2024年07月02日 12:15
南米10か国と北中米6か国が参戦したコパ・アメリカ2024。 グループステージの戦いが佳境を迎えるなか、2026年のFIFAワールドカップを共催するアメリカ、カナダ、メキシコの3か国は明暗が分かれることになった。 今回のコパ開催国でもあるアメリカは、1日に行われたウルグアイとのグループステージ最終節に0-1で敗戦。Olivera y un gol fundamental para Uruguay 🙌 pic.twitter.com/D4nWtOEwGD — CONMEBOL Copa América™️ (@CopaAmerica) July 2, 2024 この結果、グループCはウルグアイとパナマが突破となり、アメリカは1勝2敗の3位で敗退が決まった。 今大会のアメリカはボリビアとの初戦には2-0で勝利したものの、パナマとの第2戦に1-2で敗れている。 メッシが1位じゃない!コパ・アメリカ2024の「最高年俸10名」とその金額 一方、カナダはアルゼンチンと同組になったグループAを2位で突破、グループBのメキシコは得失点差によって3位となり敗退。アメリカとメキシコが敗退し、カナダだけが決勝トーナメントに進むことになった。これまでの北中米での力関係とは逆といえる結果に…。 なお、カナダは準々決勝でベネズエラと対戦する。
2024年07月04日 14:42
パリ五輪に臨む大岩ジャパンのメンバーにオーバーエイジ3人が選ばれず、鈴木彩艶(シント=トロイデン)と松木玖生(FC東京)が落選した現状を受け、思い出したのが日本代表の森保一監督の言葉である。
大岩ジャパンがパリ五輪出場を決めた後、Jリーグの試合(FC町田ゼルビア対柏レイソル)を視察した森保監督は次のようにコメントしていた。
「五輪はIW(インターナショナル・ウインドー)の開催とは違うので、選手の招集はかなり難しい。移籍が絡むケースは予測がたっていれば交渉できますが、移籍先が分からない状態だとなかなか…。オーバーエイジを含め最強チームを作っていくと大岩(剛)監督は考えると思いますが、その交渉は簡単ではありません。日本の総力を上げての交渉が必要です」
実際、松木選外の理由は「移籍」だった。山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)は思い通りにメンバーを選べない現状をネガティブに捉えず「今後世界のクラブとどうコミュニケーションをとって選手を招集できるのか。これは五輪だけでなく、U-20の世代でも同じことが起きています。そういう時代になったという日本サッカーの明るさだと捉えております」と話した。
ちなみに、選ばれた18人は怪我や体調不良以外は変更不可。つまり、移籍交渉をするためにチームを離脱したい選手が出ると、追加招集はできなくなるわけだ。そういう背景もあって、松木は選外となったのだろう。
山本NDが言うように、移籍市場で日本人選手が注目されているからこそベストメンバーが組めない現状は日本サッカーの成長とも捉えることができる。ただ、パリ五輪でメダルを獲得できるかどうかはまた別の話だ。オーバーエイジでフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)らを招集したアルゼンチンと比べても、ややパンチに欠けるスカッドだ(そもそもアルゼンチンと比べてはいけないのだろうが)。
U-23アジアカップの優勝メンバーが中心とはいえ、その大会の決勝でウズベキスタン相手に大苦戦した事実を忘れるべきではない。本大会になればウズベキスタンよりも手強いチームを倒さないとメダルには届かないはずで、そう考えると、明るい展望は描きにくいか。
いずれにしても、森保監督の懸念は現実のものになってしまった。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集部)
【記事】松木落選に質問が集中して当然。そう容易に想像できた状況下で「移籍の可能性があります」とあえて踏み込んだ山本NDのプロフェッショナルな姿勢【コラム】
2024年07月04日 14:34
バーンリーが、元イングランド代表MFスコット・パーカー氏の招へいに近づいているようだ。3日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
バーンリーは2022年7月にヴァンサン・コンパニ前監督を招へいすると、圧倒的な強さでチャンピオンシップ(2部)を制覇し、1年でのプレミアリーグ復帰を果たした。しかし、プレミアリーグでの戦いは厳しく、2023−19シーズンは19位に終わり、2部降格となった。
