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2024年05月24日 05:01
「広島1−2阪神」(23日、マツダスタジアム) 接戦を制して阪神は広島との首位攻防戦を勝ち越し。貯金を今季最多7とし、ゲーム差を2・5と広げた。以下、阪神・岡田彰布監督との一問一答。 ◇ ◇ −最後は中野の大きなプレーだった。 「まあ、松山やったからな。ゲッツー態勢、外野フライで同点はしゃあない。同点まではオッケーと思ってたからな」 −七回は失策と内野安打で1点取れた。 「先頭な、ミエセスが四球を選んだからな。あれはやっぱり大きかったよ。1−0やったら全然分からん、この展開的にな。チャンスをつぶしてるわけやから」 −追加点取るなら七回だと。 「そらな、打順が上位にくるからな」 −(八回は)代打が右の二俣だった。 「もう石井には、右(の代打)やったら1人いくって言うてあったからな。こっちの予定通りやったよ」 −セ・リーグ通算1万試合だった。 「あーそう、そんなん知らんわ。いつも後から聞くだけやで」
2024年06月26日 08:45
全体の半数近い割合のチームが、交流戦とシーズンの“2冠”を達成
楽天が、球団創設20年目にして初の交流戦優勝を果たした。パ・リーグでは過去にロッテ、日本ハム、ソフトバンク、オリックスが優勝しており、5球団目の王者が誕生したことになる。では、交流戦で優勝した球団が最終的にレギュラーシーズンで残した成績は、いったいどのようなものだったのだろうか。
2023年までにパ・リーグの球団が優勝した回数は13度。そのうち半数近くの6チームが同年にリーグ優勝を果たしている。また、交流戦優勝を果たした年にAクラスに入ったケースは実に9度と、リーグ戦でも好成績を収めた例が多い。
とりわけ、2011年以降における7つの優勝チームのうち6チームが1位か2位と、近年に入ってからはより成功例が多くなっている。その大半が黄金期を迎えていたソフトバンクだったという点は勘案する必要がありそうだが、2021年のオリックスも同様の傾向を見せ、見事にリーグ優勝を飾っている点は興味深い。
パ・リーグで交流戦優勝を果たした経験を持つのは、ロッテ、日本ハム、ソフトバンク、オリックス。そして、この4球団はいずれも、交流戦で優勝した年にリーグ優勝を果たす“シーズン2冠”を達成している点も特筆すべきだ。長年苦しんでいたチームを、タイトルが大いに勢いづけた例も複数存在
さらに、2005年のロッテは31年ぶり、2021年のオリックスは25年ぶりと、交流戦での好成績が久々のリーグ優勝につながった例も存在する。こうした成功例は、長きにわたって優勝から遠ざかっていた球団にとっては、交流戦の結果が大いにチームを勢いづけることもあるという事実を示すものでもあるだろう。
また、交流戦の試合数が現在よりも多かった2014年以前は、レギュラーシーズンに及ぼす影響が今以上に大きかったと考えるのが自然だろう。しかし、2015年以降の交流戦優勝チームも全て1位か2位に入っているという事実は、試合数が減った現在においても、大きな影響を与えていることの証左となっている。
パ・リーグの球団としては3年ぶりの優勝を飾った楽天も、残るシーズンでさらなる躍進を遂げる可能性は大いにありそうだ。若き指揮官が率いるチームが、球団史上初となる交流戦のタイトルを得たことによってさらなる成長を見せるか。レギュラーシーズン再開後の戦いぶりには、要注目となることだろう。(「パ・リーグ インサイト」望月遼太)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2024年06月26日 08:00
● DeNA 2 − 3 巨人 ○
<9回戦・新潟>
巨人・門脇誠が“1つ先を狙った走塁”が貴重な追加点に繋げた。
門脇は2−1の9回一死走者なしの第4打席、坂本裕哉が2ボール1ストライクから投じたストレートをレフト前に安打を放つと、スピードを緩めることなく一気に二塁を陥れる好走塁。続く代打・長野久義のセンター前安打で3点目のホームを踏んだ。
