2024年04月28日 15:09
まさかの衝突は、小さくない反響を呼んでいる。 4月27日に開催されたプレミアリーグの第35節で、遠藤航が所属するリバプールは、ウェストハムと敵地で対戦。一時は逆転したものの、終盤の失点で2−2のドローに終わり、タイトル争いから大きく後退した。 この試合中に、スタメンを外れたエースのモハメド・サラーが、交代出場前にユルゲン・クロップ監督と口論。ダルウィン・ヌニェスが間に入って止める、よもやの事態となった。 【動画】サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る 今季限りで退任が決まっている指揮官とエースと内紛に、ファンからは次のような声が上がっているようだ。英紙『Daily Mail』が伝えている。 「悲しい一時代の終わり」 「それは間違いなく、望んだ時代の終わり方ではない」 「タイトルはさておき、彼(クロップ)がもうすぐ別れようとしているときに、二人の間でこのような事態になってしまったのは本当に悲しい」 「クロップ監督が彼に何かを言って彼を怒らせたようだ。もしそうなら、クロップはそんなことをすべきではなかった。間違っている」 同紙によれば、クロップ監督は試合後、「私たちはドレッシングルームですでに話しをした。私にとっては終わったことだ」とコメントしているが、果たして...。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 16:03
クリスティアーノ・ロナウドを皮切りに、ネイマールやカリム・ベンゼマなど、ビッグネームが次々に参戦しているのがサウジアラビアリーグだ。
莫大な資金力を武器に、各クラブが続々と有力選手を獲得し、華やかな一面を見せる一方で、問題も少なくないようだ。
英紙『Daily Star』は5月10日、「サウジプロリーグ、ライバルチームの対決に哀れにも445人のファンしか集まらず、再び恥辱を受けた」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。
「サウジプロリーグはまたしても観客数が少なく、木曜日の夜にアル・フェイハとアル・ファテの2−2の試合を見に集まったファンは、わずか445人だった」
【画像】サウジリーグの衝撃的にガラガラのスタンド
同紙は「タレントの流入は、多くの人が期待していたほどのチケットの売れ行きを生んでいない」と指摘。こうも綴っている。
「アル・フェイハはリーグ最少観客動員記録を保持している。(昨年)9月に遡るとアウェーのアル・リヤド戦でアル・ファイハが3−1で勝利した試合を観戦したファンはわずか281人だった」
もちろん、観衆が入っているクラブもあるが、これは華やかなサウジサッカーの裏の一面と言えるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 15:50
23-24イタリア・セリエAは11日、第36節の試合が行われ、ボローニャ(Bologna FC)は2‐0でナポリ(SSC Napoli)を下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権獲得に向けて大きく前進した。
ダン・エンドイェ(Dan Ndoye)とステファン・ポシュ(Stefan Posch)のヘディングシュートが決まって勝利したティアゴ・モッタ(Thiago Motta)監督率いるボローニャは、暫定ながら3位に浮上。トップ5のチームにチャンピオンズリーグへの切符が与えられる中、6位ASローマ(AS Roma)との勝ち点差を7に広げた。
そのローマは、1試合消化が少ないながらも勝ち点60で並んでいる5位アタランタ(Atalanta)と12日に対戦することになっている。この一戦でローマが敗れた場合、ボローニャはチャンピオンズリーグ出場が決まる。ボローニャは通算7度目、クラブとしては最後となっているリーグ制覇を飾った1964年にヨーロッパチャンピオンズカップ(European Cup)に出場しているが、現行のチャンピオンズリーグ出場経験はない。
敗れた昨季王者のナポリは、今季は8位と低迷している中で、激怒したサポーターからハーフタイムや試合終了後に大ブーイングを受けていた。
一方でACミラン(AC Milan)は5‐1で残留を争っているカリアリ(Cagliari Calcio)に勝利したものの、サポーターは不満を募らせたままとなっている。
ミランのサポーターは前節のジェノア(Genoa CFC)戦に続いて沈黙の抗議を行い、タイアニ・ラインデルス(Tijjani Reijnders)の3点目が決まってようやく小さな集団が歓声を上げた。
ラインデルスに加えてクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)の2得点やイスマエル・ベナセル(Ismael Bennacer)、ラファエル・レオン(Rafael Leao)のゴールで快勝したミランは、これで公式戦7試合ぶりの勝利を収めた。
