2024年07月04日 08:00
「広島1−2阪神」(3日、マツダスタジアム) 打球が左翼席最前列に着弾するのを見届けると、広島・九里亜蓮投手は腰に手をやり首をかしげた。六回に許した勝ち越しの一発。決して甘いボールではなかったが、口を突いたのは反省の言葉だった。 「結局打たれているので。投げきった投げきっていないより、ツーアウトからですし、その辺は反省したいです」 まずは二回1死だ。佐藤輝に内角直球を完璧に捉えられた。右翼席に飛び込む4号ソロで先制点を献上。しかし、その後は走者を出しながらも粘投を見せ、五回まで1失点でまとめた。 同点とした直後、迎えた六回2死だ。佐藤輝と3度目の顔合わせで、カウント2−1からの1球。外角低めにコントロールされたスライダーを逆方向に運ばれた。「味方が追いついてすぐ点を取られてしまっている」と追い上げムードの中で浴びた一発を悔やんだ。 新井監督は2本目のアーチを「フォロー(の風)が吹いていたからね」とかばった。6回2失点、103球の熱投を「しっかりゲームはつくってくれた。気合も入っていたしね」と評価した。 5敗目を喫し、自身の連勝は4でストップ。本拠地の阪神戦の5年ぶり白星も、持ち越しとなった。「反省するところは反省して、また良いピッチングができるように準備をしたい」と先を見据えた九里。痛い黒星となったが、信頼が揺らぐことはない。
2024年07月06日 23:41
元プロ野球選手で解説者としても活躍する岩隈久志氏が6日、インスタグラムを更新。三女が1歳になったことを報告し、「健康に育ってくれて、毎日家族に幸せをくれて、感謝の気持ちでいっぱいです」とつづった。
岩隈氏はハートがたくさん付いたバースデーケーキの前で、ベビードレスを着た三女の写真を公開。「これからも元気いっぱいに健やかに成長できるように見守りたいと思います」とした。
昨年7月、妻のまどかさんが第4子の三女を出産。長女とは20歳差で話題となった。昨年12月には岩隈氏がまどかさんとの2ショットを投稿し、結婚21年も報告した。
フォロワーからは三女の姿に「あっという間の一年」「愛いっぱい育てられて」「大きくなりましたね」「すくすく一歳迎えられて嬉しく思います」などの声が届いた。
2024年07月06日 23:29
巨人が3連勝で2位浮上。
一回に岡本和の2ランで先行し、七回にヘルナンデスの2ランで加点。グリフィンは8回1失点の好投で3勝目。ヤクルトは3連敗。
◇
阪神は五回、小幡の適時打で追いつき、六回に佐藤輝が決勝打を放った。伊藤将が約1か月ぶりの白星。DeNAは併殺打などで好機を潰したのが痛かった。
◇
中日が2連勝。三回に福永の犠飛で先制し、四回には板山のソロ本塁打で加点した。梅津は6回1失点で2か月ぶりの白星。広島は3カード連続で負け越し。
2024年07月06日 22:56
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
DeNAが逆転負けを喫し、接戦を落とした。
伊藤将の前に打線が振るわず、オースティンの先制弾の1点のみ。三浦監督は「うまく変化球も両コーナーに丁寧に投げられて、オースティンが浮いたところを打ってくれましたけど、うまく攻められたかなと思います」と唇をかんだ。
初回には1番・梶原の中前打と二盗で一気に畳みかけたかったが、まさかのけん制死。当初はセーフも阪神・岡田監督のリクエストで判定が覆り、指揮官は「流れが一気にパタッと止まってしまった。スキを見せない走塁をしないといけないところ」と悔しそうな表情で振り返った。
ただ、1点の重みを感じる試合かと問われると「もちろん結果がホームランだけでしたからね。攻め方としては悪くなかったと思います。また明日です」と三浦監督。梶原、牧、宮崎と随所で好守が光ったことも挙げ「みんなも1球の重みを感じながら接戦の中、連日よく戦ってくれています」と気持ちを切り替え、前を向いた。
2024年07月06日 22:52
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
国民的アニメ「ドラゴンボール」のものまねで知られる「ドラゴンボール芸人」の4人が満員の熱気漂う甲子園に登場した。
2024年07月06日 22:48
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
今季6月7日のソフトバンク戦(横浜)以来約1カ月ぶりとなる1軍マウンドとなったDeNAの先発・森唯斗投手は、5回2/3を2失点で降板。阪神・伊藤将と白熱した投手戦を演じながらも、勝利を呼び寄せることはできなかった。
