2024年04月28日 23:20
指揮官がマウリツィオ・サッリからイゴール・トゥドールに代わり、ラツィオでは日本代表MF鎌田大地の立ち位置がガラリと変わった。 今季よりラツィオでプレイする鎌田だが、サッリ体制では信頼を掴めなかった。しかしトゥドールは就任当初より鎌田のことを高く評価しており、27日に行われたセリエA第34節のヴェローナ戦でもフル出場させている。 試合はマッティア・ザッカーニの決勝ゴールでラツィオが1-0と勝利を収めたが、地元メディア『La Lazio Siamo Noi』はサポーターから鎌田への愛情が爆発していると日本の司令塔を絶賛する。 「ザッカーニのゴールで試合は決着したが、試合の主役と呼べる選手の中にはまたも鎌田大地がいる。彼は高いクオリティとエネルギーを兼ね備え、チームメイトの得点にも貢献。カウンターアタックを仕掛けるうえで貴重なボールリカバリーもあった」 「SNS上では『鎌田、愛してる』、『素晴らしいパフォーマンス。ここまで彼のプレイを楽しめていなかったが、残ってほしい』と残留への期待を明かす声もある」 ここ1か月ほど鎌田の去就を巡る様々な話題が出ており、イングランドやドイツ方面からの関心も噂される。ラツィオ残留の可能性もゼロではないはずで、今現地のサポーターは鎌田の残留を望んでいる。
2024年05月13日 09:47
23‐24スペイン1部リーグを制したレアル・マドリード(Real Madrid)が12日、同国マドリード中心部で優勝パレードを行った。
レアルを特徴づけるものがあるならば、それはトロフィーへの絶えることのない渇望であり、通算36度目のリーグ制覇を祝う中でもそれははっきりとしていた。
選手たちは伝統のシベレス広場(Cibeles Square)でサポーターたちと喜びあったが、その中でも欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝に焦点を合わせている。
史上最多14回の欧州王座に輝いているレアルは、6月1日に英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われる決勝でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との対戦を控えているが、選手たちはまた祝杯を挙げるためにここへ戻ってきたいと述べた。
自身5度目のリーグ制覇を果たしたルカ・モドリッチ(Luka Modric)は「この日を祝うために来てくれてありがとう。6月にまた会えることを願っている」と語った。
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2024年05月13日 09:42
上田綺世を擁するフェイエノールトは現地5月12日、エールディビジ第33節で、小川航基と佐野航大が所属するNECと敵地で対戦し、3−2で競り勝った。
勝利の立役者は、リーグ戦で4試合連続の先発を果たした上田だ。1−1で迎えた57分、ボックス内でシュートを打ち切れなかったが、こぼれ球をヤンクバ・ミンテが押し込む。結果的にアシストを記録した上田は、2−2となった87分には、アリレザ・ジャハンバフシュの折り返しに反応し、ダイレクトで押し込んで3戦連発となる決勝ゴールを奪った。
【動画】フェイエ上田綺世が1G1A! NEC戦ハイライト
1得点・1アシストの活躍を見せた日本人ストライカーに、アルネ・スロット監督もご満悦だ。クラブの専門メディア『FeyenoordPings』は、「彼のプレーがどんどん良くなっているのが見て取れる」と報じ、指揮官のコメントも伝える。
「私が何か月も言い続けてきたことを、彼は忠実に実行している。これはクラブにとって素晴らしいニュースだ。ここ3、4試合に出場し、どの試合でも得点を決めている」
リバプールで今季限りの退団が決まっているユルゲン・クロップ監督の後任として噂されている45歳のオランダ人は、フェイエノールトの来季も心配していない。
「チームには多くのゴールを決められる2人のストライカーがいることが分かっただろう。これで来シーズンは、もし1人が抜けても、多くのゴールを決められるストライカーがいるわけだ」
NEC戦の得点で今季5ゴール目を記録した上田。19日の最終節・エクセルシオール戦で4戦連発を果たし、シーズンを締め括れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 09:41
