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2024年04月29日 13:27
セレッソ大阪に所属するFW木下慎之輔が、ガイナーレ鳥取に育成型期限付き移籍することが決定した。29日、両クラブが発表している。なお、移籍期間は2024年4月29日から2025年1月31日までとなり、同選手は契約により期間中にC大阪と対戦するすべての公式戦に出場できない。 2004年5月9日生まれで現在19歳の木下は、セレッソ大阪U−18から2023年にトップチームに昇格した。2022年にはU−18日本代表に選出された経歴を持っている。しかし、2022年に前十字じん帯断裂の大ケガを負い、昨年9月には右大腿二頭筋腱損傷のため手術を受けたことでここまで出場機会はなかった。 育成型期限付き移籍が決定した木下はC大阪のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。 「この度、ガイナーレ鳥取に期限付き移籍することになりました。去年から今年にかけて怪我ばかりで、チームに貢献できなかったことを申し訳なく思っています。鳥取で成長して、大きくなった姿を見てもらえるよう頑張って来ます。セレッソ大阪の活躍をこれからも応援しています!」 そして、30日のトレーニングから合流することを明らかにしている鳥取は木下のプレーの特徴について「裏抜け、ドリブルを得意とする得点力のあるFW」と紹介。同選手は同クラブの公式サイトでは以下のようにコメントしている。 「この度、セレッソ大阪から加入する事になりました、木下慎之輔です。シーズン半ばでの加入になりますが、一日でも早くチームに馴染み、J2昇格の力になれるよう頑張りますので、宜しくお願いします!」
2024年05月15日 19:40
黒星は1つ喫してしまったが、今季オランダ・エールディヴィジで28勝4分1敗と驚異的な成績を残して優勝を決めたPSV。108ゴール20失点と攻守両面で抜群の数字を残していて、今季は国内を完全支配したと言っていいだろう。
ただ、オランダのクラブは主力を5大リーグのメガクラブから狙われる宿命にある。現在のPSVにも興味深い戦力が揃っているため、今夏には多くのタレントに注目が集まるだろう。
特に中盤から前線にかけてはタレントが多い。リーグ戦で5ゴール15アシストの成績を残したセントラルMFヨエイ・フェールマン(25)、185cmの大型セントラルMFとして注目を集めるモロッコ代表MFイスマエル・サイバリ(23)、現チェルシーFWノニ・マドゥエケに代わる右ウイングとして12ゴール9アシストとブレイクしているFWヨハン・バカヨコ(21)らは興味深い選手だ。
オランダ『De Telegraaf』のジェローン・カプタインス記者は、その中でもフェールマンとバカヨコの人気が高いと伝えていて、PSVに両者の穴埋めが出来るか気にかけている。
「バカヨコに関しては、魅力的なオファーがあれば去るのではないか。引き留めるのは難しいと思うが、彼を狙うクラブは4500万ユーロ程度は用意する必要がありそうだ」
「25歳のフェールマンは年齢的にもステップアップに理想的だ。3000〜3500万ユーロのオファーがあれば、引き留めるのは非常に難しいだろう。彼はとても才能豊かな選手だから、穴埋めは難しい。おそらくクラブもその考えがあったから、ティルマンを完全移籍で獲得したのだろう」
近年ではアヤックスがチャンピオンズリーグ・ベスト4へ駒を進めたシーズンがあったが、当時もMFフレンキー・デ・ヨングやDFマタイス・デ・リフトら主力が引き抜かれた。今夏のPSVも人気を集めるだろうが、来季へ大幅な戦力ダウンを避けられるだろうか。
2024年05月15日 19:40
川崎フロンターレは5月15日、J1第14節でサガン鳥栖と敵地で対戦。開始13分に均衡を破る。
瀬古樹の右CKに走り込んだのは、高井幸大。打点の高いヘディングシュートを豪快に叩き込んでみせた。
【動画】どんぴしゃり! 高井幸大の鮮やかなJ初ゴール
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねた先のU-23アジアカップでも躍動した19歳DFが、待望のJ初ゴール。Xでは「高井くん」がトレンド入りし、SNS上では「やっときた!」「完璧やで」「打点の高さが素晴らしい!」「高さより動きの質!」「超絶嬉しい」「本格的に世界に見つかってまう」といった声があがっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 19:30
日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは、クラブのベテラン2名と契約を更新した。
現在プレミアリーグ10位に位置するブライトンは、来季に向けて38歳MFジェイムズ・ミルナーと33歳FWダニー・ウェルベックとの契約延長を正式発表した。
