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2024年05月10日 00:02
現地時間5月9日、フランスで開催されたパリ五輪の大陸間プレーオフで、U-23アジアカップ4位のインドネシアがアフリカ予選4位のギニアと対戦した。 アジア杯では強豪の韓国を破るなど大健闘したインドネシアは、立ち上がりからギニアに押し込まれる展開が続くも、粘り強い守備でゴールを許さない。 しかし28分にカウンターを受けると、自陣ボックス内でスレーマンが相手を倒してしまい、PKを献上。これを元バルセロナのモリバに決められて先制点を奪われる。 45分には敵陣ボックス内でフリーになったストリックが決定機を迎えるも、シュートを打ち切れなかった。このまま1点ビハインドで前半を終える。 【PHOTO】アジアを制して喜びが爆発!歓喜に沸くU-23日本代表イレブンの笑顔を厳選!(Part1) 後半も劣勢のなか、60分にはCKの流れからチャンスを作る。左からのクロスに途中出場のデワンガが頭で合わせたが、惜しくもゴール右に外れた。 73分には、自陣ペナルティエリア内で相手にタックルにいったデワンガがファウルを取られて、またしてもPKを献上。さらにこの判定に猛抗議したシン・テヨン監督はレッドカードを受けて退席処分となる。しかし、ギニアがPKを失敗し、追加点は与えなかった。 それでも同点弾は奪えず、このまま0−1で敗戦。インドネシアはパリ五輪の最後の1枠を掴めず、68年ぶりのオリンピック出場を逃した。 勝利したギニアは、本大会のグループステージではA組に入り、開催国のフランス、アメリカ、ニュージーランドと対戦する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 17:43
中村俊輔は、手強い。
ある質問をする。最初はそれに答えてくれるが、徐々に話がそれていくことがわりと多い。言い方を変えれば、脱線する。それはそれで面白い内容なので、興味深く聞いていると、いつのまにか最初の質問の答えに帰結したりする。え、つながっていたの? と驚かされる。決して脱線はしていない。
思考が深すぎるのだ。俯瞰する世界の奥行が果てしない。質疑応答で到着点は見えているが、そこに至るまでのルートがいくつもある。A、B、C、D、E...。Aを進みながら、新しい道が見つかれば、そこを進んだりする。話しながら、あれもあるよ、これもあるよ、となる。そんなイメージだ。
もっとも、現役時代を振り返れば、さもありなん、だ。ピッチに立てば、状況に応じて戦略を組み立て直すのは当たり前。自分たちの強みをどう活かすかに集中し、実践する。あの手、この手で。相手の出方を確かめるために“エサ”をまくプレーも。即効性はなく、遠回りのように見えても、次のための布石を打つ。勝利という到達点を見据えて、常に最適解を探りながら振る舞う。
今は指導者となり、後進たちにも自身の経験を伝えようとする。
「たとえばボクシングで言えば、相手が明らかに格上だとして、自分は最初にジャブで様子を見る。すごい一発が来るけど、なんとか耐える。そうやってやりながら、相手が嫌がるところを探す。サッカーで言えば、なんかハイボールを嫌がっているな、とか。それで選手同士で、ちょっとあそこを狙ってみるかって。勝ちから逆算して、ゲーム中にそれをやる。急にカウンターを入れてみたり。カウンターを出せば、相手は中を閉じる。そうしたら外が空くから、外から攻めよう、とか。そういうのを瞬時に感じて、できるようになってほしいよね」
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
さらっと話すが、簡単ではないのではないか。そりゃ中村俊輔ならできるだろうけど、と思わず口に出してしまった。そんなリアクションも俊輔は想定済み。間髪入れずに「って言われたりもするけど、でも...」と、指導者としての想いを明かす。
「練習からコツコツと、ね。サッカーってこういうもんだよっていう、勝ちにもっていくための、大まかなものを知っていて、それができれば、たとえば移籍しても、どの監督さんのもとでも、違うサッカーにも合わせられるような気がする」
