2024年07月04日 03:29
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、コスト削減に向けた大規模なリストラを行うようだ。3日、イギリスメディア『BBC』などが伝えている。 イギリスの多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』がクラブの一部株式を買収して以降、大幅な改革を進めていると報じられるマンチェスター・ユナイテッド。新たに共同オーナーへと就任した“敏腕実業家”ジム・ラトクリフ氏は、コスト削減を重要なミッションに掲げており、その一環としてクラブに勤める全従業員の4分の1にあたる最大250人の解雇を決めたという。 さらに、不必要と判断されたクラブによる複数の活動も廃止となる模様。同メディアは、「この動きの背後には2つの重要な要因があると考えられる」と主張し、節約できると予想される数千万ドルが、トップチームの強化費とリーグが定める収益性および持続可能性規則(PSR)の遵守のために用いられると説明した。 なお、イギリス紙『デイリー・メール』によると、マンチェスター・ユナイテッドが抱える従業員「1112人」は他クラブに比べても多く、リヴァプールは「1005人」、チェルシーは「788人」、トッテナムは「719人」、アーセナルは「649人」、マンチェスター・シティは「520人」となっているようだ。 また、同クラブの関係者は内々に、「人員削減の決定は軽々しくなされたものではなく、慈善部門であるマンチェスター・ユナイテッド財団を除いて、クラブの全分野に影響が及ぶ」と語ったと伝えている。
2024年07月07日 16:14
7月6日、湘南ベルマーレはJ1第22節で浦和レッズと敵地で対戦し、3−2で勝利した。
15節のアルビレックス新潟戦(2−1)以来、7試合ぶりの白星を掴んだゲーム。試合終了の笛が鳴った瞬間、ピッチ上で勝利以外の意味でも喜びを噛みしめた選手がいた。左膝前十字靱帯断裂から約10か月ぶりに実戦復帰したFW根本凌だ。
根本は昨季、期限付きで加入したJ2の栃木SCで主力を担い、夏場までに6ゴールを挙げる活躍を見せたが、8月26日の水戸ホーリーホック戦で負傷。今年の5月頃まで長期のリハビリに励んでいた。
6月に入って全体練習に復帰し、徐々にコンディションを上げていたなか、浦和戦で今季初めてメンバー入りを果たし、85分からピッチに立った。そして、この背番号16の活躍がなければ、勝点3獲得も成し得なかったかもしれない。
1−2で迎えた90分、左サイドで福田翔生の落としを受けた石井久継がカットインから右足を振り抜き、殊勲の同点弾をマークした。この時、根本は背後を狙う動きで相手DFを引きつけて、シュートコースに入る動きを遅らせた。
数字には残らないが、クレバーな根本だからこそのプレーだ。24歳の黒子としての働きがキラリと光った。チームはその後、ルキアンの得点で試合をひっくり返した。
【動画】石井久継が殊勲の同点ゴール!
石井のゴールに関与した場面以外でも持ち味のフィジカルを発揮して勝利に貢献した根本は、浦和戦での自身のプレーを次のように振り返った。
「逆転されて、浦和さんのペースだったなかで投入されて、攻撃の起点になれた場面もあったし、自分が背後に抜けてツグ(石井)が決めた場面も強みを出せたと思います。他にも、自分にパスが来たら決められただろうな、というシーンもありました。感覚は間違っていないと思うので、引き続き練習から突き詰めてやっていきたいです」
手応えを口にした一方、ストライカーとしては悔しさもあったという。
「ツグやルキ(ルキアン)が点を取ったなかで、フォワードとして自分が取れなかったのは悔しい気持ちもあります。チームが勝てたのはすごく嬉しいし、次につなげられると思いますが、もっと難しいボールを収めて数字も残していかないと、生き残れないとも感じました」
8ゴールでチーム内得点王のルキアンと、6得点でスピードに秀でる福田翔生、類稀なシュートセンスを持つ鈴木章斗に、浦和戦のゴールで波に乗りそうな19歳の石井。FWに特長の違うライバルが揃うなかで、根本は競争を勝ち抜いて定位置を掴めるか。
浦和戦で見せたような数字に残らない活躍を続けつつ、栃木で磨いた得点力をJ1の舞台でも発揮できれば、次第に出場時間も伸びていくはずだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年07月07日 16:12
柏レイソルに所属するU-23日本代表のFW細谷真大が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」で、元日本代表MFの松井大輔氏のインタビューに応じた。
柏のU-15、U-18出身の細谷は、2020年にトップチームに昇格。22年には33試合に出場して8得点を挙げ、ベストヤングプレーヤー賞を受賞。昨季は34試合・14得点、今季はここまで18試合・2得点を記録。日本代表でも6試合・1得点の実績があり、大岩剛監督が率いるU-23日本代表では貴重な得点源として期待されている。
【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット!
