2024年04月30日 07:10
オリックス・芦田丈飛、覚悟の「この1年で最後」から入団の真相 プロの厳しさと、先入観で判断しないことを教わった。オリックスに育成ドラフト4位で入団した芦田丈飛投手は、元ロッテで活躍した清田育宏氏から大きな教訓を得た。清田氏とは1年間、独立リーグのルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズで同じユニホームを着た。 「はじめは、自分(清田氏)の最後の野球生活を過ごすためにヒートベアーズへ来られたと思っていたのですが、野球に取り組む姿勢を見て考えを改めました」。芦田は清田氏本人に詫びるかのように、反省の言葉を口にした。 千葉英和高-国士舘大-社会人・オールフロンティアを経てBC埼玉に入団した芦田が、そう思っても仕方がない部分もあった。清田氏は東洋大-NTT東日本を経て、2009年にドラフト4位でロッテに入団。2015年には主に「1番・右翼」で130試合に出場し、打率.317(リーグ4位)、15本塁打、67打点、15盗塁でベストナイン、ゴールデン・グラブ賞に輝き、2016年には侍ジャパンに選出された巧打の外野手だった。 しかし、コロナ禍に球団内規違反を行い、2021年にロッテから契約解除となった。2年ぶり現役復帰となった2023年3月のBC埼玉への入団会見では「もう1度、僕を応援してくださった方々にユニホーム姿を見せたいと思い、最後やらせてくださいとお願いしました」と語っていた。 清田氏は「1年間全力でやって、若い子の見本になれるように、そして若い子たちが今後プロに行けるように、僕も技術を教えたりしていきたいと思います」と続けたのだが、社会人野球を1年で辞め、プロ入りの夢を叶えるために1年限定で独立リーグに飛び込んできた芦田には、当時37歳の清田の後半の言葉は心に届かなかった。新人投手5人が同学年、清田氏は古巣の野手コーチ就任で「僕も頑張らなくては」 ところが、練習に合流した清田氏は芦田らに「僕は1年間、君たちに野球を教えるためにやってきた」と宣言。練習では常に先頭に立ち、若い選手らがアドバイスを求めると、自らプレーを見せて打球の処理などを示してくれた。大学途中で外野手に転向するまで投手だった清田氏は、投手陣にもアドバイス。ブルペンでは打席に立って球筋や球種を確認したうえで、打者心理も含めた助言は芦田らにとって貴重なものだったという。 当時23歳でチームの年長者だった芦田が、若手選手の模範になろうと守備練習の先頭に立ちベンチの最前列で声を出し続けたのは「この1年で最後」という覚悟の思いと、清田氏の姿勢に刺激を受けたからだった。 芦田は、2023年に38試合に登板。鋭く落ちるフォークを武器に39回1/3で38奪三振、防御率3.20。清田氏も41試合に出場し、打率.315、3本塁打、23打点でチームの南地区リーグ優勝に貢献した。 オリックスに育成指名され「プロに入れるなら育成でもいいと思っていた」という芦田に、清田氏は「育成で頑張ろうと思って入っても、支配下選手と一緒にプレーしていくことに満足してしまう選手が多い。周囲に流されず、自分を見失わないことが大切だよ」と、現状に満足することなく継続することの大切さを説いてくれた。 今年のオリックス新人12選手のうち、6人は社会人出身で投手5人はいずれも同学年。5位の高島泰都投手、6位の古田島成龍投手は開幕1軍入りを果たし、7位の権田琉成投手もオープン戦に登板している。芦田は「キャンプを一緒に過ごしたのでみんなの力はわかっていますから、3人が活躍すれば希望は見えます」。清田氏は今年3月20日、BC埼玉の野手コーチに就任した。「僕も頑張らなくては……とめちゃくちゃ思います」。恩返しをするためにも、支配下選手登録を目指す。(北野正樹 / Masaki Kitano)
2024年05月21日 16:41
DeNAは21日、牧秀悟内野手の出場選手登録を抹消した。牧は18日・中日戦の八回に右膝裏の張りで途中交代。上位浮上を目指すチームに激震が走った。
牧は18日の中日戦の八回先頭で迎えた打席で遊ゴロを放ったが、一塁へ走り込んだ際にアクシデントが発生。代走・林が送られて途中交代となった。球団は右膝裏の張りと症状を発表していた。
19日の試合前練習には姿がなく、三浦監督は「トレーナー室で治療を受けている。確認しながら判断します。現時点ではまだ決めてない」と語っていたが、抹消することを決断した。
代わって知野が昇格し、牧に代わって出場選手登録された。
2024年05月21日 16:17
◆ ファン投票は6月23日(日)まで!
