが、準々決勝でこちらもメキシコに苦杯を喫した。
久保がメキシコ戦後に号泣する姿が話題となった。涙が止まらない姿は、無観客試合だったため、中継を通して応援していた日本のファンを悲しませた。自国開催で、1968年のメキシコ五輪以来のメダルを目ざしていた日本は、最後のハードルを越えられず、2012年のロンドン五輪に続いて4位に甘んじた」
同局はそのうえで、「久保はついに『東京の涙』を拭う機会を手にした」と説明。日本がパリ世代最大のスターをメンバーに加える可能性が高いと見ている。
「JFAは久保を含む欧州で活躍する同年代の精鋭を全員選出し、最強チームを編成する方針を発表した。パリ五輪で久保のような海外組の『ワイルドカード』を手にする見込みだ。過去最高成績を目ざす日本サッカーは、再び五輪を通じて世界に羽ばたく原資を見つけ、才能ある若手は大舞台を経験することで次のステージに成長する。一方、韓国サッカーはその機会を失った」
果たして、大岩ジャパンはどんな顔ぶれで悲願の金メダル獲得を目ざすのか。メンバー発表時、すでに興味津々の韓国メディアを含め、大きな話題となるのは間違いなさそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 18:25
1月にローマの指揮官を退任したジョゼ・モウリーニョ氏は、ポルトガル代表監督のオファーを断ったことに後悔の念を抱いているようだ。9日、スペイン紙『スポルト』が『EA Sports Korea』のインタビューに応じた同氏のコメントを引用して伝えている。
これまでポルトやチェルシー、インテルやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなどのビッグクラブで監督を歴任し、数々のタイトルを獲得してきたモウリーニョ氏。2021年夏に指揮官へと就任したローマでは、初年度からヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制覇すると、2年目となる昨シーズンはヨーロッパリーグ(EL)で決勝進出を果たした。しかし、今シーズンは開幕から不安定な戦いを露呈し、クラブが9位につけるなか1月に監督を解任された。
インタビューに応じたモウリーニョ氏は、母国であるポルトガル代表監督就任の可能性について、「そのチャンスは2度あった」と過去にオファーがあったと告白。続けて、「2022年カタール・ワールドカップ後、最後のアプローチを断ったときは複雑な気分だった」と当時の心境を明かし、「私はローマに残ると決めたが、それは間違いだったと思う」と決断への後悔を口にしている。
また、「ポルトガルは素晴らしいチームで、最高のチームの一つでありベスト5に入る」と評価。一方、「それは分かっていたが、ローマとファンとの素晴らしいつながりを感じていたから、そのような決断を下すことは望まなかった」と同クラブに残留した理由を説明した。
さらに、「ポルトガル代表監督への招待はすでに2回受けているが、3回目も来ると思うし、受け入れるつもり」と将来的な指揮官就任を示唆しつつ、「私が自由に扱える世代がこの世代と同じくらい強いことを願うだけだ」と述べている。
2024年05月09日 18:12
セルティックの前田大然は、5月4日に行われたスコットランドリーグ前節のハーツ戦で戦列復帰を果たした。当初はシーズン絶望とも言われただけに、復帰はチームの士気向上につながっている。 宿敵レンジャーズとの4月のダービーマッチ後、ブレンダン・ロジャーズ監督が負傷による離脱を明かした際は、今季中の復帰が厳しいとも言われていた。それだけに、驚異的な早さの回復を、指揮官やチームは喜んでいる。 セルティックは5月11日の次節でレンジャーズとのオールドファームに臨む。3ポイント差の宿敵との直接対決は、勝てばタイトルが大きく近づく実質的な優勝決定戦だ。この大事な試合を前に前田が復帰できたことは大きい。 先月のダービーで前田が開始早々に快足を生かして先制点をあげたのは記憶に新しい。その足を駆使したチャージにどれほどのインパクトがあるかを語ったのが、元ハーツで現在マザーウェルにレンタル中のスコットランド人MFアンディ・ハリデーだ。【動画】前田大然が猛プレスから衝撃の22秒弾!
セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、ハリデーは『Open Goal』で以前のセルティック戦でのプレーを回想。CKの流れからボールを受けた際、前田に重圧をかけられたことを忘れていないと話した。「(ボックス付近でボールを拾い)ファーストタッチをしたら、目の前にマエダがいた。タックルされて、『どこから来たんだ?』という感じだった。本当に、彼は世界最高のプレスをかけるひとりだと思う」 コメントを伝えた67 HAIL HAILは、「彼がいないと左サイドは弱くなる。彼がもたらすエネルギーと走力には、クラブの誰とも比較にならない」と、韋駄天ストライカーを称賛している。「マエダは必ず、レンジャーズ戦でセルティックが結果を残すのに貢献する重要な存在となるだろう。彼の仕事ぶりはジェームズ・タバーニアを沈黙させ、守備を強く意識させる」 復帰間もないだけに起用法が注目されるが、前田が再びレンジャーズ戦でインパクトを残すことを期待する声は大きいようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 18:01
ホームでFC町田ゼルビアに敗れたあと、FC東京はJ1リーグで3連勝。
2024年05月09日 17:46
冨安健洋が所属するアーセナルは、プレミアリーグ次節でマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチに臨む。タイトルを目ざすミケル・アルテタ監督のチームにとっては、勝利が求められる大事な試合だ。
アーセナルは2位マンチェスター・シティに1ポイント差をつけて首位に立っている。だが、消化がシティより1試合多い。王座奪還のためには、残り2試合とも3ポイント獲得が必須だ。
今季リーグ最少失点を誇る守備陣の一角を務める冨安は、地元紙『London Evening Standard』で「CBの2人がとても安定している。ベン(・ホワイト)もね」と話している。
「僕らはクリーンシートが多いが、それは彼らのためだ。僕も(守備の)一部でありたい。オールド・トラフォードでもまたクリーンシートを目ざす。もちろん簡単な試合にはならないだろう。タフな場所で3ポイントを目指すのだからね。でも、僕らには自信がある。3ポイントを狙いにいく」
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
リーグ優勝の経験がない冨安は、「タイトルを獲得できればうれしい。ほかは何もいらない。とにかくタイトルが欲しい」と意気込んだ。
「僕はタイトルレースに加わるチャンスが多くなかった。だから今はうれしいんだ。目の前にチャンスがあるなら、それを目ざさなければいけない」
1月のアジアカップ後は負傷で離脱を余儀なくされた。冨安は「(ケガは)キツかった。アジアカップで敗退し、プレーしたかった」と振り返りつつ、決着がつく大事なタイミングで貢献したいと話した。
「でも、今はプレーできる。今はシーズンで最も大事な時期だ。ピッチに立ててうれしいし、チームを助けたい。チームのために全力を尽くし、とにかく今を楽しむ」
冨安とアーセナルは悲願のリーグタイトルを手にすることができるか。最終コーナーを回りつつあるシティとのレースから目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 17:22
ジュビロ磐田のFWジャーメイン良が5月9日、自身のXを更新。負傷したプレーについて言及した・
6日に行なわれたJ1第12節の東京ヴェルディ戦(2−3)で、ジャーメインは66分にヘディングで得点を決める。ただ、その時に相手DFの林尚輝と衝突。その後もプレーを続けてフル出場したものの、9日にチームから左前額骨陥没骨折でトレーニング合流まで手術後1か月程度かかると発表された。
【動画】ジャーメインが東京V戦で決めたヘディング弾
無念の離脱となった29歳のストライカーは、思いをこう綴った。
「悔しいですがもしあのシーンでこの怪我をするとわかっててもFWとしてあの1点を取りに飛び込んでたと思います!また復活してチームに貢献できるようにがんばります!土曜日の鳥栖戦絶対勝ちましょう!」
そして、「試合で衝突した東京ヴェルディの林選手、今のところ大事は無いということで早期の復帰を祈ってます」と相手選手を気遣った。
ここまで11ゴールを挙げ、得点ランキングでトップに立つジャーメインの、1日も早い復帰が待たれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 17:02
パリ五輪出場を目ざすインドネシア代表がピンチを迎えているようだ。
インドネシアは、先日まで開催されていたU23アジアカップで大健闘して4強入り。しかし、3位決定戦に敗れて4位に終わり、あと一歩のところでパリ五輪の出場権獲得を逃した。
5月9日に、オリンピック出場を懸けて最後のチャンスとなるギニアとの大陸間プレーオフを控えるなか、インドネシアメディア『Jebreeetmedia』によると、セレッソ大阪でプレーするDFジャスティン・ハブナーら数名の主力選手が所属クラブから招集の許可が下りずに招集できなかったという。
【PHOTO】アジアを制して喜びが爆発!歓喜に沸くU-23日本代表イレブンの笑顔を厳選!
