2024年04月28日 10:26
◆TEAM NOAH興行「LIMIT BREAK ex.」(27日、横浜ラジアントホール) プロレスリング・ノアの潮崎豪が率いる「TEAM NOAH」は20日、横浜ラジアントホールで「ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK.1 〜Starting Over〜」を開催した。 メインイベントで世界ヘビー級王者齋藤彰俊がREAL ZERO1の永尾颯樹と対戦。試合は齋藤が15分31秒、スイクルデスで永尾を沈め初防衛に成功した。 試合後のリングで齋藤は次期挑戦者に同じ「TEAM NOAH」の潮崎豪を指名。これに潮崎も応じ、両者のタイトルマッチが確実となった。 バックステージで齋藤は「潮崎との試合は背筋が凍ってゾクゾクするような試合にする! これから暑くなるからな。ゾクゾクするような寒気を求めるならば、絶対に観に来い! 以上だ!!」と予告した。 挑む潮崎は「齋藤彰俊の闘いをみて、そして気持ちをみて、俺が挑戦させてもらうよ。齋藤彰俊に挑戦するというシチュエーション。確かに今までなかった。挑んで勝ち取ってみます!」とベルト奪取を見据えた。 ◆4・27横浜全成績 ▼メインイベント世界ヘビー級選手権 〇王者・齋藤彰俊(15分31秒、スイクルデス→片エビ固め)挑戦者・永尾颯樹● ▼6人タッグマッチ △潮崎豪、藤田和之、モハメドヨネ(20分時間切れ引き分け)石川修司、飯野雄貴、納谷幸男△ ※延長戦10分1本勝負 〇潮崎豪、藤田和之、モハメドヨネ(4分41秒、豪腕ラリアット→片エビ固め)石川修司、飯野雄貴●、納谷幸男 ▼20分1本勝負 〇遠藤哲哉(15分24秒、バーニングスタープレス→エビ固め)Hi69● ▼20分1本勝負 〇小峠篤司、ブラックめんそーれ(14分32秒、キルスイッチ→片エビ固め) 秋山準、瑠希也● ▼20分1本勝負 〇ヨシ・タツ(11分53秒、逆エビ固め)大和田侑●
2024年05月14日 22:22
WWEの戸澤陽(38)が、所属ユニット「アルファ・アカデミー」でまさかのパワハラ地獄に陥っている。
チャド・ゲイブル、オーティス、戸澤、マキシン・ドゥプリの4人は、戸澤の妙なダンスもあって人気ユニットとなったが、リーダーのゲイブルがインターコンチネンタル王座取りに失敗して凶暴化。なぜか昭和のコワモテ教師のように、生徒3人を横に並べて「お前らなあ、わかっとんのか!」などと説教を続けてきた。
13日(日本時間14日)のロウ(サウスカロライナ州グリーンビル)でも、戸澤はスーパーモデル風ルックスのマキシン、巨漢オーティスとともに一列に並べられ、説教タイム。ゲイブル先生から「トザワ、今夜もビッグチャンスだ。無駄にするなよ。相手はブロンソン・リードだ。それでな、神に誓って、お前があのダンスをしたら…さあ、行くぞ!」と言い渡され、試合前から不安げな表情を浮かべた。
セコンドにゲイブル先生を就けた戸澤の相手は巨体のリード。新日本プロレスマットでは、オカダ・カズチカ(現AEW)を一騎打ちで破ったこともある強豪だ。戸澤はリードの突進をかわして、パンチの雨を降らせた。さらに素早い動きから、ラリアートをかわして顔面にスーパーキック。さらにソバット、延髄斬りと猛攻を仕掛けた。
それでも倒れないリードに、コーナー上段からミサイルキックを発射。この一発で巨漢を見事に横転させた。続けて、リング上をぴょんぴょん跳ねると、超人ハルク・ホーガンばりにタンクトップを破り捨てるパフォーマンス。再びコーナー上段に上がったが、背面アタックをあっさりキャッチされてデスバレーボムを浴びた。そのままリードのTSUNAMI(ダイビングボディープレス)で圧殺され、3カウントを聞いた。
試合後はリング上でゲイブル先生が口角泡を飛ばして、倒れた戸澤を説教…。WWEマットをガッツと気合で生き抜いてきた熱血漢が、無用のパワハラにより道を誤らないことを祈るばかりだ。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月14日 21:50
