2024年05月01日 16:00
プレミアリーグのチェルシーが今夏に、マンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュの獲得を検討に入れていると『TEAMTALK』が報じた。 グリーリッシュと言えば、2021年に当時プレミア史上最も高額だった1億ポンドでアストン・ヴィラからシティへ移籍したが、ここまでチームの主力としてその金額に見合った活躍ができておらず、今シーズンの先発出場も10試合にとどまっている。 一方、チーム内でライバルとなるフィル・フォーデンは、大車輪の活躍を見せ、チームに欠かせない存在として台頭。23歳の彼は、完全にジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を手にしている。さらに今シーズン始めに21歳のベルギー人若手ホープ、鋭いドリブルが武器のジェレミー・ドクが加入したことでグリーリッシュの立場は一層危うくなった。 チェルシーは近年、ラヒーム・スターリングやコール・パルマーなど立て続けにシティから選手を引き抜いており、両チーム間で良好な関係が築けている。そのためグリーリッシュも獲得する可能性が高いという。 ただ彼には古巣のアストン・ヴィラへ戻る話やサウジアラビアのクラブへの移籍の噂があるため、シーズン終了後にどのチームに所属することになるかまだわからない。いずれにせよ28歳となった彼はベテランの域に入ろうとしているが、まだまだ若手の力に怯んでいる場合ではなく、左ウィンガーとしてその才能を披露することは難しくないはずだ。来シーズンは彼がピッチで躍動する時間がもっと増えることを期待したい。
2024年05月21日 21:00
セリエA、ジェノアがアルベルト・ジラルディーノ監督と2025年6月までの契約延長を発表した。
クラブは2007-08シーズンから15シーズンに渡りセリエAの舞台で戦ってきたが、2021-22シーズンに19位となり降格の憂き目にあってしまった。翌シーズンは1部昇格を目指すものの、アレクサンダー・ブレシン前監督の元では不調から抜け出すことができず、シーズン途中から下部組織を指導していたジラルディーノ監督が就任。するとチームを立て直し、2位フィニッシュで見事セリエA復帰を達成した。
今シーズンは、そのジラルディーノ監督が1年を通して指揮し、現時点で11勝13敗13分で11位と、昇格組にしてはまずまずの結果に。シーズン序盤には鎌田大地が所属するラツィオやローマに勝利し、ナポリやボローニャ、ユヴェントスとも引き分けを演じた。強豪とも渡り合える実力を見せ、その手腕が評価され始めてきている。今回の契約延長でジラルディーノ監督はそのことを証明したと言ってもいいのではないか。
彼が就任以降、着実にステップアップしてきたジェノア。果たして来シーズンは、セリエAの上位に名を連ねることができるだろうか。その活躍に期待したい。
2024年05月21日 21:00
今季開幕から低空飛行が続き、5月8日に大槻毅監督を解任したJ2のザスパ群馬。
後任にはヘッドコーチだった武藤覚氏が就任。その後も3連敗を喫し依然最下位となかなか光が見えない状況だが、まだシーズンの折り返しを迎えていないだけに巻き返しは十分可能だ。
そんなザスパ群馬の新しい練習拠点とクラブハウスが完成し、19日に完成披露式典が行われた。『群馬テレビ』が伝えている。
前橋市富田町のローズタウンに誕生した「GCCザスパーク」は、天然芝2面、人工芝1面、人工芝フットサルコート3面にクラブハウスを備えた群馬サッカーの新拠点。
クラブハウスの商業棟には群馬のオフィシャルショップのほか、カフェやレストラン、さらに9月オープン予定の放課後等デイサービス「ザスパキッズ」などが入り、さまざまな人の利用が見込まれる。
施設は、ザスパ群馬とオフィシャルパートナーのカインズ、前橋市が連携。カインズの企業版ふるさと納税を活用する形で総額24億円をかけて整備された。
こちらは選手がクラブハウスを見学した時の様子。選手たちのくつろぎ空間としても使用されるコミュニティスペースでは「ここでCL決勝とか観られたら超いいな」といった声も。
ミーティングルームでは、2,200万円ほどの寄付により備品が揃えられたことなどが伝えられ、「ぜひ感謝の気持ちを持ちながらご利用いただければ」といったスタッフの話もあった。
いよいよ明日22日(水)10時にオープンする「GCCザスパーク」。【いよいよ明日🆕OPEN】
5/22(水)オープン記念イベント☀️#GCCザスパーク 内の「#CAFEBRICCO」にて、オープン日に #清水慶記 クラブアンバサダーの1日店長イベントを行います☕
3種類が1度に食べることができるのはザスパークのみ!