それでも、地元のライバルで今季優勝を飾ったインテル(Inter Milan)に勝ち点18差をつけられ、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)でも同じセリエAのローマに敗れて大会から姿を消したことにサポーターは不満を募らせている。このため、約5年指揮を執ったステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督はシーズン終了後の解任が見込まれている。
■関連記事
・ユーベがCL出場へ前進、ミランは不満のサポが沈黙の抗議
・コモがセリエA復帰 02-03シーズン以来21年ぶり
・セリエA初、全員女性の審判団が試合担当
2024年05月12日 15:00
日本などでは5月第2日曜が「母の日」とされており、女性への敬意を表す催しなどが行われている。
ここでは、妻への敬意など背番号に素敵な理由があるJリーグ選手を調べてみた。それぞれの理由はクラブ公式によるもの。高木 善朗
背番号:33
アルビレックス新潟に所属する31歳のMF
2018年からプレーする新潟では33番をつけ続けており、「3月3日の結婚記念日にちなんで」というのが理由だそう。ちなみに、プロデビューした東京ヴェルディでも最初のつけたのは33番だった。 野上 結貴本日は #野上結貴 選手の33歳の誕生日🎂
おめでとう👏ガミ🎉
素敵な一年にしましょう✨
📝野上選手プロフィール
▶️https://t.co/GySipcTPbH#HBD #grampus #グランパス pic.twitter.com/O8KhYP0bR2
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) April 19, 2024
背番号2
名古屋グランパスに所属する33歳のDF
横浜FCとサンフレッチェ広島でも2番を背負っており、プロ生活でほぼずっとこの番号をつけている。その理由は「奥さんの誕生日が2月2日」だから。ウェベルトンGlória a Deus! 🙏🏾 Muito feliz e motivado por essa oportunidade. Me sinto muito honrado por estar vestindo essa camisa. Que Deus nos abençoe e que seja um ano muito Vitorioso para nós!
🇯🇵🤍💙@Jubiloiwata_YFC pic.twitter.com/NOhsunhzqj
— Weverton Sousa (@wevert9n) January 13, 2024
背番号17
ジュビロ磐田に所属する21歳のFW
今季、MLSニューイングランド・レボリューションのリザーブチームからやってきたブラジル人ストライカー。背番号の理由は「自分にとって大切な存在である叔母に決めてもらった」から。
3月末に右大腿二頭筋肉離れで全治2か月程度と診断されたこともあり、まだプレーはできていない。ヴィトール・ブエノ
背番号55
セレッソ大阪に所属する29歳のアタッカー
名門サントスやサンパウロでもプレーした経験があり、今季加入したブラジル人助っ人。「2年前に55才で亡くなった日系人の義父への敬意を込めて」というのが背番号の理由だそう。
クラブによれば、「(三年前に結婚した妻は)日系で、3歳から8歳まで日本で暮らしていました。それもあり、僕たち夫婦はいつか日本に住みたいという夢がありました。その夢を叶えることが出来て、妻もとても喜んでいます。彼女の父が日本の方なのですが、2年前に亡くなってしまい、とても辛い思いをしました。それでも、義父の夢を叶えることができたことは良かったです」とも話しているとのこと。
ちなみに、サントスではロビーニョも背負った7番を着用。サンパウロでは彼もつけた12番をその後、あのアレシャンドレ・パトが背負った。
最後は、昨年ヴィッセル神戸でプレーした元Jリーガーであるフアン・マタ。
スペイン代表として2010年ワールドカップで優勝を果たしたレフティは、日本で背番号64番を選択した。これは、トルコのガラタサライでも背負った番号。
彼はチェルシーなどで10番を背負っており、6+4で10という意味かと思いきやそうではなかった。
素敵…Jリーガーと結婚した美しすぎる奥様5人
ガラタサライに加入した際、「昨年(2021年)亡くなった母は64歳だった。ずっと一緒だと感じたかったんだ。父が生まれたのも1964年。だから、64番を選んだ」と説明。母の享年と父の生まれ年ということで家族を感じられる番号だったようだ。
2024年05月12日 14:48
米メジャーリーグサッカー(MLS)は11日、各地で試合が行われ、イースタンカンファレンスの首位インテル・マイアミ(Inter Miami)は2点差をひっくり返してモントリオール・インパクト(Montreal Impact)に3‐2で勝利し、5連勝を飾った。
2024年05月12日 14:31
[J2第15節]仙台 2−1 群馬/5月11日/ユアテックスタジアム仙台
監督交代直後の群馬に2−1で勝利し、3連勝を飾った仙台。好調を支えるのは、今季に川崎から期限付き移籍で加入したMF松井蓮之だ。
この日も4試合連続先発出場となった松井は8分、MF長澤和輝のコーナーキックからファーサイドでDF菅田真啓がヘディングシュートしたこぼれ球に反応。「良いところで菅田君がシュートを打ってこぼれてきた」ところに飛び込み、落ち着いて右足で移籍後初ゴールを決めた。
