2024年04月28日 16:20
2024明治安田J2リーグ第12節が27日と28日に行われた。 首位に立つ清水エスパルスは、3位ファジアーノ岡山と対戦。35分、北川航也がカルリーニョス・ジュニオとのワンツーパスから先制点を挙げると、この1点が決勝点となり、清水が勝利した。清水は4連勝で首位キープ。4試合ぶりの敗戦となった岡山との勝ち点差は「6」に広がった。 清水を勝ち点差「1」で追いかけるV・ファーレン長崎は、敵地でザスパ群馬と対戦。序盤、長崎のマテウス・ジェズスが立て続けにゴールネットを揺らすと、28分に群馬が1点を返したものの、長崎が逃げ切って2−1で勝利した。長崎は5連勝、群馬は3連敗となった。 藤枝MYFCは水戸ホーリーホックとの打ち合いを制して6試合ぶりの白星を挙げた。徳島ヴォルティスは後半アディショナルタイム5分に渡大生が決勝点を挙げ、モンテディオ山形に逆転勝利。今季ホーム初白星でリーグ戦2連勝となった。 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。 ■第12節 ▼4月27日(土) ベガルタ仙台 0−2 ジェフユナイテッド千葉 水戸ホーリーホック 2−3 藤枝MYFC ザスパ群馬 1−2 V・ファーレン長崎 愛媛FC 2−1 ヴァンフォーレ甲府 ▼4月28日(日) ファジアーノ岡山 0−1 清水エスパルス ロアッソ熊本 1−2 大分トリニータ ブラウブリッツ秋田 0−2 横浜FC 栃木SC 0−1 いわきFC 徳島ヴォルティス 2−1 モンテディオ山形 鹿児島ユナイテッドFC 0−1 レノファ山口FC ■順位表 ※()内は勝ち点/得失点差 1位 清水(28/+7) 2位 長崎(27/+14) 3位 岡山(22/+6) 4位 横浜FC(21/+10) 5位 いわき(19/+11) 6位 山口(18/+6) 7位 甲府(18/+5) 8位 愛媛(18/+2) 9位 秋田(18/+2) 10位 千葉(17/+10) 11位 仙台(17/+1) 12位 大分(16/0) 13位 山形(16/−1) 14位 熊本(12/−9) 15位 鹿児島(12/−9) 16位 栃木(12/−15) 17位 水戸(11/−3) 18位 徳島(11/−11) 19位 藤枝(11/−12) 20位 群馬(6/−14) ■第13節の対戦カード ▼5月3日(金・祝) 13:10 徳島 vs 愛媛 14:00 仙台 vs 山口 14:00 山形 vs 岡山 14:00 横浜FC vs 水戸 14:00 甲府 vs 大分 14:00 清水 vs 栃木 14:00 藤枝 vs 群馬 14:00 長崎 vs 秋田 14:00 熊本 vs 鹿児島 16:00 いわき vs 千葉 【ゴール動画】北川航也の3戦連発で清水が岡山を撃破!
