2024年04月28日 19:23
エンゼルス・レンドン「考え得るすべての感情が沸き起こった」 左ハムストリングを負傷し、21日(日本時間22日)に10日間の負傷者リスト(IL)に入っていたエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が「間違いなく10日間では戻れない」と話していると、米スポーツ局「ESPN」が報じている。 レンドンは20日(同21日)、敵地・レッズ戦で内野安打を放った際に足を痛めて途中交代。21日(同22日)に10日間の負傷者リスト(IL)に入っていた。ナショナルズ時代の2019年に打点王に輝き、7年2億4500万ドル(約388億円)でエンゼルス入りしたが、毎シーズン怪我に悩まされている。 今回も長期離脱となる見込みで「もう4年もこれ(負傷離脱)が続いている。だから数日間は憤り、悔しさ、怒り、考え得るすべての感情が沸き起こった」と話している。「野球を毎回奪われるからだ、そうだろう? 勝ちたい、出場したい。出場し続けられるよう最善を尽くしているのに、何もうまくいかないように思える」と目線を下げた。 レンドンは今季ここまで19試合に出場し、打率.267、0本塁打、3打点。開幕から1番で起用され、21打数無安打と苦しんでいた。エンゼルス移籍後は2021年に出場した58試合が最多。毎年、怪我に苦しんでおり、不甲斐ないシーズンを過ごしている。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 08:00
ヤクルトの西川遥輝が12日の巨人戦で今季初盗塁を決めた。
西川は2−1の7回にライト前に適時打を放った一塁走者・サンタナの代走で登場すると、青木宣親の初球に二盗。これが西川にとって今季初盗塁となった。
西川は4度(14年、17年、18年、21年)盗塁王を獲得したこのある足のスペシャリストで、現役通算333盗塁は現役トップの数字だ。スタートを切る時は「どこも見ないですね。投手全体を見る感じ」とのことだ。
盗塁へのこだわりについて、「なるべく初球にスタートを切りたいと言う思いはありますが、経験が邪魔をする事があって中々そうもいかない時がある」と、失敗した時のことを考えスタートが切れない時もある。恐怖心と向き合い、盗塁数を積み重ねてきた。
新天地・ヤクルトでの初盗塁。この盗塁をきっかけに、チームの勝利に繋がる盗塁をどんどん見せて欲しいところだ。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
2024年05月13日 07:49
○ パドレス 4−0 ドジャース ●
<現地時間5月12日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスが完封リレーで同地区カード勝ち越し。先発したダルビッシュ有投手(37)が7回無失点の好投で今季3勝目、日米通算199勝目を挙げた。
母の日に合わせ、ピンクのグラブを身に着けてマウンドに上がったダルビッシュが初回を三者凡退で終えると、パドレスは1回裏、フェルナンド・タティスJrとジェーク・クロネンワースの二者連続本塁打で2点を先制。援護を受けたダルビッシュは4回までパーフェクト投球を展開した。
追加点を貰った5回表には、二死からこの試合最初の四球と安打を許し、得点圏にランナーを背負うも無失点。6回表は一死からベッツに二塁打を打たれたが、フリーマンを中飛、スミスを空振り三振に仕留め、ピンチを脱出。7回表も三者凡退とし、今季最多107球を投じて7回無失点。8回表はワンディ・ペラルタ、最終回は守護神ロベルト・スアレスで逃げ切り成功。ダルビッシュが白星を手にした。
この勝利でパドレスは同地区首位ドジャースとのカードに勝ち越し。4カード連続の勝ち越しで貯金を1とした。次カードは同地区最下位のロッキーズを本拠地へ迎え、3連戦を行う。
この試合のダルビッシュは7回2安打、1四球、7奪三振、無失点の内容で今季3勝目。日米通算200勝へ王手をかけた。現地時間4月30日に負傷者リストから復帰して以来、3試合17イニングで無失点投球を継続。今季8戦目を終え、成績は3勝1敗、防御率2.43となっている。
なお、ドジャースの大谷翔平は今季2度目の欠場。前日の試合で腰の張りにより途中交代していたため、休養を取る形となった。