「セットプレーの練習からああいう形を狙っていました。こぼれ球への反応は自信がありました。ゴールを決められたのは嬉しいですし、目に見える結果が欲しかったので、今日の得点はとても大きかったと思います」
その後も攻撃では多くの決定機を演出。DFにボールを預けて相手の左ウイングバックの背後をオナイウ情滋に突かせるプレーが成功した。
「前半は思うようなプレーができました。相手が3バックでウイングバックの背後が空いていたので、コイちゃん(DF小出悠太)から1本のボールで攻撃が完結するのが良い形と思いました。
僕らがピックアップして自分たちが背後に出すより、ディフェンスラインから一気に背後へ出す方が点を取りやすかったので、前半は背後であったり、中から攻めたりの使い分けがうまくいきました」
森山佳郎監督も松井の攻撃センスを称える。
「狭いところで相手がプレッシャーをかけてきたところで、長澤と松井が中盤で受けてくれるので、それで相手のプレッシャーの骨を折って行けなくしてしまい、そこから両サイドに展開というところが出てきている」
松井は移籍加入後、チームに溶け込む努力を続けてきた。
「僕自身、一番コミュニケーションを大事にしていて、どういう選手なのか、味方がどういうプレーをしたいのか試合中も聞いていますし、あとは僕が思ったことを伝えて密にコミュニケーションを取っています。右サイドの情滋や(郄田)椋汰、ボランチの相方の和輝さんと結構コミュニケーションを取っているのが、だんだん馴染んできている理由だと思います」
そして守備では球際の強さ、ボール奪取能力の高さを見せている。昨季に町田に期限付き移籍した時もそれは持ち味だったが、仙台への加入当初、森山監督はこの部分が不満だったという。
「キャンプからずっとこのチームは強度とかボールを奪いに行く迫力とか、球際とかかなりやって来たので、そこから比べると予想していたよりも物足りないので、加入した時はちょっと本人を呼んで話をするくらいでした」と、松井本人に話したという。
「ボールホルダーに対して強く行くことや、ゴール前で身体を張ることをベガルタの選手はキャンプからやっていたので、そこが足りないと厳しく言われました」という松井は激しい守備を見せるようになり、加入当初途中出場が多かったが、先発の座を勝ち取れるようになっていった。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
ただ、群馬戦の後半は劣勢の時間帯が増え、62分にペナルティエリア付近で相手を倒してフリーキックを与えてしまい、そのフリーキックから群馬MF高橋勇利也にゴールを許してしまった。
「ちょっと焦ってファウルをしてしまいました。後で椋汰に聞いたら『カバーがいた』と言われたので、あそこは冷静に対応すれば失点していなかった」と松井は反省を口にし、課題と向き合っていた。
「予測やポジショニングは悪くないのですが、ギリギリのところでどうしても無理をして足を出したり身体で行ってしまったりがある」と、森山監督も自陣でのファウルが多いことを課題にあげた。
もっとも、攻守で質の高さを見せ続け、仙台の躍進に貢献する松井。
「もっと得点やアシストなど目に見える結果を増やしていきたいです。僕自身、プレーに満足していないです。もっと良さを出して、チームの中心としてプレーする気持ちで仙台に入りましたし、一番はチームが勝つこと、J1に昇格することが目標なので、自分のプレーもそうですが、まずチームが勝つためのプレーをこれからもやっていきたい」と現状に満足する様子はない。
昨季の町田への移籍に続いてJ1昇格請負人となれるか。仙台に歓喜をもたらし、自身も成長するため、松井は挑戦し続ける。
取材・文●小林健志(フリーライター)
2024年05月12日 14:30
メジャーリーグ・サッカー(MLS)東地区・第12節が11日に行われ、モントリオールとインテル・マイアミが対戦した。
マイアミでは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツらが先発出場。元スペイン代表DFジョルディ・アルバやU−23アルゼンチン代表MFフェデリコ・レドンドらは負傷欠場した。
マイアミは22分と32分、ともにDFラインの背後を突かれる形で失点し、2点を追いかける展開となる。それでも44分、パラグアイ代表MFマティアス・ロハスが強烈な直接フリーキックを叩き込んで1点を返すと、前半アディショナルタイム3分にはコーナーキックの流れからスアレスが同点ゴールをマークした。スアレスは3試合連続ゴールとなり、今年1月のマイアミ加入後、リーグ戦11試合目の出場で11ゴール目となった。
そして59分、ロハスの浮き球パスに抜け出したアメリカ代表MFベンジャミン・クレマスキがマイアミに逆転ゴールをもたらす。試合終了間際にはメッシがドリブル突破から決定機を迎えたが、これは得点に至らず、マイアミは3−2で勝利した。
マイアミはリーグ戦5連勝で首位に立っており、1試合消化が少ない2位シンシナティとの勝ち点差は「3」となっている。マイアミは次節、16日にオーランド・シティと対戦する。
【ゴール動画】マイアミ大逆転 MFロハスが豪快FK弾、スアレスは11戦11発!
