2024年04月28日 19:00
ポルトガルリーグのスポルティングCPのルベン・アモリム監督が、月曜日に渡英しプレミアリーグのウェストハムと会談を行ったことを認めた。 アモリム監督は、2020年3月にシーズン途中からスポルティングに就任し、翌2020-21シーズンには期待に見事に応え、19年ぶりのリーグ優勝とカップ戦でタイトルを獲得した。昨シーズンは惜しくもリーグ2位だったが、きっちりカップ戦のタイトルを勝ち取り、今シーズンもここまで首位をキープ。日本時間29日早朝に行われるポルト戦に勝利すればタイトルが確定する重要な時期に来ている。 彼のそんな実績が認められて、以前からリヴァプールの後任としての噂が立っていた。しかし、ここにきてオランダ、フェイエノールトのアルネ・スロット監督が最有力候補となったと幾つものメディアが伝えている。そんな中、今回ウェストハムの次期監督候補になっている事実が明白となった。 ところがアモリム監督は会談を終えて帰国すると、記者から渡英したタイミングの悪さについて問われ、「間違いでした。タイミングは完全に間違っていた」と答え、「私は常に選手たちに敬意を払うようにしていたが、事前にクラブにも伝えたが、それでもこの行動は間違いだった。本当に申し訳なく、ファン、クラブ、選手たちにはお詫びします」と謝罪した。 いくら実績があり、引く手数多だったとしても、この行動は軽率だったと言わざるを得ない。彼なら目の前の仕事をきっちり終わらせてからでも十分に時間はあっただろうと思われるからだ。 彼が来シーズンどこのクラブに渡るかはわからないが、まずは浮き足立たず確実に職責を果たし、クラブとのわだかまりを残さず、キャリアを成功に導いてもらいたい。
2024年05月13日 02:25
現地時間5月12日に開催されたプレミアリーグ第37節で、2位のアーセナルは、8位のマンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦。7日の全体トレーニングを欠席し、状態が心配された冨安健洋は、無事に4試合連続で先発した。
マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いを繰り広げるアーセナルは20分、ペナルティエリア右を攻略したハバーツのラストパスから、トロサールが流し込み、さっそく先制点を奪う。絶好調のベルギー代表FWは、直近5戦で4点目となった。
さらに28分には、ペナルティエリア手前でセカンドボールに反応した冨安が、思い切りよく右足を一閃。しかし、ブロックに阻まれる。
43分にはガルナチョに右サイドを崩され、クロスを送り込まれるが、守護神ラジャが鋭く反応し、弾き出す。新進気鋭の19歳ガルナチョには、60分にもフリーの状態からシュートを浴びるも、枠を外れて難を逃れる。
【動画】ハバーツ→トロサール!絶好調コンビで鮮やかにフィニッシュ
追加点が遠いなか、67分にトロサールを下げ、マルチネッリを投入する。すると、そのマルチネッリが79分に左サイドからカットインし、渾身のシュートを放つが、GKオナナに左手一本で防がれ、ビッグチャンスを逃す。
82分には、冨安と同じく出場が危ぶまれていたサカに代え、ガブリエウ・ジェズスも送り込む。
結局、20分以降はスコアが動かず、1−0のままタイムアップ。20年ぶりの優勝を目ざすアーセナルが接戦をモノにし、5連勝を達成した。1試合消化が少ないシティをかわし、暫定で首位に浮上した結果、一騎打ちのタイトルレースは最終節までもつれ込むこととなった。
なお、アルテタ監督から厚い信頼を得ている冨安は、フル出場でユナイテッド撃破に貢献した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 01:58
レアル・マドリードは12日、2023−24シーズンのラ・リーガ優勝をファンと祝福。優勝トロフィーをファンにお披露目し、通算36度目となるリーグ制覇を共に喜んだ。
選手たちとチームスタッフは、フロレンティーノ・ペレス会長と共に練習場で優勝トロフィーを受け取り、マドリード市庁舎などを訪問。リーグ制覇を報告した後、市街をパレードしつつ、マドリードの中心部に位置するシベーレス広場へ。そして、キャプテンのナチョ・フェルナンデスが広場のシベーレス女神像にクラブのタオルマフラーとクラブフラッグを巻き付け、その頭上で優勝トロフィーを高々と掲げた。