ウエスカに所属するMF橋本拳人が今シーズン2ゴール目を記録した。
橋本は12日に行われたラ・リーガ2部第39節のエルチェ戦に2試合ぶりに先発出場を果たすと、1−0でリードして迎えた38分にFKのクリアボールに反応し、ペナルティエリア外からダイレクトで左足を一閃。GKが一歩も動けない強烈なボレーシュートをゴール右隅に突き刺した。なお、今季リーグ戦28試合目の出場でこれが2ゴール目となった。
チームはその後1点を追加し、3−0で快勝。4連敗中だったウエスカは7試合ぶりの白星を手にしている。勝利に大きく貢献した橋本は80分までプレーした。
【ハイライト動画】エルチェvsウエスカ
2024年05月13日 08:38
5月12日に開催されたJ1第13節で、東京ヴェルディは鹿島アントラーズと敵地で対戦。
2024年05月13日 08:35
デンマークのブレンビーで活躍を続ける鈴木唯人。
22歳のアタッカーには多くの列強クラブが視察に訪れているが、特にシュトゥットガルトは獲得を熱望しているとされている。
ブレンビーのフットボールディレクターであるカルステン・イェンセン氏は、『Viaplay』でそのことを聞かれるとこう答えていたそう。
「彼らが彼のことを知らなかったら驚きだね。ヨーロッパのほとんどのクラブが知っていることを願っているからね。
半年だけプレーするために彼を獲得したわけではない。結局のところ、鈴木は少なくとも数シーズンプレーして、我々が結果を生み出すのに貢献したいはず。
しかし、物事が急速に進むこともあるし、我々は市場全体をコントロールしているわけではない。おそらく誰かがそこに大金を投じることを決めるだろう。
私が言いたいのは、もし誰かが我々の態度を変えたいなら、それはデンマークリーグのアタッカーにどれだけの費用がかかるかを検討することだ。
1000万ユーロから2000万ユーロ(16.7億円〜33.5億円)。どのリーグ、どのクラブかは問題だが、特別な選手を扱っているんだ。
(シュトゥットガルトが用意しているのは、1500〜2000万ユーロとされているが)我々はそれを評価していない。シュトゥットガルトか、情報源に聞く必要がある。
選手は値札に振り回されないし、決めるのはマーケットだ。そして、我々はノーともイエスとも言える」
ブレンビーは来季も鈴木を保持したい考えだが、移籍金次第では…ということだろうか。
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イェンセン氏は、鈴木がブレンビー史上最高額の移籍金で売却される可能性も否定しなかったとか。なお、ブレンビー史上最高額は、2006年にリヴァプールへ移籍したダニエル・アッガーの600万ポンド(11.7億円)ほどとされているので、鈴木が断トツ1位になりえる。
2024年05月13日 08:00
多くの日本人選手が所属するセルティックは11日に行われた宿敵レンジャーズ戦に2-1で勝利し、リーグ連覇に大きく近づいた。
前半でレンジャーズに退場者が出た一戦で、旗手怜央は先発から後半35分までプレー。ブレンダン・ロジャーズ監督は、彼を交代させた理由についてこう説明した。
「(前半38分に)2-0になった時にスイッチを切って、集中力を失ってしまった。それで相手に何かを与えてしまった。
後半の立ち上がりはよかったが、(マット・オライリーが)PKを外してしまった。11人対10人になることが今季何度かあったが、私はそれが好きではない。(数的有利な状況を)我々は苦手にしている。
暑い日だったし、選手たちは全力を尽くした。だが、2-1なら、相手が10人だろうと9人だろうとどんなことでも起きうる。ボックス内にロングボールが来たが、素晴らしく立ち向かった。最終的には大きな勝点3になった。
2-1での私のメッセージは、とにかくボールをキープして、試合を管理することだった。だから、怜央を交代させた。彼はビッグタレントだが、私の好みからすると(相手にボールを)与えすぎる。
MFは試合をコントロールしなければいけない。ボールへの愛情を示し、大事にしなければいけない。あまりにルーズで雑だった。試合は必要以上に緊迫してしまった。3-1にできるPKを失敗したが、5-1か6-1で終わってもいい試合だった」
旗手はMFとして試合をコントロールするプレーができていなかったので交代させたとのこと。
