2024年04月28日 23:43
ゴルフ・パナソニックオープンレディース最終日(28日・千葉浜野GC=6669ヤード、パー72)――首位から出た天本ハルカ(25)が7バーディー、1ボギーとスコアを伸ばして通算19アンダーとして初優勝を飾った。 2打差の2位は、蛭田みな美、岩井千怜、尾関彩美悠の3人。史上初となる初優勝からの3週連続優勝を狙った竹田麗央は16アンダーで5位だった。 天本はよく「遅れて来た黄金世代」と言われる。畑岡奈紗、勝みなみら1998年度生まれで15人目の優勝者となった。ただ、早くから国内外で華々しく活躍してきた同世代と比べると、その経歴は異色だ。 プロテストでつまずいた。失敗を重ね、3回目では「本当に通るかな」と不安になった。同世代の受験者がどんどん減っていく中、「私は私だ」と切り替え、スイングや体の使い方を徹底的に見直した。そして「通らなければやめよう」と臨んだ5回目でやっとパスした。 「その5年間で培ったものは大きい」という自負がある。オフの間にグリーン周りの技術を固めたという今季は、前戦までの8試合で10位以内が6試合。最終日の混戦の中、8番で7メートルを沈めて波に乗ると、そこから5連続バーディーで一気に抜け出した。 最後は「ラインが見えていた」という2メートル半のウィニングパットを、落ち着いて沈めた。「同世代に並ぶのはまだまだ。これから追いつき、追い越せるような選手になりたい」。遠回りした時間は、未来にもつながっている。(小石川弘幸) 竹田麗央「(3週連続優勝には)届かなかったけど、3日間悔いなくプレーできた。重圧はそんなになかった」
2024年05月14日 20:33
女子プロゴルフツアーのブリヂストンレディスは16日から4日間、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で開催される。指定練習日の14日、ブリヂストン・アスリート・アンバサダーを務める元世界ランク1位の宮里藍さんと、横峯さくらがトークセッションを行った。同学年の2人が今後のゴルフへの思いや、自身の取り組みなどを語った。
2017年に競技を引退した宮里さん。「自身の経験を若手選手と共有して活かせること。そうした取り組みの中で生まれる新たなコミュニケーションの広がりが“ゴルフのわくわく”」とこの日も若手プロや、アマチュア選手と交流するなど、積極的に体験談を伝えることが自身にとってもプラスになっていると話した。
一方の横峯は、現在も現役選手として日本ツアーでプレーしている。「めげることもあるが、このままでは終わりたくない気持ちと、後輩選手たちにはゴルフに対する自分の姿勢を見てほしい気持ちが強い」と戦う理由を話した。今季からブリヂストンとボール契約を結び、今大会にはホステスプロとして参加する。そんな現役として走り続ける姿を見た宮里さんは「チャレンジし続ける姿勢には脱帽、感心しかないしすごい」と舌を巻いた。
イベント後には取材に応じた2人。宮里さんは「さくらとゆっくり話す機会が圧倒的に少ない。こういう機会でゴルフに対する思いを聞けてすごくうれしかった」と戦友との意見交換に喜びの表情を見せた。横峯は「ジュニア育成をしっかりやっていて、さっきもトークセッションをしたり、参加しているプロがうらやましいと思う。藍ちゃんだから伝えられる言葉があると思いますし、すごいと思う」と尊敬のまなざしを見せた。
2024年05月14日 13:12
男子プロゴルフツアーの関西オープンは16日から4日間、滋賀・名神八日市CC(6869ヤード、パー70)で行われる。開幕を2日後に控えた16日、予選2日間のペアリングが発表された。昨年大会覇者の蝉川泰果(アース製薬)は、昨年大会でローアマを獲得した山下美夢有の弟でアマチュアの山下勝将(まさゆき、近大4年)、ツアー3勝の片岡大育(だいすけ、Kochi黒潮CC)との組み合わせから連覇を狙う。
ツアー18勝の石川遼(カシオ)は杉原大河(アイ・エー・エス・エス)、アマチュアの小林匠(大阪学院大2年)と同組。賞金ランク1位の桂川有人(国際スポーツ振興協会)は杉山知靖(中央日本土地建物グループ)、アマチュアの東亜藍(大阪学院大2年)との組から今季2勝目を目指す。開幕戦を制した金谷拓実(Yogibo)は海外メジャー、全米プロ選手権(16〜19日、ケンタッキー州バルハラGC)に出場のためエントリーしていない。
