2024年04月29日 16:26
「巨人0−9ヤクルト」(29日、東京ドーム) 巨人が今季ワーストの9失点で大敗し、3連勝を逃した。 「右腹直筋筋損傷」から復帰したグリフィンが先発したが、4回を投げて11安打を浴び、来日ワーストの8失点と大炎上した。 助っ人左腕は初回にツバメ打線にのみ込まれた。1死後、連打を浴びて一、三塁から村上に中前適時打を浴びて先制点を献上。なおも2死満塁のピンチを招くと長岡に左前適時打を打たれて2失点を喫した。さらに中村にも右前適時打を浴びて1失点。この回は4失点と炎上した。二回には2死二塁からオスナに中前に運ばれて5失点目を喫した。三回には山田に2ランを被弾。直後の攻撃で打席が巡ってきたが、阿部監督は代打を送らずに起用した。 東京ドームがどよめくなか、大型連戦の真っ最中でブルペンを温存したい、そしてグリフィンに復調のきっかけをつかんでもらいたい。そんな思いがにじんだ起用だったが、四回には村上にソロを食らった。毎回失点の4回8失点でKOされた。 阿部監督は試合後「ちょっと見切り発車させてしまったかなと思うので。僕が反省しました」と語った。続投の判断については「やっぱり先発って責任ありますから。1イニングでも長く行ってもらう」と説明した。9連戦のまっただ中ということもあり、少しでもリリーフの負担を軽減させることが狙いだった。 打線は、ヤフーレに苦しめられ、序盤からスコアボードにゼロを並べ続けてしまった。
2024年05月15日 15:38
楽天 ― ソフトバンク(パ・リーグ=15日)――ソフトバンクの周東が今季1号の2ランを放った。
六回二死一塁で、楽天の松田啄磨(大産大)の甘いツーシームを振り抜くと、打球は右翼席に飛び込んだ。「完璧。大きい追加点になって良かった」と一打を振り返った。今季は好球必打の打撃が光っており、打率は3割台をキープしている。
2024年05月15日 15:30
日本ハム ― 西武(パ・リーグ=15日)――日本ハムの郡司がシーズン自己最多の本塁打数となる4号2ランに一喜一憂した。
4点リードの三回無死一塁から、隅田の外角直球を右翼ポール付近へ運んだ。打球は右翼フェンス後方の味方側ブルペンに設置されていたカメラに直撃し、試合の中継映像には部品の破片が飛び散る様子が流れた。本塁打の直後で普段なら興奮が冷めないはずの郡司自身も状況を伝え聞いたようで、「プルペンのカメラを破壊してしまったようです。どうしましょう」と、気が気ではない様子だった。
2024年05月15日 15:29
「中日−阪神」(15日、バンテリンドーム)
体調不良により10日・DeNA戦(横浜)からベンチを外れていた阪神・桐敷拓馬投手が1軍に合流した。
発熱があって11日までにチームを離れて横浜から帰阪していたが、甲子園での練習には参加。13日からはブルペンにも入っていた。開幕からリリーフとして安定感ある投球を見せていた桐敷は、4月7日・ヤクルト戦(神宮)から自己最長の12試合連続無失点を続けている。
また、渡辺諒内野手も今季初めて1軍に合流した。
2024年05月15日 15:15
大谷翔平の“特大弾”に米メディア「現実離れしていると証明し続ける」
■ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャース・大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、敵地で行われたジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場し、自身6試合ぶりとなる12号ソロを放った。
2024年05月15日 15:14
● ジャイアンツ 2−10 ドジャース ○
<現地時間5月14日 オラクル・パーク>
サンフランシスコ・ジャイアンツが本拠地で地区首位ドジャースに連敗。借金が6に膨らんだ。
ジャイアンツは4回表に大谷翔平の12号ソロで先制を許すと、登板した3投手いずれも失点を記録し、最終的に10失点。打線は得点圏で14打数2安打と決定力に欠き、2得点止まり。大敗を喫し、同地区カード負け越し。首位ドジャースまでの差は10ゲームに広がった。
ジャイアンツは試合前、正捕手のパトリック・ベイリーが脳震盪により7日間の負傷者リスト入り。現地時間11日の試合で復帰したばかりだったが、その1試合をもって、またしても戦線離脱となった。