詳細はこちら👉https://t.co/lKkR8NEpGN#thespa #ザスパ群馬 pic.twitter.com/9avtMzy0c1
— GCCザスパーク_5/22OPEN🍴☕🎁⚽✨ (@TheSpark2024) May 21, 2024
初日は昨季限りで現役を引退し、今年からクラブアンバサダーを務める地元出身の清水慶記氏がカフェの1日店長を務めるようだ。
W杯出場選手も!ザスパ群馬の「歴代最強の日本人選手」はこの5名
なお、天然芝のサッカーコートは8月ごろ完成予定。このためザスパ群馬のトップチームのクラブハウス利用開始も8月以降となる。
2024年05月21日 20:46
レアル・マドリードは21日、同クラブに所属するドイツ代表MFトニ・クロースが、EURO2024をもって現役を引退することを発表した。
クロースとレアル・マドリードの現行契約は今季限りで満了を迎えるが、その去就には大きな注目が集まっていた。スペインメディア『マルカ』や『アス』など複数のメディアは、新契約締結に向けた動きは順調に進んでいると報じていたが、クロースはかねてより公言していた「高いレベルのまま引退したい」という思いのもと、今季限りでスパイクを脱ぐ決断を下した。
この決断を受けて、レアル・マドリードは「既にレアル・マドリードの歴史の一部であり、我がクラブと世界のサッカー界における偉大なレジェンドの1人であるトニ・クロースに、感謝と愛情を表したい。トニ・クロースは、その卓越したサッカースキルに加えて、常にレアル・マドリードの価値観を体現してきた存在で、このユニフォームのためにすべてを捧げてきた選手として、すべてのマドリディスタの心に永遠に刻まれるだろう。レアル・マドリードは、トニ・クロース、そして彼の家族の人生の新たなステージでの幸運を祈っている」などと声明を発表。
フロレンティーノ・ペレス会長も「トニ・クロースは、レアル・マドリードの歴史において最も偉大な選手の1人であり、これからもこのクラブは彼のホームである」とメッセージを送った。
なお、今季のラ・リーガは残り1試合のみとなっている。レアル・マドリードは25日、本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』にベティスを迎える予定だ。ラ・リーガの最終節が終了した後、レアル・マドリードは6月1日にドルトムントとのCL決勝を控えている。この試合がクロースにとって、レアル・マドリードの選手としてプレーする最後の公式戦となる。
CL決勝の後、クロースはドイツ代表に合流。6月14日より母国ドイツで開幕するEURO2024の戦いに参加し、同大会をもってサッカー選手としてのキャリアに幕を下ろす。
クロースは1990年1月4日生まれの34歳。2006年夏にハンザ・ロストックの育成組織からバイエルンのアカデミーへ加入し、2007−08シーズンのブンデスリーガ第7節エネルギー・コットブス戦でトップチームデビューを飾った。2008−09シーズンの途中にはレヴァークーゼンへのレンタル移籍も経験し、復帰後の2010−11シーズンからはバイエルンで定位置を確保。優れたボールスキルや卓越した戦術眼などを武器として、不動の中盤に君臨し、バイエルンでは公式戦通算205試合の出場で24ゴール49アシストを記録。ブンデスリーガとDFBポカールの優勝を3度経験しただけでなく、2012−13シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)制覇にも貢献した。
2014年夏にはレアル・マドリードへ完全移籍。即座に主力としての立ち位置を掴み、インテリオールだけでなくピボーテとしてもプレー。クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジル代表MFカゼミーロ(現:マンチェスター・ユナイテッド)と魅力溢れる中盤の“トリデンテ”を形成し、レアル・マドリードの“黄金期”を支え続けた。
在籍10年目、34歳となった今季もそのパフォーマンスに衰えは見られず、ここまで公式戦46試合のピッチに立って1ゴール9アシストを記録。2シーズンぶり通算36度目のラ・リーガ制覇に大きく貢献しただけでなく、CLでも2年ぶりの決勝進出に貢献している。
クロースはレアル・マドリードで、公式戦通算463試合出場28ゴール98アシストを記録。在籍した10年間で獲得したタイトル数は「22」にのぼり、2015−16シーズンから始まったCL3連覇を含む4度の欧州制覇、4度のラ・リーガ優勝、5度のFIFAクラブワールドカップ優勝などに大きく貢献した。
