2024年04月29日 23:56
カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝が現地4月29日に行なわれ、インドネシアとウズベキスタンが対戦している。 立ち上がりにペースを掴んだのはウズベキスタン。ポゼッションで上回り、自分たちのリズムでボールを動かしながら、緩急をつけたアタックを繰り出す。 守勢に回るインドネシアは、スペースを不用意に空けないポジショニングで対抗。自陣ゴール前では個々がより厳しい守備を見せる。 30分には、ウズベキスタンのボリエフが強烈なミドルを放つ。これは惜しくもクロスバーに弾かれて得点には至らず。 【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介! なかなかシュートにまで持ち込めないインドネシアは、アーハンのロングスローに活路を見出すも、思うようにゴールチャンスにはつなげられない。 主導権を握り、何度も相手ゴールに迫ったウズベキスタンだが、結局、前半は相手の堅陣を崩し切れず。試合はスコアレスで折り返した。 アジア勢に与えられたパリ五輪の出場枠は「3.5」。今大会で上位3か国に入るか、3位決定戦で敗れた場合は、大陸間プレーオフでギニアと対戦。準決勝で勝利したチームは、その時点でパリへの切符を手に入れることができる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 14:43
浦和レッズは5月15日、J1第14節で京都サンガF.C.とホームで対戦。3−0で快勝を飾った。
この一戦で注目されているのが、GK西川周作のキックだ。19分、アレクサンダー・ショルツからのパスを受けた守護神は、ピッチ中央の安居海渡へ低弾道のフィードを供給した。
【動画】「ほんとうまい」「声出た」など反響!西川周作の圧巻フィード
西川の秀逸なロングパスに、SNS上では以下のような声が上がった。
「まじで鳥肌たった」
「ここほんとうまい」
「プレミアかよ」
「The 西川周作って感じ」
「これは声出たねえ」
「今日何本かエッグいやつあったね」
「芸術すぎて無限ループで見ちゃう」
「そんなパスも出せるの!?」
「こんなフィードできるGKいます?」
6日に行なわれた横浜F・マリノス戦では、J1通算600試合出場を達成。37歳となった今も、その実力は健在だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 14:35
優勝に王手をかけ、タイトルを決める一戦で、ベンチスタートになったのはなぜなのか。 セルティックは5月15日、スコティッシュ・プレミアシップ第37節で、キルマーノックに敵地で5−0と勝利した。引き分けでも王座維持が決まるなか、先発出場した前田大然の1得点・1アシストなどで4位を相手に快勝。3シーズン連続54回目の優勝を決めている。【動画】旗手が見事なスルーパス→前田が優勝に花を添える追加点 前田のほかに旗手怜央も先発出場したセルティックだが、スタメンリストに古橋亨梧の名前はなかった。ブレンダン・ロジャーズ監督はエースではなく、アダム・アイダを先発に起用している。古橋は4−0と大勢が決まったなか、62分の前線入れ替えで途中出場した。 セルティック専門サイト『Celts Are Here』によると、ロジャーズ監督は試合前、前線の人選について、「ピッチがトリッキーで、特にキルマーノックのマンツーマンのプレーから、最初をかわすのが大変なときがあるので、アイダがいればそのプレッシャーをかわせる。もちろん、少しフィジカルも出せる。だから彼が入った」と説明している。
「2人の異なるタイプのストライカーがいるのは素晴らしいことだと思う。どちらも速く、かたやよりフィジカルで、もうひとりはスピードと動きがある。だからこの試合ではアイダを使えて、キョウゴは必要なら途中出場と感じた」 結果的に、アイダが立ち上がりに先制点を奪ったことで、勢いに乗ったチームは快勝でトロフィー獲得を決めた。指揮官の選択がヒットしたかたちだ。 アンジェ・ポステコグルー前監督が去り、ロジャーズ体制となった今季、新指揮官のスタイルで古橋が過去2シーズンよりも苦しんだのは周知のとおりだ。優勝決定戦での起用は、今後に影響あるのか。古橋とロジャーズのこれからが注目される。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 14:34