厳しいプロの世界をどう生き延びていくか――欧州を含め、6クラブを渡り歩き、活躍するために常にもがいてきた俊輔は、その術を知っている。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月20日 16:56
スコットランドリーグ3連覇を果たしたセルティックは、5月18日にリーグ戦最終節でセント・ミレンにホームで3−2と勝利した。2度にわたり先行されながら逆転し、優勝に花を添えている。
この日の試合は、タイトルを獲得してから迎えたホーム最終戦。お祭りムードのなか、試合後の古橋亨梧の様子を地元紙『Daily Record』が伝えた。
今季公式戦19点目となるゴールを決めた古橋について、同紙は「彼はファンの人気者であり、今季はその評判を強めた。彼がファンを愛しているのも明らかだ。自分の名前をチャントする全員に会おうと、集まったファンたちの周りを2周するまで立ち去ろうとしなかった」と、スタジアムを後にする際のサポーターとの交流を称賛している。
【動画】旗手のクロスから古橋が同点弾!リーグ最終戦で公式戦19点目
「セルティック・パークの外でのファンとの交流を終えたように思われたキョウゴだが、スタジアムの入り口まで走って戻り、またやり直したのだ。サポーターはすでに彼を愛しているかもしれない。だが、すべてのファンに感謝しようとする感動的な行動で、セルティック・サポーターの間でその評判はさらに高まるばかりだろう」
こうした振る舞いが、ファンから愛される所以なのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 16:35
「平常心で戦うことしか考えていませんでした」
2月24日の開幕節・川崎フロンターレ戦以来、約3か月ぶりの出場となった背番号9の働きが、勝利を引き寄せたと言っても過言ではないだろう。
5月19日、湘南ベルマーレはJ1第15節でアルビレックス新潟とホームで対戦し、2−1で勝利した。
湘南は前半、立ち上がりにいくつかのチャンスを作るも、徐々に相手に押し込まれる時間が増え、30分に先制を許した。35分には新潟のDFとGKの連係ミスのこぼれ球を拾ったルキアンが無人のゴールに流し込み、タイスコアとしたが、前半は狙いを出せたとは言い難い内容だった。
後半に向け、山口智監督がハーフタイムに打った一手は、FWディサロ燦シルヴァーノの投入だった。新潟戦が14試合ぶりの出場となった28歳は阿部浩之に代わってピッチに立つと、2トップの相方であるルキアンと縦に並ぶ形で相手のビルドアップを牽制。
守備のタスクをこなしながら、52分に自慢の左足で強烈なミドルシュートを放つと、60分には自らのパスが起点となり、ルキアンの決勝ゴールが生まれた。
攻守で存在感を発揮したディサロは、2点目のシーンをこう振り返る。
「ルキ(ルキアン)に入った時に前向きで良いフォローができた。本当は自分で打ちたかったけど、右足のミドルが決まる感覚がなかったので、相手を引き付けてから左右どちらかを使おうと思っていました。見えてなかったけど、(平岡)大陽の大外から(畑)大雅が上がってくるだろうなと思って、大陽の方を使った結果、ゴールにつながりました。相手のベクトルを折れたという意味でも、良かったのかなと」
【動画】ディサロのパスが起点、ルキアンの決勝弾
ディサロは今節に至るまで、難しい日々を過ごしていたはずだ。開幕戦での出場時間は90+1分からの数分間に留まり、翌節からベンチ外に。ルキアンや福田翔生(いずれも5ゴール)、鈴木章斗(3ゴール)や阿部(1ゴール)ら、同ポジションのライバルが結果を残すなか、ディサロはどんな想いでピッチを見つめていたのか。
「嬉しいが半分、悔しいが半分です。チームが勝つのは嬉しいけど、同じポジションの選手が活躍するのは歯がゆい部分もある。だからといって、他の選手にどう思うとかはなくて。自分に出番が巡ってきた時に、自分のプレーをするだけです。
