2024年04月28日 15:12
パリ・サンジェルマンは27日、フランス代表MFワレン・ザイール・エムリと契約を延長したことを発表した。なお、新契約は2029年6月30日までとなる。 2006年3月8日生まれで現在18歳のザイール・エムリはPSGの下部組織出身で、2022年8月に16歳4カ月29日というクラブ史上最年少記録でトップチームデビューを果たした。今シーズンはルイス・エンリケ監督の下でポジションを確保するなど、ここまでデビューから公式戦通算69試合出場で5ゴール6アシストを記録している。また、2023年11月には17歳8カ月10日でフランス代表デビューも果たし、通算2試合出場で1ゴールを記録している。 新契約を締結したザイール・エムリはクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。 「少年時代から所属しているクラブであるパリ・サンジェルマンで冒険を続けられることをとても誇りに、そして幸せに思う。僕がこのクラブに入ってから僕を信じてくれたナセル・アル・ケライフィ会長に感謝をしたいと思う。これまでクラブが僕にしてくれたすべてのことに感謝している」 「また、かつてのコーチやトレーナー、特にルイス・エンリケ監督、2014年にここに来てから僕に付き添ってくれたすべての人々、また成功のために全力を尽くしてくれたすべての人々、後押ししてくれているパリのスタッフ全員、そしてこれからも誇りに思ってもらいたいサポーター、みんなに感謝をしたいと思う」
2024年05月12日 08:05
現地5月11日に開催されたプレミアリーグの第37節で、橋岡大樹が所属する18位のルートンはウェストハムと敵地で対戦。ベンチ入りした橋岡に出番がなかったなか、1−3で敗れ、勝点26から積み上げられなかった。
この試合の後に行なわれた一戦で、勝点29で17位のノッティンガム・フォレストがチェルシーをホームに迎えた。引き分け以上で残留が決定するなか、一時は2−1と勝ち越したものの、2−3で逆転負けを喫した。
【動画】ハーランドの強烈シュートが顔面直撃→橋岡がまさかのオウンゴール
この結果、ルートンの2部降格は決定しなかったものの、最終節のフルアム戦に勝っても、ノッティンガム・Fがバーンリーに引き分け以上なら降格で、負けて勝点で並んでも得失点差が12点も下回っているため、残留は絶望的な状況となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 07:42
試合後の投稿が現地で反響を呼んでいる。 5月11日に開催されたスコットランドリーグの第36節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックは3ポイント差で2位の宿敵レンジャーズとホームで対戦。2−1でグラスゴー・ダービーを制し、3連覇に向けて大きく前進した。 この試合で、結果的に決勝点となったオウンゴールを演出したのが前田大然だった。1−0で迎えた38分、左サイドでロングパスを収めると、そこから仕掛けて左足で鋭いクロス。これが相手MFジョン・ランドストラムに当たってゴールに吸い込まれ、貴重な追加点となった。 喜びを爆発させた日本代表アタッカーは、スタンドまで走って行き、サポーターと喜びを分かち合ったが、この行為でイエローカードを出された。【動画】前田大然がオウンゴールを誘発→イエローを受けた行動
試合後、前田は自身のXを更新。英語でこう綴った。「ファンのところに行ったら、イエローカードを貰うなんて知らなかったよ! まあいいか!」 この投稿は現地メディアが次々に取り上げ、たちまち話題に。セルティックの専門メディア『CELTS ARE HERE』は、「そんなルールについて全く知らなかったと陽気に冗談を言った」と伝えた。 英紙『THE SCOTTISH Sun』は「試合後、ウインガーはSNSでこのイエローカードに異議を唱え、ファンの前で祝うことが違反になると全く思っていないと述べた」と報道。次のようなファンの声を紹介している。「仕方がない!」「もし知っていたら、セレブレーションを変更したの?」「今日は素晴らしい試合だったよ、ダイゼン」「魔法の瞬間をありがとう」「絶対的マシン、今日も素晴らしかった」 こんな一面もファンから愛される理由なのかもしれない。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 07:31
横浜F・マリノスは11日に行われたアル・アイン(UAE)とのAFCチャンピオンズリーグ決勝1stレグに2-1で勝利した。
前半12分に先制されるとリードを許す展開が続いたが、終盤に試合をひっくり返した。
『Kooora』によれば、アル・アインのエルナン・クレスポ監督は試合後にこう話していたそう。
「日本チームの勝利を祝福する。
我々は試合の大部分でスペースを狭めることに成功し、最後の数メートルに集中するだけでよかった。我がチームの選手たちのファイティングスピリットを讃えるが、任務はまだ終わっていない。
後半は攻撃の猛威が足りなかったが、(2ndレグを戦う)ホームではチャンスがある。状況がよくなり、勝利を収めることを願っている。
この栄冠はまだ我々の手中にある、なぜなら我々は2ndレグをホームのファンたちと一緒に戦うからね。
