2024年06月11日 22:00
女子プロレス「マリーゴールド」を席巻する大怪獣ボジラ(20)が、11日の東京・後楽園ホール大会でまたも大暴れだ。 6人タッグ戦でマイラ・グレースとゼイダ・スティールを従え、青野未来&天麗皇希&後藤智香の元アクトレスガールズトリオと対戦。威風堂々とリングに登場すると、会場は一瞬にして緊張感に包まれた。 ゴング前から会場は大「ボジラ」コール。試合を配信したレッスルユニバースの解説を務めたジュリアは、5月の旗揚げ戦で右手首を破壊されて欠場に追い込まれており、異様なボジラ人気に怒り心頭だった。 先発で団体期待の皇希と向かい合いあった大怪獣は、ショルダータックル1発で吹っ飛ばす。さらに青野と捕らえて皇希と後藤に投げつけると、直後にはコーナーでまとめて圧殺だ。もう誰にも止められない。 さらに後藤にジャイアントスイング5回転を決めると、会場のボルテージは最高潮に。イスを皇希に投げつけるなど最後まで存在感を示したボジラだったが、最後は自軍のゼイダが青野に敗れた。 試合後、青野は新設される白いベルトこと「ユナイテッド・ナショナル(UN)」王座を「巻きたい」と表明。「やりたいヤツ、いないのか?」と呼びかけると、MIRAIが登場。ボジラもこの輪に加わった。 ボジラは「クソッタレ! どうだ、この人気を見たか! アオノより、ミーの方がかわいいだろ? ボジラこそがマリゴのエースだ!」と豪語し、意気揚々と水道橋駅方面に向かった。
2024年07月27日 08:59
全日本プロレスの8・3仙台大会で激突する三冠ヘビー級王者・安齊勇馬と斉藤レイが26日、都内の全日本プロレス事務所で会見した。
ふるさとの宮城県での三冠初挑戦にレイは「俺のふるさと宮城県でこの斉藤レイがしっかりと安齊優馬をぶっ倒して、故郷に錦を飾ってやるぜ! 楽しみにしてろ」と奪取を約束した。
迎え撃つ安齊は「仙台ということで宮城県での斉藤ブラザーズの力は、本当にすごいとは思っていますし完全アウエーの中での三冠戦と言われましたが。会場の雰囲気は知ったこっちゃなく今回も必ずオレがベルトを防衛してみせるっていう気持ちですね」と余裕の表情で防衛を誓い自分的には個人的に…」と続けると、レイが缶ビールを空け一気に胃袋に流し込んだ。
最近、何かと物議を醸し出している「飲酒」に王者は「今、会見中…」と突っ込んだが挑戦者は「話がつまんねぇからな、ビール飲んでるんだよ」と切り捨てた。安齊は「こういうTPOをわきまえずビールを飲む人には絶対に負けないという思いです」と闘志を高めた。さらに斉藤ブラザースが写真集を発売することに触れ「オレよりも先に写真集を出しやがってという個人的な恨みがある。写真集も先に出され、宮城での人気もすごく、ベルトを取られでもしたら何も残らないんで、ベルトだけは絶対、死守したい」と必勝宣言した。
一方のレイは、味わったビールを地元で発売している「仙臺驛政宗麦酒」と紹介し「これはピルスナーなんだけれども、キレがあってなかなか飲みやすいラガービールだな。めちゃくちゃうめぇぞ」とPRし「バチバチの熱く激しい試合をした上、きっちりとぶっ倒す勝つしかねぇだろ」と同じセリフで勝利を確信していた。
2024年07月27日 08:28
プロレスラーの越中詩郎が26日、都内の全日本プロレス事務所で会見し、8月24日に後楽園ホールで開催する「ザ・リーヴ presents 越中詩郎デビュー45 周年記念大会 〜supported by 全日本プロレス〜」への意気込みを表明した。
越中は、1978年に全日本プロレスに入門。翌79年3月5日に千葉・館山市民センターで園田一治(ハル薗田=故人)とデビュー戦を行い以来、新日本プロレス、WJなどを渡り歩き、高田延彦戦など幾多の名勝負をリングに刻み65歳の現在も第一線で戦い続けている。
