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2024年04月29日 06:20
◆ 今季最多援護を背に7回1失点! ロッテは28日、本拠地での楽天戦に10−1で勝利し連敗が「7」でストップ。先発した小島和哉は7回1失点の内容で今季2勝目をマークした。 前回登板では7.2回2失点の力投も敗戦投手となっていた小島は、この日も初回からテンポの良い投球で4回までスコアボードに「0」を刻む快投を見せていく。 5回に内野ゴロで1点を失ってしまったものの、大量援護にも恵まれ7回108球1失点、5安打・4三振・無四球の内容でマウンドを後に。持ち前の変化球のキレと制球力を存分に発揮した投球で、チームの連敗を止めてみせた。 試合後はお立ち台で「連敗を止めようってよりかは、今日から連勝するぞっていう風に気持ちを持って行って頑張りました」と力強い言葉を残したロッテの左腕エースについて、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した斎藤雅樹氏は「内容的にはそんなに悪くなかった訳ですから、本人が言っていたようにこれから連勝を目指して欲しい」と開口一番称賛。 また同じく出演した齊藤明雄氏も「“俺についてこい”って投げてる姿で見せていましたね」と頼もしさに目を細めると、続けて「負けてこんでも投げなければいけない存在なので、今日から連勝するために投げたという気持ちが先発には必要じゃないかなと思います」とコメント。 苦しいチーム状況に飲まれるどころか自分がチームを引っ張ろうとする精神力を称え、投手としてのあるべき姿を見せた小島に改めて熱視線を浴びせた。 今季は2年連続で開幕投手を務めると、ここまでローテーションの中心としてチームトップの33.2回を投げて防御率2.41の好成績を残している小島。チームでは唯一3年連続で規定投球回数をクリアしており、その高い安定感と頑丈さはもはやチームにとっては無くてはならない存在となっている。2010年以来の日本一へ向け、今後も小島の投球に注目していきたい。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』 【動画】大量援護で連敗止めた!/4月28日楽天戦の小島の2勝目ハイライト
2024年05月14日 13:45
ロッテは14日、5月17日〜19日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)の3日間で、ピンクリボン募金活動を実施することになったと発表した。
5月19日は選手達が募金箱を持って募金活動に参加。また期間中の3日間、募金箱を球場内フロア2 インフォメーション(C、Dゲート間)に設置する。集められた募金は公益財団法人日本対がん協会「ほほえみ募金」へ全額寄付され、乳がんの早期発見のための検診の推進、乳がん患者や家族の支援、検診従事者や専門家の育成、正しい知識の普及啓発活動などに役立てられる。
<千葉ロッテマリーンズ選手会コメント>
「日頃より千葉ロッテマリーンズへたくさんのご声援、ご支援をいただき誠にありがとうございます。昨年に引き続き今年もZOZOマリンスタジアムでピンクリボン募金活動を行うこととなりました。昨年はたくさんの方にご協力をいただきありがとうございました。微力ではありますが、この活動で乳がん撲滅、検診促進などにつながることを願っています。継続していくことが大切だと思いますので、これからもピンクリボン活動をサポートしていきます」
<ピンクリボン募金活動詳細>
募金箱設置日:5月17日〜19日の日本ハム戦
設置場所:球場内フロア2 インフォメーション(C、Dゲート間)
募金活動選手参加実施日:5月19日の日本ハム戦
実施時間:11時30分〜12時00分頃
実施場所:球場正面付近※柱番号13番付近
募金参加選手:当日決定
2024年05月14日 13:32
本拠地でのカージナルス戦
■カージナルス 10ー5 エンゼルス(日本時間14日・アナハイム)
エンゼルスは13日(日本時間14日)、本拠地でのカージナルス戦に5-10で敗れた。7回に一挙8点を奪われて逆転され、地区4位のアストロズに1.5ゲーム差を付けられて最下位となっている。
