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2024年04月30日 17:45
主砲の美弾に海外からも注目が集まっている。 大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦。2−0で快勝し、8大会連続のオリンピック出場を決めた。 この大一番で、貴重な先制ゴールを決めたのがエースの細谷真大だ。28分、MF藤田譲瑠チマが供給した浮き球のパスを見事なトラップで収め、ボックス内に侵入すると、巧みにターンをして冷静にフィニッシュ。華麗にゴールに流し込んでみせた。 【動画】海外ファンも絶賛! 細谷真大の華麗な反転弾 この鮮烈弾に、中国メディアの記事やウェイボー(中国版X)の投稿には、「チームがうまく連係していて秀逸だ」「中国のFWの95%は決められない」「東アジアの選手の器用さと協調性を極限まで高めたようだ」「とにかく美しい」といった称賛の声が上がった。 ビッグマッチでチームを勝利に導く、まさにエースの一撃だった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 10:44
サッカーフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)でプレーするMFモハメド・カマラ(Mohamed Camara)が、性的少数者(LGBTQ)を支援するユニホームのロゴにテープを貼り付けたことを受け、同国のアメリー・ウデアカステラ(Amelie Oudea-Castera)スポーツ相は20日、同選手とクラブへの「最も厳しい処分」を求めた。
マリ出身のカマラは、モナコが4-0でナント(FC Nantes)に勝利した19日の今季最終節で、ユニホームの前面中央にプリントされたロゴをテープで覆い隠してプレーした。試合前には、性的少数者の権利を高める国際反アイダホビットデー(IDAHOBIT)のバナーを背にした両チームの写真撮影にも参加しなかった。
ウデアカステラ氏は民放ラジオ局のラジオ・テレビ・ルクセンブルクで、「このような振る舞いは、当該選手だけでなくそれを許した所属クラブにも、最も厳しい処分が下される必要がある」と述べ、カマラの行為は「容認できない」と批判。また、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)に対し、自身の見解を伝えたことも明らかにした。
モナコを指揮するアディ・ヒュッター(Adi Hutter)監督は当日の試合後、1得点を挙げてクラブの勝利に貢献したカマラの行為について聞かれると、「まず初めに、われわれはクラブとしてリーグ全体での取り組みを支持している」とした上で、「彼にとって、あれは個人的な取り組みだった。この件に関しては、彼と内部で話し合いが行われる。それ以上のコメントは差し控える」と述べた。
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2024年05月21日 10:19
リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、来シーズンも同クラブでプレーすることを望んでいるようだ。21日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
今シーズンは公式戦44試合出場25ゴール13アシストの成績を残し、クラブのプレミアリーグ3位フィニッシュやカラバオカップ優勝に大きく貢献したサラー。今季開幕前には、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・イテハドが、同選手獲得に向け巨額の年俸と移籍金1億7000万ユーロ(約289億円)を提示したと報じられるなか、最終的にリヴァプールへの残留が決まり、1年間クラブの中心選手として攻撃陣を牽引する活躍を見せた。
リヴァプールとの現行契約が今シーズン終了後に残り1年となり、フリーでの放出を避けるため今夏での売却が噂されているサラーには、獲得を諦めていないと伝えられるアル・イテハドに加え、アル・ヒラルなども引き抜きを画策中と報じられていた。そんななか、サラーは20日に自身のX(旧Twitter)公式アカウントを更新。「僕たちはトロフィーこそが重要であることを知っているし、来シーズンはそれを実現するために全力を尽くすつもりだ。ファンのみんなはそれに値するし、僕たちは死に物狂いで戦う」と投稿している。