2軍調整中は直球の割合を増やし、球威にこだわる投球に手応えを得ていたという右腕は、序盤から直球で押した。初回には1番・近本に対し146キロ、続く中野に対しても147キロ。力のある直球を軸に粘りの投球で阪神打線と対峙(たいじ)したが、森は「やってきたことは出せたかなと思いますけど、負けてしまったので。六回を投げきることができなかったことが悔しい」と唇をかんだ。
五回に同点とされ、六回に中野、大山に安打を許し2死一、三塁とされたところで降板。2番手で投入されたディアスが佐藤輝に勝ち越しの適時右前打を浴びた。
2024年07月06日 22:45
「ヤクルト1−4巨人」(6日、神宮球場)
ヤクルトが3連敗。6試合連続で先制点を許している現状に、試合後の高津監督は頭を抱えた。
連敗ストップを託した高橋奎は結果6回2失点だったが、立ち上がりに岡本和に先制2ランを被弾。いきなり背負ったビハインドに、試合後の高津監督は「うーん。痛いね。初回だけでいいから全力でいってほしかったね。三者凡退とは言わないけど、何とかゼロで帰ってきてほしかった」と嘆いた。
これで6試合続けて先制され、追いかける苦しい展開となっている。「先発のところは考えます。奎二だけじゃないです」とローテ再編も含めて、対策を講じていく考え。また一方の打線もサンタナ不在という中で、若手選手らに先発機会は巡ったが、選手らが指揮官の期待に結果で応えることができず。「チャンスですけどね、今日出ている選手は結果に結びつかなかったですね」と嘆きは止まらなかった。
2024年07月06日 22:41
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
阪神は接戦を制して連敗を2で止めた。先発の伊藤将が7回1失点と粘ったことや、小幡の同点打、佐藤輝の勝ち越し打が目立った中、デイリースポーツ評論家で元阪神エース・井川慶氏が「ミスを逃さなかったという意味でも大きかった」と振り返ったのは、六回1死からの中野の左前打だった。
「あの場面、これは投手目線というかDeNA側で見ると、まず先頭の近本選手からアウトを取った。続く中野選手ということでしたが、森唯投手は2球で追い込んだんです。だからこそ余計に痛かったなと」
六回1死からの中野に対し、DeNA・森唯は変化球を2球続けて追い込んだ。そして3球目。捕手・山本は内角高めにミットを構えたが、森唯の投げたボールは真ん中に近いゾーンへ。そこを中野が逃すことなく左前に運んで出塁した。
「2球目の空振りは外角低めのチェンジアップ。これは見事でした。おそらく山本捕手としては、このボールで三振を取れればというイメージを描いたのかなと思うので、3球目はボールでもいいというイメージで高めを要求したのかなと。それは間違いではないですが、まだ3球ボールを投げられる状況だったので、森唯投手は高めにしっかりと投げきらないといけなかった。DeNAのバッテリーからすると、悔やまれるミスですし、そこを逃さず一振りで仕留めた中野選手が素晴らしかった」
結果的に、DeNAにとって流れ的にも非常に痛いものとなった中野の左前打をきっかけに、佐藤輝の勝ち越し打が生まれる形となった。
「2死となって大山選手の左前打で、一気に三塁までいった中野選手の走塁も見事でしたよね。堅実な守備はもちろん、相手のスキを逃さないバッティングと走塁で勝利を呼び込んだと思います」とたたえた。
2024年07月06日 22:36
「ヤクルト1−4巨人」(6日、神宮球場)
元プロ野球選手で野球解説者の清原和博氏が古巣の巨人ベンチを電撃訪問した。
2024年07月06日 22:20
● ヤクルト 1 − 4 巨人 ○
<13回戦・神宮>
巨人の大城卓三が6日のヤクルト戦で、2安打しこれで5試合連続マルチ安打となった。
『5番・一塁』で先発出場した大城は初回の第1打席、高橋奎二からライト前に安打を放つと、7回の第4打席には星知弥からライト前に安打を放ちマルチ安打を達成。これで大城の打率は.256に上がった。
大城は「良い感じで打てていますし、色々と整理出来ているので。4打席目のヒットも詰まったんですけどヒットになってくれたので良いポイントの中で打てていると思います」と自己分析。
6月23日のヤクルト戦から10試合連続で一塁でスタメン出場し、この間の打率は4割を超える。一塁でのスタメンが打撃の状態に影響しているか訊くと、大城は「いや、それは関係ないと思いますね」とキッパリ。「(ポジションがどこであれ)結果を出すだけだと思います」と話した。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