大会は賞金総額8000万円、優勝賞金1600万円で争われる。予選ラウンド終了時の上位60位タイの選手が決勝ラウンドに進む。
2024年05月14日 12:31
女子プロゴルフツアーのブリヂストンレディスは16日から4日間、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で開催される。開幕を2日後に控えた14日、予選2日間のペアリングが発表された。昨年大会覇者の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は、今季日本ツアー初戦となる吉田優利(エプソン)、今季2勝の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)との組から連覇を目指す。
前週のRKB×三井松島レディスで今季2勝目を挙げた岩井千怜(ちさと、ホンダ)は今季1勝の阿部未悠(ミネベアミツミ)、昨季4勝の桜井心那(ここな、ニトリ)と同組。千怜の双子の姉・明愛(あきえ、ホンダ)はツアー通算10勝の小祝さくら(ニトリ)、同2勝の森田遥(新英ホールディングス)との組み合わせとなった。
大会は賞金総額1億円、優勝賞金1800万円で争われる。第2ラウンド終了時の上位60位タイまでの選手が決勝ラウンドに進む。
2024年05月14日 11:30
今回のゴルフ「ツアーメシ」企画はRKB×三井松島レディス(福岡CC和白C、10〜12日)が行われた福岡にある「ニイハオ!ポンユウ」(正式には『你好!朋友』)を紹介します。
2024年05月14日 09:26
【大相撲 人気力士丸わかり名鑑】#88
【 実 際 の 画 像 】貴景勝の横綱昇進の足かせとなる“轢かれたヒキガエル”な負け方
欧勝馬出気
(27歳・鳴門部屋・前頭14枚目)
◇ ◇ ◇
大相撲にはさまざまな決まり手があるが、「はたき込み」ほど物議を醸すものはない。
両の手のひらで相手を上からはたき付け、土俵に這わせるのが目的の技。相手が落ちなければ、懐に呼び込んでしまい、一転不利になるもろ刃の剣でもある。苦し紛れに出す力士もいれば、楽して勝とうとし、この手を多用する力士もいる。そのはたき込みを得意としているのが欧勝馬だ。
しこ名に欧州の「欧」が入っているが、これは元大関琴欧洲(現鳴戸親方)の弟子だから。モンゴルで生まれ育ち、元横綱朝青龍の紹介で、豊昇龍らと共に日体大柏高にレスリング留学した。
日体大に進学すると相撲に転向。1年次の全国学生選手権で3位といきなり結果を残し、その後も相撲部の主力として活躍。4年次に学生横綱となり、幕下15枚目格付け出しの資格を得て、鳴戸部屋に入門した。
これまで勝った相撲の約3割、30番以上がはたき込みという極端な力士。でも、引いてばかりの力士かといえば、そうではない。親方のひとりは「確かに以前は安易にはたき込もうとしていたが」と、こう続ける。
「プロ入り直後はケガが多く、本領を発揮できていなかったからです。彼の持ち味はレスリング仕込みの低い体勢。190センチの上背だが、上体を起こさず、頭をつけて圧力をかけながら絶妙なタイミングではたき込む。前に攻めて攻めてのはたき込みなので何も問題はありませんよ。ここ2、3場所はケガが癒えたのか、本来の相撲が出来ている。最近は突っ張りで相手の上体を起こす相撲も身に付けつつある。相撲センスは抜群なので、今後ますます伸びるのではないか」
相撲転向は間違いではなかったようだ。
▼おうしょうま・でぎ
●本名はプレブスレン・デルゲルバヤル
●1997年、モンゴル・トブ県出身
●190センチ、158キロ
●最高位は現在
●昨年、部屋で後輩に暴力を振るっていると一部で報じられた
2024年05月14日 09:00
ゴルフはスポーツのなかでも、とくに意図した動きができないといわれる。
その原因が「細胞や脳に関係する」とわかり、自身も素早く100切りを達成した研究結果をレポート。
レベルアップを目指すゴルファーに新しい上達のヒントをもたらす!