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた野村弘樹氏は、「普通でいけばレフト前なんですけど、門脇の足ですよね。筒香がレフトというところで、そこも頭に入っている中での走塁ですから、一塁を回る時に一切スピードを緩めませんでしたね」と絶賛した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月26日 08:00
「阪神0−1中日」(25日、倉敷マスカットスタジアム)
好投の阪神・才木浩人投手は八回2死から連打を許し8回1失点で2敗目。デイリースポーツ評論家の西山秀二氏は、梅野隆太郎捕手の配球を指摘した。
◇ ◇
才木の1巡目の投球を見て、梅野は何を感じていたか。私の目から見れば、タイミングが最も合っていたのが板山で、龍空にはスイングの強さがあった。才木と小笠原の投手戦。打撃に課題を抱える両チームなだけに、今日は1点勝負になりそうだという嗅覚が働いたかどうか。
四、六回にいずれも1死無走者で板山を迎えた場面の配球は外中心で、最後はともに直球を中前打された。ここに大きな意味がある。
八回2死三塁の第4打席で、急に内角を使い出したが、私に言わせれば時既に遅し。内角球を使って攻めているように見えるけど、実は手詰まりで、もう投げる球がなくなっていた。しかも、才木は100球を超えていたし、要求通りに投げるのが徐々に難しくなり始める場面だ。
内角球を使うのであれば、四、六回の場面で要求するべきだった。板山の足元に食い込んでくるカットボールを投げたり、体の近いところに強いボールを投げるべきだった。
梅野のリードが悪かったと言うときつい言い方になるが、そういうこと。その場面だけでなく、先々のことを考えたリードが必要。四、六回に内角球を使っていれば、八回の結果は違うものになっていただろうし、才木も、もっと楽に投げられていたはずだ。
2024年06月26日 08:00
「広島3−0ヤクルト」(25日、マツダスタジアム)
隙を逃さず、一気に攻めた。
2024年06月26日 08:00
「広島3−0ヤクルト」(25日、マツダスタジアム)
広島が3週間ぶりの本拠地での試合を快勝。2位・阪神とのゲーム差を3に広げた。中12日の先発・森下は91球無四球の“マダックス”で今季初完封の6勝目。バットでも今季2度目の猛打賞をマークした。新井監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
(テレビインタビューで)
−雨の中、森下投手が好投。6連戦初戦に指名した思いは。
「彼に期待するものは、たくさんありますので。今日は100%以上応えてくれましたね」
(ペン囲み)
−四回1死で一走・小園が投球前にスタートを切った。結果的にけん制に誘い出されて盗塁死。
「こちらからは『際(きわ)を攻めて行け』と言っている。本当、少しのところだと思う。もう少し(タイミングが)遅かったら(二塁に)いけていると思うし。また次、思い切って行ってほしいです」
−同じ四回は2死一塁で菊池が右中間二塁打。一走・堂林が本塁突入ではなく三塁ストップとなった場面について。
「(三塁)コーチャーも100%の(正確な)判断というのはできないから。アカ(赤松外野守備走塁コーチ)はいつもいい準備をしてくれている。またいい準備をして次の試合に臨んでほしいと思います」
2024年06月26日 07:50
オリ・宇田川らをプロへ…仙台大・森本吉謙監督が“成果物”と語る伸びしろのポイント
多数の投手を地方大学からプロに送り出している指導者は、選手のどの部分に“伸びしろ”を感じるのだろうか。今春の仙台六大学リーグを無敗で制し、全日本大学選手権に出場した仙台大の森本吉謙(よしかた)監督は、これまで熊原健人(元楽天)、馬場皐輔(巨人)、大関友久(ソフトバンク)、宇田川優希(オリックス)ら150キロを超える好投手をプロに輩出してきた。無名の選手の伸びしろを見抜く上でのポイントがあるという。育成年代に大切にしてほしいことも含めて話を聞いた。