ナチョは『Realmadrid TV』のインタビューで「このクラブでタイトルを獲得するのは特別なことだし、リーグ優勝はもっと特別なこと。この1年間、僕たちが積み重ねてきた努力に対する賞だからね」とコメント。さらに、「選手、スタッフ、そして僕たちを助けてくれるすべての人たちの働きに言及したい」と謝辞を述べ、シベーレス広場での恒例行事に関しては「この瞬間をずっと夢見てきたんだ」と語り、第一キャプテンとして臨む自身初の大役に笑顔を見せていた。
【動画】レアル・マドリードのタイトル祝賀会
2024年05月13日 01:48
日本時間12日26時30分から行われるブンデスリーガ第33節、ボーフム対レヴァークーゼンのスタメンが発表された。ボーフムに所属する浅野拓磨は、前節ウニオン・ベルリン戦を筋肉系のトラブルで欠場していたが、今節はスタメンに名を連ねた。
欧州公式戦無敗記録を「49試合」としているレヴァークーゼンが最後に敗れたのが、2023年5月27日のボーフム戦。この試合で、浅野は1ゴール1アシストを記録しており、今節で無敗記録をストップする活躍が期待されている。
なお、ボーフムはこの試合で引き分け以上であれば、1部残留が確定することになる。スタメンは下記の通り。
【ボーフム】
▼GK
マヌエル・リーマン
▼DF
ベルナルド
ケベン・シュロッターベック
イヴァン・オルデツ
フェリックス・パスラック
▼MF/FW
アントニー・ルジア
パトリック・オスターハーゲ
マクシミリアン・ヴィッテク
ケヴィン・シュテーガー
浅野拓磨
フィリップ・ホフマン
【レヴァークーゼン】
▼GK
ルーカス・フラデツキー
▼DF
オディロン・コスヌ
ヨナタン・ター
エドモン・タプソバ
▼MF/FW
ヨシプ・スタニシッチ
グラニト・ジャカ
ロベルト・アンドリッヒ
アルトゥール
ネイサン・テラ
ヴィクター・ボニフェイス
パトリック・シック
2024年05月13日 01:10
現地5月12日に開催されたベルギーリーグの第38節(プレーオフ2の8節)で、日本人6選手が所属するシント=トロイデンがメヘレンとホームで対戦した。
2024年05月13日 00:30
ナポリの会長であるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏は今夏に、クヴィチャ・クワラツヘリアを売却するつもりはないようだ。移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXにて報じている。
2022年夏にやってきたクワラツヘリアはここまでナポリで公式戦86試合で24ゴール26アシストをマークしている。セリエA34試合で12ゴール13アシストを記録した昨シーズンは、ナポリの33年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献。ヴィクター・オシムヘンと共にナポリの2大エースとなった。
そんなクワラツヘリアに関心を示しているクラブの1つがパリ・サンジェルマン(PSG)だ。エースのキリアン・ムバッペが退団を発表したこともあり、指揮官のルイス・エンリケはクワラツヘリアの獲得を優先させたいと考えているようだ。
しかし、ナポリとしてはオシムヘンとクワラツヘリアの2人のエースが同時に退団するシナリオだけは避けなければならない。オシムヘン退団が濃厚な今、ナポリはクワラツヘリアの残留を強く望んでいるようだ。ロマーノ氏は「ナポリはクワラツヘリアとの契約をできるだけ早く延長するよう働きかけるだろう」とも伝えており、2027年となっている現行契約を更新するかもしれないとのこと。
ナポリは今シーズンは8位に沈んでおり、昨シーズン王者は思わぬ苦戦を強いられている。同選手への相手チームの警戒も強くなり、昨シーズンほどのインパクトを残せていないという声もあったが、今季もリーグ戦10ゴール8アシストという結果を残している。PSGだけではなく、多くのビッグクラブが狙っているウインガーをナポリは死守することができるだろうか。
2024年05月13日 00:18