いつ出ても戦える準備をしていました。練習でできたことしか試合で出せないので、取り組んできた結果が、今日ピッチで出せたかなと。身体的にはキツかったですけど、変な緊張はなく、すんなり試合に入れました」
昨季の湘南のエースで、大学選抜時代に交流のあった大橋祐紀(現・サンフレッチェ広島)に負けたくないと、覚悟を持って臨んだ今季は、思った通りのスタートではなかったかもしれない。ただ、新潟戦でのディサロのプレーは、今後の活躍を予感させるものだった。
次節のジュビロ磐田戦には、14節の柏レイソル戦でのレッドカードによる出場停止が明ける福田も帰ってくる。FW陣の熾烈な競争が巻き起こるなか、ディサロは出場機会を掴めるか。シーズン後半戦へ向け、湘南のエースナンバーに恥じない活躍に期待したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月20日 16:32
ラ・リーガ第37節が18日と19日に各地で開催された。
2024年05月20日 16:26
監督交代で出場機会は激増した。存在感と周囲からの評価も高まり、アシストも記録した。足りなかったのはゴールのみ。その唯一欠けていたピースを、鎌田大地は王者相手に埋めてみせた。
ラツィオは5月19日、セリエA第37節でインテルと対戦し、1−1で引き分けた。今季のリーグ戦で圧倒的な強さを見せて優勝した王者を相手に、鎌田は先制点となるゴールをあげている。
鎌田は前半33分にボックスの外から左足を一閃。鋭い弾道のミドルシュートで均衡を破った。鎌田のゴールは第3節ナポリ戦以来、約8か月半ぶりだ。
この日の鎌田はダブルボランチの一角ではなく、2列目で先発出場。ゴール以外にも、バレンティン・カステジャノスへのパスで決定機を演出するなど輝きを見せた。
このユーティリティ性が称賛され、イゴール・トゥドール監督からも評価されているのは周知のとおりだ。ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は、採点記事で鎌田に7.5点をつけ、「トップ下だろうが、MFだろうが、今の彼ならトゥドールがGKに起用しても輝くだろう」と賛辞を寄せている。
【動画】鎌田がインテル戦で決めた衝撃の左足ミドル弾!
『calciomercato.com』や『lazionews24』などとともに、同じく7.5点と評価した『Eurosport』は、「トゥドールの下でどれほどの成長か!」と、鎌田の躍進ぶりに感嘆した。
「日本人選手はお祭りモードのサン・シーロでも輝きを裏づけた。2列目で見事な出来。得点取り消しになった場面でカステジャノスにお膳立てし、エリアぎりぎりのところからヤン・ゾマーを打ち破るゴール。プレスでも大変な労力を費やした」
大手紙『Gazztta dello Sport』は7点をつけ、鎌田を「トゥドールによる革命だ」と表現。同じ7点をつけた『SportMediaset』は、「ゴールだけでなく、クオリティとパーソナリティのあるパフォーマンスで、トゥドール体制における大きな前進を裏づけた」と称賛している。
「ボール回しにおけるつなぎが確かで、2列目においてポジショニングのセンスで何度か重要なボール奪還のインターセプトを見せた」
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』も同様に7点とし、「あらゆる点で一線級の試合」と激賞した。
「ゴールは素晴らしかった。それ以外も、チームメイトとの連係も、質の高いボール回しでも、クオリティある試合をした。良かった。いや、最高だった」
チームは惜しくも鎌田交代後の失点で勝ちきれなかった。だが、鎌田の評価はより一層高まったに違いない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 16:18
マンチェスター・シティに所属するベルナルド・シウバのモデル妻、イネス・トマズさんが自身のインスタグラムで、その美貌を惜しげもなく披露した。
【PHOTO】ベルナルド・シウバの美人妻イネス・トマズ、魅惑のショット集をお届け!
