2024年05月10日 21:17
「ヤクルト1−2巨人」(10日、神宮球場) 高津ヤクルトが投手戦に惜敗。試合後の高津監督は少ないチャンスをつかみきれなかったことへ唇をかんだ。 巨人のエース・戸郷に完敗だった。7回まで投げられると、3四球を選んだもののわずか1安打に封じ込められた。戸郷の前にイニングの先頭打者の出塁はいずれもできず、得点圏に走者を進めることができたのも2度のみ。試合後の高津監督は「四球とか失策とか、相手のミスを点につなげられなかった。スコアリングにいったから1本出るかと言ったらそんなに簡単な投手ではないですけど、そういうところを生かすことができなかったですね」と振り返った。 また2点を追う八回には2番手以降の中継ぎ陣を攻め、2死二、三塁から捕逸の間に1点を返した。その後も2死満塁と好機をつなげ、長岡に打席は回ったが三直に倒れた。 反撃するもあと一歩及ばず、試合はそのまま惜敗。高津監督は「あと一歩が難しいところだと思いますけど、ああいう次につないで粘って攻撃していく、そういうイニングが早い回にほしかったですね」と終盤まで好機らしい好機を作れなかったことに肩を落とした。
2024年05月21日 05:46
キャンプで右肩の張りを訴え…ILで開幕を迎えた
メッツの千賀滉大投手が20日(日本時間21日)、上腕三頭筋の張りで予定されていたブルペン投球を回避したと、MLB公式サイトのメッツ番アンソニー・ディコモ記者が報じた。
千賀はメジャー2年目の今季、スプリングトレーニング中の2月に右肩の張りを訴え、米ニューヨークでPRP注射を打ち、治療に専念していた。開幕投手の大役に期待がかかっていたが、3月25日(同26日)に15日間の負傷者リスト(IL)入り。その後、60日間に移行された。
メッツは現在、21勝25敗でナ・リーグ東地区4位となっている。昨季12勝を挙げた右腕の早期復帰が期待される。(Full-Count編集部)
2024年05月21日 05:01
阪神の岡田彰布監督(66)が20日、21日からの広島3連戦(マツダ)を前に新神戸駅で取材に応じた。以下、岡田監督との一問一答。
◇ ◇
−床田とは4度目の対戦。
「(対戦する投手は)全部村上やな。火曜日やから、しゃあないわな。村上が勝っとるんか」
−村上の2勝1敗。
「防御率もええ勝負やな」
−前回は自責点0で村上が負けた。
「ああそうや、自責0で負けたんやな」
−広島がいつか浮上してくると想定していた。
「去年も2位やろ。メンバーも若いのが多いから。(監督が)新井になってからガラっと変わったからな」
−青柳が登板予定だった24日が空いている。
「(ローテ)6人でスタートしたけど、言うてるやん、8人、9人は用意しとかなあかん。そこに入れるだけやんか」
−2軍では西純も好投している。
「そんなに名前出して、どないして使うんよ。2軍でなんぼええ言うても、すぐ(1軍に)上げへんよ。開幕に合わせて1軍のメンバーに入ったピッチャーが頑張ってて、悪なかったらそんなん代えられへんて。だからほんとに悪かったんは伊藤(将)な、めちゃくちゃ悪ないけど、何かこう重苦しいピッチングしてた青柳な。そのくらいじゃないと下(2軍)から代えられへんやん」
−ビーズリーもチャンスをものにした。
「ビーズリーなんか無失点で2軍で待っとったわけやからな。それであんなピッチングしたら、そんなんもう、使わざるを得ないやんか。だからピッチャーの入れ替えの方がし烈と思うよ」
2024年05月21日 05:01
21日・広島戦(マツダ)で先発する阪神・村上頌樹投手(25)が20日、プロ入り後初対戦となる東洋大の先輩・末包と、「打者・床田」をキーマンに挙げた。甲子園での投手指名練習で、1・5差に迫る2位との首位攻防3連戦の初戦へ向けて最終調整。勢いに乗る大砲と、打者顔負けの打撃を見せる左腕を封じて首位固めに貢献する。
村上は19日・広島−巨人戦をインターネットの速報でチェックして驚いた。初回に3点を先制された広島が、直後の攻撃で4点を奪って逆転。「なんやこの試合と思って。すげえな、と」。詳細を見ると、逆転3ランを放ったのは末包だった。
東洋大の先輩は同戦で3安打。打率・370と絶好調だ。右腕は大学時代を回想して「勢いづいたら止められない人なので。気をつけてしっかり低くコースを狙ってやっていけたら」。チームメートとしてプレーしたからこそ警戒心を強めた。
2人の縁は深い。大学時代の寮は2人部屋で、2学年上の末包が「部屋長」だった。村上は「よくしてもらった」と振り返る。プロ入り後のやりとりも「多い方ですね」と今でも慕う先輩だ。
末包が1軍昇格した8日の阪神−広島戦(甲子園)の試合前にはあいさつへ。「打つ、みたいな感じで言われました」。強気な先輩に対して「自分が初戦なので、きっぱり切ればこの3連戦も大丈夫と思う。プロではしっかり結果で(恩を)返したい」と力を込めた。
