2024年05月08日 05:00
ボクシングの東京ドーム興行の一夜明け記者会見が7日、横浜市の大橋ジムで開かれた。4団体統一世界スーパーバンタム級王座を初防衛した井上尚弥(31)が、WBA世界バンタム級王者の井上拓真(28)、WBO世界同級新王者の武居由樹(27)=いずれも大橋=とともに出席。大橋秀行会長は尚弥の次戦、次々戦が指名試合になること、そして年内にもサウジアラビア資本により、英国で戦う可能性があることを明らかにした。 ネリ(メキシコ)を劇的な逆転KOで沈めた尚弥は「昨日は本当に自分自身、歴史に残るいい日になったと思う」と振り返った。 4万3000人を動員し、関係者によれば、入場料収入は日本ボクシング史上最高という。券種は22万円〜1万1000円で、各席種の枚数は不明だが、仮にチケットの平均価格を8万円と見積もると入場料だけでも34億円以上。これに国内外での配信や放映権料、グッズ収入なども加わる。大橋氏はビジネス面でも「大成功だったと思うよ」と話した。 配信したアマゾンプライムビデオでも、尚弥のKOシーンで日本のプライムビデオ史上最大のピーク視聴数を記録。市場価値は高まる一方だ。 次戦はIBF・WBO1位サム・グッドマン(オーストラリア)と、9月に関東圏での対戦が有力。大橋氏はその次もWBA1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との指名試合になる見通しを示した。 また、大橋氏は昨年浮上したサウジ資本の興行について「それもあるね。サウジアラビアでしょ?うん」とオファーを認めた。現在は「サウジ資本のイギリスとかいう話が出ているんだと思う」と英国開催が浮上しているといい「年内にもしかしたら関東圏かもしれないし、海外にいるかもしれない」と、早ければ年末にも実現する可能性を示唆した。 英国でボクシングのスーパーファイト会場といえば、ウェンブリー・スタジアムだ。2022年のタイソン・フューリー(英国)−ディリアン・ホワイト(同)戦、17年のアンソニー・ジョシュア(英国)−ウラジーミル・クリチコ(ウクライナ)戦は9万人以上を動員。ウェンブリー・アリーナ、O2アリーナ、ロイヤル・アルバート・ホールなど他にも候補には事欠かないが、ウェンブリー・スタジアム開催で世界中に放送・配信されれば、100億円興行も十分あり得えそうだ。 尚弥の今回の報酬について、大橋氏は「桁(が増えた)というか、今までで最高」と10億円の大台に乗ったことを否定しなかったが、サウジ資本なら「(今の)倍じゃきかないよ」としており、実現すれば20億円以上となる可能性もある。 尚弥はこの日、東京ドーム決戦を「集大成ではなくて、今後のキャリアを加速させる一戦」と位置づけた。強さも試合内容も稼ぎも、その言葉通り加速していきそうだ。 ◆ウェンブリー競技場 イギリス・ロンドンにあるサッカー専用のスタジアム。収容人数は最大9万人。1923年に開場された旧競技場を2003年に建て直し、2007年に現在の競技場が開場となった。1985年には20世紀最大級のチャリティーコンサートである「ライブ・エイド」を開催。2015年にはラグビーW杯イングランド大会でも使用された。主にサッカーのイングランド代表の試合で使用される国際スタジアムとなっている。 ◆日本選手による主な海外での世界戦防衛戦 直近では2022年6月にメキシコ・グアダラハラでWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人が、同級正規王者エステバン・ベルムデス(メキシコ)と統一戦を行い、京口が8回TKO勝ちした。井上尚弥の海外での防衛戦となると、WBA・IBF世界バンタム級統一王者だった2021年6月に、米ラスベガスでIBF同級1位の挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン)を3回TKOで退けて以来になる。
