2024年05月06日 17:22
テニス、四大大会(グランドスラム)今季初戦の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)男子シングルスを制したヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が5日、全仏オープン(French Open 2024)について、完調に戻った場合に限り出場すると話した。 世界ランキング2位のシナーは、前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を右股関節のけがにより途中棄権すると、ホーム大会である今週のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)も、回復が間に合わないため欠場すると4日に発表した。 ローマで記者会見に臨んだシナーは、「ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)に出場するのは、100パーセントフィットしているときだけだ」と話し、「(けがについて)詳しく語るのは避ける。当初はそれほど深刻ではないと思っていたが、検査の結果、よくないということが分かった」と明かした。 「一つ確かなのは、100パーセント回復しなければ離脱が続くということだ。キャリアの3年をふいにしたくはないからね」 「(欠場は)つらいが、体を完全に回復させるのが最も重要なことだ」 今季28勝2敗の成績を残しているシナーは、離脱期間は「1週間か、1週間と半分」になると言及。「あまり時間はないし、パリへ向けて理想的な準備ができるわけではないが、プレーできる状態になるために全力を尽くすのは間違いない」と続けた。 ■関連記事 ・シナーがイタリア国際欠場 股関節のけがで ・アルカラス敗退で3連覇逃す、シナーは棄権 マドリードOP ・ナダル「今の状態なら出ない」 全仏OP出場は不透明
2024年05月19日 11:29
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は18日、女子シングルス決勝が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が6-2、6-3で第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)に圧勝し、3度目の大会制覇を果たした。
同一シーズンにマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)とイタリア国際を制すのは2013年のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来で、シフィオンテクは26日開幕の全仏オープン(French Open 2024)で3年連続4度目の優勝を果たせば、同年のセレーナ以来のマドリード・オープン、イタリア国際、全仏オープンの3大会連続優勝となる。
世界2位のサバレンカを圧倒し、全仏オープンでも優勝を本命視されるが、試合後には「もちろん自信はある。良いテニスができている実感はあるが、謙虚にいたいということに変わりはない」「四大大会(グランドスラム)は別物。コートの内外で違うプレッシャーがある」と気を引き締めていた。
これでクレーでの連勝は12に伸びた。全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカとは先日のマドリード・オープン決勝でも対戦し、そのときはフルセットの激闘となっていたが、この日はほとんど何もさせずに勝利し、通算対戦成績も8勝3敗に更新。大会を通じて1セットも落とさないほぼ完璧な内容で優勝を飾った。
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2024年05月18日 09:06
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は17日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が1-6、7-6(7-4)、6-2の逆転で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)を下し、決勝に進出した。
ズベレフのマスターズ1000(ATP Masters 1000)決勝進出は11回目で、ボリス・ベッカー(Boris Becker)に並んでドイツ人選手最多となった。
今大会のタビロは3回戦で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破るなどの快進撃を見せ、この日も圧巻の内容で第1セットを取って番狂わせを演じるかに思われたが、ズベレフは接戦の末に第2セットを取り返すと、最後は格の違いを見せつけて自身3度目のイタリア国際決勝へ駒を進めた。
イタリア国際では2017年に優勝を経験しているズベレフは、決勝で再びチリ勢のニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry)と対戦する。
ジャリーは自身初のマスターズ準決勝で第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)を6-3、6-7(3-7)、6-3で破り、決勝進出を決めた。大会後には自己最高の世界ランク17位まで浮上することも決まった。
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2024年05月17日 10:01
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は16日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第21シードのニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)が3-6、7-5、6-4で第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を破り、マスターズ1000(ATP Masters 1000)で初の4強入りを果たした。
ジャリーはフォアハンドで23本のウイナーを放ち、中には166キロのショットもあった。自身のサービスゲームでは13本中11本のブレークポイントをしのぎ、4度目のマッチポイントで勝利。先日のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)を制したチチパスとの対戦成績を4勝2敗とした。
決勝では第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)と対戦する。ポールは第7シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に7-5、3-6、6-3のフルセットで勝利した。
もう一つの準決勝にはジャリーの同胞のアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)も勝ち残っており、チリ勢の2人が同一のツアー大会の準決勝に進出するのは、2006年に同国ビニャデルマル(Vina del Mar)で行われた大会のフェルナンド・ゴンサレス(Fernando Gonzalez)とニコラス・マシュー(Nicolas Massu)以来となった。
タビロは準決勝で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と対戦する。
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2024年05月17日 09:28
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は16日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)がともに勝利し、決勝で対戦することが決まった。
2024年05月16日 10:57
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は15日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-2、6-4で第9シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を一蹴し、準決勝に進出した。
