2024年07月01日 12:43
サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)のチーム初戦で鼻を骨折したフランスのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が30日、7月1日に行われるベルギーとの決勝トーナメント1回戦を前に、フェースマスクを付けてのプレーは「すごくやりづらい」と認めた。 エムバペは6月17日に行われたチーム初戦のオーストリア戦で相手選手と衝突して鼻の骨を折ると、続くオランダ戦は欠場を強いられたが、ポーランド戦で鼻を守るフェースマスクを付けて復帰した。 ベルギー戦でもマスクを付けてのプレーになるが、エムバペは違和感があるためすでに何種類かを試したと話し、「何かしっくりこない部分が毎回あるから、変えてきている」とコメント。「本当に難しい。視界が狭まるし、汗がたまるから外して汗を流さないといけない」と明かした。 「外してもよくなったらすぐにでも外すが、今はその選択肢はない。僕にとってはそういう大会になる。このままプレーするしかない」 「すごくイライラするが、マスクには感謝していると言うしかない」 ■関連記事 ・フランス、エムバペPK弾もポーランドとドロー EURO ・鼻骨折のエムバペ、フェースマスク姿で練習参加 EURO ・鼻骨折の仏主将エムバペ、オランダ戦出場は「不透明」
2024年07月04日 10:31
鹿島アントラーズに所属しているFW垣田裕暉が、柏レイソルに完全移籍することが決定した。4日、両クラブが発表している。
現在26歳の垣田は、鹿島アントラーズジュニアユース、ユースを経て、2016年に鹿島アントラーズに加入した。その後、2017年にツエーゲン金沢へ、2020年には徳島ヴォルティスへ、2022年にはサガン鳥栖への期限付き移籍も経験し、2023年に鹿島に復帰した。昨シーズンはリーグ戦29試合出場で4得点を記録していたが、今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグで4試合、2024JリーグYBCルヴァンカップで2試合の出場にとどまり、ノーゴールとなっていた。
完全移籍が決定した垣田は鹿島のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「プロになってからは期限付き移籍で6年間外に出ていましたが、中学1年から14年半、人生の半分以上をアントラーズで過ごしてきました。自分にとって、アントラーズはとても思い入れのあるクラブなので、移籍をするかどうかすごく迷いました。しかし、一度きりのサッカー人生、ピッチで自分の力を示したいという思い、そしてこれからの成長を考えて、この決断をしました。アントラーズに関わるすべての皆様、本当にありがとうございました!」
そして、加入する柏のクラブ公式サイトでは「はじめまして、垣田裕暉です。このたび、柏レイソルに加入することになりました。レイソルの力になれるよう、全力を尽くして戦います。応援よろしくお願いします」とコメントをしている。
2024年07月04日 10:02
ドイツ1部のマインツは現地7月3日、鹿島アントラーズMF佐野海舟の完全移籍での獲得を発表。契約期間は2028年までの4年間となっている。
現在23歳の佐野は米子北高を卒業後、2019年にFC町田ゼルビアに加入。2023年には鹿島に移籍し、ボランチとしてレギュラーの座を掴むと、その活躍が認められ、同年11月にはW杯2次予選に臨む日本代表に初招集されていた。
今季もここまでJ1で20試合に出場。21節終了時点で2位につけるチームの中盤を支えていたが、今月1日に海外クラブ移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱すると発表されていた。
【動画】マインツのトレーニングウェア姿で挨拶する佐野海舟
マインツのスポーツディレクター(SD)を務めるクリスティアン・ハイデル氏はクラブの公式サイトを通じて、佐野を「ボールを持った時の落ち着き、技術力、運動量、闘志溢れる精神力で、我々の中盤を強化してくれるだろう」と絶賛。そのうえで、初めて海外挑戦をする場として、マインツは最適なクラブであると強調した。
「彼にとってマインツへの移籍は、キャリアで初めて日本を離れ、国際舞台に立つことになる。マインツはそのための完璧なクラブであり、我々はブンデスリーガで彼が潜在能力を最大限に発揮できるよう、ピッチ内外で海舟をサポートしていく」
新たなチャレンジへ。佐野のこれからの歩みに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 10:00
FC町田ゼルビアは4日、DF三鬼海がSC相模原へ期限付き移籍することを発表した。