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、米AEW・TBS王者のウィロー・ナイチンゲールに宣戦布告だ。
18日の横浜武道館大会で同王座への挑戦が決定。14日に都内で開かれた会見では、ナイチンゲールからのビデオメッセージで「私たちは2人とも強くてかわいい。だけど、それだけじゃチャンピオンになれないってことも知っているわね? スターダムのリングで、世界中になぜウィロー・ナイチンゲールがTBSチャンピオンであるのかを教えてあげる」と挑発された。
中野は昨年団体最高峰のワールド王者として活躍したが、10月の同王座戦で左ヒザを負傷。長期欠場に入り、王座返上を余儀なくされた。今年2月の大阪大会で約4か月ぶりに復帰するも、同日にエグゼクティブプロデューサーを務めていたロッシー小川氏が解任に。3月いっぱいで5人の戦友がスターダムを去った。
「みんなの力を借りて復活することができたけど、復帰したその日から心が折れそうでした。スターダムは分裂と言われ、復帰したのにスターダムはどうなっちゃうんだろうって。みなさんを不安にさせないように自分は気丈に振る舞おうって思っていたけど、本当は悲しかった。無力な自分が悔しかった」と振り返る。
復帰後初のシングル王座戦となるだけに、ベルト取りへの思いは強い。「そんな悔しい気持ち全てを強さに変えて、このビックチャンスをつかみ取り、本当の意味でどん底からはい上がります」と宣言すると、おもむろに前髪をわしづかみに。「チャンスの前髪をつかむ準備はできてます。世界で一番強くてかわいいのを世界中に知らしめるのは中野たむだよ。たむを信じてください」と呼びかけた。
復権を目指し、中野の戦いがスタートする。
2024年05月14日 21:40
WWE悪のユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイが、観衆を味方につけ女王の座にまた一歩近づいた。
4月の祭典「レッスルマニア40」では、ダメージCTRLのリーダーだったベイリーに敗れ、WWE女子王座から陥落した。「WWEドラフト」ではスマックダウンからロウへの移籍が決まり、「クイーン・オブ・ザ・リング」女子トーナメントにエントリー。先週のロウでは1回戦でナタリアを破り、13日(日本時間14日)のロウ(サウスカロライナ州グリーンビル)では準々決勝でシェイナ・ベイズラーと激突した。
元WWE女子タッグ王者のシェイナは1回戦で、ゼリーナ・ベガに代わって出場したマキシン・デュプリを絞殺。ジョシュ・バーネットの弟子で元UFCファイターの強敵だが、イヨはリングインするといきなり奇襲にあう。首投げで場外に放り投げられ、ストンピングから強烈なヒザ蹴りをぶち込まれた。
だが、ゴングが鳴ると、持ち前のスピード感あふれる攻撃で逆襲。強烈なドロップキックを放ち、ヘッドスプリングを見せて「ヨッシャーッ!」とアピールする。これには悪のユニットの一員にもかかわらず、大歓声が起きた。
シェイナの左腕攻撃でペースを奪われ、リング下の鉄棒に腕を巻きつけられたところに残忍なキックを浴びた。エルボー連打からウラカン・ラナで反撃するも、シェイナの執拗な左腕狙いから逃げ出せない。左腕の激痛で悲鳴を上げたが、コーナー上の攻防を制し、シェイナを場外に転落させた。ここで得意のムーンサルトアタックをさく裂させ、流れを取り戻した。
イヨはスワンダイブ式ミサイルキック、背後からのメテオラで猛ラッシュ。必殺のムーンサルトプレスは防がれて、キリフダクラッチ(裸絞め)で捕獲されるも、クロスフェースロックで切り返した。それでもシェイナはニーアタックをぶち込み、引き下がらない。ハイレベルな熱闘には、観衆から「This is awesome!(これぞ名勝負!)」のチャントが上がった。
勝負どころでイヨは、シェイナのニーアタックをキャッチしてドラゴンスクリュー。コーナーに吹っ飛ばすと、すかさずメテオラで両ヒザを打ち込んだ。最後はパーフェクトなムーンサルトプレスを決めて強敵を葬り、準決勝に進出した。