今季の広島戦登板は早くも4度目で、対戦成績は2勝1敗、防御率0・39。相性はいいが末包とともにもう1人、警戒する打者がいる。4度目の投げ合いとなる床田だ。
前回対戦した7日は五回に変化球を交えながら、7球目のカーブを右前に運ばれた。「全部本気で抑えにいったけどファウルを打たれてカーブをうまく打たれて、なんでや…と思って。すげえなと」と苦笑いを見せた。
通算被打率は・375(8打数3安打)で今季は7打数2安打で被打率・286。「ファンの皆さん、あんまり気づいてないかもしれないけど、床田さんは野手並みなんで。野手9人がいると思って投げたい」。2人のキーマンを抑えて打線を分断し、3勝目をつかむ。
◆今季4度目のマッチアップ 村上が広島・床田と投げ合うのは今季4度目で通算5度目。ここまでの今季3度は村上が2勝1敗、通算でも3勝1敗とリードしている。また、『打者・床田』との対戦成績は通算被打率・375(8打数3安打)、今季被打率・286(7打数2安打)。
2024年05月21日 05:01
22日の広島戦(マツダ)に先発する阪神の大竹耕太郎投手(28)が20日、好相性のマウンドで快投を見せる意気込みを示した。
2024年05月21日 05:01
阪神の岡田彰布監督(66)が20日、新神戸駅で取材に応じ、21日からの広島3連戦(マツダ)を前に新井監督の手腕に一目置いた。広島は巨人に同一カード3連勝で2位に浮上。岡田監督は敵将に対して「巨人に3連勝するやり方、聞かなあかんわ。どないして3連勝できるかな。明日聞くわ」と白い歯をこぼした。
言葉は軽妙だが、決して侮ってはいない。19日の試合で巨人・高橋礼に対して左打者を並べた中、右打者の末包が決勝3ランを放ったことに触れ、「よお末包使ってたよな」と“新井采配”に驚きを隠さなかった。
末包については「スコアラーが見とるけど、それほどマークせなあかんいう感じじゃないけどな」と意に介する様子ではなかった。一方で「悪かった者の調子が上がってるというのはあるやんか。坂倉とか」と、巨人との2試合で本塁打を含む6安打を集めた左打ちの捕手を警戒した。
交流戦までの残り6試合は2位・広島、3位・巨人との上位対決が待ち受ける。首位の阪神だが広島には2勝4敗1分けとセ・リーグで唯一負け越している。首位決戦で一気に突き放したいが「勝負やのに(試合前から)勝てるなんか一切考えてない」と気負いはない。先発で送り出す村上、大竹らにも「普通に投げたらいいんちゃう」と全幅の信頼を置いた。
広島3連戦を終えると甲子園に巨人を迎える。新井監督から宿敵の“必勝法”を授かれば、交流戦前の首位固めも見えてくる。
2024年05月21日 05:01
日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)との事務折衝が20日、都内で行われ、保留制度についても話し合った。既に高校出身選手が7年、それ以外の選手は6年で権利を取得できる国内FA権取得年数の1年短縮について議論を進めてきた。145日で1年とカウントされている出場選手登録日数を増やす案も出ている。
日本プロ野球選手会では、FA制度の見直し案について各球団の選手会役員に意見を聞いている最中だが、森事務局長は選手から「あまり変わった感がない」と難色を示す声も上がっていると明かした。今後も慎重に議論を行う。
2024年05月21日 05:01
出場選手登録を抹消されている阪神・青柳晃洋投手(30)が、交流戦開幕カードとなる30日・日本ハム戦(甲子園)での復帰登板が有力となっていることが20日、分かった。
17日のヤクルト戦(甲子園)は6回5安打4失点で3敗目を喫した。同戦後に岡田監督は「もう今度はあれや、もう交流戦や。次、当たるの巨人やん。(苦手な)左(打者)ばっかりやろ」とローテ通りなら先発予定だった24日・巨人戦(甲子園)を飛ばすことを明言。18日に出場選手登録を抹消した。
青柳は27日から再登録が可能となる。28日からの日本ハム3連戦は初戦から村上、大竹が登板する見込み。右腕は開幕からローテを守り続けている2人の後を受け、第3戦を任されることが濃厚だ。
2024年05月21日 05:01
「関西学生野球、関学大4−1同大」(20日、南港中央野球場)
3回戦1試合が行われ、関学大が同大に4−1で勝利して勝ち点4とし、黒原拓未投手(現広島)を擁した2021年春以来6季ぶり16度目(旧リーグを含む)の優勝を果たした。
2024年05月21日 05:01
日本ハムがエスコンフィールド開業1周年記念で着用した黒いユニホームを、8月23日のソフトバンク戦(エスコンフィールド)から9月4日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)までの10試合で、期間限定で復活させる。“黒ユニ”は4月5日から21日までのホーム8試合で着用。5勝2敗1分けと好成績を収めており、優勝を争うペナント終盤をゲンのいい黒装束で臨むことになる。
