2024年04月27日 22:24
現地時間4月27日、プレミアリーグの第35節で遠藤航が所属する3位のリバプールは、8位のウェストハムと敵地で対戦した。 遠藤が2試合ぶりに先発したリバプールは序盤から押し込む時間が続く。3分、エリオットのクロスにフラーフェンベルフがダイレクトで合わせたが、ゴール右に外れる。 11分にはロバートソンのクロスからガクポがヘディングシュート。こぼれ球に反応したエリオットがボレーで狙うも、枠を捉えられない。 その後はボールを握りながらも、決定機が作れないなか40分、左サイドでパスを受けたディアスがドリブルで中に切り込んで右足のシュートを放ったが、左のポストを叩いた。 43分、ボーウェンに狙いすましたコントロールショットを浴びたが、GKアリソンの好守で凌ぐ。それでも直後のCKの流れから、クドゥスのクロスをボーウェンにヘッドを決められて先制を許した。このままスコアレスで前半を終える。 迎えた後半、攻勢を強めるリバプールは48分、ボックス内でディアスの横パスをもらったロバートソンがワントラップから左足で決めて同点弾を奪う。 【動画】ロバートソンの同点弾! さらに65分には、アレクサンダー=アーノルドの左CKのこぼれ球をガクポがボレー。これが相手に当たって、そのままゴールに吸い込まれて勝ち越し点を挙げた。 しかし77分、左サイドからのボーウェンのクロスに頭で合わせたアントニオに同点弾を決められる。 このまま2−2で終了し、リバプールはリーグ戦2試合勝ちなし。プレミア優勝に向けて勝ちが必要な状況のなか、手痛いドローとなった。次節は5月5日にホームでトッテナムと激突する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月11日 05:00
2024年3月24日付で日本サッカー協会(以下、JFA)の第15代会長になった宮本恒靖氏。今後、日本のサッカー人気を盛り上げるうえで自国開催は間違いなく大きな鍵で、JFAには「2050年までにワールドカップを開催して優勝するという壮大な目標がある」が、その実現に向けて宮本会長はどのような想いを秘めているのか。
「2034年にサウジアラビアでの開催が有力視されていて、日本は中・長期的なスタンスで考えないといけません。8万人収容の決勝のスタジアムなどハード面でクリアしないといけない問題があります。それをやるための布石を打っていく。
ひとつは日本代表が強くなければいけません。そのためには有能な人材を育てる必要がありますし、現実的にワールドカップを開催できそうなところからの逆算で考えていくべきです。『8万人収容のスタジアムなんて無理ですよ』という思考ではいつまでたっても前に進めません」
宮本会長は現役時代、2002年の日韓ワールドカップを戦っている。あの異様な盛り上がり、雰囲気をどう感じていたのか。
「ちょっと異次元の世界でしたね。僕たち選手は静かなホテルで生活をしていましたが、試合で外に出るとたくさんのファンの方々が沿道や新幹線の駅にいました。渋谷のスクランブル交差点に人々が溢れていたり、道頓堀川に飛び込む人がいたりして。そうした風景を自分たちは一歩引いたところから見ている感じでしたが、大会を終えるといろんな方から声をかけられましたし、世界がガラッと変わりました」
日韓ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でトルコに0-1と敗れてから、日本にとって同大会でのベスト8以上が現実的な目標となった。そのトルコ戦を「思い出す」という宮本会長が「それ以上に思い出すのが2006年のオーストラリア戦」だった。
2006年のドイツ・ワールドカップ、オーストラリアとのグループリーグ初戦で日本は中村俊輔選手のゴールで先制しながらも後半の3失点で痛恨の逆転負け。ティム・ケイヒル選手に2ゴール、ジョン・アロイージ選手に1ゴールを奪われてしまった。その試合を振り返り、宮本会長は「自分の真横を通り過ぎたケイヒルのシュートのほうが思い出します」と話してくれたのだ。
そうした背景も踏まえ、宮本会長は日本代表の未来をどう考えているのか。宮本会長は自身がJFAに入った2022年4月当時、「スターがいない」と思っていたという。
「その後、カタールで『三笘の1ミリ』が生まれて、三苫(薫)選手の知名度は上がりました。正真正銘のスター選手の存在がプロスポーツには必要です」
確かに、スターがいればサッカーへの関心度が上がり、ワールドカップ自国開催への気運も高まるかもしれない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