1992年に発足したプレミアリーグ。このところは外国人選手の流入が数多くなり、世界のスターが集結している。
今回は『thesporting.blog』から「プレミアリーグの歴史上最高のポルトガル人選手」をご紹介する。10位:ジョアン・カンセロ
クラブ:マンチェスター・シティ
ベンフィカのアカデミーで育成され、トップチームで活躍する前にバレンシアへと移籍してブレイクしたポルトガル人サイドバック。その後インテル、ユヴェントスを経て2019年にマンチェスター・シティへとやってきた。
ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で3回のプレミアリーグ優勝、チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献し、「カンセロ・ロール」という偽サイドバック戦術も生み出した。9位:ジョアン・モウティーニョ
クラブ:ウォルヴァーハンプトン
スポルティングCPとFCポルトで活躍し、さらにハメス・ロドリゲスとともにモナコへと移籍したジョアン・モウティーニョ。2018年に31歳でウォルヴァーハンプトンへと移籍し、初のプレミアリーグに挑戦した。
キャリアの終盤に新しい環境へと飛び込んだが、全く戸惑いを感じさせることなく大きな影響力を与えた。8位:ディオゴ・ジョタ
クラブ:ウォルヴァーハンプトン、リヴァプール
パッソス・フェレイラでキャリアをスタートし、アトレティコ・マドリーと引き抜かれたディオゴ・ジョタ。それからローン移籍でFCポルト、ウォルヴァーハンプトンに加入した。
2部で17ゴールを決めてクラブのプレミアリーグ昇格に貢献し、その後も主力として活躍。2020年にはリヴァプールに引き抜かれている。7位:ルイス・ボア・モルテ
クラブ:アーセナル、サウサンプトン、フラム、ウエストハム
本人のインパクトはそれほどではないかもしれないが、実は「プレミアリーグを初めて制覇したポルトガル人選手」はルイス・ボア・モルテである。
1997年にスポルティングCPからアーセナルに加入し、途中出場から15試合に出場して1997-98シーズンの優勝に貢献。その後サウサンプトンへの期限付き移籍を経てフラム、ウエストハムで活躍している。6位:ブルーノ・フェルナンデス
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
2021年1月にスポルティングCPからマンチェスター・ユナイテッドへと加入したブルーノ・フェルナンデス。それから半年間のインパクトは非常に大きく、一時は「FCブルーノ・フェルナンデス」とも呼ばれるほどの影響力を発揮した。
次のシーズンからはそれほどのパフォーマンスを見せられてはいないものの、それでもコンスタントに好プレーを見せ、クラブを牽引している。5位:パウロ・フェレイラ
クラブ:チェルシー
FCポルトでチャンピオンズリーグを制覇し、ジョゼ・モウリーニョ監督とともにチェルシーへとやってきたサイドバック。
決して派手な選手ではなかったものの、常に安定したプレーをする職人系のディフェンダーとして信頼を受け、プレミアリーグ3回の優勝に貢献した。4位:ナニ
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
クリスティアーノ・ロナウドの後継者と評価されたポルトガルのドリブラー。彼のあとを追うようにマンチェスター・ユナイテッドへと加入し、プレミアリーグで4回の優勝を経験した。
プレーに一貫性が乏しかったことから本来のポテンシャルほど成功はできなかったものの、間違いなくポルトガルの偉大な選手の1人。現在はロナウド以上にムキムキマッチョになっている。3位:ベルナルド・シウヴァ
クラブ:マンチェスター・シティ
ジョゼップ・グアルディオラ監督にとって最も信頼できるミッドフィルダーの一人となっているベルナルド・シウヴァ。ベンフィカとモナコでプレーしたあと、2017年夏にプレミアリーグへやってきた。
初年度からチームの中心的なアタッカーとして様々な役割に適応し、4回のプレミアリーグ優勝に大きく貢献。彼が持つスキルとセンスはまさにグアルディオラサッカーのためにあるようなものだ。2位:リカルド・カルヴァーリョ
クラブ:チェルシー