森本監督は、筑波大のコーチを経て、2004年に仙台大の監督に就任。2014年春のリーグ戦で67季ぶり3度目の優勝を果たすと、今春は10勝0敗で2季ぶりの奪冠。優勝回数も東北福祉大(76回)、東北学院大(18回)に次いで、2桁の10回に到達した。今年から侍ジャパン大学代表のコーチも務めており、来年ドラフト候補の最速152キロ左腕・渡邊一生(3年)を自チームから代表に送り出すなど、その指導法には定評がある。
森本監督は、まず高校生投手をスカウティングするにあたり、大切なこととして「腕の振り」を挙げる。
「インスピレーションに近いのですが、単純に腕の振りを大切にしています。それがその投手の最終的な“成果物”だと思っていて、実際に球速が出ずに、まだまだの状態であっても、腕の振りに魅力があるということは、下半身の使い方であったり、軸足の使い方がしっかりしているので、そういったことは見ていますね」
腕をしっかり振るというのは、簡単なようで難しい。直球を投げる時は力強く振れていても、変化球で緩むケースも多く、打者にとっては球種が読みやすい。また、変化球にばかり頼っていると直球の走りが悪くなることもある。育成世代から小手先に走らず、強いボールを投げる意識が大切になると語る。
「ジュニアの頃からあまり突飛なことはしないで、基本的な運動能力をしっかりと磨いて、そこから土台を作っていってほしいです。特に投げることに関しては、一度悪い癖が身につくとなかなか難しくなってきます。単純に体を使って投げられるとか、そういうところがおろそかになってしまうと、取り返しがつかない部分も出てきます」中日・辻本は6秒フラット…野手についての評価は「スピード」
野手に関して評価するのは「スピード」だ。昨年主将を務めた辻本倫太郎内野手(中日)は、50メートル6秒フラットの俊足を武器に、遊撃で広い守備範囲を誇った。投打で圧倒的なタレントが揃う東北福祉大と台頭に渡り合うために、高い機動力と守備力を持った野手が必要不可欠だ。
「もちろん打てるのも大事なのですが、仙台大の野球の特徴で言えば、スピードがある、ないというのが大きなポイントになってきます」
仙台大での戦いぶりは、国際大会に通じるものがある。侍ジャパン大学日本代表は7月に開催される「プラハベースボールウイーク」及び「ハーレムベースボールウイーク」に出場。森本監督はコーチとして、堀井哲也監督(慶大監督)をそばで支える。これまでに培ってきた経験は、必ずや大学侍の糧となるはずだ。(内田勝治 / Katsuharu Uchida)
2024年06月26日 07:40
人気声優の駒形友梨さんがベルーナDでセレモニアルピッチを行った
■西武 1ー0 日本ハム(25日・ベルーナドーム)
人気声優の駒形友梨さんが25日、ベルーナドームで行われた西武-日本ハム戦のセレモニアルピッチを務めた。168センチの長身から投じられた一球に、球場は歓声に包まれた。西武も1-0で接戦をものにし、ファンは早くも「勝利の女神」と称えている。
背番号25の西武ユニホームにゆったりしたブルーパンツで登場。場内アナウンスに両手で大きく丸を作り、準備OKの合図を送り、緊張の一投。山なりのワンバウンドで捕手のミットに収まると、スタジアムは温かい拍手に包まれた。
駒形さんは試合開始前にはビジョンにも登場。イニング間イベント「バズーカタイム」や「ライオンズラッキーセブン」にも出演し、キュートな笑顔を振りまいた。
最下位に苦しむ西武だったが、駒形さんの“応援”もあって勝利。ファンはSNS上に「うおおおおお」「幸運の女神様」「弾ける笑顔さいこー!」「キリッとした美しいお顔」「超可愛いな」「いい笑顔だ」などと歓喜のコメントを寄せていた。
イベント前には球団を通じて「ベルーナドームは1000種類を超えるグルメがあると聞いて、食べることが大好きな私は今からワクワクが止まりません! 折角なのでビールに合うグルメを見つけられたらなと思っています!」「皆さんと一緒にライオンズを応援することを楽しみにしています!」などとコメントしていた。(Full-Count編集部)
2024年06月26日 07:30
松原も若林も1度は鮮烈な活躍をしてレギュラーに定着しかけた