バーンリーとしては昨年5月に2028年6月30日までとなる長期契約を締結したこともあり、コンパニ前監督の続投を望んでいたものの、バイエルンから関心が寄せられ、同監督自身も移籍を望んだため、今夏にクラブを離れることとなった。
指揮官を引き抜かれたバーンリーは、すでにクレイグ・ベラミー氏が暫定監督に就任しているが、1年でのプレミアリーグ復帰に向けて正式な後任探しに動いていたなか、今回の報道によると、パーカー氏の招へいに近づいているという。契約はまだ締結されてはいないが、有力候補として浮上しており、すでに上層部とは2回の協議を行っていることが明らかになっている。
現在43歳のパーカー氏は現役時代にチェルシーやウェストハム、トッテナムなどでプレーし、イングランド代表としては18キャップを記録。2017年夏にフルアムで現役引退後、トッテナムのU−18チームで監督キャリアをスタートさせた。
その後、フルアムでの指揮を経て、2021年7月から当時2部のボーンマスの指揮官に就任した。初年度でプレミアリーグ昇格へと導いたものの、2022−23シーズンは開幕4試合で1勝3敗(2得点16失点)を喫し、2022年8月に解任。同年12月には初の海外挑戦を果たし、クラブ・ブルッヘ(ベルギー)の監督に就任したが、3カ月足らずで解任されて以降はフリーとなっていた。
2024年07月04日 14:14
ボローニャは3日、ベティスを退団した左SBフアン・ミランダを獲得したことを発表した。データサイト『transfermarkt』によると、契約期間は2027年夏までの3年間とのことだ。
「人生で最も難しい決断だった」と語り、最愛のクラブに別れを告げたミランダの新天地は、イタリアの“ロッソブルー”に決定した。2000年1月19日生まれの現在24歳。ベティスのカンテラで6年間過ごした後、2014年にバルセロナのカンテラに移ると、2018年11月にトップチームデビューを果たした。その後は、シャルケへの2年間のレンタル移籍を経て、2020年夏にベティスに加入。6年ぶりの古巣復帰となった。
そんなベティスでは、在籍4年でクラブ公式戦通算111試合に出場し8得点11アシストを記録した。群を抜くパスセンスと正確無比なフィードで攻撃の起点となり、3シーズン連続となるヨーロッパリーグ出場に貢献。そして、「決して消えることのない思い出。人生で最も美しい日だった」と回想するコパ・デル・レイ(国王杯)優勝だ。2022年4月24日に行われたバレンシアとの決勝戦はPK戦決着となり、同選手は成功すれば勝利となる5人目のキッカーを務めると、その大役を務め上げていた。
ミランダが加入するボローニャは、中世の香りが色濃く残るイタリア・ボローニャに本拠を構える古豪クラブ。2023−24シーズンのセリエAでは5位フィニッシュを成し遂げ、新シーズンは60年ぶりにチャンピオンズリーグに出場する。
なお、今月に開幕を控えるパリオリンピック2024のU−24スペイン代表にオーバーエイジ(OA)枠として、予備メンバー22名に選出されているミランダ。今後発表される正式登録の18名に残ることになれば、東京五輪に続いて2大会連続出場となる。
【公式発表】ボローニャがミランダ獲得を発表
Benvenuto in rossoblù 𝐉𝐔𝐀𝐍 🤝🇪🇸#ForzaBFC #WeAreOne— Bologna FC 1909 (@Bolognafc1909) July 3, 2024
2024年07月04日 14:01
マンチェスター・シティがトロワ所属のブラジル代表FWサヴィオ・モレイラの獲得に近づいているようだ。
2024年07月04日 13:34
日本サッカー協会(JFA)は7月3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のメンバーを発表。エールディビジのNECに所属する佐野航大は、バックアップメンバー4人のうちの一人となった。
このバックアップメンバーは、18人の本登録メンバーの中から怪我人や体調不良者が出た場合のみ入れ替えが可能となっている。JFAはこの4人について、大会期間中はチームに帯同せず、アクシデントがあった際に合流するとしている。
これを受けて、オランダメディア『destentor』は、「NECはおそらく、来シーズンの準備のためにサノを欠くことはない」との見出しで報道。「このMFはパリ五輪を戦う日本代表の予備リストに入った。そのため、NECは来季に向けてのプレシーズンでサノを欠く可能性は低い」と伝えた。
【PHOTO】悲願のメダル獲得へ!パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介!
