2024年04月29日 21:11
新日本プロレス29日の鹿児島大会で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がDOUKI(32)の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。 因縁深い「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」と「Just 5 Guys」にそれぞれ属する両雄の王座戦は、文字通りの大乱戦となった。SHOがジャベに捕らえられていると、H.O.Tから金丸義信とディック東郷が介入。放送席でゲスト解説を務めていたタイチを手錠で拘束する。さらにレフェリーとDOUKIが衝突してしまい、あっという間に無法空間が作られた。 J5Gからも上村優也とTAKAみちのくが救出に訪れるが、H.O.TからはEVILと高橋裕二郎が加勢し数的優位を保ち続ける。 それでもJ5Gは手錠を外したタイチがH.O.Tを蹴散らし、20分過ぎになってようやく再びの王者と挑戦者の一騎打ち状態に。SHOは鉄パイプ式を利した土遁の術から摩利支天を浴びて窮地に陥る。 さらにDOUKIの必殺技スープレックス・デ・ラ・ルナを浴びて万事休すかと思われたその瞬間、金丸が場外からレフェリーの足を引いてカウント妨害。金丸がDOUKIによって排除されると今度は成田蓮が現れ、排除しても排除してもH.O.Tのセコンドがいなくならない。 成田はDOUKIを改造プッシュアップバーで殴打すると、必殺のダブルクロスでKO。グロッギー状態のSHOをDOIKIにカバーさせると、場外にいたレフェリーをリングに戻して3カウントを叩かせた。 手段を選ばず、仲間の力を借りて何とかベルトを守り抜いたSHOは「余裕すぎるやろ。俺、強すぎて困るわ。こんなもん、公開スパーリング以下じゃこら…」とダウンしながらマイクアピール。バックステージでは「スーパージュニア、今年は俺のチャンピオン優勝決まったな。DOUKI、お前は一生泥水すすってればいいんや」と「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)の制覇を予告した。 さらに5月4日福岡国際センター大会でIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーへの挑戦を控えている成田も「次は俺だよ。H.O.Tが腐った新日本プロレスを変えてやるよ」と豪語。自称最高権力者・EVIL率いるH.O.Tが、ヘビーとジュニア両階級の最高峰王座を強奪してしまうのか――。
2024年05月16日 19:34
「ボクシング・東日本新人王予選ライト級4回戦」(16日、後楽園ホール)
元Jリーガー(J3相模原)で、4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31)=大橋=とは幼稚園からの幼なじみの山口聖矢(30)=大橋=が、判定2−1で鈴木将斗(21)=本多=に辛勝した。
1ラウンド、コーナーに詰められて「一瞬クラッときた」という強烈な左をもらい、連打からの右でバランスを大きく崩してダウンしたが、そこから学習能力の高さを見せた。
6日のルイス・ネリ戦での井上同様、カウント8まで落ち着いて待ち、最前列で見守った井上や井上の父・真吾トレーナーが飛ばすアドバイスも冷静に聞き分けて立て直しに成功。3ラウンドにも右でバランスを崩す場面があったが、気合とサッカーで鍛えた足腰で耐えた。2者が38−37、1者が37−38をつける判定勝ちをもぎ取り、「(判定はどうなるか)全然分からなかった。最後までドキドキでした」と笑顔を見せた。
「動いている人を相手は、まだ難しい部分がある」と振り返った山口は「やっぱり井上家の声は通りますね」と感謝。井上からは控室で「危なかったよ〜!」と言われたという。
新人王については「優勝を目指すとか言うよりは、1個1個勝っていけば、決勝も優勝も見えてくると思う。一番上(新人王)を意識するよりも、次の試合から」と、堅実に語っていた。
