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2024年05月02日 18:51
ベッツのWARを162試合に換算すると「15.7」、野手最高はルースの「14.1」 ■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス) ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が、歴史に残るペースで快音を響かせている。1日(日本時間2日)に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で5打数3安打2打点の活躍。33試合に出場して打率.377、6本塁打、OPS1.104の成績を残し、米データサイト「ベースボール・リファレンス」で8冠となっている。 ドジャースのリードオフマンとして、大谷翔平投手の前の打順を打つベッツ。得点、二塁打、四球、打率、出塁率、OPS、OPS+、塁打の8項目でリーグトップに立っている。 このまま126試合に換算すると、241安打、29本塁打、123打点、39盗塁。本塁打以外は、MVPに輝いたレッドソックス時代の2018年を大きく上回る。 また、同サイトが算出した総合的な貢献度「WAR」では、両リーグ合わせても独走態勢の「3.2」。2位で「2.3」のケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)に大差をつけている。さらに162試合に換算すると「15.7」。1923年にベーブ・ルース(ヤンキース)が記録した野手最高の「14.1」を超えるペースとなっている。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 10:47
大谷の“ボブルヘッドデー”…試合前にサプライズ
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)の本拠地・レッズ戦前に、小児患者に対しサプライズを行った。この日は大谷のボブルヘッドが配布される試合で、観戦予定のアルバートくんに大谷が始球式とスイートルームでの観戦をプレゼントした。
試合前に、突如大谷が登場するとアルバートくんは口を開けてビックリ。大谷は目の前でサインしたユニホームをプレゼントし、さらに「今日は来てくれてありがとう。今日君は始球式を投げるんだよ。 オッケー?」と、この後始球式を投げてもらうことをサプライズで告げた。
アルバートくんは終始驚いた表情。その後サインボールなどもプレゼントされ、大谷は集まった子どもたちを記念撮影を行った。
その様子を公開した球団公式X(旧ツイッター)は「二度と忘れられない光景」と紹介した。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 10:44
ボブルヘッドが先着4万人に配布される…中には“レア仕様”も
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
大谷翔平投手の限定グッズを求め、試合開始前からファンが長打の列を作った。16日(日本時間17日)、本拠地・レッズ戦では先着4万人に大谷のボブルヘッドがプレゼントされる。ドジャースタジアムにはアイテムを求めて開門前からファンが殺到。米記者も驚く異様な光景だった。
ドジャース入団後、大谷のグッズが配布されるのは今回が初めて。計4万人にプレゼントされるが、そのうち約4%の1700個はビジターユニホームバージョンの“レア仕様”となっている。
この日は、チケット価格も高騰。最安値は191ドル(約2万9700円)となっている。ファンはグッズを求めて、開門前から長打の列を作った。元米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」のライターで全米野球記者協会メンバーのカイル・グレイザー氏は「試合開始4時間前、ゲートオープンの1時間前からドジャースタジアムの外に列が生まれた」と、X(旧ツイッター)に球場の様子を投稿した。
米放送局「FOXスポーツ」も「ショウヘイ・オオタニのボブルヘッドの為に作られた行列は、信じられないことになっている」と驚き。ドジャーススタジアムで司会を務めるエリサ・ヘルナンデスさんも「オオタニ・ボブルヘッドナイトは効果絶大よ!」と投稿している。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 10:23
レッズのデラクルーズが取材対応「大都市で、物価高いから。LAは好きだよ」
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
レッズのエリー・デラクルーズ内野手が16日(日本時間17日)、敵地・ドジャース戦の前に取材に応じた。大谷翔平投手、山本由伸投手らが加入したドジャースは今季ここまで29勝16敗で地区首位に立つが、「私たちは負かすけど、彼らは素晴らしいチームだ」と強気の発言だ。
22歳の“怪物”デラクルーズは昨季メジャーデビュー。わずか15試合目でサイクル安打を達成するなど、13本塁打、35盗塁をマークした。今季もここまで打率.258、9本塁打、26盗塁。スターの階段を駆け上がっている。