同紙は、今回のサラーによる投稿を受け、「少なくともあと1年は『アンフィールド』に残りたいと考えていることを示唆している」と主張。また、チャンピオンズリーグ(CL)への出場権を獲得できたことが、主力選手の残留に対する後押しになると説明しており、クラブの新指揮官に就任したアルネ・スロット氏が行う選手との交渉戦略を、優位に進める要因になると紹介した。
2024年05月21日 09:57
成す術がなかった。
5月19日に行なわれたJ1第15節の町田戦。東京Vが0−5という大差で完膚なきまでに打ちのめされた一戦は、チームだけではなく、MF山田楓喜にとっても現実を突きつけられる場となった。
先のU-23アジアカップから戻ってきてしばらくは、“代表のサッカー”から“ヴェルディのサッカー”に頭を切り替える作業に腐心していたが、「全くサッカーが違うので、もちろん難しいけど、今日は特にそんなに感じていなかった」(山田)。
だからこそ、もっとできるという自信を持ってピッチに入ったが――。
4−4−2の右サイドハーフで先発した背番号18は、立ち上がりから相手の守備に苦戦。ハイプレスにてこずり、前にボールが入ってくる機会が限られたなか、局面の勝負でほとんど競り負けた。球際で勝てず、ボールを受けても潰されるシーン。得意の左足も封じられ、ミドルシュートやクロスはほとんどなかった。
「ゴールエリア付近で自分がもっと持てれば、チャンスになったんかな...」
京都弁混じりの言葉には力がなく、前半45分の出場に留まった自分の不甲斐なさを、試合後はこれでもかと噛み締めた。
自分の形を持っており、ツボにハマった時の破壊力は凄まじい。代表でもクラブでも、その力は誰もが認めるところだ。その一方で、相手に対策されると、存在感が一気に希薄になる試合も珍しくない。ある意味、浮き沈みが激しいタイプとも言える。
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課題は山田も認識済み。封じられた際の対処法を講じなければならないと感じている。
「もっと自分主導でやっていいのかもしれない」
その真意はこうだ。
「動き回るのは味方が混乱してしまうからあれかもしれないけど、もうちょっと自分がボールを引き出したり、もっと要求していいような気がしている」
積極的にボールを受けて、リズムを作ってもいいかもしれない。だが、それだけでは局面の打開が難しいのも事実。町田戦のように対策されれば、簡単に相手のブロックは割れない。そこで山田がさらに挙げたポイントは“縦”への意識だ。
「町田戦は1本縦に行くシーンがあった。ちょっと縦を見せられたとは思うけど、もう少しボールを持った時に『いつでも前に行くよ』という姿勢をもっと見せないといけない。1本縦を見せたことで、中に行けるシーンもあったと思うので、そういうところは見逃さずに仕掛けていかないと上にいけない」
これまで以上に縦突破ができるようになれば、相手は警戒して外を切ってくる。そうすれば、今度は中で勝負しやすい環境が整う。そもそも、縦突破の成功体験はある。第7節の柏戦(1−1)で挙げたゴールは、縦をぶち抜き、利き足ではない右足でニアサイドを撃ち抜いている。
トライ&エラーを繰り返しながら、突破力に磨きをかけていく。その繰り返しが自信につながり、パリ五輪行きにも近づく。新たな自分に出会うべく、縦突破という“プラスワン”を求めて山田は戦い続ける。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年05月21日 09:32
サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は20日、退任するユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の後任に、オランダ・エールディビジのフェイエノールト(Feyenoord)を率いるアルネ・スロット(Arne Slot)氏が就任すると発表した。
2024年05月21日 09:25
現地時間5月19日に開催されたポルトガル2部の最終節で、57歳の三浦知良が所属するオリベイレンセはホームでレイショエスと対戦。1−3で敗れた。
この試合にカズは59分から途中出場し、今シーズン最長となる31分間プレー。ポルトガルメディア『zerozero』は、「オリベイレンセの監督は最後の30分で伝説のカズを投入した(これまでの出場はわずか7分)」と伝えている。
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また、クラブの公式Xでは、試合後のインタビューが公開されており、カズは「もう、ゴールをするということだけ。最初こぼれてきたボールは、自分が打てたらよかったんですけど、そこは悔しいですね」と反省。「チームとしても個人としても非常に苦しかったかなと思います」と、今シーズンを振り返っている。