2024年05月16日 19:10
「邪道」大仁田厚が6月9日、名古屋国際会議場イベントホールで行われるGLEATの「GLEAT Ver.EX」大会に参戦。7月1日の同団体TOKYO DOME CITY HALL大会で引退するカズ・ハヤシと電流爆破マッチで対戦することを明かした。
この日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「#カズ・ハヤシ選手へ」の表題のもと書き出すと「6人タッグの爆破は了解した 男1匹覚悟をきめた河上選手 あと1人連れていくから待ってろよ」とつづった大仁田。
「GLEAT爆破in名古屋だぜ 鈴木社長へ 君の言った爆破マッチに不本意ながら承諾した 吐いた言葉は呑み込めないからなぁ 覚えておけよー」とGLEATの鈴木裕之社長まで挑発した。
カズ・ハヤシは引退表明後、敬愛する大仁田との電流爆破マッチでの対戦を熱望。これに呼応する形で、今月11日、サッカーJ1の川崎―札幌戦試合前のとどろきスタジアムで開催された大仁田参戦の「ボーイズビーアンビシャス」イベントにGLEATの河上隆一が乱入。大仁田に「カズ・ハヤシの引退試合、この俺をタッグパートナーにどうですか? 俺は電流爆破で俺自身を燃やし尽くしたいんです!」と猛アピール。
大仁田も河上に希望に応え、大仁田、河上が組んでのGLEATリング上でのカズ、CIMA、田中稔組との激突が濃厚となっていた。
2024年05月16日 15:33
サイバーエージェントグループでプロレス事業を手がけるサイバーファイトの新社長に、サイバーエージェントの岡本保朗執行役員副社長(48)が就任することが16日、都内で発表され、岡本氏は「皆さんと一緒に、業界ナンバーワンの会社を作っていきたい」と抱負を述べた。
記者会見には岡本氏、サイバーファイトの高木三四郎社長(54)、武田有弘取締役(52)、元プロレスラーでABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司氏(61)が出席した。新体制では、高木社長は副社長としてDDTプロレスリングと東京女子プロレスを担当し、プロレスリング・ノアは従来通り丸藤正道副社長(44)と武田氏が担当する。彰人(37)は副社長から外れ、取締役となる。人事は6月1日付。
高木副社長は「シナジーを最大化するのに機は熟した。岡本社長と一緒にサイバーファイトのプロレスを世に広めていきたい」と、体制変更について説明した。
岡本新社長は年商7202億円というサイバーエージェントグループのほぼ半分を担当。大のプロレス、格闘技好きで、プライベートでも観戦を楽しんでいるといい、社長就任を「二つ返事でOKした」と明かした。
リング上については高木氏や丸藤氏、武田氏らに任せ、「経営面だったり、グループシナジーを生かしてサイバーファイトを良くできるように全力で頑張って行きたい」と自らの役割を説明。
「それぞれの団体の色で、それぞれで大きく伸ばしていくと基本的には考えている。ビジネス的には集客力、動員力が上がってくるのが一番大きなポイント」「動員数と他の収益面がある程度、連動している部分がある。たくさんのお客様が見に来ていただくことが重要」と動員増に全力を挙げる構えで、グッズ、映像、ネットでのプロモーションなどの改良にも意欲を見せた。
また、(1)米WWEとの関係強化(2)新規協賛企業の獲得(3)ABEMAの生中継強化という方針を示した。(2)については2社から内定を得ているという。
武田氏はノアとして(1)佐々木憂流迦(34)の入団(2)Eita(32)の入団(3)武藤氏のスカウティングアドバイザー就任を発表した。岡本氏は生電話でEitaに「ノアに入団してくれるかな?」と振ったが、Eitaは「いいとも!」ではなく「はい、ぜひ、よろしくお願いします」と、ごくノーマルに答えていた。
武藤氏は、企業が人材確保のため初任給を上げている傾向を指摘し、「ここは一発、3年後5年後、先を見据えた予算を出してほしい」と岡本氏に要望。「海外からも募集、かつこっちからも取りにいけたらいいかな」と提案した。