ミルナーはリヴァプールでの8年間で数多くのタイトルを獲得し、昨夏にブライトンへ完全移籍加入。プレミアリーグでは通算634試合に出場してきた鉄人ミルナーは、ブライトンで新たに契約を1年延長する。同選手は公式サイトで以下のようにコメントしている。
「これまでと同じくらい意欲的だし、来季に向けてワクワクしている。今シーズンの前半戦は、クラブが初めてヨーロッパでプレイしたこともあり、本当に楽しめたし、後半戦は個人的には怪我人が何人か出て残念な結果になってしまったけど、来季の開幕に向けて準備万端だよ」
また、かつてアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドで活躍したウェルベックだが、ブライトンとは2020年10月に契約。クラブでは通算123試合に出場し、25ゴール・8アシストを記録。その活躍が評価され、新たに2026年までの契約締結に至った。
ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、「2人との契約延長を喜んでいる。サッカー選手として、また個人としての彼らの資質は誰の目にも明らかだ」とベテランを称賛するコメントを残している。
2024年05月15日 19:00
延期となっていたプレミアリーグ第34節でチェルシーとの対戦を控えているブライトン。
2024年05月15日 19:00
ドイツ1部ホッフェンハイムとキットサプライヤーのJomaは14日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。今季(2023-24)のホーム最終戦から着用を開始する。Hoffenheim 2024-25 Joma Home
ホッフェンハイム 2024-25 Joma ホーム ユニフォーム
24-25新ホームユニフォームは伝統のブルーを基調とするも、デザインは比較的シンプルなものに。Jomaがサプライヤーに就任した2019-20シーズン以降は個性的なグラフィックが多かったのだが、今回はクラシックな外観を意識したようだ。
一見するとシンプルなデザインなのだが、よく見ると上から下にかけてストライプをグラデーションで変化させるという凝ったものに。
キットカラーについても、2023-24モデルのようなダークブルーではなく、今回はホッフェンハイムらしいブルーが復活となった。
胸スポンサーは新ユニフォームも「SAP AG」で継続。クラブのオーナーであるドイツ人実業家ディートマー・ホップ氏が創業したソフトウェア会社だ。初めて胸にこのロゴが登場してから、24-25モデルで12シーズン目となる。
女子チームのユニフォームは胸ロゴが異なり、引き続き制汗剤ブランドの「SyNeo Cosmetics」で継続。
このユニフォームは男女チームのどちらも、23-24シーズンのバイエルン・ミュンヘン戦でデビューの予定。まず男子チームが18日にホームで行われる今季最終戦で最初に着用し、その2日後の20日に女子チームが着用する。
UEFAヨーロッパリーグで躍動した「日本企業ロゴ」ユニフォーム7選
現在ECL圏内の7位につけているチームにとって、18日のバイエルン戦は重要な一戦だ。6位フランクフルトと8位フライブルクも含めた結果次第で、EL圏内の6位で終える可能性もあれば、その逆に欧州カップ戦圏外の8位でフィニッシュとなる可能性も残されている。
そんな運命の大一番でデビューとなる2024-25新ホームユニフォームは、クラブ公式オンラインストア他で販売中。
2024年05月15日 18:50
ファジアーノ岡山は15日、同クラブに所属するFW太田龍之介の負傷状況を報告した。
クラブは受傷日を明かしていないものの、太田は医療機関にて検査の結果、右足関節外側不安定症および右足関節前方インピンジメントと診断されたという。その後、5月2日に手術を実施した。全治までは手術後からおよそ3カ月程度を要する見込み。回復の進行度合いによって復帰時期は前後するものの、順調に進めば、8月3日に控えた2024明治安田J2リーグ第25節のモンテディオ山形戦の前後には実戦復帰を果たせる可能性が高い。
現在22歳の太田は、セレッソ大阪U−15、ファジアーノ岡山U−18、明治大学を経て、今季より岡山へ入団。ルーキーイヤーから背番号「11」を託されると、3月24日に行われた2024明治安田J2リーグ第6節のザスパ群馬戦(○2−1)に先発出場し、Jリーグデビューを飾った。今季はここまで4試合のピッチに立っており、先発出場が2試合、途中出場が2試合となっている。
今シーズン、岡山は2024明治安田J2リーグ第15節を終えた時点で、6勝6分3敗の成績を残し、勝ち点「24」を積み上げて現在6位につけている。開幕から7試合を5勝2分と無敗で駆け抜けたが、現在は直近4試合未勝利(2分2敗)と苦しい状況だ。首位を走る清水エスパルスとの勝ち点差は「13」まで広がっており、J1昇格のために巻き返しを狙って前半戦の終盤を過ごす。
【ハイライト動画】岡山の最新試合はこちらからチェック!
