2024年04月29日 00:00
元マンチェスター・シティのアグエロは長年チームメイトであったケビン・デ・ブライネとベルナルド・シウバの今夏の去就について『Stake.com』にて語った。その様子を英『Manchester Evening News』が伝えている。 デ・ブライネは現行契約では2025年夏までとなっており、今夏には残り1年を迎える。同選手にはシティも新契約を準備しているようだが、サウジアラビアのクラブからターゲットにされていることもあり、去就に注目が集まっている。しかし、今夏の退団の可能性は低いと考えられており、アグエロもデ・ブライネについてはあまり心配していない様子だ。 「私は(彼が退団することは)ないと思う。彼の怪我もあって、チームはシーズン序盤は調子が上がらず、彼はかなり長い間戦線離脱することになった。彼は戻ってきて、長期離脱が彼のプレイに悪影響を及ぼしていないことを証明した。ケビンはチームにとって必要不可欠な存在であり、ファンは彼の技をより長く楽しむことができると思う」 一方のシウバは移籍期間が近づく度に退団の噂が浮上しており、昨夏にもその動きがあった。最終的に2026年までの契約延長を結んだが、この契約には5000万ポンドの契約解除条項が設定されているようであり、バルセロナやPSGといったクラブが目を光らせている。今夏の退団の可能性も十分にあるシウバについて、アグエロはシティへの残留を願っている。 「私は彼がシティに残ることを願っている。彼はあらゆる面で才能があり、さまざまな役割をこなすことができる。ベルナルドはチームがどのように機能するかを知っている。とはいえ、彼は自分の将来を自分で選ぶ権利があると思う。それでも私はシティでベルナルドを見られることを願っている」 フィル・フォーデンやフリアン・アルバレス、アーリング・ハーランドなど他にもスター選手が多く在籍しているのがシティだが、デ・ブライネとシウバはロドリと並んでシティの中では別格の存在だ。シティにとっては替えのきかない2人ではあるが、今夏の去就はどのような結末を迎えるだろうか。
2024年05月13日 19:30
現在ドイツ・ブンデスリーガ2部のハンブルガーSVでプレーしている日本代表MF奥川雅也が開催する「サッカー交流会」が、11日から参加者の申込みを開始した。
奥川雅也は現在の滋賀県甲賀市水口町出身。毎年地元で子供向けにサッカー交流会を開催しており、2024年で第3回目となる。
今年はこれまでと同じ甲賀市の水口スポーツの森だけでなく、滋賀県湖南市の石部小学校校庭芝グラウンドでも行なわれる予定で、2日間に渡ってのイベントに拡大されている。
6月15日(土曜日)には水口スポーツの森で、そして6月16日(日曜日)には石部小学校校庭芝グラウンドで開催されるとのことだ。
時間はどちらも小学5年生向けの午前の部が「午前9時半から午後0時」まで、小学6年生向けの午後の部が「午後2時から午後4時半」までとなっている。
参加は無料で、15日が午前と午後それぞれ50名ずつの計100名、16日が30名ずつの計60名まで。もし参加者多数の場合は抽選となる予定だそう。
申し込みについては5月11日から開始されており、「奥川雅也サッカー交流会」の公式ホームページ(https://okugawa-kouryukai.studio.site/)のフォームから行うことができる。
日本代表、森保監督がやっぱり試しておくべきだった6人の実力者
昨年水口スポーツの森で行なわれた「第2回奥川雅也サッカー交流会」はQolyでも取材しており、その際には奥川雅也以外にも海外でプレーする選手が参加し、非常に素晴らしい雰囲気でイベントが行なわれていた。
海外でプレーしている日本トップクラスの選手とともにボールを蹴ることができるというなかなかないチャンス。関西圏のサッカー少年少女にとってはなんとも楽しみなイベントになりそうだ。
2024年05月13日 19:21
セルティックは現地時間の12日、クラブ年間表彰式を実施した。通算20回目の開催を記念して、20年間を総合した各賞も表彰。20年間の最優秀ゴール賞に、元日本代表MF中村俊輔氏が決めた“伝説のフリーキック”が選出された。
