2024年04月28日 16:17
ロッテ10―1楽天(パ・リーグ=28日)――ロッテのポランコが、ビッグイニングの火付け役となった。 三回二死一、二塁、「積極的にいく事だけ考えた」と捉えた打球は、先制の右前適時打となった。チームは試合前の時点で7連敗中で、いずれも3得点以下と攻撃力不足にあえいでいた。打線を活気づける一打から、4連続適時打で一挙5得点。五回には右越えのソロを放ち、主砲として役割を果たした。
2024年05月13日 17:47
ド軍公式カメラマンがSNSに投稿
ドジャース・大谷翔平投手が一瞬でみせた“変顔”が話題になっている。球団公式カメラマンのジョン・スーフー氏が11日(日本時間12日)のパドレス戦前に自身のインスタグラムに数々の写真を投稿。その中の1枚で大谷が見せている表情が「じわじわくる」「合成写真みたい」などと注目されている。
スーフー氏はドジャースの選手やデーブ・ロバーツ監督の写真を次々と紹介。そのなかで突然、ベンチからグラウンドに飛び出したと思われる大谷。駆け出す体はグラウンドを向いているが、顔だけ右側に“グリン”と回して、カメラを見つめていた。
目をパチリと開け、少しニヤけた表情。躍動感ある姿とマッチしていないショットとなり、ファンは「おちゃめ?」「こういうとこもステキ」「めっちゃカメラ目線」「これは流行る」「おもしろ画像」「コラ画像みたい」「合成にみえる」「変顔やめて」など、次々とコメントを寄せていた。
大谷は同日の試合に「2番・DH」で出場。3打数無安打1四球で、第5打席で腰の張りのため代打を送られていた。翌12日(同13日)のパドレス戦は欠場したが、試合前には「昨日のゲーム前からトレーニングで違和感があったので、今日は。僕は出られるかなという感じでしたけど、まぁ大事をとって、という感じです」と軽傷を強調していた。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 17:36
「DeNA0−1阪神」(12日、横浜スタジアム)
7点差逆転負けの翌日、岡田監督が大幅に打線を組み替えた。昇格後2試合連続安打中だった井上をプロ入り初の1番に据え、3番には前日11日に自身初の満塁弾を放った近本。だが、前日に2安打を放っていた佐藤輝はスタメンから外し、森下も今季初めて2試合連続で先発オーダーに組み入れなかった。
7点差逆転負けは2022年の開幕戦以来というショッキングな出来事だったが、それでも打線は9得点を奪っていた。なぜ、岡田監督はこのタイミングで打線組み替えに踏み切ったのだろうか。
佐藤輝は2021年の入団以降、全試合でスタメン出場した22年を除いて、たびたびスタメンから名前が消えるケースがあった。岡田監督が就任した昨年も、1安打した翌日にスタメンを外れるケースは2度あったが、それでも2安打した翌日に先発出場しなかったのはプロ入り初。大貫との過去3年の対戦成績が19打数2安打の打率・105という苦手を示す数字を考慮した可能性も考えられるが、森下は最終的に今季初めて試合に出場することがなかった。
阪神OBの中田良弘氏は「岡田監督の頭の中では、将来を見据えても森下と佐藤輝は確固たるレギュラーになってもらわなければ困る存在だと思う。ただ、チームがより強くなるためには、チーム内での競争が激しくなって戦力を底上げすることも必要不可欠。打線変更、スタメン落ちについては2人に刺激を与える意味もあったんじゃないかな」と指摘し、続けて「森下は粗さが解消できてないし、佐藤(輝)は2安打したけど、1本は風に助けられたもの。トドメを刺したかった八回1死一、二塁で二ゴロ併殺打に倒れるなど、まだ確実性に欠ける面があるから、ベンチから試合を見ることの悔しさを味わわせたかったんだと思うな。岡田さんはそういう時にどういう姿勢でいるか、どういう態度を取っているかをしっかり見てるから」と解説した。
岡田監督は12日の試合後、井上を1番、近本を3番に据えた新打線について「いや、いろいろずっと考えてたんや、おーん。これは前から言うとったんや。2番・中野、3番・近本っていうな。1番にちょっとな、なんか一発ありそうなのを例えば森下とかそういう感覚でな。1回行こうかっていうな」と説明した。
就任1年目にリーグ優勝、日本一を成し遂げたメンバーではあるが、指揮官は続けて「そんな、去年と同じ形じゃできへん言うて。それはずっと話はしとったんや。ミーティングの時に」と現状維持ではなく、今の実情を把握し、先を見据えた一手を打たなければ、唯一無二の目標に掲げたリーグ連覇は成し遂げられるものではないと改めて声にした。