2024年05月14日 08:00
2020-21年の賞金女王・稲見萌寧が昨年、復活優勝を成し遂げた要因のひとつに新コーチ・柳橋章徳の存在があった。その柳橋が“ゴルフスイングの本質に迫る”チームを結成!
体やクラブの使い方の原理原則を追求し、個人の潜在的な能力の限界を突破(ブレイクスルー)するメソッドを毎月紹介しよう。
2024年05月14日 07:00
グリーンを外したとき長いパットが残ったときにボギーになってしまうピンチを防ぐショートゲームのワザをツアープロが伝授! ミスなくしっかりリカバリーしたいときはこのスコアメイクに役立つヒントをぜひお試
2024年05月14日 06:00
FWがいつまでたっても上達しないと悩むゴルファーに朗報! 普通に打つだけでなく「飛ばす」と「置く」のふたつの打ち方をマスターしよう。
FW自体がうまくなるだけでなく、200ヤード前後の距離の攻略までうまくなるレッスンを伝授する。
2024年05月13日 16:10
【RKB×三井松島レディス】最終日
❤ご褒美ショット❤ 原英莉花、関係者を唸らせた悩殺「だっちゅ〜の」ショット!
この日のようには行かないだろう。
首位タイ発進の岩井千怜(21)が67で回り、大会新記録の通算12アンダーで逃げ切り勝ち。自身初の大会連覇を果たした。今季早くも2勝目(通算6勝)でメルセデスランキングトップに浮上した岩井千は、双子の姉・明愛とともに30日開幕の全米女子オープン(ペンシルベニア州ランカスターCC)に出場する。
昨年は予選通過も48位に終わり、2度目の参戦となる今年は上位争いが期待される。
「カギとなるのはドライバーです」と、ツアー関係者がこう言う。
「この日はドライバーが左に曲がり、修正しながらのラウンドとなった。雨の中、それでも67で回り、前年に自身がマークした大会コース記録(11アンダー)を更新するのはさすがです。ただし、それができるのは国内大会ツアーだからとも言えます。全米女子オープンの会場は、フェアウエー(FW)を外して簡単にバーディーが取れるセッティングではない。
例えば、昨年の優勝スコアは通算9アンダー。今年と同じランカスターが舞台となった2015年大会も通算8アンダー。今年もパーセーブに苦しむ厳しい戦いが予想されます。岩井千は今大会のFWキープは42分の27。パーオンは54分の39。それでも3日間で通算12アンダーでしたが、ランカスターは距離が長く、アップダウンがきつい。FWもうねりが強く、グリーンの傾斜も強い。ドライバーを曲げているとスコアになりません」
岩井千のスタッツを見ると、2勝した昨年のFWキープ率64.1165%は54位も、パーオン率は72.1432%で15位。今季も12日現在、FWキープ率72.6708%は22位も、バーディー数(139)と平均バーディー数(4.0290)はともに1位だ。
ちなみに、姉の明愛も今季のFWキープ率64.7959は65位。FWを外してもパーオン率74.4048%は3位だが、あくまで国内の数字だ。姉妹揃って「曲げても乗せる」は海外メジャーでは無理だろう。
2024年05月13日 14:04
米男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米プロ選手権は16日、ケンタッキー州バルバラGCで開幕する。BS松竹東急株式会社は13日、BS松竹東急(BS260ch)で17日(金)から20日(月)の4日間、無料生中継することを発表した。3日目、最終日の解説を務めるプロゴルファーの丸山茂樹が同社を通じて、大会の見どころを語った。
「今年の舞台となるバルハラ・ゴルフクラブは、私がPGAツアーに参戦し始めた2000年にも「全米プロ」が開催されたコース。要所に配置されたクリークや2段グリーン、グリーンサイドの深いバンカーなどが印象的で、今年もメジャーにふさわしいタフなセッティングが予想されます。いつも言っていることですが、メジャーで勝つにはドライバー、アイアン、アプローチ、パッティング、メンタルとすべての要素がつながらないとダメ。なにか1つでも欠けてしまうと、勝利は手にできないのです。力と勢いのある日本勢には注目しています。松山英樹は、今年2月に約2年ぶりにPGAツアーで勝利するなど、間違いなく状態は良いと思います。スタッツを見てもショットは好調であり、大事な試合では必ず上位にいるのも素晴らしい点です。メジャーではやってくれるのではないでしょうか。今季から米ツアーを主戦場としている久常涼や、今季欧州ツアーで結果を出した中島啓太、そして国内ツアーの開幕戦を制した金谷拓実ら勢いのある選手にも期待しています。またタイガー・ウッズの出場も発表されました。4月のマスターズでは思うようなプレーができなかったかもしれませんが、やはりスーパースター。ファンを魅了するプレーが見られるのではないでしょうか。たとえ最終ホールでトップに立っていても、簡単に勝てるわけではないメジャーの舞台。誰がどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみにしています」とコメントした。
