2024年04月29日 10:26
【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介! 4月28日、サガン鳥栖はJ1第10節で柏レイソルと敵地で対戦し、1−1で引き分けた。 チームを勢いづける先制点は、今季加入の新ストライカー、マルセロ・ヒアンの一撃だった。14分、河原創の正確なプレースキックにヘッドで合わせる。放たれたボールは弧を描くように相手GKの頭上を通過し、ゴールに吸い込まれた。 ただ、先制して以降、鳥栖は守勢に回る展開になり、40分に失点。終わってみれば、シュート数は柏の15本に対して鳥栖は3本と、内容で圧倒されたゲームだったと言える。 M・ヒアンは数少ない決定機を確実に決めきった得点シーンをこう振り返った。 「(先制点は)トレーニングで準備してきた形です。距離もあったので、強いシュートではなく、柔らかいシュートを選択しました。リーグ戦で2試合連続ゴールできたことを嬉しく思いますし、引き続き努力を続けていきたいです」 昨季に当時J1の横浜FCで、来日前を含めて自己最多のシーズン3点を挙げたM・ヒアンだが、今季は前節の鹿島アントラーズ戦の2ゴールでキャリアハイの4ゴールを達成。柏戦で5点目をマークし、好調ぶりに拍車をかけている。 飛躍の可能性を感じさせる21歳のブラジリアンは、苦しんだ柏戦のチームの出来を振り返りつつ、次節の東京V戦に向けて、こう意気込んだ。 「柏からすれば、先に失点をして、より攻撃的にならなければいけない状況でした。僕らは良い守備から追加点を狙ってプレーしましたが、思ったよりも守備に回る時間が増えてしまった。ただ、アウェーでの勝点1は悪い結果ではないと思います。 次節も難しい試合になるとは思いますが、ホームでプレーできるので、良い試合を見せたい。そのために、今日の疲労を回復し、良い準備をしたいです」 今節はアウェーでしぶとく勝点1を掴んだが、順位表では18位と、いまだ降格圏から抜け出せていない。 「4月8日に娘(第一子)が生まれて、モチベーションが上がっている」と語る背番号99は、苦しむチームを救えるか。 取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月15日 16:47
ザスパ群馬は15日、FW北川柊斗の負傷を報告した。
今回の発表によると、今月6日の2024明治安田J2リーグ第14節清水エスパルス戦にて負傷した北川は、左ハムストリング損傷と診断されたとのことだ。なお、全治は明かされていない。
1995年6月1日生まれの北川は現在28歳。名古屋グランパスのアカデミーから筑波大学を経て、2018年にモンテディオ山形でプロキャリアを始めた。2021シーズンにザスパ群馬に加入した後、今シーズンはここまで公式戦9試合に出場し3得点を記録していた。
2024年05月15日 16:30
ガンバ大阪が運営している公式Youtubeチャンネル「GAMBA-FAMiLY.NET」で配信されている「CAZI散歩」。クラブOBでもある元日本代表DF加地亮がMCを務めているコンテンツだ。
今回その「CAZI散歩」に、今シーズン横浜FCからガンバ大阪へと移籍してきたFW山下諒也が出演。加地亮とトークを行っていた。
Jリーグで屈指のスピードを持っていると評価される山下諒也は、今季のガンバ大阪で公式戦6試合に出場。その全てが途中からのプレーで、スーパーサブとして起用されている。
そのスピードの秘密について、加地亮の質問に対して山下諒也は以下のように話していた。
山下「身長は163〜4cmです。多分、Jリーグで一番体重が軽いんじゃないかと思います。身長はもうちょっと低い人がいますね」
加地「それであんなに速いの?」
山下「気付いたときから速かったんです。小さいときからずっと」
加地「別に走るトレーニングをしているとか、そういうわけではなく?」
山下「していないですけど、毎日外にいましたね。小さいときから」
加地「ただ、スピードがあるがゆえの故障もあるし、去年から今シーズンにかけても怪我をしていましたけど、ようやく復帰してどうですか?」
山下「やっぱり健康って大事だなと思いましたね。普段は思わないのに。想定よりは早い復帰だったんですけど。自分としてはダービー前(5月6日)くらいの予定だったんですが、それを少し早められました」
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4月20日に行なわれた浦和レッズ戦でガンバ大阪への加入後初出場を果たした山下諒也。これは予想よりも3週間ほど早い復帰だったようだ。
そしてその途中出場から最大限に生かされるスピードの秘密は、「小さいときから気付いたら速かった」とのことだ。
