2024年04月30日 06:41
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月29日、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準決勝で、難敵イラクと対戦。2−0で快勝し、ウズベキスタンとの決勝を前に、8大会連続での五輪出場を決めた。 最年少ながら堂々たるパフォーマンスで、大舞台の切符を手繰り寄せたのが、高井幸大だ。192センチの長身を誇る19歳はこの日もCBで先発すると、ゴール至近距離から浴びた決定的なシュートを見事なブロックで防ぐなど、完封勝利に大きく貢献した。 殊勲の高井は試合後、CBのコンビを組んだ木村誠二と並んでインタビューに対応。「すごく大事な大会で、すごく緊張しました。良い経験ができたかな」と笑顔で語った。 【動画】細谷が鮮烈フィニッシュで2戦連発弾&荒木が華麗な連係から追加点 木村は今大会2ゴールをマーク。インタビュアーを務めた元日本代表の槙野智章氏から「ゴールが欲しいですね」と振られた際には、「マジで欲しいです。はい、マジで欲しいです」と再び満面の笑み。そして最後に「カメラに向かって、ファン・サポーターに力強いメッセージを」と求められると、こう意気込みを示した。 「いつも応援ありがとうございます。決勝はもう気持ちの戦いだと思うし、頑張りたいなと思います」 頼もしさとともに、初々しさを感じさせる高井だが、「年齢は関係ないです」とキッパリ。日本の未来を明るく照らすティーンエイジャーは、パリでも希望の星となれるか。ただ、その前にウズベキスタンを下し、さらなる自信とアジアNo.1の称号を手にしたい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 07:00
5月15日に開催されたJ1第14節で、名古屋グランパスはFC東京とホームで対戦。3−1で快勝した。
この一戦でハットトリックの活躍を見せたのが、FWキャスパー・ユンカーだ。開始33分にPKを決めると、66分、71分にもネットを揺らす。圧巻のパフォーマンスを披露し、名古屋に勝点3をもたらした。
そんなデンマーク人ストライカーの流暢な日本語が話題となっている。FC東京戦後のフラッシュインタビューの最後に、リポーターから「お疲れ様でした」と声をかけられると、ユンカーは「ありがとうございます。おつかれ〜」と日本語で返答した。
【動画】ユンカーの流暢な日本語
一連のやり取りをJリーグの公式Xが公開すると、以下のようなコメントが寄せられた。
「キャスパーおもろww」
「めっちゃうまい」
「可愛いな笑」
「やっぱり言ってたよね?」
「流暢すぎる」
「ラーメンたくさん食べてね」
「退社する時の俺」
「仕事終わったら毎日ユンカーにおつかれ〜って言ってほしい」
来日4年目。日本語も上達しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 06:56
現地時間5月16日に開催されたラ・リーガの第36節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダが9位のバレンシアとホームで対戦した。
ここ2戦連続でベンチスタートだった久保は3試合ぶりにスタメンに復帰して4−3−3の右ウイングに入ると、いきなり得点に絡む。
開始3分、左サイドからバレネチェアが送り込んだクロスに飛び込み、ゴールラインぎりぎりで左足の絶妙の折り返し。アンドレ・シウバがヘッドでねじ込んだ先制点をアシストする。
【動画】久保の絶妙アシスト!左足で巧みに折り返す
リーガでは今シーズン4つ目(公式戦5つ目)のアシストをマークした日本代表MFは、キレキレのドリブル突破を見せるなど、その後もバレンシアに脅威を与える。
押し込むホームチームは35分、トゥリエンテスが鋭いミドルシュートを放つも、相手GKママルダシュビリの好セーブに阻まれる。
後半に入ると、久保が厳しいマークを受けながら奮闘するも、なかなか決定的を作り出せない。
72分にはピンチを迎えるも、GKレミロが立て続けのセーブで防ぐ。
1点を守り切ったソシエダがこのまま1−0で勝利。ヨーロッパリーグ(EL)圏の6位に浮上し、欧州カップ戦に出場できる7位以上を確定させた。久保はフル出場で白星奪取に貢献し、この試合のMVPに選出されている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 06:55
フランス代表監督を務めているディディエ・デシャン氏は、6月14日に開幕を迎えるEURO2024に向けてのメンバー25名を発表した。
今回招集された選手のリストは以下の通りとなっている。
GK
アルフォンス・アレオラ(ウェストハム・ユナイテッド/ENG)
マイク・メニャン(ミラン/ITA)