「あなたとの思い出を作ることは、いつも私のお気に入り」と綴り、同じくモデルで妹のマリーナ・デグナーさんと、大胆なビキニ姿のショットを公開した。
この投稿にファンも反応。「きれい」「完璧だ」「可愛いがすぎる」「ゴージャスだ」「ワオ」「色っぽいなぁ」「なんて可愛いんだ!」といった声があがった。
シティは今季の最終節でウェストハムに勝利し、プレミア史上初のリーグ4連覇を達成。イネスさんは夫と子どもとともに、トロフィーの前で笑顔を浮かべる写真も投稿している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 16:05
今シーズン限りでチェルシーを退団するブラジル代表DFチアゴ・シウヴァが、サポーターに別れを告げた。
1984年9月22日生まれで現在39歳のT・シウヴァは、ミランやパリ・サンジェルマンなどでも活躍。2020年夏にフリー移籍でチェルシーに加入し、2020−21シーズンには念願だった自身初のチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げた。今季も主力としてチームを支え、公式戦38試合に出場して4ゴールを挙げる活躍を見せ、在籍4シーズンでは通算155試合出場で9ゴール4アシストを記録した。
そんなT・シウヴァだが、先月末に契約満了に伴い、チェルシーを退団することが発表。すでに2006年1月から3年間プレーしたフルミネンセへおよそ15年半ぶりに復帰することが決まっている。
そして、19日にはプレミアリーグ第38節(最終節)のボーンマス戦が行われ、ラストマッチとなったT・シウヴァはフル出場で2−1での勝利に貢献を果たした。試合後、同選手の退団セレモニーが開催され、サポーターからのチャントに涙を浮かべながら、次のように感謝を語った。
「初めに家族に感謝を伝えたい。ありがとう、愛しているよ。そして、皆にも感謝を伝えたい。特にマリーナ(・グラノフスカヤ前取締役)とフランク・ランパードの2人には感謝をしている。すべての選手、スタッフ、クラブ、皆にも感謝している。皆からのサポートに感謝しているし、この4年間で作った信じられないような思い出をありがとう」
「僕の今の夢は、2人の子どもたちがいつの日かあなたたちのためにプレーする姿を見ることだ。皆を愛している。寂しくなるだろう。バイバイ」
【ハイライト動画】チェルシーvsボーンマス
2024年05月20日 15:53
トッテナムは20日、今夏に行うアジアツアーの一環としてソウル・ワールドカップ・スタジアム(韓国)でバイエルンと対戦することを発表した。
2024年05月20日 15:30
19日、23-24シーズンのプレミアリーグ全日程が終了。マンチェスター・シティのリーグ4連覇で幕を閉じたプレミアリーグは年間得点王を発表した。
23-24シーズンの得点王に輝いたのは、27得点を挙げたマンCに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。
昨季、マンC加入初年度にもかかわらず、36ゴールを記録してリーグ得点王となったハーランドは今季も開幕から6試合で8ゴールと得点を量産。昨年末から年始にかけては負傷離脱により、5試合を欠場したものの、終盤戦に得点ペースを上げ、結果的に27ゴールを記録する形に。ハーランドはこれで、2年連続のプレミアリーグ得点王の座を手にしており、2年連続で充実のシーズンを送った。
一方で惜しくも2位となったのは、22得点でチェルシーMFコール・パルマーだ。昨夏にマンCからチェルシーへと活躍の場を移したパルマーだが、今季は22ゴールという圧巻の数字を残しており、今季のプレミアリーグで大きなインパクトを残した。
続く3位は21得点でニューカッスルのアレクサンデル・イサク。そして同率4位は、19得点でマンCのフィル・フォーデン、アストン・ヴィラのオリー・ワトキンス、ボーマンスのドニミク・ソランケとなっている。
2024年05月20日 15:18
23-24フランス・リーグ1は19日、第34節の試合が行われ、驚きの躍進を果たしたスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)が3-0でトゥールーズ(Toulouse)を下し、クラブ史上初の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を手にした。
3位リール(Lille OSC)との得失点差により4位で今季最終戦を迎えていたブレストは、後半にマディ・カマラ(Mahdi Camara)、ジョルダン・アマヴィ(Jordan Amavi)、ケニー・ララ(Kenny Lala)のゴールで快勝。するとリールは、終盤に同点ゴールを許してニース(OGC Nice)と2-2で引き分けた。
この結果3位に浮上したブレストはチャンピオンズリーグの本戦に進出し、4位に転落したリールが予選へ回ることになった。
これまでのリーグ戦最高成績が8位となっていたブレストは、欧州大会出場も初めてとなる。
パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が欠場する中、敵地でメッス(FC Metz)に2-0で勝利した。
今季限りで退団するエムバペはハムストリングに問題を抱えているため、ミッドウイークに行われたニース戦も欠場していた。
