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2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場) 徐々に自分を取り戻し、硬軟織り交ぜて強力打線を手玉に取った。阪神・大竹耕太郎投手が6回1/3を3失点で、リーグトップタイの3勝目。ヒーローインタビューでは28日が結婚記念日だと明かして、「負けられなかった」と笑った。 試合開始直後。初回先頭の塩見に初球の高め直球を捉えられて先制ソロを浴びた。二回も先頭のサンタナの右越え二塁打をきっかけに2点目を奪われると、投球を見直した。「(塩見の)初球もだし、サンタナ選手も速い変化球を打たれた。前回と同じ感じになっていたので前回以上に緩急を意識した」。20日・中日戦で二回に2失点後、岡田監督から「もっと遊んで投球しろ」と伝えられた助言が今回も生きた。 三回からはカーブやチェンジアップを交え、六回まで4イニング連続で三者凡退。七回1死はサンタナの2球目に79キロのスローボールを投じた。ファウルで苦笑いするサンタナに、3球目はこの日最速の144キロ直球を投げ込んだ。「真っすぐがいっている前提での遊び球なので」。投球の軸である直球が安定してきたからこそ、生まれた65キロ差の緩急だった。 だが、サンタナに右翼線ポテンヒットを許し、さらに連打を浴びて1死満塁で降板。マウンドに残って「よろしく」と伝えた桐敷がリードを守ると、「僕から何か贈呈したい」と最敬礼だった。 ソフトバンク時代を含めて「甲子園のデーゲーム」は通算8試合で6勝0敗となり、不敗神話も継続。実りある88球だった。 ◆阪神の連続試合被本塁打なし 27日のヤクルト戦初回、大竹が塩見に本塁打を許したため、チームの記録は前日までの「15試合」でストップ。リーグ最長は1950年8月から9月にかけて中日が記録した17試合。プロ野球記録は54年、西鉄の34試合がある。
2024年05月10日 11:38
元広島アレンが語る大門と大乱闘「有名になってしまった」
かつて広島でプレーしたロッド・アレン外野手を覚えているだろうか。多くのファンが思い出すのは、横浜(現DeNA)の大門和彦投手との乱闘騒ぎだろう。背中の後ろを通された暴投に激高し外野まで追いかけまわした。「あれで有名になってしまった」と苦笑いで反省する。
1988年にインディアンス(現ガーディアンズ)傘下AAAで3冠王を獲得したが、メジャー定着とはいかず、昇降格を繰り返す日々。広島からの誘いは「チャンスだったんだ」と振り返る。当時は海外選手とのパワーの差も大きかった。「日本はパワーヒッターが好きだし、自分にはパワーがそれなりにあった」。日本でなら活躍できると感じた。
1989年に来日した助っ人は生稲晃子の「麦わらでダンス」の応援歌で豪快アーチをかけた。1年目こそ、11本塁打、39打点に終わったが、2年目の1990年には4打席連続本塁打を放つなど、98試合の出場で打率.313、25本塁打をマークした。ただ、同年に事件は起こった。
6月24日、横浜スタジアムで行われた横浜戦。大門和彦投手が投じた1球は背面を通る大暴投になった。アレンはヘルメットを投げつけ、大門めがけて猛ダッシュした。直前の7回にはアレンが本塁突入の際に秋元宏作捕手と交錯し負傷交代。横浜の須藤豊監督が帽子を投げつけ猛抗議する場面があった。それの報復だと感じたアレンは外野まで追いかけまわし、両軍が外野に集まる異例の大乱闘になった。同年の後半に握手で和解「思い起こすと凄い面白いよね」
「あれは忘れることは難しいよね」。まるで追いかけっこのようになったシーンは「プロ野球珍プレー好プレー大賞」の常連になってしまった。「多くの人があれを見て笑ってるよね。あれでとても有名になってしまった」。
その後、同年の間に大門に会いに行き握手をして和解したという。結果的に退場になってしまい、当時こそ反省はしていたが、今となれば良い思い出。「記憶を思い起こすと、凄い面白いよね」と豪快に笑う。
「監督のコウジ・ヤマモト、コーチのミズタニ(水谷実雄)……あと、ノムラ(野村謙二郎)は良い選手だった。良いチームメートと監督に恵まれたよ」。わずか3年間の在籍だったが、すらすらと名前が出てくる。「練習はとにかく長かったけどね」。
現在は米国に戻り、マーリンズの地元放送局「バリースポーツ・フロリダ」のレポーターを務める。7日(同8日)、敵地・ドジャース戦では孫のニック・アレンくんが「ALLEN 00」と書かれた広島時代のユニホームを着用して観戦していた。大乱闘で沸かせた助っ人にとって、広島の思い出は忘れられないものとなっていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月10日 11:15
