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2024年04月28日 03:50
ブンデスリーガ第31節が27日に行われ、レヴァークーゼンとシュトゥットガルトが対戦した。 前々節のブレーメン戦を5−0で制し、クラブ創設120年目にして初のマイスターシャーレを掲げたレヴァークーゼン。前節のドルトムント戦では、0−1で迎えた後半アディショナルタイム、今季幾度となく見せてきた試合終了間際のゴールで同点に追いつき、ブンデスリーガ開幕から30戦、公式戦45試合無敗を継続した。ブンデスリーガは残り4試合。史上初の無敗優勝が達成できるか否かにも注目が集まる。 対するシュトゥットガルトはここまで20勝7分3敗の成績で勝ち点「63」を積み上げ、現在3位につけている。2009−10シーズン以来のチャンピオンズリーグ出場が現実味を帯びてきたなか、前節はブレーメンに1−2で敗北。今節は王者とのアウェイゲームだが、3位の座を死守すべく、2試合ぶりの白星を狙う。 レヴァークーゼンはヨナタン・ター、アレハンドロ・グリマルド、ロベルト・アンドリッヒといった主力がスターティングメンバーに並んだ一方で、翌週ミッドウィークに控えたヨーロッパリーグ(EL)も考慮してか、フロリアン・ヴィルツはベンチからのスタートに。一方、シュトゥットガルトは伊藤洋輝が3バックの左で先発に名を連ね、原口元気はベンチに入った。 試合は両チームともに落ち着いた入りを見せ、チャンスの数は限られたなかで時計の針が進む。レヴァークーゼンは攻守の“心臓”であったグラニト・ジャカが出場停止となった影響も相まってか、なかなか攻撃時にうまく時間をコントロールできず、わかりやすい攻撃に終始。一方のシュトゥットガルトも、アンジェロ・シュティーラーが出場停止のため、中盤でリズムを作る選手が不在となったが、セール・ギラシを中心にシュートまで持ち込む場面は見せる。 前半最初のビッグチャンスは29分、レヴァークーゼンはピッチ中央で前を向いたアンドリッヒがスルーパスを送ると、抜け出したグリマルドが自ら左足を振り抜く。GKアレクサンダー・ニューベルに弾かれたこぼれ球にパトリック・シックが詰めたが、ダイレクトで狙ったシュートは枠を捉えきれなかった。 前半はこのままスコアレスで終了したが、後半に入ると立ち上がりの47分に試合が動く。シュトゥットガルトは自陣でボールを繋ぎ、コンパクトな陣形を保って寄せてくるレヴァークーゼンに対してスイッチを入れるタイミングを探ると、ヴァルデマール・アントンがロングフィードで局面を打開。ボックス右へ飛び出してボールを受けたジェイミー・レヴェリングが右足で狙うと、シュートはGKルーカス・フラデツキーのセーブの末にポストに直撃したが、セカンドボールをクリス・ヒューリッヒがダイレクトで押し込む。後半立ち上がりの“奇襲”でシュトゥットガルトが先制した。 先手を取ったシュトゥットガルトは続く57分、敵陣でGKフラデツキーからの縦パスを引っ掛けると、ここからショートカウンターへ。うまくボールは繋がらなかったものの、ルーズボールに対してうまく体を入れてアンドリッヒと入れ替わったデニズ・ウンダヴが右足一閃。狙い澄ました一撃を沈め、シュトゥットガルトがリードを広げた。 ホームで負けるわけにいかないレヴァークーゼンもここから反撃へ。61分、最終ラインからボールを持ち出したピエロ・インカピエが左サイドを破り、マイナス方向へ繋ぐと、待っていたグリマルドは横へ流す。ボックス内でフリーで前を向いたアミン・アドリは相手の股下を射抜くシュートを流し込み、これでレヴァークーゼンが1点差に。反撃の狼煙を上げた。 勢いに乗るレヴァークーゼンは続く65分、右サイドから仕掛けたジェレミー・フリンポンは突破できなかったものの、阻まれた後のボールを自ら奪い返し、マイナスへのパスを受けたオディロン・コスヌが横へ繋ぐと、ボックス手前中央からアドリが左足でミドルシュート。枠を捉えたグラウンダーの一撃はGKニューベルに阻まれ、こぼれ球にヨナス・ホフマンが詰めたが、またもGKニューベルが立ちはだかった。 1 2 次へ
2024年05月11日 00:10
マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラは、これまでの指揮官キャリアで多くのタイトルを手にしてきた。昨季もマンCを3冠へ導いており、歴史に名を残す名将なのは間違いない。偽SBなど斬新な戦術も次々と取り入れており、グアルディオラに関しては天才とのイメージもある。
しかし、それに反論する者もいる。リヴァプールやニューカッスルで指揮を執ってきたグレアム・スーネス氏だ。
英『Daily Star』によると、スーネス氏はグアルディオラがスター選手だらけのチームを指揮してきたと主張。グアルディオラの手腕というよりは、選手のおかげとの意見だ。
「ペップ・グアルディオラは3つのクラブを指揮してきたが、彼はどのクラブでも常にリーグ最高のスター集団を擁してきた。バルセロナではフランク・ライカールトの後を継いだが、リオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタ、シャビら多くのスターを擁していた。バイエルン・ミュンヘンも、3冠を達成した直後のチームを指揮しているからね」
「その後の彼はマンチェスター・シティにやって来て、ロベルト・マンチーニとマヌエル・ペジェグリーニがプレミアリーグを制したチームを引き継いだ。彼はどのクラブでも優秀なチームを引き継いでいる。シティはイングランドで最も裕福なチームだし、彼が就任した時点でほんの少しの調整を必要としただけだった。選手を上手くまとめているが、天才ではない」
それでもマンCをCL制覇へ導いた功績は見事で、今の群雄割拠なプレミアを連覇するのも簡単ではない。豪華な選手層と豊富な資金があるのは事実だが、スーネス氏の指摘はやや厳しいか。
2024年05月11日 00:00
準決勝の結果、レアル・マドリーとボルシア・ドルトムントがファイナルへと駒を進めることになったUEFAチャンピオンズリーグ。
今回はレアル・マドリーとボルシア・ドルトムントの両方でプレーした「最強の5選手」を選んでみた。5位:クリストフ・メッツェルダー
国籍:ドイツ
レアル・マドリー所属:2007〜2009
ドルトムント所属:2000〜2006
プロイセン・ミュンスターから2000年にボルシア・ドルトムントへと加入した194cmの長身センターバック。若くして2001-02シーズンのブンデスリーガ優勝に大きく貢献し、ドイツ代表でも2002年の日韓ワールドカップに出場した。
ただ、その後は度重なる怪我に悩まされながらのキャリアとなり、2007年までの7シーズンで公式戦158試合の出場に留まった。
それからレアル・マドリーへとフリーで移籍したが、スペインでもなかなかコンディションが整わず。3シーズンで公式戦31試合に出場し、2010年にシャルケ04へと移籍している。
怪我のため32歳で現役を引退したあとは解説者やTuSハルテルンのコーチや会長を務めていたものの、後に児童ポルノの所持と頒布で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けたために退任している。4位:フラヴィオ・コンセイソン
国籍:ブラジル
レアル・マドリー所属:2000〜2003
ドルトムント所属:2003〜2004
ブラジル代表で45試合に出場した名ボランチ。パウメイラスでブレイクしたあとデポルティボ・ラ・コルーニャに移籍し、マウロ・シウヴァとのコンビで大活躍した。そしてレアル・マドリーへと引き抜かれている。
クロード・マケレレなど多くのライバルがいた「銀河系軍団」ではレギュラーを掴むまでには至らなかったものの、2度のリーグ優勝とチャンピオンズリーグ優勝を経験。
そして2003-04シーズンにはボルシア・ドルトムントへとローン移籍し、ブンデスリーガで14試合に出場して1ゴールという成績を残している。その後ガラタサライとパナシナイコスでプレーしたあと、怪我などもあって32歳という若さで現役を引退している。
現在はサンパウロのアメリカーナという街で生活しているとのことだが、2016年には彼の名前を騙った詐欺師がスペインで訴えられるという事件が話題になった。3位:ヌリ・シャヒン
国籍:トルコ
レアル・マドリー所属:2005〜2011、2013〜2018
ドルトムント所属:2011〜2014