3回にはパリスの適時打やピラーの2ランなどで4点を先制。投げては先発ソリアーノが6回途中無失点と好投を見せた。
しかし7回に悪夢が待っていた。6回から登板していた2番手・シンバーが先頭のアレナドに本塁打を許すと、2連打を浴びて降板。3番手・ムーア、4番手・ガルシアも流れを止められず、計7安打を集中されて8点を奪われた。
8回にはピラーの適時打で1点を返したが、9回には失策から無死満塁のピンチを招き、三ゴロでバックホームした送球が逸れて2者が生還した。
ナ・リーグ中地区最下位、得点力は試合前の時点で30球団中29位と低迷するカージナルスに今季最多得点となる10点を奪われ、3連戦初戦を落とした。エンゼルスは12日(同13日)の敗戦で再び地区最下位に転落。2連敗で4位・アストロズとの差はさらに広がった。(Full-Count編集部)
2024年05月14日 13:10
アクーニャJrが2試合で3度の牽制死
■ブレーブス 2ー0 カブス(日本時間14日・アトランタ)
ブレーブスのスター、ロナルド・アクーニャJr.外野手にファンが“おかんむり”だ。13日(日本時間14日)の本拠地・カブス戦で初回に出塁するも、牽制でアウトに。12日(同13日)の試合も2度牽制で刺されており、「情けない」「これがMVP?」との声があがっている。
初回、5連勝中の今永昇太投手から四球を選ぶも、牽制に足から戻ってアウトとなってしまった。12日(同13日)の試合でも5回と7回に出塁しながら、牽制死しており、同戦では最終回に2点を奪われサヨナラ負けとなっていた。
アクーニャJr.は昨年打率.337、41本塁打、73盗塁、OPS1.012をマーク。史上初の「40本塁打&70盗塁」を達成し、大谷翔平投手(当時エンゼルス)とともにシーズンMVPを獲得。しかし今季は、13日(同14日)の試合終了時点で打率.253、3本塁打10打点と少し苦しんでいる。
ミスの続く中心選手に、ネット上のファンからは「MVP(最も価値ある選手)から1年でLVP(最も価値がない選手)に」「あまりにかっこつけていて一塁にダイビングで戻りもしない。間違ったプレーの仕方の格好の例」「スタメン外す必要アリ。彼の(野球に対する)姿勢が最悪だ」「これだから殿堂入りできない」と辛辣な声があがっていた。(Full-Count編集部)
2024年05月14日 12:37
元プロ野球・近鉄投手の佐野慈紀氏(56)が14日、自身のブログを更新。
2024年05月14日 12:19
「日本ハム−西武」(14日、エスコンフィールド)
西武ベンチに、背番号「92」の清川栄治投手育成アドバイザーのユニホームが掲げられた。清川さんは5日に悪性腫瘍のため62歳の若さで亡くなった。チームはこの日の1、2軍公式戦を喪章をつけて戦う。
清川さんは広島や近鉄で変則的なサイドスローの左腕として、中継ぎ、ワンポイントリリーフで活躍。コーチとしても広島、オリックス、西武の3球団で指導した。
昨年まで西武の2軍投手総合コーチを務めて退任。今季は球団アドバイザーに就いていたが、昨年から闘病中だった。
2024年05月14日 11:39
DeNAに5年ぶりに復帰した筒香嘉智外野手。現在の状態を不安視する声もあった中で、1軍昇格後いきなり逆転の決勝3ランも放った。11日の阪神戦でも決勝ソロを放つなど勝負強さが際立ち、5試合で打率・278、2本塁打、5打点。打撃の名伯楽・内田順三氏(デイリースポーツ・ウェブ評論家)が現在の状態や、今季活躍するための“カギ”を解説する。
◇ ◇
向こうで苦労して帰ってきて、1軍に昇格した最初の試合で逆転ホームラン。いろいろなプレッシャーがある中で素晴らしいね。ファームで結果が出ていなかったといってもあのクラスの選手には関係ない。それよりも、あの1号が出る前の打席で左中間に二塁打を打ったよね。あの一本で、感覚をつかんだと思う。
メジャーから帰ってきた日本人選手が苦労するのはタイミングの取り方。日本の投手に対しては「イチ、ニーノ、サン」とゆっくりだが、向こうは「イチ、ニ、サン」、時には「イチ、サン」と言ったように投球のテンポが速い。球の速さ、投球フォームのリズムが違うんだよね。向こうはイチローの振り子打法も変わったし、松井も軸足に残しながら余分な動きを省いて修正した。