そんな22歳は、松井氏から「大岩監督から口酸っぱく言われていること」を問われると、「ニアに入れ」と回答。「フォワード陣がしっかり点を取って(結果を)残すのは、チームが上に行くことには必要だと思います」と続けた。
五輪本大会に向けては「しっかりメダルを取りたいですし、その色のところもこだわってやっていきたいです」と覚悟を示した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月07日 16:08
J3の福島ユナイテッドFCは7月7日、2024ふくしまSDGsユニフォームを発表した。
このキットのデザインコンセプトについて、福島は公式サイトで以下の通りに説明している。
「福島の夏といえばわらじまつり。ユニフォームの前後に巨大わらじを彷彿させる縫い目と色(ライトゴールド)をメインテーマにデザインしています。2月にJ1川崎と業務提携を締結、4月には経営基盤の強化へとつながる株式譲渡を発表、新体制へと移行しJ2昇格の実現に向けて変貌を遂げました。当クラブの発展にセンセーショナルな追い風が吹くなか、新たな絆をより強固に結びつけるイメージを、わらじの縫い目で表現しています。
また、前面の下部には今シーズンのスローガン(カチを耕す。)、SDGsの17目標のなかで、当クラブが注力する6種のカラーを使用したロゴをレイアウト。背面には、農業部で選手たちが育てた桃、ぶどう、米やりんご、自慢の温泉をPRするためにそれぞれのアイコンをあしらいました。スポーツ×農業×SDGsに取り組むことで、地元の活性化や地域創造の一助として、サステナブルに活動していくことの決意を表現いたしました」
【画像】福島の2024SDGsユニフォーム
クラブの公式Xが新ユニを公開すると、「可愛いー!」「そうきたか!」「落ち着いた色合いで良い」「色も好み」「話題になりそう」「地元密着って、こういうことよな」「いつもイカしたユニありがとうございます」などの声が寄せられた。
なお、このユニフォームは、以下の試合で着用予定だ。
7月20日 第22節 vsテゲバジャーロ宮崎
8月17日 第24節 vsFC琉球
8月31日 第26節 vsギラヴァンツ北九州
9月6日 第27節 vsヴァンラーレ八戸
9月23日 第29節 vsFC大阪
10月5日or6日 第31節 vsFC岐阜
10月20日 第33節 vsカターレ富山
11月2日 第35節 vs奈良クラブ
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月07日 16:05
かつて本田圭佑もプレーしたメキシコリーグ。
2024年07月07日 15:59
EURO2024でベスト4まで駒を進めているスペイン代表では、右ウイングのラミン・ヤマル、左ウイングのニコ・ウィリアムズの突破力が抜群の効果を発揮している。
これまでのティキ・タカがベースだったスペインとは異なり、今のチームは縦へのスピード感がある。それを可能にしたヤマルとウィリアムズの存在は非常に大きい。
ただ、今のスペインには他にも突破力抜群のウイングがいる。今回のメンバーには入っていないが、今冬にグラナダからバイエルンへ移籍した22歳のMFブライアン・サラゴサだ。
ラ・リーガでプレイするのは2023-24シーズンが初めてだったにも関わらず、サラゴサは左サイドからドリブルを連発。グラナダではシーズン前半戦しかプレイしなかったが、それでも2023-24シーズンのラ・リーガにてドリブル成功数ランクでは14位に名前が入っている(53回)。フルシーズンを戦ったレアル・ソシエダMF久保建英の成功数が全体12位の55回だったことを考えると、サラゴサの数字はかなり印象的だ。