スペシャルマッチには、新日本プロレスの田口隆祐、2AWの真霜拳號が特別参戦。越中は、田口 真霜、青柳優馬と組み諏訪魔、芦野祥太郎、立花誠吾、黒潮 TOKYO ジャパンと対戦する。
会見で越中は、記念大会の開催に尽力した関係者、全日本、ファンへの感謝を明かし「我々は、感謝をお返しするのは、すべてリングの上でいい試合をして、ファンの皆さんに喜んでいただいて、それが恩返しだと思ってます。この45周年、8月24日、今めちゃくちゃ暑いですけど、それ以上に熱い試合をしたいと思っています。ぜひ期待してください。それと皆さんの期待以上のことをやるのがプロフェッショナルだと思ってますので、必ずや以上のものを答えを出して頑張っていきたいと思っています」と決意表明した。
試合について「我々のチームは気のしれている連中を集めましたので思いっきりやるだけだと思っております」と明かした。さらにデビューした全日本プロレスでの記念試合に「不思議な気持ちと感慨深いものが…ちょうど今から45年前に全日本プロレスに入門させてもらってイロハのイからスタートして…。45年がたってまたお声をかけていただくということで不思議なものを感じてますが、声かけてもらった以上はがんばりたい気持ちの方が強いです」と見据えた。
45年を振り返り「不思議なものでつらいことや苦しいことはいっぱいあったんですけど、そういうことは全部忘れちゃってますね。いい思い出しか残ってなくて。45年前はジャンボ(鶴田)さんも元気だったし、鍛えてもらいましたので、そこの貯金が今も生きてやっていけてるのかなと言う気持ちはあります」と目を細めた。
現在の全日本プロレスを「すごい勢いがあって。僕の経験上から言うと一度火つくとしばらく引っ張れますので、これは全日本プロレス期待大です」と太鼓判。大会には藤波辰爾が特別参戦するが「僕にとっても目標でもありましたし、背中を追いかけていったのも思い出です。来てほしいなと思って声かけました」と明かした。
記念試合では、新日本の田口、青柳優馬、2AWの真霜とタッグを組むが「4人の力を結集して相手を圧倒したいと思います」と闘志。中でも田口は、自身の必殺技である「ヒップアタック」を使っていることに「まだまだ甘いね」と厳しい査定を下したが「でも、こういう機会にタッグを組めるっていうのも何かの縁だし。また力を合わせて、田口のケツも叩いて頑張りたいと思います。来てくれること自体ありがたいなと思います」と意気込んだ。
◆8・24後楽園全対戦カード
▼越中詩郎デビュー45周年記念スペシャル8人タッグマッチ
越中詩郎、田口隆祐、真霜拳號、青柳優馬 vs 諏訪魔、芦野祥太郎、立花誠吾、黒潮 TOKYO ジャパン
▼6人タッグマッチ
宮原健斗、MUSASHI、吉岡世起 vs 藤波辰爾、LEONA、高岩竜一
▼タッグマッチ
大森北斗、サイラス vs 長井満也、田中稔
▼8人タッグマッチ
安齊勇馬、本田竜輝、綾部蓮、ライジングHAYATO vs 斉藤ジュン、斉藤レイ、“ミスター斉藤”土居成樹、セニョール斉藤
▼タッグマッチ
田村男児、鈴木秀樹 vs 羆嵐、ハートリー・ジャクソン
▼シングルマッチ
井上凌 vs 土方隆司
2024年07月27日 06:00
女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、極悪ユニット「大江戸隊」壊滅予告だ。
28日の札幌大会(シャトレーゼ・ガトーキングダム)で行われるV7戦で大江戸隊のリーダー・刀羅ナツコを迎え撃つ。王座戦を目前に控えた舞華は「ナツコの頭の良さは知ってるから、大江戸隊のささいな言動に惑わされることのないように黙想を始めた」と独特なトレーニング法を公開。「悪に染まる前の『プロレスが楽しい』って思ってた頃のナツコを引き出して倒したい。もちろん私が勝つのは当たり前。必ず防衛する」と誓った。