今季初めてドジャースタジアムでの試合。記者から「去年は『LAは俺の街だ』と言っていましたが、今年もそれを証明しますか?」と問いに「ああ。まだ俺の街だよ(笑)。ここは俺の街だ」と乗っ取り宣言。「大都市で、物価が高いから。LAは好きだよ」と笑わせた。
大谷とは、昨年のエンゼルス戦で二塁ベース上でデラクルーズが“ツンツン”する場面が話題になった。怪物同士が笑いながら明るい雰囲気で会話する様子が注目されていた。「彼と再会したいね。彼は優しかったから」と心待ちにしていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月17日 10:06
米経済誌「フォーブス」が発表
米経済誌「フォーブス」は16日(日本時間17日)、世界のアスリートの長者番付トップ50を発表。
2024年05月17日 10:06
広島・新井良太2軍打撃コーチが17日、自身のインスタグラムで結婚を発表した。お相手は元RCC(中国放送)アナウンサーで現在はフリーの河村綾奈さん。「これからも情熱を持って仕事に取り組み、日々精進してまいります」とつづった。
新井良太コーチは新井貴浩監督の実弟。中日に入団後、阪神にトレードで移籍し4番を務めた経験もある。引退後は阪神でコーチを務め、23年から広島で2軍打撃コーチを務めている。
以下、インスタグラムでの報告全文。
「いつも応援していただき、ありがとうございます。このたび 結婚いたしました。お相手は、広島でフリーアナウンサーとして活動している河村綾奈さんです。
今後は、ふたりで力を合わせ穏やかな家庭を築いていきたいと思っております。これからも情熱をもって仕事に取り組み、日々精進してまいりますので何卒よろしくお願いいたします」
2024年05月17日 10:03
ド軍は「ヤクルト」と複数年契約…4月以降日系企業との契約は9社に
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは16日(日本時間17日)、東京に本社を置く飲料メーカー「ヤクルト」と複数年契約を結んだと発表した。ドジャースの日系企業との契約は4月以降で9社目。ファンは「また増えましたね、大谷さん効果すごい」「ドジャース先行投資大成功じゃん」と驚いている。
今後、ドジャースタジアムの外野フェンスと左翼後方に設置されているパビリオンにヤクルトのロゴが掲載される。球団は「何百万人ものファンにブランドの認知度を高めることができます」と発表した。今後、「ヤクルト」のサンプル配布も実施されるという。
日本企業との契約は4月以降で9社。「ANA(全日本空輸)」「TOYO TIRE」「興和」「大創産業」「日本管材センター」「コーセー」「木下グループ」「THK」に続いての契約となった。10年7億ドル(約1089億円)で移籍した大谷と、12年3億2500万ドル(約506億円)で加入した山本効果であることは歴然。空前の日系企業ラッシュとなっている。
SNSでもファンから驚きの声が寄せられている。「ヤクルト飲んでたくさん勝ってくれ!」「スゲーな、広告収入だけでどんだけ入って来るのかな?」「既に契約金ペイ出来るでしょ」「もはや7億ドルは安すぎたね」「凄いな、どれだけ増えるんだ」「大谷さんの広告効果は異次元」「ドジャースタジアムの看板は日本企業だらけですね」とコメントが並んでいる。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 10:00
5月11日、巨人は阿部慎之助新監督(45)の政権下初、単独では実に722日ぶりの首位に立った。今季21勝の内訳で2点差以内の勝利は11。半数以上で接戦を勝ちきっている。2年連続Bクラスからの変化とは。1点差を勝ち切る「阿部流マネジメント」をひもとく中、特筆すべきはリリーフ陣の安定感。投手起用を支える杉内、内海両投手コーチの存在感に迫る。
巨人の投手陣には合言葉がある。「ゾーン内勝負」。試合前には先発投手が呪文のように唱え、試合後は好投した投手が効果を言葉にする。阿部監督が就任した昨秋から掲げてきた改革。すっかり浸透した背景に、信頼を置く杉内、内海両投手コーチの存在も大きい。
1月のスタッフ会議。杉内チーフ投手コーチは「四球1割減」のチーム目標を誓った。監督が示すゾーン内勝負の有効性をデータで解説。例えば、セ6球団の捕手が構えた位置は「ゾーン内で勝負していた」阪神、広島、DeNAの上位3球団に対し、Bクラス3球団のミットは外にあった。
「メジャー式じゃないんだけど、メジャーはゾーン内勝負が主流。どうしても日本は、ボール球を振らせるって習慣が残っている。平行カウントにしたがるとかね。無駄球も増えるし、球数も増えてイニング数も伸びない。その辺から改善していきましょうと話した」
ドラスチックな改革を断行するために「3球勝負、本塁打、ど真ん中」と、一般的にはタブーとされる要素全てをOKとした。リリーフは勝ちパターンの投手以外は、7人目の「先発候補枠」。赤星、堀田、井上、横川らがこの枠で、堀田はここまで3勝と結果を残す。チーム方針として2軍からの昇格即先発はなく、リリーフで結果を残せば先発と明確にした。
数値でも証明されている。昨年3・81の救援防御率は現時点で2・27と改善。強力なリリーフ陣を誇る阪神とも僅差で推移する。50ホールドはリーグダントツで、救援投手の1試合平均の球数は50・45。昨季は58・99で「8球の差」は年間で1100球を超える。四球数減につながるだけでなく肩、肘の負担軽減と相乗効果は計り知れない。
