2024年05月24日 05:01
「広島1−2阪神」(23日、マツダスタジアム) 前夜に続き、首位堅守のキーマンが打って走って勝利に貢献した。「自分のやりたいことができてるかどうかだと思う。結果は別に」と阪神・近本光司外野手が1番としての仕事を果たし絶好調ぶりを発揮した。 まずは三回、先頭でセンター方向へはじき返し二塁打に。先発・ハッチとは初対戦だったが「打てる球をしっかり打ちにいって」と、4試合連続安打とした。続く中野の死球と森下の四球で三塁まで進み好機を広げた。 さらに五回無死一塁は左前打を放ち、九回には1死二塁から右方向への安打で好機を演出。得点にはつながらなかったが、全方向へ打球を打ち分け今季初の猛打賞を記録した。七回は無死一塁から併殺崩れで出塁し、森下の犠飛で生還した。次は伝統の一戦。頼れるトップバッターが打線をけん引する。
2024年06月16日 18:46
直球平均球速が約151.4キロ…前回登板を約4キロも下回った
■ロイヤルズ 7ー2 ドジャース(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は15日(日本時間16日)、本拠地・ロイヤルズ戦に先発も、右上腕三頭筋の張りを訴え、2回28球を投げたところで降板した。この日が14試合目の登板だったが、米データ会社によると直球の平均球速は最も遅く、ファンは「彼はヤンキース戦で頑張りすぎた」などと声をあげている。
米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は公式X(旧ツイッター)で、山本の登板毎の直球平均球速を紹介。この日は94.1マイル(約151.43キロ)だった。過去最速は前回登板だった7日(同8日)のヤンキース戦で97.0マイル(約156.1キロ)。実に4キロの差があった。
MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」によると、今シーズンの平均球速は95.5マイル(約153.69キロ)。やはり2キロ以上の開きがあった。平均で95マイル(約152.9キロ)を下回ったのは初めてのことだった。
2回の投球を終えてベンチに戻った際に異変を首脳陣に訴えた山本。マーク・プライアー投手コーチから報告を受けたデーブ・ロバーツ監督も動揺を隠せなかった。
右腕に起きた不測の事態に「オーマイゴッド」「ヤンキース戦で投げ過ぎたのかもしれないね」とファンはコメントを寄せている。16日(同17日)に検査を受ける予定で、その結果が注目される。(Full-Count編集部)
2024年06月16日 18:30
● 西武 0 − 5 DeNA ○
<3回戦・ベルーナドーム>
「昨日、東さんが最後まで投げきって、そうですね、長い回投げようと思って、投げた結果がよかったと思います」。
DeNAの石田裕太郎が16日、西武戦に先発し9回・95球、4被安打、6奪三振、0与四球、無失点で完封勝利。2勝目を手にした。
プロ初登板となった前回登板のソフトバンク戦でプロ初勝利を飾った石田は、プロ2度目の登板で完封勝利。この日の投球について「無駄なボール球というのは練習の時からないようにしているので今日はそれが出たかなと思います」と振り返り、「球数が少なかったのは、ストライク先行でいけたので、そこがよかったのかと思います」と話した。
8回を投げ終えた後、「(三浦監督に)『どうする』と言われて、自分的にはもう1回いけるなという感覚があったので、『行かせて下さい』と言いました」と志願して9回のマウンドにも上がったことを明かした。
三浦大輔監督は石田の投球に「たいしたもんですよ。ルーキーでね。すべては低めに集められたというのが一番だと思います」と褒めた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月16日 18:27
「ロッテ7−2中日」(16日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテのドラフト1位・上田希由翔内野手が、父の日に両親の前で躍動した。「8番・一塁」でスタメン出場し、4打数2安打1打点。ZOZOマリンスタジアム初打点とした。初のお立ち台にも立ち、「(両親は)小さい時から文句を言わずに、自分のやりたいことをやらせてもらっていた。小さい恩返しかもしれないですけど、一つ一つ活躍することによって、たくさん恩返しできれば」と感謝した。
0−1の二回、1死一、三塁では、右中間へ同点のエンタイトル二塁打。明大の先輩である先発・柳から一打を放った。「打席に入る前、エンドランのサインが出ていた時に、高部さんだったらヒットを打つだろうという感じがあった。ファームではサブローさんに流れの話をされていた。ヒットが打てれば最高だなと思っていた」と振り返った。
2024年06月16日 18:26
「楽天5−3広島」(16日、楽天モバイルパーク)
広島は序盤の守乱が響き連勝が3で止まった。