2024年05月15日 18:35
バレンシアのGKギオルギ・ママルダシュヴィリに、ニューカッスルが関心を寄せているようだ。15日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
先日、「僕の夢はここで続けることだけど、でもそれは自分次第ではないんだ」とギオルギ・ママルダシュヴィリは吐露していた。現在23歳の守護神はバレンシアで不動の地位を築いた他、今年3月にはジョージア代表を史上初のEUROに導いた“母国の英雄”として崇められ、今や市場価値は3500万ユーロ(約59億円)とラ・リーガで最も高いゴールキーパーにまで上り詰めた。ビッグクラブが獲得に乗り出すことは想像に容易い。そして、選手本人がバレンシア残留を希望するのとは裏腹に、これまで数々の悪政を敷いてきたオーナーのピーター・リム氏は“売り時”と見ており、まさに生殺与奪の権利を握られている状況なのだ。
そんなママルダシュヴィリに対して、いち早く獲得に乗り出しているのがニューカッスルとのこと。『マルカ』によると、ニューカッスルはゴールキーパー陣に不安要素を抱えており、ニック・ポープ、マルティン・ドゥブラフカ、ロリス・カリウスらのパフォーマンスが不安定という。そこで、ラ・リーガのファッショナブルな守護神に白羽の矢を立てたと併せて伝えている。
先に述べたようにピーター・リム氏は、同選手の売却を推し進める意向だ。『マルカ』は、バレンシア側が交渉に応じるのは、数年前に100万ユーロ弱(約1億7000万円)で獲得したママルダシュヴィリに4000万ユーロ(約67億円)以上の入札を行ったクラブのみと指摘した。加えて、今シーズン終了前までの早期決着を望んでいる模様。ただ反対に、財政的な余裕があるニューカッスルに限らず、獲得に興味を持ったクラブは、ピーター・リム氏らが何よりも売り上げを欲していることを把握しており、交渉はその辺りがカギとなると見解を示している。
ルベン・バラハ監督が率いる“新生”バレンシアの中でも際立つママルダシュヴィリだが、来シーズンに『メスタージャ』でその姿を見ることはできなさそうだ。
2024年05月15日 18:30
日本代表FW上田綺世の所属するフェイエノールトだが、現監督のアルネ・スロット監督のリヴァプール行きに備え、早くも新監督探しに尽力しているようだ。
2024年05月15日 18:19
ラツィオの指揮官がイゴール・トゥドール監督になってから変わったのは、鎌田大地を巡る状況だけではない。チームの成績も良くなっている。
マウリツィオ・サッリ前監督が辞任した際、ラツィオは欧州カップ戦出場圏外の9位だった。だが、トゥドール体制での7試合で16ポイントを獲得。これは同期間で優勝したインテルに並ぶ数字だ。
5月12日のセリエA前節でエンポリに2−0で勝利したラツィオは、8位以内でのフィニッシュが確定。来季の欧州カップ戦出場を決めた。このまま7位でシーズンを終えれば、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にする。残り試合次第で、チャンピオンズリーグ出場の可能性も残されている。
トゥドールの下でラツィオが復調したことについて、イタリア『DAZN』のリッカルド・マンチーニ記者は、指揮官の個々の選手に対する働きかけに言及した。
【動画】鎌田がキレキレのフェイントから好機創出
ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』によると、同記者はポッドキャスト『Tutti in the box』で「サッリの時はあまりに型にはめられたインサイドハーフのコンセプトがあった。カマダはたいした役割がなく、とても無気力だった。監督との人間的なつながりもなかった」と話している。
「トゥドールになって大きく確信を増した。(バレンティン・)カステジャノスとともに、個人に取り組む新監督の仕事の例だ」
事あるごとに賛辞を寄せてきたトゥドールは、今季いっぱいとなっている契約を鎌田が延長するように望んでいるという。鎌田自身も、オプション行使に前向きとの報道があるのは周知のとおりだ。
残留すれば、鎌田は自身を高く評価する指揮官の下で開幕を迎えられる。8月に入ってから加入が決まった今季と違い、プレシーズンをフルに過ごせるのも大きい。ただ、トゥドールの現在の契約は、来シーズンいっぱいまでだ。
良好な関係にあるトゥドールとの仕事を続けるのか。鎌田の決断に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 18:00