そんな危機的な状況をインドネシアのシン・テヨン監督は、以下のように嘆いているようだ。
「現時点では選手の選択肢はそれほど多くはない。特に最終ラインは、ほぼ崩壊してしまったと言ってもいいかもしれない。ジャスティンに関しても、セレッソ大阪から招集できなかった。それがクラブの決定であることは理解しているが、非常に残念だ」
インドネシアは苦難を乗り越えて、68年ぶりのオリンピック出場を決められるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 16:30
先日行われたU23アジアカップで4位に入賞したU-23インドネシア代表チーム。
2024年05月09日 16:28
Jリーグは9日、今夏にブンデスリーガに所属するシュトゥットガルトが来日することを発表した。
今回の発表によると、日本代表DF伊藤洋輝とDFチェイス・アンリ、MF原口元気の日本人3選手を擁し、今シーズンのブンデスリーガでバイエルンと2位争いを繰り広げるシュトゥットガルトが来日するとのことだ。『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』と銘打たれ、7月28日(日)に『サンガスタジアム by KYOCERA』で京都サンガF.C.と、8月1日(木)に『エディオンピースウイング広島』でサンフレッチェ広島と対戦することが決定した。なお、同2試合は、JリーグとNTTドコモ、そしてスカパー!による共同開催となることを併せて伝えている。
大会の概要は以下の通り。
■大会名称
Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo(略称Jリーグインターナショナルシリーズ)
■主催
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ、株式会社NTTドコモ、スカパーJSAT株式会社
■主管
株式会社京都パープルサンガ(京都サンガF.C.)
・京都サンガF.C. vs シュトゥットガルト
公益社団法人広島県サッカー協会
・サンフレッチェ広島 vs シュトゥットガルト(エディオンピースウイング広島/8月1日・キックオフ未定)
■チケット
京都サンガF.C. vs シュトゥットガルト(サンガスタジアム by KYOCERA/7月28日・キックオフ未定)
▼第一次 先行抽選販売
対象:dポイントクラブ会員
開始日:5月24日(金)18:00(予定)
※dアカウントの発行、もしくはログインが必要です
※JリーグIDの会員登録(無料)が必要です
※dカードでのお支払いで当選確率がアップする施策も実施予定です
▼第二次 京都サンガF.C.クラブ先行抽選販売>
対象:京都サンガF.C.クラブ会員
開始日:6月4日(火)18:00(予定)
▼一般販売(先着)
開始日: 6月14日(金)18:00(予定)
サンフレッチェ広島 vs シュトゥットガルト(エディオンピースウイング広島/8月1日・キックオフ未定)
▼第一次 先行抽選販売
対象:dポイントクラブ会員
開始日:5月24日(金)18:00(予定)
※dアカウントの発行、もしくはログインが必要です
※JリーグIDの会員登録(無料)が必要です
※dカードでのお支払いで当選確率がアップする施策も実施予定です
▼第二次 サンフレッチェ広島クラブ会員先行販売(先着)
対象:サンフレッチェ広島クラブ会員
開始日:プレミアム会員 6月10日(月)12:00(予定)
他有料会員 6月12日(水)12:00(予定)
▼一般販売(先着)
開始日:6月14日(金)12:00(予定)
2024年05月09日 16:06
ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が、レンタル加入中のイングランド人FWメイソン・グリーンウッドの去就に言及した。8日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
現在22歳のグリーンウッドは7歳からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属し、2019年には17歳の若さでトップチームデビュー。クラブから背番号「11」を与えられるなど将来を期待され、公式戦通算129試合の出場で35ゴールを記録した。
しかし、2022年1月、恋人であるハリエット・ロブソンさんに対する強姦と暴行容疑で逮捕された。その後、強姦未遂、支配的で強制的な行動、実際に身体的危害を与えた暴行などの罪で起訴され、マンチェスター・ユナイテッドでの活動が停止となった。2023年に入って起訴が取り下げられたものの、昨夏に双方合意の上で同選手がクラブから退団することを発表し、ヘタフェにレンタル移籍を果たした。
ここまでヘタフェでは公式戦32試合出場で10ゴール6アシストを記録しているグリーンウッドだが、レンタル移籍期間は今年6月30日までとなっていることから、去就には注目が集まっている。