試合後はインタビュアーからマイクを奪うと「私がクイーンになって、そしてチャンピオンに返り咲く!」と日本語で絶叫。グリーンビルの観衆がどこまで日本語を理解しているかは定かでないが…観衆からはまさかの大歓声だ。悪の女王は確かな実力で、ファンの支持も集めている。
準決勝ではライラ・ヴァルキュリア対ゾーイ・スタークの勝者と激突。決勝はPLE「キング&クイーン・オブ・ザ・リング」(25日=日本時間26日、サウジアラビア・ジッダ)で行われる。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月14日 21:21
女子プロレス「スターダム」のワンダー王座戦(18日、横浜武道館)で激突する王者・安納サオリ(33)と、挑戦者の壮麗亜美(27)がピリピリムードだ。
2024年05月14日 20:49
女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・上谷沙弥(27)が、飯田沙耶(26)との初防衛戦(18日、横浜武道館)へ意気込んだ。
先月27日の横浜大会で同王座を初戴冠。王座戦を控えながら、体調不良により11日千葉、12日後楽園の2大会を欠場した上谷は14日の調印式で謝罪し「今はトレーニングも再開して、万全な状態で試合をするので安心してください」とファンに呼びかけた。
飯田とは同じ2019年デビューの同期で、新人王トーナメントは上谷が優勝。若手時代はフューチャー王座を争ったことがあるが、ハイスピードのベルトをかけて戦うのは初となる。上谷は「私たち2人だけにしかわからないたくさんの感情と物語がある。でも、こうやってハイスピードのベルトをかけて戦うとは予想していなかった。意味のあるものにしていきたいと思ってます」と語った。
ハイスピード王座戦線で戦うにあたり、得意技のフェニックススプラッシュを封印した。新たな道を歩み始めた王者は「これから私が新しい景色を見せていくので、ハイスピードフェニックスをお見逃しなく」と自信の笑みを浮かべた。
2024年05月14日 20:40
女子プロレス「スターダム」のアイコンことIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が、名タッグチームを手玉に取った。
18日の横浜武道館大会では「シンデレラ・トーナメント」覇者・羽南(19)とのタッグ「アイコンタクト」で、藤本つかさ(40=アイスリボン)と中島安里紗(35=シードリング)の「ベストフレンズ」と対戦する。
2016年に浮上した岩谷と紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)のサンダーロックvsベストフレンズが実現には至らかったことなどから、スターダムとアイスリボンの関係は冷え切っていたが、3月27日横浜BUNTAI大会に藤本が来場し、対戦を要求したことから実現に至る。
14日に都内で行われた会見には4選手が出席。8月に現役を引退する中島が「スターダムさんに対して何の因縁も思い入れもないですし、引退まで限られた時間の中で、正直わざわざ殺伐としたくないというのがあったんですけど…」と本音を吐露すると、藤本は「映画でとても忙しそうなのでケガをしないで、頑張ってください」。自身の半生を描いた映画「家出レスラー」の公開を17日に控え、多忙を極める岩谷に皮肉のメッセージを送りつけた。
すると岩谷は「中島安里紗さんはあまりやる気が伝わってこないというか、ただの2人の思い出の試合にしようとしている感じがすごく伝わってきて」とチクリ。さらに「長年やってきたベストフレンズだからこそ、タッグのベルトも取ったことがないアイコンタクトが2人に勝ったら最悪な締めくくりになるでしょう。バットエンドを描いて、思い出を壊しにいきたいと思います」と堂々と宣言した。
この日はコメントがさえ、これで調子づいたアイコンは何を思ったのか「藤本つかささん、家出レスラーの宣伝ありがとうございます」と言いながら、サイフから取り出した映画のチケットを3枚ずつ藤本と中島にプレゼント。「これ見て、X(旧ツイッター)とかで感想を投稿してもらえればと思います」。
ところが降壇する際、テーブルにはチケットがそのまま残され、岩谷は「あとでカバンに入れておくよ!」と2人を追いかけていった。