この年間表彰式は毎年5月に行われ、男女トップチームのシーズン最優秀選手賞を筆頭に、最優秀若手選手賞、得点王(全公式戦対象)、最優秀ゴール賞、最優秀アカデミー選手賞(※ここまですべてファン投票によって決定)、そして選手投票によって決定する男女トップチームのシーズン最優秀選手賞を表彰するもの。男子トップチームに関しては、残る2試合で勝ち点「1」を獲得すれば優勝が決まるスコティッシュ・プレミアシップに加えて、スコティッシュ・カップ決勝も残しているが、シーズンも最終盤に差し掛かったこのタイミングでセレモニーが開催された。
セレモニーでは、セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧が得点王と最優秀ゴール賞を受賞。今シーズン、古橋はここまで公式戦通算47試合に出場。スコティッシュ・プレミアシップで13ゴール、スコティッシュ・カップで3ゴール、チャンピオンズリーグで2ゴール、計18ゴールを挙げていた。これはデンマーク代表MFマット・オライリーの16ゴールを上回るチームトップの数字。“エース”として、加入から3シーズン連続でトップスコアラーに輝いた。
また、最優秀ゴール賞は昨年12月30日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第21節のゴールが選出された。この試合に先発出場していた古橋は、1点リードで迎えた後半立ち上がりの47分、ペナルテェエリア手前の位置でパスを受けると、前を向いて左足を振り抜き、狙い澄ましたミドルシュートを叩き込んだ。このゴールによりリードを広げたセルティックは、最終的に“宿敵”を2−1で撃破していた。
なお、ファン投票の最優秀選手賞、選手投票の最優秀選手賞、最優秀若手選手賞はオライリーが受賞している。
さらに、この表彰式が節目の20回目を迎えたこともあり、直近20シーズンの最優秀選手賞、優秀貢献賞、最優秀ゴール賞も発表された。これらはファン投票によって決定する賞。最優秀選手賞については、2007−08シーズンからの14年間をセルティックで過ごし、クラブ通算611試合出場46ゴール63アシストを記録した元スコットランド代表MFスコット・ブラウン氏が受賞した。優秀貢献賞には、1997−98シーズンから2003−04シーズンまでセルティックで活躍し、通算277試合出場211ゴール63アシストを記録した元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション氏が輝いた。
そして最優秀ゴール賞には、中村氏が2006−07シーズンのCL・グループステージ第5節マンチェスター・ユナイテッド戦で決めた“伝説のフリーキック”が選ばれた。本拠地『セルティック・パーク』にイングランド屈指の強豪を迎えた一戦は、スコアレスのまま終盤に差し掛かったものの、80分にセルティックがフリーキックを獲得。ゴールからの距離はおよそ30メートル、敵陣右寄りの位置で得た距離のあるフリーキックだったが、中村氏の“黄金の左足”から放たれた一撃は、コース・スピードともに完璧で、元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏を嘲笑うかの如くゴールに吸い込まれた。この一撃が決勝弾となり、セルティックはマンチェスター・ユナイテッドに1−0で勝利。このシーズン、セルティックは大会名称が「チャンピオンズリーグ」となった1992−93シーズン以降で初となる決勝トーナメントへ進出。中村氏個人としても、現行フォーマットのCLで決勝Tへ進んだ初の日本人選手となった。
受賞に際し、中村氏はセルティックへメッセージを寄せた。クラブは中村氏の動画によるメッセージを公開しており、次のような言葉で感謝を伝えている。
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2024年05月13日 19:00
U-17日本女子代表は13日、U17女子アジアカップのグループステージ最終戦で中国と対戦し、4-0と勝利。無傷の3連勝でグループB首位での準決勝進出を決めた。
タイとオーストラリアに連勝し、すでにベスト4入りを決めている日本。同じく連勝の中国とのグループ最終戦では前戦から先発6名を入れ替えた。