一方で万が一、緊急で招集された場合の懸念も示してる。
「しかし、オリンピックの初戦の前日までに招集される可能性もある。日本は24日のパラグアイとの第1戦を控えており、マリ(27日)、イスラエル(30日)と対戦する。決勝は8月9日の予定だ。もしサノが参加するとなれば、NECのプレシーズンに帯同できない。日本の結果によっては、来月10日に開幕するリーグ戦にも欠場するだろう」
2023-24シーズンは加入1年目ながら、NECの主力として活躍した佐野。2年目のパフォーマンスにも注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 13:10
横浜F・マリノスは4日、MF植田啓太がSC相模原へ育成型期限付き移籍をすることを発表した。
なお、育成型期限付き移籍期間は2025年1月31日までとなり、2024シーズン公式戦における横浜F・マリノスとの対戦には出場できない。
現在21歳の植田は、横浜FMのプライマリー、ジュニアユース、ユースを経て、2021年からトップチームに昇格し、2021年から2023年までは栃木SCへと期限付き移籍をしていた。今年から横浜FMに復帰したものの、ここまでリーグ戦の出場機会はなく、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で1試合の出場にとどまっていた。
育成型期限付き移籍が決定した植田は横浜FMのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「SC相模原に育成型期限付き移籍することとなりました。ファン・サポーターの皆さんの期待に応えられず、悔しい気持ちです。SC相模原に行くからには、しっかりとピッチ上でJ2昇格に貢献したいと思います。半年間ありがとうございました」
そして、加入する相模原のクラブ公式サイトでは「この度、横浜F・マリノスから育成型期限付き移籍で加入することになりました植田啓太です。SC相模原の最大の目標であるJ2昇格に向け、チームの力となれるように日々全力で頑張ります。よろしくお願いします」とコメントしている。
2024年07月04日 13:04
柏レイソルは7月4日、鹿島アントラーズからFW垣田裕暉の完全移籍で獲得したと発表した。
2016年に鹿島ユースからトップチームへ昇格した垣田は、ツエーゲン金沢、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖へのレンタル移籍を経て、23年に鹿島へ復帰。今季はJ1で4試合に出場していた。
26歳のストライカーは、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「はじめまして、垣田裕暉です。このたび、柏レイソルに加入することになりました。レイソルの力になれるよう、全力を尽くして戦います。応援よろしくお願いします」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
垣田の加入を伝えた柏の公式Xには、以下のようなコメントが寄せられた。
「きたーー!!!」
「素晴らしい補強」
「めちゃくちゃ期待しております!」
「完全移籍で加入か」
「よろしく頼みまっせ!」
「一緒にタイトル取ろう!」
「木下とのツインタワー期待してます」
「全力で応援するのでよろしくお願いします!」
パリ五輪へ出場する細谷真大の穴を埋めるアタッカーとしての期待も大きい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 13:00
今週末にシルバーストーン・サーキットで開催されるF1世界選手権のイギリスグランプリ。
2024年07月04日 12:47
ドイツ人指揮官のハンジ・フリック新監督の下、復権を期すバルセロナ。新シーズンに向け、フリックとデコSD(スポーツディレクター)は左ウイングを最大の強化ポイントとして見据えている。 ターゲットの筆頭に挙がるのが、リバプールのルイス・ディアス、RBライプツィヒのダニ・オルモ、そしてアスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムスだ。しかし、いずれも所属クラブとの契約を残し、獲得には少なくない移籍金が必要。なかでもN・ウィリアムスの契約解除金は5800万ユーロ(約95億7000万円)に設定されていて、財政難のバルサにとっては高嶺の花だ。 そんな中、セレソンの元10番がバルサのターゲットについて言及した。スペイン紙『スポルト』が報じている。 1997〜02年までバルサでプレーし、99年にはバロンドールを受賞した元ブラジル代表FWのリバウドは、EURO2024で大活躍のスペイン代表FW、N・ウィリアムスを称賛。古巣バルサに獲得を進言した。
【動画】切れ味抜群! ジョージアを沈めたN・ウィリアムスの一撃
「彼のこれまでの活躍を考えると、契約解除金は決して高くない。きわめて妥当な金額だ。昨シーズンはアスレティックで、そしていまはスペイン代表で素晴らしい活躍を見せている。バルサで成功するために必要なものをすべて持っている選手で、クラブは彼の獲得を優先すべきだ」 N・ウィリアムスにはプレミアリーグのアーセナルやリバプールからも熱視線が注がれ、争奪戦の様相を呈している。一方で、N・ウィリアムス本人がラ・リーガでのプレーを望んでいるとも伝えられ、またプライベートで仲が良い16歳のラミネ・ヤマルが所属しているという部分も、バルサにとってプラスに働くかもしれない。。 もっとも、バルサがN・ウィリアムスを獲得するには、現有戦力の売却が必要になってくるだろう。ドイツの地で眩い輝きを放つドリブラーは、今夏ステップアップを果たすのか。N・ウィリアムスの去就に注目が集まる。構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
2024年07月04日 12:40
川崎フロンターレは7月3日、公式Xを更新。日本代表DF板倉滉がクラブハウスに訪れたと報告した。
川崎ユース出身の板倉は、2015年にトップチームへ昇格し、翌年にJ1デビュー。18年にはベガルタ仙台でプレーし、J1リーグでは通算31試合・3ゴールを記録した。19年1月より海外挑戦を果たし、現在はボルシアMGに在籍している。
【画像】板倉滉が川崎のクラブハウスを訪問!
