2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場) 阪神救援陣が耐えながら勝利のバトンをつないだ。2点リードの七回。先発の大竹が3連打を浴び、1死満塁の窮地となって桐敷拓馬投手が後を継いだ。 右打者の中村に対して果敢に攻めた。カウント1−1から直球を3球続け、最後は148キロで空振り三振に斬った。続く代打・青木にはフルカウントから押し出し四球を与えたが、赤羽も直球で空振り三振に仕留めた。「(得点を)越されてはいけないので腹をくくった結果」。対峙(たいじ)した3人の打者に直球を軸とした勝負を挑み、力でねじ伏せた。7試合連続無失点とし、聖地の大歓声を浴びながら堂々とベンチへ戻った。 八回は岩崎が貫禄の無失点で終えたが、2点差の九回に登板したハビー・ゲラ投手が先頭・武岡に来日初被弾。1点差に迫られた後も犠打を挟んで2安打を許し、1死一、三塁のピンチを背負ったが、代打・川端の当たりを中野が好捕。内野陣にも助けられ「いい守備をしてくれたし、勝てて良かった」と5セーブ目を喜んだ。 「八回、九回2人(岩崎、ゲラ)出したら任さないとしょうがないよ」。岡田監督も全幅の信頼を置くブルペン陣が粘り強く試合を締めくくった。
2024年05月10日 05:44
米連邦検察は9日に水原容疑者の有罪同意を発表
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳である水原一平容疑者の違法賭博に関する騒動がドラマ化される予定であると9日(日本時間10日)、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」ら米複数メディアが報じた。映画製作会社の「ライオンズゲート」が制作に取り組んでいるという。
水原容疑者は日本時間3月20日の開幕戦直後に違法賭博に関与し、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。
今月8日(同9日)に米連邦検察が銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表していた。銀行詐欺の罪状は、最高刑では連邦刑務所で禁固30年となり、虚偽の納税申告に対して罪状を認めたことについては、最大で3年の禁固刑になる。(Full-Count編集部)
2024年05月10日 05:01
阪神の岡田彰布監督(66)が9日、貧打解消へまずは不調を認めるべきだと主張した。
「今の選手は不思議やなあ」。岡田監督は問わず語りに切り出した。「何打席ヒットがなかっても『調子はいいです』って言うんやなあ」と思わず首をかしげた。打線は2試合計18イニングでわずか1得点。8日・広島戦(甲子園)ではノイジー、大山、佐藤輝、森下の3〜6番が計14打数無安打と目を覆いたくなる惨状だった。
選手は不振を引きずらないよう努めて前向きな言葉を残すが、虎将は「うそ言うたらあかんわなあ。そんなん言うてたら信用できんようになってくるやん。何で『調子悪い』って言えへんのやろ」と理解に苦しんでいる。
1年間を通じた好調など誰にもあり得ない。「そら調子悪い時あるよ。だから俺らも分かった方がええし。調子ええなら『放っといたらええんちゃう』ってなるやん」。不調だと打ち明けることで、首脳陣としても手の施しようがあるとした。「つぶし合い」を抜け出すためには打線の奮起が欠かせない。そのためには不振と真摯(しんし)に向き合う姿勢が必要だと指揮官は説いた。
2024年05月10日 05:01
阪神の森下翔太外野手(23)が9日、DeNA・筒香から飛躍へのヒントを学び取る考えを明かした。横浜市出身で幼い頃には球場でプレーを見たといい、「楽しみ。やっぱりスター性があると思うんで何か感じるものがあったら盗んでいきたい」と10日からのDeNA戦を心待ちした。
筒香がNPB復帰戦の6日・ヤクルト戦で放った逆転弾からも刺激を受けた。一振りでムードを変える打撃は森下が目指すところでもある。「ああいう役割をタイガースで自分ができれば一番いい」。元メジャーリーガーから勝負強さの秘訣(ひけつ)を探る考えだ。
現在9試合本塁打が出ておらず、今カードで一発が出れば横浜スタジアム初アーチにもなる。ただ欲は捨てる。「打てれば最高だけど、まずはヒットから。いい場面で一本打てたらそれだけで十分」。勝負どころでの一打にこだわっていく。
