2024年04月29日 18:58
阪神・鈴木勇斗投手が29日、鳴尾浜球場に驚きの五厘刈り姿で現れた。朝練習へ向かう際に「どうすか」と笑顔全開でスッキリした頭をなでていた。 「気合じゃないですけど。2戦ずっと先発投げてて、毎回初回に立ち上がりが悪くて。リズムを作れなかった。そこの自分にカツを入れる」と28日のウエスタン・ソフトバンク戦、21日のウエスタン・くふうハヤテ戦で初回に失点した事をきっかけに寮の風呂場で自ら断髪したことを明かした。見えない後ろは富田に頼み「えぐいやん。似合ってんでー」と大笑いしながら手伝ってくれたという。 頭をそり上げたのは高校以来で選手やコーチらからは「何してん」と“やらかし”を案じられ「いや違います」と掛け合い。“大イジり”を受けた鈴木の次の進歩が楽しみだ。
2024年05月16日 19:02
元エ軍でブレーブス傘下3Aのフレッチャーが登板…1回を3K無失点に抑えた
エンゼルス時代に大谷翔平とプレーし、現在はブレーブスに所属するデビッド・フレッチャー内野手が15日(日本時間16日)の3Aの試合で登板。1イニングを2四死球3奪三振で無失点に抑えた。緩いカーブを駆使した投球にファンも注目。「ショウヘイの親友まで二刀流選手だったか」「マジか!? フレッチャー二刀流!? いや投手転向!?」と声をあげている。
ブレーブス傘下3Aグウィネットに所属するフレッチャーは、カージナルス傘下3Aメンフィス戦に「2番・二塁」で先発出場。8点ビハインドの8回にマウンドに上がり、無失点で切り抜けた。四死球を1つずつ与えたが、60.1マイル(約97キロ)〜63.4マイル(約102キロ)の緩いカーブを多投。3つの空振り三振を奪った。
フレッチャーは大谷と同じ1994年生まれの29歳。2018年にエンゼルスでメジャーデビューし、昨年までに計534試合に出場した。大谷と仲が良いことでも知られた。ブレーブスに移籍した今季は4月16日(同17日)にメジャー昇格し、25日(同26日)に再びマイナーへ。メジャーで5試合に出場して打率.250だった。
マイナーリーグが公式X(旧ツイッター)に投球動画を投稿すると、ファンは反応。「ちょっと待って、なんだって?」「フレッチャーをリリーフとして雇おう」「大谷くんと対戦してみて」「フレッチすご」「フレッチも二刀流だったか!」「大谷と仲良かったフレッチャーじゃん」とコメントが寄せられた。
ここまでの3Aでの打撃成績は27試合で打率.250(108打数27安打)、0本塁打、OPS.586。メジャーの舞台で再び輝きを放てるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 18:43
大谷の新人時代を取材したグラルダード記者、今はジャイアンツ番記者に
青いユニホームで躍動する大谷翔平投手を“敵軍番記者”として見て様々な思いが込み上げてきた。MLB公式サイトのジャイアンツ番、マリア・グアルダード記者は2018年にエンゼルス番として大谷を取材した。「彼が7億ドル契約を手にすると、2018年に想像していたかどうかは、私にははっきりわかりません」。嬉しそうにほほ笑む。
ドジャースと10年総額7億ドル(約1085億円)という破格の契約を結んだ大谷は今季、打率.364、12本塁打、30打点という成績を収め、打者専念にも関わらず、昨季に劣らぬインパクトを残している。13日(日本時間14日)からの敵地・ジャイアンツ3連戦でも3戦連続マルチ安打をマークし、14日(同15日)には飛距離446フィート(約135.9メートル)の特大弾。宿敵を黙らせた。
グアルダード記者は2018年にエンゼルス番記者として大谷を取材。翌年から現在までジャイアンツ番記者を務めている。二刀流として鳴り物入り入団したとはいえ、当時は今のように大量の日本メディアは来ていなかった。「私がここ(サンフランシスコ)で(日本メディアを)見た中では圧倒的に数が多いですね」と当時と比較して驚く。
2018年に新人王を獲得したが、同年は右肘の靱帯損傷が発覚。オフにトミー・ジョン手術を行うなど、投手としては10登板で4勝2敗、防御率3.31だった。「日本で才能がある選手だとは知っていたけど、メジャーで疑問もあった。当時は私が二刀流として彼の姿を見れたのは最初の2、3か月だった。それでも、彼が健康でい続けられれば(二刀流として)活躍できるとことを初めて垣間見ることになりました」と振り返る。