そんな27歳の訪問を古巣が歓迎。「クラブハウスに板倉滉選手が来てくれました!! 選手やスタッフ一人一人と談笑している姿は昔のまま。変わらず気さくなコウを見て、嬉しくなりました」と綴り、板倉の写真を公開した。
この投稿には、「お帰りなさい!」「好きすぎる」「いつ見ても最高に素敵」「思い出が溢れて倒れそう」「まだ日本にいたの⁉」「いつでもウェルカムだぞ!」「格好良いな」「クラブでも代表でも頑張れー!」などの声が上がった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 12:39
アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズが、ドイツ代表との大一番に向けた意気込みを語った。3日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
現在開催中のEURO2024で3大会ぶり3度目の欧州制覇を目指しているスペイン代表。“死の組”とも形容されたグループBを3戦全勝で首位通過すると、ラウンド16ではジョージア代表を4−1で撃破。開幕前の下馬評はそれほど高くなかったものの、ここまで全勝でベスト8進出を決めている。左ウイング(WG)を主戦場とするN・ウィリアムズはここまで1ゴール1アシストを記録。積極果敢な仕掛けで右WGのラミン・ヤマルとともにスペインの攻撃を牽引している。
準々決勝で激突するのは自国開催での優勝を狙うドイツ代表。開幕戦でスコットランド代表を5−1で一蹴すると、その後の2試合を1勝1分で終えてグループAを首位で通過し、ラウンド16ではデンマーク代表を撃破。FIFAワールドカップカタール2022後は歴史的不振に陥ったものの、ユリアン・ナーゲルスマン監督の就任とトニ・クロースの代表復帰が奏功し、スペインと並んで今大会屈指の戦術的完成度を見せつけている。
N・ウィリアムズは「誰も僕たちがここまで到達するとは言っていなかったし、優勝候補に推す声もなかった。でも、僕たちは素晴らしいチームであり、野心と決勝へ進む意欲を持っていることを示している。これからも一歩一歩前進していくつもりだよ」と前置きしつつ、「このチームにスターはいない。全員が重要な役割を担っているんだ。そのことが僕たちを強くしているし、全員が同じ方向を向いている。何か大きなことを成し遂げたいね」とチーム状態への自信を示した。
続けて、準々決勝の対戦相手であるドイツについても言及。司令塔として圧倒的な存在感を放っているクロースと、自身と対峙する可能性が高い右サイドバック(SB)のジョシュア・キミッヒについてそれぞれ次のようにコメントした。
「クロースは非常に優れたパサーで、まるで頭の後ろにも目があるかのようにプレーする。非常に完成された選手だと思っているよ。守備時により多く走らなければならなくなるし、チームはそのことに感謝しているだろう。彼がDFラインの左側に落ちてプレーすることは知っている。中盤や低い位置でブロックを組む時にはそれをコントロールしなければならない。僕たちは献身性を示す必要があるだろうね」
「キミッヒは偉大な選手だし、彼のキャリアがそれを物語っている。バイエルンに所属しているのにも理由があるし、僕は彼のことをリスペクトしているよ。でも、僕は自分のプレーをするつもりだ。僕がここにいるのはそのためだと思うし、何度だって彼と対戦するつもりだ。彼は偉大な選手だが、ベストを尽くすよ」
大注目の一戦は日本時間5日の25時(6日の1時)にキックオフを迎える。
2024年07月04日 12:20
かつては細身のプレーメーカーとして知られた元ドイツ代表MFメスト・エジルが、現役時代とは全く違う姿を見せて話題になっている。
2024年07月04日 12:00
欧州では多くの選手たちが6月いっぱいまでの契約を結ぶことになるが、その6月が終わったことで移籍金が発生しないフリートランスファーが可能な選手たちが何人か出てきている。資金を必要としないため、獲得のために他の選手を売却する必要もなく、プレミアリーグのPSRのように支出に関する厳しい規定がある場合はなおのことありがたい話となる。
お得な「ゼロ円移籍」だが、今夏はかなりのビッグネーム揃いとなっている。なかでも現在開催中のEURO2024にチームのレギュラーとして出場中のMFアドリアン・ラビオは注目の一人だろう。ユヴェントスとの契約が切れ、リヴァプールやマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いているとの報もある。29歳と脂の乗った年齢で、獲得すれば即戦力となれることは間違いない。