バイエルンではまだ出番を掴めていないが、新シーズンからが勝負だ。独『Bavarian Football Works』によると、サラゴサはいきなりスターだらけのバイエルンに加入して戸惑ったと明かしている。
「バイエルンは世界最高のチームの一つだ。バイエルンに着いたとき、自分がどこにいるのか信じられなかったよ。ハリー・ケイン、(トーマス)ミュラー、(ジャマール)ムシアラ、彼らは僕が見てきたトップクラスの選手たちで、すべてが僕を驚かせることになったよ」
新シーズンからはそのスター選手たちと同じフィールドで戦っていかなければならない。ラ・リーガで見せていたドリブルはブンデスリーガでも通用するはずで、2026年のワールドカップではスペイン代表のメンバーに入ってほしい選手だ。
2024年07月07日 15:59
ブライトンに所属するドイツ代表MFパスカル・グロスが、ドルトムントと個人合意に達したようだ。6日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。
報道によると、グロスはドルトムントへの移籍を「100パーセント」決意したようだ。ドルトムントとブライトンはまだクラブ間交渉を継続しているが、700万ユーロから1000万ユーロ(約12億円〜約17億円)ほどの移籍金で合意することが予想されている。
現在33歳のグロスはホッフェンハイムの下部組織出身で、2008−09シーズン途中にトップチームデビュー。ただ、定位置を掴むことはできず、カールスルーエやインゴルシュタットでプレー。2017年夏からブライトンに加わり、ここまで公式戦通算261試合の出場で32ゴール52アシストを記録している。活躍が評価され、昨年9月にドイツ代表デビュー。EURO2024でも1試合に出場した。
遅咲きの苦労人は、ブライトンとの契約が2025年夏で満了。ブライトンは契約延長に動いていたものの、フランクフルトをはじめとするドイツの複数クラブも獲得に関心を示していた。昨季チャンピオンズリーグ準優勝のドルトムントが、同選手の新天地となるのかもしれない。
2024年07月07日 15:33
G大阪は7日、GK東口順昭の左ひざ内側半月板損傷を発表した。
現在38歳の東口は、2014年にアルビレックス新潟からG大阪に加入。同クラブでこれまで公式戦通算394試合に出場しており、日本代表でも9キャップを刻んだ。
東口は昨年12月末に右ひざ内側半月板損傷の手術を受け、今季は開幕に出遅れたものの、3月からベンチ復帰を果たした。ただ、横浜F・マリノスへの期限付き移籍から復帰した一森純に正GKの座を奪われ、リーグ戦での出番は得られず。出場は天皇杯の1試合にとどまっている。
2024年07月07日 15:31
2023-24シーズン限りで現役を引退した元日本代表MFの長谷部誠氏が、自身のインスタグラムを更新。
2024年07月07日 15:20
FC東京に所属するU-23日本代表のMF荒木遼太郎が、7月6日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」にVTR出演。元日本代表MFの松井大輔氏のインタビューに答えた。
荒木は、東福岡高を卒業後の2020年に鹿島アントラーズでプロキャリアをスタート。今季にFC東京に移籍し、ここまで15試合に出場して6得点を挙げている。今夏に行なわれるパリ五輪に出場する大岩ジャパンにも選出されたテクニシャンだ。
松井氏が、最近のサッカーでは創造性にあふれた“ファンタジスタ”タイプの活躍が難しくなってきていると持論を述べる。「上手い選手が中にいてほしい」と告げると、荒木はこう語った。
【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット!