2024年07月06日 22:04
● ヤクルト 1 − 4 巨人 ○
<13回戦・神宮>
6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人・岸田行倫について言及した。
岸田は2−0の初回二死一塁の第1打席、ヤクルト先発・高橋奎二が投じた初球のストレートをセンター前に弾き返す。続く2−0の3回一死一、二塁の第2打席、高橋奎二が2ボール1ストライクから投じた4球目のストレートをセンター前に放ちマルチ安打を達成した。
江本氏は「センターへ返していくというバッティングは調子の良い証拠。やや外目のボールですけど、無理に強振しない。センター返しする。バッティングのタイミングは非常に良いですよね」と評価した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月06日 22:03
「ヤクルト1−4巨人」(6日、神宮球場)
高津ヤクルトが3連敗。巻き返した6月から一転、7月に入って2カード連続でカード負け越しと苦しい状況が続いている。
先発の高橋奎が立ち上がり、巨人の主砲・岡本和に先制2ランを被弾。いきなりのビハインドとなったが、その後のピンチは踏ん張った。二、三回といずれも得点圏に走者を背負う投球にはなったが、いずれも要所は締める粘投。徐々に状態を挙げ、6回6安打2失点でマウンドを降りた。
援護したい打線だったが、5日の同戦で途中交代していたサンタナがベンチ外。高津監督は「状態を見て」と話すにとどめていたが、試合前練習から不参加だった助っ人不在の中、山田、村上、オスナのクリーンアップで挑んだが、なかなか得点に結びつかなかった。
2点を追う六回には巨人から現役ドラフトで移籍した北村拓が、代打で今季1号を記録。移籍初アーチで勢いづいたかと思われたが、直後に中継ぎ陣が巨人打線につかまって2失点。流れをつかめなかった。
2024年07月06日 22:02
● ヤクルト 1 − 4 巨人 ○
<13回戦・神宮>
6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人・岡本和真について言及した。
2024年07月06日 22:01
「ヤクルト1−4巨人」(6日、神宮球場)
巨人が接戦を制して3連勝をマークした。球団OBのレジェンド・清原和博氏が試合前に巨人のベンチを電撃訪問し、BSフジの中継で解説も務めて見守った中、チームが白星を届けた。
不動の4番打者が、強烈な先制パンチを食らわせた。初回2死一塁の場面。岡本和が、高橋奎の外角低めのチェンジアップを力強いスイングで捉えると、打球は左中間スタンドに消えた。7試合ぶりとなる14号2ラン。久しぶりの一発となり、感触を確かめるように黙々とダイヤモンドを駆け抜けた。
2−1の七回には、1死三塁からヘルナンデスが左翼スタンドにたたき込む6号2ランを放って加点した。
先発したグリフィンは立ち上がりからテンポも良く抜群の安定感があった。一回からスコアボードに0を並べ続けた。
2024年07月06日 21:59
● ヤクルト 1 − 4 巨人 ○
<13回戦・神宮>
6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた江本孟紀氏が、ヤクルトのリリーフ陣について言及した。
0−2の6回に北村拓己のソロで1点を返し、7回を迎えたが、2番手・嘉弥真新也が先頭の丸佳浩に二塁打、続く吉川尚輝に送られたところで降板。3番手でマウンドに上がった星知弥がヘルナンデスに痛すぎる2ランを浴びた。
江本氏は「勝負球であんな抜ける球を投げてはいかんですよ。ショートバウンドするくらいの球を投げるピッチャーが出てこないと」とバッサリ。「チーム防御率が6球団で一番悪い。後ろのピッチャーが抑えきれていない。そこら辺が出ていますよね。せっかく打線が上がってきても、勝ちに結びつかないですよね」と苦言を呈した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月06日 21:55
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
阪神が連敗を2で止めて、再び貯金1とした。6月以降に勝率5割から借金生活突入を阻止するのは4度目となった。岡田監督は球団では歴代単独トップとなる通算515勝目を挙げた。岡田監督の一問一答は以下。