オランダ代表FWメンフィス・デパイも代表ではレギュラー格の一人だ。アトレティコ・マドリードでは出番が多いというわけではなかったが、公式戦9ゴール1アシストを記録。ビッグクラブからお呼びがかかるかどうかはわからないが、その献身性と流動性を欲しがるクラブは多いだろう。
マンチェスター・ユナイテッドを退団したDFラファエル・ヴァランもフリーだが、こちらはセリエAのコモ入りが有力視されている。まだ31歳であり、守備の国イタリアでもう一花咲かせる可能性は十分だと思われる。
他、トッテナムがクラブ史上最高額の6500万ポンドを費やしたMFタンギー・エンドンベレ、ユルゲン・クロップ時代のリヴァプールの最終ラインを長く支えたDFジョエル・マティプ、同じくリヴァプールで卓越した技術を見せつけたMFチアゴ・アルカンタラ、トッテナムでは負傷がちながらもまだまだ24歳と若くポテンシャルを秘めたDFライアン・セセニョンなど錚々たるメンツがフリーとなっている。
昨今はアメリカのMLS、そしてサウジ・プロフェッショナルリーグなど移籍先の候補にも幅がある。果たして、この才能ある選手たちを無料で獲得するのはどのクラブになるだろうか、今夏の注目ポイントの1つとなる。
2024年07月04日 12:00
現在F1グランプリの絶対王者となっているレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。
F1が今週イギリスのシルバーストーン・サーキットでのレースを迎えることもあってか、今回『Mobil 1 The Grid』で彼は「F1ドライバーでサッカーのイレブンを組んでみた」的なコーナーに出演していた。
そこでフェルスタッペンが選んだのは…。
.@Max33Verstappen is definitely no ordinary manager! 👀#F1 #Mobil1 #Mobil1TheGrid #F11 @redbullracing pic.twitter.com/CljmxawYRn— Mobil 1 The Grid (@Mobil1TheGrid) July 3, 2024
なぜかいきなりゴールキーパーに小柄な角田裕毅をセレクト。「彼は全てを守ってくれる」らしい。
そしてなんとペレスがリベロになり、ピアストリ、リッカルド、ヒュルケンベルグ、ルクレール、アルボン、ノリス、サインツをディフェンスラインに配置して8バックに。
中盤には攻撃的MFとしてフェルナンド・アロンソを一人で配置し、そしてワントップには自分を選択した。
「ディフェンダーは上下動ができるし、8人がゴール前をブロックすれば非常に強力な守備になる。ユウキがゴールを守ってくれるから、点を決められるのはメッシだけだ」
1位はメッシでも大谷同僚でもない!世界で最も金を稼ぐ最強スポーツ王10人
と、フェルスタッペンはあまり意味がわからない天才的な采配を説明していた。
イギリスGPは5日にフリー走行の1回目がスタートし、日曜日の決勝まで3日間に渡ってセッションが行われる。日本では「DAZN」で放送される予定だ。
2024年07月04日 11:48
U−23フランス代表を率いるティエリ・アンリ監督が、今夏移籍が迫っているニースに所属するMFケフラン・テュラムはパリオリンピック2024に参加できないことを明かした。3日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
今大会のホスト国でもあるフランスはグループAに入り、24日にU−23アメリカ代表と、27日にU−23ギニア代表と、30日にU−23ニュージーランド代表と対戦する予定となっている。
先月頭に代表候補メンバー25名を発表していたアンリ監督は、今月3日に本大会メンバーを発表する予定だったが、「ケフラン・テュラムがチームを離れたことは確かだ」と候補メンバーに含まれ、本大会のメンバー入りも予定されていた同選手を急遽外さなければならなくなったことを明かし、次のように不満を露わにした。
「これが最後の瞬間まで私たちが待たなければならない理由だ。なぜなら、何度も伝えていたことを今朝電話で言われたからだ。彼が移籍すると見られているクラブは彼がこのチームに加わることに反対している」
K・トゥラムは今夏の移籍市場でニースからユヴェントスへの加入が決定的になっており、近日中に正式発表される見込みとなっている。このような状況から、五輪はクラブに派遣義務がない大会であるため、移籍先となるユヴェントスが招集を拒否した模様で、アンリ監督は急なメンバー変更を余儀なくされる事態になったようだ。