2024年05月20日 05:00
新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」Aブロック公式戦(19日、名古屋)で、エル・デスペラードがブレイク・クリスチャンから3勝目を挙げた。今大会の決勝戦は、6月9日大阪城ホール大会のメイン。IWGP世界ヘビー級王座戦も開催されるため一部で試合順論争も勃発したが、デスペラードは新事実を明かすとともに、初制覇への誓いを新たにした。
開幕4連勝でブロック首位を走るクリスチャンの猛攻に苦しんだデスペラードだったが、ピンチェ・ロコで激闘に終止符。勝ち点を6に伸ばしブロック突破に前進した。
前日には、大阪城大会のメインがBOSJ決勝戦と正式発表された。同大会では団体最高峰王座である王者ジョン・モクスリー vs EVILのIWGP世界王座戦も組まれているため、当初はどちらがメインになるのか議論を呼んでいた。
しかし、デスペラードによると、BOSJ決勝戦がメインとなることは11日の開幕戦(千葉)の時点で出場選手に伝えられていたという。「新日本プロレスはお客さんが心配する前から決めてて、『メインに据えてるからね』って我々も開幕の段階で聞かされてたし。俺たちがギャーギャー言うこともなく。発表するタイミングを見計らってたってだけで、何でこのタイミングだったのかだけはちょっと分からないけど」。試合順は決して民意に左右されたものではなく、団体の判断によるものだったことになる。
団体最高峰王座の権威を問う声もゼロではないが、デスペラードは今回の決定の妥当性を主張。「例えばこれが逆にG1の最終日にIWGPジュニアのシングルがあっても、絶対にG1決勝がメインだと思うんだよ。セミでもメインでもすげえ試合しちゃえば、それでおしまいじゃね?とも思うけど、やっぱり1か月死に物狂いでしのぎを削って…。その優勝者は誰々ですって、そこにバズーカドカンってなってほしいじゃない。その後にタイトルマッチがあってもそれはそれで地獄でしょ」と持論を展開する。
悲願の初優勝を自らに義務づけるならず者にとって、大阪城メインの舞台が一つのモチベーションとなったのは事実だ。「場所も順番も正直興味ないって言っちゃうと失礼だけど、俺らの気持ちをくんでくれてる会社だって考えていいと思うし。実際にそういうふうに信頼されるんだったら、じゃあ応えましょうかってなるよね。いい子ちゃんぶる気はないけど」。唯一手に入れていないビッグタイトルを、今年こそ手中に収める。
2024年05月19日 22:05
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」19日名古屋大会のBブロック公式戦で、高橋ヒロム(34)がニンジャ・マックを下し、3勝目をあげた。
シルク・ドゥ・ソレイユ出身という異色の経歴を持つニンジャの驚異的身体能力に大苦戦を強いられた。ハサミワザ(ヘッドシザーズ・ホイップ)を何度も着地され決めることができないヒロムは、ニンジャスペシャル式のサンセットフリップパワーボムでエプロンに叩きつけられる。さらにはダイビングヘッドバットと、空中殺法で窮地に追い込まれた。
それでもニンジャスプラッシュを回避すると、TIME BOMB ・で反撃開始。今度こそと狙ったハサミワザは、華麗空中で回転した末に着地されてしまうが、ニンジャもニンジャで悦に入ってしまう。ヒロムは一瞬のスキを見逃さず距離を詰めてD(変型三角絞め)で捕獲し、ギブアップを奪ってみせた。
今年に入って絶不調だったヒロムだが。連敗発進から3連勝でついに白星先行だ。「絶不調だったけど、もう絶好調と言ってもいいんじゃない? 調子に乗ってきたよ、完全に」と復活をアピールした。