また、レヴァークーゼンへレンタル移籍に出ていた2010年3月にドイツ代表デビューを飾ると、2013年頃からは不動の主力として活躍。FIFAワールドカップ、EUROともに3大会連続で出場し、数々の国際舞台も経験してきた。FIFAワールドカップブラジル2014では、中盤の主力として全7試合にフル出場し、2ゴール4アシストの活躍で母国の24年ぶり4度目の優勝に大きく貢献。EURO2020でドイツ代表がベスト16敗退に終わると、当時31歳のクロースは同大会をもってドイツ代表からの引退を表明していたが、母国開催のEURO2024を目前に控えた今年2月、ドイツ代表への電撃復帰を発表していた。これまでに国際Aマッチ通算で108試合出場17ゴール21アシストを記録している。
突然の現役引退発表により、公式戦のピッチでクロースの勇姿が見られる時間は残りわずかとなった。レアル・マドリードでの残り2試合、そしてEURO2024におけるドイツ代表の戦いは、より一層注目が集まるだろう。
2024年05月21日 20:11
ポルトガル2部オリヴェイレンセに所属する元日本代表FW三浦知良が21日に日本へ帰国し、メディアからの取材に応じた。
2024年05月21日 20:00
アルゼンチン代表は、コパ・アメリカ2024に向けて29名の暫定メンバーを発表した。その中にはリオネル・メッシの名も連なった。
まず、このメンバーで来月に開催される親善試合(9日エクアドル戦、14日グアテマラ戦)を戦う。その後、コパ・アメリカ2024本大会に出場する26名のメンバーが正式に発表される予定だ。
MLSのインテル・マイアミに所属するメッシは、チームのキャプテンに選出されることが濃厚で、メンバー内定が実現すれば、大会中に37歳を迎えることになる。今シーズンもヨーロッパの舞台からは去ったものの、足元の技術は今なお健在で、レジェンドの名に恥じぬ活躍を見せている。本人もコパ・アメリカへの出場に意欲を見せており、再び大舞台での活躍が見られそうだ。
メッシの他にも、リヴァプールのアレクシス・マクアリスターやチェルシーのエンソ・フェルナンデス、マンチェスター・シティのフリアン・アルバレスなどW杯優勝メンバーが軒並み選出されている。W杯当時は若手だった彼らもこの1年半プレミアリーグで揉まれ、成長を遂げてきたことだろう。そして今回、どのような代表チームになるのか期待が高まるところだ。
大会初戦は6月20日、アトランタの地でカナダ代表と対戦する。その後、第2戦はチリ、第3戦はペルーとグループリーグでは死闘が予想される。最強の布陣で臨むアルゼンチン代表はコパ・アメリカ2連覇なるか、その戦いに注目だ。
2024年05月21日 20:00
今季限りでの現役引退を発表し、週末にシント=トロイデンでのラストゲームを終えた元日本代表FW岡崎慎司。
この試合で着用していたスパイクが、ミズノから一般向けに発売される。Mizuno Wave Cup SS JAPAN
『ウエーブカップ SS JAPAN』は、2012年に発売された『ウエーブカップ SS』のレッドをラインカラーに落とし込み、“Samurai Soul”(侍魂)の意志を引き継ぐ、特別仕様として製作されたシューズ。
アッパー全面に採用された天然皮革は唯一無二のフィット感をもたらし、ランバードライン下の材料にも天然皮革を採用。
ミズノ独自の波形プレート「ミズノウエーブ」をかかと部分へ取り入れることにより、左右へのぶれの抑制と足への衝撃緩和を追求している。
スタッド配置とアウトソールは、サッカー選手のプレー中の動きを分析した結果を元に設計されており、精度の高いプレーとすばやい動きをサポートしてくれる点が魅力だ。
海外メーカーで広がるカンガルーレザー廃止の動き…ミズノのスパイク『モレリア』の開発者にそのことを聞いてみた
『ウエーブカップ SS JAPAN』は、400足の限定販売。ミズノ公式オンラインにて、5月24日(金)10:00から予約が開始され、9月より順次発送される。
2024年05月21日 19:51
J2の横浜FCは5月21日、公式Xを更新。ポルトガル2部オリベイレンセへ期限付き移籍していたFW三浦知良の帰国を報告した。
カズは昨年2月にオリベイレンセへレンタル移籍。夏までの契約だったが、同年7月に期間を延長し、加入2年目となった今季はリーグ戦5試合、カップ戦1試合の計6試合に出場した。
5月19日には、最終節のレイショエス戦(1−3)で59分から途中出場し、自身今シーズン最長となる31分間プレー。チームはリーグ15位でシーズンを終えている。
【画像】ポルトガルから帰国したキングカズ!
