2024年05月09日 09:41
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は8日、男女シングルス1回戦が行われ、女子で3年ぶりの出場となった元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は7-6(7-2)、6-1で世界ランク45位のクララ・ビュレル(Clara Burel、フランス)を下し、2回戦に進出した。 試合を通じてウイナー27本、エース8本、サービスブレーク4回を記録し、1時間24分でストレート勝ちを収めた。 世界50位以内の選手にクレーコートで勝利するのは、2019年の全仏オープン(French Open 2019)でビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)に勝って以来となった。 次戦は3回戦進出を懸け、第19シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)と顔を合わせる。過去唯一の対戦となった2020年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)では大坂がフルセット勝ちを収めている。 男子の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)もセバスチャン・オフナー(Sebastian Ofner、オーストリア)を6-3、2-6、7-6(7-4)で下し、初戦を突破した。 ■関連記事 ・シフィオンテクがマドリードOP優勝 サバレンカとの死闘制す ・大坂なおみ、マドリードOP2回戦敗退 シフィオンテクら快勝 ・大坂なおみ「言い訳はない」 久々のクレー公式戦は初戦敗退
2024年05月20日 11:22
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は19日、男子シングルス決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が6-4、7-5で第21シードのニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)を下し、2017年以来2度目の大会制覇を果たした。
マスターズ1000(ATP Masters 1000)通算6勝目を挙げたズベレフは、今週末開幕の全仏オープン(French Open 2024)を見据え、「一番勝ちたい大会であり、一年で最も楽しみにしている大会。今年も全力を尽くす」と語った。
これが今季初タイトルとなったズベレフだが、今大会は上位勢の多くが序盤に敗退するか、開幕前に棄権するなど例年とは異なる状況だった。
イタリア国際で6度の優勝を誇る世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、ズベレフが準決勝で下したアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)に3回戦で敗れ、前年覇者のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)も16強止まり。世界2位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と同3位のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)はともにけがで大会を欠場した。
そうした中でズベレフは、全仏では連覇を狙うジョコビッチが「ベストの状態を持ってくるだろう。そうなっているんだ」と警戒し、シナーとアルカラスについても「状態によるが、健康なら2人が現時点で世界最高の選手。そこに疑いの余地はない」と話した。
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2024年05月19日 11:29
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は18日、女子シングルス決勝が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が6-2、6-3で第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)に圧勝し、3度目の大会制覇を果たした。
同一シーズンにマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)とイタリア国際を制すのは2013年のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来で、シフィオンテクは26日開幕の全仏オープン(French Open 2024)で3年連続4度目の優勝を果たせば、同年のセレーナ以来のマドリード・オープン、イタリア国際、全仏オープンの3大会連続優勝となる。
世界2位のサバレンカを圧倒し、全仏オープンでも優勝を本命視されるが、試合後には「もちろん自信はある。良いテニスができている実感はあるが、謙虚にいたいということに変わりはない」「四大大会(グランドスラム)は別物。コートの内外で違うプレッシャーがある」と気を引き締めていた。
これでクレーでの連勝は12に伸びた。全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカとは先日のマドリード・オープン決勝でも対戦し、そのときはフルセットの激闘となっていたが、この日はほとんど何もさせずに勝利し、通算対戦成績も8勝3敗に更新。大会を通じて1セットも落とさないほぼ完璧な内容で優勝を飾った。
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2024年05月18日 09:06
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は17日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が1-6、7-6(7-4)、6-2の逆転で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)を下し、決勝に進出した。
ズベレフのマスターズ1000(ATP Masters 1000)決勝進出は11回目で、ボリス・ベッカー(Boris Becker)に並んでドイツ人選手最多となった。
今大会のタビロは3回戦で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破るなどの快進撃を見せ、この日も圧巻の内容で第1セットを取って番狂わせを演じるかに思われたが、ズベレフは接戦の末に第2セットを取り返すと、最後は格の違いを見せつけて自身3度目のイタリア国際決勝へ駒を進めた。
イタリア国際では2017年に優勝を経験しているズベレフは、決勝で再びチリ勢のニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry)と対戦する。
ジャリーは自身初のマスターズ準決勝で第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)を6-3、6-7(3-7)、6-3で破り、決勝進出を決めた。大会後には自己最高の世界ランク17位まで浮上することも決まった。
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2024年05月17日 10:01
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は16日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第21シードのニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)が3-6、7-5、6-4で第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を破り、マスターズ1000(ATP Masters 1000)で初の4強入りを果たした。
2024年05月17日 09:28
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は16日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)がともに勝利し、決勝で対戦することが決まった。
セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に並ぶ3度目の大会制覇を目指すシフィオンテクは、全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に6-4、6-3で快勝。サバレンカも第13シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)を7-5、6-2のストレートで下した。