2024年05月13日 22:40
最近は10代から活躍する選手も増えているが、ドイツの名門バイエルンで大きく評価を伸ばしたFWマティス・テルもまだ19歳の選手だ。
2022年の夏にフランスのレンヌから2000万ユーロの移籍金で加入したテルに関しては、移籍金が高額すぎると否定的な意見も多かった。何より、テルはレンヌのトップチームで1ゴールも決めていなかった選手だ。フランス世代別代表では結果を残していたが、リーグ・アンで結果を残していない若者に2000万ユーロは高額過ぎたかもしれない。
しかし、今ではバーゲン価格だったとの見方が強い。バイエルンでは途中出場を中心にブンデスリーガ通算51試合をこなしており、11ゴール4アシストと驚きの成績を残している。ほとんどが途中出場であることを考えれば、絶賛されるべき数字だろう。
2022年の夏の段階では200万ユーロしかなかった市場価値も、今では20倍の4000万ユーロまでアップ。一気にフランスの次代を担うアタッカーとして有名な存在になった。
フランスの若手アタッカーということを考えれば、テルを逃したパリ・サンジェルマンには少しばかり後悔があるかもしれない。仏『L’Equipe』は、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は当時レンヌにいたテルのことを評価していなかったと伝えている。レンヌのトップチームで活躍していなかったのだから仕方がないとも言えるが、ポテンシャル的にはFWキリアン・ムバッペの後継者候補となったかもしれない。
テルは今後バイエルンで出番を増やしていくだろう。レ・ブルーの主力級になるのも時間の問題のはずで、バイエルンが2年前にテルを引き抜いたのは大正解と言えそうだ。
2024年05月13日 22:37
バイエルンに所属しているドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、ブンデスリーガ通算500試合出場を達成した。
バイエルンは12日、ブンデスリーガ第33節でヴォルフスブルクをホームに迎えた。試合は立ち上がりの4分にU−21クロアチア代表MFロブロ・ツボナレクのトップチーム初ゴールでバイエルンが先手を取ると、続く13分には敵陣でのボール奪取からドイツ代表MFレオン・ゴレツカが右足で正確な一撃を突き刺す。試合はこのまま2−0でタイムアップ。今季のブンデスリーガはレヴァークーゼンの優勝が決まったなか、バイエルンが今季のホーム最終戦を白星で飾った。
同試合に先発出場したノイアーは、負傷などのアクシデントに見舞われたわけではないものの、74分にイスラエル代表GKダニエル・ペレツとの交代でピッチを後にしていた。そんなノイアーは同試合に出場したことで、ブンデスリーガにおける出場試合数が大台の「500」に到達。今季は負傷の影響で開幕から出遅れたものの、復帰後は不動の“守護神”として、ここまでブンデスリーガ22試合でゴールマウスを守っている。
現在38歳のノイアーはゲルゼンキルヒェンの出身で、地元の強豪であるシャルケのアカデミー育ち。2006−07シーズンのブンデスリーガ第2節アレマニア・アーヘン戦でトップチームデビューを飾ると、以降は不動の立ち位置を確立し、2010−11シーズンのDFBポカール優勝やチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出に大きく貢献。同シーズン終了後、バイエルンへ完全移籍し、ブンデスリーガ11連覇を経験。5度のDFBポカール優勝、2度のCL制覇など数々のトロフィーを掲げ、ドイツの“絶対王者”でも絶対的な地位を築いた。2017−18シーズンからはキャプテンも務めている。
なお、ノイアーはシャルケでブンデスリーガ通算「156」試合、バイエルンでブンデスリーガ通算「344」試合に出場している。
データサイト『Opta』によると、ブンデスリーガ通算500試合出場を達成した選手は、過去に3名しかいないという。カールスルーエを経て加入したバイエルンで“絶対的守護神”として活躍した元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が通算557試合に出場しており、これがブンデスリーガにおける歴代最多出場記録。ドルトムントとシュトゥットガルトでゴールマウスを守った元西ドイツ代表GKアイケ・インメル氏が534試合出場、ハンブルガーSVやフランクフルトを中心に活躍した元西ドイツ代表GKウリ・シュタイン氏が512試合出場を記録している。38歳にして大台に到達したノイアーは、前記3名の選手に続く、史上4人目の快挙を達成した。
【ハイライト動画】ノイアーの500試合目はバイエルンが勝利
2024年05月13日 22:30
U-23日本代表の一員としてアジアを制した荒木遼太郎。
U23アジアカップでは、大一番となった地元カタールとの準々決勝、さらには決勝のウズベキスタン戦で、いずれも途中出場ながら決勝弾をアシストしてみせた。
決勝戦で相手GKと激突した際に脳震盪を起こしてしまい、大事を取って他の選手たちより1日遅れで帰国。所属するFC東京でも今週ようやく全体練習に合流している。