オフに大補強を敢行したジャイアンツだったが、先発左腕ブレーク・スネルがデビュー3連敗を喫し、現地時間4月21日に負傷者リスト入り。さらに打率、本塁打、OPSなどでチームトップの数字を残していたマイケル・コンフォートをはじめ、5月前半だけで計7人の野手が離脱。この中には新加入のホルヘ・ソレアや李政厚も含まれ、補強組で唯一、出場を続けている正三塁手マット・チャップマンは打率.210、OPS.605という成績。誤算が重なり、強豪犇めくナショナル・リーグ西地区で苦戦が続いている。
2024年05月15日 14:56
プロ野球選手会は15日、SNSなどにおけるプロ野球選手への誹謗中傷行為への対応について報告した。
「先般も、SNS等において、懸命にプレーする当会会員選手に対し、到底許容されない内容の誹謗中傷、侮辱や脅迫等が行われたことを確認しました」とした上で「昨年末より立ち上げた対策チームにより、先般、誹謗中傷を行ったアカウントを対象として、裁判所に対し、発信者情報開示命令申立てを新たに複数件行いましたことを、ご報告させていただきます」と、公表した。
選手会は「ファンのみなさまには、重ねてのお願いになりますが、誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守っていただくことを改めてお願いするとともに、選手の力になる前向きなご声援をたくさん送っていただけることを心より願っています」と、呼びかけた。
2024年05月15日 14:30
「日本ハム−西武」(15日、エスコンフィールド)
日本ハムは新庄監督のアピールも実らず、失点した。6点リードの四回、1点を返されなおも1死満塁の場面で、西武・佐藤龍がボテボテの二ゴロを放った。一走の村田はタッチされまいと走路を大きく外れた。二塁の石井はタッチの構えを見せずにそのまま一塁へ送球。三走の生還が認められた。
これに日本ハムナインが、3フィートオーバーをアピール。球場も騒然となった。新庄監督も球審の土山に確認し、審判団が集まって話したが、判定は変わらず。その後、さらに1点を奪われ、一気に3点差に詰め寄られた。
GAORAの中継で解説を務めた岩本勉氏は「もうちょっとでライトの守備位置ぐらい言ってないか」と、驚きを口にしつつ、「アンパイアのジャッジがすべてですからね」と語った。
◇野球規則5・09b 次の場合、走者はアウトとなる。(1)走者が野手の触球を避けて、走者のベースパス(走路)から3フィート以上離れて走った場合。ただし、走者が打球を処理している野手を妨げないための行為であれば、この限りではない。この場合の走者のベースパス(走路)とは、タッグプレイが生じた時の走者と塁を結ぶ直線をいう。
2024年05月15日 14:17
● パドレス 3−6 ロッキーズ ○
<現地時間5月14日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスが本拠地での同地区カードに負け越し。
2024年05月15日 14:11
サイクル安打に王手をかける5打数3安打2打点
■ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたジャイアンツ戦で6試合ぶりの12号ソロを放つなど5打数3安打2打点をマークした。飛距離446フィート(約135.9メートル)の一発に、デーブ・ロバーツ監督は「あの球場のあの場所に、あそこまで飛ばせる選手は多くはない。幸運にも、私はここでその1人とプレーした」と激賞した。
大谷は4回無死の第2打席、右腕・ウィンの初球の甘く入ったスライダーを完璧に捉える先制ソロを放った。打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離446フィート(約135.9メートル)、角度29度の特大弾だった。
勢いは止まらず第3打席は中前打、第4打席は左翼線への適時二塁打でサイクル安打に王手をかける。しかし9回の第5打席は二ゴロに倒れた。それでも7試合ぶりの1試合3安打で打率は.361で再びメジャートップに浮上した。
