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2024年07月04日 11:41
7月3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のメンバーが発表された。山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)とともに会見上に姿を現した大岩剛監督が、自らの口で本大会を戦う18人の名前を呼び上げていく。怪我人が出た際に入れ替えが可能となるバックアップメンバー4人も発表され、本大会に挑むスカッドが確定した。 今回のメンバー選考において、触れておきたい点がある。バックアップメンバーと予備登録リストの扱いだ。 18人の本登録メンバーに怪我人や体調不良者が出た場合、バックアップメンバーに選出されたGK佐々木雅士(柏)、DF鈴木海音(磐田)、MF佐野航大(NEC)、MF山田楓喜(東京V)の中から代替選手を補充できる。 大会期間中に離脱者が発生したケースにも対応可能で、不測の事態が発生した際には4人の力が必要不可欠。JFAによると、バックアップメンバーの4人はチームに帯同せず、アクシデントがあった際に合流するという。 特に大会中に負傷者が出た際に新たに補充する場合、バックアップメンバーとして名を連ねている佐野は重宝されるはずだ。 大岩ジャパンで活動した期間が短く、本大会前最後となる6月のアメリカ遠征でしかプレーしていない経緯を考えれば、18人のメンバーから漏れた点は仕方ない側面がある。だが、オランダリーグ1部で結果を残した実力は確か。創造性に富んだプレーと正確なパスはチームの力になるはずで、何よりセンターフォワードとCB以外でプレーできる汎用性は、限られたメンバーから選手を補充するとなった場合に計算が立ちやすい。しかも、欧州クラブに所属しているメリットも大きく、時差ボケなく合流できる点もプラスに働く。 【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット! その一方で、今大会はバックアップメンバーに関して変更点があり、山本NDは会見でこのような話をしている。 「(18人のメンバーに)体調不良や怪我などがあった場合、バックアップメンバーの4人から差し替えができる。ただ、初戦のキックオフ直前までにバックアップメンバーにアクシデントがあった場合は、このメンバー以外のラージリストから(選手を)変えられます」 初戦のキックオフ24時間前までにバックアップメンバー4人が怪我や体調不良で離脱した際は、予備登録リストから補充できるようになった。往来であればいかなる場合でもバックアップメンバーの差し替えは認められていなかったため、この変更は大きな意味を持つ。 加えて、予備登録リストの扱いが大会直前に変更された点も見逃せない。 当初の予定では2月に人数制限が設けられていないラージリストを提出し、その中から5月下旬に50人の予備登録リストを確定させる流れだった。しかし、5月21日にFIFAが変更を決定。50人のリストを100人に増やすことが伝えられた。さらにその後、100人のリストも撤廃。2月に提出したリストから選手を選定すると通達があった。つまり、ラージリストに関する変更を踏まえると、日本にとってプラスになる可能性がある。 例えば、バックアップメンバーで負傷者が出た場合、「100名以上登録している」(山本ND)というリストから選手を追加できるため、土壇場で欧州クラブに所属する選手が招集OKになった場合に呼び寄せることも不可能ではない。 OAの選手がひとりもおらず、またMF久保建英(ソシエダ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)も招集できないなど、思い通りのメンバー構成にできたわけではない。それでも、こうしたルール変更もうまく使えれば、日本の力を最大値に持っていくことはできるはず。 「詳細なルールを把握したうえで動いていかないといけない。サポーティングスタッフ、メディカルスタッフなど様々な人が動いて、周りの選手の管理もやっていかないといけない」とは山本NDの言葉。2年半の活動で大岩ジャパンに招集された選手は総勢88名。ここから18名+4名が選出された。だが、不測の事態に陥れば、まだほかの選手が呼ばれる可能性は小さくない。総勢88名とスタッフで構成される大岩ジャパンの戦いはここからだ。 取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年07月07日 00:40
インテルがナポリからポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキを獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までと発表されている。
現在30歳のジエリンスキは2011年夏にウディネーゼの下部組織へ加入し、翌年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はエンポリへのレンタル移籍を経て、2016年夏にナポリへ加入。同クラブでは2019−20シーズンのコッパ・イタリア制覇や2022−23シーズンのセリエA制覇に貢献し、公式戦通算364試合に出場して51ゴール46アシストという成績を残した。また、今夏のEURO2024にもポーランド代表としても参戦し、グループステージ全3試合で先発していた。
ジエリンスキとナポリは2023−24シーズン限りで契約が満了するため、去就に注目が集まっていたが、6日にインテルが正式に獲得を発表した。
なお、契約期間は2028年6月30日までの4年契約となり、ジエリンスキはインテル史上初のポーランド人選手になる。
2024年07月07日 00:06
EURO2024・準々決勝に臨むイングランド代表とスイス代表のスターティングメンバーが発表された。