2024年05月15日 16:25
プレミアリーグのニューカッスルは今夏、日本ツアーを実施。「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」で、7月31日に埼玉スタジアム2002で浦和と、8月3日に国立競技場で横浜と対戦する。
クラブの公式サイトによれば、エディー・ハウ監督も「この夏に日本を訪問できることを嬉しく思う」と喜んでいるようだ。
「日本は素晴らしい国であり、選手、スタッフ、サポーターにとってユニークな経験になるだろう。我々は2つの特別なスタジアムで、2つの強豪チームに挑む。来シーズンに向けて、その時点で必要なフィジカルテストの種類を提示してくれると確信している」
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またピーター・シルバーストーン最高商業責任者は「招待してくれたJリーグとドコモに感謝したい」とコメント。「我々が世界的に存在感を高め続けるなかで、現地や遠征するファンの前でプレーするエキサイティングな機会となる」と伝えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 16:21
クラブに対する気持ちの表われかもしれない。
2024年05月15日 16:02
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、試合に敗れたことに対して喜んでいるファンたちに苦言を呈した。14日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグ第34節延期分が14日に行われ、トッテナムはホームで、マンチェスター・シティと対戦。51分にアーリング・ハーランドに先制点を許すと、90+1分にはハーランドにPKを決められ、0−2で敗戦。この結果、トッテナムは来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内となるトップ4フィニッシュの可能性が消滅した一方、マンチェスター・シティは暫定首位だったアーセナルを抜いて首位に浮上している。
試合後、ポステコグルー監督は「基盤がかなり脆弱だ。ここ48時間でそれがよくわかった。クラブ内でも、外でも、どこでもね。興味深いことだった。私の観察に過ぎないけどね」と試合前からノース・ロンドンのライバルであるアーセナルの20年ぶりの優勝を阻止するために、マンチェスター・シティに負けることを望んでいる一部のトッテナムファンが存在していたことに困惑していたことを明かした。
実際に51分にマンチェスター・シティが先制した後には、トッテナムのサポーターから「アーセナル見ているか?」といった自チームの失点を喜ぶ内容のチャントが歌われてもいた。
本拠地ながら異様な雰囲気となっていたことはチームに影響を与えたかと聞かれたポステコグルー監督は「間違いなくね。それが現状だ。人々が何をするかを私が指図することはできない。彼らは好きなように自分を表現することが許されている。でも、試合の終盤に勝者がいるのは観客が私たちを助けてくれるからだよ」と自チームの勝利を望まない状況への違和感を口にしつつ、次のように続けた。
「(チャントには)興味がない。もしかしたら、私はズレているのかもしれないけど、気にしてなどいない。ただ勝ちたかっただけだ。私はこのクラブで成功したい。それがここに連れて来られた理由でもある」
「だから、他の人たちが何をしたいのか、どのように感じたいのか、彼らの優先事項が何なのかは私には全く興味がない。勝てるチームを作るために何が重要なのかはわかっている。私が集中すべきことはそれだけだ」
【ハイライト動画】トッテナムvsマンチェスター・シティ
2024年05月15日 15:43
Jリーグは15日、一部報道に対する声明を発表した。
今回の声明は、放映権の長期大型契約を締結しているDAZNからJリーグに対して、減額の提案があったと、一部メディアに報じられたことに伴うもの。2026年夏からのシーズン移行が決定したJリーグが、移行期の大会方式を巡る論議を続ける中、DAZNから同期間中の放映権の減額を提案されたという主旨の報道がなさていたが、「DAZN社から報道のような提案があったという事実は一切ございません」と否定している。
Jリーグの一部報道に対する声明は、以下の通り。
「本日、一部報道機関において、2026年からのシーズン移行に伴う移行期の大会方式に関連して、『DAZNから減額の提案があった』との報道がありました。移行期の大会方式に関しては、様々な可能性を議論しており、各ステークホルダーの皆様ともコミュニケーションを取っておりますが、DAZN社から報道のような提案があったという事実は一切ございません。なお、シーズン移行期の大会方式に関しては、決定次第公表いたします」