「バケモンよ」実績では到底及ばない鹿島やG大阪との比較から、酸いも甘いも知るDFが考える“町田の立ち位置”
2024年05月11日 00:10
マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラは、これまでの指揮官キャリアで多くのタイトルを手にしてきた。昨季もマンCを3冠へ導いており、歴史に名を残す名将なのは間違いない。偽SBなど斬新な戦術も次々と取り入れており、グアルディオラに関しては天才とのイメージもある。
しかし、それに反論する者もいる。リヴァプールやニューカッスルで指揮を執ってきたグレアム・スーネス氏だ。
英『Daily Star』によると、スーネス氏はグアルディオラがスター選手だらけのチームを指揮してきたと主張。グアルディオラの手腕というよりは、選手のおかげとの意見だ。
「ペップ・グアルディオラは3つのクラブを指揮してきたが、彼はどのクラブでも常にリーグ最高のスター集団を擁してきた。バルセロナではフランク・ライカールトの後を継いだが、リオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタ、シャビら多くのスターを擁していた。バイエルン・ミュンヘンも、3冠を達成した直後のチームを指揮しているからね」
「その後の彼はマンチェスター・シティにやって来て、ロベルト・マンチーニとマヌエル・ペジェグリーニがプレミアリーグを制したチームを引き継いだ。彼はどのクラブでも優秀なチームを引き継いでいる。シティはイングランドで最も裕福なチームだし、彼が就任した時点でほんの少しの調整を必要としただけだった。選手を上手くまとめているが、天才ではない」
それでもマンCをCL制覇へ導いた功績は見事で、今の群雄割拠なプレミアを連覇するのも簡単ではない。豪華な選手層と豊富な資金があるのは事実だが、スーネス氏の指摘はやや厳しいか。
2024年05月11日 00:00
準決勝の結果、レアル・マドリーとボルシア・ドルトムントがファイナルへと駒を進めることになったUEFAチャンピオンズリーグ。
今回はレアル・マドリーとボルシア・ドルトムントの両方でプレーした「最強の5選手」を選んでみた。5位:クリストフ・メッツェルダー
国籍:ドイツ
レアル・マドリー所属:2007〜2009
ドルトムント所属:2000〜2006
プロイセン・ミュンスターから2000年にボルシア・ドルトムントへと加入した194cmの長身センターバック。若くして2001-02シーズンのブンデスリーガ優勝に大きく貢献し、ドイツ代表でも2002年の日韓ワールドカップに出場した。
ただ、その後は度重なる怪我に悩まされながらのキャリアとなり、2007年までの7シーズンで公式戦158試合の出場に留まった。
それからレアル・マドリーへとフリーで移籍したが、スペインでもなかなかコンディションが整わず。3シーズンで公式戦31試合に出場し、2010年にシャルケ04へと移籍している。
怪我のため32歳で現役を引退したあとは解説者やTuSハルテルンのコーチや会長を務めていたものの、後に児童ポルノの所持と頒布で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けたために退任している。4位:フラヴィオ・コンセイソン
国籍:ブラジル
レアル・マドリー所属:2000〜2003
ドルトムント所属:2003〜2004
ブラジル代表で45試合に出場した名ボランチ。パウメイラスでブレイクしたあとデポルティボ・ラ・コルーニャに移籍し、マウロ・シウヴァとのコンビで大活躍した。そしてレアル・マドリーへと引き抜かれている。
クロード・マケレレなど多くのライバルがいた「銀河系軍団」ではレギュラーを掴むまでには至らなかったものの、2度のリーグ優勝とチャンピオンズリーグ優勝を経験。
そして2003-04シーズンにはボルシア・ドルトムントへとローン移籍し、ブンデスリーガで14試合に出場して1ゴールという成績を残している。その後ガラタサライとパナシナイコスでプレーしたあと、怪我などもあって32歳という若さで現役を引退している。
現在はサンパウロのアメリカーナという街で生活しているとのことだが、2016年には彼の名前を騙った詐欺師がスペインで訴えられるという事件が話題になった。3位:ヌリ・シャヒン
国籍:トルコ
レアル・マドリー所属:2005〜2011、2013〜2018
ドルトムント所属:2011〜2014