「自分がどこまで通用するのか、確認も含めてやってみたいというのもあるし、間で受けて決定的なパスを出すのが自分の持ち味なので、それをやりたいと思っています」
4年に一度の大舞台に向けては「自分自身、本当に楽しみな大会ですし、メダルを取れるようにチーム一丸になって頑張りたいです」と意気込んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月07日 15:12
ヴァンフォーレ甲府は7日、サガン鳥栖より期限付き移籍しているGKコ・ボンジョの期限付き移籍期間延長を発表した。
今年4月25日、甲府はGK渋谷飛翔とGK河田晃兵が同時に負傷離脱したことを受け、Jリーグに例外適用を申請して登録期間外にコ・ボンジョを獲得。当初の期限付き移籍期間は7月8日までだったが、今回12月31日まで延長された。
現在22歳のコ・ボンジョは、大韓民国出身。母国の龍仁大学校を卒業後、2023年に鳥栖へ入団した。甲府加入後は2024明治安田J2リーグの8試合に出場している。
コ・ボンジョは発表に際し、甲府のクラブ公式サイトを通じてコメント。「ヴァンフォーレ甲府のみなさん、この度、甲府との契約を延長することになりました。いつもチャントで後押しをしてくださり、ありがとうございます! J1昇格の可能性がある限り全力で戦いますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします!」と、シーズン終盤戦への意気込みを示した。
また、同選手は鳥栖のクラブ公式サイトを通じてもコメントし、「再び鳥栖の力になれるように日々の練習や試合でレベルアップしたいと思っています! 今後とも応援よろしくお願いします」と、甲府でのレベルアップを誓った。
2024年07月07日 15:04
7月6日、浦和レッズはJ1第22節で湘南ベルマーレと浦和駒場スタジアムで対戦し、2−3で敗れた。
この試合に人並み以上の想いを持って臨んだ選手がいた。今季に湘南から完全移籍で浦和に加わった石原広教だ。小学生時代から過ごした地元のクラブを覚悟を持って離れた25歳は、移籍後初となる古巣戦に燃えていた。
「古巣相手なので、力強く、気持ちを持って入ったつもりです。もっと上手くやって勝ちたかったけど、最後に上回られてしまった。シンプルに悔しいです」
試合は32分にアウェーチームに先制を許すも、60分のチアゴ・サンタナの投入で流れが一変した。62分と74分にT・サンタナが得意の左足を振り抜いて2得点を挙げ、浦和が逆転に成功。試合終盤までゲームを支配し、今季2度目の3連勝まであと一歩まで迫った。
だが、90分に湘南の石井久継に同点弾を決められると、直後の90+2分、ボックス内でのこぼれ球をルキアンに仕留められる。2017年以降に積み重ねていた駒場での「17」の無敗記録が途絶えてしまった。
【PHOTO】ピッチサイドのカメラマンエリアも揺れた!年に1回の”聖地”駒場開催で大声援を響かせた、浦和レッズサポーター(Part1)
前節のジュビロ磐田戦でのプロ初ゴールをはじめ、ここ最近は好調を維持していた石原。湘南戦でもさすがの運動量を発揮したが、長年ともに戦ってきた、自分のすべてを知られているとも言える古巣のイレブンに対して、後手に回る場面が多かった印象だ。
石原は、湘南の選手たちから“圧”を感じたという。
「湘南の選手が目の色を変えて来ているなというのは感じていました。対面した畑(大雅)とはずっと一緒にやってきて、お互いにやり方を把握している部分もある。あいつも1年目とかに比べたら成長していると思います。楽しめたけど、もっと上手くやれたんじゃないかという気持ちもあります」
気持ちを昂らせて臨んだ一戦だっただけに、劇的な逆転負けのダメージは大きかったのだろう。最後に石原は湘南戦で見えた課題と、今後への意気込みを語った。
「ボールを持つところと、プレスに行くべきところ、行かないところはもっと上手くやりたかったし、チームとして今後の課題だと思う。また、ボールにもっと強く行かなければいけません。まだ緩いところがあるので、みんなで要求し合わなければいけない。とにかく次の試合に向かって、練習から頑張りたいです」
敗戦のショックもあっただろうが、思い入れのある古巣とのゲームで得たものもあったはずだ。石原は次節の京都サンガF.C.戦は累積警告で出場停止だが、第24節の北海道コンサドーレ札幌戦以降に、ひと回り成長した姿を見せてくれることに期待したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年07月07日 15:00
マジョルカは7月6日、ボーフムを退団した浅野拓磨と2026年までの2年契約を結んだと発表した。
2024年07月07日 15:00
佳境を迎えているEURO2024。ルーマニア代表はオランダとの決勝トーナメント1回戦に0-3で敗れて大会を去ることになった。