ボルシア・ドルトムントで若くして大ブレイクした天才攻撃的ミッドフィルダー。下部組織でプレーしていたころから欧州に名を轟かせる若手で、16歳と334日という年齢でドルトムントのトップチームにデビュー。これはブンデスリーガの最年少出場記録を更新するものだった。
その後フェイエノールトへのローン移籍を経てレギュラーに定着し、2010-11シーズンにはブンデスリーガ優勝に貢献。個人としてもリーグの最優秀選手賞に選ばれ、世界屈指のアタッカーとして評価された。
その後レアル・マドリーに移籍するも、スペインでは度重なる怪我に悩まされて苦戦。ほとんど出場機会がないままリヴァプール、ドルトムントに貸し出されることになった。
そして2014年には完全移籍でドルトムントに買い取られるも、全盛期の輝きを取り戻すことはできなかった。35歳の現在はアンタルヤスポルで監督を務めている。2位:アシュラフ・ハキミ
国籍:モロッコ
レアル・マドリー所属:2016〜2018
ドルトムント所属:2018〜2020
レアル・マドリーの下部組織で育ったアシュラフ・ハキミ。2016年にBチームにあたるカスティージャへと昇格し、トップチームでも出番を獲得した。
そして彼が大ブレイクしたのが2018年からローン移籍したボルシア・ドルトムント時代。スペインではバックアップの立場を崩せなかったものの、ドイツでレギュラーポジションを獲得した彼は持ち前の攻撃力で大活躍した。
2年間をドイツで過ごしたあとはインテルへ移籍し、さらに2021年夏にはパリ・サンジェルマンへ。キリアン・エムバペとは親友であることでも知られ、プライベートでも一緒に旅行に行く仲であるという。1位:ジュード・ベリンガム
国籍:イングランド
レアル・マドリー所属:2023〜
ドルトムント所属:2020〜2023
レアル・マドリーの「歴史上最悪の補強選手」ワースト5
20歳にして世界最高のミッドフィルダーに成長した恐るべきヤングスター。バーミンガム・シティで16歳にしてレギュラーを確保し、イングランド2部で大ブレイクした。
多くのビッグクラブから獲得オファーが舞い込む中、報酬よりも若手育成の能力を評価してボルシア・ドルトムントを選び、ドイツ・ブンデスリーガへと移籍。17歳でチームの中心的なアタッカーとして君臨し、3シーズンを過ごした。
そして今季は1億ユーロを超える移籍金でレアル・マドリーへ。スペインに渡った彼は、中盤の選手ながらもストライカー顔負けの得点力でゴールを量産。ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴらとともに強烈な攻撃陣を形成している。
2024年05月10日 23:51
エヴァートンは、プレミアリーグが下した勝ち点剥奪処分に対する控訴を取り下げたようだ。10日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグは昨年11月、エヴァートンが2021−22シーズン終了期間において、同リーグが定めた「収益と持続可能性に関する規則(PSR)」に違反したことが確認されたと発表。クラブに対し、勝ち点「10」剥奪処分を科した。制裁を受けたエヴァートンが控訴したことにより、今年2月に剥奪する勝ち点が「6」へと減点。しかし先月8日、プレミアリーグは同クラブに2022−23シーズンまでの3年間まで1660万ポンド(約32億円)の違反があったとして、勝ち点の減点を「8」に変更した。
今回の変更に対して、同月15日に正式な異議申し立てを行ったエヴァートン。残留を争う状況下であった同クラブにとっては、大きすぎる勝ち点の剥奪だったが、4月はリーグ戦6試合で4勝1分1敗を記録してポイントの上積みに成功し、プレミアリーグへの残留を確定させた。
このような背景もあり、10日にエヴァートンはプレミアリーグが下した勝ち点「8」剥奪処分に対する控訴の取り下げを決定。同クラブはここまで36試合を消化したリーグ戦で12勝9分15敗を記録しており、勝ち点「37」のまま11日開催の第37節シェフィールド・ユナイテッド戦に臨む。
2024年05月10日 23:30
デイビッド・モイーズの後任としてウェストハムの新指揮官に就任することが濃厚なフレン・ロペテギはすでに夏の獲得候補リストを作成しているようだ。
2024年05月10日 23:00
