2024年05月01日 00:48
レアル・マドリードに所属しているトルコ代表FWアルダ・ギュレルが、トルコメディア『Sportskafa』のインタビューにて、レアル・マドリード移籍を決めた背景やビッグクラブでの日々について語った。 2005年2月25日生まれで現在19歳のA・ギュレルは、母国の名門フェネルバフチェのアカデミーで育ち、2021−22シーズンに16歳でトップチームデビューを飾る。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは、公式戦35試合出場6ゴール7アシストをマークし、チームのカップ戦優勝にも貢献していた。フェネルバフチェのトップチームでは2シーズン通算で公式戦通算51試合出場9ゴール12アシストを記録。昨年夏、レアル・マドリードへ完全移籍で加わった。 だが、スペインでは加入直後にケガに泣かされたこともあり、満足のいくスタートを切ることはできなかった。プレシーズンのアメリカツアーで右ひざ内側半月板を損傷し、手術に踏み切ると、復帰直後に左太ももの筋肉系トラブルに見舞われ、シーズン前半戦を欠場。負傷から戻ってきてからもなかなか出場時間が伸びなかったが、3月11日に行われたラ・リーガ第28節セルタ戦(○4−0)で加入後初ゴールを記録。4月27日に行われた第33節レアル・ソシエダ戦では、ラ・リーガで初のスタメンに名を連ねると、29分にスペイン代表DFダニエル・カルバハルからの折り返しをダイレクトで押し込み、チームを勝利へ導く決勝弾を挙げていた。間違いなくスタートは出遅れたシーズンだったが、終盤戦に来てコンディションを上げてきている。 そんなギュレルが、母国の取材を受け、レアル・マドリードで過ごす日々を赤裸々に告白。クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロースという2名の“レジェンド”については「彼らを名前で呼ぶことなんてできないよ」と明かし、その理由を「リスペクトが欠けているように感じてしまうんだ」と説明した。名前で呼ぶことはできないため、「彼らのことは“エルマノ”(※スペイン語で兄弟)と呼んでいる」らしいが、この影響からチームメイトからの呼称が定まったようだ。 「だから彼らも僕のことを兄弟と呼ぶようになった。もちろん“エルマノ”と呼ばれることもあるんだけど、今はチームのみんなが“アビ”と呼んでくれる。ルカが僕のことをアビと呼ぶと、ちょっとびっくりするね。彼らは“アビ”の意味(※トルコ語で兄弟)をよくわかっていないから、余計に面白いんだ」 また、18歳にしてレアル・マドリードへの加入を決断した理由についても言及。「もう1年フェネルバフチェにいても良かったし、そのような決断もできた」と前置きしつつも、「でも、トルコの若い選手がヨーロッパのビッグクラブで何ができるのか、世界に示したかった。僕は今後もそれを示すためにプレーを続ける」と強い決意を口にした。 【ハイライト動画】アルダ・ギュレル、ラ・リーガ初先発のソシエダ戦で今季2点目
2024年05月21日 19:00
FW町野修斗が所属するホルシュタイン・キールとキットサプライヤーのPumaは20日、2024-25シーズンの新ユニフォーム(ホーム、アウェイ)を発表した。
チームは23-24シーズンのブンデスリーガ2部を2位でフィニッシュし、クラブ史上初の1部昇格が決定。この24-25モデルは歴史的な初の1部ユニフォームとなる。Holstein Kiel 2024-25 Puma Home
ホルシュタイン・キール 2024-25 Puma ホーム ユニフォーム
史上初のブンデス1部を戦う24-25シーズンのユニフォームには、それぞれにデザインのテーマが設定されている。
新ホームユニフォームは、少なくとも1911年頃から使い続けているという伝統のブルーで継続。デザインのテーマは「風」で、勢いと力強さを感じさせる旋風のようなグラフィックを全体に散りばめている。
クラブは1900年にホームタウンのキールで誕生。ブンデスリーガとしては24-25シーズンが初の1部となるが、そのブンデスリーガ発足以前は地域ごとに分かれていたトップリーグに長く所属していた時代がある。今回の昇格は、ある意味ではかつての誇りを取り戻したとも言える出来事だ。Holstein Kiel 2024-25 Puma Away
ホルシュタイン・キール 2024-25 Puma アウェイ ユニフォーム
24-25新アウェイユニフォームは2季ぶりにホワイトが復活した。
デザインのテーマは「波」。ホームタウンのキールはバルト海に面した都市だが、キールが属するシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州は北海にも面する地域。このユニフォームでは州を代表するチームとして、その2つの海を表現したデザインを採用している。
各ユニフォームの胸スポンサーはドイツのスーパーマーケットチェーン「Famila」で継続。同社は国内で4つの会社に分かれており、クラブが契約するのはドイツ北東部エリアの「Famila」だという。 Sieh dir diesen Beitrag auf Instagram an Ein Beitrag geteilt von Holstein Kiel (@holsteinkiel)
新ホームユニフォームは、20日にキールの市庁舎広場で開催された昇格記念パレードと祝賀会(そして退団選手のお別れ会)でお披露目となった。後方にチラッとだが新ユニを着た町野修斗の姿も!
