2024年04月29日 08:54
● ロッキーズ 2−8 アストロズ ○ <現地時間4月28日 エスタディオ・アルフレド・アルプ・エルゥ> MLBワールドツアーの今季第3弾として、メキシコの首都メキシコシティで「メキシコシティ・シリーズ」2連戦が開幕。ヒューストン・アストロズが2連勝を収めた。 アストロズは初回、ヨルダン・アルバレスの犠飛とカイル・タッカーの2戦連発となる7号ソロで2点を先制。一度は追い付かれたものの、3回表にホセ・アルテューベの7号ソロで勝ち越し、続く4回表にはジェレミー・ペーニャの3号ソロで追加点。8回表には、一挙に4点を奪い、試合を決定付けた。 投手陣ではフランバー・バルデスが負傷者リストから復帰。球数制限のある中、71球で5回2失点と試合を作り、今季初白星をマーク。一時は昨季の先発ローテーションが揃って戦線離脱する事態に陥ったが、ジャスティン・バーランダーに続いて大黒柱が復帰。さらに、現地時間21日に負傷者リストへ入ったクリスチャン・ハビエルも近日中に復帰すると見られている。 チームは2試合で23安打、6本塁打、20得点と打線が爆発。2連勝でメキシコ遠征を終え、アメリカン・リーグ西地区4位のエンゼルスまで1ゲーム差に接近。中一日を開け、次の6連戦では中地区首位ガーディアンズ、西地区首位マリナーズと対戦する。
2024年05月14日 20:39
「巨人2−1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)
巨人が最少リードを守り抜き、2カード連続で初戦を勝ちきった。4試合ぶりに先発マスクをかぶった岸田が、二回に今季1号2ランで先制。先発の山崎伊は7回を投げ、5安打1失点で4勝目を手にした。今季、地方球場では3戦3勝だ。
「何とか先制点を取りたいと思っていました。素晴らしいスタジアムで最高の結果で先制することができて良かったです」。二回、1死一塁で打席に立った岸田は2球目、初球ストライクの151キロを左翼スタンドに運んだ。温かい声援に背中を押されるように、初回にオコエ、二回に長野、六回には吉川と再三の好守でピンチを救った。
二回には坂本が左前打を放ち、通算2352安打を記録。「打撃の神様」川上哲治氏を抜き、NPB歴代単独13位に立った。安打を重ねる度、球史に残る大打者と肩を並べ、追い越していく日々。同12位・落合博満氏の2371安打も視界に捉える。阿部監督も「若い選手の教科書だな」と賛辞を惜しまない。
先発の山崎伊は、序盤のリードを粘りの投球で守った。五回、1死二塁から蝦名に左前適時打を浴びたが、この回を最少失点で切り抜けた。味方の好守にも助けられながらの粘投。4月9日のヤクルト戦、同23日の中日戦に続き、地方球場では3戦3勝。慣れないマウンドで無類の強さを誇る。
八回以降は船迫、バルドナードと繋ぎ、リードを守った。
2024年05月14日 20:38
「オリックス1(降雨コールド)4ロッテ」(14日、沖縄セルラースタジアム那覇)
オリックスは3連敗。16年以来、8年ぶりに沖縄での主催ゲームだったが、勝ちきることはできなかった。
先発の東が立ち上がりからロッテ打線に攻め込まれた。初回先頭の岡、藤岡が連打で出塁。続く友杉がセーフティースクイーズを敢行。一塁・セデーニョが必死に本塁へグラブトスしたが、一犠打野選という形になって先制されてしまう。
その後、角中、山口にも適時打を許し、この回3失点となった。
続く二回は1死から岡に左越えソロを許す。結果的に東は4回2/3を投げ、自己ワーストの被安打10、自己ワーストタイの4失点でマウンドを降りる形となった。
打線は序盤から拙攻が続く。塁上に走者を置いてもなかなか生かすことができなかった。
3点を追う初回、反撃のムードはあった。1死二塁から中川の中前適時打で1点を返し「いいところに打球が飛んでくれてよかった」。続く森も四球で出塁と良い流れだったが、セデーニョが空振り三振、西川が左飛に倒れ、加勢することができなかった。
3点を追う三回も1死一、二塁でセデーニョに打席が回ったが、打球が正面を突き遊ゴロ併殺打。四回も先頭の西川が右前打で出塁したが、続く紅林が遊ゴロ併殺打と波に乗ることができなかった。相手先発の西野からチャンスは作っていただけに、もったいない攻撃が続いてしまった。
2024年05月14日 20:32
巨人 ― DeNA(セ・リーグ=14日)――巨人の坂本が二回、通算2352安打目となる右前打を放ち、球団OBで「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治を抜き歴代単独13位となった。
ケイが投じた155キロの内角球を捉え、一、二塁間を抜いた。川上に並んだ12日、「通算何本とかは考えていない」と自然体を強調。次戦の第1打席で抜いてみせた。