−初回は嫌な流れになりかけたところから始まった
「いやいや、それは大きかったですね。初回ね。最低1点はやっぱり覚悟しないといけない展開だったですけど」
−バッテリーも走られた後、昨日の三盗も頭にあった
「いやいや、昨日じゃなしに、おとといからでしょ。よくアウトにしましたね」
−同点は小幡のタイムリー
「もうね、なんとか坂本もサードに送ろうとする、そういうバッティングも光ったし、まあね、昨日もね、あそこで、同じ五回かな。あれもな。おーん。(走者を)かえせなかったので、早いイニングにかえせたのでね。後半勝負かなというような感じでいきましたね」
−佐藤輝の勝ち越し打(決勝打)
「左(投手)くるね、左一枚だったんだけどね、多分左くるだろうな、と。5、6(番)のところでね。まあ、初球からミスショットしないでね。良かったと思いますよ。次も惜しかったですけどね。島田の当たりもね」
−佐藤の最近の打撃
「結果も出てるしね。ホームランじゃなしにね、軽打というかヒットの積み重ねが最終的にホームランになるんじゃないですか」
−先制されて逆転は久々
「先制いうてもね、1点がほんとの先制かなと思うけど。まあ、反発力というかね、そういうゲームが少ないんでそういう展開になるんだけど。いつもこういう展開で勝つか負けるか、そんなんばっかりですけど」
−伊藤将が1カ月ぶり勝利
「いやいや、初回乗り切って、2回以降は低めに集まったし。まあ、オースティンには失投と思うけど。球数も少なかったんだけど、チャンスも来たしあそこまで投げればね。きょうは2人(ゲラ、岩崎)で済んだんで。何とか明日はね、2人休ますようにしたいですけどね」
−得点した後の守り。先頭を出しながらも併殺が2つあった
「そうですね、また初球ね、いきなりヒット打たれたけど、まあ、しのいでしのいでじゃないですか、それはね」
−阪神の監督として歴代最多の通算515勝
「まあね、数字が出るとね、毎日がすごく長く感じるんでね、あんまり気にしないようにしてたんですけど。今日はボールもらいましたね、みんな覚えてて」
−どの選手からもらった
「いや、坂本でしょ、最後。坂本やったと思いますけどね」
−監督の中でもこのボールは特別なものになるか
「いやいや、当然家に持って帰りますけどね、それはね」
−明日に向けて
「いやいや、いつも5割なって、本当苦しいね、そういう勝ち方っていうか、そこでまた今回も食い止めたんで、もうちょっとゆっくりね、明日は野球したいと思いますね。それだけですね」
(ペン囲み)
−佐藤輝は初対戦の投手だったが
「いやいや、来た球というか、ストレート狙ってて、あれもな変化球高めにぽっと来たら、そんなのホームランとか狙わずにね、普通にバットが出ればいいんよ」
−初球をミスせずに仕留めてくれた
「いや、それはだから、いつもいつも甘い球来るわけじゃないからな、でもそれは打席の中での集中力やろ。甘いボールがね、バットを振りに行くというかね、反応よ、やっぱりな」
−いい状態はずっと続いていると見ているか
「まあ、いい状態というか、これからずーっとやでそれは、ずーっとやらなあかんことやで、積み重ねやからな、おーん。ほんとにいい状態やったらもっとホームランボンボン出とるやろ。そんなのは、本人の中では、今までは悪すぎたから、おーん、そういう感じで打ってやけど、まだまだこれからやんか。やっとこうヒットがな、出だしてな、そこにホームランがついてくるとかな」
−初回はベンチから見ててもアウトだと
「いや、アウトだと思った、おーん」
−伊藤将も低めに行くと併殺がとれる
「そうよ、それが持ち味のピッチャーやからな、結局は、高めに行く時は、ちょっとそって投げるもんな、うーん。前回の初回もそうよ。今日も言うたけどな、投げ終わってからな。やっぱ反ってる時が高めいってるからな」
−攻撃は次の塁を狙う姿勢が出ていた
「坂本のとこもなあ、そらなあ、何としてもサードに送るという、そういうバッティングやろ、やっぱり。空振りとかすると何も起きんからな」
−貯金維持は大きいか
「いや、分からん。(いい形で)シーズン終わったら大きかったなって言えるやろ。いまは分からん、今はまた減らさんように増やすことしか考えてないから」
−藤本定義さんは幼少期に見ていた監督
「おお。そんなあんな小さい時に監督なんか見てるかいな(笑い)。見るわけない、監督目当てに来てるんちゃうんやから」
−そんな方を超えた
「いやいや、それは、そんなあんまり気にせんな、おーん」
−2軍落ちの森下には教えたことをやって欲しい
「ちゃんとやればな。それだけよ」