Messi off the pitch for a free kick? No problem for Matias Rojas!
A stunner to pull one back for Miami in Montreal. pic.twitter.com/tqxI2gYiGu— Major League Soccer (@MLS) May 12, 2024
Just like that, Miami are LEVEL.
Luis Suarez with his 11th goal of the season to tie things up! pic.twitter.com/fkr3BcR5Lv— Major League Soccer (@MLS) May 12, 2024
From 2-0 down to 3-2 up. 😱
Cremaschi brings Miami all the way back to lead in Montreal! pic.twitter.com/yWSvzufkxl— Major League Soccer (@MLS) May 12, 2024
2024年05月12日 14:14
鹿島アントラーズは5月12日、J1第13節で東京ヴェルディと県立カシマサッカースタジアムで対戦。試合前には、鹿島のジーコ・クラブアドバイザー(CA)と東京VのOBラモス瑠偉氏、両チームのレジェンドがイベントで対談した。
ジーコCAは今季の鹿島を以下のように評価した。
「去年から監督も代わりましたし、何人か選手も代わっていて、フィロソフィにも変化があったと思います。そのなかでも選手たちが結果を残してくれていますし、今のところ鹿島がやりたいサッカー、目ざしたいサッカーが結果として出てることは非常に嬉しく思います。これからも勝ち続けてほしい」
【PHOTO】鹿島アントラーズの歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!
一方、ラモス氏にとってジーコCAは「憧れの選手」で「神様のような存在」であり、Jリーグで対戦できた時は「本当に嬉しかった」という。
また、16年ぶりにJ1に復帰した古巣ヴェルディに関しては、「多くの選手が経験がないと思う」として、「どんなに今日のこの(カシマスタジアムの)ピッチでプレーするのがやりにくいか」と、敵地で鹿島と対戦する難しさを語った。
続けて、今季のチームの戦いぶりを評価し、以下のようにエールを送った。
「今年のヴェルディはあまり勝てていないけど、負けてもいない。内容は良い試合をしている。“神様”の前で負けられない。これからロッカーに行って発破をかけたい」
ふたりのレジェンドが見守る試合は、どんな結果となるか。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月12日 14:00
8日にはチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでレアル・マドリードに敗れてしまい、今季のバイエルンは無冠となってしまった。
2024年05月12日 14:00
スイス1部のグラスホッパーでプレーする瀬古歩夢。
10日のルツェルン戦で今季初ゴールを決めた。後半24分の得点シーンがこちら(動画55秒)。
味方が空振りした後、冷静にシュートを蹴り込むと両手を振り回して大はしゃぎしていた。瀬古が得点するのは2023年2月以来のこと。
この日の瀬古は4-2-3-1システムの守備的MFとしてプレー。Transfermarktによれば、今季はセンターバックで21試合、中盤で11試合に起用されているそう。Jリーグ時代も守備的MFでプレーすることがあったが、スイスでも二刀流で活躍しているようだ。
「アタッカーだったのに守備的MFに転身した驚きの6人」
ただ、残留をかけたプレーオフを戦っているグラスホッパーは終了間際に失点し、試合は1-1の引き分けで終了。
元JリーガーでもあるグラスホッパーFWドリアン・バブンスキーは「互角の試合だったが、自分たちのほうがチャンスが多かったのでちょっとアンラッキーだった」と勝利を逃がしたことを悔やんでいた。
2024年05月12日 13:58
23-24スペイン1部リーグは11日、第35節の試合が行われ、すでに優勝を決めているレアル・マドリード(Real Madrid)は4-0でグラナダ(Granada CF)を下した。
レアルはバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に勝利したミッドウイークの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝から大きくメンバーを入れ替えて臨んだが、ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)の2得点とフラン・ガルシア(Fran Garcia)、アルダ・ギュレル(Arda Guler)のゴールで快勝を収めた。