全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカは、元全仏オープン(French Open)女王のオスタペンコにレベルの違いを見せつけ、激しい強打で相手に何もさせなかった。これでオスタペンコ戦は3戦全勝。準決勝ではダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)と対戦し、仮に勝てば、前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)決勝で激闘の末に敗れた世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)とのリベンジマッチが決勝で実現する可能性がある。
一方、今季限りでの引退を表明している第13シードのコリンズは、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)に6-4、6-3で快勝した。
コリンズはこれでWTA 1000初優勝を果たしたマイアミ・オープン(Miami Open 2024)から直近20戦19勝とし、その間唯一の黒星はマドリード・オープンの4回戦でサバレンカに喫したフルセット負けのみとなっている。
もう一つの準決勝ではシフィオンテクと世界3位のココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)が対戦する。WTA 250以上の大会で世界ランク上位3人が同時に勝ち残るのは、2013年の全仏オープン以来となっている。
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2024年05月16日 10:04
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は15日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、6-3で第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を下し、マスターズ1000(ATP Masters 1000)通算18度目の4強入りを果たした。
ズベレフは第1セット第3ゲームに転倒し、2年前の全仏オープン(French Open 2022)で重傷を負ったときのことを思い起こさせる心配な場面があったが、左手首や指を切りながらも試合を続行し、1時間半で勝利を収めた。
この日は「今季クレーでベストの選手の一人」だというフリッツに対して20本のウイナーを放ち、一度もブレークポイントを与えずにストレート勝ち。2022年の全仏オープン準決勝で転倒し、残りのシーズンを棒に振る足首の重傷を負った経験があるズベレフは、アクシデントを乗り越えての勝利は大きいと喜びつつ、転倒の影響については「まだ少し痛みがあるから、あすアドレナリンが落ち着いたら状態を確認する」と語った。
前日にダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)が敗退し、勝ち残っている中で最高ランクの選手となっているズベレフは、準決勝で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)と対戦する。
今大会でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破っているタビロは、張之臻(Zhang Zhizhen、ジャン・ジジェン、中国)に6-3、6-4で勝利し、26歳にして初のマスターズ準決勝進出を決めた。
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2024年05月15日 10:28
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は14日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6‐1、6‐3で第18シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)を下し、4強入りを決めた。
通算3度目の大会制覇を狙うシフィオンテクは「今日はより良いプレーができたと感じているから、自分を誇りに思う。間違いなく(大会が行われている)ローマで最高の日だった」と振り返った。
準決勝では今大会で最も強敵となるココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)との対戦が決定。ガウフは第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に7‐6(7-4)、6‐1で勝利した。
今月末に開幕を控える全仏オープンテニス(French Open 2024)で連覇を狙うシフィオンテクは好調で、いまだに1セットも落としていない。また、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制して今季の3度目のWTA 1000大会を制覇した勢いのまま、今大会に臨んでいる。
マドリード・オープンに続いてイタリア国際を制することになれば、2013年のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来となる。
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2024年05月15日 09:37
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は14日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に1‐6、4‐6で敗れ、早々に連覇の道を断たれた。
2024年05月14日 11:20
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は4-6、6-1、7-6(9-7)で第16シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に勝利した。
両者の対戦は昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となったが、試合後には再びスビトリーナがサバレンカとの握手を拒否した。
前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否しており、この日もスビトリーナは試合終了後まっすぐにベンチへ向かった。
逆転勝ちを収めたサバレンカは準々決勝で、第10シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)と対戦する。
第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は、7-5、6-3でアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に勝利。今大会では1セットも落としておらず、3度目の大会制覇が本命視されている。
カタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)に続き、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制して今季のWTA 1000で3勝目を挙げているシフィオンテクは、準々決勝でマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)との対戦が決まった。
キーズは、環境活動家の妨害で一時中断した試合でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)を6-2、6-1で退け、勝ち上がりを決めている。
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2024年05月14日 10:34
テニスのイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)で13日、気候変動の抑制を訴える環境保護団体ラスト・ジェネレーション(Last Generation)のメンバーがコートに侵入し、2試合が中断を余儀なくされた。