シフィオンテクは26本のウイナーを放って4度のブレークに成功し、セレーナが11年前に成し遂げて以来となるマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)とイタリア国際の連続優勝に王手をかけた。これでガウフ戦は11戦10勝で、クレーコートでの連勝も11に伸ばした。
2021年と22年にイタリア国際を制しているシフィオンテクは「数字や歴史のことは考えていない」「一日一日をプレーしている。その方が楽で、より自由にプレーすることができる」と話した。
シフィオンテクとサバレンカは今月のマドリード・オープン決勝でも対戦しており、イタリア国際で初の決勝に駒を進めたサバレンカは再戦に向けて「イガとの試合はいつも以上に気合が入る」とコメント。「私たちの試合はいつも接戦で高いレベルになる。(決勝が行われる)日曜日はお互いのベストのテニスを披露したい」と意気込んだ。
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2024年05月16日 10:57
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は15日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-2、6-4で第9シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を一蹴し、準決勝に進出した。
全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカは、元全仏オープン(French Open)女王のオスタペンコにレベルの違いを見せつけ、激しい強打で相手に何もさせなかった。これでオスタペンコ戦は3戦全勝。準決勝ではダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)と対戦し、仮に勝てば、前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)決勝で激闘の末に敗れた世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)とのリベンジマッチが決勝で実現する可能性がある。
一方、今季限りでの引退を表明している第13シードのコリンズは、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)に6-4、6-3で快勝した。
コリンズはこれでWTA 1000初優勝を果たしたマイアミ・オープン(Miami Open 2024)から直近20戦19勝とし、その間唯一の黒星はマドリード・オープンの4回戦でサバレンカに喫したフルセット負けのみとなっている。
もう一つの準決勝ではシフィオンテクと世界3位のココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)が対戦する。WTA 250以上の大会で世界ランク上位3人が同時に勝ち残るのは、2013年の全仏オープン以来となっている。
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2024年05月16日 10:04
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は15日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、6-3で第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を下し、マスターズ1000(ATP Masters 1000)通算18度目の4強入りを果たした。
ズベレフは第1セット第3ゲームに転倒し、2年前の全仏オープン(French Open 2022)で重傷を負ったときのことを思い起こさせる心配な場面があったが、左手首や指を切りながらも試合を続行し、1時間半で勝利を収めた。
この日は「今季クレーでベストの選手の一人」だというフリッツに対して20本のウイナーを放ち、一度もブレークポイントを与えずにストレート勝ち。2022年の全仏オープン準決勝で転倒し、残りのシーズンを棒に振る足首の重傷を負った経験があるズベレフは、アクシデントを乗り越えての勝利は大きいと喜びつつ、転倒の影響については「まだ少し痛みがあるから、あすアドレナリンが落ち着いたら状態を確認する」と語った。
前日にダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)が敗退し、勝ち残っている中で最高ランクの選手となっているズベレフは、準決勝で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)と対戦する。
今大会でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破っているタビロは、張之臻(Zhang Zhizhen、ジャン・ジジェン、中国)に6-3、6-4で勝利し、26歳にして初のマスターズ準決勝進出を決めた。
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2024年05月15日 10:28
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は14日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6‐1、6‐3で第18シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)を下し、4強入りを決めた。
2024年05月15日 09:37
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は14日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に1‐6、4‐6で敗れ、早々に連覇の道を断たれた。
これまでツアー大会で連覇の経験がないメドベージェフはベストな状態からは程遠く、ポールに直接対決で初白星を献上した。
試合後にメドベージェフは「メンタル面でもっと良くならなければいけなかった。落ち着いて試合に集中し始めたのは終盤で、手遅れだった。正直言って残念。ここでもっと良い成績を残したかった」と述べた。
マスターズ1000(ATP Masters 1000)で初の8強入りを果たしたポールは、準々決勝で第7シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)との対戦が決まっている。
今大会では実力者が棄権、あるいは早々に敗退していることもあり、メドベージェフには大きなチャンスが訪れていた。しかし、世界ランク2位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と同3位のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が棄権する中で、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)や昨年準優勝のホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)、世界6位のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)らとともに大会から姿を消すことになった。
この隙を突きたい世界5位のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、ノーシードのヌーノ・ボルジェス(Nuno Borges、ポルトガル)を6‐2、7‐5で下し、次戦は第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)との対戦が決定。また、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)王者のステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)も6‐1、6‐2でアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を退け、第21シードのニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)との準々決勝に駒を進めている。
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2024年05月14日 11:20
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は4-6、6-1、7-6(9-7)で第16シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に勝利した。