そんななか、ヘタフェのA・トーレス会長はスペイン紙『マルカ』のラジオで「もし、彼と彼の両親、そしてクラブ(ヘタフェ)次第なら、彼はもう1年続けることになるだろう」とグリーンウッドの残留を望んでいることを明言しながら、来季マンチェスター・ユナイテッドでプレーする可能性は低いことを予想した。
「マンチェスター(・ユナイテッド)に関しては、先週のニュースでは(ヘタフェの)スポーツディレクターがイングランドに試合を見に行って、彼らに同行していたということだが、彼はそこには戻らないと思うので、彼らとしてはもしいいオファーが来れば売りたいということだった」
「私たちは6月末まで待たなければならない。関係者も監督も彼にとても満足している。彼はもう1シーズンか、少なくとも1月までは私たちのところに残ることになるだろう。彼はいいサッカー選手だよ」
2024年05月09日 15:44
今年、黒田剛監督のラブコールを受ける形でFC町田ゼルビアに加入した昌子源。かつて鹿島アントラーズ、ガンバ大阪とJリーグの名門と呼ばれるクラブでプレーしてきたDFは、トゥールーズ(フランス)での実績や日本代表経験もある。
そうしたキャリアを経て酸いも甘いも知る昌子は今、新天地の町田で「やり甲斐を感じている」。
「ガンバや鹿島とは違う楽しみがある。歴史を振り返った時、(町田はこの2クラブに)到底及ばない。これからのチームで、その一員としてまずこの2クラブに追いつくような戦いを見せたい」
今季だけに限れば、ここまで町田は間違いなくJ1で主役を演じている(12節を終えて首位)。しかしJ1初挑戦の町田は、11冠のG大阪(J2優勝を含む)、20冠の鹿島にタイトルの数で到底及ばない。昌子もそれは重々承知している。
「長い歴史を振り返ると、あの2クラブは歴史が凄い。(鹿島の)20冠、バケモンよ。鹿島が黄金期と呼ばれた頃の空気感に多少なりとも触れさせてもらって、ミツさん(小笠原満男)や、トニーニョ・セレーゾ監督、ジョルジーニョ監督など偉大な指揮官とも一緒にやらせてもらって、基本勝ってきた。なので、(自分自身)負けへのアレルギーはその頃から持っていました。ガンバも僕がいた頃は残留争いをしたりしていたけど、根っこは勝ってきたチームです」
そんな2クラブに在籍してきた昌子から見ても、町田の「徹底力は凄い」。
「『徹底しよう』と言われて簡単にできるものじゃないですよ。町田は監督だけじゃなく、コーチもめちゃくちゃ求めてくる。どこにも厳しい目があるから、サボれない。もちろん優しく接してくれる時もありますが、基本的にはそういう環境。J1に昇格してトップチャレンジと言い続けていて、今何位にいようがチャレンジャーの気持ちを持つ。これが徹底されているのは凄いです」
昌子の心に刻み込まれているのは「チャレンジャー精神」である。
「今調子が良いからって、来年も勝てる保証はありません。1年、1年が勝負です。いや、目の前の試合をやっていくだけです」
町田の立ち位置はあくまで挑戦者。J1で首位にいようが、そのスタンスは不変だ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「選手はどうサボりながら勝つかを考えちゃう」内田篤人が“夏のJリーグ”について持論「正直、欧州と逆のことをやっている」
2024年05月09日 15:30
レアル・ソシエダのGKアレックス・レミロは、マンチェスター・ユナイテッドから関心を寄せられているようだ。
2024年05月09日 15:30
サッカーマレーシア1部リーグのスランゴールFC(Selangor FC)は8日、酸をかけられるなどする同国サッカー選手への暴行事件が相次いでいるため、新シーズン開幕を告げるチャリティーシールド(Malaysian Charity Shield 2024)出場を辞退すると発表した。
スランゴールFCは「一連の犯罪と最近の脅迫」を理由に、昨季1部優勝のジョホール・ダルル・タクジム(Johor Darul Ta'zim)と対戦する一戦に出場しないと述べた。
スランゴールFCでは、所属する同国代表のFWファイサル・ハリム(Faisal Halim)選手が5日、クアラルンプール郊外で酸を浴びせられ、4度のやけどを負って集中治療室に入っている。ファイサル選手は重篤な状態で、複数回の手術が必要だという。
また前週には、同国代表のアヒヤール・ラシド(Akhyar Rashid)選手が、北東部トレンガヌ(Terengganu)州郊外で強盗に襲われて負傷。さらに、7日にはジョホール・ダルル・タクジムに所属する元マレーシア代表主将サフィク・ラヒム(Safiq Rahim)選手が、帰宅途中に2人の襲撃者にハンマーで脅され、車のフロントガラスを割られた。サフィク選手は無傷で逃れたという。
当局によると、それぞれの襲撃者の犯行動機はいまだに不明となっている。
これを受け昨季リーグ2位のスランゴールFCは、「熟慮と多くの関係者との詳細な話し合いの結果、クラブは不本意ながら不参加を決めた」「チームの安全は最重要であり、われわれはあらゆる形の暴力や脅迫を真剣に受け止めている」と述べた。