プレミアリーグにおける歴史上最高のディフェンダーの1人であるリカルド・カルヴァーリョ。FCポルトでキャリアを始め、チャンピオンズリーグを制覇し、ジョゼ・モウリーニョ監督とともにチェルシーへ移籍した。
彼とジョン・テリーのコンビは2004-05シーズンに38歳で15失点しか記録せず、これは今でもプレミアリーグの最小記録となっている。体格的には優れていなくとも、知性と技術でディフェンスを極めた選手である。1位:クリスティアーノ・ロナウド
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
今覚えておくべき!「プレミアのアカデミーから出てきた超新星」10名
クリスティアーノ・ロナウドはリオネル・メッシと並ぶサッカーの歴史上最高の選手だ。10代でスポルティングCPからマンチェスター・ユナイテッドに加入し、切れ味鋭いワガママなドリブラーとしてブレイクした。
しかしそれからゴールスコアラーとしての才能が開花し、数多くの得点を量産。2007-08シーズンにはチャンピオンズリーグを制覇してバロンドールを獲得している。
2024年05月13日 00:10
イタリアの名門ミランを長く引っ張ってきたレジェンドDFパオロ・マルディーニ氏。その長いキャリアで多くの偉大なアタッカーと対峙してきたが、今でも強烈に記憶に残っている2人がいるという。
伊『Radio Serie A』にてマルディーニが絶賛したのは、ブラジルの元祖怪物FWロナウドとロナウジーニョだ。テクニックの面では2人が現役時代に見た最高クラスの選手だったとの評価で、特にロナウドは全盛期と呼べる時間をライバルのインテルで過ごしている。当時のロナウドを相手にするのは、名DFのマルディーニ氏でも大変だったようだ。
「これまでプレイした中で最も技術的なレベルが高かったのは、ロナウドとロナウジーニョだ。インテルのロナウドと相対するのは大変だったよ。私は1対1でのプレイも好きだったが、ロナウドの場合は違った。彼は体も大きく、速くてテクニックもあったんだ」
ロナウドはインテルで1997年からの5年間を過ごしており、1997-98シーズンにはスター揃いだった当時のセリエAで25ゴールを奪っている。その後もブラジルからは多くの優秀なアタッカーが出てきているが、全盛期のロナウドに匹敵する選手はいないのではないか。
ロナウジーニョも現代では少なくなっているタイプのアタッカーで、DFにとっては予測不能すぎる選手だった。ロナウジーニョの場合はバルセロナ時代がベストな時間だったと言えるが、その後ミランでもプレイしている。
ロナウド、ロナウジーニョ、カカー、アドリアーノらが揃っていた当時のセレソンは今とは異なる恐怖感があり、アタッカー陣の豪華さは突出していた。このあたりは現セレソンにはない魅力と言えるだろう。
2024年05月13日 00:01
上田綺世が所属するフェイエノールトは現地時間5月12日、エールディビジ第33節で佐野航大と小川航基を擁するNECと敵地で対戦。
2024年05月12日 23:31
エールディヴィジ(オランダ1部)第33節が12日に行われ、佐野航大と小川航基が所属するNECと上田綺世が所属するフェイエノールトが対戦した。
来季のヨーロッパリーグ出場を目指すNECは、すでに今季の順位が2位に確定しているフェイエノールトと対戦した。NECの佐野は先発し、小川はベンチスタート。一方、フェイエノールトの上田は先発出場した。
試合は前半終了間際にケルヴィン・ステングスが得点を決めてフェイエノールトが先制に成功したが、後半開始早々にNECが同点に追いつく。メース・ホーデメイカースがドリブルで中央を持ち運び、左サイドの佐野に展開。佐野は細かいドリブルからシュートコースを作り、右足を振り抜いた。シュートは見事にゴールファーサイドに吸い込まれ、佐野の今季公式戦4ゴール目が決まった。
佐野が見せ場を作った後、今度は上田が活躍を見せる、49分、上田がペナルティエリア手前でNECのDFブラム・ヌイティンクに倒され、一発レッドカードを誘発。その後、決定機を逸した場面もあったが、57分には味方からのパスをペナルティエリア内で受けると、強靭なフィジカルで背中で相手を抑えながらボールをキープ。流れたところを最後はヤンクバ・ミンテがゴールへ押し込み、フェイエノールトが勝ち越しに成功した。上田はこれが今季初アシストとなった。
