2024年04月29日 14:50
5月1日にレアル・マドリードとのCL準決勝を控えているバイエルン。1stレグはバイエルンのホームで行われ、先勝できるかどうかは決勝進出への大きなポイントとなっている。 前回王者マンチェスター・シティを破ったレアルとの試合で活躍が期待されるのがエースストライカーのハリー・ケインだ。今シーズンよりバイエルンでプレイするケインは、ここまで公式戦42試合で42ゴール13アシストをマーク。ブンデスリーガだけでも35ゴールをマークしており、新天地でも得点を量産している。 しかし、バイエルンはリーグ戦ではレヴァークーゼンに11年間守り抜いてきた王者の座を奪われてしまった。カップ戦も敗退しているため、残されたタイトルはCLのみだ。ケインはトッテナムでも輝かしい個人成績を残してきたが、主要タイトルの獲得はここまでない。バイエルンでもケインはタイトルを獲得できないのか、という声もあり、残されたCLでの戦いには多くの注目が集まっている。 そんななか、英『Daily Mail』はケインについて「ウェンブリーでのチャンピオンズリーグ決勝でシーズンを終えれば、1年目は成功だったことになる」と綴っており、迫る準決勝については「リュディガー対ケインが今回の決戦を決定付けるかもしれない」と伝えている。 レアルの守備の要であるアントニオ・リュディガーのことを同メディアは、ヨーロッパ最高のディフェンダーと称賛。バイエルンの勝利には同選手をケインが上回る必要があると考えている。リュディガーはラウンド8でシティと対戦した時に、2戦ともアーリング・ハーランドを完璧に抑えており、当然準決勝ではケインをマークしてくるだろう。 この2人のマッチアップは両チームの勝敗を分ける局面の1つとなることは間違いなく、この試合の注目ポイントだ。今シーズンもケインは主要タイトルを取れないまま終わるのか、それとも決勝進出を決め、望みを繋ぐのか。絶対に負けられないホームの1stレグでケインは得点できるのか、注目だ。 バイエルンがケインのドッペルパックでフランクフルトを下し3連勝!#ブンデスリーガ #Showtime pic.twitter.com/YqVeF4u2kP— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) April 27, 2024
2024年05月16日 09:27
現地時間5月15日に開催されたリーグ・アンの第32節(延期分)で、伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ドゥ・ランスはマルセイユとホームで対戦した。
伊東と中村がともに先発したS・ランスは33分、先制に成功する。右サイドでパスを受けた伊東がゴール前に鋭いクロスを供給。これをブロックしようとした相手DFがクリアしきれず、ボールはゴールに吸い込まれた。この1点を守り切って、1−0で勝利を収めた。
フランスメディア『Maxifoot』は、採点記事で決勝点に繋がる相手のオウンゴールを誘発した伊東をマン・オブ・ザ・マッチに選出。「7点」を与え、以下のように称賛している。
【動画】決勝点に繋がった伊東純也の絶妙クロス
「S・ランスにとっては、何も懸かっていない試合? 彼にとってそんなことは関係ない。この日本人ウインガーはマルセイユの脅威となり、ドリブルで何度も違いを生んだ。彼のクロスは(シャンセル・)ムベンバのオウンゴールに繋がった」
一方、中村は「6点」とし、「試合盤はおとなしかったが、その後は相手を苦しめた。ポスト直撃のシュートを放ち、あと一歩でファインゴールを決めるところだった」と評価している。
7試合ぶりの白星を飾ったS・ランスは、19日に行なわれる最終節でレンヌとホームで対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 09:23
ブレンビーに所属しているU−23日本代表MF鈴木唯人が、現地時間15日に行われたデンマーク・スーペルリーガ上位ラウンド第8節ノアシュラン戦で決勝ゴールを記録した。
チーム内で確固たる地位を築いている鈴木は、ノアシュラン戦でも先発出場すると、27分に試合を動かす。ジョルディ・バンレルベルゲのアーリークロスをニコライ・ヴァリスがファーサイドで折り返すと、鈴木はゴール前に走り込み、シュートをゴールネットに突き刺した。鈴木はスーペルリーガとスーペルリーガ上位ラウンドと合わせて今季リーグ戦9ゴール目。カップ戦を合わせると、11得点目となった。
試合は鈴木の得点が決勝点となり、ブレンビーが1−0でノアシュランに勝利。この結果、ブレンビーは勝ち点「59」に伸ばし、1試合未消化の2位コペンハーゲン、3位ミッティランの勝ち点「58」を上回って、暫定首位に立った。
デンマーク・スーペルリーガ上位ラウンドは残り2試合。ブレンビーは第9節でシルケボー、最終節でオーフスと対戦する予定となっている。