岡本氏は「未来のスター選手を自分たちで発掘していくことも丁寧にやっていきたい」と話し、若いファンを獲得するために「次世代の若いスター、活躍してくれる選手を増やしていきたい」と方向性を示した。
高木氏はDDT、東京女子として(1)蝶野正洋氏(60)との防災・救命啓発とDDTのコラボイベント「STFプロジェクト」の開催(2)10代に特化した、育成プロジェクトの実施とオーディションの開催(3)東京女子の海外興行の活発化を発表した。
サイバーファイトにはDDT、ノア、東京女子の3団体が所属。動画配信事業「レッスルユニバース」も手がけている。
2024年05月16日 14:56
DDT、ノア、東京女子を運営する「株式会社 CyberFight(サイバーファイト)」が16日に都内で会見を行い、岡本保朗代表取締役社長(48)の就任とともに新体制を発表した。
2024年05月16日 14:48
DDT、ノア、東京女子を運営する「株式会社 CyberFight(サイバーファイト)」が16日に都内で会見を行い、親会社であるサイバーエージェントの執行役員副社長・岡本保朗氏(48)が6月1日付で代表取締役社長に就任すると発表した。前社長のDDT・高木三四郎(54)は副社長となる。
会見冒頭、高木は「サイバーエージェントグループとして効果シナジーを最大化するのに機は熟したと考えまして、この度サイバーファイトの社長を岡本保朗さんにお願いすることになりました」と年齢面や体調面に加えた退任の理由を説明した。
さらに岡本新社長を「サイバーエージェントを今の形に導いた方でプロレスに対するリスペクトと愛を持つお方です。プロレス界にとっても大きなターニングポイントになると思っています。経営はバトンタッチしますが、私は今後副社長としてDDTと東京女子プロレスを担当させていただきます」と紹介。リング上に変わりはないともして「シナジーを活かし、サイバーファイトのプロレスを世の中に広めて行きたいと思いますので、これからも変わらぬ応援をお願いいたします」と呼びかけた。
続いて岡本新社長は「この話を聞いてまず正直思ったのがこれでプロレスを見ていても仕事だって言えるなって、ラッキーだと思いました。会場でもABEMAやユニバースでも1人のファンとして見させてもらったのでいい話だと思って二つ返事で受けさせていただきました」と心境を明かした。
さらにここまでのサイバーファイトを大社長として引っ張った高木に感謝しつつ「業界一番の会社にするということで今までやってこられたと思うので、私もみなさんと一緒に業界ナンバー1の会社を作っていきたいと思います。リング上は素晴らしいスタフがそろっているのでお任せして、僕自身はグループシナジーを活かせるように頑張っていきたいと思います」と意気込みを語ったうえで「WWEとの関係強化」「新規協賛企業の獲得」「アベマでの生中継強化」といった目標を掲げた。
なお新体制は岡本保朗代表取締役社長、高木三四郎(本名・高木規)取締役副社長、丸藤正道取締役副社長、武田有弘取締役、彰人(本名・西垣彰人)取締役となる。
2024年05月16日 13:22
サイバーエージェントグループでプロレス事業を手がけるサイバーファイトの新社長に、サイバーエージェントの岡本保朗執行役員副社長(48)が就任することが16日、都内で発表された。
記者会見には岡本氏、サイバーファイトの高木三四郎社長(54)、武田有弘取締役(52)、元プロレスラーでABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司氏(61)が出席。高木社長は副社長となり、DDTプロ サイバーエージェントグループでプロレス事業を手がけるサイバーファイトの新社長に、サイバーエージェントの岡本保朗執行役員副社長(48)が就任することが16日、都内で発表された。
記者会見には岡本氏、サイバーファイトの高木三四郎社長(54)、武田有弘取締役(52)、元プロレスラーでABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司氏(61)が出席。新体制では、高木社長は副社長としてDDTプロレスリングと東京女子プロレスを担当。プロレスリング・ノアは従来通り丸藤正道副社長と武田氏が担当する。