2024年05月14日 19:33
「邪道」大仁田厚が14日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。11日のJ1の川崎―札幌戦の試合直前に電流爆破マッチを敢行した、とどろきスタジアムを管轄する川崎市の中原消防署を表敬訪問したことを報告した。
この日、署員との笑顔のツーショット写真を貼り付けた大仁田。
「#ノーファイヤー」の表題のもと書き出すと、「ファイヤーじゃないよ ノーファイヤーだよ 川崎フロンターレの、とどろきスタジアムも管轄の中原消防署を表敬訪問」と報告。「心は燃やしても家燃やすなよ 火の元には気をつけろよな! ノーファイヤーじゃ!」と呼びかけた。
大仁田は11日、スタジアム前の特設リングで電流爆破バットデスマッチを行い、ほぼ全観客がサッカーファンの前でFMW時代からの盟友・雷神矢口、リッキー・フジと組んでミスター・ポーゴ、櫻井匠、怨霊組と激突。
矢口と櫻井の前後からの電流爆破サンドイッチ殴打をさく裂させKO。すかさずフォールし、3カウントを奪い快勝した後、午後3時キックオフの川崎―札幌戦の始球式にもアポ無しで乱入しようとした。
しかし、スタジアム玄関でチーム関係者に阻止され、「俺は始球式をやりたかったのになんだよ!」と絶叫。「来年はやってやるからな!」と吐き捨てたものの、川崎からは1年間のスタジアム出入り禁止処分を食らっていた。
2024年05月14日 16:26
「プロレス・ドラディション」(24日、後楽園ホール)
3月10日、全日本プロレス高崎大会に出場後、急逝したプロレスラーの吉江豊さんの追悼試合「吉江豊MEMORIAL タッグマッチ」を第2試合で行うことが14日、発表された。
2024年05月14日 13:33
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26)=M・T=が14日、相模原市のゴルフ場「相模湖カントリー俱楽部」で、走り込み合宿をスタートさせた。
合宿は13日からの予定だったが、あいにくの雨のため当日は所属するM・Tジムで合宿用の特別メニューを消化。改めてこの日の朝から走り込みを行った。
中谷はジムを通じて「初日午前の練習でしっかりと追い込めたので、このイメージのまま身体をいじめこんでいきたいと思います。相模湖カントリークラブさんをはじめ環境をつくってくれるチームに感謝してしっかり仕上げます」とコメントしている。
次戦は夏頃の予定。前日13日には、走り込みに向けて「次戦に向けて、しっかりスイッチを入れる。土台作りをしっかりしていく。より無駄のないボクシングをしていかないとならないので、安定感だったり、芯となる部分、軸となる部分を、たくさん体を動かして作っていきたい」と意気込んでいた。
2024年05月14日 12:00
炎の飛龍藤波辰爾(70)率いる「ドラディション」は、24日の後楽園ホール大会で3月10日に急逝したフリーのプロレスラー・吉江豊さん(享年50)の追悼試合を開催すると発表した。第2試合の「吉江豊MEMORIAL」と題したタッグマッチでLEONAと三州ツバ吉が組み、倉島信行、田島久丸組と対戦する。
吉江さんは3月10日の全日本プロレス高崎大会に出場後に容体が急変。病院へ救急搬送されたが、そのまま帰らぬ人になった。藤波は2006年の無我ワールド立ち上げから吉江さんと縁が深く、ドラディションにも参戦していた。団体への多大なる貢献に感謝を込め、吉江さんの遺族の了承のもと今回の追悼試合が行われることになったという。試合後は追悼セレモニーも予定されている。
既報の同大会メインでは、藤波が永田裕志(新日本プロレス)、LEONAと組み、宮原健斗(全日本プロレス)、関本大介(大日本プロレス)、綾部蓮(全日本)と激突。セミでは越中詩郎、船木誠勝、AKIRA組が、長井満也、黒潮TOKYOジャパン、MAZADA組と対戦する。
2024年05月14日 12:00
プロレス界のレジェンド藤波辰爾(70)が主宰する「ドラディション」は14日、2024年第2弾大会「DRADITION 2024 DRAGON EMPIRE PHASE―2」で3月10日に50歳で急逝した吉江豊さんの追悼試合を行うことを発表した。