14日から始まる中日3連戦の先発は、高橋宏、小笠原、梅津が予想されている。外野でいえば近本、昇格後3試合連続安打中の井上のスタメンは確実と思われ、残り1枠は右腕相手ということで前川を起用し、森下が3試合連続でスタメン落ちする可能性も考えられる。佐藤輝に関しては12日に代わって出場した糸原が3打数無安打に終わったこともあり、スタメン復帰する可能性は十分にある。
中田氏は「ベンチにいることしかできなかった悔しさを晴らすことができるか。チクショーと思ったはずなんだよね、2人とも。だから次に出た時の結果が持つ意味は大きい」と語った。
切磋琢磨を繰り返すことでチーム力はアップする。それでも常勝軍団を築くためには、頼りになる軸、太い幹は欠かせない。25歳の佐藤輝、23歳の森下。何度も訪れるであろう壁を乗り越えるたび、強さを身につけていくだろう。岡田監督も数ある引き出しを開ける効果的なタイミングを計りつつ、一本立ちのために手を差し伸べていく。(デイリースポーツ・鈴木健一)
2024年05月13日 16:59
「ベースボール・サバント」で紹介しているスイングスピード…大谷翔平は19位
投手のレベルアップが著しい野球界だが、打者も手をこまねいているわけではない。ドジャースのムーキー・ベッツ内野手ら超一流選手たちもスイングスピード向上を目指してトレーニングを積んでいるという。MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」はバット・トラッキング指標を新たに導入。その1つがスイングスピードランキングで、ドジャースの大谷翔平投手は19位にランクインしている。
MLB公式サイトによると、メジャー全30球場に5台ずつホークアイカメラが設置されている。このカメラを使ってバットスピードやスイング軌道などを計測しているという。スイングスピードは、バットの先端から約6インチ(約15センチ)付近のスイートスポットで測る。
科学上では、打球を打ち上げた場合、スイングスピード時速1マイル(約1.6キロ)につきおよそ6フィート(約1.8メートル)距離が延びる。今季ここまでのMLBの平均スイングスピードは72マイル(約115.8キロ)で、全体の2/3は68〜77マイル(約109キロ〜123.9キロ)の範囲内だという。
最速はジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)で平均81マイル(約130.3キロ)となっている。スタントンといえば爆速打球で知られる。2014年オフ、マーリンズと13年総額3億2500万ドル(約507億円)の契約を結び、2018年にヤンキースに移籍した。8日(日本時間9日)のアストロズ戦で、119.9マイル(約193キロ)の今季メジャー最速本塁打を放っている。2位はオニール・クルーズ(パイレーツ)で平均77.0マイル(約124キロ)だから大差をつけている。大谷は19位で、平均75.4マイル(約121.3キロ)。チームでは最速だ。
実際スイングスピードと打撃成績に関連はあるのか? 記事によると、時速80マイル(約129キロ)以上だと打率.321、長打率.665。時速70〜79マイル(約112〜128キロ)で打率.274、長打率.477。時速69マイル(約111キロ)以下だと、打率.202、長打率.254となっている。また、本塁打のスイングスピードはMLB平均で時速75マイル(約120.7キロ)だという。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 16:42
阪神OBの能見篤史氏が13日、MBSの「よんチャンTV」に出演し、12日のDeNA戦で4安打完封勝利を飾り、リーグトップタイの4勝目を挙げた阪神・才木について「見事ですよ」と語った。
2024年05月13日 16:31
ソフトバンクや阪神でプレーしたパドレスのスアレスはMLBトップタイの12S
パドレスのロベルト・スアレス投手が12日(日本時間13日)、本拠地・ドジャース戦で4-0の9回に登板。1三振を奪うなど無安打無失点に抑えた。セーブはつかなかったが、ここまでメジャートップタイの12セーブをマークする右腕を米メディアが特集。前日11日(同12日)の時点でフォーシームの平均球速98.5マイル(約158.5キロ)を誇る剛腕について「常軌を逸している」など同僚の証言などを掲載した。