高木副社長は「シナジーを最大化するのに機は熟した。岡本社長と一緒にサイバーファイトのプロレスを世に広めていきたい」と説明した。
岡本新社長は年商7202億円というサイバーエージェントグループのほぼ半分を担当。大のプロレス、格闘技好きで、プライベートでも観戦を楽しんでいるという。
岡本氏は「それぞれの団体の色で、それぞれで伸ばしていく。集客力を上げるのが大きなポイント」と動員増をにらみ、「われわれはまだまだチャレンジしていかなければならない立場。バランスを考えて自分自身で決断していきたい」と意気込みを示した。
また、(1)WWEとの関係強化(2)新規協賛企業の獲得(3)ABEMAの生中継強化という方針を示した。(2)については2社から内定を得ているという。
武田氏はノアとして(1)佐々木憂流迦の入団(2)Eitaの入団(3)武藤氏のスカウティングアドバイザー就任を発表。武藤氏は「3年後5年後、先を見据えた予算を出してほしい」と岡本氏に要望した。
高木氏はDDT、東京女子として(1)蝶野正洋氏との防災・救命啓発とDDTのコラボイベント「STFプロジェクト」の開催(2)10代のオーディション実施(3)東京女子の海外興行の活発化を発表した。
サイバーファイトにはDDT、ノア、東京女子の3団体が所属。動画配信事業「レッスルユニバース」も手がけている。
レスリングと東京女子プロレスを担当。ノアは従来通り、丸藤正道副社長と武田氏が担当する。
高木副社長は「シナジーを最大化するのに機は熟した。岡本社長と一緒にサイバーファイトのプロレスを世に広めていきたい」と説明した。
サイバーファイトにはDDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレスの3団体が所属。動画配信事業「レッスルユニバース」も手がけている。
2024年05月16日 13:03
IT大手のサイバーエージェント(東京・渋谷区)は16日、渋谷区のシャトーアメーバ0スタジオでプロレス事業に関する記者発表会を開催した。
同社は、関連会社として2020年9月1日にプロレスリング・ノア、DDT、東京女子プロレスなどを運営するプロレス事業会社「CyberFight(サイバー・ファイト)」を設立。以来、社長をDDTのプロレスラー、高木三四郎(54。本名・高木規)が務めてきたがこの日の会見で新たにサイバーエージェントの執行役員で副社長の岡本保朗氏(48)が社長に就任することを発表した。
岡本氏は1975年8月7日生まれの48歳。早大社会科学部卒。2000年4月にサイバーエージェントに入社。07年4月にインターネット広告事業本部統括本部長就任。08年12月に取締役就任。10年10月に常務取締役。14年12月に専務取締役を経て20年10月に取締役兼執行役員副社長となった。
会見には岡本氏、高木、サイバーファイト取締役でノアのフロントトップである武田有弘氏、ABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司が出席した。
会見で今回の新体制について高木が自ら退任を決断し岡本氏へ社長就任を打診したことを明かした。高木は同社の副社長としてDDT、東京女子の運営に専念する。
新社長の岡本氏は、高木からの打診を「すごく光栄なお話」と明かし「業界一番の会社にするんだと今までやってこられた。業界ナンバーワンの会社にしたい」と掲げ「リング上にはすばらしい選手、スタッフがそろっているので全幅の信頼を置いています。私は経営に専念したいと思っています」と明かした。
岡本氏は、就任に際し3つの目標を発表した。一つ目は「WWEとノアとの関係強化」。現在、ABEMAがWWEを生配信しており、こうしたルートを使って交渉を行っているという。2つ目が「新規協賛企業の獲得」で現時点で新たに2社が内定したことを明かした。3つ目が「ABEMA生中継の強化」。また、会見では武田氏が佐々木憂流迦、Eitaのノア入団。さらに武藤が新たにノアのスカウティングアドバイザー就任を発表した。