ブリス・サンバ(RCランス)
DF
ジョナタン・クロス(マルセイユ)
ジュール・クンデ(バルセロナ/ESP)
バンジャマン・パヴァール(インテル/ITA)
ダヨ・ウパメカノ(バイエルン・ミュンヘン/GER)
イブラヒマ・コナテ(リヴァプール/ENG)
ウィリアン・サリバ(アーセナル/ENG)
テオ・エルナンデス(ミラン/ITA)
フェルラン・メンディ(レアル・マドリー/ESP)
MF
オレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー/ESP)
ウォーレン・ザイール=エメリ(PSG)
エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー/ESP)
ユスフ・フォファナ(モナコ/FRA)
アドリアン・ラビオ(ユヴェントス/ITA)
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー/ESP)
エンゴロ・カンテ(アル・イティハド/KSA)
FW
ブラッドリー・バルコラ(PSG)
キングスレイ・コマン(バイエルン・ミュンヘン/GER)
キリアン・エムバペ(PSG)
オリヴィエ・ジルー(ミラン/ITA)
ウスマヌ・デンベレ(PSG)
マルキュス・テュラム(インテル/ITA)
ランダル・コロ・ムアニ(PSG)
今季チェルシーからサウジアラビアのアル・イティハドへと移籍したエンゴロ・カンテは久しぶりのフランス代表選出となり、いきなりEURO本大会に臨むことに。オレリアン・チュアメニは現在中足骨骨折で離脱しているが、開幕には間に合うと考えられているようだ。
パリ五輪にオーバーエイジ参加するかも?ウワサの「3名のスーパースター」
またパリ・サンジェルマンで今季ブレイクした21歳のブラッドリー・バルコラはこれが初招集。サプライズのメンバーとしてEURO2024へと挑むことになった。
一方、クリストフェル・エンクンクやアクセル・ディザシ、マロ・グストなどチェルシー組は全員が落選。リュカ・エルナンデスは怪我のために欠場となっている。
2024年05月17日 06:15
元日本代表DFの内田篤人氏が、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、稀代のファンタジスタである小野伸二氏の言葉を明かした。
2024年05月17日 05:14
現地5月16日開催のラ・リーガ第36節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダが9位のバレンシアとホームで対戦している。
3試合ぶりにスタメンに復帰し、右ウイングに入った久保がいきなり魅せる。
【動画】久保の絶妙アシスト!左足で巧みに折り返す
開始3分、左サイドからバレネチェアが送り込んだクロスに反応。ゴールラインぎりぎりで左足で折り返し、アンドレ・シウバがヘッドで叩き込んだ先制点をアシストした。
日本代表MFは、これがリーガでは今シーズン4つ目(公式戦5つ目)のアシストとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 03:47
現地5月16日に開催されるラ・リーガの第36節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダが9位のバレンシアとホームで対戦する。 この一戦に先立ってスターティングメンバーが発表され、久保が3試合ぶりにスタメンに復帰した。【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
前々節のラス・パルマス戦(2−0)では89分、前節のバルセロナ戦(0−2)では70分からの途中出場となり、ここにきて絶対的な存在ではなくなっていたレフティは、この一戦で自身の価値を再証明できるか。 2月18日のマジョルカ戦から約3か月も遠ざかっているゴールに期待したい。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 00:00
サッカー選手のパフォーマンスはデリケートなもので、クラブでの状況や移籍、そしてプライベートの問題などですぐに変化する。
今回は『Planet Football』から「突然パフォーマンスが急低下したプレミアリーグのスター選手たち」をご紹介する。カゼミロ
プレミアリーグでプレーしたクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
レアル・マドリーで「クロード・マケレレの再来」と呼ばれたブラジルの守備的ミッドフィルダーは、マンチェスター・ユナイテッドでの2年目から急速にそのパフォーマンスが落ちている。