23日の後楽園大会では宿敵・大江戸隊に、新たな刺客が加わった。メインイベントで行われたゴッデス王座戦で朱里と王座を保持していた小波が造反し、大江戸隊に復帰。王座戦前に敵陣の勢力が拡大する由々しき事態に、舞華は「小波は元大江戸隊だから、なんとなく雰囲気で疑う部分がなかったわけではない。けど、朱里との師弟愛を信じてた。裏切るとか私の性格上許せない。やり方が汚い」と怒りをあらわにしつつ「でも、まとめて大江戸隊をぶっ潰せるチャンスになったし、あのユニットを潰さないといけないっていう気持ちが高まった」と、大江戸隊の完全消滅を決意した。
「負けたら大江戸隊のリーダー交代する」と明言している刀羅に対しては「リーダー交代ってさ、具体的に誰と交代するとは言ってないでしょ? だったら私が勝って大江戸隊のリーダーになってあげる。そしてそのまま即解散。自分が今までやってきたことは返ってくるってことをわからせてあげないと」とまさかの発言を繰り出した。
その場合、現在自身が白川未奈と率いるユニット「イーネクサスヴィー」と兼任しながら、悪に染まった大江戸隊を正しい道に導くという。「大江戸隊のみんなをこき使うだけ使って、私が責任をもって粛清させる」と宣言した。最高峰王者として団体にはびこる悪を抹消する。
2024年07月27日 06:00
約5年ぶりとなる米WWE日本公演「WWE Super Show Tour」で、悪女ユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイが大活躍。
2024年07月27日 05:00
「大相撲名古屋場所・13日目」(26日、ドルフィンズアリーナ)
9度目かど番の大関貴景勝は横綱照ノ富士にはたき込まれて8敗目を喫し、2場所連続負け越しで来場所の関脇転落が決まった。2019年秋場所でも関脇に落ちており、大関陥落2度は、現行制度となった1969年名古屋場所以降では19年九州場所の栃ノ心以来5人目となった。1敗を守った照ノ富士を、3敗で隆の勝と美ノ海の平幕2人が追う展開。照ノ富士は14日目の隆の勝戦に勝てば、3場所ぶり10回目の優勝が決まる。
何度も逆境をはね返してきた貴景勝が、ついにかど番の俵を割った。大関在位通算30場所目。支度部屋では、感情を押し殺すように表情を変えず「強いヤツは大関にいるし、もしくは上に行くし、弱い者は落ちるべきだと思う」と、陥落する現実を受け入れた。
照ノ富士に捕まることなく、三度、四度とぶつかった。さらに前に出ようと頭が下がった瞬間、横綱のねじ伏せるようなはたきに腹からバッタリ。すぐに立ち上がれず土俵に視線を落とす姿に、ショックがにじんだ。
5年前は右膝のケガの治療を優先して初かど番の名古屋場所を全休し、関脇転落を経験。同秋場所で12勝を挙げて1場所で大関に復帰した。今回は慢性的な首の痛みを抱えての転落。「年齢も重なって、落ちたということは一緒だけど、中身はまるっきり違う」と、さらに厳しい状況にあることを自ら認めた。
大関陥落2度は69年以降で過去4人、昭和以降では6人いるが、2度とも返り咲きを果たしたのは栃東(現玉ノ井親方)1人しかいない。今場所残り2日については「今までやってきたことを出し切るだけ」と気丈に語った貴景勝も、来場所に向けては「まだ場所があるので、先のことは」と話すにとどめた。
現役では照ノ富士に次ぐ4度の優勝を誇る。大関となって5年、27歳にして相撲人生の大きな岐路に立たされた。
2024年07月26日 22:33
現役引退の意志を固めた米WWEの里村明衣子(44)が、堂々の国内2連勝を飾った。
2025年4月にデビュー30周年を迎える里村は、節目となる来春に引退を考えていることが明らかになった。