2024年05月14日 20:28
「中日−阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神・村上が巧みなけん制で一塁走者を刺した。
2024年05月14日 20:21
「中日−阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神・大山があわや頭部死球の投球を、後ろに倒れてかわした。
七回2死二塁、カウント1−1から中日・高橋宏の3球目が内角高めへ。大山のヘルメットの横をかすめるように通過し、捕手のミットに収まった。大山は後ろに倒れるようにしてかろうじてよけたが、倒れた衝撃でヘルメットが飛んだ。
ネクストバッターズサークルに戻って間を置き打席に戻ったが、フルカウントから三ゴロに倒れた。
大山は11日のDeNA戦でも左肩に死球を受けるなど、相手投手の厳しく攻められている。SNSでは「大山さんにまたですかー」「なんで大山ばっかりこんなビーンボールくるんや」「頭部付近への投球 ヒヤッとするわ」「大山頭部付近の」「大山様よく避けたわ…ほんと怒らんよな」と同情の声が寄せられた。
2024年05月14日 20:19
「オリックス−ロッテ」(14日、沖縄セルラースタジアム那覇)
オリックス・東が五回途中4失点で降板。4月4日に今季初勝利を挙げて以来、4戦連続で勝ち星を逃した。
初回に先頭岡の二塁打から友杉の一犠野で先制点を献上。さらに角中、山口にも適時打を許して3失点した。二回にも岡にソロ被弾。三回以降も毎回安打を許す苦しい投球となり、五回2死一、二塁で降板となった。
東は4月4日の今季初勝利で、22年のデビューから無傷の8連勝。だが、同12日の日本ハム戦で敗戦を喫してから、4戦連続で勝ち運から見放されている。
2024年05月14日 20:15
アスレチックスなどで活躍したデービスが引退、ナイチンゲール記者が伝えた
アスレチックスなどで活躍し、2018年には本塁打王のタイトルを獲得したクリス・デービス外野手が、現役引退したことがわかった。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が伝えた。2023年以降はプレーから遠ざかっていた。
ブルワーズで頭角を表すと、2016年2月にトレードでアスレチックスに移籍。2016年から3年連続で40本塁打を記録するなど、メジャーを代表する大砲に成長。2019年4月に2年3350万ドル(約52億円)で2020年からの2年契約を結んだ。
しかし、2020年は30試合の出場で打率.200、2本塁打、OPS.632と急降下。2021年2月にはトレードでレンジャーズに移籍した。新天地でも22試合で打率.157、2本塁打、OPS.596と復活できず、2021年6月にDFA(事実上の戦力外)。その後は古巣アスレチックス、メキシカンリーグ、独立リーグを転々としていた。
メジャー9年間で980試合に出場して打率.242、221本塁打、OPS.805。本塁打王に輝いた2018年には、エドガー・マルティネス賞も受賞した。2015年から4年連続で打率.247でシーズン終了となるミラクルを起こすなど、日本でも話題となった稀代の名スラッガー。36歳にしてユニホームを脱ぐ決断をしたようだ。(Full-Count編集部)
2024年05月14日 20:07
「中日−阪神」(14日、豊橋市民球場)
有隅球審に3度ボールが直撃するハプニング。
2024年05月14日 19:58
「中日−阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神が2つの内野ゴロで逆転に成功した。
1点ビハインドの六回。先頭の3番・近本が四球を選んだ。1死一塁からは佐藤輝が中越え二塁打。12日のDeNA戦(横浜)は欠場だったが、自身2試合連続マルチ安打とした。
1死二、三塁からは前川が一ゴロに抑えられるも、一塁・中田の本塁送球が一塁側に少しそれた。三走・近本が快足を飛ばして、間一髪で同点のホームを踏んだ。
さらに、続く坂本はしぶとく二ゴロを打って、勝ち越し。結局、この回は1安打だけで逆転となった。岡田監督は3番の起用に頭を悩ませているが、この日は3番の四球が起点になって得点につながった。
2024年05月14日 19:50
「中日−阪神」(14日、豊橋市民球場)
阪神・近本の神走塁で同点に追いついた。0−1の六回1死二、三塁で、前川の打球を処理した一塁・中田の本塁送球がやや一塁側にそれた。三塁走者の近本は体を三塁側に倒しながら足からスライディング。捕手のタッチをかいくぐって生還した(記録は一ゴロ野選)。