スペインでプレーしていたときには1人でディフェンスの全てを司るかのように激しいタックルと鋭い切り替えで中盤を支配し、対戦する相手にとっては最も厄介な存在であった。
マンチェスター・ユナイテッドでのデビューシーズンはその価値を見せつけていただけに、2年目からの凋落はあまりにも不可解である。ファビーニョ
プレミアリーグでプレーしたクラブ:リヴァプール
ここ数年のプレミアリーグで最も偉大な守備的ミッドフィルダーの1人。ロドリが台頭する前は、同じブラジル人のフェルナンジーニョと「プレミア最高のボランチ」の座を争っていた。
モナコの2015-16シーズンのリーグアン優勝を導き、チャンピオンズリーグ準決勝進出にも貢献。卓越した守備力、長短のパスによる展開、そしてスペシャルなペナルティキックの成功率。
ユルゲン・クロップ監督の下でも数年間トップパフォーマンスを維持したが、30歳の節目を手前にして急激に衰えを感じさせた。それはクロップ監督にとって大きな痛手だった。アンドリー・シェフチェンコ
プレミアリーグでプレーしたクラブ:チェルシー
クリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドに復帰して2度目の所属をする前、シェフチェンコはプレミアリーグのクラブと契約した最後のバロンドール受賞者であった。
カルロ・アンチェロッティ率いるミランであらゆるタイトルを獲得した「ウクライナの矢」と言われたストライカー。イタリアでは150ゴール以上を決め、29歳でチェルシーに移籍した。
ところがどういうわけかイングランド・プレミアリーグではその力を発揮せず、77試合で22ゴールと平凡な成績に。その後ミランとディナモ・キーウでプレーしたが、若い頃の魔法を取り戻すことはなかった。デル・アリ
プレミアリーグでプレーしたクラブ:トッテナム・ホットスパー、エヴァートン
今ではすでに忘れ去られているかもしれないが、デル・アリはプレミアリーグで最もエキサイティングな若手選手の1人であった。トッテナム・ホットスパーでの最初の3シーズンで37ゴール26アシストを決めており、その数字はブカヨ・サカすら及ばないほどのものだ。
ただピークだったのは2016-17シーズンが最後であり、20代前半のうちからそのパフォーマンスは下落していった。そしてジョゼ・モウリーニョ監督が就任した2020-21シーズンにはもはやかつての面影はなかった。
今季もエヴァートンに所属してはいるものの、まだ出場はゼロ。現在は薬物中毒やメンタルヘルスの影響もあり、プレーできる状態にはないとのこと。アレクシス・サンチェス
プレミアリーグでプレーしたクラブ:マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル
アーセン・ヴェンゲル監督が率いたアーセナルにおいて、その時代の最後にやってきた最高のアタッカーであったアレクシス・サンチェス。しかしそのアーセナルでのキャリアの最後は寂しい半年だった。
そして冬のマーケットでヘンリフ・ムヒタリャンとのトレードでマンチェスター・ユナイテッドに移籍することになり、加入時に発表されたピアノの動画が世界中で話題になった。
しかしながらマンチェスター・ユナイテッドでの彼はある意味かつてのアレクシス・サンチェスではなく、半年アーセナルで出番がなかったことを理解できるものだった。フェルナンド・トーレス
プレミアリーグでプレーしたクラブ:リヴァプール、チェルシー
フェルナンド・トーレスはプレミアリーグでの印象と実態が異なっている選手だ。実はリヴァプールよりもチェルシーでの出場数のほうが多いのである。
アトレティコ・マドリーからリヴァプールにやってきた彼は数多くのゴールを決め、プレミアリーグでも有数のエースストライカーになった。そして2011年1月に当時の最高額である5000万ポンドでチェルシーへ。
しかしながらそれからの彼はリヴァプール時代ほどのインパクトを残すことができず。それなりにゴールは決めたものの、移籍金の高さからかなりの批判を受ける存在になってしまった。フレデリック・ユングベリ
プレミアリーグでプレーしたクラブ:アーセナル、ウェストハム・ユナイテッド
アーセナルで長く中盤の重要な選手として活躍したスウェーデン代表のレジェンド。2004-05シーズンの無敗優勝にも大きく貢献したアタッカーであった。
30歳で彼がウェストハム・ユナイテッドに移籍したとき、当然ながらファンは大きな興奮を抱いたが、彼が退団を許可された理由は確かにあったようだ。
ウェストハムでは短い間活躍を見せたものの、1年後には彼は怪我に苦しむようになり、わずか1シーズンのみで契約を解除することになった。バスティアン・シュヴァインシュタイガー
プレミアリーグでプレーしたクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
