©sports-topics.net 2024
2024年05月07日 06:00
中日2―0巨人(セ・リーグ=6日)――中日は一回、細川の適時二塁打で先行。 三回にも細川の適時打で1点を加えた。梅津は六回途中無失点で今季初白星。巨人は散発5安打で今季5度目の零封負け。 ◇ 大型連休初日のミーティングで、巨人の阿部監督は選手たちに語りかけた。「簡単にポコポコ打てるものじゃない。そこをみんなで我慢してやるしかない」。しかし、打線の状態は、なかなか上向いてこない。中日との3連戦初戦で喫した敗戦は、連休期間に限っても3度目の零封負けだ。 2点を追う終盤の八回に好機が訪れた。マウンドには快速右腕の松山。先頭の小林に代わり、長野が代打で送られた。外寄りの速球を捉えると、打球は右翼線への二塁打となり、ベンチが沸き立った。 しかし、ここからが続かない。代打の大城卓が初球の直球を狙ったが左飛に打ち取られ、増田大は2球目のフォークボールを引っかけて三ゴロ。続く丸も4球連続のフォークの前に、空振り三振に倒れた。 チームの総得点は82で、リーグ5位にとどまっている。1試合平均では2・48点で、投手陣が2失点に抑えないと勝利には届かない計算だ。打線は「水物」。ならばと、監督は得点機をいかに数多く作るかに腐心し、犠打やチーム打撃の重要性を説く。しかし、この日は好機らしい好機も、思うように作れなかった。 昨季に打撃3部門でキャリアハイを記録した大城卓は打率1割台と低迷し、出番も減らしている。「チーム全体として粘り強くやっていくしかない」と大城卓。本来は打てる捕手であるはずの選手会長が乗ってこないのも、得点力不足を招いている。 阿部監督は試合後、痛めていた膝を悪化させた梶谷と中山に代わり、秋広と新人の泉口友汰(NTT西日本)を昇格させると明かした。昨季は中軸も担った秋広は今季初の一軍だ。重苦しい雰囲気を一掃する起爆剤がほしい。(平山一有)
2024年05月19日 16:46
DeNA ― 中日(19日=セ・リーグ)――中日のベテラン・大島が六回、勝ち越しのタイムリー。
二死一、二塁の好機で、粘り強い投球をしていた柳の代打として打席に入った。大貫の低めのフォークボールに食らいついて、右前へと運んだ。「なんとか抜けてくれて良かったです」と38歳の左打者は振り返った。
2024年05月19日 16:41
広島9―3巨人(セ・リーグ=19日)――巨人の高橋礼が立ち上がりから広島打線につかまり、1回4失点、33球でマウンドを降りた。
味方打線に3点の援護をもらった直後の一回、先頭秋山に1球もストライクが入らず4球で四球を与えると、一死二、三塁で小園に適時打を放たれた。続く坂倉は遊飛に打ち取ったが、末包に逆転3ランを浴びた。
今季はここまで毎週日曜に先発を託され、前日は「やり甲斐を心から感じている」と語っていたが、厳しい結果となった。
2024年05月19日 16:39
「ソフトバンク−西武」(19日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・山川が左甲付近への死球を受け、途中交代となった。
九回1死一塁、アブレイユの内角球が胸元をえぐり左甲付近への死球。その場でしゃがみ込み、トレーナーが駆けつけた。山川はマウンドに視線を送りながら、左手の状態を確認。代走が送られた。
2024年05月19日 16:34
「阪神−ヤクルト」(19日、甲子園球場)
阪神先発の才木浩人投手が6回を投げて5安打2失点で降板した。
2024年05月19日 16:32
「阪神−ヤクルト」(19日、甲子園球場)
阪神のシェルドン・ノイジー外野手が2点リードの七回にスーパープレーを見せた。
2死一塁から長岡が左翼線に放った打球に対して落下点に一直線に入ると、最後はスライディングしながらグラブを差し出した。見事にキャッチしたかと思われたが、勢い余って白球がグラブから飛びだした。それでも体を瞬時に反応させ、右手でキャッチ。鮮やかなファインプレーに甲子園は大歓声に包まれた。
仮に落球していれば得点圏に走者を背負うだけでなく、同点のランナーを置いて村上を迎える状況だっただけに、まさに曲芸とも言える大きなワンプレーになった。
2024年05月19日 16:29
「ソフトバンク2−1西武」(19日、みずほペイペイドーム)
西武のドラフト1位・武内夏暉投手がプロ初完投初完封を目前にアクシデントに見舞われた。緊急降板後にチームは逆転サヨナラ負け。4勝目もお預けとなった。