ボルシア・ドルトムントで若くして大ブレイクした天才攻撃的ミッドフィルダー。下部組織でプレーしていたころから欧州に名を轟かせる若手で、16歳と334日という年齢でドルトムントのトップチームにデビュー。これはブンデスリーガの最年少出場記録を更新するものだった。
その後フェイエノールトへのローン移籍を経てレギュラーに定着し、2010-11シーズンにはブンデスリーガ優勝に貢献。個人としてもリーグの最優秀選手賞に選ばれ、世界屈指のアタッカーとして評価された。
その後レアル・マドリーに移籍するも、スペインでは度重なる怪我に悩まされて苦戦。ほとんど出場機会がないままリヴァプール、ドルトムントに貸し出されることになった。
そして2014年には完全移籍でドルトムントに買い取られるも、全盛期の輝きを取り戻すことはできなかった。35歳の現在はアンタルヤスポルで監督を務めている。2位:アシュラフ・ハキミ
国籍:モロッコ
レアル・マドリー所属:2016〜2018
ドルトムント所属:2018〜2020
レアル・マドリーの下部組織で育ったアシュラフ・ハキミ。2016年にBチームにあたるカスティージャへと昇格し、トップチームでも出番を獲得した。
そして彼が大ブレイクしたのが2018年からローン移籍したボルシア・ドルトムント時代。スペインではバックアップの立場を崩せなかったものの、ドイツでレギュラーポジションを獲得した彼は持ち前の攻撃力で大活躍した。
2年間をドイツで過ごしたあとはインテルへ移籍し、さらに2021年夏にはパリ・サンジェルマンへ。キリアン・エムバペとは親友であることでも知られ、プライベートでも一緒に旅行に行く仲であるという。1位:ジュード・ベリンガム
国籍:イングランド
レアル・マドリー所属:2023〜
ドルトムント所属:2020〜2023
レアル・マドリーの「歴史上最悪の補強選手」ワースト5
20歳にして世界最高のミッドフィルダーに成長した恐るべきヤングスター。バーミンガム・シティで16歳にしてレギュラーを確保し、イングランド2部で大ブレイクした。
多くのビッグクラブから獲得オファーが舞い込む中、報酬よりも若手育成の能力を評価してボルシア・ドルトムントを選び、ドイツ・ブンデスリーガへと移籍。17歳でチームの中心的なアタッカーとして君臨し、3シーズンを過ごした。
そして今季は1億ユーロを超える移籍金でレアル・マドリーへ。スペインに渡った彼は、中盤の選手ながらもストライカー顔負けの得点力でゴールを量産。ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴらとともに強烈な攻撃陣を形成している。
2024年05月10日 23:51
エヴァートンは、プレミアリーグが下した勝ち点剥奪処分に対する控訴を取り下げたようだ。
2024年05月10日 23:30
デイビッド・モイーズの後任としてウェストハムの新指揮官に就任することが濃厚なフレン・ロペテギはすでに夏の獲得候補リストを作成しているようだ。英『THE Sun』が報じている。
ロペテギがまず獲得したいと考えているのは2019年から2022年まで指揮を執ったセビージャの2人の選手のようだ。1人目はモロッコ代表FWユセフ・エン・ネシリだ。2022年のカタールW杯でベスト4進出を果たしたチームのストライカーであり、今シーズンは公式戦37試合で17ゴール3アシストをマークしている。ロペテギは34歳のFWマイケル・アントニオともう1人ストライカーが必要だと考えており、エン・ネシリを注意深く監視しているという。
そしてもう1人はアルゼンチン代表DFマルコス・アクーニャだ。カタールW杯で優勝を果たしたアルゼンチンの左SBとして存在感を発揮した同選手は、今季怪我に悩まされながらも、公式戦23試合に出場し1ゴール4アシストを記録している。アーロン・クレスウェルが今夏に退団する可能性があるため、左SBの補強を検討しているようだ。
ロペテギは古巣であるセビージャの2人の中心選手の獲得をウェストハムの新指揮官就任後は狙っており、今夏の移籍市場でも積極的に動く可能性がある。一方でルーカス・パケタやモハメド・クドゥスといった主力選手たちがビッグクラブに引き抜かれる可能性もあり、慌ただしい夏が予想されている。
2024年05月10日 23:00
アーセナルは今夏に退団する可能性のあるGKアーロン・ラムズデールの代役として3人のGKをリストアップしたようだ。英『Evening Standard』や英『Football 365』など複数メディアが報じている。