そんな荒木が海外での長い大会を終えたということもあり、新しいヘアスタイルにしたと話題に。 この投稿をInstagramで見る Riku /海外メンズヘア/外国人風メンズカラー(@riku_nyhair)がシェアした投稿
ここ最近、長めのセンターパートヘアが印象的だった荒木だが、ばっさりとイメチェン。
担当した美容師さんいわく「今まで通りセンター分けも可能、前髪下ろしてもカッコいいスタイル」に仕上がっているという。ただ、練習の様子を見るとこれまで同様前髪を上げているのでそこまで変化は感じられないかも。
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そんな荒木の復帰も楽しみなFC東京は今週、15日(水)にアウェイで名古屋グランパスと、19日(日)にホームで横浜F・マリノスと対戦する。
2024年05月13日 22:10
2017年にドイツのインゴルシュタットからブライトンへ移籍して7年。
2024年05月13日 22:04
サッカー強豪国ドイツの最高峰リーグであるブンデスリーガ。その一つ下のカテゴリーである2.ブンデスリーガがかなり盛り上がっているようだ。
シーズンも終盤、2.ブンデスリーガ首位のザンクトパウリはブンデスリーガ昇格が決まる重要な試合に臨んだ。リーグ最下位のVfLオスナブリュックと対戦したザンクトパウリ。前半の早い時間に先制すると後半にも2得点をマーク。アディショナルタイムに失点を許すも見事3-1で勝利した。
この試合の結果で上位2位が決したザンクトパウリはブンデスリーガ昇格を確定させた。クラブの躍動にサポーターも大盛り上がりだという。
ザンクトパウリは過去にブンデスリーガに在籍していたチームでもあるが、ドイツ3部相当のリーグにまで落ちた時期もある。2001-2002シーズンにブンデスリーガから降格が確定。低迷したチームは翌シーズンでも結果を残すことができずに2部リーグでも降格争いに転落。そのまま巻き返しできずに3部リーグへと降格したのだ。
その後4シーズン3部リーグに留まったが、2006-2007シーズンに2部昇格の切符を掴み取った。その後2009-2010シーズンに再びブンデスリーガへ昇格を決める。しかし結果が出せずに、1シーズンで2部降格。その後は2.ブンデスリーガ最高順位は4位と、なかなか結果を残せていなかったのだ。
現在横浜・F・マリノスで活躍する宮市亮がかつて在籍したザンクトパウリ。当時もサポーターの熱は有名であったが、ブンデスリーガ昇格でその熱がさらに高まったようだ。
2024年05月13日 21:40
マンチェスター・ユナイテッドに所属するMFカゼミロは昨シーズンから大きく評価を落とした選手の1人だ。
ユナイテッドに加入した1年目の昨シーズンは中盤の門番として力を発揮。リーグ戦3位、FAカップ準優勝、そしてカラバオカップ制覇に大きく貢献した。しかし今シーズンはパフォーマンスがなかなか上がらず、8位に沈むユナイテッドの中でも多くの批判を浴びる選手の1人となってしまった。
プレミアリーグ第37節のアーセナル戦でもCBとして出場したカゼミロがラインを上げるのが遅れてしまい、決勝点となった先制ゴールを与えてしまった。再び批判の的となってしまったカゼミロだが、ブラジル代表のレジェンドであるリバウドは『Betting.Betfair.com』にて、「マンチェスター・ユナイテッドに移籍したのは間違った決断だった」と語りながら、元チームメイトのカゼミロを擁護している。
「カゼミロは素晴らしい人で、私の友人であり、サンパウロ時代に一緒にプレイした人だ。彼はレアル・マドリードで素晴らしいキャリアを送った。私の意見ではレアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したのは間違った決断だった」
「彼はレアル・マドリードで美しい物語を生きていたが、もちろん経済的な面も彼の決断を後押ししたのだと思う。マンチェスター・ユナイテッドは負傷者が多く、ひどい状況にある。カゼミロは中盤の選手であり、ストライカーでもディフェンダーでもない。だからポジションを外れてプレイすることを批判する人がいるが、私の意見では、マンチェスター・ユナイテッドが自ら大苦戦しているのだから、彼に責任はまったくない」
確かに今シーズンのユナイテッドの苦戦はカゼミロのパフォーマンスのせいだけではないが、本職の守備的MFのポジションでも昨シーズンのような覇気が感じられなくなっているのも事実だ。
コパ・アメリカのブラジル代表からも漏れてしまったカゼミロ。今夏にはサウジアラビアのクラブへの移籍も噂されているが、今夏の去就に注目集まる。
2024年05月13日 21:35
ヴィッセル神戸は13日、8月3日(土)にノエビアスタジアム神戸にてリーグ・アンのスタッド・ランスとのフレンドリーマッチを開催することが決定したと発表した。
昨季のJ1王者である神戸。今季も13節終了時点で首位に立っている。対するスタッド・ランスは古豪だが、近年再び上位をうかがう存在となっており、なにより日本代表の伊東純也と中村敬斗が所属しているため日本での知名度は非常に高い。
そんな両者が今夏、日本で対戦することに!