かつてソフトバンクや阪神でもプレーしたスアレスは、ここまで17登板で18回1/3を投げて1失点。防御率0.49を誇る。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では「パドレスのロベルト・スアレスがなぜ、打者が嫌がる速球を量産しているか、なぜ打てないか」とのタイトルで記事を掲載している。
特集は11日(同12日)時点の数値を基にしており、昨季と比べて(速球の割合が)30%も上がり、平均球速98.5マイル(約158.5キロ)の4シームの使用率が80%超となっている。4月3日から22日(同4日から23日)にかけては8試合のスパンで、79球連続で速球を投げた。バッテリーを組むカイル・ヒガシオカ捕手は「高校でさえそんなことをする投手はいない。かなり常軌を逸している」と語った。
最近16試合での防御率は0.52。試合を締めた回数(16)、セーブ(12)、4つ以上のアウトを取ってのセーブ数(3)でチームトップ。フォーシームの被打率は.093だ。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「何が来るか分かっていても、打者はついていけていない。彼が試合に入ってくるときは嫌だね」と“脱帽”。スアレスは「ルーベン・ニエブラ投手コーチが私を色々な方法で解析してくれているのが助かっている。おかげで以前より思うような球を投げることができている」と語っている。「彼の制球力に驚いた。ほとんどピンポイントだった」
ニエブラコーチは、2021シーズン後にパドレスがスアレスを契約した後、スアレスが投げながら効率的な回転についての理解を深めた、と話した。スアレスはスタットキャストの指標で、球に回転をかけた際に、それがどの程度球の動きに影響を与えているか、回転の効率性を測る「アクティブ・スピン」が、2022年は93.7%だったが、今季は95.9%にまで上げているという。
ニエブラコーチは「今、彼はボールに純粋なバックスピンをかけることができている」と分析している。レッズ時代にアロルディス・チャップマンのギネス記録球105.8マイル(約170.2キロ)を受けたヒガシオカは「チャップマンは全力で投げていたのが分かった」が、スアレスは“楽な直球”のお手本だと話した。
主にスアレスの球を受けているルイス・カンプサーノ捕手は「時に(スアレスの球は)グラブに瞬間移動するような感じ」、「その球が来ると分かっている。だが、(打者は)どこに投げてくるかが分からない」と印象を語り、ロバーツ監督は「彼のピンポイントの制球力がいい」。さらにヒガシオカは「ブルペンで最初に彼の球を受けた時、制球力に驚いた。ほとんどピンポイントだった。100マイル(約160.9キロ)以上の球を投げて平均以上の制球力があるというのはかなり特別だ」と振り返った。
5月に入ってからスアレスはフォーシームの割合が90%近くになり、この月はフォーシームで14打数無安打に抑えている。2008年にピッチ・トラッキングの時代に入って以降、500球以上を投げて90%以上がフォーシームかシンカーかカットボールだった投手は10人あまり。そのトップは史上最高のクローザーとして知られる、ヤンキースのマリアノ・リベラの98.5%で、かの有名なカットボールがそのうち87.6%を占めた
最近16シーズンで、フォーシームまたはシンカーを86.7%を超える比率で投げた投手はいない。今年のスアレスの比率は今のところ91.3%(スアレスのメジャー通算は68.3%)だという。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 16:01
大谷翔平の今季11本塁打のうち7本が全球場でも本塁打
ドジャース・大谷翔平投手が昨季のア・リーグ本塁打王の“看板”に違わぬデータを残している。米データサイトによると、今季ここまで放った11本塁打のうち7本は、メジャー30球団のすべての本拠地でも本塁打となっているという。
MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」によると、30球団のどの球場でも入っている「No-doubters」の1位は大谷で7本(11本中7本で63.6%)。ブルワーズのリース・ホスキンス内野手も7本(今季9本塁打、77.8%)で並んでトップだった。
3位はアスレチックスのブレント・ルッカー外野手の6本(同9本66.7%)、4位には5本で8選手。その中にはブレーブスのマルセル・オズナ外野手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、エンゼルスのマイク・トラウト外野手らそうそうたる名前が並んでいる。