優勝は2度目!68回のCL決勝で「7つしかないPUMAのユニ」をご存知か
初のブンデスリガ1部を戦う歴史的な新ユニフォームは、クラブ公式オンラインストアで販売を開始している。
2024年05月21日 18:57
古橋亨梧のライバルと評された男が苦しんでいる。
日本人5選手が所属するセルティックは、リーグ3連覇を達成した。今週末には、2冠を懸けて、宿敵レンジャーズと戦うスコティッシュカップの決勝に挑む。
そんななか、このスコットランド王者でプレーする韓国代表FWオ・ヒョンギュの現状を嘆いたのが母国のメディア『スポーツ朝鮮』だ。「(自身が)リーグ2連覇でも移籍を心配しなければならないオ・ヒョンギュ、『ライバル獲得後に消えた』と3点の酷評」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。
「オ・ヒョンギュはが真剣に未来を悩むべき状況だ。セルティックが成功したシーズンを過ごしたにもかかわらず、韓国の選手たちに対する見通しは明るくない。特に昨シーズンにセルティックに成功し、定着するように見えたオ・ヒョンギュの未来が心配だ」
【動画】旗手の絶妙クロスから古橋が同点弾!リーグ最終戦で公式戦19点目
同メディアは「ブレンダン・ロジャーズ監督は今シーズン冬の移籍市場で連れてきたアダム・アイダをオ・ヒョンギュより先に投入し始めた。オ・ヒョンギュには悲しいことに、アイダは移籍後18試合で8ゴール・2アシストをマークして躍動した。アイダが入った後、オ・ヒョンギュはベンチにも座れないことが多い」と、逸材の現状を嘆いている。
そして、地元紙『Daily Record』のシーズン採点が「3点」だったと紹介。「理由はやはり存在感不足だった。シーズン前半に主に交替で出場した中、セント・ミレン戦では重要な得点を叩き出した。だが、アイダが迎え入れられてから消えたという冷たい評価を下した」と綴り、こう続けている。
「ロジャーズ監督の主な戦術は4−3−3のフォーメーションである。ストライカーを1人しか起用しない。今シーズンも不動のエースとして活躍したフルハシが全面的な信頼を受けており、フルハシが抜ければアイダが投入されている。フルハシやアイダが怪我をしない限り、オ・ヒョンギュの席はないようだ」
記事は「2001年生まれで、ピークでプレーなければならない年齢で、ベンチに留まっているだけなのは耐え難いだろう。ベンチでも頻繁に出場できれば別だが、オ・ヒョンギュはメンバー外となるケースが多くなっている」とし、こう懸念を示している。
「オ・ヒョンギュの出場不足問題は韓国代表にも続く事案だ。セルティックという名門クラブでプレーしたとしても、活躍自体がなければ選出すべき名分が消える。選手として代表招集に対する欲がなくなど不可能なため、オ・ヒョンギュも悩むだろう」
23歳のストライカーの去就に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 18:45
Jリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ)は20日、サウジアラビアのプロフットボールリーグ(サウジ・プロフェッショナルリーグ/SPL)と戦略的パートナーシップ協定を締結したことを発表した。
今回の戦略的パートナーシップ協定は、両リーグが緊密な連携を図ることで、東西アジアのトップランナーとしてアジアのフットボールをけん引する存在となることを目指すためのもの。協定内容としては「フットボール水準の向上を目的とした人材交流」、「両リーグの成長と発展を目的としたワークショップ、ビジネスカンファレンスの開催、育成などに関する情報共有等」、「交流イベント、親善試合などを通じた国際交流」などが挙げられている。協定期間は2024年5月20日から2025年12月31日までと伝えられた。