バイエルン・ミュンヘンの新監督候補の一人として名前が挙がるなど、日本代表MF三笘薫が所属するブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、いまや欧州サッカー界屈指の名将の一人として数えられている。
緻密にデザインされた攻撃の組み立てが特長のブライトンについては、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も称賛の言葉を惜しまない。同監督は、イギリス国営放送『BBC』の取材を受けた際にブライトンを指揮するデ・ゼルビ監督について以下のように語った。
「デ・ゼルビに対する私の感嘆の思いは年々増している。彼はブライトンで信じられないような仕事をしているんだ」
しかし、サッカー関係者の中には世間のデ・ゼルビ監督に対する評価に疑問を持つ者もいる。かつてユベントスやレアル・マドリードで数々のタイトルを獲得したファビオ・カペッロ氏もその一人だろう。
同氏は、マドリードで行われたイベント『Laureus Sports Awards』に出席した際にデ・ゼルビ監督についての話題になると、「彼は良い準備ができる監督で、どのチームを指揮しても自分のアイディアをしっかりと落とし込める」と称賛する一方で、「私の中では、デ・ゼルビは3番手グループの監督にランク付けされる。グアルディオラをはじめ多くの人々が彼を一流の監督の一人と見なしているが、彼のチームは今季のプレミアリーグでは10位もしくは11位だ。それから、彼はこれまでのキャリアでタイトルを獲得したことがあるか?」とも語り、ゼ・ゼルビ監督が名将と評価されていることに疑問を呈した。
フットボールに対する明確な哲学を持ち、さらにその哲学を選手達に伝える力を持ち合わせていることは重要だが、それらだけでなく結果も伴っていなければ名将とは言えない。それがカペッロ氏の考えのようだ。
2024年05月15日 17:30
リオネル・メッシをはじめとする世界的スーパースターが集うメジャーリーグ・サッカー(MLS)に、またしてもスター選手が加入する可能性がある。
『The Athletic』によると、セビージャに所属する元スペイン代表セルヒオ・ラモスは契約満了となる今夏に、フリーで2025年からMLSに参入するサンディエゴFCに加入する可能性があるようだ。
現在38歳のセルヒオ・ラモスはこれまでに、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップ、EUROと数多くのタイトルを獲得。そんなセルヒオ・ラモスは昨夏に、下部組織から過ごし、プロキャリアを始めたセビージャに復帰。今季はこれまで公式戦34試合に出場し7ゴール1アシストと中心選手として活躍している。
そんなセルヒオ・ラモスだが、セビージャとの契約は来月までとなっており、同メディアによると、同選手はプロデビューを果たしたクラブと契約延長をしない見込みだという。そして、サラリーキャップの制限を受けないMLSの特別指定選手としてサンディエゴFCと契約する可能性があるようだ。
サンディエゴFC のような新興クラブに、セルヒオ・ラモスのような経験と実績を十分に持ち、常に勝つ姿勢を持つスター選手が加入することとなれば、クラブの価値は飛躍的に上がるだろう。メッシやブスケッツを獲得し、成功したインテル・マイアミに続いて、アメリカではこういった傾向が加速しているようだ。
2024年05月15日 17:23
凄まじい“キレ方”だった。
2024年05月15日 17:10
清水は突っ走れるか いわきは戦術が多彩
今季のJ2はこれまでより少ない20チームで争われていて、すでに日程の三分の一を消化しています。“戦国J2”であり、まだまだどうなるかわかりません。このまま清水が突っ走って昨季の町田のように昇格を決めるのか、どこかで勢いが止まるのか。
いまの清水に関しては、戦力が充実しています。守備陣は3バック、4バックを使い分ける選手層があり、攻撃をみても乾貴士がいなくても十分に戦えています。北川航也が点を取れているし、ドウグラス・タンキも出てきました。好守ともにスキがありません。
選手、サポーターともに、昨季の悔しさを心にとどめていると思います。15節を終えて2位に勝点7差をつけていますが、勝負はこれからだと十分に理解していると考えられます。難しいのは一巡してからです。後半戦に向けて、各チームに動きが出てきます。清水がこのままイケるのか、注目しています。