2024年05月13日 07:46
2日のダイヤモンドバックス戦以来2度目の欠場…監督は14日に復帰を示唆
■パドレス 4ー0 ドジャース(日本時間13日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、腰の張りで敵地・パドレス戦を欠場した。1日(同2日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦以来今季2度目。チームは相手先発のダルビッシュ有投手に7回2安打無失点と封じ込まれ、1勝2敗で6カードぶりの負け越しとなった。
大谷は前日11日(同12日)の同戦前のトレーニングで腰の張りを訴え、9回に代打を送られて途中交代となった。ロバーツ監督は「今日の方が状態はいい」と説明していたが、欠場と説明。大谷も代打待機を明かしたが、欠場となった。
試合は先発のウォーカー・ビューラー投手が初回にフェルナンド・タティスJr.外野手、ジェイク・クロネンワース内野手に連続被弾を許すなど、4回途中3失点。打線もダルビッシュに2安打と封じ込まれた。対パドレスは3勝5敗となった。
ドジャースは13日(同14日)からサンフランシスコに移動しジャイアンツと戦う。ロバーツ監督は「13連戦の最中だから、いつかは休む予定だった。明日は出場するだろう」と同日からの復帰を示唆していた。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 07:45
ドジャース相手に快投…野茂、黒田に次ぐ日米通算200勝にリーチ
■パドレス 4ー0 ドジャース(日本時間13日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が12日(日本時間13日)、本拠地でのドジャース戦に先発。
2024年05月13日 07:30
【DeNA】昨日から一転ホームが遠い0封負け…好投ながら敗戦投手の大貫晋一「無駄な四球からの失点になってしまい反省しています」
先発が必要十分のピッチングを見せたが、打線が沈黙。昨日の爆勝の勢いを活かすことができす、このカード負け越しとなってしまった。
結果的にではあるが、ピッチャーに与えたフォアボールがこの一戦のポイントとなってしまった。DeNAの先発・大貫晋一は3回2死までパーフェクトピッチングと最高の立ち上がりだったが、9番目のバッター才木浩人を簡単に追い込みながらもフォアボールで出塁させてしまうと、続く井上広大にこのゲーム初ヒットを許しピンチを広げられてしまう。すると2番の中野拓夢にライト線に運ばれ1点を献上。
打線は才木の前に4安打のみと抑え込まれ、母の日使用のピンクのバットから快音が響くことはなかった。
8回を投げ切り失点1と好投しながらも、敗戦投手となってしまった大貫本人は「無駄な四球からの失点になってしまい反省しています。投手に対して四球を2個与えてしまった原因は何なのか考えて次回登板まで取り組みたいと思います」と反省の弁。
三浦監督は「ピッチング自体はね、非常に良かったと思うし、ブルペンの状態からそのまま試合でもしっかり組み立ててね、それが生きてました」と高評価。しかし「やっぱりあの1点に尽きるかなと。ツーアウトランナーなし、ツーストライクまで追い込んでからのフォアボールですね。それ以外は本当に良かったかなと思いますけど、結果こういう流になれば、あの1点がってなりますけどね」と本人同様、唯一の失点につながったピッチャーへの四球を悔やんでいた。
完封を許した才木には「よかったですね。真っ直ぐも強かったですし、変化球のキレもね。チャンスは何回か作れましたけど、うまくいかなかったですね」と唇を噛んだ。
ただ頭部打撲で心配されながら、この日復帰していきなり2安打と結果を出した宮粼敏郎に「幸い昨日1日だけですんだんで良かったですね。今日の状態見ても、もう問題ないかなと。試合に出て、ボールの見え方とかも特に問題なかったって言ってましたしね」とホッとした表情。また最終回に代走で盗塁を決めた森敬斗には「非常に自分が何を求められてるのかっていうことを、しっかりと初球に決めくれるっていうのも、しっかり準備できてるからだと思います」と攻撃のオプションが増えた点にも満足げだった。
筒香嘉智が帰還し一気に波に乗りたかった3連戦は、残念ながら勝ち越せなかった三浦ベイスターズ。来週からの北陸で、再び勢いを取り戻してもらいたい。