抑えの大勢、八回を任されていた中川が故障で離脱中。そんな状況下でも、ブルペンに安心感を与えているのが内海投手コーチだ。心がけるのは「寄り添う」指導法。「なるべく近くで見て、その日の調子を把握する。気持ちよくマウンドに上がれるような振る舞いというか…。自己満ですけどね」と笑う。準備段階の球数から管理し、連戦での3連投はまだない。
戦況を読みながら杉内コーチと連携を図り、登板に備えて準備させる。「それでも緊急登板はあるので、メンタル面はケアできるようにね」と対話を重視する。長くエースとして活躍した同コーチ。「強かった時はそうだった」と、全ローテ投手の遠征参加を提案した。「状況をしっかり把握できることが一番。(チーム)の浮き沈みは帯同していると敏感に感じる」。両コーチが支えるチーム改革。監督、コーチの信頼関係もまた、今年の強さを裏付けている。(デイリースポーツ・田中政行)
2024年05月17日 10:00
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日の岡林勇希について言及した。
2024年05月17日 09:13
ロッテの佐々木朗希が18時から行われる日本ハム戦に先発する。
佐々木は球団を通じて「初回から全力で自分のピッチングをして、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
佐々木は前回10日の登板でも日本ハム戦に先発しており、2週連続で日本ハム戦となる。前回は5回2/3・123球を投げ、8被安打、5失点で2敗目を喫した。本拠地・ZOZOマリンスタジアムでのマウンド。マリーンズファンの熱い応援に応えたい。
2024年05月17日 09:01
「(プロの生活に)慣れてきて、今までは流れについていくことで精一杯だったんですけど、最近は自分のペースで自分のやりたい練習を見つけてやれるようになってきたかなと思います」。
ロッテのドラフト4位・早坂響(幕張総合高)は、ここまでのプロ生活をこのように振り返った。
「まだ登板できていないんですけど、登板した時を思い浮かべてというか、試合での結果につながるようにと考えてやっています」。日々、目的意識を持って練習を積んでいる。
学生時代はスライダーとストレートで組み合わせて打ち取っていく投球スタイルで、1月に行われた新人合同自主トレでの取材では「スライダー、カットボールを軸に投げていて、カーブとフォークを少し練習中、研究中というか投げられたらいいなというところです」と話していた。
現在は「カーブは自主トレの時よりもだいぶ良くなってきていて、他の球種も今まで投げていた球も結構投げてはいるので、少しずつ良くなっているかなと思います」と手応えを掴む。
◆ 先輩投手を参考に
「歳が上の方でも自分達に気を遣って話しかけてくれたり、休みの時に何しているのとかして下さったりしていただける。歳が近い先輩には聞きやすいことが多いので、スライダーとかどういう意識で投げているか、普段の生活とかを参考にさせていただいています」と、先輩との会話の中からヒントを見つけるようにしている。
また、ロッテ浦和球場で試合がある日は「自分だったら何を投げるかなとかそういうことも考えながらやっている時もあります」と、自身が投球したことを想像しながら先輩投手たちが投げるボールをネット裏でチャートをつける。
◆ 体づくり
プロの世界で活躍するためには投球面でもそうだが、それを支える土台作り、体作りが重要だ。
その体づくりで意識していることについては「体重を増やす、食べることが苦手なので、とにかく間食をとって減らさない。体重を増やすことを目標にしています」とのこと。体重はプロ入りから「3、4キロくらい」増えた。「76.5キロ(5月8日取材時点)まで来たので増やせるところまで増やして、どうしても夏場バテちゃうかなと思うので、そこまでに蓄えられたらいいなと思います」と、体重アップを目論む。
プロ入りから成長を実感した部分については「意識の部分で私生活で野球のために考える時間が増えたので、そこは周りの方に刺激を受けながら、自然とそういう生活になってきたかなと思います」と語った。
「まだ投げられていないんですけど、試合に登板して二軍でも一軍でも注目してもらえるようなチームの勝ちにつながるような1年にしたいです」。将来、一軍のマウンドに上がるため、今はプロで戦うための体づくり、ファームでの実戦登板を目指し、トレーニングを積んでいく。
取材・文=岩下雄太
2024年05月17日 09:00
● 中日 4 − 9 阪神 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、阪神・大山悠輔について言及した。
大山は昨季全試合4番で出場し阪神の18年ぶりのリーグ優勝に貢献する活躍を見せたが、今季は開幕から状態が上がらず、試合前まで打率.210、3本塁打、14打点と低迷。この日はベンチスタートとなった。途中出場したが、9−2の8回二死一塁の第1打席、根尾昂のカットボールに3球三振に倒れた。
福留氏は大山の現在の打撃に「無理やりバットを振っている感じを受けます」とコメント。「彼は試合に出ている経験もありますし、その中で自分がどういうふうにして戻していくんだという調整方法も自分の中で持っていると思いますし、自分の体調と相談しながら、模索を毎日しているんだと思います」と述べていた。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月17日 08:49