今回の戦略的パートナーシップ協定締結に際し、Jリーグの野々村芳和チェアマンがコメントを発表。「近年、サウジプロリーグのクラブはAFCチャンピオンズリーグにおいて目覚ましい成績を残しています。今回の戦略的パートナーシップにより、日本とサウジアラビア両リーグの連携・交流を深めることで、両リーグのフットボール水準を向上させ、アジアのフットボールの価値をともに高めていきたいと考えています」と綴った。
なお、現在Jリーグはタイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシアのプロリーグと協定を結んでいる。これらの国籍を有する選手は、試合エントリー時において、外国籍選手ではないものとみなされているが、今回の戦略的パートナーシップ協定対象国となるサウジアラビアの国籍を有する選手はこれに該当しない。過去、スペインのラ・リーガやオーストラリアのAリーグとのパートナーシップを締結した際も同様の取り扱いを取っていた。つまり、仮にサウジアラビア国籍の選手がJリーグの各クラブに加入した場合、外国籍選手の枠を使う形で登録がされることとなる。
2024年05月21日 18:23
セビージャとの現行契約が今夏に満了を迎えるDFセルヒオ・ラモスだが、その去就は宙に浮いているようだ。
2024年05月21日 18:00
大宮アルディージャは19日、2024シーズンからトップチームで活動していた種田陽との契約に関して、双方合意のうえ、契約を解除することになったと発表した。
種田陽(はるひ)は2005年4月28日生まれの19歳。小学生時代から大宮のアカデミーで過ごし、世代別代表にも選出されたことのある将来有望な攻撃的MFだ。
今年のアジアカップで日本代表に帯同したU-19日本代表DF市原吏音とともに今季トップチームへ昇格。3月13日に行われたルヴァンカップ1回戦のFC岐阜戦では、1-1で迎えた84分、右サイドからのカットインで見事な決勝弾を決めている。
今回の発表によれば、種田のトップ昇格にあたっては、当初より今夏にアメリカの大学に進学することを前提として話を進めており、アマチュア契約という形で2024年1月からトップチームの活動に参加していたという。
そして、正式にアメリカの大学への進学が決まったことから、種田は6月1日(土)に行われる J3第15節のAC長野パルセイロ戦をもってチームを離れることになった。
以下は種田と大宮の佐野秀彦代表取締役社長のコメント。
種田陽
「まずはこれまで支えてくださったサポーターの皆さま、スポンサーの皆さま、そして自分を育ててくださったアカデミースタッフの皆さまに感謝申し上げます。それから自分を受け入れてくださったクラブ関係者の皆さま、スタッフ、チームメートにも本当に感謝しております。
10歳からお世話になったこのクラブのトップチームで、約5ヶ月という短い間でしたが、プレーすることができてとても幸せでした。個人としては、チームに大きな貢献はすることができなかったと思いますが、素晴らしい環境でたくさんのことを学び、自分の成長に繋げることができたと思います。今回、留学という選択をした理由は、幼い頃からの夢である世界で活躍するプレーヤーになるために、語学を学びつつ、様々な環境を経験することで自分を高めたいと考えたためです。シーズン中にも関わらず、チームを去ることは非常に心苦しく、自分自身まだこのクラブでプレーしたい気持ちもあり、本当に悩みましたが、視野を広げ、これまでとは異なる環境に身を置くことで、自分を成長させたいと思い、今回この決断に至りました。