伊ローマのスタディオ・ニコラ・ピエトランジェリ(Stadio Nicola Pietrangeli)で行われた女子シングルス4回戦では、マディソン・キーズ(Madison Keys、米国)が6-2、3-1でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)にリードしていた場面で、オレンジのベストを着た環境活動家が乱入してコートに液体や紙吹雪をまき散らし、警備員に連行された。
約30分でコートの清掃が終わった後、キーズは6-2、6-1で勝利を収め、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)との準々決勝に駒を進めた。
キーズは試合後、報道陣に対して「正直なところ、彼らがフェンスを越えてきたのを見た途端に『タックルしてやるべきかな?』と思った」と冗談を飛ばしつつ、「残念ながら、こういうことが少し日常茶飯事になり始めていたので、あのときは多少試合が遅れることになるだろうと判断し、とにかくコートから出て立て直そうと思った」と振り返った。
一方、男子ダブルスの試合が行われていた隣接のコート12でも、メンバー2人が乱入して液体や紙吹雪をばらまくハプニングがあった。
大会の広報担当者によると、少なくともメンバー1人が連行を遅らせるためにスタンド席の地面に接着剤で足を固定しようとしたため、警察の到着を待つ間、観客は避難させられていたという。その後、男子ダブルスの試合は再開された。
ラスト・ジェネレーションの活動家は3月にも、ローマ・マラソン(Rome Marathon 2024)を一時妨害し、警察に逮捕された。同団体はイタリア政府に対し、「気候変動で被害に遭っている全ての人々」のために、200億ユーロ(約3兆3600億円)の賠償基金を設立するよう求めている。
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2024年05月14日 10:04
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は7-6(7-5)、2-6、7-5でハマド・メジェドビッチ(Hamad Medjedovic、セルビア)との接戦を制し、連覇に向けて4回戦へ駒を進めた。
昨年のネクストジェネレーション・ATPファイナルズ(2023 Next Gen ATP Finals)を制したメジェドビッチとのビッグサーバー対決を制したメドベージェフは、次戦でトミー・ポール(Tommy Paul、米国)と8強入りを懸けて戦う。
前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制した第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は、6-3、3-6、2-6でアレクサンドレ・ミュラー(Alexandre Muller、フランス)にまさかの敗戦を喫した。
第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-2、7-6(7-1)でキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を下し、勝ち上がりを決めている。
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2024年05月14日 09:16
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、女子シングルス4回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂なおみ(Naomi Osaka)は、大会第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に2-6、4-6で敗れた。
2024年05月13日 10:52
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、女子シングルス3回戦が行われ、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)覇者で大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-4、6-2で第32シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、16強入りを果たした。
4回戦ではエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となる対戦に臨む。前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否している。
イタリア国際で2度の優勝を誇る第16シードのスビトリーナは、第23シードのアンナ・カリンスカヤ(Anna Kalinskaya)に6-3、6-3で快勝し、サバレンカとの4回戦へ駒を進めた。
その他では、第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が第30シードのアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)を7-6(7-4)、6-0で下し、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)との4回戦へ駒を進めた。
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2024年05月13日 09:44
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は世界ランキング54位のルチアーノ・ダルデリ(Luciano Darderi、イタリア)を7-6(7-3)、6-2で退け、4回戦に進出した。
同日に世界1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)の前に2-6、3-6で敗退し、大会は混戦模様となっている中、その他では第8シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)や第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)が順当に16強入りした。
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2024年05月13日 09:32
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は2-6、3-6で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)に「心配」なストレート負けを喫した。
2日前の試合後、ファンサービス中に硬いプラスチック製の水筒が頭に当たるアクシデントがあったジョコビッチは、吐き気とめまいを起こしたため検査を受ける予定だという。
最多記録を更新する41回目のマスターズ1000(ATP Masters 1000)優勝を目指していたジョコビッチだが、優勝6回を飾っている大会でこの日は低調なプレーに終わり、わずか1時間強で敗れた。対するタビロは、世界ランキング10位以内の相手から初白星を挙げた。
不調の理由について、ジョコビッチは水筒が頭に当たった影響かもしれないと話している。
11日の練習に自転車のヘルメットをかぶって登場し、当初はアクシデントを笑い飛ばしていたジョコビッチだが、「正直に言って分からない。検査しないと。練習は違った。きのうは軽い練習をしに向かって、何も感じなかったが、同時にいつもと同じ感覚でもなかった」とコメント。「強いストレスがかかったきょうはかなりひどかった。痛みというよりバランスの問題だ。とにかく体が思い通りに動かず、2日前とはまったく別の選手になった」と明かした。
この後は「状態を確認する」ため全仏オープン(French Open 2024)前に検査を受けるという。水筒が当たった影響だけでなく、調子の悪さも気にかけ、「きょうのコートでの感覚は、自分のシューズを履いたまったくの別人のようだった」と表現すると、「少し心配だ」と続けた。
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