日本野球機構(NPB)は21日、『マイナビオールスターゲーム2024』の出場選手を決めるファン投票の中間結果を発表した。
初の中間発表となった今回は、パ・リーグ外野手部門の柳田悠岐(ソフトバンク)が最多となる2万6389票を獲得。セ・リーグでは外野手部門の近本光司選手(阪神)がリーグ最多2万4696票を集めた。
『マイナビオールスターゲーム2024』と題して開催される今年の球宴は、7月23日にエスコンフィールド、翌24日に神宮で第2戦が開催予定。
5月18日から始まったNPB公式サイト、SmartNewsアプリでのWeb投票、公式戦開催球場、有名書店、郵便はがきによる投票は6月23日(日)まで。7月2日16時に最終結果が発表され、7月8日16時に監督選抜を含むメンバーが発表される。
◆ パ・リーグの中間結果
<先発投手>
1万1904票 山粼福也(日本ハム)
7113票 佐々木朗希(ロッテ)
6077票 L.モイネロ(ソフトバンク)
<中継ぎ投手>
1万2714票 河野竜生(日本ハム)
9413票 松本裕樹(ソフトバンク)
9125票 A.マチャド(オリックス)
<抑え投手>
1万9865票 田中正義(日本ハム)
1万1819票 則本昂大(楽天)
6991票 R.オスナ(ソフトバンク)
<捕手>
2万4435票 田宮裕涼(日本ハム)
8831票 森友哉(オリックス)
6600票 甲斐拓也(ソフトバンク)
<一塁手>
1万7482票 A.マルティネス(日本ハム)
1万2767票 山川穂高(ソフトバンク)
1万1196票 N.ソト(ロッテ)
<二塁手>
1万0467票 外崎修汰(西武)
1万0380票 牧原大成(ソフトバンク)
9696票 上川畑大悟(日本ハム)
<三塁手>
2万1610票 郡司裕也(日本ハム)
8637票 宗佑磨(オリックス)
8544票 浅村栄斗(楽天)
<遊撃手>
1万3787票 紅林弘太郎(オリックス)
1万1772票 源田壮亮(西武)
9676票 水野達稀(日本ハム)
<外野手>
2万6389票 柳田悠岐(ソフトバンク)
2万5771票 万波中正(日本ハム)
2万3025票 近藤健介(ソフトバンク)
<指名打者>
1万1858票 L.セデーニョ(オリックス)
1万1202票 中村剛也(西武)
1万0164票 G.ポランコ(ロッテ)
◆ セ・リーグの中間結果
<先発投手>
8532票 才木浩人(阪神)
5663票 菅野智之(巨人)
5515票 東克樹(DeNA)
<中継ぎ投手>
1万0514票 岩崎優(阪神)
9902票 西舘勇陽(巨人)
6385票 森原康平(DeNA)
<抑え投手>
2万3675票 R.マルティネス(中日)
6097票 大勢(巨人)
5393票 J.ゲラ(阪神)
<捕手>
1万7539票 山本祐大(DeNA)
7150票 中村悠平(ヤクルト)
6366票 坂本誠志郎(阪神)
<一塁手>
2万4133票 岡本和真(巨人)
8,017票 J.オスナ(ヤクルト)
7572票 中田翔(中日)
<二塁手>
1万8190票 牧秀悟(DeNA)
1票0319票 中野拓夢(阪神)
8024票 吉川尚輝(巨人)
<三塁手>
2万4154票 村上宗隆(ヤクルト)
9220票 坂本勇人(巨人)
7329票 宮粼敏郎(DeNA)
<遊撃手>
1万1749票 長岡秀樹(ヤクルト)
1万0749票 村松開人(中日)
9034票 門脇誠(巨人)
<外野手>
2万4696票 近本光司(阪神)
2万3021票 細川成也(中日)
1万9220票 筒香嘉智(DeNA)
2024年05月21日 16:03
オールスターの第1回中間発表が21日、行われ、パ・リーグでは日本ハム勢が投手3部門を総なめにするなど6部門でトップに立った。
先発投手部門では山崎福也が1位に立ち、中継ぎ投手部門で河野、抑え部門で田中正義がトップ。さらに捕手部門で田宮、一塁でマルティネス、三塁で郡司が最多得票となった。また外野部門では万波が2位につけており、7選手が選出圏内につけている。
これにはネットでも驚きの声があがっており、Xでは「すごいことになってる」「日ハム6人1位って何ごとwwwwww」とつぶやくファンも。さらにエスコンフィールドで開催されることから「エスコンのオールスターだからか日ハムの票すごいな」と分析するファンもいた。
2024年05月21日 15:46
女子プロバスケの注目選手、キャメロン・ブリンクがド軍戦で始球式