新庄監督は「決まりました!8月の終わりから9月にかけての10試合、着させてもらえるようになりました」と喜んだ。
“黒ユニ”は背面にエスコンフォールドをデザインされたもので、新庄監督もお気に入り。着用最終戦となった21日の試合後、「このユニホームをビジター用にしたいなと思って」と球団側に求めていた。ビジター用にはならなかったが、再び期間限定で着用できる。「ビジターでもホームでも。一応、僕の意見は通してもらいました」と笑みを浮かべた。
万波はかつて「ぼくは気に入っていますし、いいんじゃないですか?カッコイイですよね。エスコンを背負って戦う感じで」と話すなど、選手の評判も高い。ペナントを占う終盤の10試合。新庄監督は「あれを着ることによって気分転換にもなるしね。なんか強い雰囲気。ずっとこの調子でいけば、さらに強く見える」とニヤリ。黒装束でラストスパートをかける。
2024年05月21日 05:01
阪神の森下翔太外野手(23)が20日、「やっぱエース級を打たないと意味ないと思うんで、打っていきます」と21日の広島戦(マツダ)の先発・床田撃ちを誓った。
昨季の対戦打率は・273(11打数3安打)で、節目のシーズン10号を左腕からマーク。今季は対戦打率・111(9打数1安打)と苦戦を強いられているが、前回7日の対戦で二塁打を放ち、今季初安打とした。
19日のヤクルト戦では10日以来の3番に入って1安打。今季は1番や6番、7番でも出場しているが「やっぱり上の方は打ちたいですけど、どの打順でも特に変わらない」とぶれない姿勢を示した。どの打順でも「最初の打席をしっかりいけるように準備する」と、心強い強打者が虎の勝利をたぐり寄せる。
2024年05月21日 05:01
オリックスは20日、夏のイベント「Bs夏の陣2024 supported by SAMTY」(8月2〜4日・ロッテ戦、同6〜8日・西武戦、同13〜15日・楽天戦、同16〜18日・日本ハム戦の全12試合)で着用するユニホームを発表した。
オールブラックデザインでロゴや背ネーム、番号部分が金色の配色。モデルを務めた紅林弘太郎内野手は「本当にカッコイイ。早く試合をしたい」と話した。
2024年05月21日 05:01
21日のヤクルト戦(神宮)で先発するDeNAの助っ人左腕アンソニー・ケイ投手が、“村上封じ”を誓った。
2024年05月21日 05:01
巨人の菅野智之投手(34)が、交流戦前最後の一戦となる26日・阪神戦(甲子園)に先発することが20日、有力となった。体調不良を訴えて16日に抹消されたが、症状も回復。交流戦まで残り5試合で阿部監督は「5割」を目安にする考えだ。
「とにかく五分で交流戦に入れたらいいかな。貯金なんてワガママは言わないよ」
中日、阪神との5試合では「2勝3敗」がボーダーとなる。広島に3連敗で3位に転落した中、今季6試合に投げ、4勝無敗で防御率1・37の菅野の復帰は好材料だ。
指揮官は「無理をさせても仕方がない」と慎重に状態を見極めていくが、右腕はこの日の投手指名練習でキャッチボールなどを行い「回復したので大丈夫です」と話した。その上で「最善を尽くします。その(投げる)つもりで調整しているので。きっと大丈夫だと思います」と力強かった。
2024年05月21日 05:01
巨人の育成選手だった立岡宗一郎外野手(34)が、支配下に復帰することが20日、分かった。
21日に再登録後、同日の中日戦(東京ドーム)で1軍昇格する予定。3連敗と苦しむチームに経験豊富なベテランが加わる。22年シーズン中に左膝前十字靱帯を損傷。再建手術を経て同年オフに育成再契約。昨季は1軍出場がなかった。2軍戦では今季、開幕から27試合に出場。4盗塁、打率・256など、攻守で安定した成績を残していた。
2024年05月21日 02:24
大谷と並び本塁打トップ…打点はリーグ最多41
■ブレーブス ー パドレス(日本時間21日・アトランタ)
ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が20日(日本時間21日)、本拠地・パドレス戦で13号ソロを放った。ナ・リーグ本塁打数でトップに立つドジャース・大谷翔平投手に並んだ。
「3番・指名打者」で出場したオズナは、3回に無死から左翼席へ13号ソロを放った。打球速度105.6マイル(約169.94キロ)、飛距離411フィート(約125.3メートル)、角度35度だった。
オズナの本塁打は8日(同9日)の本拠地・レッドソックス戦で1試合2発を放って以来、9戦ぶり。久々の一発で本塁打、打点(41)の2冠に再浮上した。(Full-Count編集部)