広島の秋山も「フリー打撃のテンポからして違う」と言っていたね。近いところからポンポンと投げる。カープで2軍監督をしていた時に福留と話したこともあったが、「戻ってきてから自分のバッティングができない」と言っていた。その時に「アメリカのタイミングの取り方をしてるんじゃないか?日本の投手への準備が大事じゃないか?」と話したこともある。彼らは技術的なことや結果どうこうよりも、このタイミングや間の作り方がうまくいくかいかないかの境目になる。
向こうから助っ人がきた時も同じで、間合いを取れるかどうか。日本の投手はタイミングをずらしたり、作らせないようにしたりしてくるからね。自分がコーチをするときにはその間を作るために、落合がやっていたようなスローボールを投げてみたり、ワンバウンドのボールを打たせてみたりして、「ニ」や「ニーノ」を作っていた。
今の筒香のフォームも向こうに行き、体の使い方がよりコンパクトになっているが、日本の投手のリズムに対して間合いを作ることができたら適応していくでしょう。1軍に来て気持ちも上がり、重圧の中で素晴らしい結果も出ている。これからどんどんかつての自分が蘇ってくると思う。
2024年05月14日 11:29
ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場
■ジャイアンツ ー ドジャース(日本時間14日・ジャイアンツ)
ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3回には内野ゴロで出塁し、牽制で飛び出すも、相手のエラーが絡んで三塁へ進んだ。
初回の第1打席では初球を打って右安打を記録。2試合ぶりの試合復帰で、すぐに結果を残していた。今季ここまで9個の盗塁を決めていた大谷は、3回2死一塁の走者としてスタートを切ろうとするも、牽制につり出される形となった。今季初の盗塁死を記録してしまうも、相手のエラーを誘い三塁に進塁した。
大谷は11日(同12日)の敵地・パドレス戦前に腰に張りを感じたという。同日は「2番・指名打者」で出場していたが、無安打で迎えた9回の第5打席で代打を送られ途中交代。前日12日(同13日)の敵地・パドレス戦は腰の張りで欠場していた。(Full-Count編集部)
2024年05月14日 11:11
○ ブレーブス 2−0 カブス ●
<現地時間5月13日 トゥルイスト・パーク>
シカゴ・カブスが完封負け。
2024年05月14日 10:57
今永は5回98球7安打無失点で“球団記録”を樹立
■ブレーブス 2ー0 カブス(日本時間14日・シカゴ)
カブスの今永昇太投手が13日(日本時間14日)、敵地で行われたブレーブス戦に先発登板し、5回98球7安打無失点の投球で防御率を0.96とした。試合前時点でメジャートップだった防御率をさらに良化し、0点台にまで持っていった。
MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で「シーズン最初の8先発、ナ・リーグで自責点が公式記録になった(1912年)以降のカブス投手」を紹介。1918年のフィル・ダグラス投手が「0.95」で今永は「0.96」となっている。
ダグラスにはこの間、複数の試合で救援登板があったため、先発に限ると今永が公式記録が残っている1912年以降では球団トップとなる。今永はこの日、7安打3四球ながら5回無失点に封じる粘投を披露。2回を除き、毎回走者を背負ったものの、スコアボードにはゼロを並べ続けた。
クレバーな投球スタイルで、歴史ある球団の“記録”に名前を刻み続ける。(Full-Count編集部)
2024年05月14日 10:50
スポーツ報知は5月9日、「巨人・大城卓三がリフレッシュ抹消、阿部慎之助監督『原点に戻って』再昇格は自己申告に」との記事を配信した。記事のタイトルを見ただけでも、巨人の阿部慎之助監督が非常に気を使いながら、大城卓三に2軍行きを伝えたことが分かる。
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【写真をみる】阿部監督は小林がお気に入り? 大城“2軍行き”の「本当の理由」とは
今季の巨人は3月29日の阪神戦で開幕を迎えた。それからの12試合、大城は10試合でスタメンマスクを被り、残りの2試合は小林誠司が出場した。今季も「巨人の正捕手は大城だ」という印象が強かったはずなのに、なぜ2軍行きとなったのか。担当記者が言う。