写真・取材・文 / 萩原孝弘
2024年05月13日 07:30
チャリティイベントの様子がYouTubeで公開された
ドジャース専門メディア「ドジャー・ブルー」が11日(日本時間12日)、YouTubeチャンネルで今月2日(同3日)に行われたチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」の様子を公開。選手がパートナーと会場に到着する様子や、関係者のスピーチの様子が投稿された。
大谷翔平投手は真美子夫人とともに登場。真美子夫人は大谷の左腕に手を添え、2人はリラックスした笑顔を浮かべていた。会場では「マミコ! アンド、ショウヘイ、オオタニ!」と紹介をうけた。
階段から降りる際には、大谷が手をとってエスコートした。他にもデーブ・ロバーツ監督、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手夫妻もスーツやドレスを着用して登場している。
動画では地元TV局「スポーツネット・ロサンゼルス」のレポーター、キルステン・ワトソンさんや、球団オーナーのマーク・ウォルター氏、ドジャース・ファウンデーションのCEOを務めるニコール・ホワイトマンさんらのスピーチも収められている。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 07:22
MLB公式インスタグラムが公開
■パドレス ー ドジャース(日本時間13日・サンディエゴ)
MLB公式インスタグラムは12日(日本時間13日)、「Mother’s Day(母の日)」に際し、選手たちと母の2ショット写真を投稿。ドジャース・大谷翔平投手の4歳当時の母・加代子さんの写真も公開され、「あんまり今と変わってないな〜」「お母様とのツーショットが可愛くて大好きです」とファンも注目している。
毎年5月12日(同13日)の試合は母の日として、選手らがピンクのユニホームや道具を使用して試合に臨む。大谷は11日(同12日)に腰の張りを訴えたためベンチスタートとなってしまったが、12日(同13日)の試合前には母の日についても言及。連絡については「してないですね。まだ寝ているんじゃないですか」と話していた。
MLB公式インスタグラムの投稿では、フリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)や、クリスチャン・イエリッチ外野手(ブルワーズ)、スティーブン・クワン外野手(ガーディアンズ)らの母との写真も公開されている。
大谷の写真は、10選手の中で1枚目に登場。毎年、お決まりのように投稿されているものではあるが、貴重な1枚にファンも興奮。「キュートなショウヘイ」「大谷だけ子供時代」「大谷さん、ほんと可愛い」「リトルショウヘイを見て」「オータニはとてもかわいい、お母さんにそっくりだ」と多くのコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年05月13日 07:20
大谷翔平は11日のパドレス戦前に元ロッテ、巨人のクルーズと再会
■ドジャース 5ー0 パドレス(日本時間12日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手が11日(日本時間12日)、ペトコパークでのパドレス戦前にロッテ、巨人などでプレーしたルイス・クルーズ内野手と談笑した。
2024年05月13日 07:10
巨人を自由契約…藤田宗一氏は、斎藤隆氏の勧めで鷹・王会長に連絡を取った
38歳で巨人を自由契約となり、入団テストでの古巣ロッテ復帰も叶わなかった中継ぎのスペシャリスト藤田宗一氏は、元メジャー投手の助言でプロ生活が延びた。「背中を押して頂きました。自分は何か困った時には、いつも貴重な出会いがある。有り難いことです」。野球人生を支えてくれた恩人たちへの感謝を忘れることはない。
2010年の暮れ、途方に暮れていた藤田氏は3学年上の斎藤隆氏と食事をした。斎藤氏は1991年ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団してからら2015年楽天での引退までNPB2球団、ドジャースなどメジャー5球団を渡り歩いた右腕だ。「トレーニングの先生が同じだったご縁で、一緒に自主トレをしていました。僕は“隆塾”の一期生なんです」。