松原聖弥外野手が西武、若林楽人外野手が巨人へ移籍する交換トレードが成立。
2024年06月26日 07:20
元西武・笘篠誠治氏はドラフト前に明大入りが内定していた
1983年から西武一筋で15年間プレーした笘篠誠治氏は、高い守備力と俊足を生かした名脇役として黄金時代を支え、引退後も5球団で計22年間コーチを務めた。大阪・上宮高でプロ注目の存在となったが、明大進学を予定し、プロのスカウトには辞退の意思を伝えていた。ところが1982年ドラフトで西武からまさかの2位指名。熟慮の末に“期間限定”でのプロ入りを決断した。
上宮高での過酷な野球部を引退し「プロに行けるなんて思ってもいなかった」という笘篠氏は、難波で友人と遊び呆けていたという。夕方になり帰宅連絡の電話を入れると母から「アンタ、どこいんの! 監督さんから電話がきて明日、明治のセレクションを受けに行けって。明日、東京よ!」。野球部の山上烈監督に東京六大学への憧れを伝えていたところ、明大への繋がりがあり、急遽、セレクションが決まったという。
「特に明治を希望していたわけではないのですが、神宮球場でお客さんが満員になる東京六大学野球には憧れていました。そのなかで監督さんが、明治に連絡できるツテがあったみたいなんです」
明大のグラウンドに着くと面倒を見てくれたのが元巨人、現在は明大のコーチの福王昭仁氏だった。正式なセレクションは夏の甲子園終了後に行われていたが、すでに終了していたため参加者は笘篠氏だけ。「福王さんから『島岡吉郎監督は正月でも午前3時からドラム缶に火を日を焚いて部員を待っている』とか、かなり厳しい話を聞かされたんです。六大学の華やかなイメージがあったので、高校より凄いのかよ、と思いました」。
それでも実技を終えると島岡監督から「野球の方は大丈夫だから、しっかり勉強しておけ」と“内定”をもらった。はっきりと合格と言われたわけではなかったが、入試テストで大失敗をしなければ合格できると信じ、過去問題集をやりながら夏休み明けに母校の練習に参加するようにした。「大学にいって4年後に指名される確証はなかった」
2学期が始まると、大洋(現DeNA)をはじめ「次から次へとスカウトが家に挨拶に来たんです。西武以外の11球団がきました」。それでもプロをまったく考えていなかったこと、六大学への思いが強かったことから「多分、明治が決まっているので、4年後に縁がありましたらお願いします」と断っていた。指名後の辞退で迷惑をかけたくなかった。
幼少期から大卒は志していた。バレーボールの実業団でプレーしていた両親はともに大学には進学していなかったため、父親からは就職を見据えて大学に行くように言われて育ったことも影響していた。
迎えたドラフト会議当日、4時間目後の昼休みに慌てた様子で教室に入っていた教師が「笘篠いるか? 今から校長室に行ってくれ」。「はあ!? 俺なんか悪いことしたかな」。恐る恐る校長室に入ると「西武が2位でお前を指名した。記者会見するから」。まさかの事態だった。
西武は12球団で唯一、スカウトが自宅に挨拶に来なかったが、野球部の練習グラウンドに現れ、笘篠氏の塁間のタイムなどを計っていたのだという。緊急の家族会議で、大学卒業にこだわっていた父からは「これはお前の人生。お前が決めろ」と決断を託された。
悩んだ末に決意した。「大学にいって4年後に指名される確証はなかった。なので大学に4年間行ったつもりで西武に入団させてくれ。4年で1軍の選手になれなかったら辞めて大阪に帰って勉強して大学に入り直す」。“期間限定”での西武入りへの腹を決めた。父も「分かった。じゃあ、契約しろ」と認めた。
「僕はそんなにすごい選手ではなかったんです。ただ、2年生の時に出場した春の選抜大会でホームランなど、そこそこ打ったんです。スカウトの人たちはそこでリストに入れてくれたみたいですけど、まさか自分がドラフトにかかるなんて、まったく思っていなかったですよ」
4年間で一人前の選手になると心に決め、後に15年間西武でプレーするユーティリティープレーヤーが誕生した。(湯浅大 / Dai Yuasa)
2024年06月26日 07:10