試合は9分、右サイドバックの菅原千嘉(マイナビ仙台レディースユース)がDFとGKの間に入れた鋭いクロスを佐藤ももサロワンウエキ(大商学園高)がダイレクトでシュート。これはポストに阻まれたものの、こぼれ球を福島望愛(JFAアカデミー福島)が蹴り込んで日本が先制点を奪う。
相手の中国はここまで3-0での2連勝。チームを率いるギャリー・ヴァン・エグモンド監督は、今年1月までニューカッスル・ジェッツの女子トップチームで指揮を執っていた58歳のオーストラリア人指揮官だ。
U-17中国女子代表は彼のもとでポジショナルなスタイルを標榜しており、日本戦でも丁寧なビルドアップからサイドの個を使って仕掛けていくサッカーを展開。試合中は監督からの積極的な声かけも目立っていた。
前半は日本がやや優勢の流れだったが、1-0で折り返した後半は五分の展開に。日本は今大会初めてとなる現地時間16時キックオフの試合ということで(ここまで2戦は19時キックオフ)、疲れもあってか守備で粘り強く対応する場面が増えていく。
しかし迎えた74分、3試合連続スタメンのキャプテン眞城美春(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)が裏へパスを送り、抜け出した菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース)がGKのニアサイドを抜く落ち着いたフィニッシュで追加点。
86分にも高い位置でボールを奪った菊地が再びゴールを陥れると、後半アディショナルタイムにはコーナーキックから根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)がダメ押しの4点目。終わってみれば中国との全勝対決を4-0でものにしている。
共産党批判で「存在抹消」も…中国の「歴代最高の6選手」
U-17女子ワールドカップの出場権をかけた準決勝は、16日(木)に開催。日本は日本時間16時からグループA2位の韓国と対戦する。
2024年05月13日 18:47
現地時間5月12日に開催されたスペイン2部リーグ第39節で、橋本拳人を擁するウエスカは、エルチェと敵地で対戦。
2024年05月13日 18:39
ラツィオが来季の欧州カップ戦出場を決めた。鎌田大地の貢献は小さくない。
5月12日のセリエA第36節で、ラツィオはエンポリにホームで2−0と勝利した。前日の試合でナポリが敗れていたため、イゴール・トゥドール監督のチームは8位以内が確定。少なくともヨーロッパカンファレンスリーグに出場できることが決まっている。
ラツィオの初スクデット獲得(セリエA)から50周年となったこの日の一戦で、鎌田はマテオ・ゲンドゥジとのダブルボランチの一角として先発出場。監督交代以降に何度も見せてきたように、攻守両面にわたって好プレーを披露した。
鎌田は味方への決定的創出に加え、終盤になって2列目にポジションを変えてからは、ボックス外からの左足の強烈なシュートでゴールにも迫った。88分にベンチに下がる際には、サポーターから拍手が寄せられている。
イタリア大手紙『Gazztta dello Sport』は、採点記事で鎌田を7点と高評価。「またもビッグパフォーマンス」と賛辞を寄せた。
ラツィオ専門サイト『Lazionews.eu』は6.5点をつけ、「コンピューターだ。あるいは、計算機といってもいい」と称賛している。
「序盤はいくつかバグがあったが、味方と相手のあらゆる可能性のあるアクションを予想して対応した」
【動画】鎌田がキレキレのフェイントから好機創出
同じく6.5点評価の『TUTTOmercatoWEB』は、「自陣バイタルエリアでのロストに関しては、特に序盤は彼もあった。だが、それ以外は間違いなく良かった」とたたえた。
「バランス、そしてアイデアも与えた。ピッチ上のベストプレーヤーのひとりだ。オリンピコは彼を称賛し、拍手した。謎の物体だった時代は遠い昔だ」
鎌田の変貌ぶりを伝えたのは、『La Lazio Siamo Noi』(6.5点評価)も同じだ。
「全体的にはまたもポジティブなパフォーマンスで、サポーターから拍手を受けた。疑いない。シーズン前半戦とはまったく別物だ」
この日のラツィオは指揮官との衝突が報じられたルイス・アルベルトがメンバー外だった。6.5点をつけた『calciomercato.com』は、「トゥドールの治療で再生した」鎌田の貢献を伝えている。