2024年05月15日 15:30
Jリーグは15日、一部報道機関において、2026年からのシーズン移行に伴う移行期の大会方式に関連して「DAZNから減額の提案があった」という報道内容を否定した。
2017年シーズンからDAZNとオフィシャルブロードキャスティングパートナー契約を結んでいるJリーグ。現行の契約は、2023年3月30日に発表された「2023年から2033年までの11年間、約2,395億円」というものだ。
一方で、Jリーグは昨年、2026-27シーズンからのシーズン移行を決定。春秋制から移行する際、約半年間の“空白期間”が生まれることから、この0.5シーズンないし1.5シーズンの間リーグをどのように運営するかは目下の検討課題となっている。
今回のリリースに当たって、Jリーグは以下のように現在の状況を説明し、移行期の大会方式に関する報道内容を否定している。
「移行期の大会方式に関しては、様々な可能性を議論しており、各ステークホルダーの皆様ともコミュニケーションを取っておりますが、DAZN社から報道のような提案があったという事実は一切ございません。
なお、シーズン移行期の大会方式に関しては、決定次第公表いたします」
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移行期の大会方式に関しては、0.5シーズンでの開催が有力となっており、J1からJ3まで地域ごとに8グループに分け、総当たりのリーグ戦と順位決定トーナメントを行う新大会案なども報じられている。
2024年05月15日 15:26
伝説的ゴールが再び脚光を浴びている。
2024年05月15日 14:53
ルカ・モドリッチのレアル・マドリード退団が、現実味を帯びてきているようだ。14日、スペインメディア『Relevo』が報じている。
バルデベバスのオフィスが、“英雄”との契約を延長しないことを決断したようだ。2012年夏に加入して以降、頭抜けたサッカーIQの高さや一級品のテクニック、さらにはキャプテンシーを発揮するルカ・モドリッチは、前人未到の3連覇を含む通算5度に渡ってチャンピオンズリーグを制した他、計25タイトルを獲得。2018年のバロンドール賞をも受賞し、王の地位を確立するクラブの歴史にその名を刻んだ。在籍12年目の今シーズン、38歳となった同選手はここまでの公式戦プレータイムが2140分(昨シーズンまでは3000分越え)と若干の衰えは見せたものの、2得点8アシストとまだまだ健在であることを証明。今夏に満了を迎える現行契約の延長を望んでいるとされてきた。
しかし、レアル・マドリードは“2つ”の理由から契約延長を行わないことを決断したようだ。『Relevo』によると、クラブ側は、モドリッチらの後継者となり得る若手選手に道を譲る時がきたと考えているという。例えば、昨夏に加入した19歳のMFアルダ・ギュレルは、数回の負傷によりシーズンの半分近くを棒に振ったものの、今年1月以降はプレータイムが350分ながら、4得点とその才能を徐々に開花させている。事実として、カルロ・アンチェロッティ監督が頼った時に、素晴らしいパフォーマンスを見せるモドリッチの存在は、先のギュレルの出場機会を奪うものになっていたと見解を示した。
また『Relevo』は、大きな割合を占めるわけではないが、経済的な面もあると指摘。クラブにおけるモドリッチの年俸はトップクラスで、選手本人が減俸をも辞さない構えとはいえ、今夏の移籍市場に向けてスペースを空けることは悪いことではないとしつつ、「とりわけ、キリアン・エンバペだ。例え、パリ・サンジェルマンからフリーで加入するとしても多額の費用がかかるだろう」と、エンバペに用意する契約に盛り込まれる条項(チームトップクラスとなる年俸やボーナス等々)が多少影響を与えると併せて伝えている。
この決断は、状況が急転しない限りは覆らないところにまできているとのことだ。レアル・マドリードでは“ワン・クラブ・マン”のナチョ・フェルナンデスの退団も確実視されている他、アスレティック・ビルバオのイケル・ムニアインやドルトムントのマルコ・ロイスなど、クラブの象徴となる選手の退団が相次いでいる。果たして、クロアチアと、そしてレアル・マドリードの“英雄”となった後、ルカ・モドリッチも公式戦通算530試合以上を出場したクラブを去ることになるのだろうか。
2024年05月15日 14:41
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、途中交代に不満を爆発させたブラジル代表GKエデルソンについて言及した。14日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