2024年05月16日 09:12
現地時間14日、トッテナムはマンチェスター・シティと対戦し、0-2で敗れた。この敗北により、トッテナムは4位アストン・ヴィラの勝ち点を上回ることが不可能になり、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃した。一方のシティはアーセナルに勝ち点差2をつけて最終節を迎えることになり、同クラブは史上初のプレミアリーグ4連覇に向けて大きな一歩を踏み出した。
このシティ戦に敗北すれば同クラブの宿敵アーセナルの優勝を阻止できるとあって、この試合中スタジアムは異様な雰囲気が漂っていたという。試合中にアーセナルに向けたチャントを歌うファンや、シティのFWのアーリング・ハーランドのゴールを喜ぶトッテナムファンもいたようだ。
そんななか、試合後に会見に臨んだトッテナムの指揮官アンジェ・ポステコグルー監督は、この試合中に歌われたアーセナルに向けたチャントについて問われ、下記のように答えた。
「興味はないよ。私はただこのクラブで勝ちたい。成功したい。それが私が連れてこられた理由だ。他の人がどう感じているか、他の人が何を優先しているかなど、私にはまったく興味ない。何が重要かはわかっている。勝てるチームを作ることだ。それが私が集中すべきことだ」 (英『METRO』より)
ポステコグルー監督は、一部のファンの行動に興味がないと答え、トッテナムにいる理由は勝てるチームを作ることだと付け加えた。
一部のファンの行動とは裏腹に選手は全力で戦っていた。結果的に0-2で敗れたが、ハーランドが先制ゴールを決めた後も、トッテナムは数々の得点チャンスを作りだし、特に85分のFWソン・フンミンと1対1のシーンのシュートは決まっていてもおかしくないものだった。その直後、PKにより2点目を献上してしまったが、あの1点が決まっていれば試合結果は別のものになっていた可能性もある。
トッテナムは来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃したが、次節シェフィールド・U戦で負けなければ、ヨーロッパリーグの出場権を確保できる。最終節まで、トッテナムから目が離せない。
2024年05月16日 09:03
[J1第14節]東京V 0−0 G大阪/5月15日/味の素スタジアム
5月15日に行なわれたJ1第14節で、東京ヴェルディはガンバ大阪と味の素スタジアムで対戦し、0−0で引き分けた。
2024年05月16日 08:38
23-24スコティッシュ・プレミアシップは15日、第37節の試合が行われ、セルティック(Celtic)は5-0でキルマーノック(Kilmarnock)に大勝し、通算54回目のリーグ優勝を決めた。
1試合を残して2位グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)との勝ち点差を6に広げ、直近13シーズンで12度目の優勝が確定し、レンジャーズが持つ最多優勝記録の55回まであと一つに迫った。
引き分け以上で優勝が決まる状況だったセルティックは、前半にアダム・イダ(Adam Idah)のゴールで先制すると、前田大然(Daizen Maeda)が追加点を決めた。さらに、前田のお膳立てからジェームス・フォレスト(James Forrest)が3点目を奪うと、後半にはマット・オライリー(Matt O'Riley)が2点を加えた。
今季は残り10試合で一時7ポイントあったリードを失う接戦となったが、最後は主力選手のけがからの復帰とブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督の経験が決め手となった。
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2024年05月16日 08:36
FC町田ゼルビアは5月15日、J1第14節でセレッソ大阪と町田GIONスタジアムで対戦。2−1で勝利し、4試合負けなしと好調をキープした。
試合はお互いにチャンスをモノにできず、スコアレスの時間が続いたが、町田が70分にオ・セフンのゴールで先制。84分にPKを献上し、失点したものの、90+3分にミッチェル・デュークがヘディングでネットを揺らし、しっかりと勝ち切った。
この試合で、サイドからの果敢な仕掛けで存在感を示していた平河悠は、苦しみながらも勝点3を手にしたこの一戦をこう振り返る。
「相手のウイークじゃないけど、もう1回、自分たちのストロング見たときに、やっぱり(オ・)セフンだけのサッカーになっていた分、今回はサイドを突いて自分たちのサッカーを取り戻そうと話していた。そのなかで、そこは随所で出ていたかなっていうふうに思います」
【動画】M・デュークの決勝弾!