イングランド・プレミアリーグではなぜかそのクオリティを発揮できなかったワールドクラスのプレーヤー。バイエルン・ミュンヘンでは攻撃的MFからボランチに至るまで様々な役割をこなし、ドイツ代表でも中心的な存在だった。
しかし30歳でやってきたマンチェスター・ユナイテッドではルイス・ファン・ハール監督の下で信頼を得るのに失敗し、ジョゼ・モウリーニョ監督の下で放出された。メスト・エジル
プレミアリーグでプレーしたクラブ:アーセナル
ジョゼ・モウリーニョが率いたレアル・マドリーからアーセナルへと移籍してきたドイツ代表の天才アーティスト。その左足から繰り出されるファンタジックなパスにより、数多くのアシストを記録した。
2014年にドイツ代表でワールドカップを制覇した彼はヴェンゲル監督に愛されたが、その後ウナイ・エメリやミケル・アルテタの下ではかつての高みに到達できなかった。
そしてアルテタとの関係が崩れたあと32歳でフェネルバフチェへと移籍したが、その後トルコでキャリアを再建することはできなかった。ピエール=エメリク・オーバメヤング
プレミアリーグでプレーしたクラブ:アーセナル、チェルシー
プレミアリーグでプレーした「最高のポルトガル人選手」TOP10
エジルがミケル・アルテタ監督によって放出されてから12ヶ月後、同じことがオーバメヤングにも起こった。ボルシア・ドルトムントからイングランドにやってきて、数多くのゴールをあげていた彼であるが、チームの変化の犠牲となった。
それから彼はバルセロナに移籍して18試合11ゴールを決める活躍を見せていたが、問題はその半年後にチェルシーへと移籍したことだった。
慣れ親しんだプレミアリーグだったはずが、彼はチェルシーでわずか1ゴールしか決められず、チームも12位という燦々たる成績に終わった。
2024年05月16日 23:30
アジア制覇を成し遂げたU-23日本代表において、もっとも悔しい思いをした選手であろう西尾隆矢。
2024年05月16日 23:10
今季33試合を戦って勝ち点64を稼ぎ、リーグ・アン2位を確定させたASモナコ。チームを指揮するアドルフ・ヒュッターは攻撃的なサッカーを好んでおり、それが今季の躍進に繋がったのは間違いない。
英『The Guardian』によると、ヒュッターは自身のスタイルについて「退屈な1-0よりエキサイティングな5-2の方が好きだ」と語っている。今季のモナコはパリ・サンジェルマンに次いでリーグ2番目に多い64ゴールを奪っている。失点が上位6チームの中で最も多い42失点もあるのは修正ポイントだが、それを補うだけの攻撃力があるのだ。
ここまでリーグ戦で実に15選手が得点を記録しているのも特長的で、特定の選手に依存しているわけではない。ここまではエースのFWウィサム・ベン・イェデルが15ゴールでチーム1位、2位は9ゴールを挙げる日本代表FW南野拓実、他にも7ゴールのFWフォラリン・バログン、マグネス・アクリウシェ、6ゴールのMFアレクサンドル・ゴロビン、4ゴールのMFデニス・ザカリア、ユスフ・フォファナと続いており、多くの選手がネットを揺らしてきた。
開幕前にはFWケビン・フォラントが退団し、昨季12ゴールを挙げていたFWブリール・エンボロも大怪我でシーズンの大半を棒に振った。その中でも南野の覚醒を促すなど、ヒュッターは総合力を高めてチームを2位へ押し上げてきた。今季の仕事ぶりは評価されるべきだろう。
来季はチャンピオンズリーグの戦いもある。南野にとっても充実した時間になっており、来季はFWキリアン・ムバッペが抜けるPSGをも追い越してリーグの頂点を狙う戦いだ。
2024年05月16日 22:40
現在、14試合を終えてJ1リーグ6位につけているガンバ大阪。16位に終わった昨シーズンに比べ、ここまでは好調だ。
6勝4分4敗のG大阪の特徴は得点数と失点数だ。首位と7ポイント差の6位G大阪の得点数はわずか11。これは現在リーグ最下位の京都と同じで最小ゴール数となっている。一方の失点数は10となっており、これは首位神戸と並んでリーグ最小失点数を誇る。リーグ最小ゴール数ながらも最小失点で勝ち点を積み重ねていくのが、ここまでのG大阪のスタイルだ。
得点力は改善が必要だが守備陣は素晴らしいパフォーマンスを発揮している。クリーンシート数は町田、神戸、福岡と並び現在トップであり、ここまで14試合で複数失点も2回しかない。そんなJ1屈指の守備陣を形成するチームの中で、大きな存在感を放っているのが中谷進之介だ。
名古屋から今シーズンより加入した中谷は今のG大阪のディフェンスリーダーとして欠かせない存在だ。GK一森の存在もこの失点数の少なさに影響しているが、中谷はここまでクリア数でリーグ2位を記録。さらにブロック数や空中戦勝利数ではチームトップとなる数字をマークしており、全試合出場している中谷の存在の重要さがわかる。