米WWE日本公演「WWE Super Show Tour」東京1日目(26日、両国国技館)では、WWE女子王者のベイリーに呼び込まれて登場すると、ビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルとカルテットを結成。悪女ユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイ、カイリ・セイン、ダコタ・カイに今年のMITB覇者で新星のティファニー・ストラットンを加えた4人と対戦した。
試合が始まると、里村はカイリとエルボー合戦で火花を散らした。その後もカイリにオーバーヘッドキックをさく裂させ、圧倒的なテクニックでファンを魅了した。最後はダコタをとらえると、必殺のスコーピオライジングで3カウントを奪った。
前夜の大阪大会の8人タッグ戦でも勝利しており、これで2連勝。試合後、マイクを持った里村は「どうもありがとうございました! このリングに上がれて本当にうれしいです。ベイリー、ありがとうございました」と深々と頭を下げた。
顔を上げると突然目の色を変え、ベイリーの持つベルトを指さし「でも私はそのベルト、狙っているよ。アイ、チャレンジング、ユー、トゥモロー!(私は明日あなたに挑戦する)」と挑戦を表明。ベイリーもうなずき、両国大会2日目(27日)での王座戦が決定的になった。来春まで、里村の勢いは止まらない。
2024年07月26日 21:56
米WWEのキング・オブ・ストロングスタイル中邑真輔(44)が、凱旋大会で勝利の大合唱を奏でた。
約5年ぶりとなる米WWE日本公演「WWE Super Show Tour」東京1日目(26日、両国国技館)の第1試合に登場。事前の発表ではLAナイトとのシングルマッチが予定されていたが、急きょナイト、KOことケビン・オーエンズとトリオを結成することになった。
対するは現在のWWEマットで猛威を振るう極悪ユニット「ザ・ブラッドライン」の新トライバル・チーフソロ・シコア、元新日本プロレスのタマ・トンガ&タンガ・ロア組だ。
注目の第1試合ではさっそく、中邑とタマが新日本時代以来の再会。中邑はヒザ蹴りで圧倒したが、両軍が入り乱れる大乱闘に発展した。終盤ではオーエンズがシコアにスタナーを発射すると、ナイトがタンガにBFTをさく裂させた。最後は中邑がタンガに必殺のキンシャサを叩き込み、堂々の3カウントを奪った。
前夜の大阪大会では統一WWE王者コーディ・ローデスにAJスタイルズとトリプルスレット戦で挑戦するも、ベルトを奪えず。待望の凱旋勝利に歓喜した日本のWWEユニバース(ファン)は、中邑の入場曲「The Rising Sun」を大合唱した。マイクを持った中邑は「東京、WWEが帰ってきたぜ! 始まりの時だよ。準備はいいか? イヤァオ!」と絶叫し、リングを後にした。
2024年07月26日 19:47
全日本プロレスの斉藤レイ(37)が、故郷に錦を飾る。
2024年07月26日 18:56
侍戦士越中詩郎(65)が、自身の45周年大会(8月24日、東京・後楽園ホール)で新日本プロレスの田口隆祐(45)とのヒップアタック競演を示唆した。
同大会では田口、真霜拳號、青柳優馬と組み、諏訪魔、芦野祥太郎、立花誠吾、黒潮TOKYOジャパン組と対戦する。
26日に都内で開かれた会見で越中は「45周年の節目で、こういう試合ができるということを本当に感謝しております。われわれはリングの上でいい試合をして、ファンの皆さんに喜んでいただくことが恩返し。今めちゃくちゃ暑いですけど、それ以上に熱い試合をしたいと思っています。ぜひ期待してください」と笑顔を見せた。
越中は1978年7月に全日本プロレスに入門し翌年3月にデビュー。新日本プロレス、WJプロレスを経て、現在はフリーで活動する。節目の年を、自身の原点である王道マットで迎える心境について「不思議な気持ちと感慨深いものがあります。つらいことや苦しいことはいっぱいあったんですけど、全部忘れてしまっていい思い出しか残ってない」といい「45年前はジャンボ(鶴田)さんも元気でかなり鍛えてもらったので、そこの貯金が今も生きてやっていけてるのかなと思っています」と振り返った。