選手らに対する前例のない暴行事件でマレーシア国内には衝撃と怒りが広がっており、今週末のシーズン開幕には暗雲が立ち込めている。
マレーシアサッカー協会(FAM)の会長は、有名選手らにボディーガードを雇うなどの安全対策を講じるよう呼び掛けている。
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2024年05月09日 15:01
チェルシーが、パルメイラスに所属するU−17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンの獲得を狙っているようだ。8日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』や同紙『ガーディアン』、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏などが伝えている。
2007年4月24日生まれで現在17歳のエステヴァンは、左利きの右ウインガー。そのプレースタイルがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)と似ていることから、“メッシーニョ”の愛称で親しまれている。2023年12月にはトップチームデビューも果たし、ここまで公式戦14試合出場で3ゴール1アシストを記録している。
U−17ブラジル代表として5試合に出場して3ゴール3アシストを記録しているエステヴァンは、FIFA(国際サッカー連盟)の規定で18歳の誕生日を過ぎた後にヨーロッパへの移籍が可能となるが、バルセロナやレアル・マドリード、アーセナルなど欧州のビッグクラブから関心を寄せられていることが明らかになっている。
そんななか、ロマーノ氏によると、チェルシーがエステヴァンと個人的な条件で口頭合意に達したという。現時点でクラブ間では何も決まっていることはないが、チェルシーが同選手の獲得に向けて一歩近づいたことを伝えている。
なお、エステヴァンの契約には5500万ユーロ(約92億円)の契約解除条項が付随しているものの、チェルシーは一括でこれを支払うことを避けようとしている模様。最初のオファーとしては3200万ユーロ(約53億円)の移籍金に、同選手のパフォーマンスに基づいて最大2500万ユーロ(約42億円)の追加オプションが付随するオファーを提案しているものと見られており、今後の動向には注目が集まっている。
レアル・マドリード加入が内定しているパルメイラスのブラジル代表FWエンドリッキの争奪戦には敗れたチェルシー。エステヴァンの獲得には自信を持っているようだが、果たして“メッシーニョ”と呼ばれる新星を獲得することができるのだろうか。
2024年05月09日 14:56
クリスタル・パレスに所属するフランス人MFミカエル・オリーズに対し、複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。8日、スポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。
現在22歳のオリーズは中盤の攻撃的ポジションや左右のウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー。アーセナルやチェルシー、マンチェスター・シティのアカデミーで育ち、2018−19シーズン途中にレディングでプロデビューを果たした。2021年夏に加入したクリスタル・パレスでは攻撃の主軸として活躍しており、負傷で出遅れた今シーズンもここまで公式戦17試合の出場で9ゴール4アシストをマークしている。
クリスタル・パレスとの現行契約を2027年6月末まで残しているオリーズだが、現在多くのメガクラブの注目の的となっており、今夏のステップアップの噂が絶えない。とりわけ熱烈な関心を寄せているのがマンチェスター・ユナイテッドで、オファーの一部としてイングランド代表DFアーロン・ワン・ビサカの譲渡に踏み切る可能性があるとも報じられている。また、前線補強を望むアーセナルも今夏の移籍市場に向けて動向を注視している模様だ。
今回の報道によると、パリ・サンジェルマン(PSG)とチェルシーも今シーズン終了のオリーズ争奪戦に加わる可能性があるという。現時点で具体的な交渉は行われていないものの、両クラブともにクリスタル・パレスの試合にスカウトを派遣し、同選手のプレーを注視しているようだ。チェルシーについては昨年夏の移籍市場での関心も報じられていたが、契約締結には至らなかった。
なお、クリスタル・パレスが設定したオリーズの契約解除金は6000万ポンド(約117億円)程度と伝えられている。果たしてどのクラブが実際にオファーを提示することになるのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。