今でも忘れられないのは、同年4月1日(同2日)の敵地・アスレチックス戦でのメジャー初先発。大谷は6回を投げ3安打3失点6奪三振で初勝利を飾った。「あの試合で、我々は彼の剛速球だったり、スプリットだったり、打者を愚かな姿にさせるところを見たんです。(メジャーでやっていけるかどうかの)最初のテストでしたし、彼ならできると我々は目撃したんです。マウンド上でしびれる球を投げていました。彼の新人のシーズンを思い返すと、それが一番印象に残っているわ」。6年経っても鮮明に思い出せる。
「二刀流をする能力があると、彼が証明する姿を今こうして遠くから見るのは興味深いことです」。1年目を見てきたグアルダード記者にとって、ライバル球団のスターとして大ブーイングを受ける大谷を見ることは、感慨深いことだった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月16日 18:23
広島・大瀬良大地投手(32)が16日、先発する17日・巨人戦(マツダ)に向けて最終調整した。首位チームとの対戦に向け「どこと対戦するのも大事だけど、上にいるチームに勝っていくのは大事になってくる。チームが勝てる状況をつくれるようなピッチングをしていきたい」と闘志を燃やした。
前回8日・阪神戦(甲子園)は7回1失点。今季5戦目にして待望の初勝利をつかんだ。巨人戦は降雨のため五回コールドで引き分けとなった4月21日以来。その一戦は5回を4安打無失点にまとめた。カード頭での先発は今シーズン初めて。「あまり深く考えていなかった」としつつも「自分のピッチングをする中で、『こういうところでも結果を残していけるんだな』と思ってもらえるように、頑張れたら」と主戦としての自覚も込めて巨人打線に挑む。
2024年05月16日 17:30
◆ 球団史上初の横浜スタジアムで「1−0」完封
単なる1勝以上の価値を持つ“シャットアウト”だった。
2024年05月16日 17:27
広島17年のドラフト1位・中村奨成外野手(24)が1軍の壁に苦しんでいる。今季は2軍で打率・283、3本塁打、11打点。一方、1軍では4月上旬にチャンスが与えられたものの、4打数無安打で登録抹消となった。今季からファームに参入したハヤテ223で臨時コーチも務めている打撃の名伯楽、内田順三氏(デイリースポーツ・ウェブ評論家)の目にはどう映るか。現状打破への課題を探る。
◇ ◇
彼の打席をじっくり見る機会が多いわけではないが、やっぱりファームでは存在感がある。いい選手なのは間違いなく、バランスも取れている中距離打者。変化球の対応もできているし、コンタクト率もいい。技術は問題ないし、光るものはものすごくあるよ。
ではなぜ1軍で活躍できないのか。カープは5年周期で選手を入れ替えていくので、彼は7年目。カープの関係者に聞いても、「彼だけを特別に使うわけにはいかない」と言っていた。プロは段々とチャンスが少なくなり、1軍では3、4打席を与えられ、結果が出なければファームとなる。カープには他にいい若手も出てきているからね。
彼に求めたいのはがむしゃらさ。監督の新井が現役時代にコーチをしていたが、昭和の野球で過酷な練習をさせられる中で、どんなことでも立ち向かう姿勢があった。4番になっても、一塁にヘッドスライディングしていたからね。まわりが見えなくなるような、そのくらいの姿があってもいい。
このオフは護摩行に取り組み、キャンプでもバットを振り込んでいた。煩悩を消そうとしていたとは思うが、1軍でも打席でボールに強く踏み込んで立ち向かう、その中でボールの距離をつかんでほしい。綺麗な野球じゃなく、がむしゃらに、答えが出なくても全力でプレーを続けていくことが大事だろうね。
彼に火をつけるような指導の仕方も必要かもしれない。選手のタイプによっては「くそ、内田の野郎、やってやろうじゃないか」と引き込ませるようなコーチングスタイルをする時もある。彼に限らず、やってるつもり、変えてるつもりではダメ。結果も出ないといけないし、覚悟が行動に表れないといけない。
甲子園で6本もホームランを打ち、ドラフト1位でファンの期待感も大きい。トレードや現役ドラフトで環境を変えたらいいのではないかという声もあるけど、まだまだカープの選手として伸びしろもある。夢中になって、現状を変えてほしいね。
2024年05月16日 17:16
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神の大山悠輔内野手(29)が、今季初のスタメン落ちとなった。開幕からここまで38試合に出場し、打率・210、3本塁打、14打点と低迷。代わって「4番・一塁」で原口が出場する。