チームのパフォーマンスには手応えを示した一方で、自身の出来には「得点とアシストがついてないので、素直に喜べないのが現状」と肩を落とした。
「前線の選手で、やっぱり数字がつくのとつかないじゃ、評価も変わってくる世界。首位だったり、今は2位ですけど、そういうチームのウインガーに数字がつかないと出ている資格はないと思う。自分の長所を今出せてる分、その中でも数字はチーム内でも負けたくないですし、貪欲に狙いたいなというふうに思います」
次節は19日にホームで東京ヴェルディと対戦。23歳のドリブラーは「数字がついてない現状を重く受け止めて、貪欲に狙っていきたい」と改めて強調した。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月16日 08:34
現地5月15日に開催されたリーグ・アンの第32節(延期分)で、伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ドゥ・ランスがマルセイユとホームで対戦。1−0で7試合ぶりの勝利を飾った。
この一戦で、決勝点をお膳立てしたのがキレキレだった伊東だ。33分、右サイドから絶妙のクロスを供給。マーシャル・ムネチが詰めたゴールかと思われたが、相手DFの足に当たっていたためにオウンゴールに訂正され、アシストはつかなかった。
【動画】幻となった伊東純也のピンポイントアシスト
このプレーにファンからは次のような声が上がった。
「惜しかった」
「えぇ待ってオウンゴールやん!」
「実質アシストのようなものだよね」
「幻のアシスト。あと少しでしたね。いやぁ悔しい...」
「伊東アシスト――と思ったけどオウンゴールか。ええやんけつけてくれても!」「ほぼ伊東のアシストですよね」
「パーフェクトアシストは幻に」
「オウンゴールで数字にならなかったけど、あれは伊東純也のアシストじゃー!」
アシストなら、リーグトップに並ぶ8つ目だっただけに、落胆するファンが多かったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 08:22
元Jリーガーの鄭大世氏が今年の4月半ば、オ・セフン(FC町田ゼルビア)について次のようなことを言っていた。
2024年05月16日 08:14
リーグ・アン第32節延期分が15日に行われ、スタッド・ランスとマルセイユが対戦した。
スタッド・ランスに所属する伊東純也と中村敬斗がともに先発出場した。試合が動いたのは33分、ウマル・ディアキテが右サイドへ展開すると、伊東がゴール前へ絶妙なクロスを供給。これにマーシャル・ムネツィと中村が飛び込むが、マルセイユのDFシャンセル・エンベンバに当たってオウンゴールとなった。惜しくも伊東にアシストはつかなかったが、これが決勝点となり、スタッド・ランスがマルセイユに1−0で勝利した。
伊東はここまでリーグ・アンで7アシストを記録しており、リーグ上位に位置している。アシストランキングは、最終節を残して、ウスマン・デンベレ(パリ・サンジェルマン/PSG)、アンヘル・ゴメス(リール)、ロマン・デル・カスティージョ(スタッド・ブレスト)の3人が最多タイ8アシストで並んでおり、次いで7アシストの伊東とキリアン・エンバペ(PSG)、そして6アシストの南野拓実(モナコ)やピエール・エメリク・オーバメヤン(マルセイユ)ら7人が続いている状況となっている。
なお、最終節でスタッド・ランスはスタッド・レンヌと対戦する。
【リーグ・アンのアシストランキング】
8アシスト:ウスマン・デンベレ(PSG)
8アシスト:アンヘル・ゴメス(リール)
8アシスト:ロマン・デル・カスティージョ(スタッド・ブレスト)
7アシスト:伊東純也(スタッド・ランス)
7アシスト:キリアン・エンバペ(PSG)
6アシスト:南野拓実(モナコ)
6アシスト:アレクサンドル・ゴロヴィン(モナコ)
6アシスト:ピエール・エメリク・オーバメヤン(マルセイユ)
6アシスト:ブラッドリー・バルコラ(PSG)
6アシスト:ラヤン・シェルキ(リヨン)
6アシスト:テジ・サヴァニエ(モンペリエ)
6アシスト:モハメド・ダラミー(スタッド・ランス)
【ゴール動画】伊東純也の絶妙なクロスがオウンゴールを誘発!
[速報]#伊東純也 のクロスから先制点!
🇫🇷#リーグ・アン 第32節#スタッド・ランス vs #マルセイユ
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伊東 純也が右サイドから上げた
グラウンダーのクロスがオウンゴールを誘い
スタッド・ランスが先制点を獲得!
\#ABEMAdeDAZN#ABEMA— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) May 15, 2024
[速報]#伊東純也 ドリブルでDFを翻弄!
🇫🇷#リーグ・アン 第32節#スタッド・ランス vs #マルセイユ
/
縦パスに反応した伊東 純也
寄せてくるDFをかわしシュートを放つ!