2024年06月16日 18:23
「日本ハム3−3巨人」(16日、エスコンフィールド)
試合後の大型ビジョンに、球場スタッフから来場した巨人ファンへのメッセージが映し出された。
メッセージは巨人の本拠地・後楽園や東京ドームが、日本における「ボールパークの歴史」の幕開けを象徴する存在とし、隣接地に映画館やホール、遊園地、ホテルなどが展開する先見性をたたえる内容。首都圏に複数の新球場建設が計画される中で「どの球場がナンバーワンかを競うのではなく、世界から『日本の野球場は設計・サービス・快適性、どれをとっても優れている』と評価される環境を一緒に創り上げたい」と呼びかけた。
SNSでは「言われてみれば東京ドームもボールパークなんだなぁ」「このホスピタリティーは嬉しいな」「エスコンフィールドは素敵な球場よね」「いい球場やな。おもてなしがすぎる。いつか必ず行くからね」などとコメントが寄せられた。
球場スタッフからのメッセージ全文は以下の通り。
◇ ◇
読売ジャイアンツファンの皆さまへ
エスコンフィールド2年目、ジャイアンツとは初の交流戦にご来場いただきましてありがとうございました。
1937年に開業した後楽園スタヂアム、1988年に開業した東京ドームは日本における「ボールパークの歴史」の幕開けを象徴する存在です。
球場でのサーカス開催にはじまり、隣接地に映画館・ホール・遊園地・ホテルを展開するという先見性に感服いたします。
何か新しいことを始める際には、さまざまな問題や障害が発生しますが、それを乗り越える事で「新たな文化」や「未来への一歩」が生まれるという事を、皆さまから学ばせていただきました。
2030年代には、首都圏にいくつかの素晴らしい球場が誕生する計画があると伺っています。国内でどの球場がナンバーワンかを競うのではなく、世界から「日本の野球場は設計・サービス・快適性、どれをとっても優れている」と評価される環境を一緒に創り上げたいと考えています。
ぜひ、来年も再来年も。機会があればエスコンフィールドにお立ち寄り下さい。この度のご来場、誠にありがとうございました。
球場スタッフ一同
2024年06月16日 18:22
日本ハム 3 − 3 巨人
<3回戦・エスコン>
巨人の4番・岡本和真が2試合連続の本塁打を放った。
15日の日本ハム戦で5月30日のソフトバンク戦以来となる本塁打を放った岡本はこの日も、0−1の4回一死一塁の第2打席、日本ハム先発・加藤貴之が2ボールから投じた3球目のスライダーをレフトスタンド上段に第12号2ラン。
16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本ハム−巨人』で解説を務めた里崎智也氏はこの本塁打に、「下からすくい上げましたね。打った瞬間でしたね。外スラのカウント取りが真ん中に入ってきたところをミスショットすることなくナイスバッティングでしたね」と語った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月16日 18:19
日本ハム 3 − 3 巨人
<3回戦・エスコン>
16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本ハム−巨人』で解説を務めた里崎智也氏が、日本ハム・松本剛について言及した。
松本は0−0の3回二死三塁の第2打席、巨人先発・菅野智之が3ボール2ストライクから投じた7球目の外角カットボールをセンター前に落とす適時打。里崎氏は「その前のボールより若干甘く入ってきたところを、軽打で松本“らしい”センター前ヒットですよね。フルスイングすることなく、しっかり引きつけて逆方向を意識したところが出たヒットじゃないですかね」と解説。
松本は3−2の7回二死走者なしの第4打席、巨人・赤星優志が2ボール2ストライクから投じた8球目の変化球をセンター前に運んだ。里崎氏は「菅野の時も追い込まれながら外のスライダーをセンター前ヒット、今も外のスライダーを同じようなセンター前ヒットですよね」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月16日 18:18
日本ハム 3 − 3 巨人
<3回戦・エスコン>
巨人の岸田行倫が、試合を振り返ると痛い走塁ミスをしてしまった。
2024年06月16日 18:09
ロッテの吉井理人監督が16日の中日戦後に交流戦を総括した。
吉井監督は交流戦について「みんないっぺんに調子が悪くなって苦しい戦いだったんですけど、これぐらいの負けでよく頑張ってくれたと思います」と振り返り、「ちょうど時期的に6月、これぐらいの時期にみんなへばるんですけども、本当は野手が上がって、ピッチャーがへばるんですけども。去年もそうだったんですけど、ピッチャーと野手、一緒にへばっちゃうんで、そこはちょっと来年、どうなるかは分からないですけど、課題として考えなきゃいけないなと思っています」と話した。