10節の鹿島戦で中谷とCBのコンビを組んでいた三浦が負傷してしまうが、その後4試合では1失点となっており、三浦不在でも中谷はディフェンスリーダーとして強固な守備陣を形成している。昨年は61失点で札幌と並んでリーグ最多失点で幕を閉じたG大阪だったが、中谷加入の効果もあってここまではリーグ最小失点を誇る守備陣を擁している。
鈴木やウェルトン、岸本といった新加入選手が躍動しているのがここまでのG大阪だが、その中でも中谷は別格だと言っていいだろう。
2024年05月16日 21:40
ブンデスリーガ2部で3位に入り、昇格プレイオフへ回ることになったデュッセルドルフ。それに大きく貢献してきたのが日本代表MF田中碧だ。
一昨季と昨季は2部で1ゴール1アシストの成績を残していた田中だが、今季は7ゴール3アシストと一気に数字を伸ばした。日本代表では以前から中盤の重要戦力だったが、デュッセルドルフでも同様の存在となったのだ。
当然田中の人気は高まっており、独『Bild』も田中の去就に注目している。デュッセルドルフが昇格を決められるかで状況は変わってくるだろうが、25歳を迎えている田中にとってもステップアップを検討する時期だろう。
「監督のダニエル・ティウネは彼を『ゲームチェンジャー』と呼んでいて、田中はチームの要となった。来季ブンデスリーガ1部で戦うには、彼が絶対に必要となるだろう。その場合デュッセルドルフはとにかく田中をキープしなければならない」
「田中は過去にも1部クラブへの移籍案が浮上していたが、本気で動くクラブは少なかった。日本代表でトップレベルの試合に出場している一方で、デュッセルドルフでは納得のいくパフォーマンスを見せられなかったのだ。しかし、この夏はすべてがまったく違って見えるだろう。今では興味のあるクラブが列を作っている。田中はあらゆるゲームで能力を発揮している。市場価値350万ユーロを考えると、市場のお買い得選手になる可能性がある」
デュッセルドルフの一員として1部で戦うのも理想のシナリオだが、果たして今夏に田中はどう動くのか。2部での活躍で人気は高まっており、来季こそは5大リーグの1部で戦いたいところだ。
2024年05月16日 21:28
サムライ戦士も賛辞を贈った。
2024年05月16日 21:04
かつてマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が、古巣のメンバー構成について言及した。15日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
ここまで37試合を消化したリーグ戦で17勝6分14敗を記録し、勝ち点「57」の8位につけているマンチェスター・ユナイテッド。来季の欧州大会出場へ向け、19日にブライトンとのプレミアリーグ最終節、25日にマンチェスター・シティとのFAカップ決勝を控える同クラブだが、ルーニー氏は今季の開幕から苦しい戦いが続く同クラブのメンバーに不満を抱いているようだ。
ルーニー氏は、「ブルーノ(・フェルナンデス)を中心にチームを作らなければならない。彼はクオリティーが高く闘争心がある」と自らの考えを告白。続けて、「若い選手を残し、ブルーノを残すんだ」と述べつつ、「大規模な放出が必要だと思う。そうしなければならない。1年では無理だろうけど、2、3年のうちにそうなると思う」と古巣に対して大幅なメンバーの入れ替えを要求した。
また、「(アンドレ・)オナナは不安定なスタートだったと思うが、1年を通してどんどん良くなってきた。私にとって、(ディオゴ・)ダロトはよくやったし、(ハリー・)マグワイアは浮き沈みのあるシーズンを過ごした」と語った上で、「このリーグで戦うには、もっといい選手が必要だ」とコメント。「誤解しないでほしいが、これらの選手たちはいい選手だ」と口にしつつ「でも、マンチェスター・シティ、リヴァプール、アーセナルと競争するには、もっといい選手が必要なんだ」と主張している。
さらに、今シーズン終了後の退団の可能性が噂されるイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードについても言及。「マーカスにはトップレベルでプレーする能力があるが、それをまだ見せれていない」と厳しい言葉を送り、「マーカスはどこか別の場所でプレーする時期が来たのだろうか、自問自答しなければならないと思う。彼にはこのクラブに残って、記録を塗り替えてほしい。彼はハードワークし、冷静になる必要がある」と自身の見解を示した。
2024年05月16日 20:28
ドイツサッカー連盟(DFB)は16日、来月に開幕するEURO2024へと臨むドイツ代表のメンバーを発表した。