(選手交代は後半ATのひとりだけだったが)
この試合では多く交代は必要なかった。 より大きな脅威を生み出すために必要なのは攻撃的クオリティだけだった。私は選手たちが試合を完遂する能力に大きな信頼を寄せている、それが私のビジョンだった」
アル・アインは最近10試合で2勝2分6敗と不調気味。
クレスポが選ぶ「俺の最強チームメイト22名」
運命の2ndレグは5月25日に行われる。
2024年05月12日 07:15
フライブルクの堂安律が11日のブンデスリーガ第33節ハイデンハイム戦で今季6点目となるゴールを決めた。
2024年05月12日 07:10
ウクライナ・プレミアリーグ第28節が11日に行われ、シャフタール・ドネツクが15度目の国内リーグ制覇を果たした。
昨季王者のシャフタール・ドネツクは、第27節終了時点で2位のディナモ・キエフに勝ち点「4」差をつけており、第28節の直接対決で勝利すれば、2試合を残して優勝が決まる状況だった。
そして迎えた運命の“ウクライナ・ダービー”は、33分にチェルシーなど欧州のビッグクラブから注目されている21歳の“逸材”MFヘオルヒー・スダコフがPKを決め、シャフタール・ドネツクが先制。この得点を最後まで守り切り、シャフタール・ドネツクが2年連続15度目の国内リーグ制覇を成し遂げた。
なお、ウクライナ・リーグは、ロシアによる軍事侵攻以降、無観客での試合が続いていたが、今年2月から観客数の上限を設けながら、有観客での試合を再開。今節の“ウクライナ・ダービー”には、1,317人の観客が駆けつけた。
しかし、依然として本拠地で活動できないクラブが数多く存在しており、シャフタール・ドネツクもそのうちの1クラブ。本来はウクライナ東部のドネツクにあるドンバス・アリーナを本拠地としていたが、2014年の紛争以降は活動拠点を移しており、今節もポーランドに近いアリーナ・リヴィウでホームゲームが開催された。また、シャフタール・ドネツクは今季のCL、ヨーロッパリーグ(EL)に出場したが、ホームゲームはハンブルガーSV(ドイツ)の本拠地であるフォルクスパルクシュタディオンが使用された。
【ゴール動画】スダコフの決勝ゴールと歓喜に沸く選手たち
🔥 ЦІ ЕМОЦІЇ ПІСЛЯ ГОЛА ГЕОРГІЯ СУДАКОВА… 😍#Shakhtar #ШахтарДинамо pic.twitter.com/i1kNoHpIsY— ⚒FC SHAKHTAR DONETSK (@FCShakhtar) May 11, 2024
🥳 Час святкування в роздягальні 🧡
🥇 Чемпіони України 🇺🇦#Shakhtar #ШахтарЧемпіон pic.twitter.com/Kam07Y8K1S— ⚒FC SHAKHTAR DONETSK (@FCShakhtar) May 11, 2024
2024年05月12日 06:56
[J1第13節]川崎 3−0 札幌/5月11日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
12試合を終えてリーグ戦ではわずか1勝。最下位に沈んでいた札幌は13節にアウェーで川崎と対戦したが、0−3で敗れた。
序盤はCF鈴木武蔵らを中心にチャンスを作るも、前半のうちに川崎FWバフェティンビ・ゴミスにJリーグ初ゴールを含むハットトリックを許し、完敗を喫した形だ。
試合後の監督会見、質疑応答の時間は取らずに約8分、言葉を紡いだのはミシャこと、ペトロヴィッチ監督だった。
「前半、非常に良い入りができ、自分たちがゲームの主導権を握れていたと思いますし、相手になかなかチャンスらしいチャンスというのを与えないなかでゲームを進めることができたと感じています。
ただそのなかで、立ち上がり、前半20分くらいまでにあったチャンスを1点、2点、3点決めていれば、試合はまた違った展開になったのではないかと思いますが、逆に少ないチャンスをものにしたのが川崎であったと。我々札幌にないものがあったのが、今日の川崎だったと感じます」
そして「気を付けなければいけない部分でやられてしまったことは非常に悔しい」と試合を振り返った指揮官だが、選手たちの姿勢は評価した。
「リスクを負って攻めるなかで相手のカウンターを受けて4点目の失点をする、5点目の失点をするという展開になっても十分におかしくない展開でしたが、選手たちはしっかりコントロールしながら、リスクを負って攻撃するということもしながら、もちろんカウンターを受けて危険なシーンは作られましたが、崩れることなく、最後まで規律を持ちながら自分たちの狙いとする戦いを見せてくれたと思います。
もちろん(キム・)ゴンヒ選手だったり、他の選手も含めて後半も得点になってもおかしくないチャンスというのは何回か作れていたと思いますし、そういうなかでもちろん後半の入りの早い時間に1点取れていれば、試合ももう少し違う展開になったはずです。
川崎も選手を入れ替えてより我々の圧を受けながらもカウンターから得点を奪うことを狙っていたと思いますが、選手たちはよくそこを我慢しながらゲームを進めてくれましたし、しっかりと相手の攻撃、プレッシングをしながら相手のボールを奪って、自分たちが得点を奪いに行くというところはしっかり見せてくれていたんじゃないかと感じます」
【動画】川崎×札幌のハイライト!!