なお、期限付き移籍期間は2025年1月31日までとなり、2024シーズン公式戦におけるFC町田ゼルビアとの対戦には出場できない。
現在31歳の三鬼は名古屋グランパスのU−15、同U−18に所属した経歴を持ち、2011年に町田に加入した。2015年にV・ファーレン長崎への期限付き移籍を経験すると、2017年にロアッソ熊本に完全移籍。2018年にはモンテディオ山形に完全移籍し、2021年に町田に期限付き移籍で復帰すると、翌2022年に完全移籍となった。しかし、2022年10月に右大腿二頭筋腱断裂で全治6〜12カ月の離脱を余儀なくされると、昨シーズンに続いて、J1リーグに昇格した今シーズンもここまで出場機会がなかった。
期限付き移籍が決定した三鬼は町田のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「この度、SC相模原に移籍することになりました。今までSNSや練習場、スタジアムなどでたくさん声をかけて頂きありがとうございました。そんなみなさんのためにも、ケガから復帰して必ずピッチに立って恩返しをする。その想いで辛いリハビリを乗り越え、日々練習をしてきましたが、残念ながら叶いませんでした。苦しい時も頑張れたのはみなさんのおかげです。本当に感謝しかありません。町田で出会ったすべての人のおかげで、今の自分があります。たくさんの愛をありがとうございました。町田の『J1優勝』を心から願ってます。長い間ありがとうございました!」
そして、加入する相模原のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「SC相模原に関わる全ての皆様 初めまして、三鬼海です。必要としてくれたクラブのために、覚悟を持って全力で戦います。応援のほどよろしくお願いいたします」
2024年07月04日 09:58
アタランタがガラタサライ所属のイタリア代表MFニコロ・ザニオーロの獲得に近づいているようだ。
2024年07月04日 09:30
5日に行われるEURO2024の準々決勝、ドイツ代表対スペイン代表。開催国であるドイツと、優勝候補の一つであるスペインが対戦する注目の試合だ。
ドイツではこの大会を最後に現役を引退することを宣言しているトニ・クロースがおり、負ければ彼はキャリアの幕を下ろす。
『AS』によれば、レアル・マドリーで彼とチームメイトであったスペイン代表FWホセルは以下のように話していたとのこと。
「(ドイツにはトニ・クロース、スペインにはロドリ。この二人のボランチについて)彼らはあのポジションにおいて象徴的な存在だ。
僕はレアル・マドリーでトニ・クロースと、スペインでロドリとプレーしてそれを体感したよ。彼らはいつだってロッカールームで落ち着きを保っている男たちだ。
こんな形でクロースに引導を渡さなければならないのは残念だね。金曜日には勝てるといいね。
ここを突破するには勝つことだけが重要だ。クロースについてよりも、我々は自分自身のことを信じなければならない。
我々は他のチームのことなど気にしていないよ。金曜日がトニ・クロースにとって最後の試合になるだろう。
クロースの強みについてはよく知っている。ドイツがボールを持つたび、彼の足を通過する。彼の試合を楽しませないように、特別な注意を払う必要があるね。
これがクロースの最後の試合になることを願うよ。金曜日には彼が引退することを期待する。
彼とはたくさん話したし、友人だ。そしてたくさんのアドバイスをもらった。ドイツの心臓であり、レアル・マドリーの心臓だ。注意しなければいけないよ」
クロースだけじゃない「好調期に引退宣言した」7名のスター選手
友人であるクロースに対し、準々決勝が行われる金曜日で「引退させてやる」とイジってみせたホセル。
彼自身も今季でヨーロッパを離れてサウジアラビアに移籍することもあり、キャリアを一区切りする夏。ホセルにとってもクロースにとってもお互いに特別な試合になりそうだ。
2024年07月04日 09:22
名古屋グランパスは4日、FW酒井宣福がレノファ山口FCへ期限付き移籍することを発表した。
期限付き移籍期間は2025年1月31日までとなり、2024シーズン公式戦にて名古屋グランパスと対戦するすべての公式戦に出場することができない。なお、山口での背番号は「51」に決定した。
現在31歳の酒井は帝京長岡高校から2011年にアルビレックス新潟に加入すると、アビスパ福岡やファジアーノ岡山への期限付き移籍も経験し、2018年に大宮アルディージャへと完全移籍。2021年にサガン鳥栖に移籍すると、翌2022年に名古屋に加入した。昨シーズンはリーグ戦20試合に出場したが、今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグで3試合、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で1試合の出場にとどまっていた。