「チームは、最初の出足は良かったんですけど、途中からまったく勝てなくなって。自分自身もそのなかでなかなか、想像していたような結果を得られなかったので、非常に厳しいシーズンだったと思います」
なお、今季のカズはリーグ戦5試合、カップ戦1試合の計6試合に出場している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 09:09
プレミアリーグのリヴァプールは20日、来シーズンからアルネ・スロット氏がクラブの新指揮官に就任することを発表した。
現在45歳のスロット氏は、現役時代にズウォレやスパルタ・ロッテルダムなどでプレー。2013年夏に引退すると、ズウォレのユースチームで指導者に転身を果たし、以降はカンブールのアシスタントコーチや代行監督を経て、2017年夏にAZのアシスタントコーチに就任した。2019年夏には同クラブの監督へと昇格すると、初年度の2019−20シーズンはパンデミックによりリーグ戦が途中で打ち切られるなか、難しいシーズンを2位でフィニッシュ。2020年12月に解任されたものの、2021年夏から率いるフェイエノールトでは、1年目の2021−22シーズンにヨーロッパカンファレンスリーグ準優勝、2年目の2022−23シーズンはクラブにとって6シーズンぶりとなるエールディヴィジ優勝を成し遂げた。3年目の今季はKNVBカップで優勝を果たし、リーグ戦を2位で終えて来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏を獲得した。
17日に行われた記者会見で、「来シーズン、私がリヴァプールの新監督になることは間違いない」と発言したことから、同クラブの指揮官就任が決定的と見られていたスロット氏。今回リヴァプールは、同氏の労働許可証の取得を経て、2024年6月1日から正式に新体制がスタートすると発表している。
なお、契約期間は明かされていないものの、イギリスメディア『BBC』などは3年契約であると報道。スロット氏は監督を退任するフェイエノールトのクラブ公式サイトにて、「多くの素晴らしい瞬間を経験し、多くの素晴らしい人たちと一緒に成功を収めたクラブで自分の扉を閉じるのは、確かに簡単な決断ではない。しかし、スポーツマンとして、プレミアリーグに属する世界有数のビッグクラブで監督になるチャンスを無視することは難しい。この移籍に快く協力してくれたフェイエノールトには感謝している」とコメントした。
2024年05月21日 09:00
佳境を迎えている欧州サッカーシーン。
UEFAヨーロッパリーグ決勝はアタランタとレヴァークーゼン、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)決勝はフィオレンティーナとオリンピアコスが対戦する。
セリエAの2チームが欧州コンペティションで2冠を成し遂げる可能性がある。もし、そうなった場合、セリエAで9位のチームまで来季の欧州コンペティションに出場できることになるようだ。
UEFAのジョルジョ・マルケッティ氏が、『Sky』でこう述べたという。
「もし、アタランタがELで優勝した場合、6チームがCL出場権を得る。フィオレンティーナがECLで優勝して、セリエAで8位になった場合、9位のチームがECL出場権を得る」
今季のセリエAで1位〜5位になったチームは来季のCLに出場。また、ELで優勝したチームにも来季のCL出場権が与えられる。現在5位のアタランタがELで優勝した場合、6位のチームがCL出場権を得られるようだ。
また、フィオレンティーナは現在8位だが、ECLに優勝した場合は来季のEL出場権が得られる。そうなった場合にはセリエAの9位チームに来季のECL出場権が回ってくるようだ。
エンブレムの新デザインが「かなり嫌われた」8つのチーム
セリエAは20チーム編成だが、ほぼ半数のチームが欧州コンペティションに参加するかもしれない。
2024年05月21日 07:55
浅野拓磨が所属するボーフムはブンデスリーガで16位となり、昇降格プレーオフに回ることになった。
2024年05月21日 07:47
トッテナムは現地5月19日に開催されたプレミアリーグの最終節で、シェフィールド・ユナイテッドと敵地で対戦。3−0で快勝を収めた。
そして、その翌日、アンジェ・ポステコグルー監督の母国であるオーストラリアへのツアーに早くも出発している。
このスケジュールに苦言を呈したのが、韓国メディア『Xpors News』だ。韓国代表は6月にワールドカップニ次予選が控えているため、トッテナムで主将を務める同国の大黒柱、ソン・フンミンのコンディションを懸念しているのだ。