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セルティックとレンジャーズは25日にスコティッシュカップ決勝で再戦する。旗手のリベンジに期待したい。
2024年05月13日 07:40
今季限りでPSGを退団することを発表したキリアン・エムバペ。
12日にホームラストゲームとなるトゥールーズ戦を戦ったが、パルク・デ・プランスで試合前に名前がアナウンスされた際にはブーイングが鳴り響いていた。Énorme ovation pour Bradley Barcola, pas pour Kylian Mbappé sifflé à l’annonce de son nom #PSGTFC pic.twitter.com/r0plmMFcY9
— Hanif Ben Berkane (@HanifBerkane) May 12, 2024
ただ、ウルトラスグループが巨大なコレオグラフィ−を用意するなど、これまでの功績に対する敬意も払われていた。
エムバペは前半8分に先制ゴールを叩き出すも、チームは1-3で逆転負け。
CLドルトムント戦と合わせて3連敗となったが、試合後にはリーグアン優勝セレモニーが行われた。❤️ @KMbappe profite avec ses supporters pour sa dernière au Parc.#PSGTFC pic.twitter.com/Jyyw2c4CZC
— Prime Video Sport France (@PVSportFR) May 12, 2024
『RMC』は「PSGは12回目のリーグ優勝を祝う。 しかし今のところ、退団前にホーム最終戦をプレーしたエムバペに対する特別なトリビュートは行われていない。PSGから特別な賛辞が贈られなかったとしても、エムバペはチームメイトたちとともに満面の笑みを浮かべている」などと伝えている。
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PSGは、この後にアウェイでのリーグ戦2試合、リヨンとのクプ・ドゥ・フランス決勝(試合会場はリール)を戦い、今季を終える。
2024年05月13日 07:26
ファンもその貢献を称えている。
2024年05月13日 07:20
ラツィオは12日のセリエA第36節エンポリ戦に2-0で勝利した。
鎌田大地は先発出場すると後半43分までプレーしている。イゴール・トゥドール監督体制になったラツィオは、最近6試合で5勝1分と好調。鎌田も現地での評価を上げている。
『Virgilio』によれば、この日の鎌田は最も多くのチャンスをクリエイトし、最も多くのタックルを決め、最も多くのチャレンジに勝利していたそう。
『TUTTO mercato WEB』も、「ピッチ上でバランスと最高のアイデアを与えた。オリンピコ(のサポーターたち)は彼に拍手喝采を送った。謎の存在だった日々は過ぎ去った」と賞賛している。
鎌田大地も…マウリツィオ・サッリ監督に冷遇された5人
現在7位のラツィオは、インテル、サッスオーロとの2試合で今季を終える。
2024年05月13日 07:07
セリエA第36節が12日に行われ、ローマがアタランタに1−2で敗れたため、ボローニャの今季リーグ5位以内が確定。この結果、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
近年、ボローニャは常に中位を彷徨っていたが、2022年にチアゴ・モッタ監督が就任したことが転機となった。就任1年目の昨季は、2015-16シーズンのセリエA復帰以降、初となる1桁順位(9位)に入ると、今季はジョシュア・ザークツィー、リッカルド・カラフィオーリら若手選手の台頭をさらに促し、チームをアップデート。ポゼッションを重視しながら攻守にバランスの取れた戦いを見せ、最終節を残して、来季のCL出場権を獲得した。
イタリアメディア『フットボール・イタリア』などによれば、ボローニャは1964−65シーズンにCLの前身大会である『チャンピオンズカップ』予選に1度だけ出場したことがあり、来季は欧州最高峰の舞台に60年ぶりに帰ってくることになったという。なお、本大会に出場したことはなく、1992−1993シーズンに大会名称が『チャンピオンズカップ』から『チャンピオンズリーグ』に変更されて以降という意味でも、クラブ史上初の『チャンピオンズリーグ』出場となったようだ。
【ハイライト】ボローニャがナポリに勝利!
