2024年04月28日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第3日」(27日、太平洋C御殿場C=パー70) 欧州ツアーと日本ツアーの共催大会は、日没サスペンデッドとなっていた第2Rの残りと第3Rが行われた。第3Rを19位から出た杉浦悠太(22)=フリー=は1イーグル、3バーディー、ボギーなしの65をマーク。通算10アンダーで首位と3打差の8位と、V戦線へ浮上した。通算13アンダーのケーシー・ジャービス(南アフリカ)が単独首位。2打差で中島啓太と木下稜介が日本勢最高の3位につけた。 杉浦が会心のイーグル締めで、V争いに滑り込んできた。最終18番、残り209ヤードからの第2打を3Iで2オンさせると、下りの5メートルを完璧に読み切った。「打ち出しも良かったし、思い通り。すごく明日につながる」。好感触を残して、逆転を目指す最終日を迎えることになった。 最大のピンチは、ティーショットを木の根元に打ち込んだ15番だけ。この窮地を「完璧に打てた」という左打ちでフェアウエーに出し、4メートル残ったパーパットをセーブ。前半から危なげなくスコアを積み重ねて、ボギーなしの65に「すごく良かった」とうなずいた。 今年は2月末からのアジアンツアー「ニュージーランド・オープン」で始動。オフから手応えの良さを感じていたが、いざ試合が始まるとスイングに違和感があった。国内開幕戦だった3月の東建ホームメイトカップも、調子が戻りきらずに14位。その後のオープンウイークで、しっかり修正してきた。 小学校時代から教わる奥雅次コーチに助言をもらい、大会1週間前には蟬川泰果らとともに、千葉県内で行われた日本ゴルフ協会(JGA)のプロ合宿に参加。ナショナルチームは昨年度に卒業したが、今でも学生時代と変わらずガレス・ジョーンズ・ヘッドコーチらの教えを受け「今までのような大きなサポートをもらってうれしい」と感謝の笑みを浮かべる。 ナショナルチームの先代主将だった中島啓太は、3月の欧州ツアーで優勝した。同じく世界を目指す身として、大先輩の活躍には「常に先に行っている。僕もこういう試合で勝てるように」と刺激を受けている。今年は国内で賞金王を取って世界進出することを最大目標にするが、今週次第では一足飛びに世界への扉が開ける。 ◆杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)2001年9月12日、愛知県出身。4歳の時に父の博倫さんに練習場へ連れられ、ゴルフを始めた。福井工大福井高2年時に日本ジュニア選手権優勝。日大4年の23年9月に下部のABEMAツアー、ダンロップ・フェニックス・チャレンジふくしまを制すると、11月のダンロップ・フェニックスでツアー史上7人目のアマチュア優勝を達成。優勝会見でプロ転向を宣言した。2023年度デイリースポーツ制定「ホワイトベア・スポーツ賞」受賞。172センチ、74キロ。
2024年05月12日 09:55
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
大雨の中、最終ラウンドが行われ、午前7時20分にスタートした最終組が前半9ホールを終えた。連覇を狙う岩井千怜(ちさと)が4つ伸ばして、通算11アンダーで単独トップに立っている。
山下美夢有(みゆう)が3打差の8アンダー2位で続く。藤田さいきが7アンダーの3位。工藤遥加と金沢志奈が6アンダーの4位で続く。岩井千、山下とともに首位で出た佐久間朱莉は前半にスコアを3つ落として4アンダーの9位に後退している。
最終ラウンドの競技はセカンドカットが実施され、第2日終了時で27位タイまでの36選手で争われている。
2024年05月12日 09:26
【RKB×三井松島レディス】第1日
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「憧れのプロは」という質問に「(上田)桃子さんと(吉田)優利さんです」と言ったのは、アマチュアの藤本愛菜(17)。首位から2打差の3アンダー9位タイと好発進で、憧れの桃子先輩(4アンダー4位タイ)とは1打差だ。
福岡・沖学園3年の藤本は2022年全国中学ゴルフ選手権(春)で優勝し、昨年の日本女子アマ2位。今年は日本ゴルフ協会のナショナルチームに入った有望アマだ。
現在は上田や吉田、渋野日向子を教える辻村明志コーチに指導を受けており、今大会はその辻村コーチがキャディーを務めている。練習ラウンドは上田と回り、「球筋とかイメージの仕方とか教えてもらってよくなった」という。
女子もアマチュアがプロの試合に勝っても不思議ではない時代だ。最終日に上田と「同門対決」が実現すればおもしろい。
同門といえば、米女子ツアーのコグニザント・ファウンダーズカップ(ニュージャージー州、アッパー・モントクレアCC=パー72)に出場している渋野は、今季初めて初日に60台(69)をマークしたが、2日目は79と大きく崩れ、通算4オーバーで3試合連続の予選通過はならなかった。
今季3試合に出場して予選通過が1回と苦戦している吉田は、通算イーブンパーで決勝へ進んだ。
2024年05月12日 09:00
新しいゴルフカルチャーとファッション、ライフスタイルを提案する「Hypegolf(ハイプゴルフ)」が帽子ブランドの「SMATHERS & BRANSON(スマザーズ&ブランソン)とのコラボレーションアイテムを5月2日(木)に発売したことを発表しました。
2024年05月12日 08:00
プロゴルファーの青木瀬令奈がInstagramを更新。
2024年05月12日 07:00
軟鉄鍛造ヘッドのアイアンは、プロや上級者のためのモデルで、アベレージゴルファーには難しくて打ちこなせない、と思う人は多いが「軟鉄鍛造を使うとアイアンがうまくなります」というのは、レッスンを担当した大川コーチ。レッスンテーマの”キレのあるアイアン”も軟鉄鍛造を打ったほうが早く習得できるそうだ。