■ドジャース 6ー4 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手と、変わらぬ身長の美女による2ショットが話題を呼んでいる。
2024年05月21日 15:28
オールスターの第1回中間発表が行われ、阪神の才木浩人投手が先発投手部門で1位に立った。阪神は中継ぎ部門で岩崎、外野手部門で近本と3選手がトップに立った。
才木は両リーグ単独トップの5勝をマークしており、19日のヤクルト戦ではぬかるむマウンドに苦しみながらも6回2失点で勝利投手になっていた。今季はチームが苦しい状況の中で連敗を止めるなどの投球が光っており、コールドゲームとなった試合も含めて2完封と首位を走る阪神をけん引する原動力となっている。
防御率も1・76と安定した成績を残しており、2位の巨人・菅野に約3000票差をつけて首位に立った。
2024年05月21日 15:20
「ドジャース6−4ダイヤモンドバックス」(20日、ロサンゼルス)
試合前に大谷翔平選手と記念撮影を行った美女が大きな話題を呼んでいる。球団公式インスタグラムには「この女性はどな?」「ん?どなた」「彼は間違いなく彼女を知らない」といった書き込みが多くあつまった。
大谷の隣でにこやかな笑みを浮かべるのはWNBAのロサンゼルス・スパークスにドラフト指名されたキャメロン・ブリンク。この日、ドジャースタジアムでの始球式に同じくルーキーのリッケア・ジャクソンと一緒に登板した。
身長193センチは大谷と同じ。アスリートとは思えない9頭身の抜群スタイルで、大学時代にニューバランスなど大手企業と契約。最も稼いでいる大学バスケット選手の1人と称された。スタンフォード大出身の高学歴だけでなく、U−17、U−19のバスケ米国代表入り。FIBA3×3W杯では金メダルを獲得し、MVPにも選ばれた。
スパークスにはドラフト1位(全体2位)で指名され、鮮烈なデビューを飾っている22歳のブリンク。大谷と言葉をかわすと感激の笑みを浮かべた様子も報じられた。米メディアもこぞって大谷との2ショットを紹介し、MLB公式もSNSにアップするなど、全米で注目の的となった様子だ。
2024年05月21日 15:06
● アストロズ 7−9 エンゼルス ○
<現地時間5月20日 ミニッツメイド・パーク>
ロサンゼルス・エンゼルスが同地区アストロズとのカード初戦に勝利。地区最下位から脱出した。
エンゼルスは初回、テーラー・ウォードの犠飛で幸先良く先制したものの、2回裏にアルトゥーベに9号3ランを浴びるなど4失点。4回裏にも2点を失い、序盤で5点を追う展開となった。
ところが続く5回表、エンゼルスが一気に逆転に成功。1番ノーラン・シャヌエルが5号3ランを放ち、2点差に詰め寄ると、二死一、二塁から5番ローガン・オホッピーが逆転の4号3ラン。さらに6番ジョー・アデルが二者連発となる9号ソロで続き、相手エースのバルデスを攻略。昨季6月24日以来となる1イニング7得点を記録した。
6回表には、ザック・ネトの6号ソロでリード拡大。3点リードで迎えた9回裏は、右翼手アデルがホームランキャッチの好守備で失点を阻止。その後1点を失い、同点の走者を背負いながらも、守護神カルロス・エステべスがリードを死守。逆転勝利を収めた。
この試合ではアデル(25歳)、ネト(23歳)、シャヌエル(22歳)というエンゼルスのドラフト1位を受けた3選手に加え、トレード加入からエンゼルスでデビューを果たしたオホッピー(24歳)が揃って本塁打。22歳から25歳という1歳違いの4選手が同じ試合で本塁打を放つのはMLB史上初の出来事。若手の活躍もあり、エンゼルスは2連勝で地区4位に浮上。地区3位アストロズに2ゲーム差としている。
2024年05月21日 14:51
初回の第1打席で初球をバント安打「考えながらプレーできる選手が好き」
■ドジャース 6ー4 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場し、初回1死の第1打席でバント安打を決めた。
2024年05月21日 14:39
ベッツは23票、大谷は18票の1位票を集めた
MLB公式は20日(日本時間21日)、今シーズン2度目の模擬MVP投票の結果を発表。ドジャース・大谷翔平投手はナ・リーグ2位だった。ナ・リーグでは大谷の同僚、ムーキー・ベッツ内野手が1位となっている。