「いくつかのちょっとしたミスを除き、ルイス・アルベルト不在を感じさせないために全力を尽くした」
一方、ラツィオ専門サイト『cittaceleste』は、及第点の6点をつけつつ、「良いプレーとゴール前での非常に危険なミスが交互した」と、さらなる貢献に期待を寄せた。
「おそらくもう少し集中することが彼の役に立つだろう。継続的なパフォーマンスでまずまずのパーソナリティの選手となっているが、もっとうまくやれるのは確かだ」
もはやラツィオに欠かせない存在となった鎌田。注目される去就については、どのような決断を下すのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 18:30
すでにラ・リーガ制覇を決めているレアル・マドリードは、今節グラナダにアウェイで4-0と勝利。一部の主力を休ませながらの勝利で、層の厚みを証明するゲームだった。
さらに来季からは、ここにパリ・サンジェルマンを離れるFWキリアン・ムバッペが加わるのではないかと予想されている。これはスペインの他クラブにとって脅威だろう。
ライバルのバルセロナはどう動くべきなのか。9日には17歳のDFパウ・クバルシが2027年まで契約を延長したが、バルセロナは今季ブレイクした若手選手たちを軸にチームを組み立てていくべきだろう。FWラミン・ヤマルはエースになるべき逸材であり、MFフェルミン・ロペス、ペドリ、ガビが万全ならば中盤の創造性はトップレベルだ。
物足りない点があるとすれば、セルヒオ・ブスケッツの後継者が定まっていないアンカー、ベテランとなったFWロベルト・レヴァンドフスキの負担を軽減できるセンターフォワード、右のヤマルに比べると少々おとなしい左ウイングの補強か。
ムバッペ合流ならばレアルのレベルが一段か二段アップするのは確実で、得点力も飛躍的にアップするだろう。ライバルのバルセロナがどう対抗するかがポイントになるが、今夏にどこまで準備を進められるだろうか。
2024年05月13日 18:30
2024年3月24日付で日本サッカー協会の第15代会長になった宮本恒靖氏は2026-27シーズンから実施予定の「Jリーグの秋春制」について、どう考えているのか。ダイレクトにそう訊くと、次のように返された。
「(移行に向けて)今、すべてを整理できている訳ではないと思います。色々なメリット、デメリットを含め、ネガティブな面もあるかもしれませんが、2026年の8月からシーズンを移行しましょうと決めたなかで、出てくるであろう問題にどういう対応策を取れるか整理している段階だと感じます。起こり得るであろうことと、その正解と言いますか、対応策を見つけていく段階なのかなと」
気になるのは開幕時期である。8月はまさに真夏。酷暑下でのプレーについては、吉田麻也選手(ロサンゼルス・ギャラクシー)や遠藤保仁氏(ガンバ大阪のコーチ)も「生命の危険を感じる」というニュアンスのコメントを残している。8月開幕を、宮本会長はどう捉えているのだろう。
「もちろん8月の頭からのスタートに、自分はクエスチョンマークを付けて意見してきましたが、J1のチーム数が(今季から)18から20に増え、試合自体も増えます。その面でどうしても8月の頭に開幕を持ってこなければいけなかった点はありますし、12月のウィンターブレークの時期などを考えた時にも、そうせざるを得ないところがありました。
ただ6月、7月の暑い時期にやらないという部分はプラスに捉え、8月も暑いですが、2月にスタートする現行の日程では、例えば走行距離のデータを取ると、どうしても中央、夏場でパフォーマンスが落ちる図になります。対して8月にスタートしても最初は暑く、厳しい面がありますが、インテンシティを高く、質の高いサッカーを目指すJリーグの狙いに応じた(山なりの)曲線につながっていくはずです。そういう意味では、シーズン移行するメリットは明確にあると思います」
メリット、デメリットの両方を考えての8月開幕なのだろう。まずは、やってみる。それで浮き彫りになった問題を解決していくやり方がベターとの見方はできるはずだ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【PHOTO】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!