SNSでも「近本の走塁すげえ」「近本も流石すぎる、ドラフトの時打てる重信って言ってごめん」「近本走塁うま」「近本の足やね」と称賛の声が相次いだ。
阪神はなおも1死一、三塁で坂本の二ゴロの間に勝ち越しの2点目を奪った。
2024年05月14日 19:26
「中日−阪神」(14日、豊橋市民球場)
中日・田中の好守備に豊橋のファンが沸きに沸いた。五回2死一塁で阪神・中野の打球は二遊間を破りそうな痛烈な打球。田中が横っ跳びで捕球すると、グラウンド上で体を横に回転させながら、ひょいっと二塁へ送球してアウトにした。
球場内は大歓声でSNSの中日ファンも大盛り上がり。「うわー、今日は中日の流れやな。田中よく取ったな」「田中幹也のスーパープレー」「中日の田中 菊池並の守備しておる」「超絶スーパープレー!!」「中日の田中変態守備の系譜やな」など歓喜の声であふれた。
田中は打撃でも、初回に右翼線二塁打を放つと、三回に先制の右前タイムリー。好守備の五回には左前打を放ち、自身2度目の1試合3安打をマークした。
2024年05月14日 19:09
「ヤクルト−広島」(14日、坊っちゃんスタジアム)
広島の新4番・小園海斗内野手が先制の適時三塁打を放った。
2024年05月14日 19:08
「オリックス−ロッテ」(14日、沖縄セルラースタジアム那覇)
人気子役の浅田芭路(10)が始球式を行った。
浅田は琉球放送で放送中の「麦飯石の水」のCMイメージキャラクター。CMで着用する白と青の衣装で登場すると、マウンドの前で一礼した。大歓声に両手を上げて応えると、振りかぶって投球。ボールはロッテ・岡の背後を通る一球となったが、大きな拍手がわき起こった。
SNSでは浅田と気づかない人が「始球式の子可愛いんだが」、「なにこの始球式のかわいい子」、「可愛いお嬢ちゃんの始球式」、「なんて可愛い始球式」などと話題に。浅田は朝ドラ「ちむどんどん」に出演していたが、「舞い上がれで子役として出てた子じゃん!」「未来の新垣結衣だろ」などのコメントも上がっている。
2024年05月14日 18:29
メッツ・メンドーサ監督の激怒も虚しく敗戦
■フィリーズ 5ー4 メッツ(日本時間14日・ニューヨーク)
メッツのカルロス・メンドーサ監督が審判に激昂した。13日(日本時間14日)にニューヨークで行われたメッツ-フィリーズの9回2死一、二塁で事件が起こった。メッツが4-3と1点リードの場面で起きた“誤審”に指揮官は我慢ができなかった。
カウント3-1から、守護神のエドウィン・ディアス投手がウィット・メリフィールドに外角変化球を投じ、空振りを奪ったように見えたが、一塁塁審は「スイングしていない」と判定。四球で2死満塁となり、次打者のボームに押し出し死球をぶつけて同点に。延長10回に1点を加えられ、敗戦した。
1つの“誤審”で勝敗が変わることになり、ファンは「審判はフィリーズのことが好きだ」「どう見てもスイング」などと怒りの声を上げている。
ニューヨーク放送局「SNY」が公式X(旧ツイッター)で「メンドーサ監督はカウント3-1で、ウィット・メリフィールドに対してスイングをとらなかったことで、塁審に不満を露わにした」と映像とともに投稿。この投稿を見たファンは「また審判員がメッツを台無しにした」「実に酷い」など、不満の声を募らせていた。
さらには「あの塁審を調査しなければいけない」「スイングではないってどういうこと」「吐き気がする」「一塁塁審は寝ていたんだろう」「酷い判定」など、苛立ちを隠せないファンも目立っていた。(Full-Count編集部)
2024年05月14日 17:55
「日本ハム4−1西武」(14日、エスコンフィールド)
日本ハム・山崎福也投手が、9回137球8安打1失点で今季2度目の完投。リーグトップタイの4勝目を挙げた。「9回を投げ切れたことがすごくうれしい。ランナーも出したけど、慌てず自分らしい投球ができたのがよかった。うれしい疲労感ですね」と汗をぬぐった。
序盤から走者を背負う展開は続いたが、要所を締める粘り強い投球。「結構ヒットも打たれてたんで、大丈夫かなというのはあったんですけど(伏見)寅威さんの真っすぐを出すタイミングが今日はよかったですね。助かったケースもありました」とキャッチャーに感謝した。
さらに七回のマウンドを降りる際に、ベンチの新庄監督から2を示すサイン。八回終わりには1と、残りイニングを伝えるカウントダウンがあった。「指が減っていくのを見て、テンション上がりました。うれしいですね」。終盤の苦しい場面で、監督が無言で背中を押してくれた。
自身の力投でチームの連勝を4に伸ばした左腕。「まだ5月ですし、もっと勝ってソフトバンクを倒さないといけない。最低でもAクラス。もちろん優勝目指して、雰囲気を作っていきたい」と力を込めた。