自分に酔いがちなニンジャの人間性を見抜いての勝利も自画自賛。「ヒロムちゃんの(頭を指して)ここが出たんじゃないかなって、そう思うよね。ああ! それは1回抑えないと。まだだね。まだ6点だよな。大丈夫、大丈夫。ここから行けるわ。行けると確信できた。今日の試合でヒロムちゃん、(頭を指して)ここあるなって、みんな思ったんじゃない? ありがとう」と上機嫌で控室へ消えていった。
2024年05月19日 21:45
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」19日名古屋大会のBブロック公式戦で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がロビー・イーグルスに3敗目を喫した。
「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」が誇る極悪王者は、この日もセコンドの高橋裕二郎を試合に介入させてやりたい放題。ロン・ミラー・スペシャルに捕獲されても、裕二郎が勝手に本部席からゴングを鳴らしたことでロビーが技を解いてしまい、九死に一生を得る。
さらにレフェリーとロビーを衝突させると、裕二郎がリングに上がり2対1の数的優位に。さらに裕二郎がケインで殴りかかったが、これをかわされるとロビーのセコンドについていた藤田晃生のミサイルキックで排除されてしまう。
孤立したSHOは、ロビーと藤田の合体技マキシボムを浴び大ダメージ。最後はロビーのハイペリオン(変型レッグラリアート)で3カウントを奪われた。
悪の限りを尽くしながらついに黒星先行となったIWGPジュニア王者は「おかしいやろが! 狂っとるやろが! 昨日の(高橋)ヒロムも、今日のクソロビーも、1匹見かけたら何匹も出てきやがる、お前らゴキブリかクソッタレがオラ!」と謎の逆ギレ。「今のジュニア、パワーバランス狂ってんだ。だから俺がチャンピオン優勝して、ちゃんと正しい方に新日本ジュニアを俺が導いてやる。オイ、勝ち点、あんなセコイことするヤツに入れんな。それこそ不正やろが。今年の上半期、ドミニオン(6月9日、大阪城大会)。俺たちH.O.Tのものになるぞ。見とけよオラ!」と捨てゼリフを吐いて会場をあとにした。
2024年05月19日 21:45
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」19日名古屋大会のAブロック公式戦で、エル・デスペラードがブレイク・クリスチャン(26)を下し、3勝目をあげた。
2024年05月19日 20:55
人気格闘家・朝倉未来が社長を務める「ブレイキングダウン」の公式レフェリー・鬼木貴典氏が18日、自身のXを更新。6月に予定されている次回大会を辞退するとし、理由についてステージ4の癌で「余命2カ月」と宣告されていることを明かした。
鬼木氏は「私事で、大好きなブレイキングダウン関係者の皆様をはじめ、格闘技関係者の皆様、選手、お客様に大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません」と謝罪。続けて、辞退について「理由と致しましては、ステージ4の癌です。数年前から患っていたのですが、病状が悪化し足が思う様に動かなくなり、サイドステップ、バックステップなどレフェリーに必要な機敏な動きが出来なくなりました。今は筋肉が日々減少し歩くだけでも身体に激しい痛みが走ります。医師からもこれ以上手立てがありませんと告げられ、医師から告げられた余命も残り2ヶ月をきりました」と告白した。
癌の宣告を受けた際、妻は号泣したという。4月に保険の効かない自由診療(全額自費負担)を受けることにしたというが、全ての治療を行うと1000万以上かかると聞き「治るかもわからない病気に、そして私がこの世からいなくなった後に家族に迷惑をかけるわけにはいかないもいかないと思い、自分の運命を受け入れ、治療を続けること断念しました」とつづった。鬼木氏には21歳の長男、13歳の次男、11歳の三男、8歳の長女がいるという。