チームを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、「目標は(チャンピオンズリーグの)決勝をチーム全体が最高の状態で迎えることだ」と話した。
前日にはレアル移籍がうわさされるパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がPSG退団を発表し、ファンは加入に期待を寄せているが、アンチェロッティ監督は「それは今私が考えている問題ではない」と語った。
前節に4試合を残して36回目のリーグ優勝を決めたレアルは、12日にマドリード市内でパレードを行う。
一方、19位グラナダはキックオフ前にマジョルカ(RCD Mallorca)がラス・パルマス(UD Las Palmas)に勝利したことを受け、降格が決まった。
5位アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)は後半アディショナルタイム6分のゴールでオサスナ(CA Osasuna)と2-2の引き分けに持ち込んだが、消化が1試合多い中で4位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差は5となり、4位争いでさらに後れを取った。
■関連記事
・ルイス・エンリケ監督、PSG退団エムバペは「クラブのレジェンド」
・レアルが逆転勝利で欧州CL決勝進出 ホセルが起死回生2ゴール
・リーガ会長、エムバペのレアル移籍は「99パーセント」確実
2024年05月12日 13:50
2024年5月11日、味の素スタジアムで行なわれた柏レイソル戦、ホームのFC東京は仲川輝人のボールロストからいきなりマテウス・サヴィオに決められた(2分)が、そこで意気消沈することなく、むしろアグレッシブなスタンスで攻め込んだ。
4-2-3-1システムのボランチコンビ、松木玖生と高宇洋を軸に縦パスを意図的に入れ、柏の守備網を徐々に、そして確実に打ち破っていった。6分にCKのチャンスから仲川が同点弾を挙げると、32分にディエゴ・オリヴェイラがPKを沈め、さらに37分には松木がスーパーボレーを突き刺して3-1とした。
松木のゴラッソが決まった瞬間、スタジアムのボルテージは最高潮に達した。この時点で、FC東京の勝利を確信したファン・サポーターは少なくなかったはずだ。それほどこの日のFC東京には勢いがあったし、0-1から3-1とするまでは内容も伴うパフォーマンスだった。
しかし、前半のアディショナルタイム、まさかのアクシデントが起きる。自陣の深い位置で森重真人が細谷真大にボールを奪われると、それに反応してエリア外に飛び出したGK波多野豪が細谷を倒してレッドカード。比較的早い時間帯に数的不利の状況となってしまった。
GK児玉剛を投入する代わりに攻撃のキーマンである仲川を下げ、後半は4-4-1システムで戦ったが、当然ながらチームの重心は下がり前半の勢いを失う。そして46分に柏の犬飼智也、58分には島村拓弥に決められて3-3と追いつかれた。
こうなるとどうしても、勝てなかった原因として波多野の退場が浮かび上がる。3-1の状況で強引に細谷を止める必要があったのか。ディレイして時間を稼げなかったか。最悪ゴールを奪われても3-2という思考はなかったのか。結局、あのタイミングで10人になってしまったことが痛手だった。そう考えると、波多野が試合を壊したとも言える。
波多野が退場したのは今季2度目。5節の川崎戦でも同じようなシチュエーションで一発退場しているのだから、「またか」と言われても致し方ない部分はある。
ただ、波多野が飛び出すシチュエーションを作ったのは森重であり、同じく仲川も超危険なエリアで致命的なボールロストをした。波多野だけを責めるのは少し違う気もする。
いずれにしても、試合は90分ある。前半だけ内容が良くても意味はない。犬飼にロングシュートを叩き込まれた局面では誰もボールに詰めていなかったし、全体的なミスの多さを踏まえれば3-3という結果はある意味妥当なのかもしれない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【PHOTO】ホーム味スタを青赤に染め上げたFC東京サポーターの声援が、飛田給の地に響き渡る!(Part1)
2024年05月12日 13:34
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するコスタリカ代表GKケイラー・ナバスが、今シーズン限りでの退団を表明した。
2024年05月12日 13:31
[ACL決勝・第1レグ]横浜 2−1 アル・アイン/5月11日/横浜国際総合競技場