投票は43人の識者で行われ、1位から5位までを選出。1位5ポイント、2位4ポイント、3位3ポイント、4位2ポイント、5位1ポイントで集計される。ベッツは1位を23票集め、大谷は18票だった。4月22日(同23日)発表の投票ではベッツが41票で、大谷は1位票はなかった。大谷はここまでリーグ6冠。“猛追”していることが伺える。
3位はウィリアム・コントレラス(ブルワーズ)、4位はエリー・デラクルーズ内野手(レッズ)でそれぞれ1位が1票。マルセル・オズナ外野手(ブレーブス)が5位だった。
ア・リーグの1位はフアン・ソト外野手(ヤンキース)で1位を28票を得た。2位はカイル・タッカー外野手(アストロズ)で同6票、ガナー・ヘンダーソン内野手(オリオールズ)が3位、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が4位、ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)が5位となっている。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 14:26
5勝目を挙げた山本由伸が明かすダルへの思い「とにかく思いやりがある」
■ドジャース 6ー4 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は20日(日本時間21日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦に先発。6回1/3を7安打8奪三振2失点で今季5勝目(1敗)を挙げた。右腕は19日(同20日)に日米通算200勝を挙げたダルビッシュ有投手(パドレス)に言及。「人としても尊敬している。ダルビッシュさんのようになれるように」と語った。
山本にとってもダルビッシュは憧れの人。昨年はWBCで同じユニホームを着て優勝に貢献した。日米200勝の投球は「少しだけ見ました。野球はもちろん人としても尊敬している。1年1年積み重ねてダルビッシュさんのようになれるように頑張っていきたい」と述べた。
ダルビッシュのどんな所が山本のハートを捉えるのか。「とにかく思いやりがある。表面的でなく、会うたびに実感します」としみじみ話す。
ダルビッシュはメジャーで107勝を積み上げた。この日が5勝目の山本は「少しずつ近付いていけたらいいなと思います」と力を込めた。大きな道筋を作ってくれた先輩の背中を追い、白星を重ねていく。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 14:04
◆ 大谷翔平が2試合連続安打
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間20日のダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」でフル出場。2試合連続安打を含む2出塁をマークした。
ダイヤモンドバックス先発はオープナー起用の左腕マンティプリー。初回の第1打席は、初球でセーフティバント。三塁側に転がした打球を投手が処理し、一塁ベース上へ送球するも、一塁手ウォーカーが捕球できず、記録は内野安打。引っ張り警戒のシフトを破り、2試合連続安打を記録した。
同点に追いついた3回裏、なおも無死一、二塁という好機で迎えた第2打席は、2番手右腕セッコーニと対戦。カウント3-1から真ん中低め、際どいゾーンのフォーシームを見送り、四球で出塁。無死満塁とすると、続くフレディ・フリーマン、ウィル・スミスが二者連続アーチ。この回5点のリードを奪った。
5回裏の先頭打者として迎えた第3打席は、ど真ん中へのフォーシームを初球打ち。しかし、打球は高々と打ち上がり、左飛に終わった。
8回裏の第4打席は3番手右腕ジャービスと対戦。初球、真ん中高めのフォーシームを完璧に捉えるも、ライナー性の打球を一塁手ウォーカーが好捕。打球速度114.1マイル(約183.6キロ)の強烈な一打を放ったが、一直となった。
この試合の大谷は3打数1安打、1四球の内容。今季成績は打率.353、OPS1.077でともにMLB全体トップをキープ。しかし本塁打部門では、ブレーブスのオズナがダブルヘッダーで13、14号を放ったため、大谷はリーグ2位へ後退。また、オリオールズのヘンダーソンは4戦連発で16号をマーク。大谷に3本差をつけ、MLB全体の単独トップに立っている。
2024年05月21日 13:59
大谷翔平は打率、OPSなど打撃6部門でリーグトップ