「一レフェリーでしたが、現場に行くと、いつも未来さんや海さん、溝口さんをはじめ運営の方や選手が声をかけてくれて、本当にやりがいのある仕事でした。本音では次の大会もレフェリーをやりたかったので残念です」と感謝の思いと心境を記し、「以降は自宅にて食事などを工夫し、ストレスがたまらない様に、好きな格闘技やブレイキングダウンを視聴しながら残りの人生を楽しみたいと思ってます」とした。
この投稿後、ブレイキングダウンの溝口勇児COOや朝倉海が自宅まで来てくれたことも明かし、「ファンの皆様の励ましのコメントも力になっています」と感謝した。
2024年05月19日 20:30
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」19日名古屋大会のBブロック公式戦で、KUSHIDA(41)が石森太二(41)との1敗対決を制し、ブロック単独首位に立った。
まさかの短期決着だった。ともに3勝1敗の首位タイで迎えた公式戦は、序盤から緊張感のあるグラウンドの攻防が続く。アームホイップ合戦からアリキックを連発したKUSHIDAは、石森の腕を狙って取りにいく。ならばと石森も腕を狙ってくるが、KUSHIDAはヘッドシザーズを決める。そのまま足を抱えて押さえ込むと、脱出を許さず一気に3カウントを奪った。
試合時間わずか2分33秒。ぼうぜんとする石森を尻目に4勝目を挙げたKUSHIDAは「もし『こんな勝ち方でうれしいのか』という声があるとするならば、俺はこう答える。メッチャうれしい。技じゃない技で勝てたんだ、グレイスさん(石森)に」としてやったりの表情。「いろいろなものがインフレーションを起こしてるこの2024年に、技じゃない技で勝てたこと。(勝ち点)2ポイント? 3ポイントくらいの価値があるでしょ」と勝ち誇っていた。
2024年05月19日 20:09
◆IMPACT.47〜邪道×IMPACT〜」大会 ▽ストリートファイトトルネード6人タッグデスマッチ時間無制限1本勝負 〇大仁田厚、リッキー・フジ、佐野直(16分40秒 有刺鉄線バット・フルスイング殴打→体固め)“仮面シューター”スーパー・ライダー、定アキラ、田馬場貴裕●(19日、東京・上野恩賜公園野外ステージ特設リング=水上音楽堂)
デビュー50周年を迎えた「邪道」大仁田厚がIMPACTに初参戦。メインイベントのストリートファイトトルネード6人タッグデスマッチに出場した。
大仁田にとって、参加団体も初なら水上音楽堂特設リングという会場も初。電流爆破マッチ敢行こそ不可能なものの、竹刀、パイプいす、道路工事用コーンと、いつものデスマッチアイテムの数々を持ち込んで、一戦に臨んだ。
IMPACT期待の若手・田馬場に狙いを定めると、自身のコールを受けた途端、場外乱闘に。逃げ惑う観客の待避した固いイスに叩きつけると、リング上でも有刺鉄線バットでのタコ殴り、長机上でのパイルドライバー、ギターでの頭頂部殴打、顔面への毒霧噴射と反則攻撃のフルコース。
最後も有刺鉄線ボードにグロッギー状態の田馬場を寝かせると、有刺鉄線バットをフルスイング。完全KOして3カウントを奪った。
リング上でマイクを持つと、倒れ伏したまま動かない田馬場に「田馬場、よく聞け! これが世界中でハードコアをやってきた人間じゃ! これもプロレス。あれもプロレスなんじゃ!」と、レスラー生活50周年を迎えた立場から説教。
観客にペットボトルの水を噴射。その顔面に水を吹きかける聖水の儀式を終えると、幼児もまじった観客席に向け、「子どもの皆さん、これは絶対にマネしないで下さいね。これは注意です」と突然、殊勝な表情で口に。
「これをマネしたら痛い目にあいます。おじさんのこの試合を絶対にマネしないで下さいね」と、身も蓋もないマイクパフォーマンスで上野の夜を締めくくっていた。(中村 健吾)