横浜FCは「横浜FCよりポルトガル・2部リーグのオリヴェイレンセに期限付き移籍中の三浦知良選手がシーズンを終え帰国しました。カズさん、お帰りなさい!」と題し、白い長袖Tシャツに青のサングラス姿で空港に到着した57歳ストライカーの写真と動画を公開した。
これにはファンも反応。「カズさんかっこいい...」「これからの動向は!?」「補強来た!」といった様々な声が上がった。
来季はプロ40年目を迎えるキングカズの今後の動向にも注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 19:00
FW町野修斗が所属するホルシュタイン・キールとキットサプライヤーのPumaは20日、2024-25シーズンの新ユニフォーム(ホーム、アウェイ)を発表した。
2024年05月21日 18:57
古橋亨梧のライバルと評された男が苦しんでいる。
日本人5選手が所属するセルティックは、リーグ3連覇を達成した。今週末には、2冠を懸けて、宿敵レンジャーズと戦うスコティッシュカップの決勝に挑む。
そんななか、このスコットランド王者でプレーする韓国代表FWオ・ヒョンギュの現状を嘆いたのが母国のメディア『スポーツ朝鮮』だ。「(自身が)リーグ2連覇でも移籍を心配しなければならないオ・ヒョンギュ、『ライバル獲得後に消えた』と3点の酷評」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。
「オ・ヒョンギュはが真剣に未来を悩むべき状況だ。セルティックが成功したシーズンを過ごしたにもかかわらず、韓国の選手たちに対する見通しは明るくない。特に昨シーズンにセルティックに成功し、定着するように見えたオ・ヒョンギュの未来が心配だ」
【動画】旗手の絶妙クロスから古橋が同点弾!リーグ最終戦で公式戦19点目
同メディアは「ブレンダン・ロジャーズ監督は今シーズン冬の移籍市場で連れてきたアダム・アイダをオ・ヒョンギュより先に投入し始めた。オ・ヒョンギュには悲しいことに、アイダは移籍後18試合で8ゴール・2アシストをマークして躍動した。アイダが入った後、オ・ヒョンギュはベンチにも座れないことが多い」と、逸材の現状を嘆いている。
そして、地元紙『Daily Record』のシーズン採点が「3点」だったと紹介。「理由はやはり存在感不足だった。シーズン前半に主に交替で出場した中、セント・ミレン戦では重要な得点を叩き出した。だが、アイダが迎え入れられてから消えたという冷たい評価を下した」と綴り、こう続けている。
「ロジャーズ監督の主な戦術は4−3−3のフォーメーションである。ストライカーを1人しか起用しない。今シーズンも不動のエースとして活躍したフルハシが全面的な信頼を受けており、フルハシが抜ければアイダが投入されている。フルハシやアイダが怪我をしない限り、オ・ヒョンギュの席はないようだ」
記事は「2001年生まれで、ピークでプレーなければならない年齢で、ベンチに留まっているだけなのは耐え難いだろう。ベンチでも頻繁に出場できれば別だが、オ・ヒョンギュはメンバー外となるケースが多くなっている」とし、こう懸念を示している。
「オ・ヒョンギュの出場不足問題は韓国代表にも続く事案だ。セルティックという名門クラブでプレーしたとしても、活躍自体がなければ選出すべき名分が消える。選手として代表招集に対する欲がなくなど不可能なため、オ・ヒョンギュも悩むだろう」
23歳のストライカーの去就に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月21日 18:50
レヴァークーゼンの史上初の無敗優勝で幕を閉じたブンデスリーガが年間最優秀選手を発表した。
見事に23-24シーズンのブンデスリーガ年間最優秀選手賞に輝いたのは、レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツだ。
レヴァークーゼンの下部組織出身であるヴィルツは2019年に17歳15日という若さでクラブ最年少デビュー。プロ5年目を迎えた今季はシャビ・アロンソ監督の下で大きく成長し、公式戦47試合で18ゴール20アシストと圧倒的な数字を残した。ブンデスリーガでは32試合11ゴール11アシストを記録するなど、クラブ初のリーグ制覇、そしてリーグ史上初の無敗優勝の立役者として君臨した。