同じく”フェースに乗せるアイアン”のレッスンを担当した大原コーチも「アイアン巧者はうまく打ちたいから軟鉄鍛造を使うんですよ。今は複合素材のヘッドを使っていても、アイアンが得意な人は必ず軟鉄のヘッドを使っていた経験があるはずです」とのことで、ふたりに軟鉄鍛造ヘッドがアイアン上達に結びつく理由と長所を詳しく聞いてみた。
2024年05月12日 06:15
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 第2日(11日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
9位から出た岩井千怜(ちさと、21)=ホンダ=が4バーディー、ボギーなしのこの日ベスト68で回り、通算7アンダーで首位タイに浮上した。最終日は母の日で、昨年大会は双子の姉・明愛(あきえ、ホンダ)との劇的な姉妹プレーオフを制した。自身初の連覇で、会場で見守る母・恵美子さん(49)に2年連続の母の日Vを届ける。山下美夢有(みゆう、22)=加賀電子=らも首位。
攻めの姿勢を貫いた。17番でバーディーチャンスを外し、迎えた18番パー5。岩井千は右のファーストカットからの第2打で、迷った末にドライバーを握った。「刻むか行くか。ドライバーの方がいい」。“直ドラ”で放ったボールはグリーン左奥へ。スコアを伸ばせなかったが、首位に3人が並ぶ混戦で迎える最終日へチャレンジしてホールアウト。「ノーボギーで回れて、それだけでも良いプレーだったかな」と振り返った。
母の日ウィークを意識し、初日から双子の姉・明愛とともにピンクのおそろいウェアでプレーを続けている。この日は2人とも右手にピンクのリストバンドを着用。会場で応援した母・恵美子さんは「やっぱりうれしい。こっちから『ありがとう』という気持ちです」と感謝した。初日91位の明愛が予選落ちした場合、帰京する可能性があったという。明愛は後半に5バーディーを奪い、69のチャージでぎりぎり47位で予選通過。恵美子さんは母の日、会場で2人を見守る。
昨年の大会では岩井姉妹、山下の3人によるプレーオフが行われ、姉妹はともに“直ドラ”を選択し、千怜が制した。母は「(2人とも)あの頃はガムシャラにやっていた」と当時を振り返り、「今は耐えるゴルフもできるようになった」と成長ぶりに目を細めた。
最終日は大雨の予報で、大会側は第1組スタートを午前6時30分に早め、開催を目指す。天候次第では、千怜、山下、佐久間の首位3人によるプレーオフ実施も考えられる。大会連覇がかかるが「毎試合勝ちたいという気持ち。自分のプレーをするだけ」と千怜。母の前で最後まで全力を尽くす。(岩原 正幸)
2024年05月12日 05:46
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
大会主催者は12日、規定ホール数終了を目指すためセカンドカットを実施し、第2日終了時で通算1アンダー27位タイまでの36選手で最終ラウンド(R)を行うと発表した。
2024年05月11日 18:49
◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 第3日(11日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)
27位から出た昨年のメジャー、日本オープン覇者の岩崎亜久竜(あぐり、フリー)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算24点で5位に浮上した。
1番で幸先良くバーディー発進。「ティーショットで大きなミスがなかったですし、パターが良かった」と1番では5メートル、5番では10メートルなど次々とパットをねじ込んだ。2試合連続予選落ちと悪い流れが続いていたが、「同じ練習をずっと続けてきた」と継続してきたことが成果となった。
自身初のポイント制の試合も自然体で臨んでいる。「いつもとあまり変わらない。ポイント制だからといって、いつもより攻めるわけでもない」と普段のストローク制と同じプレーを心がけているという。「パー5も簡単に2オンできるホールがない。確実にバーディーを重ねていければ」と8点差逆転への最終日もバーディーラッシュを狙う。
◆ステーブルフォード方式 アルバトロス8点、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点、ダブルボギー以上またはホールアウトしない選手はマイナス3点とスコアを得点化して順位を競う。良いスコアほど得点が高く、大たたきしても3点しか失わないため、攻撃的なゴルフが展開される。
2024年05月11日 18:00
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 第2日(11日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
9位で出たツアー未勝利の佐久間朱莉(大東建託)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算7アンダーで首位に浮上した。
最終18番パー5で3メートルを沈めてバーディー締め。「やっと入った。勝てなかった時は18番で入らなかったので、絶対入れたいという気持ちだけで打った」と笑顔を見せた。
前週のメジャー大会「ワールドレディスサロンパスカップ」では優勝に1打及ばず今季2度目の2位に終わり、悔し涙を流した。毎週のように優勝争いに絡み続ける21歳は「勝てないから、うずうずしながらという感じ。疲れももちろんあるけど、その分楽しいという感じ。自分のなかで楽しみながらできている」と話した。