武藤は「プロレスの仕事に携われてうれしく思っています」と明かし、新人発掘へ「3年後、5年後、先を見越した予算を出してほしい」と岡本氏へ要望していた。
◆サイバーファイト新体制
代表取締役社長 岡本保朗
副社長 高木規
同 丸藤正道
取締役 武田有弘
同 西垣彰人
2024年05月16日 12:00
米AEWに移籍した元新日本プロレスのレインメーカーオカダ・カズチカ(36)が、15日(日本時間16日)の「AEW DYNAMITE」でダックス・ハーウッドの挑戦を退けAEWコンチネンタル王座の防衛に成功した。
2024年05月16日 09:44
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が15日(日本時間16日)に放送され、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38)が竹下幸之介に襲撃され改めて王座挑戦を要求された。
モクスリーは11日(日本時間12日)に新日本プロレスのカリフォルニア大会で海野翔太の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。しかし直後のリング上で「ハウス・オブ・トーチャー」のEVILにベルトをスプレーで黒く塗りつぶされ挑戦を要求された。これを受け6月9日大阪城ホール大会でEVILとの4度目の防衛戦が決定している。
この日の大会ではブライアン・ダニエルソンとのタッグでカイル・フレッチャー&ジェフ・コブと対戦。入場時に襲撃を受け主導権を奪われる場面もあったが、最後はフレッチャーをデスライダーで沈め勝利を収めた。
しかし決着後のリング上で、竹下に襲撃されてしまい大ダメージを負ってしまう。クラウディオ・カスタニョーリが救出に訪れると、竹下は腰に手を当てるポーズでベルト挑戦をアピールしながら退場した。
モクスリーは4月にAEWマットでパワーハウス・ホブスを下しV1に成功した直後、竹下から同様のアピールを受けていた。すでに新日本マットでのV4戦が決定済みのなか、両団体でそれぞれの遺恨が勃発しており、今後の展開から目が離せなくなりそうだ。なお、ベルトはこの日も相変わらず暗黒化されたままだった…。
2024年05月16日 07:46
【WWE】RAW(5月13日・日本時間14日/グリーンビル)
激闘のなかで熱血レスラーの髪の毛がみるみるうちに逆立つ現象が起こってファンが騒然。実況も逆立つ金髪を見て「まるでスーパーサイヤ人のようだ」と声をあげるひと幕があった。
【映像】激闘でリアル「スーパーサイヤ人」に変化する瞬間
イリヤ・ドラグノフとジェイ・ウーソが対戦。WWEドラフトで下部団体「NXT」から昇格を果たし、強烈なキャラクターで注目を集めているドラグノフの逆立つ髪型が「あの人気マンガのキャラクターのようだ」と話題となった。
「RAW」屈指の実力者ジェイとドラグノフの対戦は互いの大技を出し合う激闘に。この日も熱血ファイトのドラグノフがたぎりのオーバーアクションから、背後をとってジャーマン・スープレックスを2連発、3発目はジェイがこらえてカウンターのスーパーキックからアッパーカット、ドラグノフも延髄ぎりと一進一退の攻防が続く。
さらにドラグノフはロープの間をターンする619の勢いのままクローズラインを放つフィニッシャー「コンスタンティン・スペシャル」を放つも、これもジェイが2.5でキックアウト。ここでドラグノフは金髪が突如逆立って、凄まじい形相となった。
このシーンを見た、実況の清野茂樹アナウンサーは「髪が逆だっているように見えます。もう本当にスーパーサイヤ人のようです」と実況。見た目も含め既視感ある姿にファンも「リアルスーパーサイヤ人だ」「スーパードラグノフ」と反応した。
その後も、ドラグノフは小橋建太を彷彿させる「マシンガンチョップ」や、大谷晋二郎の「顔面ウォシュ」などジャパニーズ・ムーブで日本人ファンの心を掴む動きを連発した。