2024年05月10日 05:01
阪神の伊藤将司投手(28)が9日、先発する11日・DeNA戦(横浜)での母校・横浜の先輩、筒香との初対戦を心待ちにした。
2024年05月10日 05:01
阪神の井上広大外野手(22)が10日のDeNA戦(横浜)から1軍昇格することが9日までに決定した。岡田彰布監督(66)は「ノーステップ打法が身についてきたんやろ」と貧打解消の起爆剤として期待。岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−井上が昇格する。
「おお、井上。上がる、上がる」
−2軍で数字が残っている。
「ノーステップ打法が身についてきたんやろ」
−期待は打つ方。
「そらそうやん。打つやつおれへんもん」
−明日(10日)は東が先発予定。
「東、初めてやけどなあ。ちょうどええやん、(井上を)使うても」
−井上の起用は左翼か。
「分からん、分からん。それは兼ね合いやろ」
−いい投手と対戦した方が打線は浮上のきっかけをつかみやすいか。
「いやいやそんなん、どんなピッチャーでも一緒やん。Hのランプがつくことや。当たり前やん選手は。誰から打ってもヒットはヒットやん」
−打線は、正面を突いてアウトになってるなど不運なわけでもない。
「そうやん。素人が見ても内容の悪い打席なんて分かるやん。ボール球振ったりして。調子悪いわけやろ、打てへんのは。自分の中では調子は悪くないと思ってたら余計に困るよな、使うこっちも」
2024年05月10日 05:01
阪神・青柳晃洋投手(30)が9日、甲子園で指名練習に参加し、中13日で先発する10日・DeNA戦(横浜)で5年ぶりの対戦が濃厚な筒香に対し、闘志を燃やした。青柳にとって、19年CSファーストSで渡米前ラストアーチを浴びた“因縁の相手”。地元・横浜での今季初登板でハマっ子虎党の声援を力に変えて、メジャー帰りのスラッガーを封じ込める。
ベイ打線に加わった“新戦力”については、そのパワーをかつて肌で感じている。5年ぶりにDeNAへ戻り、史上初となるNPB復帰戦アーチを放った筒香を、「素晴らしい選手。いいバッターっていうのはもちろん変わりはない」と評した青柳。「5年前まで対戦経験があるので、そこからどういうふうに変わっているかは映像だけでは分からない部分がある」とグラウンドで進化を確かめた上で、きっちり抑える心積もりだ。
16年からの4シーズンで対戦成績21打数4安打と相性は悪くないが、「特にそういうイメージはないですね」。脳裏には屈辱の記憶が浮かぶ。横浜で戦った19年のCSファーストS。阪神が勝ち上がったが、10月6日の第2戦で先発した青柳は、筒香にソロ弾を許してチームも黒星を喫した。結果的に筒香がメジャー移籍前に放った最後のアーチとなった。
「一番覚えているのは、19年CSでレフトにホームランを打たれたっていう打席。お互いもう何年もたっているので、ほんとにフレッシュな気持ちで対戦できたら」。5年ぶりの再戦で筒香斬りをかなえて、リベンジを果たす。
4月26日・ヤクルト戦(甲子園)以来、中13日での1軍先発マウンド。4日にはウエスタン・くふうハヤテ戦で調整登板し、3回無安打無失点で状態の良さを印象づけた。「明日(10日)万全でいくための調整を常に考えていたので。体は元気なので結果が出れば」と登板間隔は空いたが、不安材料は見当たらない。
昨季8勝のうち5勝を挙げたDeNAと、今季初対戦。横浜は地元凱旋になるだけに「やっぱり僕自身の出身の地ということで、応援だったりいろんな人が見に来てくれるんで、ほんとに力が入ります。ホームと同じくらい僕の中では絶対に勝ちたいなって気持ち」と気合がみなぎる。故郷で今季2勝目をつかみ取って、横浜の空高く勝ちどきを響かせる。
◆2019年クライマックスシリーズ セ・リーグ ファーストステージVTR シーズン順位2位・DeNAと同3位・阪神が対決。第1戦はDeNA・筒香が西から先制3ラン。一方の阪神は6点ビハインドの七回に北條の3ランなどで4点を奪うと八回にも北條の2点三塁打などで3得点して逆転勝利。第2戦は三回に筒香が阪神戦先発・青柳から2試合連発となるソロ本塁打。スコア4−4の九回裏にDeNA・乙坂が阪神5番手・岩崎からサヨナラ2ランを放ち勝利した。第3戦は、阪神がスコア2−1で競り勝つ。同点の八回に梅野の勝ち越し犠飛で勝利してファイナルS進出を決めた。
2024年05月10日 05:01