2021年の夏にシェフィールド・ユナイテッドからアーセナルにやってきたラムズデールはそれまで正GKだったベルント・レノからポジションを奪い、アーセナルの守護神の座についた。しかし昨夏にGKダビド・ラジャが加入して立場が一転。今季は第2GKの座に甘んじている。
ラムズデールは出場機会を求めて、今夏に退団する可能性があり、すでに適切なオファーがあればアーセナルは断れないという内容で合意したと報じられている。そんななか、アーセナルが後任候補としてピックアップしたのが、ブライトンのジェイソン・スティール、アヤックスのディアント・ラマイ、そしてユヴェントスのヴォイチェフ・シュチェスニーだという。
中でも数人の生え抜き選手の去就が不透明な中、ホームグロウンの条件満たす選手としてシュチェスニーの獲得を望んでいるようだ。同選手はアーセナルの下部組織出身であり、トップチーム昇格後は2017年までアーセナルに在籍していた。
同選手はユヴェントスでも依然として守護神の座についているが、同クラブはモンツァのミケーレ・ディ・グレゴリオの獲得を今夏目指しており、売却の可能性もあるとのこと。しかし契約がまだ残っていることや10万ポンドとも噂される週給、そしてラジャのバックアッパーとしての役割に同選手が満足しない可能性もあり、獲得実現の可能性は低いようだ。
中盤やストライカーなどアーセナルは今夏に補強したいポイントにビッグネームを連れてくることが予想されているが、ラムズデール退団であれば、セカンドGKの補強にも動かなければならないだろう。出場機会を求めるラムズデールの去就次第では、アーセナルの補強の優先順位も変わってくる可能性がある。
2024年05月10日 22:42
プレミアリーグは10日、4月のプレーヤー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手賞)を発表。チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パルマーが初受賞を果たした。
昨夏の移籍市場閉幕を目前に控えた9月1日に、マンチェスター・シティからチェルシーへの完全移籍を決断したパルマーは、ここまでのリーグ戦で30試合出場21ゴール9アシストを記録するなど、1年目からクラブの攻撃陣を力強く牽引中。4月にはマンチェスター・ユナイテッド戦とエヴァートン戦でハットトリックを達成し、4試合の出場ながら7得点を挙げ、4月のプレミアリーグにおける最多得点者となった。
また、シェフィールド・ユナイテッド戦ではアシストを記録しており、4月は合計8ゴールに関与。チェルシーに所属する選手としては、エデン・アザール氏が2018年9月に受賞して以来の月間最優秀選手となっている。
なお、4月のマネージャー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀監督賞)には、エヴァートンを率いるショーン・ダイチ監督が選出。同クラブは4月に行われた6試合で4回のクリーンシートを達成するなど4勝1分1敗を記録しており、残留争いから一歩抜き出ることに成功したダイチ監督の手腕が評価された。
2024年05月10日 22:30
アーセナルはMFジョルジーニョとの1年の契約延長を発表した。
2024年05月10日 22:00
日本の優勝で幕を閉じたU23アジアカップ。
9日にJFAハウスで行われたメディア向けのレフェリーブリーフィングでは、同大会での判定にまつわる傾向についても話題になった。
2022シーズン限りでトップリーグ担当審判員から勇退し、現在JFA審判マネジャーを務める佐藤隆治氏は、審判インストラクターやアセッサー(※試合における審判員のレフェリングを評価する人)としてU23アジアカップに参加。
同大会を現地取材した記者から「アジアの若い世代で、VARがあるがゆえのアピール合戦のようなプレーが目立っていたのでは」という質問を受けると、佐藤氏は以下のように答えた。
「なきにしもあらずかなと思います。たとえば、相手選手がクリアするところに(あえて)飛び込んでいく。接触がないとVARはまったく介入しませんが、接触が起きると、いかなる接触でも確認をし始めます。VARを意識したプレーはあったのかなとは思います。ただ、審判チームとして『これはコンタクトがあるけどノーマルコンタクト』もしくは『遅れて入ったほうが悪い』というようなことを見極める力はやはりつけていかないといけない。やったもの勝ちのようになっていくのは良くないです」
佐藤氏は今大会、8試合でアセッサーを担当。1試合を除きVARの介入があったとのことで、今大会に見えた傾向として、注意しなければならないものがあったという認識を示した。