ナ・リーグトップの12本塁打で、大谷のライバルでもあるオズナは今季12本中5本が「No-doubters」で41.7%、ジャッジは9本中5本で55.6%、トラウトは10本中5本で50%となっている。
大谷は昨年、エンゼルスで44本塁打を放ちア・リーグの本塁打王となった。今季もここまで11本塁打で緊迫のトップ争いを演じている。「長打が持ち味だと思っている」と語っていた大谷が、驚異の“全球場本塁打数”で改めて、そのパワーを示した。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 15:43
巨人は5月28日のソフトバンク戦(東京ドーム)で開催する球団創設90周年記念特別試合「王貞治DAY」で、特別な刻印入り試合球を使用すると発表した。特別刻印ボールには「1 OH SADAHARU DAY 5.28.2024」と刻印されたボールを使用する。
また、マウンド後方に、王さんの永久欠番「1」を掲出。球場の22ゲート前広場に記念モニュメントを設置する。
2024年05月13日 15:35
巨人と読売新聞社は7月15日の巨人−阪神戦(東京ドーム・午後2時試合開始)の終了後に実施する「伝統の一戦〜レジェンズOB対決〜」の出場選手が13日、決定したと発表した。
2024年05月13日 15:04
フロリダ大のカグリオーンが「2番・投手」で出場した
“大谷翔平2世”として注目を浴びているフロリダ大の二刀流左腕、ジャック・カグリオーン内野手が12日(日本時間13日)、シーズン最終戦となるケンタッキー大戦に「2番・投手」で先発。6回1/3を投げ、2安打3失点(自責点1)、3奪三振3四球で勝敗はつかなかった。降板後は「指名打者」として出場。4打数2安打、1四球。チームは延長10回の末に5-7で敗れたが、カグリオーンは30試合連続安打を記録し、ファンは「ジャック・カグリオーンにカーテンコールを」などと二刀流を称えた。
フロリダ大学野球部の公式X(旧ツイッター)は「カグリオーンは痛烈なライト前ヒットを放ち、フロリダ大学の記録である30試合連続安打に並んだ」と投稿。現在はナショナルズでプレーするジェイコブ・ヤング外野手が持っていた記録と肩を並べたという。
注目の二刀流にファンはSNS上に「強打者だから歩かされたり、勝負を避けれてきているから、とても感心している」、「GOAT(最高)」「大学生がバリー・ボンズのような扱いを今までに見たことがない」、「君は素晴らしい選手だ」「ゲイター(フロリダ大の愛称)のレジェンド」などといった称賛のコメントが相次いでいた。
大注目のカグリオーンはこの試合を終えた時点で打率.418、28本塁打55打点、投手では5勝1敗、防御率4.07としている。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 14:32
広島、近鉄で投手として活躍した西武の投手育成アドバイザー、清川栄治さんが5日、悪性腫瘍のため東京都内の病院で亡くなった。13日に西武が発表した。62歳という早すぎる別れに、野球関係者らが哀悼の意を表した。
◇ ◇
清川栄治さんと呼ぶのは少々、照れくさい。昔のようにキヨと呼ばせてください。闘病生活を送っていたとは聞いていたが、早すぎるよ。ルーキーのころからキヨほど物静かというか、老成した人間をあまり知らない。
キヨが入団した当時、広島はまれにみる投手王国だった。亡くなった北別府学さんや現OB会長の大野豊さん、川口和久さんの3本柱を中心した投手陣に入るのは、並大抵のことではなかったと思う。その中で珍しい左のサイドスロー投手として重宝されていたが、強く印象に残っているのはグラウンド外での役割だった。
今は分からないが、当時の広島投手陣は、1軍でプレーする人間で「投手会」なる親睦団体を作っていた。シーズン中にはあまり活動することはなかったが、オフになれば「投手会」でゴルフ大会や食事会を開いていた。その「投手会」を開催する費用は、投手陣が独自で決めた「罰金」の積み立てでまかなわれていた。試合前の練習でノックを1回受け損ねると○○円の罰金、試合でエラーすると○○円罰金という具合に徴収していたと思う。この罰金をオフまできちんと管理する「会計係」はキヨの仕事だった。投手陣の中では若手だったが、その仕事をキチンとこなす姿に、先輩たちも「ウチの会計係は日本一」と真顔で褒めていたように思う。当の本人はその都度「当たり前ですよ」と照れ笑いを浮かべるばかりだったが…。