中日の先発は梅津。試合開始は18時の予定。両チームのスタメンは以下の通り。
【阪神】
1番・右翼 井上
2番・二塁 中野
3番・中堅 近本
4番・一塁 原口
5番・三塁 糸原
6番・左翼 前川
7番・捕手 梅野
8番・遊撃 小幡
9番・投手 西勇
【中日】
1番・中堅 岡林
2番・二塁 田中
3番・左翼 大島
4番・右翼 細川
5番・三塁 石川昂
6番・一塁 ビシエド
7番・遊撃 村松
8番・捕手 木下拓
9番・投手 梅津
2024年05月16日 17:13
マーク・プライアー投手コーチ「彼の打撃を楽しむ観客になっている」
ドジャース・大谷翔平投手は昨年9月に右肘手術を受けた影響で、今季は打者に専念。圧倒的な打棒を披露している。マーク・プライアー投手コーチもその打撃の“虜”になっているようで、「正直に言うと、私は今の彼の打撃を楽しむ観客になっているんだ」と笑いながら語っている。
プライアーコーチは、デジタルラジオ局Sirius XMのチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演し、大谷に言及。打撃について「(大谷の投手としての)ユニークなリハビリだよ。おそらく高校や大学の選手を除けば、私が知らない類のものだ。ある意味では、打撃は(投手としての)リハビリの気晴らしになるから、おそらくいいことなのかもしれない」と述べた。
投手としては「我々は深い所までは、まだ行っていない」と説明。さらに「我々は彼が投げているところなどを見ている。彼は投手陣の練習を見ているし、ヤマモト(山本由伸)に対してアクティブに助言している。だから彼は、(投手陣が)どういう状況かを理解している」と語った。
今後進めていく投手としての調整についても「願わくばプレーオフまでにはマウンドに上がって、打者と対戦してくれればいいなと思っている。彼の打撃には、みんな畏敬の念を抱いているよ」と続けた。投手コーチも、その異次元の打棒を間近で楽しんでいるようだ。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 17:04
巨人・阿部慎之助監督が大絶賛した福井県・あわら市にある「グランディア芳泉」の関係者が15日、デイリースポーツの取材に応じ、大反響に感謝の思いを明かした。
2024年05月16日 16:41
中日・中田翔内野手が16日、出場選手登録を抹消された。代わってダヤン・ビシエド内野手が1軍に登録された。
中田は15日の阪神戦(バンテリンドーム)で自打球を当てて途中交代していた。
中田は中日に移籍した今季開幕から34試合に出場。打率・256、3本塁打、16打点で、勝負強い打撃を発揮していた。
2024年05月16日 16:21
「中日−阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神のシェルドン・ノイジー外野手が三塁に就いて、2日連続でノックを受けた。二塁で打球捕も行った。
15日の試合前練習では左翼での練習を終え、三塁に就いてノックを受けていた。この日は外野用のグラブはなしで、小幡グラブで内野守備に専念。15日の試合後には首脳陣からの指示があったことを明かし、久しぶりの三塁は「大丈夫でしたね。良かったと思うよ。もう少し慣れていかないとなとは思うけど」と話していた。
平田ヘッドコーチは「左投手が来る時には、いろんなバリエーションがある。元々、内野やから。うまいもんだよ」と評価していた。
また、15日に佐藤輝に代わって昇格し、三塁で先発出場していた渡辺は三塁の後に一塁でノックを受けた。井上も一塁の練習をしていて、起用の幅は広がりそうだ。
2024年05月16日 16:16
大谷翔平は15日に睡眠不足の日が続いていたと明かした
ドジャース・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数2安打で打率.364まで上昇させた。前日14日(15日)の同カード後には、水原一平被告の騒動の影響で「睡眠が足りていないなって日がちょっと続いていました」と告白。ファンからは「メンタル大変やったやろうな」といった気遣いのコメントが相次いだ。
通訳を務めていた水原被告は、日本時間3月20日の開幕戦直後に違法賭博に関与し、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。大谷が“睡眠不足”のコメントを残した14日(同15日)には罪状認否のため連邦地裁に出廷していた。
