2024年04月28日 15:22
「ロッテ−楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム) 楽天先発の滝中が3回7安打5失点の乱調。試合を作れなかった。「(三回は)先頭を出したのとボールが高かった。最少失点でいければよかったんですけどね」と語った。 突如崩れた。無失点で迎えた三回、2死一、二塁からポランコに先制の適時打を許す。するとそこから歯止めがかからない。ソト、角中、佐藤と4者連続タイムリー。一挙に5点を失った右腕は、マウンドを降りる際にグラブをたたき、悔しさをあらわにした。
2024年05月11日 21:37
「ヤクルト3−4巨人」(11日、神宮球場)
高津ヤクルトが、2試合続けて1点差の試合に惜敗して連敗。史上最年少200号に王手をかけている主砲・村上が、巨人投手陣に2試合続けて無安打に封じ込められた。
まずは初回だ。オスナの犠飛で1点を先制し、1死一塁で第1打席が巡った。それでもフルカウントから最後は空振り三振。追加点を奪うことも好機拡大ともならなかった。最大の好機だった2点を追う八回には、2死一、二塁で打席へ。一発出れば逆転という打席だったが、二ゴロに倒れた。
ここまでリーグトップタイの8本塁打を放ってきた令和の三冠王だが、200号へ王手をかけてから5試合足踏み状態。ここ2試合は無安打に封じ込められるなど、悔しい時間が続いている。試合後には八回の打席について、「打ちたかったですね」と唇をかんだ。
また高津監督は主砲の状態について、「精神的には変わらずベンチで声を出していますけれど」とし、「この2戦に関しては最後、ミンゴ(サンタナ)が打ちましたけれど、中軸がしっかり抑えられているので。そこが点がとれそうでとれない、要因の一つかなと思いますけれど」と振り返った。
また角度さえつけば、という問いに対しては、「ちょっと技術的なことは、いつも言うようによくわからないんですけど」と前置きした上で、「バッティング練習を見ても、特別なんか変わった様子もないですし。普段とそんなあんまり変わった、違うなっていう風には感じないですけどね」と話した。
2024年05月11日 21:32
巨人4―3ヤクルト(セ・リーグ=11日)――巨人が4連勝で首位浮上。
二回、岡本和のソロで追いつき、四回に岡本和の2ラン、小林の適時二塁打で勝ち越した。菅野は無傷の4勝目。ヤクルトは2連敗。
◇
DeNA11―9阪神(セ・リーグ=11日)――DeNAが7点差をひっくり返して逆転勝利。八回、蝦名の2ランで追いつくと、筒香のソロで勝ち越し、牧のソロで突き放した。阪神は今季初の2桁失点。
◇
中日4―0広島(セ・リーグ=11日)――中日が連敗を3で止めた。六回、中田の2点二塁打で均衡を破り、八回に代打石川昂の2点二塁打で加点。先発の柳が7回無失点と好投した。広島は4連勝ならず。
2024年05月11日 21:29
● ヤクルト 3 − 4 巨人 ○
<7回戦・神宮>
巨人が11日、ヤクルトに4−3で勝利し、DeNAに敗れた阪神に変わって首位に浮上した。
巨人は1−1の4回に岡本和真のこの日2本目となる本塁打で勝ち越すと、さらに二死走者なしから秋広優人がセンター前安打で出塁し、続く小林誠司の適時二塁打が飛び出して、この回3点を挙げる。先発・菅野はその裏に長岡秀樹に一発を浴びたが、7回途中2失点に抑えた。7回途中から大江竜聖、高梨雄平が無失点に抑えると、バルドナードが1点を失ったが逃げ切った。
11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた里崎智也氏は、勝利した巨人について「坂本のスーパープレー、小刻みな継投、岡本のホームラン、秋広ヒットからの小林タイムリー、何気にあれが大きかったですね。なんとか守り切ったと言うところでは、良い勝ち方だったんじゃないですか」と評価した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月11日 21:27
● ヤクルト 3 − 4 巨人 ○
<7回戦・神宮>
ヤクルトの郄津臣吾監督が11日の巨人戦後、初回に負傷交代した塩見泰隆について言及した。
2024年05月11日 21:27
「ヤクルト3−4巨人」(11日、神宮球場)
巨人が4連勝で今季初めて首位に浮上した。単独首位は22年5月20日以来、722日ぶり。貯金は今季最多タイの4となった。
主砲の岡本和が同点、決勝弾の2打席連発。阿部監督は「崩されてもね、ああやって飛ぶんだから。いいきっかけになってくれたらいいよね」とうなずいた。