進路の窮状を嘆くと、斎藤氏は各球団の陣容を調べ始めた。ソフトバンクに目を止め、「まだ枠が空いてるぞ。電話しろ」と命じた。
藤田氏は驚いた。「誰にするんですか? と聞いたら『王さん(王貞治球団会長)だ』と。自分なんかが王さんに電話するなんて無理でしょう……と返しても『駄目だーっ、するしかない。お前、野球やりたいんだろ!』って一喝されました」。
数日後、王氏に直接電話をかけて状況を説明した。2006年の第1回WBCでは日本代表監督とメンバーの間柄。年が明けて折り返しがあった。ソフトバンク側は藤田氏の肩を不安視していた。「王会長は『投げられるのか、育成契約でも大丈夫か。こっちに来てみて状態がよければ支配下にする』と仰いました」。1月に育成枠で入団し、キャンプを経て3月に晴れて支配下登録を掴み取った。2011年オフに鷹から戦力外、独立L群馬で兼任コーチ…待った朗報
「王さんにはWBCもソフトバンクでもお世話になった。会長がホークスの監督だった2001年の球宴にも選んでもらっていた。王さんに迷惑をかけたくない。その一心で、あの時のキャンプは頑張りました。今でも毎年キャンプに挨拶に行ってます」。
ソフトバンクは2011年、日本一。藤田氏は19登板で防御率9.64だった。「空気的に大体分かるじゃないですか。日本シリーズ制覇のビールかけの後、仲の良い杉内(俊哉=現巨人投手チーフコーチ)に『俺、球団から明日連絡があるんちゃうか?』と話をしたら『ここまで来て絶対ないですよ』と言ってくれたのですが。次の日です。『あー、やっぱりな』でした」。自身3度目の戦力外通告を受けた。
しかし、藤田氏は挫けない。「体はまだまだ元気だったので」12球団合同トライアウトに参加した。またまた古巣ロッテが接触も「何があったのかポシャリました」。他のNPB1球団からも打診を受けた。選手枠の関係で即獲得とはいかないが、トレード期間中まで体調を維持しつつ待機するよう指示された。
期限は7月いっぱい。NPBの可能性を引き寄せるべく、独立リーグ「ルートインBCリーグ」群馬で兼任コーチとして活動した。「アパートを借りました。給料は月に10万円前後で、生活のための持ち出しも多かったですね」。並行して肉の卸業者で包丁捌きなどの修行を積んだ。「どのみち、あと1、2年で選手としての限界はくる。何か身に付けておかないと。昼間に野球をやって夜は修行です」。セカンドキャリアの選択肢も広げた。
朗報は届かず6月半ば、藤田氏は現役生活にピリオドを打った。「子供と嫁さんに『やめるわ』と伝えました。いつかは野球をやめる時が来るのは、自分でも分かってましたから」。身長173センチの小柄なサウスポーは、全て救援で600試合登板。しっかり足跡を残した。救援一筋600登板、中継ぎの矜持…“降格”の表現に「何言ってんねん」
藤田氏はその後、東京・赤坂で焼き肉店を5年間経営し、接客もした。2017年には長崎・島原中央高校の後輩で、ケニア代表監督を務める廣谷弥咲氏の依頼でアフリカを訪問し、指導した。2022年からはロッテのアカデミーのコーチとして小中学生を教えている。
リリーフ一筋で生き抜いた誇りがある。「今でも中継ぎに“降格”という表現が使われたりしますよね。何言ってねん、と。記者の方に『絶対にそう書かないで』とお願いしたことがあります。出番が読みにくかったり等々、しんどい役割。中継ぎは中継ぎの人しかできないことをやっているんです」。
「先発」の記憶がファームで1度あるという。ソフトバンク時代の2011年7月15日、中日戦(ナゴヤ)。「その日は先発ピッチャーがいなくて中継ぎ陣で回す試合でした。暑かったから『一番年上で体がキツイので、僕が先に投げて、ゆっくり休んでいいですか』と頼みました」。5回を2安打1失点(自責はゼロ)。ほぼ完璧に抑えた。
「実はそこでも中継ぎの準備のやり方で先発したんですよ。登板ギリギリまで投球練習をしないから、周りは『いつボール投げんねん』と心配してました。『あー大丈夫、大丈夫。俺はすぐ肩できるから』と言いました。中継ぎはいつもこんな感じで、いくので」
藤田氏は生粋のリリーバーなのだ。(西村大輔 / Taisuke Nishimura)
2024年05月13日 07:00
◆ なんとも悔やまれる投手への投球