キヨには酒席をともにしたことがあるが、ばか騒ぎする私は「飲み過ぎはダメですよ。体に悪いですよ」と、何度も注意をされた。あの物静かな口調で諭されると恥ずかしい思いで一杯になったような気がする。そんな常識人のキヨがハメを外す姿を一度でもみてみたかった。それも叶わなくなってしまった。(デイリースポーツコンテンツ局顧問・今野良彦)
2024年05月13日 14:29
「大谷を大谷自身から守る」…地元紙「LAタイムズ」がコラムを掲載
ドジャース大谷翔平投手は12日(日本時間13日)の敵地パドレス戦を、腰の張りのため欠場した。症状は回復傾向にあったが、デーブ・ロバーツ監督がストップをかけた。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ショウへイ・オオタニをオオタニ自身から守る:ロバーツ監督、役割を果たす」のタイトルでコラム記事を掲載。エンゼルスとの対応の違いなどを伝えている。
大谷自身はこの日の試合に出場できる状態だと感じていた。相手先発はダルビッシュ有投手。対戦を心待ちにしていたが、ロバーツ監督がそうさせなかったと伝える。大谷は自身の意見を訴えることはなく、ロバーツ監督が通訳を介してスタメンに入らないことを伝え、それで終わりだった。
今回の指揮官の対応は、ドジャースで最も重要な関係性の1つが期待できるスタートを切ったことの証だった。この関係は大谷が来季、投球をする際にさらに重要になると思われる。大谷クラスの選手になると、“労使”は簡単に分離できなくなるが、昨年エンゼルスができなかったことを、ドジャースはやってのけた。「それは大谷を、大谷自身から守ることだ」と指摘する。
ロバーツ監督は「彼は、これが自身とチームの利益になると分かっていると思う」と話した。
エンゼルス時代は、チームにも大谷自身にとっても一番の利益は、ほとんどの試合に出ることだった。だから出続けた。エンゼルスは大谷を止める立場になく、指のけいれんのため4回で降板した際にMRI検査を受けるよう説得できなかった(昨年8月3日のマリナーズ戦)。そうした結果が、昨年9月に受けた2度目の右肘手術だったとしている。大谷を止められず…エ軍には「大局がなかった」
エンゼルスは大谷に、大局を見据えるよう忠告できなかった。大局がなかったからだ。エンゼルスはドジャースと異なり、ポストシーズン出場が保証されていなかった。一方、ドジャースには才能ある選手がそろっている。実績があり、優勝への現実的な熱意があるとも述べている。
ドジャースは10日(同11日)に13連戦が始まったばかり。ロバーツ監督は同地区ライバルとの試合であっても、この時期に危ない橋を渡るつもりはないようだ。「今は13連戦の最中で、チームとしては確実に、少し慎重にいきたかった」と述べている。
判断する権利を大谷から取り上げたことは、小さなことだがロバーツ監督の“重要な一手”だった。昨年のエンゼルスのように、両者の関係の中で一度成立した条件を取り消すことは難しい。
指揮官は今後、大谷のプレースケジュールを決める時には本人の意見を求めるとも言った。大谷はそれに値する存在だが、エンゼルスのように大谷との関係について一方的になるのを許すわけにはいかない。この日の欠場は、一方的にならないかもしれない兆しだったと結んでいる。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 14:00
阪神は13日、6月7日の西武戦(甲子園)で「台湾デー」を開催すると発表した。
2024年05月13日 13:55
パドレス-ドジャース戦を観戦…試合前には松井裕樹からサインも
■ドジャース 5ー0 パドレス(日本時間12日・サンディエゴ)
ペトコパークで11日(日本時間12日)に行われたパドレス-ドジャース戦を観戦した日本人女優にファンが注目している。ドジャースの球団専属カメラマンを務めるジョン・スーフー氏は12日(同13日)、自身のインスタグラムにデーブ・ロバーツ監督と米倉涼子さんの2ショットを公開。「米倉涼子さん写ってます!?」「米倉涼子さんだ〜」と驚きの声が寄せられた。
球場を訪れた米倉さんは、黒のトップス、白のパンツ姿でパドレスのシティコネクトのキャップを被ってグラウンドに登場。試合前には松井裕樹投手からサインを貰う場面や、2ショットを撮影するシーンがあった。スーフー氏の投稿には、肩を抱き寄せ合う米倉さんとロバーツ監督が写っており、2人して満面の笑顔だった。