2024年05月19日 19:42
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」19日名古屋大会のBブロック公式戦で、フランシスコ・アキラ(24)がドリラ・モロニー(27)に敗れ3敗目を喫した。
2024年05月19日 18:35
元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が、新団体「マリーゴールド」に宣戦布告だ。
20日に東京・後楽園ホールで行われるマリーゴールド旗揚げ戦のメインでは大怪獣ボジラと組み、ジュリア&林下詩美の団体ツートップと対戦する。
かねて対戦を熱望していたジュリアとは約5年ぶりの再会マッチ。「念願がかなって、やっとリングでジュリアと向かい合える。今回はタッグで戦うけど、ジュリアとは必ずシングルで戦いたい。次につながる戦いにします」と意気込んだ。
そのためにも、車も軽々と引っ張れるほどの怪力を誇るボジラとの最強コンビでインパクトを残す。「何だかわからないすげえヤツみたいですけど、私はこれまで日本でもアメリカでもいろんな選手と組んで戦ってきました。だから私が大怪獣を手なずけて勝ちます」
マリーゴールドは先日、神奈川県内での強化合宿を敢行。旗揚げに向けて結束力をアピールしたが、海辺での特訓動画を目にしたSareeeは懐疑心を抱いたという。「海辺でスクワットをやってましたけど、あれはスクワットとは言えないですよね。全然しゃがんでないんだもん。ヒザが悪いとかはあるかもしれないけどさ、ちゃんと練習してるの?」と指摘した上で「見せかけだけだとしたら、選手全員片っ端から潰していきますよ」と不敵に予告した。
チケットは即日完売し、いよいよプロレス界で最も注目を集めている旗揚げ戦を迎える。Sareeeは「旗揚げ戦は一生残るもの。そのメインでマリーゴールドにもロッシー小川に対しても屈辱を味わわせて、一生の傷を負わせてやります」と闘志を燃やしている。
2024年05月19日 18:03
東京女子プロレスは19日、昨年12月から活動を休止していた元インターナショナル・プリンセス王者の乃蒼ヒカリ(26)が卒業&退団したと発表した。
2017年にアイドルグループ「アップアップガールズ(プロレス)」のオーディションに合格し、翌年1月4日の後楽園大会でプロレスデビュー。アイドルとプロレスラーの二刀流で活動していた。21年5月にはインターナショナル・プリンセス王座を獲得。葛西純に憧れデスマッチのリングに上がるなど、団体内で異彩を放つ選手だった。
23年10月には角田奈穂とのタッグでプリンセスタッグ王座を初戴冠し3度の防衛に成功。だが自身の体調不良により同年12月17日の埼玉大会を最後に活動休止に入り、タッグ王座を返上していた。
東京女子は「本人からの申し出もあり、今後のことも含め話し合った結果、このような結論に至りました。活動再開をお待ちいただいていた皆様には、その思いに応えられなかったことをお詫び申し上げます。また、本人からのファンの皆様へのご挨拶やコメント等はございません。こちらも何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします」とした。
2024年05月19日 12:04
「邪道」大仁田厚が6月9日、名古屋国際会議場イベントホールで行われるGLEATの「GLEAT Ver.EX」大会での電流爆破マッチで激突するカズ・ハヤシのバースデーを祝った。
大仁田は19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。18日に51歳の誕生日を迎えたカズに対し、「#お誕生日おめでとう」のハッシュタグのもと書き始めると「名古屋大会で電流爆破で燃え尽きるまで頑張れ(笑)」と呼びかけた。