最終日は前年覇者の岩井千怜(ホンダ)、年間女王の山下美夢有(加賀電子)と最終組で争う。最終日をトップで迎えた過去2回は富士フイルム・スタジオアリスが2位、パナソニックオープンが7位だった。「リベンジの一日、頑張ります!」。実力者の2人に競り勝ち、三度目の正直を果たす。
2024年05月11日 17:02
◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 第3日(11日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)
首位と1点差の2位から出た細野勇策(三共グループ)は1イーグル、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算26点の3位に後退した。
3点伸ばし、迎えた12番パー5。残り230ヤードの第2打を5ウッドで放ち、5メートルにつけた。これを沈めて、イーグルで一気に5点を獲得。だが、14番ではグリーン手前のバンカーからの第3打が奥のカラーへ。4打目も寄らず、4オン2パットのダブルボギーとした。「イーグルで舞い上がってしまった。一番したくないミスをしてしまって、そこからいいショットを全く打てずに終わった」と肩を落として振り返った。
細野が優勝すれば、日本人では1991年の羽川豊以来となる33年ぶりのレフティーV。首位とは6点差と逆転が十分に狙える位置で最終日へ向かう。「前半は3日間の中では一番良いショットはしていた。まだまだ何があるか分からないので、流れを壊さずちょこちょこ伸ばしていければ」と快挙へ向けて意気込んだ。
◆ステーブルフォード方式 アルバトロス8点、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点、ダブルボギー以上またはホールアウトしない選手はマイナス3点とスコアを得点化して順位を競う。良いスコアほど得点が高く、大たたきしても3点しか失わないため、攻撃的なゴルフが展開される。
2024年05月11日 16:49
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 第2日(11日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、9位で出た前年覇者の岩井千怜(ホンダ)が4バディー、ボギーなしの68をマークし、69の山下美夢有(加賀電子)、68の佐久間朱莉(大東建託)と通算7アンダーで首位に並んだ。
2024年05月11日 15:46
◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 第3日(11日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が2イーグルを奪って13点を加え、通算32点で単独首位に浮上した。
小斉平優和(太平洋クラブ)が28点で2位。レフティーの細野勇策(三共グループ)が26点で3位につけた。
昨年の日本オープン覇者の岩崎亜久竜(あぐり、フリー)は11点を稼いで24点にし、27位から5位に大きく順位を上げた。
昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマチュア優勝を果たした杉浦悠太(フリー)は23点で9位。
◆ステーブルフォード方式 アルバトロス8点、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点、ダブルボギー以上またはホールアウトしない選手はマイナス3点とスコアを得点化して順位を競う。良いスコアほど得点が高く、大たたきしても3点しか失わないため、攻撃的なゴルフが展開される。
2024年05月11日 13:33
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 第2日(11日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)
最終組が前半9ホールを終えた。ツアー通算10勝の小祝さくらが通算7アンダーで単独首位に立っている。
前年覇者の岩井千怜、山下美夢有、佐久間朱莉の3人が1打差の6アンダー2位で追う。
木戸愛、鈴木愛、菅沼菜々、野沢真央が5アンダーの5位となっている。上田桃子は2つ落として2アンダー21位に後退している。
2024年05月11日 12:38
◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 第3日(11日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)
最終組が前半9ホールを終え、小斉平優和(太平洋クラブ)が3バーディー、ボギーなしで6点を加え、通算29点で首位をキープしている。3点差でレフティーの細野勇策(三共グループ)が追いかける。
27位から出た昨年の日本オープン覇者の岩崎亜久竜(あぐり、フリー)は15ホールを終え、3位に急浮上。昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマチュア優勝を果たした杉浦悠太(フリー)は15位。ツアー1勝の片岡尚之(CS Technologies)も15位。ツアー2勝の平田憲聖(エレコム)は32位。平均飛距離1位の河本力(大和証券)も32位。連覇を狙う小林伸太郎は65位となっている。
◆ステーブルフォード方式 アルバトロス8点、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点、ダブルボギー以上またはホールアウトしない選手はマイナス3点とスコアを得点化して順位を競う。良いスコアほど得点が高く、大たたきしても3点しか失わないため、攻撃的なゴルフが展開される。