ドジャースとパドレスには日本人選手が計4人在籍するが、出場したのは同戦では大谷翔平投手のみ。9回には腰の張りを訴えて代打を送られるなど、3打数無安打1四球で、ドジャースが5-0で勝利していた。
有名女優とロバーツ監督の2ショットに、ネット上のファンは「めっちゃ密着してる」「ロバーツ監督めっちゃ笑顔ですね」「こんなところに米倉涼子さん!」「すごい2ショット」と反応していた。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 13:51
日本ハムは13日、WBCや五輪などの世界大会でし烈な戦いを繰り広げてきた日本と韓国のプロ野球レジェンド選手による一夜限りの真剣勝負「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」を7月22日にエスコンフィールドで開催すると発表した。
今年は日本プロ野球が誕生して90周年。この特別な年に、両国のプロ野球の歴史を築いてきた先人たちへの敬意と感謝を込め、また野球を通じた国際友好親善に貢献したいという願いから企画された。
JAPANの原辰徳監督は「日本と韓国のレジェンドが集う『日韓ドリームプレーヤーズゲーム』で監督を務めることができ、大変光栄です。日本球界にとって、韓国はよきライバルであり、友好国でもある特別な存在です。日韓ともに球史に名を残す選手がそろうとなれば、国際試合で戦ったあの興奮がよみがえってきます。JAPANの監督としてこのメンバーとともに日の丸を胸に、勝利を目指して全力で戦います」とコメント。KOREAのキム・インシク監督は「野球の交流を通じて、韓国と日本のファンが気持ちを分かち合い、両国の親善を図る有意義な試合に監督として参加することになり、光栄に思います。日本チームには素晴らしい選手がたくさんいますが、韓国の選手も恥ずかしくない試合ができるように最善を尽くします」などとコメントした。
両軍のメンバーは以下の通り(敬称略)。
〈JAPAN〉
【監督】原辰徳
【コーチ】山田久志、緒方耕一
【投手】上原浩治、岩隈久志、藤川球児
【捕手】谷繁元信、城島健司
【内野手】小笠原道大、鳥谷敬
【外野手】稲葉篤紀、福留孝介、内川聖一
〈KOREA〉
【監督】キム・インシク
【コーチ】アン・ギョンヒョン、ヤン・サンムン
【投手】ク・デソン、ソ・ジェウン、ユン・ソクミン
【捕手】パク・キョンワン
【内野手】チャン・ソンホ、パク・チョンホ、ソン・シホン
【外野手】イ・ジョンボム、ヤン・ジュンヒョク、パク・ハンイ
2024年05月13日 13:22
2023年のドラフト全体1位右腕がデビュー、“有名”彼女も観戦
■パイレーツ 10ー9 カブス(日本時間12日・ピッツバーグ)
2023年のドラフト全体1位、パイレーツのポール・スキーンズ投手が11日(日本時間12日)にメジャーデビュー。4回0/3を投げて3失点で勝ち負けは付かなかったが、球団最速となる101.9マイル(約164キロ)をマークするなど、強烈なインパクトを残した。ガールフレンドは体操で有名な選手で、「彼のことを誇りに思うわ」と笑顔を見せた。
本拠地ファンの大声援を受けてカブス戦のマウンドにあがったスキーンズは、6球目で球団最速記録を更新。先頭打者から2者連続三振を奪う滑り出しを見せた。4回終了時点で5点のリードを貰っていたが、5回に連打を浴びた場面で降板となり初勝利はお預けとなっていた。
身長198センチの逸材は、ガールフレンドも凄かった。ルイジアナ州立大の体操選手、リブヴィ・ダンさんは、インスタグラムでフォロワー520万人、TikTokでも800万人のフォロワーを誇るインフルエンサーでもある。
MLB公式Xは、“彼氏”の登板を見守ったダンさんのインタビュー映像を公開。「彼とはたくさんの素晴らしい思い出があるわ。彼がこの瞬間の為にどれだけ努力をしてきたか知っているの。ハードワーカーだわ。恐らく、私が今まで見たなかで最高の瞬間の1つよ。彼のことを誇りに思うわ」と話した。この投稿には1万2000ものいいねが付き、話題となっている。
デビュー前日に米スポーツ局「MLBネットワーク」のインタビューに応じていたスキーンズは、ダンさんの存在について「最高だよ。彼女はあらゆる方法で期待との向き合い方を手助けしてくれた。彼女もプロアスリートの選手として向き合ってきたから、その対処法を知っている」と支えになっていると話していた。
口ひげも相まって、21歳とは思えない風貌のスキーンズ。彼女とともに、スター街道を突き進むことはできるか。(Full-Count編集部)