DeNAが阪神に完封負け。前日の大逆転劇の勢いを活かせず、このカード負け越しとなってしまった。DeNA先発の大貫晋一は序盤からテンポ良く投げ込み、2回ツーアウトまでパーフェクトピッチングを披露。しかし9人目のピッチャー・才木浩人を簡単に追い込んだあと、4球連続でストライクが入らずフォアボールで出塁を許すと、この日1番に入った井上広大にヒットで繋がれピンチ増大。すると2番の中野拓夢にライト前に運ばれ、あれよあれよという間に先制点を献上してしまった。その後は持ち前の制球力を武器にゴロの山を築かせ8回を最少失点で投げ切ったが、打線が阪神先発の才木浩人から点を奪えず、悔しい4敗目を喫してしまった。
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた岩本勉氏は「1点のきっかけが才木へのフォアボール。なんかやっぱり突かれてしまいますよね」と勝負のポイントとなってしまった四球に着目すると、解説者の大矢明彦氏も「それはその1点で負けちゃったんでね」と同意。続けて「ピッチャーの人ってよくあるじゃないですか、相手のピッチャー投げにくいっていうのは。この打席もツーアウトの場面で簡単に行ったんですよ。ツーストライク取ってから曲げて三振取って終わろうと思ったんだけど、それがね抜けちゃったのよ。それからストライクが入らなくなっちゃってフォアボールになっちゃった」と分析した。
それに対しもう一人の解説者の斎藤雅樹氏は「1番やっちゃいけないと思うのが、やっぱり余計強いんですよね。普通のバッターにフォアボールとやっぱちょっと違うので、『いかんいかんいかん。こんなはずじゃない』というので、余計乱れちゃうっていう時はありました」と元ピッチャーとして、マウンド上での心理状況を説明。また現在はピッチャーのバッティングスキルも上がっていることに触れ「今はもうなんでも投げないと。むしろインサイドとかもね、どんどん使っていかないと抑えられないですよね」と昔よりもピッチャーでも気を抜けないところもこのフォアボールにつながっているのではと解説した。
“四球はピッチャーのエラー”の言葉通りの結果となってしまった一戦。なんとも悔やまれる投手への投球だった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月13日 06:50
◆ 「すごく評価高いと思いますね」
阪神が投手戦を制し、DeNAとの3連戦を2勝1敗で勝ち越しに成功した。この日は先発の才木浩人が敵地・横浜スタジアムで躍動した。
序盤から力強いストレートを軸に、フォークやスライダーでDeNA打線を翻弄。打席では3回2死から打席に入り、ここまでパーフェクトに抑えられていたDeNA先発・大貫晋一からフォアボールを選び出塁し、中野拓夢のツーベースで先制のホームを踏んだ。これで気を良くしたのかピッチングも勢いを増し、128球、被安打4で9回を投げ切る完封劇を披露し、今シーズン4勝目を手に入れた。
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した大矢明彦氏は才木に対し「よく粘りましたよね。真っ直ぐの走りも良かったし、左にフォークをうまく使ったり、時々混ぜるカーブが良かったりと、コンビネーションもすごく良かったです」と投球内容をべた褒め。さらに「何よりもすごいなと思ったのは、終盤の7、8、9。筒香にセカンドゴロでダブルプレーを取ってからね、梅野(隆太郎)のサインがほぼ真っすぐ中心に変わってったんですよ。これにピッチャーも応えてね、目いっぱい投げ込んでったんです。 このあたりのバッテリーの呼吸と、ピッチャーの気持ちを攻めに向けたままで9回まで投げさせた。僕は今日は梅野のリード、すごく評価高いと思いますね」と女房役の存在も大きかったと力説した。
またもう一人の解説者・斎藤雅樹氏も「素晴らしいですね。しかも1−0っていうね。接戦での厳しいところですから、よく投げ抜いたと思いますよね」とロースコアの厳しいゲームでの完封だけに価値も高いと称賛していた。
若き右腕の快投で前日の悪夢を振り払えた岡田阪神。この1勝の価値は大きな意味を持ちそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月13日 06:40
◆ 絶好調男のバットが止まらない!
ヤクルトが巨人に3−1で勝利。
2024年05月13日 06:30
◆ 打撃の神様・川上哲治氏に肩を並べた!