◆ 悪送球・後逸で犠打から2失点…高木氏「ここから上がってくるからミスはなくしてほしい」
交流戦明けのカードを勝ち越し、首位ソフトバンクを迎えたオリックスは25日、初戦を2−7で落とした。3回に先制されたオリックスは6回、先頭打者・周東佑京に安打で出塁を許す。続く今宮健太の犠打を、先発投手・曽谷龍平が一塁へ悪送球。さらに右翼・森友哉が後逸し、その間に一塁走者周東と打者今宮が生還。ミスの連鎖で2点を失った。7回には打線が2点を奪うも、8回には3番手・本田仁海が4失点し、手痛い敗戦となった。
まさかの失策から痛恨の失点となったオリックスに対して、25日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも厳しい声が上がった。
高木豊氏が「笘篠さん、ちょっと怒ってやってくださいよ」と促すと、笘篠賢治氏は「ミスは付きものだが、強い相手と戦う時にはミスが大きな命取りになる。やるべきことをきちんとやるのが基本」と苦言を呈した。しかし右翼・森の守備については「森は送球に対して直線上に行こうとしているので、間違いではない。まさかあんなに外れるとは。球も速かった」と予想外の送球によるものだったと分析した。
高木氏は最後に「オリックスは選手も揃ってきているし、ここから上がってくるので、こういうミスだけはなくしてほしい」と注文をつけた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年06月26日 07:10
元エ軍コーチのWソックス・テームズ打撃コーチ「失投を逃さない」
【MLB】ドジャース 3ー0 Wソックス(日本時間25日・シカゴ)
ドジャース・大谷翔平投手が、さらなる進化を見せている。24日(日本時間25日)の敵地・ホワイトソックス戦では4試合連発こそならなかったものの、9回の中犠飛で日本人最長を更新する8試合連続打点をマーク。昨季エンゼルスで打撃コーチを務めていたホワイトソックスのマーカス・テームズ打撃コーチの目にはどう見えているのだろうか。
「全てが噛み合っているように見えるね。去年は外角の球に対して少し穴があったが、今はそこをカバーできていて、全てをカバーできている。(失投を)見逃さない。失投すれば代償を払わされるんだ」
テームズ打撃コーチには昨季まで外角球に苦戦する姿が思い浮かんでいるようだ。ただ、そんな課題も、このオフ期間に解消したと見ている。昨オフは去就問題など激動のオフとなったが、全ては「集中力」の賜物だという。
「最も重要な点は取り組むことへの集中力だ。練習でケージに入る時は、しっかり練習するし、試合に向けて準備をする。はっきりとした意図があって、一度もスイングを無駄にしない。それがプレーが安定している理由の1つだろう。本当に感心するよ」
現役時代に通算115本塁打を記録したテームズコーチは2013年からコーチの道へ。今季はコーチ業11年目となるが、大谷との生活は刺激ある毎日だったようだ。
「彼は構えなど細かい部分、自分の構えが合っているかを確認していた。若い選手と話す時は、細かいところにもこだわりなさいと伝えている」
「彼は最高の選手になりたいと思っている。最高だよ。常にグラウンドにいる選手の中で最高の存在になりたいと思っている。その点を称賛するし、だから常に懸命に練習しているんだ」
テームズコーチは昨季中、大谷が不振に陥った時にコーヒーをかけるというパフォーマンスを見せていた。「我々はふざけていただけだよ。ヒットが出ていなかった時に『ホットコーヒーをかけよう。そうしたらホットになる(調子が上がる)かも』ってね。とにかく一緒にいてとても楽しかった」と初めて真相を明かした。
ドジャースとホワイトソックスはリーグが違うため、この3連戦が最初で最後のレギュラーシーズン公式戦となる。チーム再建中のホワイトソックスでは、大谷から得た学びも生かしていくつもりだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2024年06月26日 07:00
◆ 齊藤氏「息ぴったりの配球、素直に信じて投げていた」ピンチ乗り越えたバッテリーに高評価!