そんなヴィルツだが、今季は3度の月間最優秀選手賞を受賞。優勝を決めたブンデスリーガ第29節のブレーメン戦では途中出場ながらハットトリックを達成しており、その活躍にはシャビ・アロンソ監督も「彼は70%でも良い選手だ」と手放しで褒め称えていた。
また、ヴィルツは今夏にドイツで行われるEURO2024のドイツ代表の候補メンバーにも招集されており、ブンデスリーガ公式サイトは「彼が大舞台でさらなる魔法を生み出すことを我々は楽しみにしている」と活躍を期待するコメントを残した。なお、レヴァークーゼンはヨーロッパリーグ、DFBポカールで決勝進出を決めているため、今季3冠の可能性を残している。
2024年05月21日 18:45
Jリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ)は20日、サウジアラビアのプロフットボールリーグ(サウジ・プロフェッショナルリーグ/SPL)と戦略的パートナーシップ協定を締結したことを発表した。
今回の戦略的パートナーシップ協定は、両リーグが緊密な連携を図ることで、東西アジアのトップランナーとしてアジアのフットボールをけん引する存在となることを目指すためのもの。協定内容としては「フットボール水準の向上を目的とした人材交流」、「両リーグの成長と発展を目的としたワークショップ、ビジネスカンファレンスの開催、育成などに関する情報共有等」、「交流イベント、親善試合などを通じた国際交流」などが挙げられている。協定期間は2024年5月20日から2025年12月31日までと伝えられた。
今回の戦略的パートナーシップ協定締結に際し、Jリーグの野々村芳和チェアマンがコメントを発表。「近年、サウジプロリーグのクラブはAFCチャンピオンズリーグにおいて目覚ましい成績を残しています。今回の戦略的パートナーシップにより、日本とサウジアラビア両リーグの連携・交流を深めることで、両リーグのフットボール水準を向上させ、アジアのフットボールの価値をともに高めていきたいと考えています」と綴った。
なお、現在Jリーグはタイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシアのプロリーグと協定を結んでいる。これらの国籍を有する選手は、試合エントリー時において、外国籍選手ではないものとみなされているが、今回の戦略的パートナーシップ協定対象国となるサウジアラビアの国籍を有する選手はこれに該当しない。過去、スペインのラ・リーガやオーストラリアのAリーグとのパートナーシップを締結した際も同様の取り扱いを取っていた。つまり、仮にサウジアラビア国籍の選手がJリーグの各クラブに加入した場合、外国籍選手の枠を使う形で登録がされることとなる。
2024年05月21日 18:40
ポルトガルで活躍する日本代表MFは現クラブに残留するようだ。
2024年05月21日 18:30
ユルゲン・クロップが退任し、来季よりリヴァプールはアルネ・スロットを指揮官に迎えて新たなスタートを切ることになる。
その中で英『GIVE ME SPORT』が気になるポジションに挙げたのがセンターフォワードだ。
今季はFWダルウィン・ヌニェスがプレミアリーグで11ゴール8アシストの成績を残したが、決定機を外すシーンも目についた。ヌニェスをセンターフォワードに据えたまま新シーズンを戦えるのかと疑問を抱いているサポーターもいるかもしれない。
リヴァプールは2022年夏に8500万ポンドもの移籍金を投じてヌニェスを獲得していて、クラブとは2028年までの契約を結んでいる。リヴァプールが獲得に高額な移籍金を費やしたこともあり、移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者もヌニェスをリヴァプールから引き抜こうとするクラブはいないと指摘。ヌニェスはこのまま静かな夏を過ごすことになると分析されている。
「新体制で考慮すべきポジションの1つがセンターフォワードだ。ヌニェスを放出するのは性急すぎるかもしれないが、再びリーグ優勝に挑戦するためにはヌニェスが自信と得点力を身につける必要があることは明らかだ」