7月1日の同団体TOKYO DOME CITY HALL大会で引退するカズは引退表明後、敬愛する大仁田との電流爆破マッチでの対戦を熱望。これに呼応する形で、今月11日、サッカーJ1の川崎―札幌戦試合前のとどろきスタジアムで開催された大仁田参戦の「ボーイズビーアンビシャス」イベントにGLEATの河上隆一が乱入。大仁田に「カズ・ハヤシの引退試合、この俺をタッグパートナーにどうですか? 俺は電流爆破で俺自身を燃やし尽くしたいんです!」と猛アピール。
大仁田も河上の希望に応え、河上、さらに共にアジアタッグを戴冠したこともあるヨシ・タツと組んでのGLEAT参戦を決意。カズもCIMA、田中稔という同団体の顔的存在の2選手とタッグを組んでの激突が決まっている。
2024年05月19日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】静かな佇まいをみせる東京・赤坂周辺に怪しげな男が出没した。
2024年05月19日 07:54
◆プロレスリング・ノア「SUNNY VOYAGE」(18日、横浜ラジアントホール)観衆244
プロレスリング・ノアは18日、横浜ラジアントホールで「SUNNY VOYAGE」を開催した。
メインイベントで昨秋から新日本プロレスからNOAへ「国内武者修行中」の大岩陵平が潮崎豪と初の一騎打ち。史上最多の5度もGHCヘビー級王座を獲得したノアのトップに右腕を徹底的に攻める勝負を真っ向から仕掛けた。
強烈なチョップ、ゴー・フラッシャー、豪腕ラリアットを耐え抜き激闘は、30分の時間切れドローとなった。潮崎から「あれだけ気持ちと体がノってる選手は今、いねぇんじゃねえか?オレが仕留めきれなかっただけというのもあるかもしれないけど、だが最後までオレに食らい付こうとした。その気持ち、ハートだけは、忘れんじゃねえ」と評価した。
その言葉通りノアマットでの「修行」の成長と進化を証明した試合だったがバックステージで倒れ込んだ大岩は「引き分けなんて、これっぽっちもうれしくねえよ」と唇をかみしめ「どっかの誰かさんみたいに『勝てなかったですけど、負けなかった』とか死んでも言えねえよ。悔しいから、悔しいからだよ。初めてのメインイベントで、30分引き分けだったとしても」とうめいた。
ノア参戦以来、タッグを組んできた清宮海斗は、拳王と共闘し「ALL REBELLION」を結成した。完全に蚊帳の外へ追い出された形の大岩は、5・21後楽園で佐々木憂流迦、近藤修司、Eitaと組んで清宮、拳王、アレハンドロ、クリストバルと対戦する。清宮との完全決別もあり得る8人タッグへ「俺は次の後楽園ホールですべてを、すべてのパズルをぶっ壊しに行くぞ。おい、覚悟しとけよ、まだまだ俺はこんなもんじゃねからな。良く見とけ!」と予告していた。
◆5・18横浜全成績
▼シングルマッチ
△潮崎豪(30分時間切れ引き分け)大岩陵平△
▼タッグマッチ
〇清宮海斗、アレハンドロ(17分52秒、変型タイガードライバー→エビ固め)佐々木憂流迦、大和田侑●
▼シングルマッチ
〇小峠篤司(12分06秒、横入り式エビ固め)YO―HEY●
▼6人タッグマッチ
ジェイク・リー、〇ジャック・モリス、アンソニー・グリーン(15分01秒、タイガードライバー→エビ固め)杉浦貴、マサ北宮、稲葉大樹●
▼タッグマッチ
近藤修司、〇Eita(10分19秒、Imperial Uno→体固め)宮脇純太●、スターボーイ・チャーリー
▼シングルマッチ
〇タダスケ(8分19秒、グッドルッキングドライバー→片エビ固め)Hi69●
2024年05月19日 07:10
◆プロレスリング・ノア「SUNNY VOYAGE」(18日、横浜ラジアントホール)観衆244
プロレスリング・ノアは18日、横浜ラジアントホールで「SUNNY VOYAGE」を開催した。