○ ブリュワーズ 7 − 1 カージナルス ●
<現地時間5月9日 アメリカンファミリー・フィールド>
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(26)が9日(日本時間10日)、敵地でのブリュワーズ戦に「2番・左翼」でフル出場。2試合連発となる特大の3号ソロを放ったものの、チームは今季初の5連敗で借金7となった。
4点を追う第2打席、二死無走者でブリュワーズの先発右腕・マイヤーズと対戦。カウント1−1後の直球を完璧に捉えた打球は、バックスクリーンに直撃する3号ソロとなった。打球速度106.1マイル(約171キロ)、飛距離424フィート(約129メートル)の豪快弾。2号ソロを放った前戦のメッツ戦から2試合連発となった。
再び4点を追う5回の第3打席は無死満塁の好機だったが、ボテボテの三ゴロに倒れ本塁封殺。9回の第5打席は遊飛で最後の打者となり、この日は5打数1安打1打点の打撃結果で打率は.184、OPSは.646となった。
カージナルス打線は再三の好機を生かせず、得点はヌートバーのソロ本塁打による1点のみ。先発のグレイは5回6失点で2敗目(4勝)を喫した。
2024年05月10日 11:13
ドルーリーは左ハムストリングの張り、レンヒーフォはウイルス感染でIL入り
■エンゼルス ー ロイヤルズ(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスは9日(日本時間10日)、ブランドン・ドルーリー内野手とルイス・レンヒーフォ内野手が10日間の負傷者リスト(IL)に入ったと発表した。ドルーリーは左ハムストリングの張り、レンヒーフォはウイルス感染のためで、マイク・トラウト外野手を筆頭に主力の離脱が止まらない状況となっている。
ドルーリーは今季、30試合に出場して打率.173、1本塁打、OPS.470と不調。8日(同9日)に敵地で行われたパイレーツ戦で、2打席連続で二塁打を放つなど復調を感じさせていたが、7回の守備から交代となっていた。同日には、ブレーブスからルイス・ギヨーム内野手を緊急補強。離脱中の穴埋めと見られる。
また、レンヒーフォは今季28試合に出場して打率.330、2本塁打、9盗塁、OPS.840と好調を維持していた。シーズン50盗塁ペースだっただけに悔しい離脱になりそうだが、6日(同7日)に遡って適用されるため約1週間で復帰可能だ。
この日、エンゼルスは本拠地でロイヤルズと対戦したが、試合開始14分前にドルーリーとレンヒーフォの離脱、ギヨームとカイレン・パリス内野手の合流が発表された。さらにスタメンがアナウンスされたのは、ギリギリの11分前。借金9の地区4位に沈むエンゼルスだが、離脱続出で思わぬドタバタ劇となった。(Full-Count編集部)
2024年05月10日 11:00
ロッテの佐々木朗希が18時からエスコンフィールドで行われる日本ハム戦に先発する。
2024年05月10日 11:00
ロッテオリオンズなどで活躍したレジェンド助っ人、レオン・リー氏。70歳を過ぎ、故郷のサクラメントでスポーツ殿堂入りした同氏は今、アメリカと日本の野球に架け橋を築こうとしている。
1977年、兄のレロン・リーがロッテでデビュー。その翌年に弟である自身も入団し、日本での10年間のキャリアをスタートさせた。ロッテで5年、大洋(現DeNA)で3年、そしてヤクルトでの2年を経て、87年を最後に現役引退。NPB史上11位の通算打率・308(1位は兄・レロンの打率・320)をはじめ、268本塁打、2度のベストナイン受賞などレジェンドと呼ぶに相応しい成績を残している。
「3チームとも良い思い出があるよ」とレオン氏。「兄のレロンと同じチームでプレーするのが夢だったので、日本での現役時代は特別でした。特にロッテでの僕らはチームメイトとして本当に良いパフォーマンスができた。最初の年は兄が打率・3167で僕は・3163。その2年後には僕が41本塁打、兄が33本塁打だったんだ」
球場外でも兄弟は時間を共にし、趣味の音楽でレコーディングをしたことも。その後、レオン氏は大洋にトレードとなったが、これも自身にとっては良い決断だったと振り返る。「故郷に近い感覚」と語るように家族も日本での生活に順応した。
ちなみに長男で元メジャーリーガーのデレク氏は、父のヤクルト時代を記憶しているという。彼は2023年6月、娘(つまりレオン氏の孫)の高校卒業を祝って家族全員で日本を訪問。この旅行中には、父がオリックスで監督、コーチを務めた時の恩人横田昭作通訳に歓迎されたという。