■ドジャース 6ー4 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数1安打1四球、打率.353とした。
2024年05月21日 13:55
7回途中2失点で今季5勝目「少しずつ良くなっている」
■ドジャース 6ー4 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手は20日(日本時間21日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に先発。6回1/3を7安打8奪三振2失点で今季5勝目(1敗)を挙げた。「最後失点しましたが、勝ち切れてよかった」と語った。
3回に先制点を許したものの、味方が3発を放ってですぐさま逆転。7回1死二塁でニューマンに中前適時打を浴びたところで降板した。
これで5連勝。「点を取ってもらって勝てる試合もあるので、自分の実力ではないですが、必死に投げていきたい」と述べた。
この日がメジャー10度目登板で初めて100球に到達した。「投球数を管理していただいて体も元気。良くない登板もあるけど、少しずつ良くなっている。いい状態で少しずつ安定してきている」と自己評価した。。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 13:51
○ ドジャース 6−4 ダイヤモンドバックス ●
<現地時間5月20日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースがダイヤモンドバックスとの同地区カード初戦に勝利し、4連勝。山本由伸投手(25)7回途中2失点の投球で今季5勝目を挙げた。
山本は3三振を奪って初回を終えると、続く2回表は10球で三者凡退に仕留める好スタート。しかし3回表、二死一、二塁のピンチで3番ピダーソンに中前適時打を浴び、先制点を献上。さらに二、三塁とされたが、4番ウォーカーのライナー性の打球を右翼手ジェイソン・ヘイワードが好捕。最少失点で切り抜けた。
先制を許したドジャースは3回裏、先頭打者キケ・ヘルナンデスの3号ソロですぐさま同点。さらに無死満塁の好機を作ると、3番フレディ・フリーマンが5号グランドスラムを放ち、逆転に成功。4番ウィル・スミスが二者連発となる5号ソロで続き、この回6得点を挙げた。
大量援護を貰った山本は、6回まで二塁を踏ませない投球。7回表にも続投したが、一死二塁のピンチを背負うと、この日の100球目で9番ニューマンに適時打を許し、失点。ここで投手交代が告げられ、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
その後、ドジャースは2点差まで詰め寄られるも、最終回をダニエル・ハドソンが三者凡退で締め、逃げ切り勝利。今季50試合を消化し、33勝17敗の貯金16。地区2位パドレスに8ゲーム差をつけ、首位を独走している。
この試合の山本は6回1/3、今季最多の100球を投げて7安打、1四球、8奪三振、2失点という内容。今季10戦目を終え、5勝1敗、防御率3.17としている。
2024年05月21日 13:49
山本は7回途中2失点で降板…大谷は2年ぶりバント安打
■ドジャース 6ー4 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数1安打1四球だった。打率.353、OPS1.077。先発の山本由伸投手は7回途中2失点の好投。5勝目を挙げ、チームも4連勝となった。
大谷は初回1死の第1打席で初球をセーフティバント。ドジャース移籍後初のバント安打で出塁した。3回無死一、二塁の第2打席では四球で出塁。続くフリーマンの勝ち越し満塁本塁打で生還した。6回先頭の第3打席は左飛だった。8回先頭の第4打席は打球速度114.1マイル(約183.6キロ)の痛烈な一直だった。
山本は初回、マルテに安打を許すも、3つのアウトを全て三振で奪った。3回2死一、二塁でピーダーソンの中前打で先制点を献上。しかし、その裏、味方がエンリケ・ヘルナンデス、フリーマン、スミスの本塁打で逆転に成功すると、6回までゼロを並べた。7回1死二塁でニューマンに中前適時打を浴びたところで降板した。
6回1/3を7安打2失点8奪三振。自己最多100球を投げ込み、防御率は3.17となった。チームは4連勝。貯金は今季最多の16となった。(Full-Count編集部)