先週の『RAW』では、額から血を流しながら拳を振り下ろすフィニッシャー「H‐ボム」を披露、己を鼓舞しながら見せるオーバーアクションな決めポーズに”とにかくアツい漢”と話題沸騰だったドラグノフ。今週はジェイの「ウーソ・スプラッシュ」に惜しくも敗れたが、魂を削るような“熱血ファイト”は今後も話題と人気を集めそうだ。(ABEMA/WWE『RAW』)
2024年05月16日 07:16
女子プロレスのSareeeが主宰する「Sareee―ISM」事務局は15日、「Sareee―ISM Chapter 4」を7月29日、「Chapter V」を9月2日にいずれも新宿FACEで開催することを発表した。
同大会は、2021年から23年まで世界最大の団体「WWE」で武者修行を終えたSareeeが23年5月16日にスタートさせた。これまでに3大会が開催されいずれも超満員の人気を誇っている。
2024年05月16日 07:02
全日本プロレスは16日までに29日の後楽園ホール大会で青柳優馬と黒潮 TOKYO ジャパンがシングルマッチで対決することを発表した。
2024年05月16日 06:00
アマチュアボクシングで高校1年時にアジアジュニア選手権50キロ級優勝、高校2年時に高校選抜フライ級優勝、高校3年時に高校総体フライ級優勝、世界ユース選手権フライ級5位の戦績を残した吉良大弥(20)=志成=が、6月27日に後楽園ホールでプロデビューすることが15日、都内の志成ジムで発表された。コムサン・カエウルエアン(タイ)とスーパーフライ級6回戦を行う。
吉良の長姉はキラッ☆CHIHIROのリングネームでプロキックボクサーとして、次姉はキラッ☆YUUKIのリングネームでプロキックボクサー、プロボクサーとして活躍し(現在は引退)、実家はかつてキックボクシングジムを経営。自身も4歳からキックボクシング、小学校低学年からボクシングを始め、中学1年生からボクシング一本に絞った。
王寺工業高校から東京農大とアマチュアボクシングのエリートコースを進んだが、パリ五輪出場がかなわず、大学を2年で中退してプロ入り。大学1年時、志成ジムでWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35)と初めてスパーリングする機会があり、「何度かやらせてもらって、1年後くらいに直接声をかけてもらって、それからですね」と、井岡からの誘いでプロ入り、志成ジム入りを決めたことを明かした。
「井岡さんからは、すごく褒めていただいて。才能があると言っていただけた。農大の先輩でもあるので、そこのつながりで、チームとして一生に戦っていけたらうれしいと言われて」
目標を「ボクシングを形にはめたくない。得意なボクシングを作らないというか、いろんな動きができる飽きられないボクサーになると、みんなに見てもらえるのかなと。お客さんに面白いとおもってもらえる試合ができれば、最終的じゃないけど世界チャンピオンとか統一チャンピオンとか、ついて来ると思う」と、オールラウンダーに設定した。
来月は井岡のラスベガス合宿に、3週間の予定で同行する。デビュー戦に向けて「自分のボクシングを出して、できることをしっかりやって勝てたらいいなと思います」と意気込んでいた。
2024年05月16日 06:00
全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が、The Endことパロウ&オディンソンとの初防衛戦(29日、東京・後楽園ホール)に向け熱くDOOMだ。
2人は12日に閉幕した春の祭典「チャンピオン・カーニバル」にともにBブロックで出場。兄のジュンは準優勝、レイは3冠ヘビー級王者の安齊勇馬を撃破した上、初めて兄に勝つなど結果を残した。
手応えをつかんだ兄弟は「優勝こそならなかったが、シングルプレーヤーとしての自信がついた。弟に比べても少なかったシングルでの経験をたくさん積めたからな」(ジュン)、「頭の使い方がずっと良くなっているのを実感している。リング上での考える力が比べものにならないくらい変わったぞ、ファーオ!」(レイ)と胸を張る。