1−0の九回、先頭の周東に安打を許し、次打者中村の打席で1球けん制球を投じた。その直後、異変を察知した豊田コーチがトレーナーとともにマウンドへ。言葉を交わすと、ベンチ裏へ戻った。その後、松井監督がアブレイユへの交代を告げた。
武内は首位ソフトバンクを相手に力投。五回には1死一、三塁のピンチを迎えたが、海野のセーフティスクイズは武内がグラブトスで阻止。三走・近藤を三本間の挟殺プレーでアウトにした。続く三森を一直に仕留め、無失点で切り抜けた。
150キロ前後の直球とチェンジアップ、カーブ、スライダーなど緩急を駆使する変化球も切れ味抜群。制球も乱れず、好調のソフトバンク打線を抑え込んだ。だが、1点リードの九回、ちょうど100球を投げたところでまさかの緊急降板となった。
2024年05月19日 16:27
8回無失点の好投も…牽制直後に異変訴える
■ソフトバンク 2ー1 西武(19日・みずほPayPayドーム)
西武・武内夏暉投手が19日、みずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦に登板。8回まで無失点の投球を見せ、9回のマウンドにも上がったが、先頭打者に安打を許し、牽制球を投じたところで突如降板となった。
1点リードの9回、先頭の周東佑京内野手に安打を許し、中村晃外野手の打席で一塁へ牽制球を投げた直後だった。武内が異変を訴えてコーチとトレーナーがマウンドへ。そのままベンチへ下がり、アルバート・アブレイユ投手に交代となった。
アクシデントがあったとみられ、松井稼頭央監督も心配そうな表情を浮かべていた。4連敗中のチームだが、アブレイユはその後柳田悠岐外野手に同点適時打を許すと、近藤健介外野手にサヨナラ打を浴びて5連敗となった。
ドラフト1位ルーキーの武内は、試合前の時点で5試合に登板して3勝負けなし、防御率1.50と安定感を見せていた。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 16:26
「広島9−3巨人」(19日、マツダスタジアム)
広島が今季初の同一カード3連勝で2位に浮上した。
2024年05月19日 16:26
「広島9−3巨人」(19日、マツダスタジアム)
巨人が大敗で3連敗を喫し、3位に転落した。先発の高橋礼が1回で4失点KOされるなど、今季ワースト9失点と投壊。犠打野選に中堅・萩尾の後逸など、攻守で精彩を欠く結果になってしまった。「鬼門」マツダスタジアムでは、これで4敗2分け。今季未勝利と悪夢の展開が続いている。
試合は幸先良く巨人が先制した。初回、2死一、二塁から坂本の二塁打で先制。プロ野球史上単独2位の通算448二塁打で流れを作ると、二、三塁から萩尾の2点適時打で、この回3点を先制した。
だが、直後に暗転した。先発の高橋礼が先頭・秋山に四球を与えると、野間の左前打で一、二塁。菊池の一ゴロで二、三塁と進塁を許すと、小園の左前適時打で1点を失った。続く坂倉は遊飛に抑えたが、末包にタイして1ボールから2球目。高く浮いたスライダーをフルスイングされ、3ランで瞬く間に逆転を許した。
さらに四回、2番手の井上が1点を失うと、1死一、二塁からアドゥワの送りバントで、捕手・小林が三塁に送球し、セーフの判定。犠打野選でピンチを広げると、秋山の左前適時打で1点を失った。五回には1死一塁から末包の中前打を中堅・萩尾が後逸。三塁まで進まれると、犠飛で追加点を許した。
マツダスタジアムでは昨季、3勝9敗と大きく負け越した。今季もこれで4敗、2分けと苦戦している「鬼門」。先発の高橋礼が1回KOされると、2番手以降も流れを止められなかった。
2024年05月19日 16:11
◆ 4番手・マチャドが好リリーフでつなぐも…
オリックスの高卒2年目・齋藤響介投手(19)が19日、本拠地・京セラD大阪での楽天戦に先発登板。6回途中4安打無失点と好投したが、2点リードの9回に平野佳寿投手(40)が2点を失いプロ初勝利はお預けとなった。
立ち上がりは変化球の制球に苦しんだものの、球威を感じさせる直球を軸にフライアウトを量産。楽天打線に連打を許さず快調にゼロを重ねた。5回は3者凡退でゼロを刻み勝利投手の権利をゲット。6回にはこの日最速の152キロをマークした。
今季2度目の先発登板は5回2/3で83球を投じ、4安打無失点、4奪三振無四球の好投。援護したい打線は初回、4番・森の中犠飛で先制し、5回は2番・西川の右翼線適時二塁打で2点目を加えた。