すでに今季のリーグ優勝を決めているPSGのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、エムバペに加えてウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)やジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)、マルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")らもチームに帯同させなかったが、カルロス・ソレール(Carlos Soler)と李康仁(Lee Kang-In、イ・ガンイン)のゴールで白星を飾った。
チームは来週行われるオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とのフランス杯(French Cup 2023-24)決勝を控えており、エムバペはそこでPSGでの最後の試合に臨むとみられている。
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2024年05月20日 15:10
19日、23-24シーズンのプレミアリーグ全日程が終了。マンチェスター・シティのリーグ4連覇で幕を閉じたプレミアリーグは、年間で最も多くのアシストを記録した選手に贈られるプレイメーカー・オブ・ザ・シーズンの受賞者を発表した。
同賞を受賞したのは、アストン・ヴィラに所属するイングランド代表FWオリー・ワトキンスだ。
今季19ゴール・13アシストを記録したワトキンスは、今季4位で終えたアストン・ヴィラの来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。13アシストは同リーグ最多アシストとなり、チェルシーのコール・パルマーやマンCのケビン・デ・ブライネらを抑え、プレイメーカー・オブ・ザ・シーズンに輝いた。
17-18シーズンに設立されたこの賞は過去にデ・ブライネが3度受賞。その他にも、エデン・アザールやモハメド・サラーといったプレミアリーグの名選手が獲得した過去があり、名誉ある賞である。
今季クラブと共に充実したシーズンを送ったワトキンスだが、今夏にドイツで開催されるEURO2024のイングランド代表メンバーにも選出される可能性が高い。イングランド代表には長年ハリー・ケインがエースとして君臨しているが、ワトキンスがその座を奪う日もそう遠くはないだろう。
2024年05月20日 15:07
今シーズン限りでブライトンを退任するロベルト・デ・ゼルビ監督が、今後の予定は決まっていないことを明かした。
2024年05月20日 14:25
23-24スペイン1部リーグは19日、第37節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)に4得点を奪われ、ビジャレアル(Villarreal CF)と4-4で引き分けた。
6月1日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝に向けて準備を整えているレアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、控え選手中心のメンバーを組んだが、14分に19歳アルダ・ギュレル(Arda Guler)のゴールで先行すると、30分にはホセル(Joselu)の得点でリードを広げた。
ソーロートに1点を返されたものの、レアルは直後にルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が3点目を決め、さらにアディショナルタイムには再びギュレルが得点を挙げた。
それでもソーロートは48分、52分と立て続けにゴールを決めてハットトリックを達成。さらにその4分後には見事なチームプレーから同点ゴールを決め、23ゴール目でリーグ戦得点王争いの単独トップに浮上した。
アンチェロッティ監督は「(失点については)心配していない。非常にオープンな試合で、攻撃的なサッカーをしていたから、必要以上に失点してしまったかもしれない。だからと言って何も変わらない。(チャンピオンズリーグの)決勝がこうなる必要はない」と述べた。
一方でFCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でラージョ・バジェカノ(Rayo Vallecano)を下し、2位の座を確定させた。
クラブ通算50戦目となった16歳ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)のアシストからロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が先制点を決めたバルセロナは、さらにペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri')が2ゴールを挙げた。
レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は2-0でレアル・ベティス(Real Betis)に勝利し、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)出場権を確保。ブライス・メンデス(Brais Mendez)の完ぺきなFKで先制するとミケル・メリーノ(Mikel Merino)が追加点を決め、6位の座を確定させた。