記念試合では、同じヒップアタックの使い手である田口とタッグを結成する。「本人から『許可を取らなくて申し訳ありません』って、言ってきたので『なんで俺が許可しなきゃいけないんだよ』って笑い話をしました。ヒップアタックの競演? めちゃくちゃ期待してほしいなと思います」と呼びかけた。
だが、本家として田口のヒップアタックについて問われると「やっぱりね、まだまだ甘いね」と笑いながら厳しい評価を下す。「でも、こういう機会にタッグを組めるっていうのも何かの縁。また力を合わせて、田口のケツも叩いて頑張りたいと思います」と意気込んだ。
45周年を迎える越中が真骨頂を発揮する。
2024年07月26日 17:08
全日本プロレスのアジアタッグ王者・MUSASHI(34)が、26日に都内で行われた入団会見で世界ジュニアヘビー級王座取りを宣言した。
20日の後楽園大会で吉岡世起と保持するアジアタッグ王座戦でミスター斉藤土井成樹&セニョール斉藤を破り初防衛に成功。試合後に土井の持つ世界ジュニアのベルトに挑戦表明し、全日本入団を直訴した。その場で福田剛紀社長も承諾し、同日付で全日本に所属することになった。
MUSASHIは2010年にみちのくプロレスでデビュー。団体の中心選手として活躍し今年1月に退団した。その後フリーで全日本に出場していく中で今回の決断に至ったという。「楽しくて居心地がよくて自分を解放できる全日本のリングが大好きになりました。入団が決まった時は年がいもなくはしゃいでしまった」と語り「この全日本にMUSASHI旋風を巻き起こします」と活躍を誓った。
所属初陣となる8月3日、宮城・仙台サンプラザホール大会では世界ジュニア王者の土井に挑戦することが決定。試合に向けて意気込みを問われると「全日本の所属になったので、流出したベルトを所属一発目で団体内に戻すというのは必須。勝つのは自分です」と闘志を燃やし「自分は全日本の未来ではなく、即戦力にならなければならない。ベルトを取ってすぐにでも全日本ジュニアを引っ張っていく存在になりたい」と決意を新たにした。
2024年07月26日 16:19
今月12日から東京・秋葉原の書泉ブックタワーで開催された「邪道」大仁田厚(66)のレスラーデビュー50周年メモリアルイベント「“邪道”大仁田厚展」が25日に閉幕。14日間の会期を好評のまま終えた。
同展では、24日に報知新聞社から刊行された50年の足跡を追った新刊「のぼせもんの遺言 大仁田厚50年目の真実」(中村健吾著、税込み定価1980円)を大仁田の直筆サイン入り&特典(特製トレーディングカード1枚付き=全3種)付きで先行販売。同書は会期中に約200部の売れ行きを見せた。
大仁田自身、14日の「ミスター・デンジャー」松永光弘さん、全日本プロレス伝説のリングアナウンサー・木原文人さんとのトークショーに加え、20、21日にもゲリラトークショー&サイン会と自身のメモリアル展覧会を満喫。世界的なデスマッチレジェンドの展覧会とあって、海外からのファンも殺到した。
好評のまま終了の自身のメモリアル展に「邪道」は「約2万人来場してくれたらしいね。古い言い方かも知れないけど、感謝感激雨あられだよ」と笑顔。「駆けつけてくれたファンと会場で直(じか)に交流できたのも良かった。自分のレスラー人生50年間を振り返るいい機会になったし、8・24に向けて心身ともに勢いがつけられた気がするよ」と続けた。
大仁田は今月28日には福岡・六本松の蔦屋書店で「のぼせもんの遺言」発売記念サイン会&トークイベントを開催。兄貴分・テリー・ファンクさん(23年死去、享年79)の一周忌命日にあたる8月24日、FMWの“聖地”神奈川・富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)でデビュー50周年記念大会「川崎伝説2024」を開催する。