▼丸山が解説する時間帯
3日目 5月19日(日)朝4時〜8時(生中継)
4日日 5月20日(月)朝4時〜7時(生中継・最大延長10時)
2024年05月13日 13:18
人気女子ゴルファーの臼井麗香が12日、インスタグラムを更新。
2024年05月13日 12:44
男子ゴルフ米国ツアー、ウェルズ・ファーゴ選手権(Wells Fargo Championship 2024)は12日、米ノースカロライナ州シャーロット(Charlotte)のクウェイルホロー・クラブ(Quail Hollow Club、パー71)で最終日が行われ、バックナインで見事なプレーを披露したロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が通算17アンダーで逆転優勝を果たした。
ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)と1打差の2位から出たマキロイは、シャウフェレが7番でイーグルを奪ったことで2打差に広げられたが、その後の8ホールでイーグル二つを奪うなどスコアを一気に8ストローク伸ばして逆転に成功した。
最終18番ではグリーン奥の川に打ち込みダブルボギーをたたいたが、それでもこの日最小となるスコア「65」でフィニッシュし、最後は2位シャウフェレに5打差をつけて優勝した。
クウェイルホロー・クラブはマキロイが2010年に20歳で米ツアー初勝利を挙げたコースで、今大会はこれで通算4勝目となる。優勝後には「理由は分からないが、このコースでは流れがつかめる。その流れに乗っただけだ」とコメントした。
この後は、今季メジャー2戦目となる全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)が控える。今年の大会と同じ会場で行われた10年前の全米プロでメジャー4勝目を挙げて以来、メジャー勝利からは遠ざかっているマキロイだが、前週にシェーン・ローリー(Shane Lowry、アイルランド)とのペアで制したチューリヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ(Zurich Classic of New Orleans 2024)に続いて連勝を飾っており、上昇ムードで大会に臨むことができる。
マキロイは「スイングの感触はこれまでと比べればずっといい。それに来週の会場は勝ったことのある場所だから、巡り合わせも少し良くなってきている気がする」と話した。
スコア「66」を出した安秉勲(An Byeong-hun、アン・ビョンフン、韓国)が8打差の3位、ジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)と任成宰(Im Sung-jae、イム・ソンジェ、韓国)が11打差の4位タイに入った。
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2024年05月13日 11:36
女子ゴルフ米国ツアー、ファウンダーズカップ(Cognizant Founders Cup 2024)は12日、米ニュージャージー州クリフトン(Clifton)のアッパーモンクレアCC(Upper Montclair Country Club、パー72)で最終日が行われ、ローズ・チャン(Rose Zhang、米国)が通算24アンダーでツアー通算2勝目を挙げた。
歴代単独最多の6大会連続優勝を狙った世界ランキング1位のネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は1オーバー「73」の通算7アンダーで7位タイだった。
20歳のチャンは上がり5ホールで4バーディーを奪って6アンダー「66」の猛チャージを見せ、首位でスタートしたマデレーン・サグストロム(Madelene Sagstrom、スウェーデン)に2打差をつけて逆転優勝した。
日本勢では畑岡奈紗(Nasa Hataoka)の通算6アンダー12位タイが最高だった。
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・N・コルダ、最多タイ記録5連勝でメジャー2勝目 シェブロン選手権
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2024年05月13日 09:00
歳をとると「手打ち」になりやすく、ドライバーが飛ばない、左右に大きく曲がるといった症状がより顕著になる。
これを改善するには「骨盤」を意識することがポイントだ。