横浜F・マリノスは5月11日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグで、UAEのアル・アインと横浜国際総合競技場で対戦。13分に先制点を献上するも、72分に植中朝日、86分に渡辺皓太がゴールを奪い、2−1で逆転勝利を収めた。
試合後、横浜の選手やスタッフたちはベンチの前で円陣を組む。毎試合恒例の光景のなかで、筆者が心を打たれるシーンがあった。
アンカーで先発したキャプテンの喜田拓也は、60分にピッチを退く際、副キャプテンの松原健に腕章を託したのだが、円陣で松原が喜田に返したのだ。それを受け取ったトリコロールの背番号8は、腕章を数秒間、じっと見つめていた。
【厳選ショット】植中朝日と渡辺皓太のゴールで逆転勝利!横浜F・マリノスがホームで先勝!|ACL 決勝 第1戦 横浜 2−1 アル・アイン
キャプテンマークが戻ってきた時、何を思っていたのか。「やっぱりあれ(腕章)って重いものなので」と口にした喜田は、こう続けた。
「僕はキャプテンをやらせてもらって6年目になりますけど、本当に毎年、素晴らしい副キャプテンやチームメイトが支えてくれるし、自分ひとりで務めている感覚がなくて。
彼らは毎回、試合が終わってから必ずキャプテンマークを僕に返すんです。途中交代で自分が(ピッチに)入った時も、彼らが付け続けていてもいいはずなのに、どんな状況であっても、渡す時間がなくても、最後は必ず僕に渡す。そういうところにすごくリスペクトと想いを感じるので、それは無駄にしちゃいけない。このチーム、仲間のために頑張りたいと思わせてくれる要素ですね」
トリコロール一筋を貫く29歳は、どんな時でも周囲への感謝の心を持ち、フォア・ザ・チームの精神で戦う。彼のそんな人間性と姿勢を、チームメイトもリスペクトしているからこその絆が垣間見えた瞬間だった。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月12日 13:00
日本代表としてワールドカップにも出場した槙野智章。
2022年シーズン限りで引退した彼は5月11日の誕生日で37歳になった。
その槙野は妻である高梨臨さんとの2ショットをInstagramに投稿。「今日で37歳になりました!たくさんの方にいつも支えて頂き、楽しい時間を過ごせてます!!!まだまだパワーアップしなきゃいけないし、夢や目標に向かい努力し頑張ります!!妻よ、いつもありがとね」と綴っていた。
これに吉田麻也、浅野拓磨、橋岡大樹、松井大輔(同じく5月11日が誕生日)らが祝福のメッセージを送っている。
また、高梨さんも槙野の写真をInstagramに投稿し、「夫よ、お誕生日おめでとうございます。今年は誕生日プレゼントがいらないそうなので、コーヒーを奢りました」と綴っていた。
10代で父になった7人のスター
ちなみに、去年は「夫よ、お誕生日おめでとうございます。今年は、合宿で夫が不在の為、少し前にお祝いしました 今年はまだ誕生日プレゼントが決まらず、、ありません。。。」と投稿している。
2024年05月12日 13:00
今季のチャンピオンズリーグ決勝のカードはレアル・マドリードVSドルトムントとなった。
レアルはCL上位の常連だが、ドルトムントの決勝進出はちょっとしたサプライズだろう。今季のドルトムントは国内リーグで5位に位置しており、11日にもマインツに0-3で敗れるなど精彩を欠いているところがある。それがCLでは準決勝でキリアン・ムバッペ擁するパリ・サンジェルマンをシャットアウトしてしまうのだから、サッカーとは面白い。
決勝のカードに関しては、レアル優勝を予想する人の方が多いかもしれない。名将カルロ・アンチェロッティがCLを知り尽くしているのもアドバンテージだ。
そんな中、元ブラジル代表のリバウド氏はドルトムント優勝をプッシュする。同氏はレアルでプレイするブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのことを絶賛する一方で、CL決勝に関してはドルトムント優位との見方だ。
「ヴィニシウスにはバロンドールを受賞する大きなチャンスがある。彼はすでに非常に良い成績を収めており、昨季もバロンドール候補に値する選手だった。現在の彼は世界TOP3に入る選手だよ」
「(CL決勝は)間違いなくマドリーが優勝候補だと思うけど、ドルトムントのパフォーマンスは力強く、CLの戦い方を分かっているいることをすでに証明している。 PSGと対戦した2試合でもそれが見られた。マドリーが優勝候補だが、ドルトムントが優勝すると思う」(『as』より)。
試合巧者なのはレアルも同じだが、果たしてCL決勝はどんな展開となるのか。単純な予想ではレアルがゲームを支配する展開となりそうだが、PSGを抑え込んだドルトムントはレアル攻撃陣をも完封するのか。