プレミアリーグ第34節延期分が14日に行われ、マンチェスター・シティは敵地でトッテナムと対戦。51分にアーリング・ハーランドが先制点を決めると、90+1分にはハーランドがPKからダメ押しとなる追加点を挙げ、2−0で勝利した。この結果、暫定首位だったアーセナルを抜いてマンチェスター・シティは首位に浮上。勝ち点「2」差で19日に行われる最終節のウェストハム戦を迎えることとなった。
この試合に先発出場していたエデルソンだが、62分の場面でボールをキャッチした際に飛び込んで来たクリスティアン・ロメロと衝突。治療を受けた後、プレーを続行したものの、69分にシュテファン・オルテガと交代となった。この交代に納得のいかなかったエデルソンはベンチに置いてあったクーラーボックスを蹴り上げるなど、不満を爆発させていた。
試合後、エデルソンを交代させた理由について聞かれたグアルディオラ監督は「エデルソンは目に衝撃を受けて腫れていた。彼は正しく見ることができていなかった。医者から彼を交代させなければならないと言われた。医者がそう言うなら私に他の選択肢はない」と説明した。
また、交代後に不満を爆発させていたことについては「わかっている。彼はプレーしたかったんだ。理解している」と語るにとどめている。なお、脳しんとうでの交代ではないことから、最終節にエデルソンが出場する可能性があることも明かしている。
【ハイライト動画】トッテナムvsマンチェスター・シティ
2024年05月15日 14:36
米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC(Los Angeles FC、LAFC)は14日、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)からオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が加入すると正式発表した。契約は2025年シーズンいっぱいまでとなっている。
37歳のジルーは、フランス代表としてともに2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)で優勝を果たしたウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)のチームメートとなる。
代表チームの歴代採択得点記録を持つジルーは、前日にLAFCへの加入をソーシャルメディア上で発表していた。
LAFCのジョン・ソーリントン(John Thorrington)ゼネラルマネジャー(GM)によると、ジルーは7月下旬のデビューが見込まれている。しかしながら、今夏の欧州選手権(UEFA Euro 2024)でフランス代表がどこまで勝ち上がるかによって、その日程は変わってくるという。
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2024年05月15日 14:30
プレミアリーグ第34節延期分でトッテナムを2-0と破り、首位に躍り出たマンチェスター・シティ。
2024年05月15日 14:00
アーセナルでプレーする日本代表DF冨安健洋。
チームメイトのオレクサンドル・ジンチェンコ、モハメド・エルネニーとともに『STATSports』のYouTubeチャンネルに登場し、アーセナルにまつわるクイズで対決をしていた。
ピッチ上では見られない3人の表情が新鮮!それぞれの性格も伺い知れる
クイズをエンジョイしていた冨安は、「サッカーのこと知らないからなぁ(笑)」、「(エルネニーに対して)チーターめ(笑)」、「俺は正直だから(笑)」などとも口にしている。アーセナル伝説の無敗優勝チーム「インヴィンシブルズ」についての質問で2人に大きくリードされてしまったが、最後にはひとりだけ正解する意地も見せた。
冨安健洋のすごさが分かる!「世界の超三刀流」8人
なお、『STATSports』はGPSトラッカーが内蔵されたGPSベストでお馴染み。3人が胸部に装着しているベストは、リアルタイムでスピードや走行距離、スプリント回数や距離、心拍数など様々なパフォーマンスの指標が分析できる。
2024年05月15日 13:44
レヴァークーゼンに所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポンは、今夏に移籍する可能性が高まっているようだ。14日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