03年、オリックス打撃コーチに就任したレオン氏は、シーズン序盤にGMのオフィスへと呼ばれ「明日から監督になってくれ」と思いもよらぬ打診を受けた。就任後はメディア対応の機会が激増。急きょ、通訳の肩書きを背負うことになったのが横田氏だった。
「打撃コーチとして彼は野手のためのゲームプランを持って仕事に取り組んでいたが、投手陣とはほぼ関係がなかった。突然、監督就任となったことでチーム全体を考える必要が出てきた。気の毒に感じました」(横田氏)
結局この年は最下位。翌年のリベンジを誓っていたが、シーズン終了直後に解任通告を受けた。同時に打撃コーチ就任を要請され、いったんは受諾したものの春季キャンプ直前に「家庭の事情」で退団。帰国後はメッツ傘下のマイナーで監督を務めるも、ある告発を受けて任期は短く終わった。その後、告発は偽りであると証明されたというが、名誉回復の機会がないまま再び野球から離れてしまった。
あまりに不運な監督解任の連続。それでも野球への思いは消えなかった。近年は知人と提携してNPO「Dream Alive Vision」を立ち上げ、貧困層の子供たちに無料で野球に取り組む機会を提供。「野球に触れるアフリカ系アメリカ人はあまりにも少ないけど、Dream Aliveはその問題を解消しようとしている」とその意義を語る。
新たな野望も抱く。ここ数年でMLB各球団がアリゾナ州ツーソンでの春季トレーニングから撤退したことを受け、同地に新しいウインターリーグを創設する計画だ。そのリーグにNPBに所属する若手選手を参加させたいと願っている。「私はすべての準備に携わり、ツーソンの施設を使用する許可を得ました。若い日本選手にも数多くのプレー機会を与えたい」。さらに「私はツーソンを野球地図に戻したい。野球好きの住民たちも日本の選手を見られることを喜ぶことでしょう」と熱い思いを口にする。
野望には続きがある。「元NPBのスター選手たちに、ツーソンでの若手への指導を提案したい。実現すれば素晴らしい広報の機会となり、日本からの観光客を引き寄せるかもしれません。元スターたちは才能ある若手のプレーを目にすることができ、選手たちもかつての名選手から指導を受け、英語を学び、地元のエリアを発見することができます。素晴らしい文化交流になるでしょう」
同氏は今年中の日本訪問を計画中。現役時代の10年間で築いたコネクションを通じ、このアイデアを提案したいと考えている。71歳を迎えたかつてのレジェンド助っ人。苦難を乗り越えた彼にとって、野球への最大の貢献は「これから」となるのでしょうか。
2024年05月10日 10:36
巨人は10日、エリエ・ヘルナンデス選手と契約合意を発表した。
ヘルナンデスは球団公式ホームページを通じて「読売ジャイアンツでプレーする機会をいただき、とても感謝しています。1日も早くチームメイトや首脳陣、そしてファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。
ヘルナンデスは右投げ右打ちの外野手で、メジャー通算14試合に出場して、打率.182、0本塁打、3打点。マイナー通算は1138試合に出場して、打率.266、87本塁打、575打点の成績を残している。
▼ヘルナンデスのプロフィール
守備位置:外野手
生年月日:1994年11月21日生(29歳)
投打:右投右打
身長 / 体重:185cm / 89kg
出身:ドミニカ共和国
経歴:アメリコルーゴ高校−カンザスシティ・ロイヤルズ傘下マイナー(2012〜19年)−テキサス・レンジャーズ傘下マイナー(2021〜22年)−テキサス・レンジャーズ(2022年)−テキサス・レンジャーズ傘下マイナー(2023〜24年)−巨人(2024年〜)
2024年05月10日 10:16
楽天は10日、2024シーズンに球団創設20周年を迎えることを記念し、「20th サンクスマッチ」を開催することになったと発表した。
「20th サンクスマッチ」では、選手が「20th アニバーサリーユニフォーム」を着用する他、楽天イーグルスの歴史を紡いだOBスペシャルゲストによるトークショーやラジオ出演、セレモニアルピッチなどを予定。なお、当日の観戦チケットをお持ちの先着20,000名様に「20th アニバーサリーユニフォーム」をプレゼント。
▼ 「20th サンクスマッチ」 概要
■対象日
・5月25日(土)vs日本ハム戦[14:00試合開始]
・6月2日(日)vsヤクルト戦[14:00試合開始]
・6月29日(土)vs西武戦[18:00試合開始]
・7月14日(日)vs西武戦[13:00試合開始]
■実施内容
[OBスペシャルゲスト]
・5月25日(土)山粼武司さん