阪神の井上広大外野手(22)が10日のDeNA戦(横浜)から1軍昇格することが9日までに決定し、鳴尾浜球場などで決意を口にした。2軍では25試合に出場して90打数31安打で打率・344、4本塁打、17打点。チームは得点力不足が課題となっており、岡田監督もスタメン起用を示唆。好調な若虎は起爆剤としての期待がかかる。
ここが、スタートライン。井上はそれを理解するように、キリッと表情を引き締めた。「いつも通り、変わらずにやれればなと思います」。昨年5月18日以来、358日ぶりの1軍昇格。ファームで圧倒的な数字を残して、実力で勝ち取った。
春季キャンプは1軍の宜野座でスタート。23年こそキャンプMVPに輝いたが、今年は大きなアピールとはならなかった。開幕前の3月16日にはウエスタン・広島戦で左肩の肉離れを発症。今季も2軍から始まり、リハビリ組で過ごす日々もあった。それでも、実戦復帰後は躍動。コンスタントに結果を残し続けた。
8日のウエスタン・広島戦では2試合連続での3安打を記録。「打てなかったりしても引きずらないということが一番変わった」。ここまで出場25試合で、90打数31安打で打率・344、リーグトップの4本塁打、リーグ2位タイの17打点と暴れまくっている。
満を持しての昇格で、岡田監督は「使う、使う。使わんと」と先発起用を示唆。「そら波があるからな。ええ波の時に使うようにせんと。(打線の)活性化っていうか、なあ。いい結果出してほしいよ。調子ええわけやからな。ええ時に使いたいよなあ」と期待を寄せる。
現在、チームは貧打が響き連敗中という状況だ。得点力不足解消へ、プロ5年目の若虎が起爆剤になりたい。「得点を取らないと勝てないスポーツ。打つだけじゃなく、ケース・バイ・ケースもある」。2軍でも状況に応じた打撃を自らに課してきた。昨季までとの違いを発揮する時が来た。
10日の相手先発はここまで3勝の東。「自分が受け身にならず、仕掛けていく打撃が大事になる。いろいろ考えながら取り組みたい」。昨季は5月12日のDeNA戦(甲子園)が1軍のラストゲームだった。同じ相手が今年の自身の開幕。昨オフに自主トレを共にした、牧や大和にも目の前で“恩返し”をしたい。
2位の巨人とは0・5ゲーム差。昨年は5月に19勝5敗と14の貯金をつくったが、今年は1勝4敗1分けと波に乗れていない。カンフル剤として、今季初の野手入れ替え。「ファームの時と変わらない気持ちで試合に入っていければと思ってるので、チームに貢献できるように頑張りたい」。井上が打線活性化のキーマンになる。
2024年05月10日 05:00
ド派手なアクションで注目を集めている、オリックスのドラフト6位・古田島成龍投手(24)=日本通運=のパフォーマンスに注目した新グッズが検討されていることが9日、分かった。
2024年05月10日 05:00
ロッテ・佐々木朗希投手(22)が9日、北海道札幌市内の日本ハム屋内練習場で全体練習に参加。10日・日本ハム戦(エスコン)での先発に向け、ストレッチやキャッチボールで調整した。
初めてエスコンフィールドのマウンドに立つ。これまで経験した9球場での初登板結果は、5勝3敗と勝ち越し中。4月30日・オリックス戦では、初のほっともっとフィールド神戸で7回無失点と白星を挙げたばかりで、適応能力の高さを見せつけた。
2試合連続で初球場での先発となるが「初めて投げる球場になりますが、しっかりとアジャストできるように準備をして、マウンドでは自分のピッチングを心がけて、チームの勝利に貢献していきたいと思っています」とコメント。“金曜朗希ショー”で、チームに勢いをつける。
2024年05月10日 05:00
10日・ヤクルト戦(神宮)で先発する巨人・戸郷が9日、必勝を誓った。
相手のオスナ、サンタナ、村上の強打者を特に警戒し、「あの3人を抑えることを意識したいと思います」と語った。首位・阪神とは0・5ゲーム差と迫っており「首位に立てることが一番」と強い意気込みを示した。
2024年05月10日 05:00
「東都大学野球、青学大2−1中大」(9日、神宮球場)
1回戦3試合が行われ、青学大が中大との接戦を制し開幕7連勝とした。今秋ドラフト1位候補の西川史礁(みしょう)外野手(4年・龍谷大平安)が、中大の1年生・東恩納蒼投手(沖縄尚学)から貴重な適時打をマーク。早ければ、日大との次カードで優勝が決まる。日大は国学院大を下し、市川祐投手(3年・関東第一)が2戦連続の完投勝利で現役投手では最多の通算11勝目。亜大は駒大に先勝した。