大混戦の上位陣では、いわきに頑張ってほしいですね。田村雄三監督によって手堅い守備+多彩な戦術を持つチームとなっています。ボールを握って戦いたいチームに対して強度の高い守備で対抗し、ゴールへダイレクトに向かう。クラブとしてのスタイルが確立されていて、J3→J2とカテゴリーを上げるなか質を高めています。
田村雄三監督は選手の良さを引き出せる指導者で、若い選手が成長できるチームでもあります。ともにC大阪から育成型期限付き移籍で加わった大迫塁、西川潤は、「成長したい」という強い覚悟を持ってプレイしていると思います。チームとしてどれだけ上位にいけるかはもちろん、こうした選手のたちのパフォーマンスも楽しみにしています。
長崎はシーズン前に監督問題でゴタゴタがありましたが、下平隆宏監督のもと3節から負けなしとなっています。アンカーの秋野央樹は代えがきかない攻守の要で、チームを引っ張っています。左サイドの笠柳翼もいいですね。同ポジションには松澤海斗もいて、競争することで両選手の良さが出ています。
また、なんといっても長崎は外国籍選手の力が大きいです。フアンマ・デルガドは昨季の得点王で、エジガル・ジュニオは今季得点ランクの首位タイとなっています。マテウス・ジェズスも決定力が高く、点を取れる選手が揃っています。
長崎がJ1自動昇格圏内(2位)でシーズンを終えるためには、いまの勢いを持続しなければなりません。いえ、維持しているだけだと、ホントになにが起こるかわかりません。そこにJ2を勝ち抜く難しさがあります。
秋田が勝てるチームに進化 北関東3チームは苦戦中
私は秋田の吉田謙監督が大好きで、“謙さんイズム”でどこまで順位をあげられるか毎年注目しています。勝負にこだわった戦いを徹底できるチームで、選手が入れ替わってもベースは変わりません。力強さがあり、しっかりと戦えます。
もともと負けにくいチームで、どの試合を見ても最後まで勝負を諦めない気持ちが伝わってきます。11節千葉戦は1点をリードされ、さらには退場者を出して数的不利になりました。そこから終了間際に大・大・大逆転して勝点3を得ています。確実にアップデートされ、今季の秋田は勝てるチームになっています。
残留争いに目を向けると、北関東の3チーム、群馬、栃木、水戸が苦しんでいます。このうち、群馬、水戸は監督交代を決断しています。今後に行われる“北関東ダービー”は、これまで以上に白熱したものになるでしょう。群馬、栃木、水戸がいかに這い上がるか。このまま終わることはないと信じています。
群馬は昨季を一桁順位で終えており、マークされていました。相手の対策を上回る上積みが必要でしたが、難しさがあったと思います。ヘッドコーチから昇格した武藤覚監督のもとどう勝点を奪っていくかですが、15節を終えて勝点6で17位栃木からも少し離されている苦しい状況です。しかし、まだまだ試合数は多く、チャンスは必ずあります。
栃木は田中誠監督が当初はアンカーを配置して戦っていましたが、いまはボランチを2枚にしています。守り抜いて勝つのが現状で、連勝がありません。上にいくためには、まずは変わらずに耐えることが今後も必要でしょう。
水戸は14節熊本戦、15節山形戦に勝利し、ジワリと順位を上げました。森直樹新監督のもと、前からのプレスをしっかり出せていました。水戸の良さは前方向に圧力をかけることにあり、これをすることで「勝点6」を得ています。
どのチームにも言えることですが、シーズンはまだ三分の一が終わったばかりです。試合数は残っており、夏の移籍期間に間違いなくいろいろな動きがあります。
J1へ個人昇格する選手も出てくるでしょう。これは絶対に避けられない宿命で、抜けたら抜けたで、チームとしていかに戦力を維持するかが大事です。各チーム、いかに補強するかが後半戦のカギを握るポイントになると思っています。
構成/飯塚 健司
※電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)第293号、5月15日配信の記事より転載
2024年05月15日 17:00
プレミアリーグのシーズン最終盤、優勝争いはアーセナルとマンチェスター・シティに絞られることになりました。タイトルの行方も気になるところですが、来季のチーム編成に大きく影響するバトルにも注目のマッチアップが存在しています。
ニューカッスルとマンチェスター・ユナイテッドの争いです。この両クラブは、現在スポーティングダイレクター職の人材争奪戦を繰り広げています。