新天地1年目の今季は、元通訳の水原一平被告が解雇となる波乱もあった。水原被告はこの日、罪状認否のため連邦地裁に出廷。グラウンド外での“騒動”がありながらも結果を残す大谷について、指揮官は「非常に素晴らしいと思う。彼は長い間、勝者としてプレーすることを渇望していた。世界一を目指しているチームでプレーすることをね。我々が今までやってきたことを、彼は見てきたと思う。それがプレーのレベルを上げ、毎試合毎打席で集中していることに繋がっていると思う。そして皆さんは今、彼の能力を目にしているはずだ」と話した。
さらにバリー・ボンズの領域かと聞かれると「そうだ、バリーの領域だ」とキッパリ。歴代最多762本塁打の大打者と重ね合わせるほどだった。(Full-Count編集部)
2024年05月15日 14:06
「日本の1年目とかよりは歳を重ねるごとに自分の傾向も分かってくる」
■ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたジャイアンツ戦で6試合ぶりの12号ソロを放つなど5打数3安打2打点をマークした。7試合ぶりの3安打でサイクル安打に王手をかける躍動ぶりで、チームの2連勝&貯金14に貢献。試合後の一問一答は以下の通り。
――オフ明けに結果を残してるが状態は。
「まだ100(%)ではないですけど。(日本時間13日のパドレス戦は)僕は出るつもりでしたけど、大事をとって。良い結果につながっているんじゃないかなと思います」
――オラクルパークでのドジャースとジャイアンツのライバル関係については。
「歴史的な球場。そういうスタイルの球場で、僕個人的にはすごい好きですし、本当に綺麗な球場だなというイメージなので。ドジャースとジャイアンツもそうですけど、バリー・ボンズさんがいっぱい本塁打打っている映像とかを見ていた球場でプレーできてよかったです」
――ボンズ氏には会ったか。
「今日は会っていないですね」
――ボンズ氏はたくさんスプラッシュヒットを打っていたが、自信はあるか。
「今日、打った瞬間に行くかなと思ったんですけど、行かなかった。ちょっと残念ですけど、またチャンスがあれば頑張りたいと思います」
――開幕から色々対応しないといけないことがあったが、打撃で好成績を残してる。
「最初の方は色々あったので、ちょっと睡眠が足りてないなって日がちょっと続いてましたけど、最近は時間にもだいぶ余裕ができて、1日1日、大事にプレーできているかなと思います」
――いい成績を残しているが、今までで一番良い状態か。
「状態は良い方だとは思いますけど、6年間で1番いいかと言ったら、ちょっとわからないですね。みんな打席の中で工夫しながら良い打席ができているんじゃないかなと思うので。その中の1人として良い打席が送れているんじゃないかなと思います」佐々木麟太郎とはテキストで連絡…打撃練習を「見たら勉強になる」
――打者として改善したポイントは。
「シーズン中にも打ちにくいなというか、結果が出ていないなということもあるので。それを1年1年改善していこうと。シーズンの中で1打席1打席で修正したいと思っているので。いつ、というよりは毎打席毎打席進歩しているかなと思います」
――いつから眠れるようになったのか。
「色々と物事が進展して、新しいことがわかって、自分のやるべきことを出して。一旦、解決した段階では、僕の方からやることは無くなったので。その段階でかなと思います」
――打てない期間を短くできるのは何を掴んだのか。
「調子の波を、周期もあれば深さもあるのでまだ調子が一番悪い、深い波がきていないだけなのかも分からないですけど、自分が感じが悪いなと思ったときに改善できる引き出しは毎年、歳を重ねているごとに、経験するごとにやればこうやって改善されていくんだなと分かってくるので」
――引き出しが増えている。
「最初感じが悪くても何が原因なのかある程度早い段階で、もちろん日本の1年目とかよりは歳を重ねるごとに自分の傾向も分かってくるので、これが悪いとどうなるよねというのがちょっとずつ分かるんじゃないかなと」
――佐々木麟太郎とやり取りは。
「テキストはずっとしていましたね。今日来るって、練習が休みみたいな感じでした。僕は元々表にはあまり出ないので。本人が色々な人の打撃練習を見て勉強したいみたいな話をしていたので、それは多分見たら勉強になるんじゃないのというやり取りはしていました。今日? 会ってはいないです」
――形状が特殊な球場、環境面は打撃で考えるか。