アーセナルは今夏に退団する可能性のあるGKアーロン・ラムズデールの代役として3人のGKをリストアップしたようだ。英『Evening Standard』や英『Football 365』など複数メディアが報じている。
2021年の夏にシェフィールド・ユナイテッドからアーセナルにやってきたラムズデールはそれまで正GKだったベルント・レノからポジションを奪い、アーセナルの守護神の座についた。しかし昨夏にGKダビド・ラジャが加入して立場が一転。今季は第2GKの座に甘んじている。
ラムズデールは出場機会を求めて、今夏に退団する可能性があり、すでに適切なオファーがあればアーセナルは断れないという内容で合意したと報じられている。そんななか、アーセナルが後任候補としてピックアップしたのが、ブライトンのジェイソン・スティール、アヤックスのディアント・ラマイ、そしてユヴェントスのヴォイチェフ・シュチェスニーだという。
中でも数人の生え抜き選手の去就が不透明な中、ホームグロウンの条件満たす選手としてシュチェスニーの獲得を望んでいるようだ。同選手はアーセナルの下部組織出身であり、トップチーム昇格後は2017年までアーセナルに在籍していた。
同選手はユヴェントスでも依然として守護神の座についているが、同クラブはモンツァのミケーレ・ディ・グレゴリオの獲得を今夏目指しており、売却の可能性もあるとのこと。しかし契約がまだ残っていることや10万ポンドとも噂される週給、そしてラジャのバックアッパーとしての役割に同選手が満足しない可能性もあり、獲得実現の可能性は低いようだ。
中盤やストライカーなどアーセナルは今夏に補強したいポイントにビッグネームを連れてくることが予想されているが、ラムズデール退団であれば、セカンドGKの補強にも動かなければならないだろう。出場機会を求めるラムズデールの去就次第では、アーセナルの補強の優先順位も変わってくる可能性がある。
2024年05月10日 22:42
プレミアリーグは10日、4月のプレーヤー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手賞)を発表。チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パルマーが初受賞を果たした。
昨夏の移籍市場閉幕を目前に控えた9月1日に、マンチェスター・シティからチェルシーへの完全移籍を決断したパルマーは、ここまでのリーグ戦で30試合出場21ゴール9アシストを記録するなど、1年目からクラブの攻撃陣を力強く牽引中。4月にはマンチェスター・ユナイテッド戦とエヴァートン戦でハットトリックを達成し、4試合の出場ながら7得点を挙げ、4月のプレミアリーグにおける最多得点者となった。
また、シェフィールド・ユナイテッド戦ではアシストを記録しており、4月は合計8ゴールに関与。チェルシーに所属する選手としては、エデン・アザール氏が2018年9月に受賞して以来の月間最優秀選手となっている。
なお、4月のマネージャー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀監督賞)には、エヴァートンを率いるショーン・ダイチ監督が選出。同クラブは4月に行われた6試合で4回のクリーンシートを達成するなど4勝1分1敗を記録しており、残留争いから一歩抜き出ることに成功したダイチ監督の手腕が評価された。
2024年05月10日 22:30
アーセナルはMFジョルジーニョとの1年の契約延長を発表した。もともと1年間の契約だったが、今季は23試合に出場しており、3-1で勝利したリヴァプール戦を筆頭に素晴らしいパフォーマンスも見せた。フル稼働は難しいが重要な選手であることが伺い知れる。
一方、この契約延長で改めて立場を問われているのがMFトーマス・パルティだ。トーマスはここ数試合、マルティン・ウーデゴーとデクラン・ライスとともに強力な中盤を形成している。さすがのパフォーマンスだが、彼が出場できたのは今季わずか631分。負傷で大半を棒に振っていた。
英『football.london』は、ジョルジーニョの契約延長によってトーマスの将来に再び疑問が生じたと報じている。夏にはレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディなどMFを補強すると見られており、稼働率の低いトーマスをどうするのかという問題が首をもたげる。ジョルジーニョというベテランは確保したわけで、より長期的な視野に立てば残り1年の契約となったトーマスを放出するほうがいいのかもしれない。