GKにセーブされるもドリブルで存在感を示す!
\#ABEMAdeDAZN#ABEMA— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) May 15, 2024
2024年05月16日 07:46
アトレティコ・マドリードが来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。これで同クラブは12シーズン連続のCL出場権獲得となった。
アトレティコ・マドリードは15日に行われたラ・リーガ第36節でヘタフェと対戦すると、アントワーヌ・グリーズマンが27分、42分、51分に得点を決めてハットトリックを達成し、3−0で勝利した。この結果、5位アスレティック・ビルバオとの勝ち点差は「11」に広がり、今季のリーグ4位以上が確定したため、来季のCL出場権獲得が決定した。
アトレティコ・マドリードはディエゴ・シメオネ監督が2011年12月に就任して以降、12シーズン連続のCL出場権獲得となった。なお、シメオネ監督就任前、同クラブのCLの出場回数は7回のみだった。
シメオネ監督就任後の成績は以下の通り。
【シメオネ監督就任後の主な成績】
2011−12シーズン:ヨーロッパリーグ(EL)優勝
2012−13シーズン:ラ・リーガ3位(CL圏内)、コパ・デル・レイ優勝
2013−14シーズン:ラ・リーガ優勝、CL準優勝
2014−15シーズン:ラ・リーガ3位
2015−16シーズン:ラ・リーガ3位、CL準優勝
2016−17シーズン:ラ・リーガ3位
2017−18シーズン:ラ・リーガ2位、EL優勝
2018−19シーズン:ラ・リーガ2位
2019−20シーズン:ラ・リーガ3位
2020−21シーズン:ラ・リーガ優勝
2021−22シーズン:ラ・リーガ3位
2022−23シーズン:ラ・リーガ3位
2023−24シーズン:ラ・リーガ4位以上
2024年05月16日 07:32
現地時間5月15日に開催されたスコットランドリーグの第37節で、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、岩田智輝、小林友希が所属する首位のセルティックが、4位のキルマーノックと敵地で対戦。5−0で大勝し、1試合を残して3シーズン連続54回目の優勝を飾った。 引き分け以上で3連覇が決まるセルティックは、開始5分に先制すると、12分にも旗手が起点となった攻撃から前田が追加点。35分にはその前田のアシストからジェームズ・フォレストが3点目を奪う。 後半にもマット・オライリーは2点を叩き込んで、怒涛のゴールラッシュを披露した。【動画】優勝に歓喜するセルティック戦士たち
このセルティックにリーグ制覇に日本のファンも反応。SNS上には、次のような声が上がった。「3連覇おめでとうございます!」「強い、強すぎる」「セルティックおめでとうありがとう!!前田もナイス1G1A!!」「これで旗手怜央はプロデビューから5年連続のリーグ優勝と...すげぇな...」「旗手くん、毎年優勝チームにいるやん」「旗手はプロ入り後、全てのシーズンでリーグ優勝をしている。こんな選手は他にいないんじゃないの?世界的な記録だと思う」 スコットランドでは無双なだけに、来シーズンに求められるのはチャンピオンズリーグでの躍進だ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 07:20
15日に行なわれた2023-24シーズンのコッパ・イタリア決勝戦は、アタランタを1-0で破ったユヴェントスが優勝を果たした。
2024年05月16日 07:02
リバプールの遠藤航は昨夏の加入当初、大きな期待をかけられていなかった。若手有望株を獲得できなかったクラブが、イングランドで無名の30歳を獲得したのは、「パニックバイ」だったという声すらあった。しかし、そうした懐疑論を払拭し、シーズン半ばからは主力としてプレーしてきた。 ただ、ここにきてアンカーのアップグレードが必要だという意見が出ている。現地メディア『FOOTBALL FANCAST』は、「スロットはジョーンズとエリオットよりも多くを稼ぐリバプールのエースを即座に切り捨てなければならない」と題して記事を掲載。次のように綴った。「このユルゲン・クロップ監督の契約は、(新監督就任が確実視されている)アルネ・スロットの下でリバプールを別のレベルに引き上げるものではない」 同メディアは、「エンドウはリバプールの真の守備的MFであり、彼は抜け目のない契約を結んでいるが、プレミアリーグとチャンピオンズリーグのサッカーの最前線に戻すためにはアップグレードが必要であることは明らかである」と指摘している。「完璧ではなかったが、31歳の彼はファビーニョの後継者として称賛に値する仕事を果たした。しかし、まだ長期的な解決策には至っていない」【動画】遠藤の4人ぶち抜きのスルーパス