最後になりますが、今年の大宮アルディージャは、スタッフ、チームメート、サポーターが本当に最高のクラブだとこの数ヶ月で実感したので、必ず頂点を取ってくれると信じています。自分はアメリカでもっと成長してきます。ありがとうございました。いってきます!」
大宮アルディージャ代表取締役社長 佐野秀彦氏
「種田選手は小さい頃から「海外で活躍するサッカー選手になりたい」という夢があり、U18在籍時からクラブと面談をしてきた中でも、サッカー選手としての成長のために「アメリカの大学に進学したい」という希望を持っていて、クラブとしてもその意思を尊重していました。
昨年末の段階で彼はトップチームに昇格できる実力を備えていましたし、もしアメリカの大学に進学することになったとしても、U18としての活動が年末に終わってそこから9月に大学に入学するまでの期間は高いレベルでのトレーニングや試合ができなくなってしまう状況であったため、本人、ご家族とも相談し、将来的なサッカー選手としての可能性を考えた上で、2024シーズンスタートよりアマチュア選手としてトップチームで活動してもらうことで、クラブとしても彼をサポートできればという思いでした。日々のトレーニングからプロ選手たちに混じって奮闘し、ルヴァンカップではゴールを決める活躍も見せてくれました。
トップチーム昇格後も継続して話し合いを続けてきましたが、このタイミングでクラブと本人、ご家族で話し合いを行い、このような決断になりました。クラブとして彼の挑戦を応援したいと思いますし、選手に寄り添ってそれぞれの希望をできるだけ叶えていくことは、「成長循環型クラブ」として将来的にクラブの成長にもつながると考えています。
彼が将来的に、どのような選手になってどこで活躍するかはわかりませんが、彼が小学4年生から大宮アルディージャのエンブレムをつけて育った事実は変わりませんし、またいつかアルディージャのユニフォームを着てプレーしてくれることを、そして、世界で活躍する選手になってくれることを期待しています」
大宮に経営参画の噂…レッドブルが「スポーツに巨額を投資するワケ」とは?“原価13円の利益率”とブランド価値の重要性
なお、今季J3へ初降格した大宮アルディージャは、14節終了時点で11勝3分1敗と好調。2位に勝点10差をつけて首位を快走している。
2024年05月21日 17:44
イゴール・トゥドール監督がラツィオの指揮官になってから、鎌田大地はリーグ戦で毎試合スタメンに名を連ねている。その大半は、ダブルボランチの一角としてのプレーだった。 だが、5月19日に行われたセリエA第37節インテル戦で、鎌田は3−4−2−1の2列目に起用された。試合開始から2列目に置かれたのは、4月6日のローマダービー以来だ。 そして鎌田はその2列目の位置から目に見える結果を残した。33分にペナルティエリア外から左足で今季2点目となるゴールを奪ったのだ。また、それまでに、アシストになっておかしくない好機演出もあった。 イタリアではもともと、鎌田は2列目の選手と見られていた。それだけに、ジャンニ・ベッツィ記者は『Radiosei』で「1年待ってようやくカマダを本来の役割で見られた」と話している。「以前はマウリツィオ・サッリがシステムタイプからそう見ていなかったし、その後トゥドールはボランチ起用にこだわったからね。ようやく彼をFWの背後のライン間で見ることができた。そこで彼の素晴らしいクオリティが見られたんだ」 OBのブルーノ・ジョルダーノも「カマダに最も適した役割は、昨日の試合で見たものだ」と述べた。「機動力があり、速くて、ジュード・ベリンガムのような、複数のポジションをカバーするトレクアルティスタだよ」【動画】鎌田がインテル戦で決めた衝撃の左足ミドル弾!