欧州サッカー連盟(UEFA)は15日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)の親会社であるシティ・フットボール・グループ(CFG)について、スペイン1部リーグのジローナ(Girona FC)が来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)に出場するためには、ジローナに対する出資比率を下げなくてはならないと述べた。
CFGが株式47パーセントを保有するジローナは今季、レアル・マドリード(Real Madrid)と一時リーグ優勝を争う快進撃を見せて4位以上が確定し、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にしている。
UEFAのクラブ財務管理組織(CFCB)は14日、複数クラブの所有に関するルールの更新を知らせる書簡を関係者に送付した。内容は同一オーナーの2チームが同じ欧州大会に出場することを禁じるもので、過半数株を所有することによる「支配」だけでなく、一つのオーナーが複数クラブに対して「決定的な影響力」を持つケースも適用の対象になるとされた。
CFGはジローナの過半数株主ではないが、CFCBによると、クラブの株式全体の30パーセント以上を保有している場合などは、「クラブの意思決定において決定的な影響力を行使する能力」に該当する。
そのため、シティとジローナが来季のチャンピオンズリーグにともに出場するためには、CFGはUEFAが定める6月3日の期限までにジローナの株を一部売却する必要がある。一般的に経済的に好ましくないとされている株式の性急な売却を避けるため、CFCBはUEFAの監督下にある「ブラインド・トラスト(白紙委任信託)」にクラブの株式を移すというオプションを用意しているが、来季限りの一時的な措置となる。
UEFAのルールに従えない場合は、リーグ戦順位の低い方がヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)に回ることになり、今回のケースではジローナがヨーローッパリーグ行きになる可能性が高い。
■関連記事
・マンCの親会社がジローナの大株主に、共同オーナーはペップ監督の実弟
・【写真特集】「世界最高峰の舞台」欧州CLでプレーした主なアジア人選手
・【写真特集】欧州チャンピオンズリーグ、100試合出場を果たした名選手
2024年05月16日 14:13
[J1第14節]柏 2−1 湘南/5月15日/三協フロンテア柏スタジアム
5月15日、Jリーグの日に行なわれたJ1第14節で、柏は湘南とホームで対戦。
2024年05月16日 14:09
FC町田ゼルビアの底力を感じたゲームだった。5月15日に開催されたセレッソ大阪戦のことである。後半アディショナルタイムの決勝弾で劇的な勝利を収めた試合を振り返り、町田の黒田剛監督は次のようにコメントした。
「前節の湘南戦は引き分けでしたが、敗戦のレベルでした。かなり厳しい印象を持ったゲームだったので、戒めの気持ちを持って試合に入りました。湘南戦を敗戦と捉えたなかで、絶対に連敗はできないスタンスで選手たちは準備してくれました」
正直、84分の失点で1-1にされた時はドローが濃厚だと思った。実際、黒田監督も「PKで追いつかれてどうなるかというところもあった」と心境を明かしている。それでも、町田は後半アディショナルタイムに決めたミッチェル・デュークのゴールで最終的に2-1と勝ち越し、勝利を手繰り寄せた。
黒田監督は言う。
「『絶対に負けたくない。俺たちが勝つんだ』という気持ちを90分間切らさずに戦ってくれた。林(幸多郎)のクロスからデュークが技ありのゴールを決めてくれました。引き分けと勝利では全然違うシチュエーションのなかで、勝ち切れたのは素晴らしいことです」
「俺たちが勝つんだ」というスタンスで、それを成し遂げてしまう選手たちの実行力はある意味恐ろしい。
C大阪戦の勝利は、失点と連敗を極度に嫌う黒田監督の“執念”が選手たちに乗り移った格好での白星だろう。