チケットの最速はシーズンシート2024のオーナーとVISSEL SHIP会員を対象としたクラブ抽選先行で、5月16日(木)18:00に販売がスタート。その後、クラブ二次先着先行、楽天チケット先着先行が実施される。チケット販売の詳細は後日発表とのこと。
なお、ヴィッセル神戸はすでに7月27日(土)、明治安田ワールドチャレンジでトッテナム・ホットスパーと対戦することが発表済み。また、昨年6月にバルセロナ。今年2月にはインテル・マイアミと親善試合を行っているが、試合はトッテナム戦を含め、いずれも国立競技場での開催だった。
ヴィッセル神戸、「最強の外国人選手」はこの5名!
今回のスタッド・ランス戦は、ファン・サポーターにとって待望と言えるホームのノエビアスタジアム神戸での開催。ようやく本来の神戸らしいムードで国際マッチを楽しむことができそうだ。
2024年05月13日 20:58
ドイツ2部のホルシュタイン・キールに所属するFW町野修斗が、5月13日に自身のインスタグラムを更新。
2024年05月13日 20:54
株式会社サンフレッチェ広島は13日、同月11日に『エディオンピースウイング広島』にて発生したフラッグを掲出するバトンの落下事故を受けて、同事故の調査経過報告および今後の試合運営についての報告を実施した
事故が発生したのは11日のこと。『エディオンピースウイング広島』で行われた2023−24 WEリーグ第20節サンフレッチェ広島レジーナvs大宮アルディージャVENTUS戦にて、後半立ち上がりの49分ごろ、ワイヤーで吊られていた約15メートルのバトンが1階東側スタンド(バックスタンド)の上に落下した。バトンにはS広島R、大宮V、WEリーグ、リスペクトのフラッグ4枚が掲出されていた。バトンは座席に落下したものの、当日当該スタンドに観戦者の入場はなく、幸いけが人はなく、観客席のシートに一部擦れた傷がつく程度でとどまっていた。シートの破損は確認されていないという。
事故発生から2日が経過した13日、株式会社サンフレッチェ広島は同事故の調査、および今後の試合運営に関する報告を行った。事故が発生した11日、事故発生について株式会社サンフレッチェ広島の担当者、および広島市担当者で現場検証を行い、事故発生のプレスリリースを実施。翌日の12日には、株式会社サンフレッチェ広島の担当者、および広島市担当者立ち合いの下、施工業者が原因調査および安全点検を実施した。さらに13日の午前には、観客席上に設置している設備機器(照明など)の安全点検も実施。現時点で吊りバトンの落下原因は施工業者、広島市とともに調査中で、原因が判明し次第、改めてリリースをすることを伝えた。
なお、フラッグを掲出する吊りバトンを設置していた天井裏の点検なども行われており、こちらの安全も確認されている。
今後の試合運営について、サンフレッチェ広島は15日、2024明治安田J1リーグ第14節にて『エディオンピースウイング広島』に鹿島アントラーズを迎える。同試合については12日、13日の点検で安全が確認されたため、予定通り開催される。フラッグについては、落下した吊りバトンを設置していた場所での掲揚はなく、フラッグの掲揚場所については現在検討中だという。
2024年05月13日 20:16
ハイデンハイムをホームに迎えたブンデルリーガの第33節で、フライブルクの堂安律が今季リーグ6点目をマークした。直近9試合で4ゴール・3アシストと絶好調の日本代表MFは、今季限りでクラブを離れることになっているフライブルク一筋12年の指揮官クリスティアン・シュトライヒに確かな成長を見せている。
組織だった守備に定評があるハイデンハイムに対してフライブルクは主導権を握り、攻め続けたものの、ゴールが遠い試合となった。1試合を通してポスト直撃、至近距離からGK直撃、バー直撃と惜しいところでゴールにならないシーンが散見されていただけに、堂安がしっかりとゴールを決めきったというのは大きい。