アルベルト・アッバーテ記者は今回の起用法は「来季の戦術的な鍵となり得る。2列目の再建の必要性の解決に役立つかもしれない」と指摘している。「昨日の試合で彼は普段ルイス・アルベルトがやることをやった。前の位置でのレジスタだ。動かし、動きのタイミングを統率した」 トゥドール就任以降、鎌田はボランチとして攻守両面における幅広い貢献を評価されてきた。だが、インテル戦ではゴールに直接結びつく働きでも賛辞を寄せられたかたちだ。このユーティリティ性が指揮官からの信頼につながっている要因のひとつであることは間違いない。 残すは最終戦のみとなり、いよいよ去就に関する決断も注目される鎌田。トゥドール体制で開幕から臨む来季のラツィオに、彼は中心として残るのだろうか。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 17:40
何とか今季のスコットランドリーグ制覇を決めたセルティックは、来季へ向けてどうチームを強化していくべきなのか。
セルティックの場合は、主力選手が他クラブから引き抜かれる恐れがある。英『Sky Sport』が気にかけているのは、中盤の重要戦力であるMFマット・オライリーと日本代表MF旗手怜央だ。
今季の旗手は怪我に苦しんだシーズンではあったが、その評価は高い。同メディアでも旗手が今夏に他クラブから狙われる可能性があると見ており、どのような判断を下すか注目している。
「旗手の今季は何度も怪我によって妨げられてきたが、旗手がいた時の方がセルティックはより良いチームとなっており、よりクリエイティブだったことは間違いない。彼は新しい契約にもサインしたため、セルティックは彼を引き留めるか、あるいは他クラブが声をかけてきた場合に相応の移籍金を引き出せる強力な立場にあると言える」
セルティックにとって旗手が重要戦力であることは間違いない。ブレンダン・ロジャーズ率いるチームをより強化するうえで、旗手の存在は欠かせない。そこに関して同メディアは次のように主張している。
「今のセルティックには明確なアイデンティティが欠けており、試合に勝つために個人の能力に頼ることが非常に多かった。旗手、カーター・ヴィッカース、カラム・マクレガーらが復帰した4月以降、セルティックの調子が上向いたのは偶然ではない。今後のセルティックにおける優先事項は、国内での勝利と欧州カップ戦を戦うための明確なアイデンティティを備えたチームを構築することになる」
旗手も26歳を迎えているため、ステップアップを狙うタイミングとして今夏は理想的だ。5大リーグでのプレイも見てみたいが、今夏に動きはあるのか。セルティックにとっては重要戦力だが、果たして。
2024年05月21日 17:38
元日本代表MFの小野伸二氏が5月20日にフジテレビ系列で放送された『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』に出演。
2024年05月21日 17:26
サッカーフランス代表選手で、今季限りで所属のパリ・サンジェルマンからの退団を表明したFWキリアン・エムバペが20日、パリで近親者250人を招いて“お別れ会”を開いた。スペインスポーツ紙のマルカ、アスなどが伝えている。
この中で主催者のエムバペは「伝えるメッセージは何もない。曖昧なものもない」と挨拶したという。自身の新天地について踏み込んだ発言を避けた息子に対し、より直接的なコメントを残したのが母親のファイザ・ラマリさん。会場となった高級レストランの前で詰めかけた報道陣に対し「キリアンが来年どこに行くか?誰もが知っていることだと思うけど、どうですか?」と返答。レアル・マドリード(スペイン)への移籍の噂が既定事実であることを認めた。
2024年05月21日 17:23
Jリーグは5月21日に行なわれた理事会で、J規律委員会における「審判員の懲戒処置に明らかな誤りがあった場合」の取り扱いに関するルールを決定した。
Jリーグは「規律委員会による懲罰の運用に関して、審判員の懲戒処置に明らかな誤りがあった場合、懲罰を科さないこととする」と報告。FIFAならびにAFC規律委員会の権限において、「明らかな懲戒処置の誤りを修正する」ことが明記されており、AFCをはじめ海外リーグにおいても同様のルールを運用していることから、Jリーグでも5月25日より導入するという。
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
なお、今回新たに定められたルールの詳細は以下の通り。
〇「審判員の懲戒処置に明らかな誤りがあった場合」の取り扱いについて
Jリーグ規律委員会による懲罰の運用に関して、審判員の懲戒処置に明らかな誤りがあった場合、懲罰を科さないこととする。
・対象
懲罰を科さない場合とは、競技規則第12条第3項〔退場となる反則〕に定める違反行為のうち、以下に定める行為に該当するものとして主審が退場を命じたにもかかわらず、主審が命じた当該退場の懲戒処置に『明らかな』誤りがあった場合を指す。