ロッテは5月14日のオリックス戦から6月1日の阪神戦にかけて15試合連続負けなしも、交流戦3カード目の巨人戦に1勝2敗と負け越すと、9日の広島戦から14日の中日戦にかけて5連敗。中日との3連戦に2勝1敗と勝ち越すも、交流戦は7勝9敗2分の8位だった。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
2024年06月16日 18:05
「日本ハム3−3巨人」(16日、エスコンフィールド)
巨人は1点を追う八回にヘルナンデスのソロで同点に追いつき、試合を振り出しに戻してのドロー。阿部慎之助監督は「負けなかったのが大きいかな」と振り返った。
八回に今季途中加入の助っ人が価値ある一発。「振り出しに戻してくれて。2死からだったし、大きなホームラン」とたたえ、投手陣も延長戦に入ってからは懸命にバトンをつなぎ「とても頑張ってもらいました」とたたえた。
交流戦は8勝9敗1分けでフィニッシュ。2年ぶりの負け越しとなり「一つ負け越してしまったけど、収穫もたくさんあったし、反省もたくさんあった」と言う。ただラストゲームで見せたチームの粘りを評価し「負けなかったことは交流戦明けに必ずつながると思うので、前向きにやっていきたいと思います」とリーグ戦再開を見据えていた。
2024年06月16日 18:00
「ソフトバンク1−4阪神」(16日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・小久保裕紀監督が母校の青山学院大の大学日本一を喜んだ。
この日、全日本大学選手権の決勝が神宮球場で行われ、青学大が早稲田大を2−1で下して2年連続6度目の優勝を飾った。
奇しくもソフトバンクの対戦相手だった阪神の岡田彰布監督は早大出身。自身の試合には敗れた小久保監督だったが「監督対決は負けましたけど、母校対決は勝ちました」と喜びを表した。なお、小久保監督は青学大が同大会で初優勝した時の主将だった。
2024年06月16日 17:59
日本ハム3―3巨人(交流戦=16日)――巨人の菅野が、今季最短の六回途中9安打3失点で降板した。
2024年06月16日 17:56
「日本ハム3−3巨人」(16日、エスコンフィールド)
日本ハムが今季3度目の引き分け。3−2の八回2死から3番手・河野がヘルナンデスに同点ソロを被弾した。
先発の加藤貴は緩急自在の投球で七回途中2失点だった。
打線は巨人・菅野を攻略。1点を追う四回、2死から細川、レイエスの連打で一、三塁とし、水野の右翼線にポトリと落ちる適時二塁打で同点とした。六回は1死から万波が右翼フェンス奥のブルペンに突き刺す9号勝ち越しソロを放った。
万波は「打ったのはストレートです。追い込まれていたので、何とか出塁しようと思い、コンパクトに振ったことが結果的にいい打球となりました」とコメント。これで対戦する全11球団から本塁打を記録した。
2024年06月16日 17:56
「日本ハム3−3巨人」(16日、エスコンフィールド)
巨人が今季5度目の引き分け。オリックス、楽天に6連敗を喫するなど、苦しんだ交流戦は8勝9敗1分けで終了。2022年以来2年ぶりの負け越しとなった。
打線は1点を負う四回、岡本和の2試合連続となる12号2ランで逆転に成功。2−3の八回にはヘルナンデスの3号左越えソロで追いついた。
先発の菅野は5回1/3を投げ9安打3失点。「1点目は仕方がないところがあるが、2点目の取られ方は2アウトからだったので反省しないといけないです」とし、「相手の狙い球などが不明確で、配球など投球プランを最後までうまく組み立てられなかったです。そこは反省して次にしっかりつなげていきます」とコメントした。
2024年06月16日 17:52
● ソフトバンク 1 − 4 阪神 ○
<3回戦・みずほPayPay>
阪神は連敗を「2」でストップ。同一カード3連敗を阻止し、再び貯金1とした。
阪神打線は初回、一死から2番・中野が死球、続く渡邉は四球で出塁すると、4番・佐藤輝は右前打でつなぎ満塁。この好機で2試合連続で5番起用された前川が、カウント1−1後の内角直球を右翼席へ叩き込み一気に4点を奪った。
投げては先発の才木が、7回5安打1失点と力投し両リーグ単独トップとなる8勝目(1敗)。三振数も「71」に伸ばし、リーグトップの戸郷(巨人)に並んだ。3点リードの9回を締めた岩崎は、3年連続2ケタセーブとなる10セーブ目(2勝3敗)。打線は2回以降追加点を奪えなかったものの、投手陣が初回の4点リードを守り抜いた。
前川はヒーローインタビューで「最近、先制点を取れてなかったので、何としても点を取ろうと思って打席に入りました」と語り、「『落ち着け、落ち着け』と思いながら、自分でメンタルコントロールできたのでよかった。打った瞬間、行ったと思ったのでうれしかったです」と、プロ入り初の満塁弾を振り返った。
この日は父の日。感謝のメッセージを求められると「母の日はプレゼント渡したんですけど、父の日は渡してないので、これをプレゼントにしたいと思います」と頭を下げ、ファンの大歓声を浴びた。