1996年大会以来、28年ぶりのEURO制覇を目指すドイツ代表。ホスト国として臨む今大会はグループAに組み込まれており、スコットランド代表、ハンガリー代表、スイス代表と決勝トーナメント進出を争う。今回、指揮官を務めるユリアン・ナーゲルスマン監督は、ヨシュア・キミッヒ(バイエルン)やイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ/スペイン)ら主力を順当に招集。代表に復帰を果たしたトニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)もメンバーに名を連ねた一方、マッツ・フンメルス(ドルトムント)やレオン・ゴレツカ(バイエルン)などが選外となった。また、27名のメンバーが発表されたものの、最終的には26名の登録選手リストを6月7日まで欧州サッカー連盟(UEFA)に提出する必要がある。
今回発表されたドイツ代表は、来月3日にウクライナ代表、7日にギリシャ代表と国際親善試合を行い、14日にEURO2024・グループリーグ初戦のスコットランド代表戦へと臨む。なお、招集されたメンバー27名は以下の通り。
▼GK
オリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
アレクサンダー・ニューベル(シュトゥットガルト)
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン)
▼DF
ヴァルデマール・アントン(シュトゥットガルト)
ベンヤミン・ヘンリヒス(ライプツィヒ)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
ロビン・コッホ(フランクフルト)
マクシミリアン・ミッテルシュテット(シュトゥットガルト)
ダヴィド・ラウム(ライプツィヒ)
アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード/スペイン)
ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
ヨナタン・ター(レヴァークーゼン)
▼MF
ロベルト・アンドリッヒ(レヴァークーゼン)
クリス・ヒューリッヒ(シュトゥットガルト)
パスカル・グロス(ブライトン/イングランド)
イルカイ・ギュンドアン(バルセロナ/スペイン)
トニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)
ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
アレクサンダル・パブロビッチ(バイエルン)
レロイ・サネ(バイエルン)
フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
▼FW
マクシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム)
ニクラス・フュルクルク(ドルトムント)
カイ・ハフェルツ(アーセナル/イングランド)
トーマス・ミュラー(バイエルン)
デニズ・ウンダヴ(シュトゥットガルト)
【動画】DFBが公開したメンバー発表動画
2024年05月16日 20:00
既に導入から5年以上が経過し、プロサッカーの試合では今やすっかりお馴染みとなったVAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)。イギリスの衛星放送『SKY』によると、同システムの導入によってペナルティエリア内のファウルやオフサイドに関する判定の精度が従来の82%から96%へと改善したというデータもあるという。
VARがより正確な判定が下されることに貢献しているのは『SKY』が提示しているデータからも明らかだが、その一方で判定が出るまで時間がかかり過ぎてしまい、VARによって試合の流れが途切れてしまうという批判も存在する。
そうした中、プレミアリーグ所属の20チームが6月6日(現地時間)にVARの廃止について年次総会で議論すると『SKY』およびアメリカメディア『The Athletic』が報じて話題となっている。
今回の議案は、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズから提出された。同クラブは建議書の中でVARについて「非常に多くの意図せぬネガティブな結果をもたらしている」と批判し、「サポーターとサッカーの関係を傷つけ、プレミアリーグの市場価値を低下させている。退屈なチェックとひどいコミュニケーションによってスタジアム内に不満と動揺が広がっている」としてVAR廃止を提案している。
年次総会で議案が可決されるには3分の2以上の賛成、つまり20チーム中14チーム以上の賛成が必要となっている。もしも議案が可決された場合、既にプレミアリーグが正式に発表した来季からの半自動オフサイドテクノロジーの導入にも影響が出てくるのは間違いない。
果たしてプレミアリーグの各クラブは、ウルブズからの提案に対してどのような決断を下すのだろうか。