期限付き移籍が決定した酒井は名古屋のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「このたび、レノファ山口FCに期限付き移籍することになりました。シーズン途中での移籍になってしまって申し訳ありません。クラブ関係者やグランパスファミリーの方々の応援にいつも励まされていました。本当にありがとうございます! 自分としっかり向き合ってこのクラブでの経験を糧にさらなる成長ができるように頑張ります! チームを離れてもグランパスを応援しています! ありがとうございました!」
そして、加入する山口のクラブ公式サイトでは以下のように意気込みを語っている。
「初めまして、名古屋グランパスから来ました酒井宣福です! レノファに関わる全ての皆さんとたくさんの喜びを分かち合えるように自分の全てを捧げて頑張ります! J1昇格の為に共に戦いましょう!! よろしくお願いします!!」
2024年07月04日 09:08
マンチェスター・シティからバルセロナへレンタル加入していたポルトガル代表DFジョアン・カンセロの去就は依然として不透明なようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在30歳のカンセロは2019年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍で加入した。攻撃時にインサイドへ絞ってゲームメイクに関与する“偽サイドバック(SB)”としての地位を確立すると、その後の3年半で公式戦通算154試合出場9ゴール21アシストという成績を残し、数々のタイトル獲得に貢献。しかし、2022−23シーズン途中から出番を減らし、バイエルンへの半年間のレンタルを経て、昨年夏にはバルセロナへ1年間の期限付きで加入した。
バルセロナでは左右のSBを主戦場に公式戦通算42試合に出場し4ゴール5アシストをマーク。しかし、昨年夏に締結したレンタル契約には買い取りオプション等が付随しておらず、6月30日をもって一旦はマンチェスター・シティへ復帰することとなった。
この度『マルカ』が報じたところによると、バルセロナはカンセロの残留を望んでいるものの、ウイング(WG)や中盤の補強に向けた資金を確保するため、完全移籍での獲得ではなく再レンタルを希望しているとのこと。しかしながら、マンチェスター・シティ側は同選手をスカッドに留めるつもりはなく、今夏の移籍市場での売却を本格的に検討しているようだ。現時点でサウジアラビアの2クラブがカンセロとの契約に興味を示しており、マンチェスター・シティも完全移籍での放出に向けて交渉を開始しているという。
なお、カンセロ本人はバルセロナでのプレー継続を望んでいる模様だが、マンチェスター・シティが再レンタルに応じるかは現時点で不透明。果たして同選手は2024−25シーズンをどのクラブでプレーすることになるのだろうか。各クラブの動向に注目が集まる。
2024年07月04日 08:24
ブレントフォードからアーセナルにレンタル加入していたスペイン代表GKダビド・ラヤについて、買い取りオプションの行使が確実となったようだ。
2024年07月04日 07:44
バイエルンがフルアム所属のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得に近づいているようだ。3日、イギリスメディア『BBC』やドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
12年ぶりの無冠という不本意な結果で2023−24シーズンを終えたバイエルンは、ヴァンサン・コンパニ新監督とともに迎える新シーズンに向けて、今夏の移籍市場での戦力拡充を画策。シュトゥットガルトに契約解除金の3000万ユーロ(約52億円)を支払い日本代表DF伊藤洋輝を獲得したほか、レヴァークーゼン所属のドイツ代表DFヨナタン・ターやクリスタル・パレス所属のフランス人MFミカエル・オリーズらとの交渉を進めている。
今回の報道によると、中盤強化に向けて長らく動向を注視していたパリーニャについても完全移籍での加入が濃厚とのこと。バイエルンは昨年夏にも同選手の獲得に乗り出し、移籍市場最終日にはメディカルチェックの通過が報じられたが、フルアムが代役を確保できなかったこともあり交渉は土壇場で決裂。それでも、今夏に再びフルアムとの交渉に臨んだ結果、1年越しでの獲得が決定的となった。
移籍金は4230万ポンド(約87億円)に420万ポンド(約8億6000万円)のボーナスを加えた金額になる見込みで、これはフルアムの売却額としては過去最高だという。契約期間は2028年6月30日までの4年間になると見られており、ポルトガル代表の一員として参戦中のEURO2024の終了後にメディカルチェックが行われる予定だ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が濃厚となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、パリーニャのバイエルン移籍が決定的となったと伝えている。