記事は「最近、サポーターたちは日本人の機動力や運動能力の欠如に対する不満を吐き出し始めている。彼は勤勉で献身的な選手だが、リバプールの標準的な要求を成功させるために必要な本質的な要素がいくつか欠けている」と指摘。こう続けている。「空中戦のデュエル勝利数を除けば、FBrefがまとめた守備指標のすべてにおいて上位30%外にランクされており、これは相手の前進を阻止するエネルギーとコントロールの欠如を浮き彫りにしている」 そして、「リバプールはDFに投資する可能性がある。しかし、6番に一流のタレントを獲得できなければ、アーセナルやマンチェスター・シティのようなチームは荒々しく走り続け、下にいる不運なライバルたちへの支配と壊滅を続けるだろう」と結論づけている。 遠藤の奮闘を称えながらも、アンカーを補強しなければ、シティやアーセナルに太刀打ちできないとの見解だ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 07:02
[J1第14節]鳥栖 5−2 川崎/5月15日/駅前不動産スタジアム
今季初のリーグ戦での連勝を狙った川崎はアウェーで鳥栖と対戦したが、2−5で完敗した。
この試合では、先日のU23アジアカップで、パリ五輪の出場権獲得に大きく貢献したCB高井幸大が先発に復帰。
すると192センチの19歳は、13分、瀬古樹の右からのCKにニアで頭で合わせ、強烈なゴールを決めてみせる。アカデミー出身で2022年に高校生ながらプロ契約して以降、これが嬉しいJリーグ初ゴール。チームも幸先の良いスタートを切った。
しかし、好事魔多し。その後、警戒していたはずの鳥栖のサイドからの攻撃と、裏へのボールに高井を含めてチームとして対処しきれずに次々に被弾。チームとしても個人としてもミスも重なって2節の磐田戦(ホーム/●4−5)に続く今季最多の5失点での敗戦となった。
「成長するしかないと思います」
試合後には沈痛な面持ちで、少ない言葉で試合を振り返る高井の姿があった。
【動画】鳥栖×川崎のハイライト
やはりCBとしての責任感だろう。「点を取れたのは良かったですが、勝利に貢献する得点をしたいです」とも語り、「5失点はありえないし、切り替えて頑張りたいです」と前を向いた。
もっともU23アジアカップでCBを組み、この日は対戦相手となった鳥栖の22歳DF木村誠二は「個人のプレーで言ったらあいつのほうが良かったかもしれないですし、やっぱりビルドアップが安定している。改めて良い選手だと感じました」とエールを送った。
その言葉通り、19歳のCBとしてポテンシャルは抜群だ。磐田戦に続く鳥栖戦の悔しさも胸に、さらなる成長に期待したい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 06:31
スタッド・ランスでプレーしている日本代表MF伊東純也が、15日に行なわれたマルセイユ戦でオウンゴールを誘発させて先制点を導いた。
先日ウィル・スティール前監督が辞任し、急遽サンバ・ディアワラ氏が暫定指揮官としてチームを率いることになった激震のスタッド・ランス。
その中で迎えたフランス・リーグアンの第32節はマルセイユ戦。今季苦戦している相手ではあるが、スタッド・ランスより上の8位に付けているチームであった。
このところ6試合に渡って勝利がなく、3分け3敗と不調のスタッド・ランスは右サイドに伊東純也、左サイドに中村敬斗を先発させ、久しぶりの勝利を狙った。
そして前半33分、右サイドから伊東純也がグラウンダーのクロスを入れると、これをシャンセル・ムベンバが触ってオウンゴールに!
[速報]#伊東純也 のクロスから先制点!
🇫🇷#リーグ・アン 第32節#スタッド・ランス vs #マルセイユ
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伊東 純也が右サイドから上げた
グラウンダーのクロスがオウンゴールを誘い
スタッド・ランスが先制点を獲得!
\#ABEMAdeDAZN#ABEMA— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) May 15, 2024
このゴールで先制したスタッド・ランスは、マルセイユを相手に最後までリードを守って1-0と勝利することに成功。
伊東純也が加入!「スタッド・ランスでブレイクした」世界的選手7名
実に3月16日に行なわれたメス戦以来となる7試合ぶりの勝利をあげたスタッド・ランスは、これで勝点を44に伸ばして10位に浮上した。
フランス・リーグアンはのこり1試合となっており、スタッド・ランスは今週末の19日にレンヌと対戦する予定だ。もしこれで勝利すれば9位に浮上することができる。