ニューカッスルで直近2シーズンの選手編成を担い、FWアレクサンデル・イサクなど貴重な戦力補強を実現したダン・アシュワーズの引き抜きをマンチェスター・ユナイテッドが画策しました。その誘いに応えるためにアシュワーズは今年2月にニューカッスルの同職を退任、次のステップへの準備を開始しました。
ニューカッスルは現在空席のポストに、現在クリスタル・パレスでスポーティング・ダイレクターを務めているドギー・フリードマンなど複数名をリストアップし交渉していると見られています。アシュワーズとニューカッスルの契約には、クラブを退任後12カ月間は別クラブでダイレクター職につくことは出来ないという条項が含まれています。一方でユナイテッドは今夏の選手編成をアシュワーズ主導で進めたい意向があり、ニューカッスルに違約金を支払うことで上記条項の解除を求める交渉を進めています。ユナイテッドは1,000万ポンドを提示してニューカッスル側の承諾を得たい考えですが、未だ合意には至っていません。
ニューカッスルにとって悩ましいのは、ライバルクラブとは経済力が異なる点です。昨年度の収入総額が約2億5,000万ポンドのニューカッスル、この額はユナイテッドの半分という現実。チーフ・エグゼクティブのダレン・イールズはプレミアリーグの収益性と持続可能性に関するルールを遵守するため、今オフの主力選手の放出を示唆したこともありました。前年度の収支で7,300万ポンドの負債があり、悩ましい状況にあるようです。
エディ・ハウ監督はアーセナルなどライバルクラブが調査しているMFブルーノ・ギマランイスやFWイサクについて、「もちろん彼らは来季の編成プランに入っているし、残留してくれると信じている。我々はもっと上を目指して戦っていきたい」と主力選手を残留させたい意向を示しています。ここまで6得点6アシストのMFギマランイス、アラン・シアラーが2003-04シーズンに挙げた22得点以来のシーズン20ゴールを記録したイサクの存在が不可欠であることは間違いありません。
文/西岡 明彦
※電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)第293号、5月15日配信の記事より転載
2024年05月15日 17:00
ABEMAは15日、DAZNと連携し、DAZNのコンテンツが観られる「ABEMA de DAZN」にて無料生中継する注目試合を中心に、2024明治安田J1リーグの5月後半の放送スケジュールを公開。
5月後半の注目試合は、本日開催される第14節から第16節まで、3戦連続で無料生中継されるFC町田ゼルビアの試合に決まった。
町田を追いかけていたヴィッセル神戸は、第13節のセレッソ大阪で快勝し勝点3を獲得。現在、勝点26で町田と並んでいるが、得失点差で神戸が今季初の首位へと躍り出ている。
町田は、首位奪還に向けて絶対に負けることができない注目試合となるFC町田ゼルビアとセレッソ大阪を、ABEMAにて5月15日(水)19時より無料生中継。第15節の東京ヴェルディ戦、第16節の浦和レッズ戦もABEMAで無料生中継するという。
■「ABEMA de DAZN」 2024明治安田J1リーグ 5月後半の注目試合スケジュール
『FC町田ゼルビアvsセレッソ大阪』(無料)
放送日:5月15日(水)午後7時〜
『FC町田ゼルビアvs東京ヴェルディ』(無料)
放送日:5月19日(日)午後2時〜
『浦和レッズ vs FC町田ゼルビア』(無料)
放送日:5月26日(日)午後4時〜
「ABEMA de DAZN」は月額4,200円(税込)/年額32,000円(税込)で、明治安田Jリーグ全試合、AFC主催大会のサッカー日本代表戦、久保建英が活躍するスペインのプロサッカーリーグ「ラ・リーガ1部」全試合、鎌田大地が活躍するイタリアのプロサッカーリーグ「セリエA」、南野拓実、中村敬斗などが活躍するフランスのプロサッカーリーグ「リーグ・アン」、ポルトガルのプロサッカーリーグ「プリメイラ・リーガ」など、国内外の世界最高峰のサッカーリーグを生中継。
試合ごとのハイライトを楽しめるほか、J1毎節注目の2試合無料に加え、海外の日本人選手所属チームの毎節2試合を無料で「ABEMA de DAZN」にて視聴できるサービスだ。
東京都町田市出身のサッカー選手で「最強の5人」はこれ!次点で22歳のMFも
サッカーのみならず、モータースポーツの最高峰F1も全レース生中継されている。