キャプテンの昌子源が「僕たちも必死」と言うが、その「必死さ」を勝利に結びつけるのは簡単ではない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月16日 13:30
23-24イングランド・プレミアリーグは15日、第34節延期分の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は3-2でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)を下し、欧州大会出場権確保へ希望をつなげた。
コビー・メイヌー(Kobbie Mainoo)、アマド・ディアロ(Amad Diallo Traore)、ラスムス・ホイルンド(Rasmus Hojlund)のゴールが決まったマンチェスター・ユナイテッドにとっては、リーグ戦ここ9試合でわずか3度目の白星となった。
エリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは、25日に行われるマンチェスター・シティ(Manchester City)とのFAカップ(FA Cup 2023-24)決勝で優勝すれば、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)出場が決まる。仮に敗れた場合でも、リーグ戦7位であればヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)の出場権を手にすることができるため、チームはその座を確保すべく争っている。
この日チームは勝利したものの、7位ニューカッスルとは勝ち点で並んで8位のまま。しかも得失点差ではニューカッスルを大きく下回っているため、今季最終戦ではニューカッスルの結果を上回る必要がある。
19日にマンチェスター・ユナイテッドは敵地でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)と、ニューカッスルはブレントフォード(Brentford FC)と対戦する。
ニューカッスルが黒星を喫したことで、5位につけるトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は来季のヨーロッパリーグ出場が決定した。
6位チェルシー(Chelsea)はブライトンに2-1で勝利し、乱高下の激しいシーズンながらもヨーロッパリーグ出場決定に前進した。
コール・パーマー(Cole Palmer)とクリストファー・エンクンク(Christopher Nkunku)のゴールで白星を飾ったチェルシーは、2022年10月以来となる4連勝を飾っている。
最終節でボーンマス(AFC Bournemouth)と対戦するチェルシーは引き分ければヨーロッパリーグ出場が確定。また、勝利した上でトッテナムがシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)に敗れれば、5位浮上の可能性もある。
■関連記事
・プレミアリーグ、VAR廃止案の可否を各クラブが投票へ
・マンCがトッテナム下し首位浮上 史上初4連覇へ大きく前進
・欧州CL目前のアストン・ビラ 2点差追いつきリバプールとドロー
2024年05月16日 13:30
15日、明治安田J1リーグ第14節でセレッソ大阪をホームに迎えたFC町田ゼルビア。
試合は、70分にオ・セフンのボレー弾で先制。84分にレオ・セアラのPKで同点とされるも、後半アディショナルタイム、途中出場のミッチェル・デュークが林幸多郎のクロスをに合わせ、町田が劇的勝利を収めている。
「前節の湘南戦、引き分けではありましたけど、敗戦と言っていいくらいのかなり厳しい印象を持ったゲームだったので、戒めの気持ちを持って今日のゲームは入りました。(湘南戦を)敗戦と捉えて、2連敗は絶対にできないというようなスタンスの中で、中3日でしっかりと選手たちが準備をして今日のゲームを迎えました」
試合後にそう語った町田の黒田剛監督。町田はスコアレスドローに終わった前節のアウェイでの湘南ベルマーレ戦、シュート本数で8:15と上回られるなど劣勢を強いられ、なんとか勝点1を拾ったゲームだった。