メインイベントでは、盟友・雷神矢口と組んで、テリーさんの兄で「ファンクス」の象徴・ドリー・ファンク・ジュニア(83)、ステージ4の食道がんの闘病中の西村修(52)との師弟コンビと電流爆破マッチで対戦することが決まっている。(中村 健吾)
2024年07月26日 12:27
プロレスリング・ノアは26日、新たに「スカウティング部」を設立したことを発表した。
2024年07月26日 07:22
プロレスリング・ノアは26日までに今月28日に石川・金沢市の石川県産業展示館3号館で開催する「SUNNY VOYAGE〜能登地方地震災害復興支援チャリティー大会〜」に潮崎豪が背部負傷のため欠場することを発表した。
ノアは「ファンの皆様、関係各位の皆様には大変ご迷惑・ご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします」と告知していた。
同大会には新日本プロレス・高橋ヒロムが参戦。高橋はメインイベントで丸藤正道、杉浦貴、AMAKUSAと組み、清宮海斗、拳王、アレハンドロ、クリストバルと対戦する。
また。今大会は、収益金の一部を能登半島地震の義援金とする。
2024年07月26日 07:05
◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」(25日、サンメッセ香川)観衆1219
新日本プロレスは25日、香川・高松市のサンメッセ香川で「G1 CLIMAX 34」を開催した。
メインイベントのBブロック公式戦は、共に開幕2連勝の上村優也とAEWのKONOSUKE TAKESHITAが対戦。白熱の一戦は、TAKESHITAが豪快なぶっこ抜きジャーマンからエルボーを狙うも、上村が切り抜け最後はカンヌキスープレックスで勝利した。
快心の勝利で唯一の3連勝で単独首位となった上村は「俺がストロングスタイルを守る!」と叫ぶと、最後は「みんなのハートを熱くするのは、この俺、“Heat Storm”だー!!」と高らかに宣言した。
バックステージで上村は「俺は、このプロレスの熱狂を日本中に届ける。それがヒート・ストームだ」と誓うとTAKESHITAへ「俺はアンタにアメリカで初めて会った日から、ずっと意識してんだよ。歳も同じぐらい、団体は違うけど、いつか絶対この人と闘う時が来るって思ってた。それがまさか、こんな早くに来るとは思ってなかったけど。もちろんTAKESHITAさんだけじゃない、他の団体のヤツらも。だからこそ俺はストロングスタイルを貫いて俺が守るんだ」とし「誰に何て言われようと構わねえ。俺が最強になる」と約束した。
敗れたTAKESHITAは「上村優也、オメー、ゼッテー、決勝トーナメント上がって来い。俺も、オメーに借りを返すために、なんとしてでも決勝トーナメント上がって、この『G1 CLIMAX』、俺のものにしてやる」と雪辱を誓った。
◆7・25香川大会全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○TAKAみちのく、SANADA(6分30秒、ジャストフェースロック)村島克哉●、矢野通
▼第2試合 20分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、カラム・ニューマン、グレート―O―カーン(8分11秒、ファイヤーボール→片エビ固め)嘉藤匠馬●、本間朋晃、海野翔太
▼第3試合 20分1本勝負
ゲイブ・キッド、○ジェイク・リー(7分33秒、レッグトラップパイルドライバー→片エビ固め)藤田晃生●、ザック・セイバーJr.