打球が中堅方向へ抜けると、自然と右拳を握った。力の差を示すような一打。西川がイキの良いルーキーを仕留めた。
「投球術がうまくて、他のチームが低めの球を振らされていた。ゾーンを上げて自分のスイングをしようと臨みました」
中大の新星・東恩納に対し、1打席目は遊ゴロ。チームは三回まで完璧に抑え込まれた。二度もやられるわけにはいかない。四回、内野ゴロの間に1点を先制し、なおも1死三塁。カウント1−1から外角直球をはじき返し中前適時打とした。視察したヤクルト・小川GMは「全てにおいてレベルが高い」と絶賛だ。
14日から予定される第5週で、日大から勝ち点を取り、中大が勝ち点を落とせば、3季連続の優勝が決まる。「目の前の一戦を大事に、全員で勝ちにいく」と西川。大学屈指の主砲が、頂点へと導く。
2024年05月10日 05:00
巨人・阿部慎之助監督(45)が9日、ヤクルトへのリベンジを誓った。
2024年05月10日 05:00
DeNA・東克樹投手(28)が9日、先発予定の10日の阪神戦を前に、神奈川・横須賀市内でキャッチボールなどを行い最終調整した。現在、チームは4位ながら首位・岡田阪神とはわずか2ゲーム差。3連勝すれば一気にその地位を逆転することも可能なだけに「ゲーム差もそんなに開いていないので、しっかり3連勝して縮められるように。そのための大事な1発目の試合」と誓った。
セ6球団が2・5ゲーム差の中にひしめく大混戦。今季3勝をマークしているエースが、虎退治で上昇気流への攻勢をかける。阪神とは今季初対戦となるが、昨季は2勝(0敗)を挙げ、防御率0・78に抑えている。「(阪神の先発が)青柳さんということで、投手戦に持ち込めるように。1、2番の動きを封じ込めることができればいいなと思います」と言葉に力を込めた。
今カードは2戦目にアンダースローの中川颯、3戦目に技巧派右腕・大貫と、バリエーションに富んだ先発陣で虎退治に挑む。大黒柱の東が、まずはその先陣を切る。
2024年05月09日 21:00
9日に放送された『ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に江本孟紀氏が出演し、2位・日本ハムに5.5ゲーム差をつけパ・リーグの首位を独走するソフトバンクについて言及した。
江本氏は「ソフトバンクは打率、防御率、得点など、チーム成績から全部1位なんですよ。数字は正直というかね」と話すように、139得点、チーム打率.259、チーム本塁打22、チーム盗塁28、チーム防御率2.02とリーグトップの数字。
個人成績を見ても、打率と安打が近藤健介、本塁打、打点が山川穂高、盗塁が周東佑京、出塁率が柳田悠岐、勝利数が津森宥紀、ホールドポイントが松本裕樹、セーブがオスナがリーグトップを誇る。
その一方で、江本氏は「このまま走るかと言ったら、そんなことはないでしょうから、他頑張れよというのがパ・リーグです」と話した。
4年ぶりにリーグ優勝を目指すソフトバンクは8日終了時点で、22勝9敗2分、勝率.710と首位を独走する。ソフトバンクがこのまま首位を独走していくのかーー。ソフトバンクを脅かす球団が出てくるのか注目だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月09日 20:00
9日に放送された『ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に江本孟紀氏が出演し、DeNAについて言及した。
江本氏はここまで15勝16敗1分の4位・DeNAについて「なんでもっと(首位を)走らないのかなと思うけどね。選手は揃っている。オーダーも去年とそんなに変わらないし、牧を中心に、他球団に比べれば羨ましい打線ですから」とチクリ。
「問題なのはゲーム運び。ピッチャーの使い方、ミスもちょこちょこある。その辺をうまく引っ張っていければ」と指摘した。
その上で、DeNAが混戦セ・リーグを抜け出すためには「やっぱり牧ですよ」と4番・牧秀悟をキーマンに挙げ、「内野を守ってるでしょう。この選手が調子悪くなったらダメなんですよ。期待を続けるには牧」と牧の活躍がチームが浮上する上でカギを握ると見ているようだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)