現在28歳のパリーニャは守備的MFを主戦場とするプレーヤー。母国のモレイレンセでプロデビューを飾ると、その後はスポルティング、ブラガを経て、2022年夏にフルアムへ完全移籍で加入した。すぐさま中盤の主軸に定着すると、約2年間で公式戦通算79試合に出場し8ゴール1アシストを記録。また、2021年3月にデビューしたポルトガル代表では、ここまで国際Aマッチ通算30試合に出場し2ゴール1アシストをマークしている。
2024年07月04日 07:40
火曜日に行われたEURO2024のベスト16で、オランダに0-3と敗れて大会を去ることになったルーマニア代表。
2000年大会で準々決勝まで進出して以来、EUROでもワールドカップでもノックアウトステージまで到達することができていなかったが、24年ぶりにグループステージを突破することに成功。ベスト8には至らなかったものの、復活を印象付ける大会となった。
そしてUEFAがソーシャルメディアに投稿したレポートによれば、ルーマニア代表は自分たちが使ったロッカールームをきれいに掃除して去っていたとのこと。
💛 🇷🇴 The perfect guests. Following their elimination from #EURO2024 last night, @hai_romania left their Munich dressing room spotless with a touching letter to their German hosts. pic.twitter.com/UZwmxqxyjk— UEFA (@UEFA) July 3, 2024
残された手紙にはこう書かれている。
「EURO2024は我々一人ひとりにとってこれまでで最も重要なサッカーの体験の一つであり、その舞台がドイツであったことを嬉しく思う。
すべての試合、すべての感情、すべての経験が我々を一つにし、サッカーの魔法を感じさせてくれた。
我々はルーマニアのためにすべてを捧げたという思いと、ここで過ごした数週間で経験したことの全てに感謝しながらドイツを去っていく。
ヨーロッパサッカーの偉大な家族の一員になれたことはとても光栄だ。ルーマニア代表チーム」
EURO2024の「最も美しく、最も奇妙なヘアスタイル」7名
コーディ・ガクポのゴール、そしてドニェル・マレンの2得点で敗れてしまったルーマニアであるが、スタジアムに集まったサポーターは検討した選手たちに大きな拍手を送っていた。
そしてそれに答えるように代表チームもロッカールームを掃除し、EURO2024をホストしたドイツに感謝を伝えていたようだ。
2024年07月04日 07:20
先日から古巣のシュトゥットガルト移籍が噂になっていた浅野拓磨。しかし現地の報道によれば、その予定はいまのところないという。
昨季限りでボーフムを契約満了のために退団した浅野は、来季に向けて現在新しいクラブを探している状況にある。
そして日本のスポーツ紙などが「かつて所属していたシュトゥットガルトに戻る可能性が高くなっている」と報じ、加入は間近だと伝えていた。
ただ『Bild』や『Sky』などが伝えたところによれば、浅野拓磨がシュトゥットガルトに復帰するという噂に「真実はない」とのこと。
シュトゥットガルト内部で名前が議論されることはあったかもしれないが、加入に向けた動きについては行われていないという。
2024年、ヨーロッパで「優勝タイトルを獲得した日本人選手」15名
FWセール・ギラシがボルシア・ドルトムントに移籍する可能性が高まっていることからシュトゥットガルトは新しいストライカーを求めている状況にある。
その候補はエルメディン・デミロヴィッチ(アウクスブルク)、セミフ・クルチソイ(ベシクタシュ)、さらにエミール・ホイルンド(コペンハーゲン)らであるとのこと。
2024年07月04日 07:16
ドイツ代表の一員としてEURO2024に参加中のMFトニ・クロースが、スペイン代表との準々決勝に向けて意気込みを語った。
2024年07月04日 07:07
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は7月3日、パリ五輪に挑むメンバー18人とバックアプメンバー4人を決定した。
24歳以上のオーバーエイジ(OA)枠は活用せず、6人が海外組。GK鈴木彩艶やMF松木玖生の選外が反響を呼んだ。
このメンバー発表を中国のメディアが報道すると、同国ファンからは次のような声が上がった。
【PHOTO】パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介!