巨人がヤクルトに競り負け。昨日首位に立ったものの、一夜にしてその座から転落してしまった。そんな中でも坂本勇人がメモリアル安打を放ち、神宮のレフトスタンドを埋めたジャイアンツファンから喝采を浴びた。
両チーム0行進で迎えた6回表、ここまで好投を続けていたヤクルト先発・先発のサイスニードから岡本和真が均衡を破る2試合連続且つリーグトップタイの8号ソロで先制。球場の雰囲気が変わる中、続く5番の坂本がバッターボックス入ると、2球目のカットボールをキレイにライト前に弾き返してみせた。16打席ぶりにHのランプが灯った一打は、自身の現役最多記録を更新する通算2351目の安打となるとともに、“打撃の神様”川上哲治氏と並ぶ球団3位の記録となった。
この記念すべき一打に、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた岩本勉氏は「打撃の神様と言われてる方と肩を並べたと。まだまだ若い選手ですし、もうこれはどんどん、どんどんと更新していくことになりますから。」とコメントすると、解説者として出演した大矢明彦氏も「その上にね、大先輩がいますからね。川上さんも神様ですけど、その上が長嶋(茂雄)さんがいて、また王(貞治)さんがいてね。なんとかこれも越していきたいよね」とレジェンド越えに期待。するともう一人の解説者・斎藤雅樹氏は「張本(勲)さんまで狙えますからね」と日本記録の3085本超えまで視野に入るとした。
最後に岩本氏が「まだまだもうもう今の野球選手はね、もうほんと10年前、20年前と訳が違いますからね」と選手生命が伸びていること触れ、まだ35歳の坂本なら記録更新も夢ではないと締めていた。
稀代のヒットメーカーとなった坂本勇人。この先どれだけのヒットを積み重ね、記録を更新していくのかにも注目していきたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月13日 06:20
◆ 2試合連続の好救援!今後の松本の起用法にも熱視線
2カード振りのカード勝ち越しを狙う西武は12日、楽天との対戦で6−2と快勝した。西武先発・今井達也が7回2失点と好投すると、8回には昨日3年ぶりの救援登板を果たした松本航が2試合連続でマウンドへ上がり、この日も1安打2奪三振無四球と盤石の投球を披露した。
救援防御率がリーグワーストの4.94と苦しむ西武投手陣の中で救世主となる働きを見せた松本に、12日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも称賛の声が上がった。
斎藤雅樹氏は「今の時代は、7・8・9回でしっかり投げてくれる投手が非常に重要。1イニングであれば思い切り行けるので、球速もどんどん増していく。ここからさらに良い投球が見られると思う」と今後の松本の活躍に太鼓判を押した。
大矢明彦氏は松本の適性について「ベンチはおそらく、この役割で腕を振るイメージを思い出してもらって、できればもう一度先発に戻したいのだと思う。1イニングしっかり抑えることで、チームの戦力になっているという自信がついてくる」と西武首脳陣の思惑も踏まえて分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月13日 06:17
● パイレーツ 4−5 カブス ○
<現地時間5月12日 PNCパーク>
シカゴ・カブスが延長戦を制し、同地区パイレーツにカード勝ち越し。鈴木誠也外野手(29)は「2番・指名打者」でフル出場するも、ノーヒットに終わった。
初回、第1打席は高めに浮いたカーブを打つも、平凡な中飛。3回表の第2打席では、高めのフォーシームを捉えるも、左翼フェンス際への左飛。5回表の第3打席は内角のフォーシームで中飛。パイレーツ先発の左腕ファルターに対して、3打席続けて外野フライに倒れた。
同点の7回表、一死一、二塁の好機で迎えた第4打席は2番手右腕オルティズと対戦。カウント3-0から真ん中付近のシンカーを捉え、左中間へ飛ばすも、この打球を中堅手スウィンスキーがスライディングキャッチ。続くコディ・ベリンジャーの打席では、二遊間へのライナー性の打球を遊撃手クルーズがダイビングキャッチ。好守備に阻まれ、無得点に終わった。
9回表、二死一、三塁の絶好機で迎えた第5打席は守護神ベドナーと連日の対戦。一塁走者の盗塁で二、三塁となった後、カウント1-2から外角ボールゾーンのフォーシームに手を出し、投ゴロ。またしても好機を逸する結果となった。
カブスは9回裏、守護神ヘクトル・ネリスが一死満塁のピンチを背負うも、決定打は許さず、延長タイブレークへ突入。そして10回表、ベリンジャーの適時打でリードを奪うと、パトリック・ウィズダムの2号ソロが飛び出すなど3得点。10回裏は1点差まで迫られながらもアルバート・アルゾレーが締め、延長戦に勝利。同地区カードに勝ち越し、地区首位ブリュワーズとの差を0.5ゲームとしている。
この試合の鈴木は母の日に合わせてピンクのリストバンド、バッティンググローブを身に纏い、ピンクのバットで打席入り。5打数無安打だったが、10回表には延長タイブレークの二塁走者として決勝点を記録した。なお、今季成績は打率.290、OPS.832となっている。