「ソン・フンミンの殺人スケジュール。やりすぎだ。シーズン終了→オーストラリア→Aマッチの強行日程」と題した記事でこう主張している。
「ソン・フンミンがシーズン終了後も『殺人日程』を消化しなければならない。はオーストラリア・メルボルンに移り、ニューカッスルと親善試合を行なった後、6月のAマッチスケジュールに合わせて韓国代表に合流、W杯アジア二次予選に出る予定だ」
【動画】アーセナルファンが激怒したソン・フンミンの決定機逸
同メディアは、「ほぼフルタイム出場したソン・フンミンは試合が終わり、休むことなくすぐに飛行機に乗らなければならなかった」とし、こう続けている。
「プレシーズンに開かれる親善試合の場合、各クラブがシーズンの準備をしながら構想している戦術をテストしたり、新たに加入した選手たちが既存の選手たちと呼吸を合わせることに重点を置いたりもする。しかし、シーズンが終わった直後に行われる今回の親善試合は、ただ収益を創出するためだけに開かれるのだ」
記事は「選手たちの立場では『殺人スケジュール』と変わらない。トッテナムとニューカッスルの選手はリーグ最終戦が終わり、3日後に再び試合をしなければならない。もちろん主力級がすべて出場するという保証はないが、スター性のある選手たちの出場は避けられないのが事実だ」と指摘。こう嘆いている。
「残念ながら、ソン・フンミンはすでにシーズン中に所属チームと代表チームを行き来し、疲れ果てた状態だ。所属チームのトッテナムでは主軸であるため試合を外れることができず、シーズン中にはアジアカップに行って体力が落ちた」
『Xpors News』は「シーズンが終わってしばらく休憩を取った後、代表チームに合流しても足りないのに、オーストラリアで開かれる親善試合まで消化しなければならない。殺人スケジュールというほかない」と苦言を呈した。
韓国代表は6日にアウェーでシンガポールと、11日にホームで中国と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 07:20
今季限りでPSGを退団することを発表したフランス代表FWキリアン・エムバペ。ファンだと公言してきたレアル・マドリーへのフリー移籍が確実視されている。
彼の弟である17歳のエタン・エムバペもPSGに所属しているが、同じく2024年6月末で契約満了になる。
『Footmercato』によれば、弟エタンもPSGを退団する見込みで、リールが獲得を狙っているとのこと。
PSG、0円流出のエムバペの後釜に獲得しうる5人のスーパーFW
リールは今季のリーグアンで4位になり、来季のUEFAチャンピオンズリーグに予選3回戦から出場する。来季からは兄弟がスペインとフランスで別れてプレーする可能性があるようだ。
2024年05月21日 07:14
評価を一変させている。
鎌田大地が所属するラツィオは現地5月19日に開催されたセリエAの第37節で、すでにスクデット獲得を決めているインテルと敵地サンシーロで対戦。1−1で引き分けた。
3−4−2−1の2シャドーの一角で先発した鎌田はスコアレスで迎えた33分、ボックス手前でボールを受けると左足を一閃。強烈なミドルシュートをネットに突き刺し、圧巻の先制ゴールを奪ってみせた。
イタリアメディア『TAG24』によれば、約8か月半ぶりのゴラッソにラツィオサポーターから、こんな謝罪の声が上がったという。
【動画】鎌田がインテル戦で決めた衝撃の左足ミドル弾!
「ダイチ、批判してごめん」
「指摘する点が多すぎるので、私たちは君の待つしかなかった」
「ついに本領を発揮したね、怒鳴って申し訳ない」
また、「更新にサインして、楽しもう」「ここに留まらなければ。中盤は君のものだ」「私たちの侍。ここに居てくれ」と、残留を望むファンも少なくないようだ。
選手側が更新できるオプションの有効期限は5月末までとされている。残留か退団か。まもなく決断が下される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 07:05
リヴァプールを今季限りで去ることになったユルゲン・クロップ監督。
2024年05月21日 07:01
昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤航は、激動のプレミアリーグ1年目を終えた。
シーズン序盤はイングランドの水に慣れるまで時間を要したものの、昨年12月あたりからはアンカーのポジションを確保。入団当初の期待を上回る活躍を見せてきた。
ただ、疲労もあり、終盤のパフォーマンスがやや低下すると、厳しい声も出始めた。