出場すれば無双のパフォーマンスを発揮するだけに悩ましいが、財政面から考えても給与の高いベテランのトーマスを放出するのは理にかなっている。一時は絶対的な存在だったガーナ代表MFだが、アーセナルを離れるときが迫っているのか。
2024年05月10日 22:00
日本の優勝で幕を閉じたU23アジアカップ。
2024年05月10日 21:30
バルセロナに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(19)には多くのクラブが関心を示しているようだ。
ストライカーのロベルト・レヴァンドフスキの調子が上がらなかったこともあり、今冬に前倒しでバルセロナにやってきたロッキ。神童として大きな注目を集めていたが、ここまで公式戦13試合の出場で2ゴール。プレイ時間も310分に留まっている。
バルセロナは同選手にヨーロッパでの経験を積ませるために今夏にレンタル移籍を考えているようだが、ロッキの代理人はラジオ『RAC1』にて「ヴィトールがレンタルで去ることはない。退団するとすれば完全移籍だろう」と話しており、状況が改善されない場合はわずか半年でチームを去る可能性があることを示唆した。
「私たちはすぐにバルサと彼の将来について話し合うつもりだ」とも話しており、レンタルでの武者修行はロッキ側は望んでいない模様。そんななか、『FootballTransfers』によると、この代理人の発言以降、ロッキの状況を巡って約30クラブから問い合わせがバルセロナに届いているという。
ベティス、セビージャ、ナポリ、リヨン、ニース、そしてマンチェスター・ユナイテッドらは以前にロッキの動向を注目しているクラブとして名前が挙がっていたが、チェルシーやトッテナムといったクラブも含まれているようだ。
現在バルセロナでは出場時間に悩むロッキだが、今夏に早くもチームを離れてしまうことはあるのだろうか。
2024年05月10日 21:00
マンチェスター・ユナイテッドはカゼミロの後継者としてベンフィカに所属するポルトガル代表MFジョアン・ネベスへの最初のオファーを準備しているようだ。ポルトガル『Record』が報じている。
ユナイテッドは今夏にチーム再建のため積極的な補強を行うことが予想されており、様々なポジションの選手の名前が浮上している。その中で中盤は補強必須ポイントの1つと考えられており、今季のパフォーマンスが批判されているカゼミロの後釜を獲る必要がある。
ユナイテッド退団の噂もあるカゼミロの後継者として名前が挙がっている1人が19歳のネベスだ。以前からユナイテッドは同選手に注目しており、今夏に獲得するのではないか、という報道が出ていた。19歳ながらチームの主力として活躍するニュースターには1億2000万ユーロ(約201億円)程の契約解除条項が設定されているようが、ユナイテッドはこれより低い金額で説得しようとしているという。
ネベスは以前、同じくポルトガル代表のブルーノ・フェルナンデスが絶賛した選手であり、多くのビッグクラブが注目する逸材だ。同メディアは2028年までベンフィカとの契約が残っているネベスを獲得するためにはユナイテッドが全力を尽くす必要があると綴り、獲得の難しさを伝えている。
現段階ではざまざまなポジションの選手の獲得が噂されているユナイテッドだが、今夏ビッグネームの補強に動くことは間違いないだろう。選手の入れ替わりが激しい夏を送る可能性のあるユナイテッドの移籍市場での動きは大きな注目を集めている。
2024年05月10日 21:00
先日パリ五輪男子サッカー大陸間プレーオフ(フランス・クレールフォンテーヌ)でインドネシアU23代表とギニアU23代表が対戦し、惜しくもインドネシアが0-1で惜敗して68年ぶりの五輪出場を逃した。
それでもAFC U23アジアカップ2024ではオーストラリア、韓国を打ち破る快進撃を見せて、東南アジアのサッカーが成長していることを見せつけた。インドネシアを筆頭に数多くの東南アジアの国々が力を付けている状況だ。