投手陣は菅野が6回2失点で粘ると、大江、高梨、バルドナードの左トリオで逃げ切った。指揮官は「その後に投げた投手もみんな頑張ったので、勝てたんじゃないかと思います」と評価。九回無死一、三塁、好守で併殺を奪った三塁手・坂本についても「さすがですね」と称賛した。
首位については「まだまだ、これから。チームはやるべきことをやるだけです」と引き締めた。
2024年05月11日 21:16
「ヤクルト3−4巨人」(11日、神宮球場)
ヤクルト・塩見泰輶外野手が初回の走塁で転倒。担架で搬送され、負傷交代した。
試合後、高津監督は「病院は行きました。その後、帰ってきてから、診察の結果は聞いてないので」と病院に直行して検査を受けていることを明かし、「軽症であってほしいと祈るばかりですね。やった時は相当、痛かったでしょうし、何とも言えない」と表情を曇らせた。
初回、先頭で3球目を打ち、打球は三遊間へ。全力疾走で一塁へ駆け込み内野安打となったが、ベースを踏む際に相手の送球をよけようとしたことで左膝が不自然な方向に曲がり、激しく転倒した。
球場は騒然となる中、ヤクルトファンだけでなく巨人ファンからも塩見コールが起こったが、担架で搬送され、そのまま代走・西川が送られた。
2024年05月11日 21:05
「ヤクルト3−4巨人」(11日、神宮球場)
巨人が4連勝で今季初めて首位に浮上した。単独首位は22年5月20日以来、722日ぶり。貯金は今季最多タイの4となった。
岡本和が1点を追う二回に同点アーチを放つと、四回には2打席連発の勝ち越し2ラン。試合を優位に進めると、先発の菅野は7回途中5安打2失点で、リーグトップタイの4勝目だ。
先制を許した直後の二回。相手に傾きかけた流れを、岡本和がひと振りで引き戻した。「最高の結果になった」と自賛すると、興奮冷めやらぬ四回の打席だ。1死一塁で打席に立つと5球目、外角の直球を左翼スタンドに運んだ。
「次につなぐつもりで打席に入りました。追加点になって良かったですね」。2打席連発後は五、七回の得点圏、申告敬遠で一塁に歩かされた。勝負どころの得点力不足に苦しんできたが、主砲の復調がチームに好材料を与える。
一方、先発の菅野は初回、塩見、丸山の連打から1点を失ったが、二回以降は粘りの投球。六回、村上からこの日4個目の三振を奪い、プロ野球史上60人目の記録に到達した。プロ初の奪三振は13年3月30日の広島戦(マツダスタジアム)で菊池からだった。
菅野は七回、サンタナに中前打を浴びたところで降板。以降は大江、高梨、バルドナードとつなぎ、リードを守った。
0・5ゲーム差で首位に立っていた阪神が、デーゲームでDeNAに敗れたため、4連勝の巨人が首位に立った。
2024年05月11日 21:05
「ヤクルト3−4巨人」(11日、神宮球場)
高津ヤクルトが巨人に連敗で、単独の最下位に転落。
2024年05月11日 20:31
DeNA11―9阪神(セ・リーグ=11日)――3番に入ったDeNA・筒香のバットから決勝打が生まれた。
八回、岩崎の変化球を捉えて、右翼席へと運んだ。四回以降は救援陣が無失点で踏ん張り、打線もコツコツと点を返し、7点差を逆転した。八回を抑えた山崎がベンチで仲間を鼓舞する姿に、筒香は背中を押されたそう。「たまたまあの場面で打てましたけど、チーム全員で勝ち取った勝利」と振り返った。
2024年05月11日 20:24
「ヤクルト−巨人」(11日、神宮球場)
巨人2点リードで迎えた七回、2死二塁の好機で岡本和真内野手が申告敬遠で歩かされた。五回にも2死二塁から申告敬遠。同点アーチに勝ち越しアーチと、2打席連発の4番を警戒した策だが、左翼&三塁スタンドを埋め尽くす巨人ファンからは、ブーイングがわき起こった。
神宮球場は異様な雰囲気に包まれた中、続く坂本が三ゴロに倒れて無得点に終わった。この光景にテレビ解説を務めたヤクルトOBの館山昌平氏は「ブーイングも含めて野球」と理解を示した上で、「ただ、ブーイングと罵声は違う。お子さんも見ているのでいいブーイングを」と話した。
2024年05月11日 20:14
「広島0−4中日」(11日、マツダスタジアム)
広島が今季7度目の完封負けを喫した。新井貴浩監督は貧打に逆戻りした打線について、「そこはまた私が考えて、という形です」と強調した。
6回2失点で4敗目を喫した先発・九里については「亜蓮もナイスピッチングだったと思います。試合もつくってくれましたし」と評価した。以下、新井監督も主な一問一答。
◇ ◇