そのうえで、現状の責任は監督にあるべきだと説明した。
「今日3−0という結果で敗れましたが、私自身は選手たちもよく戦ってくれたと感じていますし、この敗れたという結果に対して、そして今最下位にいるという結果に対して、やはり監督である私にもちろん責任があると思っています」
そして改めて選手を労った。
「本当によく戦ってくれた選手を褒めてあげたいと思いますし、結果に対する責任は常に監督にあり、その責任は私に向ければいいと思いますし、ただ、選手たちは自分たちのやっていること、プレーに自信を失ってほしくないです。しっかりと前を向いて次に向かっていくファイティングポーズを取ってほしいなと思います。もう一度言いますが、結果、今の状況にあるのは監督の責任。監督とは常に結果に対して責任があるものだと思います」
選手たちと強い絆を築き、これまで魅力的なサッカーを見せてきたペトロヴィッチ監督。ここから札幌を立て直せるのか、注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月12日 06:55
セルティックは11日に行われた宿敵レンジャーズとのオールド・ファームに2-1で勝利し、リーグ連覇に近づいた。
前田大然は前半38分に相手のオウンゴールを誘発し、勝利に貢献している(動画1分5秒から)。
左からのクロスを相手が自陣ゴールに蹴り込んでしまった。
前田は得点が決まるとゴール裏のサポーターのもとに飛び込み、一緒に喜びを分かち合っていたが、イエローカードを貰っている。
試合後には「ファンに近づくとイエローカードを貰うなんて知らなかったよ!まぁいいや、しかたない!」とXに投稿していた(ファンに抱きついた後、警備員によって引き離された模様)。
サッカーの競技規則では「得点の喜び」の項目に「次の場合、競技者は、得点が認められなかったとしても警告されなければならない。安全や警備に問題が生じるような方法で、ピッチ外周フェンスによじ登る、または観客に近づく」と記されている。
「近年頭髪を補強した選手たち」10名
『The Scottish Sun』では、「一時はシーズン絶望の可能性もあったが、先発復帰。2点目を演出するなど疲れ知れずのプレーを見せ、一度も離脱していないかのようだった」として前田に8点の高評価を与えていた。
2024年05月12日 06:53
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるガリー・ネビル氏の発言が物議を醸している。
2024年05月12日 06:30
圧巻のボレー弾だった。
FC東京は5月11日、J1第13節で柏レイソルと味の素スタジアムで対戦し、3−3のドロー。この試合で、U-23日本代表の活動から帰還した松木玖生が、さっそく得点を決めた。
2−1とリードして迎えた37分、左CKがゴール前で混戦となり、そのこぼれ球にペナルティエリア手前中央で松木が反応。浮き球のボールに左足のジャンピングボレーで合わせると、完璧なコースに飛んだ鋭いシュートがゴール左隅に突き刺さった。
21歳のMFは試合後、この得点シーンをこう振り返った。
【動画】松木玖生の強烈ボレー弾!