退任したユルゲン・クロップ監督の後任として、フェイエノールトを率いていたアルネ・スロットの招聘が決定したなか、現地サイト『FOOTBALL FANCAST』は、アンカーのレギュラー交代の可能性を主張した。
同メディアは、まずクロップ監督が見出したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに言及。「スロットは同じように、レッズのステファン・バイチェティッチに彼自身の天才を見つけることができるだろう」と綴った。
【動画】三笘夫妻とデ・ゼルビ監督の惜別抱擁シーン
そして、日本代表キャプテンについて、「31歳のエンドウは、昨夏に1600万ポンドでアンフィールドに電撃移籍を果たした後、中盤の基点で目覚ましい仕事をしてきた。だが、あるアナリストはクロップ監督のシステムから離れると『苦戦するだろう』と予想しており、スロット監督はバイチェティッチを6番としてフィーチャーすることで、自分のサッカーブランドが成長するのに気づくかもしれない」と続けている。
記事は「日本代表は今シーズン、プレミアリーグで28試合に出場し、そのうち19試合に先発。パスの88%を成功させ、フィールドの中心で勤勉で献身的な存在感を示している一方で、1試合平均タックル数はわずか1.6回で、彼が争ったデュエルで勝利したのは45%だけだ」と指摘。こう見解を示している。
「これは、バイチェティッチが大いに誇る2つの点である機動力と運動能力におけるエンドウの弱点を物語っている。この10代のタレントは、エリートとしての落ち着きにも恵まれており、混沌とした状況でも冷静さを保ち、同時にたくましいバイタリティも養われ、広大なグラウンドをカバーし、ピッチ全体で守備を完遂した」
今シーズンが怪我もあり、プレミアリーグでたった1試合しか出場していない19歳が遠藤を追いやるという見立てはやや意外だが、いずれにしても期待は小さくないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 06:45
ユルゲン・クロップ監督が退任したリヴァプール。アルネ・スロット氏の新監督就任を正式発表した(公式ではマネージャーではなくヘッドコーチと表記)。
45歳のスロット監督は今季までフェイエノールトを指揮しており、契約が2年残っていた。リヴァプールは940万ポンド(18.6億円)ほどの補償金をフェイエノールトに支払うとされている。
1位は約40億円!プレミアリーグで「最も給料が高い監督」TOP10とその金額
クロップは4-3-3システムを使っていたが、スロット新監督は4-2-3-1システムを多用している。
『Sky Sports』では、「守備的MFは遠藤航とアレクシス・マカリステルが分担してきたが、スロット監督はダブルボランチを使う。遠藤がリヴァプールの守備的MFとして長期的な解決策であるかどうかについて疑問があるため、守備的MFの補強は今夏の明らかな移籍ターゲットのように思われる。そうすれば、マカリステルは“10番”の役割でプレーできる」とも伝えており、この夏の移籍市場での動向も注目される。
2024年05月21日 06:36
最終節まで持ち込まれたプレミアリーグのタイトル争いは、5月19日のウェストハム戦に3−1で勝利したマンチェスター・シティの優勝で幕を閉じた。2位のアーセナルに2ポイント差をつけて4連覇を達成している。
そんななか、ウェストハム戦で勝負を決める3点目を挙げたロドリが、ライバルのアーセナルをチクリと刺した。
英衛星放送『SKY SPORTS』によれば、チームについて「どのようにしたらこのような継続的な成功を収められるのか」と質問を受けたスペイン代表MFは、自分の頭を指差しながら、「正直に言って、それはここにあると思う」と語っている。
「メンタルだ。アーセナルも(リーグ優勝に)値するし、信じられないようなシーズンを過ごしたが、(再び頭を指差して)違いはここにあったと思う」
【動画】冨安の鮮やかな同点ゴール! 2人の股を抜く正確なダイレクトシュート
27歳の守備的MFは「エティハド彼らがここエティハドに来て、僕たちと対戦したとき、彼らを見てこう言った。『ああ、彼らは僕たちに勝とうと思っていない、ただ引き分けを望んでいるだけだ』とね。そんなメンタリティと、僕たちが同じやり方をしようとは思わない」と続けた。
「そして僕たちは彼らを捕まえた。最後に1ポイントを与えてくれれば、たとえ非常に厳しい試合であっても、僕たちは最後の7、8試合に勝つだろう。だから、結局はメンタルの問題だと思う」
第30節の直接対決で、アーセナルは守備的な戦いをして、スコアレスドローに持ち込んだ。ただ、その姿勢が最終的な明暗を分けたとロドリは考えているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部