そこからの連戦ということで、湘南戦をあえて敗戦と捉えることにより「絶対に連敗はできない」と、高いモチベーションで今回の試合に臨んだという。
「クオリティの高いセレッソさんのボール回しというところに、ある程度付いてはいきましたけど、随所に危ない場面もありました。さまざまなところでちょっと怪しいなという局面もありましたが、その中で、最後まで体を張って、オープンプレーの中では失点をしなかったというところは本当に評価できるかなと思います」
町田は56分、左サイドの藤本一輝に代えてナ・サンホを投入。右にナ・サンホ、左に平河悠の形にしたことで左右のバランスが良くなり、右サイドの活性化がオ・セフンの先制点へつながった。
守っても、持ち味である全体の高い強度に加え、外国人枠の関係で久々の出場となったセンターバックのチャン・ミンギュも奮闘し、ホームでの劇的勝利を手にしている。
「すごく難しいゲームでした。勝ちと負けでは全然違うというようなシチュエーションの中で、勝ち切って勝点3を取ってくれたことは本当に素晴らしいことだと思います。連戦の中で、この勢いを持って、(次の)ヴェルディ戦に臨みたいと思います」
また、この日は1993年5月15日にJリーグが開幕してから、丸31年の記念日。「Jリーグの日」として復刻されたJリーグカレーの配布などさまざまな催しが行われた。
黒田監督は31年前、大阪体育大学を卒業し、サッカーに一区切りを付けた時期で、開幕戦は社員寮で見ていたことで知られる。それから31年が経ち、J1の監督として上位争いをしていることに対する思いを尋ねられると、以下のように答えていた。
「指導者もまだ始めていない時です。サッカー選手を引退し、サービス業というところで、自分の中ではもうサッカーを辞めたというような状況で社員寮に入りながらホテルマンをやっている時期でした。その世界に自分が行くなんていうことは到底思いもしない中で、これまで約30年間ずっと、高校サッカーも含めやってきました。
そういうことを考えるとすごく感慨深いところもあります。あの時、テレビで見ていたJリーグというステージに自分がたどり着いたというか、そこに自分のステージを移して勝負しているということに、今でも信じられないような気持ちもあります。
ただやっぱり本当に、何歳からでもチャレンジはできるなと。気持ちさえあれば何歳からでもチャレンジができるということを全国に見せていきたい、先頭を切って走っていきたいという思いもあります。
サッカー界だけではなく、世の中のいろいろな方々、年配の方々も含めて、まだまだやっぱりチャンスはあるんだというところを自分が身を持って示していくことによって、すごく明るいスポーツ界にもなると思います。そんなことを描きながら、沸々と感じながら、日々を送っています」
“躍進”町田ゼルビア!これが「歴代最高ユニフォーム」厳選トップ7
ヴィッセル神戸もこの日勝利したため首位返り咲きはならなかったが、同勝点の2位というポジションを維持する町田。
次戦は19日(日)、同じ昇格組ながらこちらも直近11試合無敗と好調の東京ヴェルディとホームでの「東京クラシック」に臨む。
2024年05月16日 13:00
13日に行われたラ・リーガ第35節、レアル・ソシエダはアウェイでバルセロナと対戦。
2024年05月16日 12:54
ザルツブルク(オーストリア1部)は15日、2024−25シーズンからの新監督としてペピン・リンダース氏を招へいすることを発表した。なお、契約期間は3年となり、来季のプレシーズン開始からチームを指揮することが明らかになっている。
現在41歳のリンダース氏はPSVのユースやポルトのユースやトップチームでコーチを務めた後、2014年にリヴァプールのU−16コーチに就任。トップチームでもコーチを務めた後、2018年1月〜5月にはNECで監督も歴任した。同年6月にリヴァプールに復帰して以降は、ユルゲン・クロップ監督の“右腕”としてチームを支えていたが、同監督退任に伴い、今季限りでクラブを離れる予定となっていた。
なお、リヴァプールは4年半ほど育成コーチを務めているヴィトール・マトス氏もザルツブルクに加わることを明らかにしており、新天地ではリンダース新監督のアシスタントコーチに就任することになるようだ。