個人での成長を経てタッグ屋に戻るだけに、V1への自信は揺るぎない。「これで久しぶりに組んだらすげえことに…」(レイ)、「なるな。それぞれ質もレベルも上がっているから。負けるイメージが全く持てない。The Endは強力なチームだが今の俺たちには問題ない。DOOM!」(ジュン)と高笑いする。
王座戦の先に見据えるのが、能登チャリティー大会(6月10日、石川・七尾市田鶴浜体育館)だ。地元の宮城・角田市も2011年の東日本大震災で被災しているだけに、ジュンは「当時俺たちは東京にいたけど実家も被害を受けて、どれだけ大変な思いをしているか分かっているつもりなので。明るく、楽しく、激しいプロレスを見てもらいたい」。レイも「みんなで前を向いて進めるように。そんなプロレスをやりたい」と続いた。ベルトを巻いてチャリティー大会に臨むためにもV1戦は負けられない。
2024年05月16日 06:00
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、意味深発言を連発だ。王者ウィロー・ナイチンゲールとの米AEW・TBS王座戦(18日、横浜武道館)前に、所属ユニット「コズミック・エンジェルズ(CA)」が分裂危機に見舞われている。自身が極悪軍団「大江戸隊」を追放されたスターライト・キッドを救出したことに端を発する今回の騒動。当の本人はキッド、そしてCAに何を思うのか――。
昨年は団体最高峰のワールド王者として活躍した中野だが、10月の同王座戦で左ヒザを負傷。長期欠場に入り、王座返上を余儀なくされた。2月の復帰以来、初となる王座戦に向け「このベルトを取って、中野たむが世界一になる。そうすればスターダムも世界一になる。世界一輝く一番星に返り咲きます!」と誓い、自信をみなぎらせた。
王者のナイチンゲールは168センチ、88キロ。157センチ、50キロの挑戦者とは体格差があるが、気にする様子はない。「(4月27日)横浜BUNTAIでアジャコングと対戦して、デカイ選手とどう戦うかが私の課題だと思っていた。アジャよりは小さいし、去年、180センチのメーガン(ベーン)を投げたので投げられます」。むしろ王座獲得後の展望に目を輝かせる。
AEWの次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日)ではナイチンゲールが、元WWEスーパースターでAEW所属のメルセデス・モネと同王座をかけて対戦することが発表されている。つまり中野が王座を獲得すれば、モネと対戦する機会を得るのだ。
忘れもしない。昨年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会。当時のIWGP女子王者KAIRI(現WWEのカイリ・セイン)に5分47秒で敗れた直後、さっそうと現れたモネに話題を全て奪われた。
積年の恨みがあるという中野は「私はあの日、モネのかませ犬にさせられた。今回ベルトを取って、あの時の雪辱を直接果たすチャンス。ウィローには『こんな最高の舞台をセッティングしてくれてありがとう』と伝えてベルトを奪います」と不敵な笑みを浮かべた。
このまま王座戦へ一直線!といきたいところが、そうはいかない。気になるのが取り巻く環境だ。CAとキッドの共闘が実現したが、ユニット内からは異論が噴出。安納サオリが「本当に入るなら考えもんやなって」と疑問の声を上げると、盟友のなつぽいは「たむちゃんはキッちゃん(キッド)と一緒に(2人の古巣)STARSに戻ろうと思ってるのかなって」と勘繰り、CAの分裂を危惧している。
これに対し中野は「遠征でキッちゃんとたくさん組む機会があって、今後のいろんな新たなビジョンが生まれそうだなっていう感覚があった。それはキッちゃんも同じことを考えてたりするんじゃないかなって思ってます」とだけ口にし、CAの今後については明言を避けた。
ただしキッドへの思いは本気のようだ。「キッちゃん、マスク取るとか、海外行きたいとか話してたみたいだけど。私がこのベルトを取って世界一になるから、たむと組めば一緒に世界進出もできるよ」と呼びかけるや、「あっ! キッちゃんの素顔はたむの次にかわいいんだよ」とにやり。まだまだCAの混乱は続きそうだ。