・6月2日(日)礒部公一さん
・6月29日(土)愛敬尚史さん、沖原佳典さん、山下勝巳さん
・7月14日(日)草野大輔さん、鉄平さん
※出演の予定は変更になる可能性あり
■20th アニバーサリーユニフォームプレゼント
当日の観戦チケットをお持ちの先着20,000名様に「20th アニバーサリーユニフォーム」をプレゼント
協賛:株式会社フジ・コーポレーション
■楽天イーグルス20th展
楽天イーグルスの20周年を振り返る展示を行う。懐かしの名場面やあのユニフォームの展示などを実施予定。
2024年05月10日 10:15
ド軍は「THK」とのパートナーシップ契約合意を発表、4月以降8社目
大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは9日(日本時間10日)、東京を拠点とする機械部品製造業者「THK」とのパートナーシップ契約に合意したことを発表した。
2024年05月10日 10:11
ドジャースの大谷翔平選手の通訳だった水原一平被告のスキャンダルがハリウッドでテレビドラマ化される話が進行している。
米CBSスポーツなど、複数の米メディアによると、テレビ番組・映画制作のライオンズゲート・テレビジョンが9日(日本時間10日)、同被告が違法賭博で多額の借金を背負い、選手から約1700万ドル(約26億円)を盗む銀行詐欺などの容疑を認め、有罪が確定した事件を題材にしたドラマの制作を進めていると発表。ドラマ制作にかかわっているスポーツ賭博本の著者でもあるアルバート・チェン氏は声明の中で「これはピート・ローズ以来となるMLB史上最大のスポーツ賭博スキャンダルであり、その中心には最大のスターがいる。信頼と裏切り、富と名声の虚飾の物語の核心に迫りたい」と意欲を見せているという。
ライオンズゲート・−の発表を報じた地元メディア「ドジャース・ネーション」は公式Xで「みなさんどう思いますか?」と投稿。ユーザーからは「裁判資料読んでないの?ショウヘイは無関係」、「やめろ!」、「彼は野球がしたいだけ。以上」、「時期尚早」、「だれがショウヘイ役をやるの?」など、さまざまな意見が寄せられた。
2024年05月10日 10:00
9日に放送された『ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に江本孟紀氏が出演し、混戦セ・リーグを抜け出すための広島のキーマンに床田寛樹をあげた。
昨季5年ぶりにAクラス入りした広島はここまで勝率5割で、現在リーグ3位。チーム防御率はリーグ3位の2.39と安定しているが、チーム打率.226、81得点はリーグワースト。
江本氏は「ピッチャーが崩れたらダメだから床田です。ピッチャーは床田しか頼れない。一応チームを持たせるには、広島の場合はピッチャーしかない。どこまでピッチャーが頑張って持っていくか、その間に打線ができるといいですけど。九里がへたってるところで勝てないとなると、頼るのは床田しかないですよ」と、床田に期待を寄せた。
床田はここまでリーグ2位の防御率1.28、3勝をマーク。奪三振もリーグ5位の29の成績を残している。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月10日 10:00
150キロ台のボールが当たり前の時代にあって、阪神の先発ローテを支える大竹耕太郎投手(28)、村上頌樹投手(25)の2人が時折投じるのは、100キロ未満の遅球だ。球種としては、大竹がスローボールで村上はスローカーブ。打者の目線を変えるだけの見せ球ではない。遅い球を配球に組み込ませる意図、経緯に迫った。
山なりのボールが球場をざわつかせる。球速100キロに満たない遅球。決して、見せ球ではない。試合を組み立てていく中で、必要とされる球種になっている。
大竹の球種はスローボール。4月27日のヤクルト戦(甲子園)では、七回1死からサンタナに対し、79キロの遅球を投じた。結果はファウルとなり、助っ人は思わず苦笑い。その後、右前打を許したが、印象を残す1球となった。
このスローボールを投じる狙いについて、こう明かす。「打席に入るようになって、150キロが出ていてもストレートしかないと分かっていたら、僕でもバットに当たると思う。そこにいい変化球があれば、その球種が頭の中にちらつくというか。それが遅い球だったら、遅い球が頭の中にあって、真っすぐに対応しようとすると、差されると思う。打席で感じたものをそのまま投球に反映している」と説明した。
きっかけの一つには、野球を経験したことがない友人の声もあった。「『なんで遅いストレートを投げないの?』と聞かれた時に、野球していたら当たり前だけど野球してなかったらそういう発想があるんだと思わされた」と新たな引き出しが生まれ、取り入れたという。