「今、時崎(悠)コーチがセットプレーをしていますけど、前日(の練習)から結構当たっていたので、あそこの場面で自分は中(ゴール前)に入りたかったけど、絶対あそこにこぼれてくるからと言われていた。あそこにこぼれてきて、自分も流し込むことできたので、良かったです」
U-23日本代表の一員として、カタールで行なわれたU-23アジアカップで優勝を果たし、自クラブに帰ってきた初戦でゴールを挙げて大きなインパクト。「自分も相当、気合が入っていました」と言う松木は、「チームも今、上昇気流に乗っているなかで、この連勝を途絶えさせるわけにはいかないと自分自身、思っていました。でも今日の難しい試合で勝点1を取れたのは、チームとしてもでかい」と手応えを示した。
4試合無敗としたFC東京は暫定3位に浮上。次節は15日に敵地で名古屋グランパスと相まみえる。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月12日 06:17
現地時間5月11日に開催されたブンデスリーガの第33節で、堂安律が所属するフライブルクがハイデンハイムとホームで対戦。1−1のドローに終わった。
この一戦で、フライブルク唯一のゴールを決めたのが、右ウイングバックで先発した堂安だ。
スコアレスで迎えた29分、左サイドからのクリスティアン・ギュンターが上げたクロスをダイビングヘッドで捉え、見事にネットを揺らしてみせた。
【動画】堂安律の鮮烈ダイビングヘッド弾
25歳の日本代表MFが決めた今シーズンの6点目に、ファンからは「美しいダイビングヘッド」「いい走り込み」「うますぎヘディング」「お見事すぎるわ」「勝負強い男」「岡崎慎司みたい。好きだ」「これは岡崎」「素晴らしい!」「驚きだ」「すごいとこから走り込んだな」といった声が上がった。
ここ8試合で4ゴール・1アシスト。あと1試合でシーズンが終わってしまうのが惜しいぐらいの好調ぶりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 06:01
リーグタイトルの行方を左右する大一番で、多大な貢献を果たした。 5月11日に開催されたスコットランドリーグの第36節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックが、3ポイント差で2位の宿敵レンジャーズとホームで対戦。2−1で勝利し、3連覇に王手(あと1ポイント)をかけた。 この伝統のオールドファームで躍動したのが、左ウイングでフル出場した前田大然だ。35分に先制した直後の38分、左サイドでロングパスを受けると、果敢に仕掛けて左足でクロス。これが相手MFジョン・ランドストラムに当たってオウンゴールとなり、結果的に決勝点となった追加点をもたらした。【動画】前田大然が果敢な仕掛けからオウンゴールを誘発→喜びを爆発 60分、89分とネットを揺らした2本のシュートがオフサイドで取り消される不運もあったものの、得意のハイプレスで敵のキーマンであるジェームズ・タバーニアを抑え込むなど、攻守で輝きを放った。
英メディア『Football insider』は採点記事でこの韋駄天アタッカーに「7点」をつけ、こう称賛している。「マエダはタバーニアの脅威を無力化しただけでなく、レンジャーズは彼のダイレクトランニングと執拗なプレスに対処できなかった。前半に鮮やかな低いクロスでオウンゴールを呼び込んだが、2度のオフサイド判定で取り消され、不運にも自身の名前をスコアシートに加えられなかった」 一時は怪我で今シーズン絶望かと思われた26歳が、その価値を証明してみせた。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 06:00
2024年5月11日、味の素スタジアム。
2024年05月12日 05:54
[J1第13節]川崎 3−0 札幌/5月11日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
川崎が3−0で快勝したホームでの札幌戦、殊勲はなんと言っても前半だけでハットトリックを記録した元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスだろう。
昨年8月に加入し、なかなか結果を残せずにいた男は、30分にペナルティエリア内でボールを受けると、ターンから右足を振り抜いてついに待望のJリーグ初ゴールを挙げると、43分にはクロスから、45+3分にはPKで、3得点を決めてみせた。
欧州などでキャリアを積んできた38歳の経験豊富なストライカーは、ゴールから遠ざかるなかでも常に真摯にトレーニングに励み、周囲をリスペクトしてきた。試合後にはこんな言葉も残している。
「(自分はゴールを)決めるために来ましたが、学ばなくてはいけないことを常に意識してきました。これは心から言えます。日本の皆さんは礼儀正しく、相手をリスペクトして接してくれます。人間として学ぶべきところが多いです。そして辛抱強く応援し続けてくれました。本当に感謝したいです。日本は学ぶにあたって最高の地です」