吉江さんは2006年から09年までドラディションの前身「無我ワールド」時代からトップレスラーとして団体を支えた。しかし、今年3月10日の全日本プロレスGメッセ群馬大会で井上凌と組んで大森北斗、崔領二と対戦したが試合後に体調が急変し搬送先の病院で急逝した。
団体にとって多大な功績のある吉江さんの追悼試合にドラディションは「団体への多大なる貢献へ感謝を込め、ご家族の御了承のもと、ドラディションの選手たちによる追悼試合を行うこととなりました。また、追悼試合後は、藤波辰爾選手、長井満也選手などが参加し追悼セレモニーを行います」と発表した。
「吉江豊MEMORIAL」と銘打たれた追悼試合はLEONAが吉江さんと対戦した三州ツバ吉と組んでドラディションの倉島信行、元ドラディションの田島久丸と対戦する。吉江さんとドラディションのリングでゆかりのある4人が天国の吉江さんへ戦いをささげる。
吉江さんは、1974年1月5日、群馬・前橋市生まれ。高校卒業後にプロレスラーを目指し元プロレスラーのアニマル浜口さんが主宰する東京・浅草の「アニマル浜口トレーニングジム」で練習を重ね、94年2月に新日本プロレスに入門した。同年12月9日の小島聡戦でデビュー。99年からの海外武者修行を経て2000年には永田裕志、中西学、故福田雅一さんらとユニット「G―EGGS」を結成しトップ戦線で活躍した。
2003年6月には棚橋弘至とのタッグでIWGPタッグ王座を獲得したが2006年1月に新日本を退団。フリーを経て06年8月からは藤波辰爾が主宰する「無我ワールド・プロレスリング」に所属した。同団体が「ドラディション」となってからも体重160キロを超えるパワーあふれるファイトで所属選手として団体を支え、09年7月にドラディションを退団し、以後、フリーとしてプロレスリング・ノア、全日本などで活躍していた。
◆ドラディション5・24後楽園カード
▼メインイベント〜 スペシャル6人タッグマッチ 60分1本勝負
藤波辰爾、永田裕志、LEONA VS 宮原健斗、関本大介、綾部蓮
▼セミファイナル〜 6人タッグマッチ 45分1本勝負
越中詩郎、船木誠勝、AKIRA VS 長井満也、黒潮TOKYO JAPAN、MAZADA
▼タッグマッチ 30分1本勝負
田中将斗、納谷幸男 VS 石川修司、吉田綾斗
▼タッグマッチ 30分1本勝負
TAMURA☆GENE☆、将軍岡本 VS 羆嵐、アンディ・ウー
▼吉江豊MEMORIAL タッグマッチ 30分1本勝負
LEONA、三州ツバ吉 VS 倉島信行、田島久丸
▼シングルマッチ 10分1本勝負
チチャリート・翔暉 VS 秦野友貴
2024年05月14日 09:14
「日本人で初めてボブ・サップをKOした」という身長195センチの大男が『BreakingDown12』オーディションに登場。
2024年05月14日 07:00
【取材の裏側 現場ノート】「年末からのことがウソのようですよね。僕が黙っているということは、イコール今の全日本プロレスは平和だということです」
先日、青柳優馬との会話の中でこんな言葉が出た。確かに1月から全日本の記事に並んだ「乗っ取り」「黒幕」「洗脳」「退団」というスキャンダラスな見出しは一切消え、史上最年少3冠ヘビー級王者・安齊勇馬の誕生や宮原健斗の優勝で幕を閉じた春の祭典「チャンピオン・カーニバル」を報じる通常モードに切り替わった。
原因は、3月30日大田区大会での3冠王座陥落を機に王道マットを撤退した中嶋勝彦だ。昨年11月に3冠王座を奪取すると、謎の「闘魂スタイル」を掲げ団体をかき回した。時を同じくして福田剛紀社長が迷走モード。元日にはバカ殿様の格好で動画に出演したことが大きな波紋を呼び、同社長に見切りをつけた石川修司らが団体を去った。
しかも諏訪魔専務の告発により、中嶋を裏でコントロールし、福田社長の個人アドバイザーを務める黒幕が存在することが明らかとなり、選手、スタッフらは猛反発。特に優馬は急先鋒として批判を繰り返してきた。