その後、71分からベンチスタートとなった小川が途中出場。すると、80分に小川が前線でボールを収めてパスを繋ぐと、ロベル・ゴンサレスからソンチェ・ハンセンへのスルーパスが通り、ペナルティエリアをドリブルで突破したソンチェ・ハンセンがそのままゴールを決めた。数的不利のNECが2−2の同点に追いついた。
このまま終わるかと思われた87分、上田がまたしても魅せる。トーマス・ベーレンからのスルーパスでアリレザ・ジャハンバクシュが裏へ抜け出し、ゴール前へラストパス。これをファーサイドでフリーになった上田が冷静にゴールへ流し込み、勝ち越しに成功した。上田はこれが3試合連続得点で今季5ゴール目となった。
試合はこのまま3−2でフェイエノールトが勝利。NECにとっては痛い敗戦となった。
【スコア】
NEC 2−3 フェイエノールト
【得点者】
0−1 45分 ケルヴィン・ステングス(フェイエノールト)
1−1 47分 佐野航大(NEC)
1−2 57分 ヤンクバ・ミンテ(フェイエノールト)
2−2 80分 ソンチェ・ハンセン(NEC)
2−3 87分 上田綺世(フェイエノールト)
2024年05月12日 23:30
アンジェ・ポステコグルーを指揮官に迎え、新たなスタイルで戦うトッテナム。今季はアップダウンのあるシーズンとなっているが、ポステコグルーの攻撃的なスタイルに可能性を感じているサポーターもいるだろう。
来季は優勝争いにも絡みたいところだが、そのためには今夏の補強が不可欠だ。補強ポイントの1つは、やや層が薄い前線だ。
英『Football London』は今夏に狙うべき選手を5名リストアップしているが、そこにはセルティックでポステコグルーの指導を受けたFW古橋亨梧の名前も入っている。現状古橋がスパーズのFW1番手になる可能性は高くないが、バックアッパーとしては興味深い選択肢との意見だ。
「古橋はポステコグルーのやり方にも慣れており、他のFWよりも安価に獲得できるかもしれない。 ポステコグルー体制のセルティックで彼は50試合・34ゴールを決めており、ポステコグルーは古橋の能力を最大限に引き出す方法を知っている。今季の得点数が20ゴールに達していないことを考えると、彼がスパーズでファーストチョイスになる可能性は低い。しかし古橋はエネルギーの豊富な選手で、絶え間ない守備のプレスやドリブルもこなせる」
他にもボーンマスFWドミニク・ソランケ、ウォルバーハンプトンFWペドロ・ネトといった名前も挙がっているが、獲得コストを抑えられるならば古橋の選択肢も悪くないか。29歳を迎えている古橋にとっても、ステップアップできる数少ないチャンスとなるかもしれない。
2024年05月12日 23:30
現地時間5月12日に開催されるプレミアリーグ第37節で、8位のマンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦する2位のアーセナルが、スターティングメンバーを発表。冨安健洋が4試合連続で名を連ねた。
最終盤で序列を高めている冨安は、7日の全体トレーニングに不在で話題に。室内で調整していると伝えられ、欠場の可能性が浮上していたが、しっかりとコンディションを合わせてきたようだ。
【動画】シティ戦を前に完全にリラックスモード…アーセナルファンからすれば我慢ならないトッテナムの行動
20年ぶりのプレミアリーグ制覇に向け、絶対に落とせない大一番でも持ち前の堅守を発揮し、チームの勝利に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 23:15
NECの佐野航大が見事なゴールを決めた。
2024年05月12日 23:00
日本サッカー協会(JFA)は12日、5月25日(土)に開幕する「天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会」への出場をかけ、都道府県選手権大会(代表決定戦)の決勝が30道府県で行われ、都道府県代表47チーム全てが決定したことを発表した。
出場決定チームは以下の通り。
アマチュアシード:Honda FC(9年連続44回目)