巨人の矢野謙次打撃コーチが16日、自身のインスタグラムに新規投稿。
2024年05月17日 08:40
大谷は「2番・指名打者」で出場…ボブルヘッドが4万人に配布される
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場する。この日、大谷のボブルヘッドが来場者特典として配られる。試合4時間前から長蛇の列があり、デーブ・ロバーツ監督も「外がどうなっているか想像がつかないよ」と驚いた。
ドジャース入団後、大谷グッズが配布されるのは今回が初めて。計4万人プレゼントされるが、ビジターユニホームバージョンがそのうちの1700個ランダムで入っているという。
ロバーツ監督は試合前の取材に応じ、「エキサイティングだね。ショウヘイは(チームを)動かすことができる。(球場)外がどうなっているか想像がつかないよ。ショウヘイ、そしてドジャースにとってもいいことだ」と10年7億ドル(約1088億円)契約の効果を実感していた。
記者から「行列ができています」と言われても、「驚かないよ」と一言。「幸運にもゲットできたら、ホットなアイテムだね。(一緒に)いればいるほど、彼の人物や選手としての特別さに気づかされるよ」と加入したことを改めて喜んだ。
指揮官も1個もらえるという。「どこかに置いていると思うよ。毎回、ボブルヘッドナイトのときは1個貰うからね。それなりのコレクションがあるよ」と自慢げに笑った。
今季はここまで打者として打率.364、12本塁打、30打点、OPS1.108の好成績を収めている。ロバーツ監督も「専念していることは(要素として)あると思うけど、リハビリもやっている」。「来年ピッチングをしていることを祈る」と願った。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月17日 08:24
昨年、大谷との“戯れ”が話題となったデラクルーズ
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
今年も大谷を“ツンツン”するのだろうか? レッズのエリー・デラクルーズ内野手が16日(日本時間17日)、敵地でのドジャース戦を前に取材に応じ、大谷翔平投手について語った。昨年は二塁ベース上で大谷とのやりとりが話題となったが、今回の対戦では「どうするかはわからないよ。でも、彼と再会したいね。彼は優しかったから」と笑顔を見せた。
デラクルーズはデビュー2年目の大型内野手で、昨年は打率.235、13本塁打、35盗塁をマーク。昨年のエンゼルス戦では二塁打を放ってベース上で腕を組んだ大谷の左肘付近を、デラクルーズが“ツンツン”。怪物同士が笑いながら明るい雰囲気で会話する様子が注目されていた。
今季はここまで打率.258、9本塁打21打点、盗塁は両リーグ断トツの26個を決めている。15日(同16日)の試合は休養のため欠場し、しっかりと睡眠を取ったという。強豪ドジャースを打ち負かすため、万全の状態だ。
大谷が、昨オフに10年7億ドル(約1088億円)の契約でドジャース入りしたことについては「信じられなかったよ。僕たちは勝つけど、彼らは素晴らしいチームだ」と目を見開いていた。今季は同リーグで、本塁打王も争うライバルでもある。「僕は他の選手と比較をすることはしない。プレーして、楽しむだけだよ。僕は毎日(昨日の)自分を超えたいと思っているだけだよ」とモチベーションを明かした。(Full-Count編集部)
2024年05月17日 08:00
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日−阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日・田中幹也について言及した。
田中の打撃の印象について福留氏は「一つ一つですからいきなり全てを求めるのは酷な部分もありますし、その中で必死に考えながら2ストライク追い込まれたら食らいついていくところも見せている。たまにゲームの中で早いカウントで打ちにいって、凡打する。そこを我慢できるといいなと思う時もありますけど、ゲームの状況を見ながらこれは経験、試合数をこなしていけるようになってくると、またちょっとずつ変わっていくと思いますよ」と解説。
『2番・セカンド』でスタメン出場した田中は同日の阪神戦で、0−6の5回一死一、三塁の第3打席、西勇輝が2ボール2ストライクから投じた6球目のチェンジアップをレフト前に適時打を放った。
福留氏はこの適時打に「甘くきたといっても田中選手しっかりコンパクトに上手く打ちましたよね。2ストライクまでは結構思い切って振る。追い込まれるとファウルで粘りながら、甘いボールをコンパクトに打ってくるバッティングに変えるんですよ」と評価した。
さらに田中は石川昂弥の打席中に、西の投球モーションを完全に盗み三塁盗塁成功。福留氏は「自分の判断だと思います。自分が警戒されていないなというのはランナーにいると意外とわかるもんなんですよ。なので思い切っていったと思うんですよ」と振り返った。
田中はルーキーイヤーの昨季は練習試合、オープン戦で存在感を示すも、右肩の脱臼により一軍出場なし。2年目の今季は開幕からセカンドのレギュラーで出場している。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)