もう1人の遅球の使い手でもある村上の球種は、中学時代に初めて覚えたというスローカーブだ。球速は80キロ台と100キロ台の2パターン。「ストライクゾーンに投げることを意識しています。ストライクゾーンから外れていたら、打者は意識もしてくれないので。スローカーブでストライクが取れたら、投球も楽にもなりますし。打者にインパクトを与えることができる」と話す。
150キロ超の速球を投げるのは、当たり前のようになっている時代。打者のタイミングを外すためには、より緩急が必要と考える。遅球には「打ち気をそらすとか。狙いを定められないように、目線を変えたり」という狙いもあると村上。有効に使うことで、直球だけでなく、他の変化球も生きてくる。
阪神の先発ローテを支える2人。今季ここまで、大竹は6試合に登板し、3勝2敗で防御率3・82。村上は6試合に登板し、2勝2敗で防御率0・88と抜群の安定感を誇る。飽くなき探究心がある限り、両腕はまだまだ進化を続けていく。(デイリースポーツ・井上慎也)
2024年05月10日 09:39
「怪我する前に戻れるようにまずはそこを目指して頑張っています」。
2024年05月10日 09:22
3回2死から高めの速球をバックスクリーンに突き刺した
■ブルワーズ ー カージナルス(日本時間10日・ミルウォーキー)
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が9日(日本時間10日)、敵地で行われたブルワーズ戦に「2番・左翼」で先発出場。3回の第2打席に2試合連続となる3号を放った。
4点を追う3回2死。右腕マイヤーズの高めのフォーシームを捉えてバックスクリーンに運んだ。打球速度106.1マイル(約170.8キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)、角度29度だった。
今季はオープン戦で左の肋骨2か所を骨折し、開幕を負傷者リストで迎えた。4月11日(同12日)に今季初出場を果たしていきなり1号。その後アーチからは遠ざかっていたが、5月6日(同7日)に22日ぶりとなる2号を放っていた。
この日の試合前時点で打率は.183と低迷しているが、これをきっかけに上昇していきたいところだ。(Full-Count編集部)
2024年05月10日 09:12
今季19試合に出場し、打率.267、0本塁打、3打点だった
エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が9日(日本時間10日)、60日間の負傷者リスト(IL)に移行した。左ハムストリングを負傷し、4月21日(同22日)に10日間の負傷者リスト入りしていた。
MLBネットワークのジョン・モロシ記者は、エンゼルスがトレードでブレーブスからルイス・ギヨームを獲得したことに触れ、それに伴いギヨームに40人枠を与えるために、レンドンが60日間のIL入りしたことを説明した。
レンドンは今季19試合に出場し、打率.267、0本塁打、3打点。開幕から1番で起用され、21打数無安打と苦しんでいた。ナショナルズ時代の2019年に打点王に輝き、7年2億4500万ドル(約380億円)でエンゼルス入りしたが、毎シーズン怪我に悩まされている。またしても長期離脱となることが決定し、信頼は失墜している。(Full-Count編集部)
2024年05月10日 09:07
デトマーズ「彼は楽しむのが大好きだった」
ドジャースの大谷翔平投手が楽しんでいたジェスチャーゲームについて、元同僚が明かした。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏のポッドキャスト番組「Baseball Dojo」に出演したエンゼルスのエース、リード・デトマーズ投手は、「彼(大谷)は楽しむのが大好きだった」と球場での様子を述懐した。
デトマーズは「球場に来るときは日々、選手たちと冗談を飛ばしあっていた。サークル・ダウン(サークル・ゲーム)をしたりとか。彼はあれが大好きだった。だからそれをやりながらクラブハウス中を回っていたものだった。それで、振り向いた選手の顔を軽くはたいたりしていた。そうした小さなことさ。気楽な雰囲気を維持するようにして、ただ楽しんでいた。素晴らしい男だ」と称賛した。
またクラブハウスでもチームメートたちとふざけ合っていたそうで「今では英語が結構うまくなったが、まだ取り組んでいる最中だね」と“英語力”についても言及した。(Full-Count編集部)