「4月13日の広島戦で流れが変わった印象があります。この日、岸田行倫選手が初めてスタメン起用されました。その後、小林選手と岸田選手が交互にマスクを被るようになり、大城選手のスタメン起用が激減したのです。大城選手が最後にスタメン起用されたのは4月29日。それから5月8日までの8試合は小林選手が4試合、岸田選手が4試合と、2人が試合を分け合う形で起用されています」大城卓三
大城のスタメン出場が減少した理由の一つとして、打撃不振があるのは間違いないだろう。23試合・66打席で打率1割8分8厘、ホームラン0本。出塁率1割9分7厘と低迷している。
ところが阿部監督は「大城は不調だから2軍に落とした」とは一言も口にしなかった。記者団には「一番のメインは気分転換」と説明。スポーツ報知は《指揮官は大城卓の実力を認めているからこそ、再調整の時間を与えた》と伝えた。ネット社会の反映
記事の後段では阿部監督の「とにかく、野球が楽しいなとかね、もう一回そういう原点に戻ってきてくれと言ったんだけどね」という“エール”を紹介。まさに“リフレッシュ抹消”の効果を期待している──というわけだ。
ところが、阿部監督の発言を額面通りには受けとめない野球解説者もいる。何しろ今季は小林と岸田が積極的に起用されている。しかも、大城の2軍行きが決まると、“第4の捕手”である山瀬慎之助が選手登録された。
「巨人やメッツで投手として活躍した高橋尚成さんは自身のYouTubeチャンネルで、捕手としては大城選手より小林選手のほうがいいと率直に語りました。また中日の大エースだった山本昌さんもラジオ中継の解説で『監督が代われば、使う選手が代わる』と指摘。阿部監督は守りで勝つ野球を目指しており、リードや送球といった面を考えて大城選手より小林・岸田の両選手を重用している可能性があると分析しました」(同・担当記者)
巨人OBで野球解説者の広澤克実氏は「阿部監督の報道陣に対する説明は、ネット社会の影響力を考慮したものだと思います」と言う。2軍行きの本当の理由
「ストレートな表現で報道陣に説明していまうと、最悪の場合はSNSで炎上する時代になりました。阿部監督は本音をオブラートに包み、細心の注意を払った発言だったのではないでしょうか。では、本当のところ大城くんはなぜ2軍行きを命じられたのか、考えられる理由は2つです。1つはプライベートで緊急事態が発生した場合です」(同・広澤氏)
プライベートでの緊急事態と聞けば、どうしても交際や金銭などに関するトラブルを連想してしまうが、それだけではないという。
「家族や恩師が危篤だとか、親などに介護の必要があり、実家で相談しなければならないとか、そのような緊急事態でも登録を抹消するという球団が最近は増えました。もう1つの可能性は、やはり『今のままでは1軍の戦力としては認められない』と阿部監督が判断した場合です。“リフレッシュ抹消”と報道されていますが、大城くんは打撃が不振なので再調整する必要があります。しかし、そのためにわざわざ2軍に行く必要があるのでしょうか?」小林を絶賛した阿部監督
当たり前のことだが、1軍では1軍コーチが選手に指導を行う。大城はスタメンを小林や岸田に譲ったとしても、1軍に帯同してコーチと猛練習に励むのは難しいことではない。2軍コーチが1軍コーチとは比べ物にならないほどの指導能力を誇っているのなら話は別だが、プロ野球のコーチなら一定の指導水準を持っていることは言うまでもない。
「厳しい言い方かもしれませんが、そもそも大城くん、小林くん、岸田くんの3人は『巨人の正捕手』にふさわしい実力の持ち主ではありません。どんぐりの背比べという中で、大城くんは打撃がセールスポイントでした。それが今の打撃成績で2軍行きを命じられたということは、かなりの危機感を持つ必要があります。やはり“リフレッシュ抹消”は建前なのではないでしょうか。それこそ今季に限れば岸田くんの打撃のほうが、よほど見るべきものがあります」(同・広澤氏)
スポーツ報知は5月3日、「巨人・阿部監督の本音『大城メインでいきたいんだけど』小林、岸田と3捕手併用の理由明かす」との記事を配信した。
この記事で阿部監督は、大城を《はっきり言うと精彩を欠いている》と評し、小林については《誠司を使って、すごく落ち着きが出てきた。間がいい。投手との間、返球の間、試合を運んでいく中でのいろんな間が素晴らしいなと思って見ている》と語った。巨人の落ち度