2024年05月13日 18:20
浦和レッズのGK西川周作が5月13日、自身のインスタグラムを更新。
2024年05月13日 18:16
ライプツィヒにレンタル加入中のMFシャビ・シモンズは、保有元のパリ・サンジェルマンにバルセロナ行きの意向を通達するようだ。12日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
神童が“揺籃の地”を目指している。7歳から16歳まで過ごしたラ・マシアを後にしたシャビ・シモンズは、パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織を経て、2021年2月に17歳でトップチームデビューを果たした。2022−23シーズンにレンタル加入したPSVでは公式戦22得点12アシストを記録した他、オランダ代表としてカタールW杯にも出場。今シーズンはライプツィヒに行脚すると、ここまで公式戦9得点15アシストとその才能を遺憾なく発揮している。
そして、かねてよりバルセロナが獲得を検討していることが取り沙汰されていた中、選手本人も“新たな一歩”を踏み出したいと考えているようだ。『ムンド・デポルティーボ』によると、バルセロナからの関心を知ったX・シモンズは、自身を育て、成長を見守ってくれたクラブに戻るために全力を尽くすつもりという。これはPSGとの2027年夏までの現行契約に盛り込まれた「レンタル移籍先を選択する権利は選手側にある」のことを指しており、今回はバルセロナ一択の模様。まもなく、クラブに自身の決断を通達すると併せて伝えている。
なお先日、PSGが、同選手の完全移籍を望む場合は移籍金1億ユーロ(約167億円)以上を要求する構えであることが報じられていた。また、X・シモンズの去就について尋ねられたPSGのルイス・エンリケ監督は「私は現在クラブにいない選手については話さないことにしている。彼はレンタルとはいえ退団した選手。私は自身の立場から外れるようなことはしない」と言及を控えている。
X・シモンズのバルセロナ帰還が動き出している。もう一度、“ブラウグラナ”のユニフォームに身を包んだ神童を見ることができるのだろうか。
2024年05月13日 18:03
2024年5月11日、味の素スタジアムで行なわれた柏レイソル戦で、サッカー人生初めて「途中出場した」のがFC東京のGK児玉剛だ。前半のアディショナルタイム、GK波多野豪の一発退場を受け、「また新しい経験ができるな」とポジティブな気持ちでピッチに入った。
しかし、後半開始直後、柏の犬飼智也に30メートル以上のロングシュートを決められる。この失点を振り返り「結構良いシュートだったと思います。甘くはないなと。思い知らされた感じがします」と反省の弁を述べていた。
ただ、児玉は改めて1失点目について聞かれると「スーパーゴールでしたか?」と逆質問した。記者が「スーパーゴールでした」と答えると、次のようにコメントした。
「でも、シュートを打ってくる前に(犬飼が)めっちゃ見てきて『これ、シュートを打つな』と分かっていましたけど、ちょうど打たれる瞬間にブラインドで見えなくて、一歩目が遅れたことが入ってしまった原因です。もちろんスーパーゴールなんですけど、止めないといけないですね」
犬飼のシュートは正真正銘のスーパーゴール。セーブするのはほぼ不可能でシュートを褒めるべきだが、GKからすれば「止めないといけない」となる。児玉ならではの見解とも受け取れるだろう。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「ただちょっとゲームが壊れてしまう」FC東京の高宇洋が柏戦で退場した波多野豪に苦言「2回目ですし、ちゃんと責任感は持ってほしい」
2024年05月13日 17:42
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督が、アーセナル戦で失点につながるミスを犯したブラジル代表MFカゼミーロについて言及した。
12日に行われたプレミアリーグ第37節では、マンチェスター・Uとアーセナルが対戦。負傷者が続出していることもあり、テン・ハフ監督は本来中盤の選手であるカゼミーロをセンターバックとして先発起用した。
だが、マンチェスター・Uは前半中盤の20分に失点。アーセナルのドイツ代表MFカイ・ハフェルツにサイドを突破されると、最後はベルギー代表FWレアンドロ・トロサールにシュートを押し込まれた。結局、このゴールが決勝点となり、マンチェスター・Uは本拠地『オールド・トラッフォード』で0−1と完封負け。リーグ戦2連敗を喫するとともに、今季14敗目を喫した。
注目を集めているのは、アーセナルの決勝点につながったカゼミーロのプレーだ。カメルーン代表GKアンドレ・オナナのロングフィードがカットされた際、最終ラインにいたカゼミーロはダッシュすることなくゆっくりとランニング。結果として最終ラインが崩れ、縦パスを収めたハフェルツをオフサイドにかける機会を逃した。