(1)ハンドの反則を行ない、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(自分のペナルティエリア内でゴールキーパーが手や腕でボールに触れた場合を除く)。
(2)フリーキックで罰せられる反則を行ない、全体的にその反則を行なった競技者のゴールに向かって動いている相手競技者の得点または決定的な得点の機会を阻止する(以下の「得点または決定的な得点の機会の阻止」に規定される警告の場合を除く)。
(3)著しく不正なプレーを行なう。
(4)人をかむ、または人につばを吐く。
(5)乱暴な行為を行なう。
(6)攻撃的な、侮辱的な、もしくは下品な発言をする、または行動をとる。
(7)ビデオオペレーションルーム(VOR)に入る。
・その他
懲罰を科さないことを決定した場合、公式記録および反則ポイントの運用は以下とする。
(1)公式記録の訂正は行わない
(2)反則ポイントは加算しない
※参考:競技規則第12条第3項〔懲戒処置〕抜粋
・主審は、試合前の競技のフィールド点検のために競技のフィールドに入ったときから試合(PK戦(ペナルティシュートアウト)を含む)の終了後に競技のフィールドを離れるまで、懲戒処置をとる権限をもつ。
・試合開始のため競技のフィールドに入る前に競技者またはチーム役員が退場となる反則を行った場合、主審は、その競技者またはチーム役員を試合に参加させない権限を持つ(第3条6項を参照)。主審は、その他の不正行為について報告する。
・競技のフィールドの内外にかかわらず警告もしくは退場となる反則を行なった競技者またはチーム役員は、その反則に従って懲戒される。
・イエローカードは警告されたことを知らせるため、レッドカードは退場が命じられたことを知らせるために用いられる。
・競技者、交代要員、交代して退いた競技者またはチーム役員のみにレッドカードまたはイエローカードを示すことができる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 17:15
鹿島アントラーズは5月22日に、ルヴァンカップ1stラウンド3回戦でFC町田ゼルビアと敵地で対戦する。
鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督にとって、町田は2020年〜22年まで指揮を執った古巣でもある。
オンラインで前日会見を行なったポポヴィッチ監督は、町田時代に「ベンチ入りするメンバーも、J1で戦える質を持った選手でなければ昇格するのは簡単じゃない」と言い続けてきたという。
昨季のJ2を制し、J1初挑戦の今季は15節終了時点で首位を走る現在の町田に関しては、「ステージが変わっても質が落ちない」とし、「自分たちのサッカーに合った選手、そしてクオリティのある選手を揃えた」とコメント。
続けて、「J2でしっかりと自分たちのやるべきことを落とし込みながら、J1に向けてチーム作りをしてきた。だからこそ今、J1で結果が出せている。そのことは本当におめでとうと言いたい」と称賛した。
【PHOTO】YBCルヴァンカップ歴代優勝クラブを一挙振り返り!(1992〜2023)
鹿島は今季、町田にJ1第3節の対戦時に0−1で敗れている。リベンジの気持ちを聞かれた指揮官は「まったくない」として、こう述べた。
「いかにうちが次に進むかが一番大事だと思っています。どの試合でも同じですけれど、いかに目先の試合に勝っていくか。そこにフォーカスしているので、リベンジと考える必要はまったくない」
一戦必勝の精神で、古巣撃破に意気込んだ。
構成●サッカーダイジェスト編集部
2024年05月21日 16:51
FC東京は5月21日、公式サイトで「【お詫び】イベントMCの変更について」と題した声明を発表した。
2024年05月21日 16:46
パリ五輪で日本の対戦相手が変わるのか。
本大会のグループステージでD組に配された日本は、パラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。ただ、熾烈な欧州予選を勝ち抜いたイスラエルに“待った”をかける動きがあるようだ。
ベトナムメディア『VN Express』によれば、ガザ地区でのイスラエルとハマスの衝突を受け、パレスチナサッカー協会(PFA)は、イスラエルをFIFA加盟国から除外する提案書を提出。これは、アルジェリア、イラク、ヨルダン、シリア、イエメンを含むアジアおよびアフリカの連盟から支持を受けているという。
もし制裁が科された場合は、イスラエルは五輪出場権を失うことになる。この事態を想定し、インドネシアメディア『BOLA』は「インドネシアが、イスラエルに代わって出場するかもしれない」と報じている。
【PHOTO】ドイツ・フランス・ジョージアなど…EURO2024出場国が決定!グループA〜Fの全24カ国を一挙紹介!