5・4両国大会で拳王と共闘を表明し新ユニット「ALL REBELLION」(AR)を結成したGHCヘビー級王者・清宮海斗がユニットに加わったアレハンドロとタッグを組み佐々木憂流迦、大和田侑と対戦した。
「AR」の初陣となった試合は、ユニットに参加した謎の黒覆面「クリストバル」がセコンドに付き、17分52秒、変型タイガードライバーで清宮が大和田を沈め勝利を収めた。
「AR」は5・21後楽園で4人が勢ぞろいし大岩陵平、佐々木憂流迦、近藤修司、Eitaとの8人タッグで本格始動する。バックステージでアレハンドロが「5月21日、後楽園、オール・レベリオン本格始動。本気でノアのリング、プロレス界に革命を起こします」と宣言。清宮は「本気で、本気で、本気で、このノアを変えていきますよ。オレたちオール・レベリオン、21日後楽園、革命を始めます。すべては革命のために、すべてはノアのために!」と絶叫していた。
◆5・18横浜全成績
▼シングルマッチ
△潮崎豪(30分時間切れ引き分け)大岩陵平△
▼タッグマッチ
〇清宮海斗、アレハンドロ(17分52秒、変型タイガードライバー→エビ固め)佐々木憂流迦、大和田侑●
▼シングルマッチ
〇小峠篤司(12分06秒、横入り式エビ固め)YO―HEY●
▼6人タッグマッチ
ジェイク・リー、〇ジャック・モリス、アンソニー・グリーン(15分01秒、タイガードライバー→エビ固め)杉浦貴、マサ北宮、稲葉大樹●
▼タッグマッチ
近藤修司、〇Eita(10分19秒、Imperial Uno→体固め)宮脇純太●、スターボーイ・チャーリー
▼シングルマッチ
〇タダスケ(8分19秒、グッドルッキングドライバー→片エビ固め)Hi69●
2024年05月19日 06:32
◆プロレスリング・ノア「SUNNY VOYAGE」(18日、横浜ラジアントホール)観衆244
プロレスリング・ノアは18日、横浜ラジアントホールで「SUNNY VOYAGE」を開催した。
16日に佐々木憂流迦と共にノア入団が発表されたEitaは「NOAH」Tシャツを身につけ近藤修司とタッグを組んで宮脇純太、スターボーイ・チャーリーと対戦。試合は、10分19秒、EitaがImperial Unoで宮脇を下し、ノア入団初戦を勝利で飾った。
バックステージでEitaは「NOAH入団一発目、見事な勝ちだったろ? 先輩、よかったっすね、今日。ねえ、見てた? 試合。何か俺、結構手応え合ったけどね、タッグ組んで」と近藤に語りかけると、近藤は「何が言いてえんだ?」と問い返した。
これに「何が言いてえんだ? ここまで言ってんだからわかるでしょ? ねえ? もうちょっと一緒にタッグ組まないですか?」と要望した。近藤は「宮脇みてえな弱い人間と組むより、お前と組む方が楽しいよね。よろしく」と握手をかわし控室へ去った。一人残されたEitaは「そういうことだよ。しっくりきたわ。あとさ、入団一発目の試合で何かいつもとはちょっと違うパワーをもらったというか。今日応援に来たファンはよくわかってるよ」と手応えを口にしTシャツのNOAHのロゴを指して「NOAH、俺のホームだよ。これからもよろしくお願いします」と謙虚に頭を下げていた。
◆5・18横浜全成績
▼シングルマッチ
△潮崎豪(30分時間切れ引き分け)大岩陵平△
▼タッグマッチ
〇清宮海斗、アレハンドロ(17分52秒、変型タイガードライバー→エビ固め)佐々木憂流迦、大和田侑●
▼シングルマッチ
〇小峠篤司(12分06秒、横入り式エビ固め)YO―HEY●
▼6人タッグマッチ
ジェイク・リー、〇ジャック・モリス、アンソニー・グリーン(15分01秒、タイガードライバー→エビ固め)杉浦貴、マサ北宮、稲葉大樹●
▼タッグマッチ
近藤修司、〇Eita(10分19秒、Imperial Uno→体固め)宮脇純太●、スターボーイ・チャーリー
▼シングルマッチ
〇タダスケ(8分19秒、グッドルッキングドライバー→片エビ固め)Hi69●