−柳にまたやられた。
「そこはまた私が考えて、という形です」
−先発・九里に会沢を今季初めて組ませた意図は。
「亜蓮もいいピッチングをしているんだけど、勝ちを付けられていないので、アツの力を借りようかなと。亜蓮もナイスピッチングだったと思います。試合もつくってくれましたし」
−九里先発時に点が取れない試合が続いている。
「そうやね。本人も苦しいと思いますし、その中でもしっかり試合をつくってくれているので、こちらもよく分かっているので。次こそはということでの今日だったんですけど、また次こそはと思って臨みたいと思います」
−一塁起用した坂倉は今後も試合に出しながら復調を待つのか。
「そうやね。打席の中で修正していってもらいたいなと、そう思っています」
−リフレッシュを兼ねて試合から外して調整させることもできる中、起用し続ける狙い
「本人もいろいろ考えていると思うし、苦しいと思う。考え方って2つあると思う。『リフレッシュして来い』というのと『いや、ここは逃がさんぞ』と。考え方が2つあると思う。自分は『逃がさんぞ』と思っているから」
続けて
「本人が一番苦しいと思う。やってもらわないといけない選手だし、やれる選手だと思っているし。逃がさないよという気持ちです」
−今後は捕手ではなく、一塁での起用が増えそうか。
「それも考えてる。コイシ、石原も結果出しているし、そこら辺は考えてる」
2024年05月11日 20:02
「ヤクルト−巨人」(11日、神宮球場)
巨人の菅野智之投手(34)が、通算1500奪三振を達成した。
2024年05月11日 19:10
「日本ハム3−0ロッテ」(11日、エスコンフィールド)
日本ハムが快勝でロッテ戦を7勝1敗とした。ソフトバンク戦で3連敗し、ホームで2連勝。貯金を4に戻した。
迷いのない、力強いスイングだった。1番で起用された万波が三回に6試合ぶりの打点となる先制二塁打、七回には試合を決める右前適時打。2安打2打点の活躍で応えた。
先制打を放ち、万波は二塁ベース上でホッとしたような笑顔で上空を見上げた。ヒーローインタビューでは「ずっと迷惑を掛けて。僕も早く調子を上げて貢献したいという一心でいきました」と吹っ切れた表情を見せた。
ここ10試合37打数4安打と不振だった。6日のソフトバンク戦(ペイペイ)では今季初の欠場。「全試合出るのは目標だった。かなり落ち込みました」と振り返る。4打数無安打に終わった前夜もこの日のデーゲームを控えながら試合後にバットを振ってきた。
この日、試合前には右翼の守備練習中に新庄監督から声を掛けられた。「全部強くホームランを打ちにいく気持ちで思い切りいって、と」とやりとりを明かす。「思いっきり行こうと思ってましたけど、監督から言ってもらえるっていうのは、背中、押されます」と話した。
新庄監督は試合前、報道陣に万波の1番打者としての起用を明言していた。万波も「自分でも(1番が)あるんじゃないかなという気はしていた」と言う。「ボスがあまり調子の良くない選手を1番にするのはたまにある采配なので。それが明日じゃないのかなと」。以心伝心の「1番・万波」だった。
言葉と打順で送られたメッセージに応えた。万波は「まだまだ今日2本打っただけ」とまだまだ慎重な口ぶり。新庄監督は「吹っ切れたから、もうどの打順でも大丈夫でしょう。ランナーがたまったときに打点を稼げる打順においても良いかなって」と復調を確信。その打棒に改めて期待した。
2024年05月11日 19:07
「ヤクルト−巨人」(11日、神宮球場)
巨人・岡本和真内野手が、2打席連続の7号2ランを放った。
四回1死一塁、小川の直球を仕留め、左中間最前列へ運んだ。二回の同点ソロに続く主砲の一発。ダイヤモンドを一周してベンチへ戻ると、阿部監督は帽子を取って一礼。勝てば首位の一戦で、4番が存在感を示した。
2024年05月11日 18:52
ソフトバンク4―1オリックス(パ・リーグ=11日)――ソフトバンクが今季2度目の5連勝。
六回に近藤の適時二塁打で勝ち越した。先発のスチュワートが今季初勝利。オリックスは負け越しが今季最多の4となった。
◇
日本ハム3―0ロッテ(パ・リーグ=11日)――日本ハムが零封勝ち。三回に万波の適時二塁打で先行し、田宮の犠飛などで加点した。加藤貴が7回を3安打に抑えた。ロッテは対日本ハム戦6連敗となった。
◇
西武2―1楽天(パ・リーグ=11日)――西武が連敗を4で止めた。一回に敵失で先制し、五回に蛭間の適時打で加点。武内夏暉(国学院大)が7回1失点と好投した。楽天は七回のスクイズ失敗が響いた。