救援陣は4番手のマチャドがイニングまたぎで力投し、中嶋監督は2点リードの9回に右肘の張りから復帰した平野を投入。しかし、日米通算250セーブに王手をかけている右腕は、先頭から連打を浴びるなど4安打を集中され試合を振り出しに戻された。これで齋藤のプロ初白星は消滅。平野の日米通算250セーブ達成もお預けとなった。
2024年05月19日 16:09
西武 ― ソフトバンク(パ・リーグ=19日)――西武の蛭間が先制打を放った。
一回二死一、三塁で、大関の直球を左翼線へはじき返す適時二塁打を放ち、5試合ぶりに打点をマークした。
「ソフトバンク戦はチャンスでの凡退が多かったので、強い気持ちを持って試合に入っている」と蛭間。得点圏に走者をおいた場面で空振り三振に倒れるなど、前日までのソフトバンクとの2戦では8打数1安打に終わっていたが、ようやく結果につながった。
2024年05月19日 16:05
ロッテ ― 日本ハム(パ・リーグ=19日)――ロッテのソトが先制の2点適時打を放った。
2024年05月19日 16:00
ここまで11盗塁で自己最多37個ペース「他の選手が走れない状況で走ることができる」
ドジャース・大谷翔平投手は今季、11盗塁をマークし、いまだ失敗はない。シーズンに換算すると37盗塁で、これは自己最多となる26盗塁(2021年)を大きく上回るペースだ。春季キャンプから走塁改革を掲げてきたが、クレイトン・マッカロー一塁コーチは「他の選手が走れない状況で走ることができる」と理由を説明した。
大谷は春季キャンプからブルワーズ、レッドソックスで監督を務めたロン・レニキーGM特別補佐とともに走塁改革に取り組んできた。当時、レネキー氏は「盗塁する時はセーフになることが大事だ。8、9回に盗塁を試みてアウトになればタイミングが悪い」と数より確率を重視していた。
実際に大谷はここまで11盗塁をすべて成功させている。10盗塁目となった13日(日本時間14日)の敵地・ジャイアンツ戦では牽制球で逆を突かれるも、二塁で送球が逸れセーフに。一度盗塁死と記録されたが、後日訂正された。「投手の映像を見たり、試合中に気が付いたことを私に伝えるなど、自分でよく勉強しているんだ。野球IQや意識面には感心させられている」とマッカローコーチも感心する。
盗塁にはもちろん単純な足の速さが必要。「単純にスピードがあるから、他の選手が走れない状況で走ることができる」と同コーチは分析する。さらに、春季キャンプから最高速度への到達を速めるトレーニングを行ってきた。「最初の10フィート(約3メートル)で、できるだけ早くトップスピードに入れるように」と明かす。数を積み上げるだけではない。工夫を重ね、勝利に向かっての走塁を行っている。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月19日 15:56
「DeNA−中日」(19日、横浜スタジアム)
中日・立浪和義監督が六回2死一、二塁の好機で勝負手を打った。5回1失点と好投していた柳に代えて代打・大島をコール。ベテランが右前に適時打を放って勝ち越しの1点を奪った。
1死から板山、カリステの連打で一、二塁の好機を作った。岡林は右飛に倒れて2死となったところで、立浪監督がベンチを出て代打・大島を告げた。ベテランは期待に応えて一、二塁間を破り、板山が勝ち越しのホームへ滑り込んだ。
この日は打線を改造し、8番に投手・柳を起用。同点に追いついた四回には、なおも2死二、三塁の状況で柳に打順が巡ってしまい、遊ゴロで勝ち越しのチャンスを逃していた。
柳は5回6安打1失点。88球での降板となった。
2024年05月19日 15:44
「広島−巨人」(19日、マツダスタジアム)
広島の先発・アドゥワ誠投手が5回0/3を4安打3失点で降板した。今季自己最多98球を投じ、リーグトップタイの4勝目の権利を持ってリリーフにバトンを託した。
初回はいきなり先頭の丸に四球を与えるなどして、2死一、二塁のピンチを迎えると、坂本に先制の適時二塁打。さらに萩尾にも中前への適時打を食らい、3失点での滑り出しとなった。今季の過去5登板でも初回に走者を背負っており、立ち上がりの課題が露呈した。
しかし、その直後に打線が末包の3ランなどで逆転。二回以降は立ち直り、六回の岡本和の内野安打まで安打を許さない投球を披露した。5点リードの六回は無死一、二塁で降板するも、2番手・森浦が坂本、萩尾、山瀬の右打者を3者連続三振に斬る好救援を見せた。
今季のアドゥワは試合前の時点で5試合に登板し、3勝1敗、防御率2・70の成績を残している。