アマチュアシード:明治大学(5年ぶり15回目)
北海道:北海道十勝スカイアース(3年ぶり2回目)
青森県:ヴァンラーレ八戸(4年連続12回目)
岩手県:いわてグルージャ盛岡 (4年連続17回目)
宮城県:ソニー仙台FC(5年連続25回目)
秋田県:猿田興業(3年ぶり3回目)
山形県:大山サッカークラブ(3年ぶり3回目)
福島県:福島ユナイテッドFC(3年連続12回目)
茨城県:筑波大学(3年連続34回目)
栃木県:栃木シティ(2年連続14回目)
群馬県:tonan前橋(2年連続8回目)
埼玉県:大宮アルディージャ(4年連続29回目)
千葉県:ブリオベッカ浦安(3年連続7回目)
東京都:横河武蔵野FC(4年ぶり6回目)
神奈川県:SC相模原(2年連続3回目)
新潟県:JAPANサッカーカレッジ(9年ぶり14回目)
富山県:カターレ富山(4年連続15回目)
石川県:ツエーゲン金沢(4年連続20回目)
福井県:福井ユナイテッドFC(13年連続16回目)
山梨県:山梨学院大学PEGASUS(3年連続6回目)
長野県:AC長野パルセイロ(2年連続12回目)
岐阜県:FC岐阜(4年連続18回目)
静岡県:アスルクラロ沼津(2年連続3回目)
愛知県:中京大学(2年ぶり8回目)
三重県:ヴィアティン三重(2年連続4回目)
滋賀県:びわこ成蹊スポーツ大学(3年ぶり7回目)
京都府:京都産業大学(8年ぶり6回目)
大阪府:関西大学(3年連続19回目)
兵庫県:甲南大学(25年ぶり2回目)
奈良県:奈良クラブ(3年連続15回目)
和歌山県:アルテリーヴォ和歌山(16年連続16回目)
鳥取県:ガイナーレ鳥取(4年連続26回目)
島根県:ベルガロッソいわみ(2年連続3回目)
岡山県:三菱水島FC(2年連続16回目)
広島県:福山シティFC(2年ぶり4回目)
山口県:FCバレイン下関(2年連続4回目)
徳島県:FC徳島(9年連続9回目)
香川県:カマタマーレ讃岐(2年連続24回目)
愛媛県:FC今治(4年連続14回目)
高知県:高知ユナイテッドSC(9年連続9回目)
福岡県:ギラヴァンツ北九州(4年連続15回目)
佐賀県:川副クラブ(3年ぶり4回目)
長崎県:三菱重工長崎SC(2年連続11回目)
熊本県:東海大学熊本(2年連続5回目)
大分県:ジェイリースFC(初出場)
宮崎県:テゲバジャーロ宮崎(2年連続4回目)
鹿児島県:鹿屋体育大学(4年ぶり13回目)
沖縄県:沖縄SV(2年ぶり5回目)
12日は、AC長野パルセイロ(J3)と松本山雅FC(J3)の信州ダービー、FC琉球(J3)と沖縄SV(JFL)の沖縄ダービーなども開催され、前者はPK戦の末に長野、後者は1-0で沖縄SVがそれぞれ勝利している。
ヨーロッパでは驚き?「まだJリーグで現役を続ける信じられない5名」
今年の天皇杯、1回戦は5月25日(土)と26日(日)に開幕。J1とJ2のチームが登場する2回戦は6月12日(水)に行われる。
2024年05月12日 22:46
セリエA第36節が12日に行われ、日本代表MF鎌田大地を擁する7位のラツィオは本拠地オリンピコでエンポリと対戦した。
指揮官交代後、上昇気流の中にいるラツィオは、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場に望みを残している状況。対するエンポリは残留ラインギリギリの17位に位置しており、お互いに正念場を迎えている。
ホームのラツィオは、イゴール・トゥドール監督が就任してから主力に定着した鎌田がリーグ戦7試合連続で先発出場。今回の一戦にも「3−4−2−1」のダブルボランチの一角としてスタメンに名を連ねた。
前半はお互いに主導権を握る時間帯もあり、一進一退の攻防が続く展開に。徐々にエンポリに攻め込まれる場面が増えてきたが、ラツィオはGKクリストス・マンダスの好守でピンチを凌ぐと、アディショナルタイムの48分にCKからニアサイドに飛び込んだパトリックがネットを揺らし、先手を奪うことに成功した。
鎌田は積極的にボールを引き出してリズムを作り、88分までプレー。周囲との連携でボックス内に侵入し、深い位置からのセンタリングや前線に顔を出してのラストパスなどで好機も演出。後半には前線でのパス交換からミドルシュートを放ち、ゴールに迫る場面も見られた。