イギリスメディア『90min』は12日、アーセナル戦後にインタビューへと応じたテン・ハフ監督のコメントを紹介。カゼミーロの怠慢ともとれるプレーについて問われた指揮官は「ディテールでしかない」と擁護しつつ、次のように述べた。
「それよりも前にもっとポゼッションでより良いポジションを取り、より良いパスのオプションを持つことができれば、もっと上手くできたはずだ。(カゼミーロのミスを指摘するのは)細かいことなんだ」
テン・ハフ監督は「最終ラインでプレーするのに自信を持っている選手が必要」と、本職センターバックの駒が不足している現状を嘆いた。
2024年05月13日 17:30
23-24イタリア・セリエAは12日、第36節の試合が行われ、アタランタ(Atalanta)は2-1でライバルのASローマ(AS Roma)を下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場に大きく前進した。
2024年05月13日 17:00
12日に行われたプレミアリーグ第37節で、マンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦したアーセナル。前半20分にベルギー代表FWレアンドロ・トロサールが決めたゴールを守り切り、1-0で勝利した。
この勝利により、1試合未消化のマンチェスター・シティを勝ち点1上回り、アーセナルはプレミアリーグの暫定首位に浮上した。アーセナルは、最終節にエヴァートンをホームに迎え、19日(現地時間)に対戦する。一方、シティは14日(現地時間)にトッテナム、19日(現地時間)にウェストハムと対戦する。
そんななか、ユナイテッド戦でアシストを記録したドイツ代表FWカイ・ハフェルツが英『Sky Sport』の取材に対して下記のように語った。
「私はこれまでで一番のトッテナムのファンになるつもりだ。最善の結果を期待してるよ! シティには常にプレッシャーをかけ続けているので、我々はすべての試合に勝たなければならない。タイトル争いに参加できるのはとてもうれしいし、毎週最高の状態でプレイしなければならない。それができると、さらに気分が良くなる。アーセナルは残り1試合しかないので、クラブ全体の協力が必要だ。何でもできると思っているよ」
ハフェルツは、アーセナルの宿敵トッテナムの“一番”のファンになると語り、プレミアリーグのタイトル争いに参加できることが嬉しいとコメントした。
トッテナムがシティ戦で勝つか引き分けた場合、アーセナルは首位に浮上する。同クラブはアーセナルにとって宿敵だが、このシティ戦ばかりはハフェルツのようにトッテナムを応援するアーセナルファンは多いはずだ。プレミアリーグの首位争いを左右するトッテナム×シティ戦は日本時間15日、4:00キックオフする。
2024年05月13日 16:54
清水エスパルスは13日、DF蓮川壮大の負傷内容についてクラブ公式サイト上で発表した。
清水のクラブ公式サイトによると、蓮川は4月20日に行われた明治安田J2リーグ第11節のベガルタ仙台戦(〇 3−2)で負傷。左大腿二頭筋肉離れと診断され、全治については負傷日から8週間を要する見込みだという。
現在25歳の蓮川は、FC東京のユース出身。明治大学卒業後、2021年にFC東京へと加入した。その後はいわてグルージャ盛岡(2022年)、ヴァンフォーレ甲府(2023年)への期限付き移籍を経て、今季は清水に期限付き移籍している。J2リーグでは、今季ここまで9試合に出場している。
清水は、J2リーグで15試合を終えて12勝1分2敗。2位のV・ファーレン長崎に勝ち点「7」差をつけて首位に立っている。
2024年05月13日 16:30
2024年5月13日、FC東京が2025年シーズンに向けて新戦力の獲得を発表。常盤亨太(明治大)の来季加入が内定した。
FC東京のアカデミー育ち(FC東京U-15深川、FC東京U-18)のMFは、19年シーズンにFC東京U-23の一員としてJ3リーグの15試合に出場して1ゴールを決めている。21年に進学した明治大での活躍を経て、“古巣復帰”を果たした。
今回の加入内定を受け、本人は以下のようにコメントしている。
「2025シーズンから東京に加入することになりました、明治大学の常盤亨太です。アカデミー時代に育てていただいた大好きなクラブでプロサッカー選手になれること、大変嬉しく思います。
サッカーの楽しさを教えていただいたレジスタFC、自分の可能性を信じて育ててくださったFC東京のアカデミー、サッカーだけでなく一人の人間として熱い指導をしていただき、高校時代には届かなかった舞台へ導いてくださった明治大学の指導者の方々、友人、そして22年間支えてくれた家族への感謝を胸にスタートラインに立ちます。
東京のために全身全霊で戦い、多くの人に勇気や活力を与えられる選手になれるよう日々精進していきますので、応援よろしくお願いいたします」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【PHOTO】ホーム味スタを青赤に染め上げたFC東京サポーターの声援が、飛田給の地に響き渡る!(Part1)