2024年05月13日 07:00
ガンバ大阪は5月11日、J1第13節で名古屋グランパスと敵地で対戦した。
前半からチャンスを作るG大阪は67分、坂本一彩のシュートのこぼれ球を岸本武流が押し込んで先制。この1点を守り抜き、1−0で白星を手にした。
試合後、クラブの公式Xが「試合後の監督インタビュー時、『バモ!ダニ!』の雄叫びをあげていたのはこちらの方です」と綴り、一本の動画をアップ。そこには、ダニエル・ポヤトス監督のフラッシュインタビュー中にキャプテンの宇佐美貴史が声を掛ける様子が収められている。
【動画】「みんないい笑顔や!」「わちゃわちゃしてて可愛い」などファン注目! 雄叫びを上げる宇佐美貴史
この投稿に、SNS上では「最高の雰囲気ですね」「愛されてる」「叫んでたのタカシか」「なんか泣きそうほんま」「みんないい笑顔や!」「非常に良き良き!」「ダニさんの嬉しそうなお顔が好き」「わちゃわちゃしてて可愛い」などの声が上がった。
難敵を下したG大阪はリーグ戦2連勝で、5位に浮上。そんな好調なチームの良い雰囲気が垣間見える一コマだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 06:55
12日に行われたエールディビジ第33節、NECナイメーヘン対フェイエノールト戦で佐野航大と上田綺世が揃ってゴールを決めた。
2024年05月13日 06:39
タイトルの行方を左右する大一番でメンバー入りさえ、叶わなかった。
5月11日に開催されたスコットランドリーグの第36節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックが勝点3差で2位の宿敵レンジャーズとホームで対戦。前田大然が誘発したオウンゴールが結果的に決勝点となり、2−1で伝統のオールドファームを制した。
【動画】前田大然が果敢な仕掛けからオウンゴールを誘発→喜びを爆発
この天王山で、小林友希はメンバー外となったものの、旗手怜央が左インサイドハーフ、前田が左ウイング、古橋亨梧がCFでスタメン出場。岩田智輝も旗手に代わって途中出場を果たしている。
一方、オ・ヒョンギュ、ヤン・ヒョンジュンの韓国代表2選手は、ベンチ入りもできなかった。
この状況を受けて、韓国メディア『Xpors News』は「セルティックのコリアンリーガーは、ダービーマッチで全員メンバーから排除された、3銃士はどこに行った? 日本人は3人が先発」と見出しを打った記事を掲載。次のように綴っている。
「シーズン最後のダービーマッチで、スタメンはもちろんベンチメンバーにもセルティックの韓国人選手を探すことができずほろ苦い」
同メディアは、「MFのクォン・ヒョクギュは冬の移籍市場でリーグ内のセント・ミレンにレンタルされたなか、セルティックに残っているオ・ヒョンギュとヤン・ヒョンジュンもリストから除外された」と悲嘆。「日本人選手は、セルティックの戦力の中核であり続けている」と続けている
日韓の明確な差に愕然としているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 06:30
横浜F・マリノスは5月12日、クラブの公式Xでスペシャルムービーを公開した。
この映像は、11日にアル・アイン(UAE)を2−1で下したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグ(2−1)で、キックオフ前に横浜国際総合競技場で流されたもの。マリノスのアンセムに乗せて、ACLの準決勝までの戦いぶりを振り返るとともに、以下のフレーズが順番に登場する。
「世界へと続くこの航路で――」「未だ見たことのない景色を目指し――」「辿り着いた史上初の決戦」「数々の困難に阻まれても」「この地でともに乗り越えてきた」「錨を上げろ」「さあ、新しい世界へ」獲るぞ。アジアの頂点を」
【動画】F・マリノスのACLファイナル用ムービー!
この投稿には、以下のような声が上がった。
「改めて見て再び鳥肌が立って感動しました」
「カッコよすぎる」
「ヤバい、泣いてしまう。涙腺崩壊する」
「これ見てるときはこっそり泣いてた」
「スタジアムで見て、マリノスAnthemに感極まった瞬間でした」
「英文が航海風味なのが本当にエモい。現地でぞくぞくした」
「試合前にこのムービーはめちゃくちゃ刺さった」
「かっこ良すぎる上に感動する言葉と最高の動画です!」
「感情の昂ぶり待ったなし!!素晴らしい演出でした」
「音楽とマッチしすぎてて最高です」
大声援を後押しに第1レグを制した横浜は、初優勝を懸けて現地時間25日に敵地で行なわれる第2レグに挑む。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 06:25
アーセナルは12日のプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦に1-0で勝利した。
日本代表DF冨安健洋は出場が危ぶまれていたが、敵地での一戦にフル出場。現地の採点はこうなった。
『London Evening Standard』「6点。ユナイテッドの攻撃がほとんど逆サイドからだったため、ボールがない場面でテストされることはあまりなかったが、ポゼッション時にはしっかりしていた」
『football london』「6点。集中を欠く場面が散見され、アントニーに侵入されそうなシーンも。トリッキーなアマド・ディアロとの1vs1の守備はよかった」
『The Sun』「7点。活力あるディアロとの試練を与えられたが、満足できる尽力を見せた。前への脅威はあまり提供できなかったが、守備では役割を果たした」
アーセナルは今季11度目のクリーンシート達成(プレミアリーグ記録は2008-09シーズンのチェルシーで12回)。一方、ユナイテッドは今季全コンペティションで9度目となるホームでの敗戦となり、クラブワースト記録に並んだ。
アーセナルが「放出したことを後悔してる」8名のスター
5連勝のアーセナルは暫定ながらリーグ首位を維持。最終戦ではエヴァートンと対戦する。