「繰り返しになりますが、3人の捕手には一長一短があり、図抜けた選手はいません。その上で、阿部監督になってから、小林くんのスタメン出場が増えたのは記録から明らかです。こうしたことから考えると、阿部監督は、昨季まで小林くんが置かれていた状況に同情していたのではないでしょうか。さらに結局のところ、監督には好きな選手と嫌いな選手がいるものです。もちろん成績や調子でスタメンを決めるとはいえ、好きな選手は起用したくなるのが人情でしょう。阿部監督は大城くんより小林くんのほうに相性の良さを感じているのかもしれません」(同・広澤氏)
いずれにしても、3人の優れた捕手が正捕手の座を巡って激しく争っているわけではない。「3人の中でマシな捕手は誰か」というレベルでしかない。
「捕手にとって最も重要な仕事は、言うまでもなくリードです。配球を組み立てるには打者心理と投手心理の深い理解が欠かせません。3人だってリードについて考えなかったわけではないでしょう。巨人の首脳陣が教えてこなかったのです。私は野村(克也)監督が古田(敦也)を育てる姿を間近で見て来ました。キャッチャーは一朝一夕に育ちません。野村監督ほどの徹底的な教育、指導を巨人が捕手に行ってきたとは思えません」(同・広澤氏)早くもFAに関心
実は今オフ、トップクラスの捕手が相次いでFA権を取得するため、早くも話題を集めている。ソフトバンクの甲斐拓也、阪神の坂本誠志郎、中日の木下拓哉──そして大城の名前も入っている。
「捕手の育成は難しいため、FAでの獲得を考える球団が少なくありません。さらに最近は複数の捕手で1シーズンを乗り切るチームが増えてきました。こうした事情から、今オフのFAで捕手が話題の中心になるのは間違いないでしょう。例えば甲斐くんがFAを宣言すれば、巨人は関心を示す可能性があります。ならばソフトバンクは坂本くんの獲得を検討するでしょう。大城くんが移籍を希望すれば、セリーグならDeNAが名乗りをあげてもおかしくないと思います。来季は捕手の所属チームがガラッと変わる可能性もあるのではないでしょうか」(同・広澤氏)
デイリー新潮編集部
2024年05月14日 10:42
オラクルパークでの試合…ジャイアンツファンから大ブーイング
■ジャイアンツ ー ドジャース(日本時間14日・ジャイアンツ)
ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場。試合前にスタメンが発表されると、ライバル球団の本拠地では大ブーイングが起こった。
2021年5月31日(同6月1日)となるオラクルパークでの試合。開始10分前にドジャースのスタメンがアナウンスされると、ジャイアンツファンからは大ブーイングが起こった。
ジャイアンツは昨年大谷がFAとなった際に獲得候補として挙げられていたが、同地区のライバル球団でもあるドジャースに入団する結果となった。
大谷は同球場では3試合で打率.000(8打数0安打)、0本塁打、OPS.200と、まだ1本をヒットを打っていない。3連戦初戦で結果を残すことができるか。(Full-Count編集部)
2024年05月14日 10:23
直近162試合のOPSランキングで大谷が1位
ドジャースの大谷翔平投手は、今季ここまで打率.352、11本塁打、27打点。
2024年05月14日 10:08
◆ 李政厚が負傷者リスト入り
現地時間13日、サンフランシスコ・ジャイアンツは李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が左肩の脱臼により10日間の負傷者リストへ入ることを発表した。
李政厚は現地時間12日のレッズ戦に中堅手として出場し、初回の守備時に飛球を追ってフェンスへ激突。そのまま倒れこみ、チームスタッフに左腕を抑えられながら、負傷交代。試合後に左肩の脱臼であることが発表され、翌13日にはMRI検査の受ける予定とされていた。
韓国代表の李政厚は、中日でプレーした李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持つ、愛知県名古屋市生まれの25歳。KBOで7年間プレーし、通算打率.340を記録。MLB1年目の今季は主に「1番・中堅手」として37試合に出場し、打率.262、2本塁打、OPS.641という成績。直近では6試合連続安打をマークし、チーム2位の打率、安打数を記録していた。