現在23歳のフリンポンはマンチェスター・シティの下部組織出身で、トップチームデビューはないまま2019年9月にセルティックへと完全移籍。そして、2021年1月からレヴァークーゼンでプレーしている。
今シーズンはここまで公式戦44試合に出場し、14ゴール12アシストを記録。ブンデスリーガ初制覇や欧州の公式戦無敗記録となる「50」試合無敗に貢献するなど、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝にまであと一歩に迫っているチームの主力として活躍している。
そんなフリンポンの現行契約は2028年6月30日までとなっているが、契約には4000万ユーロ(約68億円)の契約解除条項が付随していると見られており、今夏の移籍の可能性が浮上している。それでも、この条項はEURO2024が開幕する6月14日までに発動されなければならない模様で、その後になるとさらなる移籍金が必要となることから、移籍するとなれば早い時期に決着がつくことが報じられている。
なお、フリンポンにはマンチェスター・シティやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、バイエルンなどが関心を示していることが明らかになっているが、果たして同選手は今夏にレヴァークーゼンを離れることになるのだろうか。
2024年05月15日 13:30
U17女子アジアカップの準決勝で対戦する日本と韓国。
U-17韓国女子代表で注目されているのが、16歳のFWケイシー・フェアだ。彼女は昨年の女子ワールドカップにも韓国代表として出場した新星。
アメリカ人の父と、韓国人の母を持つ。韓国男子代表には英国人の父親を持つヤン・デイルが選ばれたことがあるが、フェアは韓国女子代表初の混血選手。
171cmの体躯を持ち、「長所はスピードと強いフィジカル」と自ら語るように高い身体能力を持つ。2022年には韓国サッカー協会のインタビューでこう話している。
「父はアメリカ人で、母は韓国人です。 父は韓国で英語教師をしていて、その時に母親と出会い、結婚しました。私は韓国で生まれ、すぐに両親と一緒にアメリカに渡りました」
「(サッカーは)5歳の時に家の近所で趣味として始めました。6歳の時にもう少し専門的に学べる場所に移り、その時からサッカー選手になることを夢見るようになりました。10歳までは男子チームで、その後は女子クラブチームでサッカーをしていました」
「(自分の長所は)フィジカルと運動能力に優れていると思います。 あとシュート、スピード、スタミナも。大柄な体格のおかげで、相手ゴールを背にして味方からボールを受けたり、反転したり、味方にパスしたりするプレーに自信を持っています。ステップオーバーやシザースも得意です」
「(韓国とアメリカの違いは)アメリカはフィジカルとスピードを重視したサッカーをしているように感じます。韓国はスピードも重視していますが、技術的な面をより重視していると思います。共通しているのは、常に守備を重要視していることです。個人的には、韓国は技術力を重視しているので、韓国代表での練習やプレーはとても楽しかったです」
「(好きな選手、なりたい選手は)マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドです。現時点で世界最高のストライカーだと思います。私の夢は、ハーランドのような世界最高のストライカーになること。彼の得点力を見習いたいです。観衆を沸かせる彼のプレーを見ていると、もっと頑張って世界一の女子アスリートになりたいと思うようになります。ハーランドがピッチ内で最高の選手であるだけでなく、ピッチ外でも尊敬される選手であることを知っています。 私もピッチ内外で常に最高の選手でありたいと思っています」
そんなフェアだが、今大会ではフィリピンとのグループステージ最終戦で物議を醸すプレーがあった。韓国が同点に追いついた場面でのシーンだ(動画2分45秒から)。
フェアが相手DFを引き倒した後、別の韓国選手がゴールを決めた。
中国紙は「今大会で最も醜い場面。これほど残忍で明白なファウルにもかかわらず、レフェリーはそれを無視して得点を有効とした。フィリピンの監督は唖然とし、反応することもなく立ち尽くした。開いた口がふさがらない様子だった。おそらく、これほど非道なファウルを見たことがなかったのだろう」と批判。「韓国女子チームのプレーは韓国男子と同じように非常に野蛮。もし、韓国女子と対戦すれば、選手が怪我をする可能性が非常に高い」とさえ伝えていた。
また、フィリピン紙も「ケイシー・フェアがDFを引き倒したが、ファウルのように見えたので、フィリピン陣営の落胆と不満は大きかった」と伝えている。
韓国代表を粉砕して“日韓戦でヒーローになった”日本人3名
日韓戦でも持ち前のフィジカルを見せつけるのか注目される。