Jリーグも東南アジア各国と外国籍選手としてカウントしない提携国枠を結んでおり、今季はタイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシアの7カ国を対象としている。
そこで近年飛躍を見せる提携国枠を使える東南アジア人選手で実力者3選手をピックアップした。インドネシアの至宝マルセリーノ・フェルディナン
国籍:インドネシア
所属:ベルギー2部デインズ
ポジション:攻撃的ミッドフィールダー、左ウイング、セントラルミッドフィールダー
欧州にルーツを持つ選手を積極的に招集するインドネシアの中で、インドネシア出身で欧州挑戦をしているマルセリーノ・フェルディナンは、インドネシアの至宝として大きな期待を受けている。
優れた足元の技術で激しいプレッシャーを受けてもボールを失わないコントロールに、ナイフのように切り裂くパスセンスを備える。ドリブル技術も卓越しており、左ウイングとしても起用できる万能アタッカーだ。
AFCアジアカップはイラク戦にゴールを挙げて注目を浴び、AFC U23アジアカップ2024では格上ヨルダン相手に2ゴールをマークしてチームのグループリーグ突破の原動力となった。
17歳でトップチームデビューを果たし、インドネシアリーグ1部2021-22シーズンで23試合4得点7アシストを記録してインパクトを与えた。昨季からベルギー2部デインズに加入し、昨季はリーグ戦初ゴールを決めた。
だが今季は3試合無得点と苦しんでおり、契約も来月末に満了する。若干19歳で身長も東南アジア人選手では大柄の176センチと当たり負けしないフィジカルを持つだけにJリーグでの活躍を見てみたい。Jリーガーの兄を持つ東南アジア屈指のウイングスファナット・ムエアンタ
国籍:タイ
所属:ベルギー1部ルーヴェン
ポジション:右ウイング、左ウイング、センターフォワード
「バンク」の愛称で多くのタイ国民から支持を集めるムエアンタは、同国の英雄であるチャナティップ・ソングラシンと比較されるほどのアタッカーとしてタイをけん引する存在だ。
柔のチャナティップと比較して剛のムエアンタといったプレースタイルであり、力強く推進力のあるドリブル、緩急を生かした切り返し、そして並外れた決定力を持っている。昨季はブリーラム・ユナイテッドでリーグ戦30試合8得点11アシストで2年連続の国内3冠に大きく寄与した。
今季からベルギー1部ルーヴェンに期限付き移籍してオイペン戦でゴールを挙げるも、負傷の影響などでリーグ戦9試合1得点と出場機会に苦しんでいる。兄はJ1北海道コンサドーレ札幌に所属しており、期限付き移籍期間終了が迫るムエアンタが兄を追ってJリーグに挑戦してほしいものだが…。UEFA CL出場経験がある守備職人ディオン・コールズ
国籍:マレーシア、ベルギー
所属:タイ1部ブリーラム・ユナイテッド
ポジション:センターバック、守備的ミッドフィールダー、左サイドバック、右サイドバック
マレーシア代表の顔といえる絶対的な存在であるコールズ。ベルギー人の父親とマレーシア人の母親の下マレーシアで生まれ、幼少期に父の母国へと渡った。ルーヴェンやアンデルレヒトの育成機関で育ち、ルーヴェンでプロキャリアを始めた。
クルブ・ブルッヘにステップアップ移籍をしてからは、センターバックや守備的ミッドフィールダーとして活躍。チャンピオンズリーグにも出場を果たし、2015-16、2017-18シーズンのリーグ制覇に貢献した。
東南アジアは列強に食い込むか。評価急上昇中のインドネシアが見せる野心と実力
守備的ポジションはどこでもプレーできる優れたマルチロールであり、カバーリングの上手さ、空中戦の強さ、戦術理解能力は東南アジアでも屈指のレベルにある。J1クラスでもレギュラーとして活躍を期待してもいい実力を持っており、来月末に契約が満了するため27歳の動向に注目が集まっている。是非Jリーグに来てその実力の高さを見せてほしいものだ。
2024年05月10日 20:30
横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が5月10日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグ、アル・アイン(UAE)戦の前日会見に臨んだ。
2024年05月10日 20:26