両者の対戦は昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となったが、試合後には再びスビトリーナがサバレンカとの握手を拒否した。
前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否しており、この日もスビトリーナは試合終了後まっすぐにベンチへ向かった。
逆転勝ちを収めたサバレンカは準々決勝で、第10シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)と対戦する。
第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は、7-5、6-3でアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に勝利。今大会では1セットも落としておらず、3度目の大会制覇が本命視されている。
カタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)に続き、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制して今季のWTA 1000で3勝目を挙げているシフィオンテクは、準々決勝でマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)との対戦が決まった。
キーズは、環境活動家の妨害で一時中断した試合でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)を6-2、6-1で退け、勝ち上がりを決めている。
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2024年05月14日 10:34
テニスのイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)で13日、気候変動の抑制を訴える環境保護団体ラスト・ジェネレーション(Last Generation)のメンバーがコートに侵入し、2試合が中断を余儀なくされた。
伊ローマのスタディオ・ニコラ・ピエトランジェリ(Stadio Nicola Pietrangeli)で行われた女子シングルス4回戦では、マディソン・キーズ(Madison Keys、米国)が6-2、3-1でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)にリードしていた場面で、オレンジのベストを着た環境活動家が乱入してコートに液体や紙吹雪をまき散らし、警備員に連行された。
約30分でコートの清掃が終わった後、キーズは6-2、6-1で勝利を収め、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)との準々決勝に駒を進めた。
キーズは試合後、報道陣に対して「正直なところ、彼らがフェンスを越えてきたのを見た途端に『タックルしてやるべきかな?』と思った」と冗談を飛ばしつつ、「残念ながら、こういうことが少し日常茶飯事になり始めていたので、あのときは多少試合が遅れることになるだろうと判断し、とにかくコートから出て立て直そうと思った」と振り返った。
一方、男子ダブルスの試合が行われていた隣接のコート12でも、メンバー2人が乱入して液体や紙吹雪をばらまくハプニングがあった。
大会の広報担当者によると、少なくともメンバー1人が連行を遅らせるためにスタンド席の地面に接着剤で足を固定しようとしたため、警察の到着を待つ間、観客は避難させられていたという。その後、男子ダブルスの試合は再開された。
ラスト・ジェネレーションの活動家は3月にも、ローマ・マラソン(Rome Marathon 2024)を一時妨害し、警察に逮捕された。同団体はイタリア政府に対し、「気候変動で被害に遭っている全ての人々」のために、200億ユーロ(約3兆3600億円)の賠償基金を設立するよう求めている。
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2024年05月14日 10:04
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は7-6(7-5)、2-6、7-5でハマド・メジェドビッチ(Hamad Medjedovic、セルビア)との接戦を制し、連覇に向けて4回戦へ駒を進めた。
2024年05月14日 09:16
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、女子シングルス4回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂なおみ(Naomi Osaka)は、大会第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に2-6、4-6で敗れた。
第1子出産に伴うツアー離脱により現在世界ランキング173位に後退している大坂は、今季ここまでの最高成績となっているカタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)に並ぶ8強入りには届かず、3年ぶりのイタリア国際を後にした。
しかしながら、9日の2回戦では第19シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を下し、これまで一度もタイトルを獲得したことがないクレーコートでトップ20の選手から初白星を挙げるなど、今大会では収穫も得られた。
大坂は試合後、「ローマでのパフォーマンスには満足している。好調なプレーは久しぶり。というかクレーではこれほど良いプレーは一度もなかったと思うので、満足している」とし、「ここに来たときよりも、かなり自信を増して帰れるのは間違いない」と報道陣にコメントした。
大坂をわずか1時間24分で退けた鄭は、準々決勝で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に挑む。
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2024年05月13日 10:52
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、女子シングルス3回戦が行われ、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)覇者で大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-4、6-2で第32シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、16強入りを果たした。
4回戦ではエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となる対戦に臨む。前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否している。
イタリア国際で2度の優勝を誇る第16シードのスビトリーナは、第23シードのアンナ・カリンスカヤ(Anna Kalinskaya)に6-3、6-3で快勝し、サバレンカとの4回戦へ駒を進めた。
その他では、第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が第30シードのアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)を7-6(7-4)、6-0で下し、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)との4回戦へ駒を進めた。
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2024年05月13日 09:44
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は世界ランキング54位のルチアーノ・ダルデリ(Luciano Darderi、イタリア)を7-6(7-3)、6-2で退け、4回戦に進出した。
同日に世界1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)の前に2-6、3-6で敗退し、大会は混戦模様となっている中、その他では第8シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)や第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)が順当に16強入りした。
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