アブデ・エザルズリ(Abde Ezzalzouli)のPKがセーブされ、アヨセ・ペレス(Ayoze Perez)のゴールが取り消されたベティスは、7位にとどまりヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)への出場が決まった。
18位のカディス(Cadiz CF)は0-0でラス・パルマス(UD Las Palmas)と引き分け、降格が決定した。
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2024年05月20日 14:17
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今シーズン限りで退任するユルゲン・クロップ監督への感謝を口にした。19日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。
クロップ監督はプレミアリーグ第38節(最終節)を前に、「マンチェスター・シティで何が起ころうと、グアルディオラが世界最高の監督であることが本当に重要だ」と長年熾烈な優勝争いを繰り広げたライバル関係であるグアルディオラ監督への敬意を示していた。
そして、最終節でウェストハムに3−1で勝利してマンチェスター・シティが前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成した試合後、退任するクロップ監督に向けて言葉を求められたグアルディオラ監督は「彼がいなくなるのはとても寂しいよ」と語りつつ、涙を堪えながら、次のように続けた。
「ユルゲンは私の人生にとって本当に重要な存在だ。彼は私を監督として新たなレベルに引き上げてくれた。私たちはお互いを信じられないほど尊敬している」
「彼が戻ってくると感じているし、彼の言葉には感謝もしている。彼はこのクラブが多くのものを私に与えてくれていることも知っている。そうでなければ一人では達成することができないからね。私は十分にそのことを理解している」
「彼のチームが私を助けてくれたし、私の人生において大きな競争相手でもある。他のチームでは見つけることができる破り方を彼ら相手には見つけられなかった。彼がいると本当に難しかった」
「ミケル(・アルテタ)はその功績を引き継いで、私たちを次のレベルに引き上げてくれると確信している。私は彼(クロップ)の幸運を願っているし、彼の最後の試合が特別な試合になったことを願っている。彼はそれに値しているからね」
【ハイライト動画】リヴァプールvsウルヴァーハンプトン
2024年05月20日 13:14
今シーズン限りでリヴァプールを退任するユルゲン・クロップ監督が、別れのメッセージを送った。19日、クラブ公式サイトが伝えている。
プレミアリーグ第38節(最終節)が19日に行われ、リヴァプールはウルヴァーハンプトンと対戦。34分にアレクシス・マック・アリスターのヘディング弾で先制すると、40分にはジャレル・クアンサーが追加点を挙げ、2−0で勝利を収めた。なお、遠藤航はフル出場を果たしている。
2015年10月からリヴァプールを率いてきたクロップ監督は、2018−19シーズンにはチームを14年ぶり6度目のCL制覇に導いたほか、翌2019−20シーズンにはプレミアリーグで30年ぶりの優勝を成し遂げるなど、これまで合計8つのタイトルを獲得してきた。そんななか、今年1月に突如今シーズン限りで退任することを発表し、約9年間続いた長期政権の幕を迎えることとなった。
本拠地『アンフィールド』での今季最終戦を終えた試合後、クロップ監督はサポーターらに向けてスピーチを実施。「完全に驚いている。正直言うと、もうボロボロになっているかと思ったけど、そうではなかった。とても嬉しいけど、信じられないね」と語り始めながら、これまでの感謝を口にした。
「皆のこと、雰囲気、試合、この家族の一員であること、この日をどのように祝ったのかをとても嬉しく思っている。本当に信じられないことで、本当にありがとう。終わりという感じではなく、ただ始まりのように感じる。なぜなら、今日のチームは才能に満ち、若さに満ち、創造性に満ち、欲望に満ち、貪欲さに満ちたプレーをしているのを見たからだ。それは成長の一部であり、明らかに必要なものでもある」
「しかし、明らかに数週間前から注目されすぎていて、とても心地よくはなかった。それでも、今回はたくさんのことに気づくことができた。人々は私に懐疑的な者から信者に変えたと言った。それは真実ではない。信じるということは積極的な行動であり、自分たち自身で行う必要がある。私はただそうしなければならないと言った。それができたことが大きな違いだ」
「今では信じることをやめろという人はいない。それはこのクラブがこれまで以上にいい時期にあるからだろうか? もしかしたら、最高かもしれないけど、それはケニー(・ダルグリッシュ)に聞かなければならないね! だから久しぶりという風に言わせてもらおう」
「私たちには素晴らしいスタジアムと、素晴らしいトレーニングセンターがあり、世界のサッカー界でも大きな力を持つあなたたちもいる。心配なのか、楽しみなのか決めるのは私たちだ。信じるか信じないかを決めるのも私たちだ。そして、今日から私は皆さんの一人であり、皆さんを信じ続けていく。100パーセント信じ続けるよ」
「私は今からあなたたちの一人で、心からあなたたちを愛している。私のジャンパーには『愛情をありがとう』、『I will never walk alone again(一人ではもう歩かない)』と書かれている。本当にありがとう! あなたたちは世界で最高の人々だ。ありがとう!」
【ハイライト動画】リヴァプールvsウルヴァーハンプトン