「なぜ松木玖生は選ばれなかったのか?」
「鈴木唯人はいないの?」
「日本は層が厚い」
「オーバーエイジの選手がいないのに、このラインナップはかなりいい」
「この布陣は中国のA代表よりも優れていると感じる」
「このグループは依然として競争力が高い」
OAを招集しなくても、戦力が充実しているとの見方が少なくないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 06:51
レアル・ソシエダの久保建英は、2022年夏の加入以来、2シーズンに渡って主軸としてプレー。いまや複数のビッグクラブが関心を持つ存在となった。先日には、プレミアリーグの強豪トッテナムから5000万ユーロ(約85億円)のオファーがあったとも報じられた。
そんななか、スペインメディア『ESTADIO DEPORTIVO』は「レアル・ソシエダでのクボの急成長を見てみよう」と見出しを打った記事を掲載。サッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』の情報を元に、ソシエダに加入した22年夏から「日本人サッカー選手の価値は124%増加し、4120万ユーロ(約70億円)から9200万ユーロ(約156億円)になった」と伝えた。
「クボはピッチ内外でレアル・ソシエダにとって素晴らしい投資であると証明された。現在、彼はチーム内で最も高給取りの選手の一人であり、年俸は250万ユーロとなっている。彼の影響力は非常に重要であり、世界で最も価値のあるウインガーの一人とみなされており、フィル・フォデン、ブカヨ・サカ、ラミネ・ヤマルなどの著名な選手がいるそのカテゴリーで世界ランキング10位にランクインしている」
同メディアは「しかし、クボの影響はヨーロッパに限定されない。アジアでは圧倒的な差で市場をリードしている」とし、こう続けている。
「23歳のクボはアジア選手の中で最も価値があり、ランキング2位のパリ・サンジェルマンの韓国代表イ・ガンインの4970万ユーロの2倍の価値がある。ブライトンの三笘薫がそれに続く4370万ユーロだ。クボの年齢とポテンシャルは、彼がこの特権的な地位を維持できる重要な要素である」
【画像】アジア選手の市場価値トップ10
アジアではダントツ、世界でもウイングではトップ10入り。このレフティの価値は高まるばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 06:50
3日に発表されたパリ五輪の日本代表メンバー。今回の大会では18人のレギュラーに加えて4人のバックアップを選出(そのうち1名はGKでなければならない)できる。
そのバックアップメンバー4名は、レギュラーの中で怪我や病気でプレーできなくなった選手が出た場合にのみ入れ替えが可能になるというものだ。
日本代表の4人のバックアップには佐々木雅士(柏レイソル)、鈴木海音(ジュビロ磐田)、山田楓喜(東京ヴェルディ)、そして佐野航大(NECナイメーヘン)となった。
『destentor』によれば、佐野航大がバックアップメンバーにとどまったことをNECナイメーヘンは喜んでいるという。
パリ五輪のサッカー競技は開会式の前にスタートし、日本代表は7月24日にパラグアイ戦、27日にマリ戦、30日にイスラエル戦に臨む予定となっている。
もし佐野航大がオリンピック本大会のレギュラーメンバーに選ばれていた場合、プレシーズンのキャンプに参加できないばかりか、8月10日に予定されているエールディビジ開幕戦にすら出場できない可能性がある。
しかし現状ではバックアップメンバーはパリ五輪に帯同する必要がないため、佐野航大は来週月曜日から小川航基らとともにプレシーズンキャンプへと合流できるという。
U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名
昨季佐野航大は後半戦でレギュラーを獲得し、シーズンを通して31試合で6ゴール3アシストを記録するなど好調なパフォーマンスを見せた。
NECナイメーヘンはその彼がシーズンのスタートから起用できる可能性が高いことに安堵しているという。