29分、一度はクリアされたボールをハンガリー代表MFロランド・シャライが拾って繋げたときに生まれたゴール前のスペースを見逃さなかった。マークしていた相手を引きはがして走りこむと、左SBクリスティアン・ギュンターの鋭いクロスにダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。
どんぴしゃりのタイミングで決めたゴールだっただけに、手ごたえもあったことだろう。ゴールシーンについては次のように答えている。
「そうですね、ヘディングは一つ練習しているところがある。やっぱり頭で点取ると、自然と数字もついてくる。右足と頭というのは少しですけど、合間で練習してます。少し努力が実ってよかったと思います」
【動画】堂安律の鮮烈ダイビングヘッド弾
ヘディングでのゴールというと、8節のボーフム戦でも挙げている。シュトライヒ監督に堂安のヘディングについて聞いたことがる。背丈があるわけではないのに、頭で決めらるのはどこにポイントがあるのだろう?
「いやいや、リツは(ヘディングが)できる選手だよ。いいタイミングで入り込むことができる選手だ。中にいるDFはクロスに対してボールがくるのを待つことになる。だからアウトサイドから中へ入り込んで、DFの前にうまくもぐり込んだら、ゴールを決めることはできるんだ。あのゴールは彼の自信にとってとてもいいものになる」
ここ最近はゴール前だけではなく中盤での競り合いの中でもヘディングの使い方にも成長の跡を感じさせる。落下点のポジショニングをめぐる争いで優位に立ち、タイミングよく飛び上がることで空中戦でも勝利する。競り勝つだけではなく、ヘディングで的確に味方へパスを送ることで、チームの二次攻撃の迫力を高めている。
「感覚というか、飛ぶタイミングというか。そういうのが練習してると大体わかってくると感じてます」
自分にボールを預けてくれたら仕事をするという自信にあふれている。ゴールを決めながら、前半は堂安にいい形でパスがくる機会がそこまで多くはなかった。鋭いオフ・ザ・ボールの動き出しからフリーでペナルティエリアに走りこみながら、パスが出こず、怒りのジェスチャーをするシーンもあった。
「チームとしてシュートまでいけていた分、僕にパス出さなくてもいいという感じがあった。そこはあまり文句は言えなかったですけど」と理解を示したうえで、「前半、もう少しボール欲しかったなっていう思いはある。もっと決定的なとこ作れたと思うんで。もう少し僕に渡してくれればクオリティの高さを見せれたなと思う」と振り返っている。
もちろん反省の弁も忘れない。後半は相手にチャンスらしいチャンスを一つも与えない試合運びながら、勝ち切れなかったのは事実なのだ。
「後半はちょっとオープンな試合展開になって僕もちょっとばててたんで、なかなかパワーを出し切れなかった。チームとしては、相手のチャンスも本当にあの1点のところだけだったんで。僕たちが勝つに値したと思いますけど、最後のクオリティが足りなかったなと思います」
今季も残り1試合で終わる。シーズン序盤は調子を崩したり、ポジションのコンバートもあったりといろんな経験をした堂安。前半戦は1ゴール・1アシストにとどまった。イライラが募った時期もあったことだろう。それでも自分と向き合い、取り組み、それを乗り越えてきた。
「今日はそれほど良かったゲームではないなって自分では思ってますけど、ただこうやって数字を残せる選手って悪いときでも残せると思うし、特徴だと思う。悪い中でもアシストとかゴールとか、そういうので絡めてるんで、そういうのは良くなっていると思います」
今季優勝したレバークーゼンの両翼にはアレハンドロ・グリマルド、ジェレミー・フリンポンという驚異のウイングバックがいた。攻撃でも守備でも重要なタスクをこなし、違いを生み出すプレーを積み重ねる選手だ。
世界のサッカーではこれまで以上にハイブリッドな選手が求められている。堂安はそうした舞台で戦うための大事なベースをこの2年間で築き上げた。そしてさらなる成長に向けて、その歩みを止めない。