一方で、Jリーグ(J1)ではVARがあることによる大袈裟なアピールは現状見られないと語り、「もしそうしたことが見られてもブレーキをかけられる審判チームであってほしい」と自らの願いを口にしていた。
U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名
スウェーデン1部では先日、クラブの反対多数により導入が見送られたVAR。審判にかかるプレッシャーを軽減するという意味で有効なツールであることは間違いないが、その存在による「選手側の変化」もやはりあるようだ。
2024年05月10日 21:30
バルセロナに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(19)には多くのクラブが関心を示しているようだ。
ストライカーのロベルト・レヴァンドフスキの調子が上がらなかったこともあり、今冬に前倒しでバルセロナにやってきたロッキ。神童として大きな注目を集めていたが、ここまで公式戦13試合の出場で2ゴール。プレイ時間も310分に留まっている。
バルセロナは同選手にヨーロッパでの経験を積ませるために今夏にレンタル移籍を考えているようだが、ロッキの代理人はラジオ『RAC1』にて「ヴィトールがレンタルで去ることはない。退団するとすれば完全移籍だろう」と話しており、状況が改善されない場合はわずか半年でチームを去る可能性があることを示唆した。
「私たちはすぐにバルサと彼の将来について話し合うつもりだ」とも話しており、レンタルでの武者修行はロッキ側は望んでいない模様。そんななか、『FootballTransfers』によると、この代理人の発言以降、ロッキの状況を巡って約30クラブから問い合わせがバルセロナに届いているという。
ベティス、セビージャ、ナポリ、リヨン、ニース、そしてマンチェスター・ユナイテッドらは以前にロッキの動向を注目しているクラブとして名前が挙がっていたが、チェルシーやトッテナムといったクラブも含まれているようだ。
現在バルセロナでは出場時間に悩むロッキだが、今夏に早くもチームを離れてしまうことはあるのだろうか。
2024年05月10日 21:00
マンチェスター・ユナイテッドはカゼミロの後継者としてベンフィカに所属するポルトガル代表MFジョアン・ネベスへの最初のオファーを準備しているようだ。ポルトガル『Record』が報じている。
ユナイテッドは今夏にチーム再建のため積極的な補強を行うことが予想されており、様々なポジションの選手の名前が浮上している。その中で中盤は補強必須ポイントの1つと考えられており、今季のパフォーマンスが批判されているカゼミロの後釜を獲る必要がある。
ユナイテッド退団の噂もあるカゼミロの後継者として名前が挙がっている1人が19歳のネベスだ。以前からユナイテッドは同選手に注目しており、今夏に獲得するのではないか、という報道が出ていた。19歳ながらチームの主力として活躍するニュースターには1億2000万ユーロ(約201億円)程の契約解除条項が設定されているようが、ユナイテッドはこれより低い金額で説得しようとしているという。
ネベスは以前、同じくポルトガル代表のブルーノ・フェルナンデスが絶賛した選手であり、多くのビッグクラブが注目する逸材だ。同メディアは2028年までベンフィカとの契約が残っているネベスを獲得するためにはユナイテッドが全力を尽くす必要があると綴り、獲得の難しさを伝えている。
現段階ではざまざまなポジションの選手の獲得が噂されているユナイテッドだが、今夏ビッグネームの補強に動くことは間違いないだろう。選手の入れ替わりが激しい夏を送る可能性のあるユナイテッドの移籍市場での動きは大きな注目を集めている。
2024年05月10日 21:00
先日パリ五輪男子サッカー大陸間プレーオフ(フランス・クレールフォンテーヌ)でインドネシアU23代表とギニアU23代表が対戦し、惜しくもインドネシアが0-1で惜敗して68年ぶりの五輪出場を逃した。
2024年05月10日 20:30
横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が5月10日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグ、アル・アイン(UAE)戦の前日会見に臨んだ。
クラブ初のアジアのタイトル獲得に向けて、オーストラリア人指揮官は「楽しみにしていますし、興奮もしています」と語る。そして「マリノスに関わる皆さんとともに、ここまで来ました。簡単でないのは分かっていますが、明日の試合は全員で楽しんでいきたい」と意気込む。