新監督就任が決定したことを受け、リンダース氏はザルツブルクのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ザルツブルクの新しい監督に就任したことを誇りに思うし、ここにいられることは私にとって本当に光栄なことだ。PSV、ポルト、リヴァプールを経て、私は強力な組織と優れたアカデミーを備えた新たな美しいクラブに加入することになった」
「私がこれまで在籍してきたクラブはすべて、いくつかの共通点がある。攻撃が非常に重要であるというクラブ精神や主要なトロフィーを獲得するという真の信念、そして何よりも試合への情熱と成功への野心がすべての基本であるクラブたちだ」
「アシスタントのヴィトール・マトスとともに、変化し続けるサッカー界でクラブが成長できるように全力を尽くしていく。私の家族は以前、この街を訪れたことがあるが、その美しさと人々の優しさに圧倒された。これは私にとってザルツブルクへの加入を決める最後の重要なステップにもなった」
2024年05月16日 12:40
今季セルクル・ブルッヘからフェイエノールトへと移籍した日本代表FW上田綺世。ただオランダ・エールディビジでは途中出場が主となり、25試合で5ゴール1アシストという結果となった。
ただ、エースストライカーであったメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスは今年夏のマーケットで退団が噂されており、上田綺世はその後釜として期待されている状況だ。
フェイエノールトを率いているアルネ・スロット監督は上田綺世について「我々には非常に優れたバックアップのストライカーがいる」と評価しているが、そのスロット監督はリヴァプールへ移籍する可能性が高いと言われる。
『fr12』によれば、今回その上田綺世についてサッカー番組の「Veronica Offside」で元オランダ代表の名選手ヴェスリー・スナイデルとヴィム・キーフトが批評したとのこと。
かつてインテルやレアル・マドリーなどで活躍したヴェスリー・スナイデルは以下のように話し、上田綺世にはまだ納得できていないことを明かしたという。
「私は決して上田綺世のファンではなかった。ただ、彼は定期的に試合に出場していないことでリズムを欠いているだけかもしれない。
したがって、アルネ・スロット監督は『彼が頻繁にプレーして競争力のあるリズムに乗れば、非常に優れたストライカーになるだろう』と感じている可能性はある。
ただ、私はそれが完全に正しいとは思わない。上田綺世はまだ私を魅了することができていないのだ」
上田綺世はこのところゴー・アヘッド・イーグルス戦、ズウォレ戦、NEC戦と3試合連続ゴールを決めているが、まだスナイデルはそのプレーに納得していないようだ。
上田綺世加入のフェイエノールト、21年前の「UEFAカップ優勝の伝説スタメン」覚えてる?
なお、キーフトも「自分は上田綺世がフェイエノールトのファーストストライカーを務められるかどうか確信できない」と話しており、「高く評価しているのになぜあまりプレー時間がないのか」とスロット監督の方針にも疑問を呈していたようだ。
今季エールディヴィジで23ゴール6アシストを決めたサンティアゴ・ヒメネスには現在チェルシーやアーセナルなどのビッグクラブが接近していると言われ、かなり高額な移籍金で売却される予定だという。
2024年05月16日 12:32
[J1第14節]鳥栖 5−2 川崎/5月15日/駅前不動産スタジアム
鳥栖がホームで、川崎を5−2で下した一戦で、先日、パリ五輪出場を決めたU23アジアカップでCBコンビを組んだふたりの対戦が実現した。
鳥栖の22歳のCB木村誠二と、川崎の19歳のCB高井幸大だ。
ともに4バックのCBとして先発を果たしたなか、先に魅せたのは高井だ。13分、右からのCKにニアで強烈なヘッドで合わせ、嬉しいJ初ゴールを決めてみせた。
高井はその後も自慢のビルドアップでチームに貢献。しかし、26分に同点に追いつかれると、その後は相手に上手く対応できないシーンもあり、試合後にはCBとして5失点を悔やんだ。
「(5失点は)ありえないし、切り替えて頑張りたいです。点を取れたのは良かったですが、勝利に貢献する得点をしたいです」
【動画】鳥栖×川崎のハイライト
一方、木村は高井について「アジアカップを一緒に戦った仲間でどういうプレーをするか分かっていましたが、特別敵対視することはなかったです」と語りつつ、高井の得点に関しては「あれはちょっと悔しかった」と振り返る。