取材・文●中野吉之伴
2024年05月13日 20:09
ヴィッセル神戸とスタッド・ランスは13日、フレンドリーマッチの開催が決定したことを発表した。
試合は2024年8月3日(土)の19:00、神戸の本拠地『ノエビアスタジアム神戸』にて開催される。チケットについては、クラブ抽選先行が5月16日(木)の18:00より、ヴィッセル神戸チケットサイトにてスタート。この先行販売はヴィッセル神戸シーズンシート2024のオーナー、およびVISSEL SHIP会員を対象としたもので、締め切りは5月20日(月)の23:59。以降、クラブ二次先着先行(※対象:VISSEL SHIP会員/販売期間:6月3日(月)18:00〜6月16日(日)23:59)、楽天チケット先着先行(※対象:楽天ID保持者/販売期間:6月17日(月)18:00〜6月26日(水)23:59)と進む。詳細は神戸のクラブ公式HPでも確認が可能だ。
スタッド・ランスは1911年に創設された、フランス・マルヌ県・ランスに本拠地を置くプロサッカークラブ。リーグ・アンでは過去6度の優勝(1948−49、1952−53、1954−55、1957−58、1959−60、1961−62シーズン)を誇る古豪だ。直近では、2022−23シーズンよりMF伊東純也、2023−24シーズンよりMF中村敬斗と、2名の日本代表選手が攻撃陣の中心に君臨していることでも知られている。
今シーズンはリーグ・アン32試合を終えた時点で、11勝8分13敗の成績で勝ち点「41」を積み上げ、現在は11位につけている。今季序盤は来季のヨーロッパのカップ戦出場権争いにも身を置いていたが、シーズン最終盤に差し掛かり、来季の“欧州挑戦”の可能性は消滅していた。
なお、昨季の“J1覇者”でもある神戸は、2024明治安田J1リーグ第13節終了時点で、8勝2分3敗の成績で勝ち点「26」を積み上げ、現在は首位に立っている。今夏は「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」で、7月27日(土)に『国立競技場』にてトッテナムと対戦することが既に発表されていた。
そして今回、イングランドの強豪との対戦に続いて、フランスの古豪とも対戦することが決定した。
2024年05月13日 20:03
ヴィッセル神戸は5月13日、リーグ・アンのスタッド・ドゥ・ランスと親善試合を開催すると発表した。
2024年05月13日 20:00
ボローニャに所属するFWリッカルド・オルソリーニが、クラブ史上初の快挙を亡き闘将へ捧げた。
現在セリエAで3位につけるボローニャは11日、第36節でナポリと対戦した。昨季の王者を相手に9分、12分と立て続けにゴールを奪い、守っては強力な攻撃陣を完封。敵地での戦いながら2-0の勝利を収めた。
すると、翌日に開催された試合で、6位のローマが5位のアタランタに1-2の敗戦。2試合残して3位ボローニャ(勝ち点「67」)と6位ローマ(同「60」)の勝ち点差が7ポイントまで広がり、前者のトップ5フィニッシュが確定した。つまりボローニャのクラブ史上初のCL出場権獲得が確定したのだ(セリエAに所属するクラブの来季のCL出場枠が5つのため)。
2022年9月にチームの指揮官に就任したチアゴ・モッタ監督のもと、今季は序盤戦こそドローが目立ったが、徐々に勝ち切れるチームへと変貌。ボローニャはビッグクラブ相手にも引けを取らない戦いを披露してきた。もちろん、リーグ戦を戦いながらチームを成長させ続けてきたモッタ監督の手腕もさすがだ。ただ、今季の躍進の背景には、病気によって志なかばでチームを去り、2022年12月に亡くなったシニシャ・ミハイロビッチ前監督の影響も少なからずあったのではないか。