【PHOTO】今日こそ勝利を!信じて応援し続けた横浜F・マリノスサポーター
第1レグをホームの横浜国際総合競技場で戦う横浜は、そのアドバンテージも活かして先勝したいところ。勝つためのポイントを問われると、キューウェル監督は「1−0、2−0、3−0だとしても、たとえ追う側だとしても、ファーストレグでは何も決まらない」と述べ、こう続けた。
「(ホームとアウェーの)2試合を戦うのは、メンタル的にも自分たちにとって良いチャンレンジだと思う。自分たちの選手の能力を信じていますし、日々の練習のなかでも、自分たちがやろうとしていることをしっかり落とし込めている印象です。とにかく楽しんでやっていきたい」
また、対戦相手のアル・アインの印象については、次のようにコメントした。
「スピードやアグレッシブさ、(ボールを)支配はするが、カウンターも狙っているチームという印象です。自分たちのミスを誘い、スピードのあるカウンターを仕掛けてくる。それが相手の強みと見ています。
自分たちにとって良いテストですし、このチャレンジにワクワクしています。すべてをコントロールすることは不可能ですけど、自らコントロールできるところはしっかりやっていきたい」
果たしてキューウェル監督は、相手の強みを封じ込める戦術を用意し、チームを勝利に導けるか。指揮官の手腕に注目だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月10日 20:26
バイエルンは8日、同クラブに所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリがハムストリングを負傷し、今季の残り試合を欠場すると発表した。
ニャブリは8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦に先発出場したものの、27分に左大腿部を負傷交代。チームも終盤の2失点で1−2と逆転負けを喫し、同大会から退くことになった。
今年4月9日に行われたCL準々決勝ファーストレグのアーセナル戦で左太ももを負傷していたニャブリは、今月1日に行われたCL準決勝ファーストレグのレアル・マドリード戦で復帰したばかりだったが、復帰後3試合目で同箇所を再び負傷。今季5度目となる負傷離脱により、一足早くシーズンを終えることになった。
現在28歳のニャブリは今季、ここまで公式戦20試合出場で5ゴール2アシストを記録。シーズン終了後には母国ドイツでのEURO開催を控えていたが、今回の離脱を受け、ドイツメディア『キッカー』はメンバー外となることが決定的になったと伝えている。
EURO2024は約1カ月後の6月15日に開幕。ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、5月16日にEUROに向けた暫定メンバーを発表する予定となっている。
【ハイライト動画】レアル・マドリードvsバイエルン
2024年05月10日 20:19
冨安健洋が所属するアーセナルは、現地5月12日に開催されるプレミアリーグの第37節で、マンチェスター・ユナイテッド戦と対戦する。
2位のマンチェスター・シティより消化が1試合多いとはいえ、1ポイント差で暫定首位に立っているアーセナルにとって、勝点3奪取が必須となる一戦だ。
この大一番に向けて、7日の全体トレーニングに冨安が不在だったため、一時は騒然となったが、故障などではなく、ユナイテッド戦への出場は問題ないようだ。
英メディア『THE BOOT ROOM』が、アーセナル番のチャールズ・ワッツ記者のコメントを伝えている。
「聞いたところによれば、怪我の問題や週末に彼を試合から遠ざけるような何かのせいではないということだ。彼はただ室内で自主トレーニングをしていただけで、週末は大丈夫なはずだ」
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
これを受けて、同メディアは冨安「(故障から)復帰して以来、トミヤスはここ数週間、オレクサンドル・ジンチェンコとヤクブ・キビオルという左SBに代わって、ますます重要な役割を果たしている」と評価。こう続けている。
「トミヤスはキープレーヤーであり、おそらく守備の観点から左SBとしては最良のオプションであるため、週末は大丈夫だろうと聞けて良かった」
ユナイテッド戦で冨安が4試合連続のスタメンを飾るのか、注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部