▼第4試合 30分1本勝負
○鷹木信悟、内藤哲也(8分44秒、スライディングパンピングボンバー→片エビ固め)ディック東郷●、“キング・オブ・ダークネス”EVIL
▼第5試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦30分1本勝負
○後藤洋央紀(1勝2敗=2点)(10分17秒、GTR→片エビ固め)ボルチン・オレッグ(1勝2敗=2点)●
▼第6試合 同30分1本勝負
○成田蓮(2勝1敗=4点)(12分03秒、ダブルクロス→体固め)ジェフ・コブ(1勝2敗=2点)●
▼第7試合 同30分1本勝負
○エル・ファンタズモ(1勝2敗=2点)(18分12秒、首固め)辻陽太(1勝2敗=2点)●
▼第8試合 同30分1本勝負
○デビッド・フィンレー
(1勝2敗=2点)(16分05秒、オーバーキル→体固め)HENARE(2勝1敗=4点)●
▼第9試合 同30分1本勝負
○上村優也(3勝=6点)(23分11秒 カンヌキスープレックスホールド)KONOSUKE TAKESHITA(2勝1敗=4点)●
2024年07月26日 06:00
新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」Bブロック公式戦(25日、高松)で、「Just 5 Guys」の上村優也(29)がKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29、AEW&DDT)との新世代対決を制し開幕3連勝を飾った。
巧みな腕攻めで主導権を握った上村は、フロッグスプラッシュを投下して一気に攻勢に出る。竹下も意地からか、あえて痛む右腕でエルボーを狙うが、これを逆さ押さえ込みで捕獲。最後は必殺のカンヌキスープレックスホールドで3カウントを奪い「俺がストロングスタイルを守る! 今、いろいろな団体がオープンだからこそ、俺はストロングスタイルにこだわる」とマイクアピールした。
新日本の伝統へのこだわりを前面に押し出すようになったのは、昨今の団体の外交面に対する危機感があるからだ。近年は主力選手が米AEWに移籍するケースが激増。今年4月には団体最高峰王座のIWGP世界ヘビー級王座(現王者は内藤哲也)がジョン・モクスリーに流出し、新日本のスケジュールを無視してAEWマットで王座戦が強行されたこともあった。
「他団体にいいようにされてるなって、海外にいるころからずっと思ってました。対抗意識はないのかなって。こんな扱いを受けてるのに…。選手の移籍もそうですし、IWGPの件もそうですし、新日本プロレスが(AEW社長)トニー・カーンの遊びに付き合わされてる気がして。だから今は新日本プロレスのどっしりとした土台をつくらないといけないなと思いますね」。AEWでも活躍する同世代の竹下は、ある意味で一番負けられない相手だった。
来年1月5日にはAEWらとの合同興行「レッスルダイナスティ」(東京ドーム)も発表されている。上村は「『みんな興味あるのかな?』とは思いますけど、これまで利用されてきたので、今度はこっちが利用できるくらいにしたいですね。1・4でIWGPを取って、1・5でオカダ・カズチカを指名するくらいやりたいと思ってます。AEWには興味ないけど、オカダには興味があるので」と、G1制覇後の大胆な野望を明かした。
今年1月に新日本を退団しAEWと3年総額20億円(推定)の超大型契約を結んだオカダは、上村にとって特別な存在だ。海外武者修行前の2021年8月に壮行試合で戦ったが、凱旋帰国以降は結局シングルマッチで再戦する機会が訪れないまま別れを告げた。
「プロレス界のことを考えてるし、レスラーとしてもすごいなと思いますけど、何でこのタイミングでAEWに行ったんだって思いもありますね。若手がやっと揃って、これからオカダを超えていかなきゃいけないタイミングで。でもまあ、今はもう良くも悪くも(団体間が)オープンになっていて、僕が勝てば1・5に呼ぶこともできると思うので。とにかくG1を優勝するしかないですね」
自身の道と団体の未来を切り開くためにも、G1制覇は譲れない。熱狂を生み出すヒートストームが、真夏の祭典をさらに熱くする。