同メディアはこのように伝えており、今季の働きに納得していない。指揮官が代わればチームスタイルも変わるため、それがヌニェスにとって良いことになる可能性もある。プレミアで20ゴールほど計算できれば理想的だが、ヌニェスの来季はどうなるか。
2024年05月21日 18:23
セビージャとの現行契約が今夏に満了を迎えるDFセルヒオ・ラモスだが、その去就は宙に浮いているようだ。スペイン紙『マルカ』が報じている。
レアル・マドリードとスペイン代表で“勝者”となったセルヒオ・ラモスは昨夏、亡き友と亡き友が愛したクラブに対する贖罪として、18年ぶりにセビージャに復帰した。それも、サウジアラビアから提示された最高額の20分の1の年俸で。コンディションが整わなかった序盤戦を経て、昨年12月のラ・リーガ第16節マジョルカ戦以降は、累積警告により出場停止となった1試合を除き、全試合に先発フル出場する活躍。が、尻上がりに調子を上げた同選手とは裏腹に、チームは終始低空飛行を続けた。ラ・リーガ第37節終了時点で13位、チャンピオンズリーグ・グループステージ最下位、そしてシーズン中に2度の監督交代と名門の迷走は明白だ。
そんな状況において、セルヒオ・ラモスの去就もまた宙に浮いている。『マルカ』は、残留と退団の天秤は釣り合っていると指摘。後者に傾く要因としては、セビージャがあるべき姿とかけ離れていることや、人件費の大幅な削減を余儀なくされることなど、クラブでの将来の見通しが悪いことが挙げられている。また、自身の代理人がアメリカ行きの扉を開いており、セビージャで受け取る給料よりもはるかに高い金額を得られるとのこと。同紙は、すべてを勝ち獲ってきたキャリアの締めくくりにおける“黄金の引退”と形容した。
ただもちろん、最大の望みはセビージャで引退することという。過去の過ちにより“裏切り者”のレッテルを貼られていた自身を受けて入れてくれたセビジスタや、最初から復帰を支持してくれたクラブ上層部への感謝、家族がセビリアで快適に過ごしていること、さらには今年12月に退団するヘスス・ナバスから腕章を継承すること…これらすべてが残留を後押しする可能性は大いにある。それでも、38歳とは思えないパフォーマンスを見せたシーズン終了後の契約延長は、前述した事情を踏まえると、確実とは言い切れないと併せて伝えている。
たくさんの考えがセルヒオ・ラモスの頭をよぎる。スポーツ的かつ経済的な事情、自身の街やクラブを見捨てられないという思い。シーズン終了後にホセ・カストロ会長との会談が予定されているが、同選手の決断はどちらに傾くのだろうか。
2024年05月21日 18:20
今季ビジャレアルで大ブレイクを果たしたFWアレクサンダー・セルロートは、今夏の移籍市場で争奪戦になる可能性がある。
スペインメディア『MARCA』によると、今季の活躍を受けて、スルロットには欧州ビッグクラブが関心を示しており、特にラ・リーガ三強の一角であるアトレティコ・マドリードが熱視線を送っているという。
同メディアによると、RBライプツィヒに移籍金800万ユーロを支払いセルロートを獲得してきたビジャレアルは、同選手の契約解除金を3800万ユーロに設定しており、もし同額で売却することとなれば、3000万ユーロの利益を得ることになると報じた。
昨季はRBライプツィヒからのレンタル移籍でレアル・ソシエダに在籍していたセルロート。日本代表FW久保建英と2トップを組むなど活躍していたが、今季は完全移籍でビジャレアルに加入していた。
そんなセルロートは、19日のラ・リーガ第37節、本拠地ラ・セラミカでの4-4で終えたレアル・マドリード戦では圧巻の4発。ラ・リーガでの得点数を23まで伸ばし、バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキの18得点、レアル・マドリードMFジュード・ベリンガムの19得点、ジローナFWアルテム・ドフビクの21得点を上回り得点ランク1位に浮上していた。
ノルウェー代表でも活躍する同選手は、その得点力に加え、強靭なフィジカルを生かしたポストプレイも得意とし、これまでに6アシストを記録。今季はビジャレアルが決めた全64得点中29得点に絡むなど、圧倒的な存在感を放っている。