バイエルンは8日、同クラブに所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリがハムストリングを負傷し、今季の残り試合を欠場すると発表した。
ニャブリは8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦に先発出場したものの、27分に左大腿部を負傷交代。チームも終盤の2失点で1−2と逆転負けを喫し、同大会から退くことになった。
今年4月9日に行われたCL準々決勝ファーストレグのアーセナル戦で左太ももを負傷していたニャブリは、今月1日に行われたCL準決勝ファーストレグのレアル・マドリード戦で復帰したばかりだったが、復帰後3試合目で同箇所を再び負傷。今季5度目となる負傷離脱により、一足早くシーズンを終えることになった。
現在28歳のニャブリは今季、ここまで公式戦20試合出場で5ゴール2アシストを記録。シーズン終了後には母国ドイツでのEURO開催を控えていたが、今回の離脱を受け、ドイツメディア『キッカー』はメンバー外となることが決定的になったと伝えている。
EURO2024は約1カ月後の6月15日に開幕。ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、5月16日にEUROに向けた暫定メンバーを発表する予定となっている。
【ハイライト動画】レアル・マドリードvsバイエルン
2024年05月10日 20:19
冨安健洋が所属するアーセナルは、現地5月12日に開催されるプレミアリーグの第37節で、マンチェスター・ユナイテッド戦と対戦する。
2位のマンチェスター・シティより消化が1試合多いとはいえ、1ポイント差で暫定首位に立っているアーセナルにとって、勝点3奪取が必須となる一戦だ。
この大一番に向けて、7日の全体トレーニングに冨安が不在だったため、一時は騒然となったが、故障などではなく、ユナイテッド戦への出場は問題ないようだ。
英メディア『THE BOOT ROOM』が、アーセナル番のチャールズ・ワッツ記者のコメントを伝えている。
「聞いたところによれば、怪我の問題や週末に彼を試合から遠ざけるような何かのせいではないということだ。彼はただ室内で自主トレーニングをしていただけで、週末は大丈夫なはずだ」
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
これを受けて、同メディアは冨安「(故障から)復帰して以来、トミヤスはここ数週間、オレクサンドル・ジンチェンコとヤクブ・キビオルという左SBに代わって、ますます重要な役割を果たしている」と評価。こう続けている。
「トミヤスはキープレーヤーであり、おそらく守備の観点から左SBとしては最良のオプションであるため、週末は大丈夫だろうと聞けて良かった」
ユナイテッド戦で冨安が4試合連続のスタメンを飾るのか、注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 20:00
今季のJリーグが開幕して約2カ月半。J1は序盤から好成績を収める町田ゼルビアが現在首位を疾走している。しかし2位神戸との勝点差はわずか2ポイントだ。
勝点差が小さいのは上位だけではない。今季、現時点での首位から12位までの勝点差はわずか9ポイント。3試合もあれば状況が大きく変わる可能性のある点差である。
昨季のJリーグ第12節終了時では、1位ヴィッセル神戸の勝点が26ポイント、12位の京都サンガF.Cの勝点は13ポイントである。2022年での第12節終了時は、1位の鹿島アントラーズが25ポイント、12位のガンバ大阪が14ポイントで勝点差11ポイントだ。
直近3年間のデータを見ても第12節終了時に、首位からリーグ中堅順位の12位までの勝点差が10ポイントを下回ることはなかったのだ。
首位争いだけではなく、降格圏付近でも勝点差がわずかのため、1試合負けるだけで降格圏内に落ちたり、数試合負けるだけで最下位になる可能性もある。1試合でも落とせば大きく状況が変わるため、現在のJ1リーグは毎試合負けられない戦いが続いているのだ。
まだまだシーズン中盤のJリーグ。例年以上の混戦ぶりからはドラマチックな展開が期待できる。夏が近づくにつれてさらに盛り上がりが加速する日本のサッカーはこれからが本番だ。