「FIFAがイスラエルに制裁を科した場合、インドネシアはプレーオフラウンドで敗退したチームとして、イスラエルの代わりに出場する可能性がある」
一方で同メディアは、IOC(国際オリンピック委員会)高官の見解を掲載。ピエール=オリヴィエ・ベッカース=ヴージャン氏は「現時点で(イスラエルサッカー連盟に対する)制裁を想像するのは不可能だ」と述べたという。
パレスチナ側の提案を受け、FIFAは6月20日に緊急会合を開く予定だ。今後の動向に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 16:40
今季のプレミアリーグで19ゴール8アシストと圧巻の成績を残し、マンチェスター・シティのリーグ制覇に貢献したMFフィル・フォーデン。まだFA杯決勝が残っているが、そろそろイングランド代表として戦うEURO2024のことも考えなければならない。
フォーデンをどこで起用すべきなのか。英『sky Sport』で解説を務めるジェイミー・レドナップ氏は、中盤の中央で起用すべきとの意見だ。
「今季の彼は中央でプレイすべきであることを証明している。フォーデンはユニークな選手だ。イングランドからはあまり輩出されていないタイプの選手だね。狭いスペースでハーフターンでボールを受け、遠距離からシュートを打てる。我々が彼をワイドでプレイさせることに決めたら、才能を無駄にすることになるだろう。彼はジュード・ベリンガムと並んでプレイしなければならないし、その後ろにはデクラン・ライスだ。彼らをベストの状態に持っていかなければならない。ギャレス(サウスゲイト)は、ペップのようにフォーデンにチャンスを与えなければならない。それは勇気がいるし、リスクも伴うだろうけどね」
元イングランド代表のガリー・ネビル氏はチームメイトだったMFポール・スコールズを例に挙げていて、スコールズもサイドで起用されていたことがあった。
「フォーデンに対してポール・スコールズと同じ間違いを犯すわけにはいかない」
ネビル氏はこのようにコメントしており、フォーデンをベストポジションに配置すべきとの考えだ。強烈なミドルシュートを持っていることを考えれば、中央起用が最も合っているか。右サイド起用も手だが、そこにはアーセナルFWブカヨ・サカもいる。
インサイドハーフでフォーデンとベリンガムを並べる中盤はかなり攻撃的だが、サウスゲイトはどのシステムを選ぶのか。
2024年05月21日 16:38
スタッド・ドゥ・ランスの伊東純也について、クラブの会長が言及している。
伊東はリーグ・アンでの2年目となった今季もS・ランスの中心選手として攻撃を牽引し、リーグ戦31試合で3ゴール・7アシストを記録。チームは9位でシーズンを終えた。
そんななか、フランスメディア『Journal L'Union』によると、S・ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長が、今季のチームのパフォーマンスを以下のように総括している。
「我々は自分たちで設定した目標を達成した。しかし、降格した2チームとの対戦で勝点6を失い、ヨーロッパのコンペティションの出場権を獲得できる7位に勝点4差で届かなかったところを見ると、やはり少し悔しさが残る」
【動画】伊東純也のキレキレ高速ロングドリブル
また、今夏の移籍市場での方針に関する質問には、こう答えている。
「昨夏のマーケットでは多くの動きがあったが、新しいサイクルをスタートさせる必要があったからだ。チームの基盤はすでに整っている。もちろん、チャンスがあれば入れ替えも行なうだろう。イトウに関しては、他のクラブから声がかかるかもしれないが、我々としては彼を手放す可能性はない。この夏には、彼が真のスターである日本でのツアーがあるからなおさらだ」
その日本ツアーで、S・ランスは8月3日にヴィッセル神戸と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部