ナショナル・リーグ西地区4位のジャイアンツは、現地時間5日に今季新加入のホルヘ・ソレア、同10日に同じく新加入で正遊撃手のニック・アーメッドが離脱。同12日にはチームトップの打率、本塁打、OPSを記録していたマイケル・コンフォートが負傷者リストへ入っており、主力野手の離脱が相次ぐ苦しい状況となっている。
2024年05月14日 10:00
現在、チームのクローザーを任されている巨人・バルドナードと阪神・ゲラ。
この2人は2023年WBCで、パナマ代表のメンバーとして共に世界一を目指して戦った仲間だ。3大会ぶり3度目の出場となったパナマは1次ラウンドでキューバ、イタリア、オランダ、チャイニーズ・タイペイと同組のプールAに属した。初戦のチャイニーズ・タイペイ戦を12-5で勝利し、悲願のWBC初勝利を飾ると、侍ジャパンと準々決勝で対戦したイタリアを2-0で完封。1次ラウンド2勝を挙げ、躍進した。
前述のイタリア戦では、バルドナードが7回から登板。7.8回の2イニングを無失点に抑えると、9回はゲラがマウンドに上がり、相手打線を0で封じセーブをマーク。バルドナードからゲラへの継投リレーで逃げ切り、チームの勝利に貢献した。
その後、バルドナードは23年7月に巨人に加入し、ゲラは今季から阪神でプレー。共に活躍の舞台を日本に移した。
「WBCは特別な瞬間だった。今こうして彼と共に日本でプレーでき、とても幸せに思っているよ」と話すのは、巨人・バルドナード。時折、白い歯を見せながら当時を懐かしむ様に思い出を語ってくれた。
一方の阪神・ゲラも「本当に嬉しいね。同じ国でプレーしているのは凄い事だと思うし、特に彼とは仲が良かったから。今は日本で違うチームだけど一緒のチームでやるよりも、"対戦する"という方が意味があると思う。だから素晴らしい事だと感じているよ」と話した。
かつてはWBCで同じ目標を持って戦った同志だが、今はライバル。巨人と阪神という伝統球団で躍動する2人のパナマニアンから、目が離せない。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
2024年05月14日 10:00
広島が堅守を武器に粘り強く戦っている。13日時点でチーム失策数は12球団最少の10。内野が天然芝のマツダスタジアムで、苦戦しながらも結果を残す選手の対策などを探った。
今季のカープの大きな強みになっているのが、堅実な守備だ。三好内野守備走塁コーチは「接戦が多いけど、併殺が欲しい時に取れている。選手たちがよく頑張ってくれている」と目を細める。
同コーチから守備の話を聞いていると興味深い言葉があった。「マツダスタジアムの内野はセ・リーグで一番難しいですから」。その要因はセ・リーグの本拠地で唯一、内野でも使用されている天然芝にあるという。「他の球場より芝が長くて、土の部分との段差が大きい。打球のイメージとしては芝で緩くなって、硬い土で加速する感じですね」。人工芝とは大きな違いが生まれる。
しかし、今季マツダスタジアムでの6失策のうち、打球の捕球時は3失策と安定感抜群。基本的な対策などは「選手に任せています」とした上で、「芝の中で取ってしまえば影響はない。その逆で(芝と土の)境目から離れて捕球できたら多少影響もなくなる。その辺りの細かい守備位置とかは、指示を出す場合もある」と小さな積み重ねが功を奏している。
選手も「難しい」と口をそろえる。遊撃と三塁で16試合ずつスタメン出場している小園は「どうバウンドするか、グラブに入るまで分からない」と説明。出場が増加している三塁の守備では、遊撃よりも打球が速く余裕がある分「最悪、1度落としてもOK」という心構えであることを明かし「どう跳ねてもいいような準備は常にしています」と攻略法を口にした。
好守を連発し、遊撃のレギュラーをつかみかけている矢野は「気温や湿度によってもバウンドが変わってくる」と分析。試合中でも、土の硬さの変化などで打球が安定しないこともあるそうで「とにかく確認と準備です」と語った。
チームを支える堅実な内野守備の裏には、首脳陣と選手それぞれの努力があった。(デイリースポーツ・高橋涼太朗)