最終的には鎌田が下がった直後の89分に、途中出場のマティアス・ベシーノが加点し、勝負あり。ホームのラツィオが勝利を収め、暫定的ながら5位までの勝ち点を「1」とした。次節、ラツィオは19日にアウェイでインテルと、エンポリも敵地でウディネーゼと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ラツィオ 2−0 エンポリ
【得点者】
1−0 45+3分 パトリック(ラツィオ)
2−0 89分 マティアス・ベシーノ(ラツィオ)
2024年05月12日 22:00
5月に入り各チームが奮闘を見せるJ1。その中で得点ランキングでデッドヒートを繰り広げるストライカーたちがいる。彼らは華麗なテクニック、迫力のある突破、優れた個人技術でネットを揺らし続けている。
Jリーグは今季から選手の詳細な個人スタッツを公開しており、今回は枠内シュート数ランキングからトップ4を取り上げる。優れたシュート技術を持つ選手たちはこの4人だ。3位タイ大橋祐紀
所属:サンフレッチェ広島
枠内シュート数:16
得点数:7
昨季湘南ベルマーレでリーグ戦23試合13得点3アシストと残留争いを繰り広げたチームの救世主となった大橋は、今季からサンフレッチェ広島に完全移籍した。
絶妙なタイミングで相手の背後を取る抜け出しや相手ディフェンスラインのほころびを突くラインブレイクが武器であり、細かく動き直しを入れながら相手の急所を突いていく。そしてミドルシュートを持っているため、多様な局面でフィニッシュに絡める。
広島の戦術にすぐ適応して、開幕ホーム・浦和レッズ戦で2ゴールをマーク。枠内シュート16本の内7得点を記録しており、枠内シュート得点率は約43.7パーセントと高い数値を記録している。
3位タイジャーメイン良
所属:ジュビロ磐田
枠内シュート数:16
得点数:11
今季覚醒を見せているジャーメインは既に得点数でキャリアハイを上回っている。今季第2節川崎フロンターレ戦では4得点を奪う驚異的な活躍を見せて磐田の攻撃をけん引している。
推進力のあるスプリント、ゴール前での冷静さ、コンパクトに力強くシュートで得点を重ねており、今季3試合で複数得点を重ねている。分かっていても止められない凄みを身に着けた。
得点ランキングトップを走るジャーメインは枠内シュート数16本の内11得点を記録しており、枠内シュート得点率が驚異の68.7パーセントと凄まじい決定力を見せている。今月6日の東京ヴェルディ戦で左前額骨陥没骨折を負い、約1カ月戦線離脱するため、復帰後の活躍が待望されている。1位タイレオ・セアラ
所属:セレッソ大阪
枠内シュート数:18
得点数:10
昨季からセレッソ大阪で優れた個人技で得点を量産するレオ・セアラは早くも4シーズン連続となるJ1二桁得点を達成した。今季も桜のストライカーとして猛威を振るい続けている。
競り合いに負けない跳躍力とフィジカルの強さ、ヘディングでも足でも強力なシュートを放つパンチ力と万能型ストライカーとして必要とされる能力を高い水準で備えている。
今季は枠内シュート18本を放ち、10ゴールを奪った。枠内シュート得点率は55.5パーセントと枠内シュート2本に1得点と優れた決定力を証明している。今季はどれだけ得点数を重ねるのか気になるところだ。1位タイアンデルソン・ロペス
所属:横浜・Fマリノス
枠内シュート数:18
得点数:6
昨季リーグ戦22得点とJ1得点王に輝いたアンデルソン・ロペスは、今季も横浜・Fマリノスのストライカーとしてチームの攻撃の核としてゴール前で躍動している。
突出した身体能力の高さが魅力であり、超人的な跳躍力と化け物じみた推進力を併せ持っており、ブラジル人特有の足技も兼ね備えているため、相手ディフェンダーからすれば脅威でしかない。
Jリーグで見てみたい実力者!Jリーグ提携国枠の東南アジア人3選手
昨季爆発したせいもあり、今季はロペスの対策が進み中々本懐を発揮できずにいる。今季は枠内シュート18本の内6得点を挙げており、枠内シュート得点率は33.3パーセントと少し物足りないものとなっている。それでもAFCチャンピオンズリーグの連戦と過密日程のため、本来の能力を発揮すれば突出した数値をたたき出すだろう。初のアジア制覇を目指す怪物ストライカーの活躍を見逃すな。