「気にしないですね。たとえいい本塁打性の当たりで戻されたとしても、それは運でしかない、左右できないですし、いい打席を積み重ねていくだけです」
――ボンズ氏のスプラッシュヒットをどう見ていたのか。
「本当にメジャーリーグの打者というか、今よりも動き方だったりが日米で凄く差があった時期だと思うので、米国人らしい打ち方というか、洗練されたパワーヒッターのイメージなので格好いいなと思って見ていました」(Full-Count編集部)
2024年05月15日 14:05
「日本ハム−西武」(15日、エスコンフィールド)
日本ハム・郡司裕也捕手が三回に、右翼ブルペンのカメラを破壊する4号2ランを放った。
三回、無死一塁から直球を捉え右翼ポール際への一発。打球は日本ハムブルペンに設置されているカメラに直撃した。
勢いよく破片が飛び散る映像が、大型ビジョンに映し出されると、スタンドのファンからはどよめきが起こった。郡司は「ブルペンのカメラを破壊してしまったようです。どうしましょう」と話した。
2024年05月15日 14:05
15日に2軍降格となった阪神・佐藤輝明内野手(25)が帰阪後すぐに鳴尾浜の練習に参加。
2024年05月15日 14:01
12号ソロを含む5打数3安打2打点、試合後の取材で開幕直後を振り返った
■ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手が、開幕直後の舞台裏を初めて明かした。14日(日本時間15日)に敵地で行われたジャイアンツ戦で、12号ソロを含む5打数3安打2打点の活躍。水原一平被告の事件などで睡眠が足りていなかったと語った。
今季は自己ワーストとなる開幕40打席ノーアーチと出遅れた。しかし、怒涛の追い上げで42試合を終えて打率.361、12本塁打、9盗塁、OPS1.107。9項目でリーグトップに立つ驚異の打棒で、地区首位を独走するチームを牽引している。
試合後の取材で米メディアの質問に回答。「最初の方は色々あったので、ちょっと睡眠が足りてないなって日が続いてましたけど、最近は時間にもだいぶ余裕ができて、1日1日、大事にプレーできているかなと思います」と明かした。
通訳を務めていた水原被告は、日本時間3月20日の開幕戦直後に違法賭博に関与し、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。14日(同15日)には罪状認否のため連邦地裁に出廷するなど、ようやく収束に向かっている。(Full-Count編集部)
2024年05月15日 13:56
花巻東高の後輩にあたる佐々木麟太郎が観戦、大谷は12号を放った
■ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたジャイアンツ戦で6試合ぶりの12号ソロを放つなど5打数3安打2打点をマークした。この試合には、花巻東高の後輩で米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手が見学。直接の対面はなかったが、やり取りを明かした。
「テキストはずっとしていましたね。今日来るって、練習が休みみたいな感じでした。僕は元々表にはあまり出ない。本人が色々な人の打撃練習を見て勉強したいみたいな話をしていたので、それは多分見たら勉強になるんじゃないのというやり取りはしていました」
佐々木は試合前練習中、一塁側からムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手らの打撃練習に熱視線を送った。その後はデーブ・ロバーツ監督とも談笑し、アドバイスももらっていた。
試合も観戦していた中で、先輩として放った一発。高校歴代最多とされる140発を放ち、ドラフト上位候補と目されながらプロ志望届を出さずに留学を決断した後輩へ、何よりのエールになったはずだ。(Full-Count編集部)
2024年05月15日 13:51
「日本ハム−西武」(15日、エスコンフィールド)
万波の3ランで先制していた日本ハムが、今度は足で追加点を奪った。
二回、2死一、三塁の好機で一走のスティーブンソンがけん制で挟まれると、三走の水野が最高のスタートを決めて本塁へ生還。記録は送球間での得点となったが、狙い通りだったのか、新庄監督は笑顔で水野とハイタッチを交わしていた。