ミュンヘンでの試合を終えた彼らはロッカールームを綺麗に掃除して帰ったことが話題になっている。
置き手紙には、開催国ドイツへの感謝も綴られており、UEFAも「完璧な振る舞い」と讃えていた。
そうしたなか、ルーマニア紙『Fanatik』は、「ワールドカップでの日本人に倣い、ルーマニアは自分たちの後片付けをし、ドイツの主催者に別れのメッセージまで送った」、「日本人は最近のW杯2大会で感銘を与えてきた。ルーマニアは2018年W杯での日本代表チームをモデルにした。2022年大会では日本のファンたちが主役になった。スタジアムでゴミ拾いをしていたのだ」と伝えていた。
日本代表が試合後にロッカールームを掃除することや、日本のファン・サポーターがスタンドでゴミ拾いをするのはもはやお馴染みになっている。ルーマニア代表は日本をお手本にしていたとか。
欧州で「最も嫌われている」5つのチーム
また、同紙の記者が2022年カタールW杯を取材した際に日本のファンと話したそうで、「掃除は特別なものではなく、普通のことだと説明してくれた」とも伝えている。
2024年07月07日 14:52
ファジアーノ岡山は7月7日、いわきFCよりDF嵯峨理久の完全移籍での加入を発表した。
青森山田高で3年時に高校サッカー選手権優勝を経験した嵯峨は、仙台大に進学して2021年に当時JFLのいわきに加入。初年度から32試合・8ゴールを記録し、Jリーグ参入に貢献。翌年のJ3でも34試合に出場して5ゴールと活躍した。J2を戦う今シーズンは、ここまで6試合に出場している。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
クラブの公式サイトを通じて、26歳は以下のようにコメントした。
「はじめまして!いわきFCから来ました、嵯峨理久です。ファジアーノ岡山の勝利のために精一杯頑張ります。よろしくお願いします」
なお、岡山では23番を背負う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月07日 14:47
いわきFCは7日、DF照山颯人がV・ファーレン長崎へ、DF嵯峨理久がファジアーノ岡山へ、それぞれ完全移籍することを発表した。
2000年8月28日生まれの照山は、成立学園高校を卒業後の2019年にベガルタ仙台へ入団。アスルクラロ沼津やFC今治を経て、2024シーズンからいわきに加入した。いわきではセンターバックのレギュラーとして、2024明治安田J2リーグの18試合に出場し、4ゴールを記録していた。
一方、現在26歳の嵯峨は、仙台大学卒業後の2021年に当時JFLのいわきに入団。右サイドバックの主力として、2年連続の昇格に貢献した。昨季もJ2リーグの20試合に出場したが、ケガの影響で後半戦の大半を欠場した。今季は開幕から6試合連続で出場していたものの、その後はベンチ外が続いていた。
シーズン途中でいわきを退団することになった2選手は、クラブ公式サイトを通じて次のように感謝を綴った。
■照山コメント
「このたび、V・ファーレン長崎に移籍することになりました。いわきFCに加入してまだ半年。このタイミングでの移籍になってしまい、申し訳ないです。半年という短い間でしたが、いわきFCで成長できたということは胸を張って言えます。いわきFCにきて心から良かったと思います」
「新しい地で挑戦することを選びましたが、いわきFCでの経験を生かして、より大きな選手、そして日本を代表するようなCBになるために闘い続けます。本当にありがとうございました」
■嵯峨コメント
「このたび、ファジアーノ岡山に移籍することになりました。まずはいわきFCに関わる全ての皆様、3年半本当にお世話になりました。この時期ということもあり非常に悩みましたが移籍を決断しました。自分の決断を尊重してくれたクラブに心から感謝しています」
「JFLからJ2まで、いわきFCで自分はキャリアを進めチームと共に成長させていただきました。いわきFCに入団した日、JFL優勝、J3昇格した日、Jリーガーになった日、J3優勝、J2昇格した日、怪我で中々サッカーができなかった日、苦しかったリハビリの日。いわきFCでは自分のサッカー人生において最高と最悪の日を過ごしました」
「ただどんな時も自分の成長と向き合ってくれた大倉社長、雄三さんをはじめとするとするクラブスタッフの皆さん、怪我で苦しんでた時にサポートしてくれたメディカルの皆さん、ずっと応援していただいているサポーターの皆さん、いつもご支援していただいているスポンサーの皆さん。沢山の方のおかげで自分はいわきFCでプレーできたと思っています。このような形での移籍になりますが、自分がこれから活躍している姿を見てもらうことが1番の恩返しだと思っています。『この選択を正解にするんだ』という強い気持ちを持って、謙虚に、貪欲に岡山の地で頑張ります」
「いわきFCの今後の活躍を祈ってます。またどこかで会いましょう。ありがとうございました。浜を照らす光であれ」