まるで昭和のプロレス界をほうふつとさせる一連の出来事を経て、王道マットはどうなったのか。優馬が「会社にも選手にも大打撃だったと思いますが、今は内部もそうですし、選手、ファンも含めて一体感が生まれたように感じます」と認めるように、団体が一つになったのは事実だ。
一方で、優馬は「ないとは思いますが…」としつつ「これを見越してのあの行動だったとしたら、社長は天才ですよ。もう僕は二度と逆らえません」とも。すべて福田社長が団体をまとめるために描いたものだとしたら、結果的には大成功だったということになるが…。
ただし、諏訪魔と優馬は平和な全日本マットにどこか退屈してそう。「劇薬は賞味期限が短いので、また次の劇薬が現れるでしょう。なので今は平和な時間を満喫しています」と諏訪魔が言うように、中嶋に代わる劇薬は誕生するのか。
(プロレス担当・小坂健一郎)
2024年05月14日 06:00
全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・安齊勇馬(24)が、春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」覇者の宮原健斗(35)を迎えるV1戦(29日、後楽園ホール)に向けて闘志をみなぎらせた。
12日のCC優勝決定戦(横浜)で斉藤ジュンを下し、5年ぶり2度目の優勝を果たした宮原から挑戦表明を受けて決まった一戦。安齊は「一挙手一投足に無駄があるようでない。学ぶものがあるし、尊敬できると思う」と警戒しつつも「防衛できても、完全に超えたとなるわけではないと思います。ただ、そういうのを抜きにして、今のエースの宮原健斗に勝ちたいんです」と続けた。
今の王者には、CCを通じて得た自信がある。「『史上最弱の3冠王者』とまで言われて、それを払拭したいというのがありました。対戦相手だけじゃなくて、僕を認めていないファンとの戦いでもあったんです」と過酷なリーグ戦を振り返る。3月に中嶋勝彦を大逆転で破って史上最年少での戴冠を果たしたが、あっけない幕切れから賛否を呼んだからだ。
結果は4勝3敗でブロック敗退となったが「自分の中では100点です。やれるだけのことはやったし、後悔がないので」と胸を張る。連日メインを任されたことで成長を実感。常にセミより前の公式戦に、試合内容で負けないことを意識していたという。
象徴となったのが4月21日幕張大会だ。宮原vs青柳優馬という団体屈指の好カードをセミに追いやり、メインでパートナーの本田竜輝と戦った。敗れはしたが「内容としては2人で、セミといい戦いができた。って言うと何か青春みたいですけど、メインのプレッシャーをはね返せた。そういう自信が持てました」。エースを相手に進化を証明する。
2024年05月14日 05:00
「大相撲夏場所・2日目」(13日、両国国技館)
横綱照ノ富士(32)=伊勢ケ浜=が2日目の13日から休場した。日本相撲協会に「左肋軟骨(ろくなんこつ)損傷、右変形性膝関節症にて、3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出した。休場は2場所連続通算21度目で、横綱在位17場所で10度目。
2日の横綱審議委員会の稽古総見で左脇腹を負傷。初日は新小結大の里に敗れていた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「膝(の古傷)と、脇の肉離れのような感じ。痛すぎて力が出ない状態で、せきをしただけで痛い」と説明。「やるからには万全の状態でやらないと」と、名古屋場所(7月14日初日、ドルフィンズアリーナ)での復帰を目指す方針を示した。
大関貴景勝(27)=常盤山=も休場した。相撲協会に「頸椎椎間板ヘルニアで3週間程度の安静加療を要する見込み」との診断書を提出。初日は平戸海に敗れていた。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、慢性的な痛みを抱える首の状態が悪化。再出場については「しません」と否定した。休場は3場所連続13度目で、このまま全休すれば、名古屋場所は9度目のかど番となる。