日頃から睡眠を大事にしていることを語っている大谷だけに、眠れない日々を“告白”したことにファンもショックを受けたようで、SNS上には「大谷さんでもやはり…そうですよね」「メンタル大変やったやろうな」「しっかり休息が必要」「むしろ試合に出られてたこと自体凄かった」「ちゃんと人間してた」といった声があがっていた。
開幕から水原問題で揺れていたなかで、ここまで63安打、16二塁打、12本塁打、打率.364、長打率.676、OPS1.107、29長打、117塁打、ISO.312の打撃9部門でリーグトップの成績を残していることに「そういう状況でもしっかり結果を残してて本当素晴らしい」「それでも成績残してるし、紳士に振る舞う姿はさすが」「それでこの成績」と、ファンは改めて敬意を示していた。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 16:03
中田は34試合で打率.256、3本塁打16打点をマークしていた
中日は16日、中田翔内野手を出場選手登録から抹消し、ダヤン・ビシエド内野手を1軍に登録した。
2024年05月16日 15:41
MLB公式選出の序盤戦「サプライズ7つ」…大谷翔平の打棒をその1つに挙げた
■ジャイアンツ 4ー1 ドジャース(日本時間16日・サンフランシスコ)
ドジャース・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)の敵地・ジャイアンツ戦で4打数2安打。両リーグを通じてトップの打率を.364に上げた。MLB公式サイトは「シーズン最初の1/4で生まれた最大のサプライズ7つ」として記事を掲載。そのうちの1つに大谷の躍動を挙げ、「信じられないほど」などと伝えている。
記事は「ショウヘイ……さらに良くなっている?」の見出しで掲載。「今年はショウヘイは登板しないと分かっていた。それによってドジャーブルーを身にまとう彼のデビューを見ることに、(人々が)あまり興奮しなくなるわけではなかった。彼はショウヘイ・オオタニのままなのだから」とし、昨年受けた右肘手術からの回復過程の中で、打者としての活躍のペースが遅くなるのは「妥当なこと」と述べている。
ところが、フタを開けてみれば快進撃。この日の試合終了時点で打率の他に、OPSや長打率、安打、塁打など様々な部門でメジャートップ。12本塁打などリーグトップは9項目にも及ぶ。「わずかにスロースタートだったが、オオタニは今のところ、攻撃面でキャリア最高のシーズンを送っている。信じられないほどに」と絶賛している。
手術を受けた影響で、今季は指名打者専任。「守備面での価値(貢献度)を獲得できないフルタイムのDHでありながらも、彼は再び、WARでMLBのトップ付近にいる」とも記事は指摘する。この日の試合前時点で、米データサイト「ベースボール・リファレンス」によるWARは2.8。ムーキー・ベッツ内野手の3.4に次いでリーグ2位の数値だ。一体今季はどんな数字を残すだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月16日 15:39
DeNAのドラフト1位新人、度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が16日、出場選手登録を抹消された。
度会は今季広島との開幕戦(横浜スタジアム)にスタメンでデビューし、開幕から2戦連続本塁打を放つなど活躍。しかし、今月1日の中日戦(バンテリンドーム)で開幕27試合目にして初のスタメン落ち。その後は、出場機会を減らしていた。
今季ここまで31試合に出場し打率231、3本塁打、11打点だった。
2024年05月16日 15:05
巨人の菅野智之投手(34)が16日、出場選手登録を抹消された。阿部慎之助監督は「体調を崩した。(登板を)一回飛ばすから、抹消するよ」と説明。この日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた投手指名練習にも参加していなかった。
菅野は今季、ここまでリーグトップタイの4勝と、好スタートを切っている。前回11日のヤクルト戦(神宮)でも、6回5安打2失点の粘投で勝利した。症状について同監督は「重くない?うん、大丈夫だと思います」と強調。「こればかりは仕方ないからね」と、早期回復を願っていた。
菅野は18日の広島戦(マツダ)に先発予定だったが、代役には赤星優志投手(24)を指名。今季、ここまで5試合の登板のうち先発は3試合。0勝3敗ながら防御率は3・43。広島戦は今季初登板となる。