それでも「やり返したかったですけど、(原田)亘くんが決め切ってくれたので」と、自身も後半開始早々に右CKから強烈なヘッドを放ち、そのこぼれ球を原田が押し込んで、チーム4点目につなげてみせた。
そして木村は改めて高井との対戦を通しての想いも話してくれた。
「個人のプレーで言ったら、あいつのほうが良かったかもしれないです。ビルドアップは安定していましたし、チームとしての回し方もあるかもしれないですが、そこはやっぱり普通に良い選手だなと感じましたね。
ただ自分も鳥栖でビルドアップをやっていますし、今日の反省を活かして、次により良いプレーをできるように切り替えてやっていきたいです。
今日は前の選手の(守備に)助けてもらった面もありますが、そこを後ろから動かすのも僕らの仕事。その意味では上手い具合にいけていたのかなと感じます。ただ、より良い守備をできるようにしていきたいです」
ともにこの試合でも貴重な経験を得たはず。今後のふたりの切磋琢磨にも注目したい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 12:30
15日に行われたプレミアリーグ第34節延期分、ニューカッスルはアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。
2024年05月16日 12:24
[J1第14節]柏 2−1 湘南/5月15日/三協フロンテア柏スタジアム
5月15日に開催されたJ1第14節で、柏レイソルはホームで湘南ベルマーレと対戦。1−1で迎えた後半アディショナルタイム、勝負を決するゴールが生まれる。決めたのは細谷真大だ。
90+1分、右サイドから島村拓弥がクロスを送り込む。細谷は腰あたりの高さに飛んできたボールを巧みにトラップし、すぐさま右足を振り抜く。鋭いシュートを突き刺した。
エースが待望の今季初ゴール。得点後、柏熱地帯(ゴール裏1F席)に駆けこんだ細谷は「なかなかホームであっち側(柏熱地帯)に向かってゴールを決めるシチュエーションが少ないっていうのもあるし、ゴール裏に友だちもいるので、飛び込みました」と熱狂を振り返る。
井原正巳監督は試合後の会見で「真大のゴールに関して、我々チーム全員、そしてサポーターの皆さんも待ち望んだゴールだと思う。彼もこれでひとつ取れたので、これからゴールを量産してほしい」と、その活躍を喜んだ。
【動画】チームを勝たせる真のエースへ! 細谷真大が劇的決勝弾
試合後にメガホンを渡され、サポーターに対し「お待たせしましたっていうことと、次も取りたいという思いを伝えた」という細谷は、パリ世代での競争にも目を向ける。
「(U-23アジアカップが終わってから)代表選手全員が各クラブでのポジション争いが始まっていて、それぞれがそれぞれのクラブで戦えていると思う。また競争し合って、6月に集まれたらなと思う」
柏の夜空にこだました“マオ”コールは、サポーターが叫びたくて仕方なかった名前に違いない。細谷のさらなる奮起が、中位に甘んじるチームの上位進出の鍵を握っているはずだ。
取材・文●平龍生(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 12:20
今季スイス・スーパーリーグのセルヴェットでプレーしている常本佳吾と西村拓真。現在は3位につけており、まだわずかに優勝の可能性を残しているほか、カップ戦では決勝に駒を進めている。
昨年の夏に鹿島アントラーズから加入した常本佳吾、そして冬のマーケットで横浜F・マリノスから期限付き移籍してきた西村拓真、ともにレギュラーとして右サイドバックとアタッカーの役割を任されており、重要な存在となっている。
『bluewin』によれば、今回常本佳吾と西村拓真が二人同時に行うダブルインタビューに応え、以下のように話していたという。
常本佳吾はスイスの印象について個人の力が求められるリーグだと感じているほか、サポーターの発炎筒などに驚きを感じていることを明かしていたよう。
「スイスに来てまず一番最初に気付いたのは言葉の違いです。ジュネーブではフランス語、ドイツ語、そしてイタリア語も使われていて、そこの違いは感じました。
サッカーに関しては、サポーターが発炎筒を焚くようなことは日本ではあまりないので、ここには熱いサポーターがいるなという印象です。