前のカードを負け越し、巻き返しを図る西武は25日、日本ハムと対戦し1−0と接戦を制した。
2024年06月26日 06:50
◆ 追い上げムード一変も高木氏は「フランコへの期待の方が大きかったのでは」と反論
日本ハムに快勝し勢いに乗る楽天は25日、ロッテと対戦し2−10の大敗を喫した。楽天は先発・内星龍が初回2失点、3回3失点と苦しみ、6回5失点で降板。その後4回と6回に鈴木大地の適時打で2点を返すも、2番手でマウンドに上がった弓削隼人が打者9人に5安打5失点の猛攻を浴びた。チームも連勝とはならなかった。
6回に一死一・三塁から鈴木が適時内野安打を放ち、3点差でなおも一死一・二塁と追加点が欲しい場面。しかし渡邊佳明・フランコが凡退し、好機を逸してしまった。この攻撃内容に、25日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では疑問の声が上がった。
笘篠賢治氏は「フランコの打席の前に、相手投手が西野勇士から横山陸人に代わった。フランコには一発に賭ける思いやプライドもあっただろうが、昨季3打数3三振で横山と相性が悪い」と指摘。「外国人選手の使い方・代え方は難しい所がある」としたうえで「右の代打・阿部寿樹と左の代打・茂木栄五郎が残っていた。新人監督の今江監督を始め、首脳陣がすごく考えたと思う。いろんなことを含めて考えた結果使った以上しょうがないが、フランコにとって圧倒的に分が悪く完全に苦にしている投手なので、コミュニケーションやケアをしながら代える勇気も、勝っていく中で必要だ」と力説した。
高木豊氏は「フランコは前のカードで満塁本塁打も打ったし、詰まっても右前に落とすなど結構当たっていた。だからフランコへの期待の方が大きかったのでは」と反論。「今江監督は結構非情な所もあるので、多分外国人選手の交代は迷っていないと思う。大丈夫」と采配を支持する姿勢を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年06月26日 06:40
◆ 6月の月間打率は筒香が.170、宮崎は.115
DeNAは25日、新潟で行われた巨人戦に2−3で敗れ勝率5割に逆戻り。巨人戦はこれで5連敗となった。
DeNA打線は昨季から苦手にしている巨人先発・山粼伊織にまたしても苦戦。8回まで2安打1得点に封じられた。2点を追う9回は抑えのバルドナードを攻め3番・オースティンの左翼線適時二塁打で1点差に迫るも、なおも一死二、三塁の好機で4番・牧秀悟は空振り三振。最後は5番・筒香嘉智が左飛に倒れ1点差で敗れた。
先発の茺口遥大は6回1失点と好投するも今季2勝目とはならず。同点の7回に相手先発の山粼に勝ち越し適時打を浴びた2番手の中川虎大が今季初黒星(1勝)を喫した。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、計5安打2得点に終わったDeNA打線についてフォーカス。球団OBの高木豊氏は「度会とオースティンはものすごく当たっている。牧もいい。問題は筒香と宮粼(敏郎)。(左ハムストリングの軽い肉離れで一時離脱していた)宮崎は帰ってきてから調子が上がっていない」と、6月の月間打率がともに1割台(筒香.170、宮崎.115)のふたりを心配した。
「明夫さん、どうなってるんですか?」と振られた同じく横浜OBの齊藤明雄氏は「筒香の状態がちょっと悪い。打順をいじったり、ベンチスタートでもいいのかな、という気がします」と持論を述べた。
DeNAはリーグ戦再開初戦となった21日の阪神戦(甲子園)に0−1で敗れ、直近5連敗となった巨人戦も、うち3試合は1点差負け。齊藤氏は「昔から1点取るのが下手。“あと1点”というところでよく負けが付く」と“大味”なイメージが抜けないチームカラーについて言及すると、高木氏も「3点、4点取るのは上手いんですけどね」とチクリ。最後までOBふたりのボヤキは止まらなかった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年06月26日 06:20
◆ 山粼伊織が投打で躍動、8回1失点&V打!
DeNAに3−2で勝利した巨人は2連勝。9回に代打で貴重な中前適時打を放った長野久義外野手(39)が、史上138人目の通算1500安打を達成した。
長野は2−1で迎えた9回表、一死二塁の好機で9番・山粼伊織の代打で登場。DeNAの4番手左腕・坂本裕哉の2球目チェンジアップを捉えた打球は、貴重な追加点となる中前適時打となった。これが節目の通算1500安打目。チームメイトの大城卓三から記念ボードを受け取ると、笑顔を浮かべながら高々とボードを掲げた。
巨人は山粼が投打で躍動し、投げては8回2安打1失点の快投で6勝目(1敗)。打っては1−1で迎えた7回表、一死二塁の好機で勝ち越しとなる適時二塁打を放った。
2点リードの9回裏、抑えのアルベルト・バルドナードが1点差に迫られたものの、最後は一死二、三塁のピンチを凌ぎ9セーブ目(1勝2敗)。新潟での接戦を制し、長野の通算1500安打達成を勝利で飾った。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも長野の1500安打達成を祝福。解説者の笘篠賢治氏は「最近はずっとこういう代打という形ですけど、やっぱり“割り切り”というか、代打って性格が大事。割り切れる性格を持っているからできるんでしょうね」と、9回に2点適時二塁打を放った21日のヤクルト戦(東京ドーム)に続き、代打で2試合連続安打&打点をマークした背番号7の打撃技術を称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』