ミハイロビッチ前監督は2019年1月から2022年9月までボローニャを指揮。鬼軍曹や闘将としても親しまれ、チームを戦える集団へと作り上げていった。現在アーセナルでプレイする日本代表DF冨安健洋も教え子のひとりだ。当時は順位こそ二桁で終えていたが、ボローニャが特にビッグクラブを苦しめるようになったのはこの頃からだと思う。
実際、ミハイロビッチの教え子で、今季もボローニャで10ゴールを記録しているオルソリーニが『DAZN』のインタビューで「ミハイロビッチ前監督の影響」に関して聞かれると、「もちろんありますよ。彼はこのチームの基礎を築き、僕らは彼から学んだ意志の強さを引き継いだ。僕らの想いは間違いなく彼の方へ向いている」や「正直にいうと、アタランタとローマの試合が終わった瞬間、僕の心にはシニシャが浮かんだよ」と答えていた。
ミハイロビッチ前監督も天国で今季のボローニャの躍進を喜んでいるのではないか。
2024年05月13日 20:00
鈴木唯人、川島永嗣の古巣でもあるフランス1部RCストラスブールとキットサプライヤーのadidasは11日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。今季(2023-24)ホーム最終戦から着用を開始している。RC Strasbourg 2024-25 adidas Home
RCストラスブール 2024-25 adidas ホーム ユニフォーム
24-25新ホームユニフォームは伝統のブルーを基調色に、各部をホワイトで彩る近年定番のスタイル。ストラスブールの代名詞ともいえる美しいブルーは新ユニフォームでも健在だ。
シャツ全体にジャガードであしらったピンストライプが、クラシックな雰囲気を醸し出すデザイン。首元にはクラブの応援歌のタイトルで、“11人だけではなく何千人もがついている”といった意味の言葉をレタリングする。
クラブ側の説明によると今回のデザインは、2部リーグ時代の1986-87シーズンで着用したホームユニフォームにインスピレーションを得たデザインとのこと。
86-87シーズンのストラスブールは2部所属でありながら、カップ戦のクープ・ドゥ・フランスで躍進。ラウンド32で1部所属のパリ・サンジェルマンを撃破し、ラウンド16では同じく1部のトゥールーズを下して準々決勝に進出した。しかし、そこで同じ2部のオリンピック・アレスに敗れ、ベスト8で大会を終えている。
1部リーグのチームという困難な相手に闘争心と団結力で底力を発揮し、立て続けに勝利を実現。当時のユニフォームに触発されたこのデザインは、クラブの美しき歴史の一部に改めて光を当てている。
代表チーム、史上最高に美しき「青のユニフォーム」5選
そんな新ユニフォームは、23-24シーズンのホーム最終戦となった12日の第33節メス戦でデビュー。試合は2-1でストラスブールが勝利を収めている。
24-25新ホームユニフォームは、クラブ公式オンラインストア他で販売中だ。
2024年05月13日 19:58
清水エスパルスのDF蓮川壮大が、5月13日に自身のXを更新。復帰に向けた決意を語綴った。
今季から清水に加入した蓮川は開幕節から定位置を掴んでいたが、4月20日に行なわれたJ2第11節のベガルタ仙台戦で負傷。5月13日にクラブから左大腿二頭筋肉離れで、全治まで負傷日から8週間を要する見込みと発表された。
【PHOTO】アウェーで勝点3ゲット!満開の笑顔を咲かせた、清水エスパルスサポーター!
悔しい離脱となった26歳は「最強になって戻ってきます」と発信。この投稿には、以下のような声が上がった。
「復活の日まで応援し続けます!」
「『最強』コメント最高!」
「なんと心強い言葉!」
「更に強くなってきちゃうの?」
「無理だけはしないでね」
「サポはいつまでも待っています!」
「最強、いい言葉ですね」
「仲間を信じて、今は託しましょう!」
蓮川の一日も早い復帰が待たれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部