日本だとより戦術的なものやチームワークが求められることが多いんですけど、ここでは個人の力が大きくて、よりスペースや1対1の状況がある。
スイスの選手はより身体も大きいし、スピードもありますし、フィジカルも強い。そのあたりは鍛えて負けないようにしています」
また、西村拓真はレネ・ヴァイラー監督がかつて日本で指揮していたことが重要だったと話したという。
「レネ・ヴァイラー監督は日本でのサッカーを経験していますし、僕のことも知っていたし、佳吾もこのクラブにいた。それが重要な要素になりました。
ピッチの外ではあまり一緒にはいないですけど、たまに一緒にご飯を食べに行ったり、日本食を紹介してもらったりしてます。
スイスは美しい国だし、素晴らしいチームメイトと一緒にプレーできて嬉しいです。ここから何が起こるかわからないですけど、運命に任せようと思います」
日本代表、五輪で「オーバーエイジ招集された12名の選手」
常本佳吾と西村拓真はそれほどピッチ外で一緒にいることはないそうだが、時々ともに食事に行くこともあるとのこと。
また来季の去就については買取オプションが行使されるのかどうかも含めて特に希望を持たず、成り行きを見守っていく方針だという。
2024年05月16日 12:05
2024明治安田J1リーグ第14節が15日に行われ、名古屋グランパスはFC東京と対戦。FWキャスパー・ユンカーが、同リーグにおいて、クラブ史上22度目のハットトリックを達成した。
ロッソジャッロの“貴公子”が、ようやくノリに乗り始めた。本拠地『豊田スタジアム』にFC東京を迎えた今節、名古屋グランパスはFWキャスパー・ユンカーがケガから復帰後初先発を果たすと、33分に同試合がJ1リーグ通算100試合目となったMF内田宅哉が獲得したPKから、今シーズン初得点をマーク。さらに66分には、MF和泉竜司のパスをトラップで浮かせ、すかさず左足トーキック気味のシュート。一連の流れが美しすぎる、まさにエレガントゴールが決まった。そして71分、MF稲垣祥のクロスにバックヘッド。ボールはファーサイドのゴールに吸い込まれていき、J1リーグで自身2度目のハットトリックを達成するとともに、3−1の勝利の立役者となった。
Jリーグによると、名古屋グランパスの所属選手によるJ1リーグでのハットトリックは、2020年8月・浦和レッズ戦の前田直輝以来、22度目の出来事に。最多達成者はウェズレイで、在籍約4年半で7度のハットトリックと“ピチブー(猛犬の意)”の愛称に相応しい暴れっぷりを見せた。なお、J1リーグでは今シーズン3度目、通算262度目のハットトリックとなったようだ。
昨シーズンはJ1リーグでのキャリアハイとなる16得点を記録したユンカー。ケガにより序盤戦は出遅れたものの、ハットトリックでノリに乗る“貴公子”を止めることはできないだろう。
■J1リーグにおける名古屋グランパスのハットトリック達成者
森山泰行(1995年7月/ジェフユナイテッド千葉戦※)
岡山哲也(1996年9月/湘南ベルマーレ戦※)
平野孝(1998年11月/ガンバ大阪戦)
呂比須ワグナー(1999年5月/浦和レッズ戦)
ウェズレイ(2001年7月/アビスパ福岡戦)
ウェズレイ(2001年8月/東京ヴェルディ戦)
ウェズレイ(2001年11月/ジェフユナイテッド千葉戦※)
マルセロ(2002年7月/清水エスパルス戦)
ウェズレイ(2002年7月/ジェフユナイテッド千葉戦※)
ウェズレイ(2002年8月/ベガルタ仙台戦)
ウェズレイ(2003年11月/横浜F・マリノス戦)
ウェズレイ(2003年11月/浦和レッズ戦)
マルケス(2004年9月/セレッソ大阪戦)
杉本恵太(2006年9月/大宮アルディージャ戦)
フローデ・ヨンセン(2007年11月/大分トリニータ戦)
玉田圭司(2010年9月/清水エスパルス戦)
田中マルクス闘莉王(2012年8月/ヴィッセル神戸戦)
永井謙佑(2016年10月/アビスパ福岡戦)
ジョー(2018年8月/ガンバ大阪戦)
ジョー(2018年8月/浦和レッズ戦)
前田直輝(2020年8月/浦和レッズ戦)
キャスパー・ユンカー(2024年5月/FC東京戦)
※当時はジェフユナイテッド市原、ベルマーレ平塚
【ハイライト】ハットトリック達成のユンカー