【動画】ついにJ初得点!「ゴミスの強さがわかる豪快シュート!」
そして、ゴミスの姿を間近で見つめ、頻繁に意思疎通してきたプロ2年目、23歳の山田新は、同じストライカーとしてライバルでありながら、彼のゴールには喜びを覚えたという。
「やっぱりライバルではあるので刺激になりますし、普段から話すことも多いので素直に嬉しい気持ちもありました。負けてられないな、と感じつつ、喜んでもいました。
バフェ(ゴミス)はよく話しかけてくれますし、僕のプレーを褒めてくれるなど、愛情表現をしてくれるんです。いろいろバフェも悩んだりしていたことも知っていて、意外とネガティブだったりする面も見てきたので(笑)、やっぱりその分、嬉しかったですね。でも改めて僕も負けていられないなと」
山田は札幌戦で61分にゴミスとの交代でピッチへ。好機を仕留め切れず「チャンスに絡めていることをポジティブに考えながらやっていきたい」と悔しさも顔に浮かべていたが、ゴミスからは多くのことを吸収しているようだ。
またオランダで実績を積み、今季川崎に加入したDFファンウェルメスケルケン際は、英語で日々、ゴミスとコミュニケーション。試合後などもふたりが肩を並べる姿はよく見られ、以前には「本当にバフェの得点を僕がアシストしたい」と語っていたのも印象的だった。札幌戦後にはこう語ってくれた。
「『(アシストは)俺じゃないのか!!(笑)』と思いながらも、本当に自分のことのように嬉しかったですね。3点取るのはさすがだなと。PKの落ち着きは並外れています。やっぱり一緒にプレーできて素晴らしい選手だなと実感しています。
彼は腐らずにと言いますか、後輩の育成を含め、自分の経験を還元してくれています。練習も真摯にやっていますし、本当に素晴らしいシュートを練習から何本も打っていたので、それがやっと試合に出た感じでした」
チームメイトから寄せられるのはやはりその人間性について。初ゴールまで時間はかかってしまったが、ゴミスが周囲に与えている影響は小さくないと言えるのだろう。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月12日 05:48
バイエルンに所属する韓国代表DFのキム・ミンジェは、チャンピオンズリーグ敗退のスケープゴートにされ、辛辣な批判を浴びている。
【動画】ミスをしたキム・ミンジェに激怒するミュラー
そんななか、無冠に終わったバイエルンには、このキム・ミンジェを1年で放出して、シュツットガルトの大躍進に貢献している日本代表DFの伊藤洋輝を獲得するプランがあるようだ。
韓国メディア『Xpors News』は「ショックだ!日本人DFがキム・ミンジェを追いやる」と見出しを打った記事を掲載。シュツットガルトの地元メディアの報道を元に、次のように伝えた。
「バイエルンがキム・ミンジェの代わりに日本のCBヒロキ・イトウの獲得を検討中だ。シュツットガルトのDFがバイエルンの関心を受けている。内向的な性格だが、スタジアムの中ではヒールになることもできる」
同メディアは「イトウはCBだけでなく左SBもこなせるマルチプレーヤーだ。契約解除金は3000万ユーロと安く、バイエルンが全額を支払って連れてくるという計画だと見られる」と報道。シュトゥットガルのト地元メディアが「バイエルンは、いいCBは2人だけで不足している。キム・ミンジェや(ダヨ・)ウパメカノは高い移籍金にもかかわらず、活躍が不足していると伝えた」と続けている。
記事は、そのキム・ミンジェやウパメカノが放出候補になっていると綴ったうえで、こう締め括っている。
「キム・ミンジェの去就が不透明になったなか、バイエルンがキム・ミンジェを1年で放出し、そのポジションをイトウで埋めるのか、移籍市場の動きに関心が集まる」
ドイツ最大のクラブも注目する伊藤のステップアップ移籍が、他国でも注目されている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 05:45
シーズン大詰めを迎えている欧州各国リーグ。
ドイツ2部では第33節で首位ホルシュタイン・キールと3位田フォルトゥナ・デュッセルドルフが激突した。町野修斗と田中碧が先発した一戦は1-1の引き分けで終了。
この結果、町野が所属するホルシュタイン・キールは史上初となるブンデスリーガ昇格が決まった。その瞬間、ピッチ上にはサポーターがなだれ込み、歓喜を爆発させていた。
今年ヨーロッパで「タイトルを獲得した日本人選手」6名
一方、田中と内野貴史が所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフは2位ザンクト・パウリとの勝点差が3ポイントに。ザンクト・パウリが12日に行う第33節で引き分け以上になった場合、フォルトゥナ・デュッセルドルフは3位での昇降プレーオフ行きが確定する。