今大会の優勝候補筆頭とも目されているイングランドは、セルビア代表を1−0で下して白星発進を飾ったものの、その後は低調なパフォーマンスに終始し、デンマーク代表とスロベニア代表と引き分け。スロバキア代表と対戦したラウンド16では、前半に先制を許す苦しい展開となるも、後半終了間際にジュード・ベリンガム、延長前半にハリー・ケインがネットを揺らし、苦しみながらも2大会連続のベスト8へ駒を進めた。
対するスイス代表は1勝2分の2位で通過した。グループステージ第3戦では開催国のドイツ代表を敗戦寸前まで追い込むと、ラウンド16ではイタリア代表を圧倒。前回大会王者を2−0で下し、2大会連続のベスト8進出を決めた。その組織力の高さから、今大会のダークホースに推す声も挙がるなか、史上初のベスト4進出を果たすことができるだろうか。
イングランドはケインやベリンガム、フィル・フォーデンらが順当に先発入り。累積警告で出場停止のマルク・グエイに代わってエズリ・コンサが今大会初先発となり、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズとともに3バックを形成することも予想される。対するスイスはヤン・ゾマー、マヌエル・アカンジ、グラニト・ジャカ、ミシェル・アエビシェールらお馴染みのメンバーがスタメンに名を連ねている。
試合はこの後6日の25時(7日1時)にキックオフされる。※所属チームは2023−24シーズン終了時
【イングランド代表】
▼GK
ジョーダン・ピックフォード(エヴァートン)
▼DF
カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)
ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
エズリ・コンサ(アストン・ヴィラ)
キーラン・トリッピアー(ニューカッスル)
▼MF
デクラン・ライス(アーセナル)
コビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)
ブカヨ・サカ(アーセナル)
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード/スペイン)
フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
▼FW
ハリー・ケイン(バイエルン/ドイツ)
【スイス代表】
▼GK
ヤン・ゾマー(インテル/イタリア)
▼DF
マヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ/イングランド)
ファビアン・シェア(ニューカッスル/イングランド)
リカルド・ロドリゲス(トリノ/イタリア)
▼MF
ダン・ンドイ(ボローニャ/イタリア)
レモ・フロイラー(ボローニャ/イタリア)
グラニト・ジャカ(レヴァークーゼン/ドイツ)
ミシェル・アエビシェール(ボローニャ/イタリア)
ファビアン・リーダー(レンヌ/フランス)
ルベン・バルガス(アウクスブルク/ドイツ)
▼FW
ブリール・エンボロ(モナコ/フランス)
2024年07月07日 00:00
サッカー界で若手選手というのは常に期待されるものだが、その後のキャリアが順風満帆に進む者は一握りだ。
今回は『Give me Sport』から「2007年にワールドサッカーマガジンで世界最高の10代選手ランキングに入った者はどうなったのか」のTOP10をご紹介する。10位:ヘラルド・ブルナ
国籍:アルゼンチン
2007年に所属していたクラブ:リヴァプール
現在:ウニオン・プエルト
現在の年齢:33歳
アルゼンチンで生まれてスペインで育ったヘラルド・ブルナは、2002年にレアル・マドリーの下部組織に加入し、そして2007年夏にリヴァプールのアカデミーへと移籍したという攻撃的MFだ。
当時は「セットプレーのキッカーとして素晴らしいクオリティをもつ左利きのアタッカー」として非常に期待されており、リヴァプールでも2008年からトップチームに昇格した。
しかし公式戦の出場は一度もなく、2011年にブラックプールへと移籍。そこでもわずか2試合しかプレーしないまま退団し、その後ウエスカ、トランメア・ローヴァーズなど様々なクラブを転々とした。
現在はウニオン・プエルトというスペインのアマチュアクラブでプレーしているという情報がある。9位:ブレーノ
国籍:ブラジル
2007年に所属していたクラブ:サンパウロ
現在:引退
現在の年齢:34歳
ブラジルで10代にしてU-23代表に選ばれていた有望なセンターバック。2008年にはバイエルン・ミュンヘンに移籍し、オリンピックで銅メダルを獲得するなど活躍した。
しかしそれからニュルンベルクへのローン移籍中に前十字靭帯を断裂。バイエルン復帰後の2011年には自身の別荘に放火した疑いで逮捕され、有罪判決を受けた。精神的な病に冒され、薬物中毒になっていたと報告されている。
一度引退してバイエルンのユースでコーチの仕事をしていたが、その後2014年に現役復帰。2021年に改めて引退している。8位:ボヤン・クルキッチ
国籍:スペイン
2007年に所属していたクラブ:バルセロナ
現在:バルセロナ サッカーコーディネーター
現在の年齢:33歳
バルセロナの下部組織で目覚ましい活躍をし、リオネル・メッシの記録を次々と更新していたボヤン・クルキッチ。次なるカタルーニャのスターだと評価されていた。
2007年9月には17歳と19日でバルセロナのトップチームでデビュー。これもメッシが持っていた最年少記録を更新するもので、次年度にはスペインA代表でもプレーすることになる。
ただその後は精神的な問題にも悩まされて成長が妨げられ、2011年にバルセロナを退団。ヴィッセル神戸を含めて様々なクラブを渡り歩いて2023年に引退している。7位:セルヒオ・アグエロ
国籍:アルゼンチン
2007年に所属していたクラブ:アトレティコ・マドリー
現在:引退
現在の年齢:36歳
インデペンディエンテから2006年にアトレティコ・マドリーへと移籍したセルヒオ・アグエロ。10代にしてリーガでウイングのレギュラーを奪取し、フェルナンド・トーレスの退団後にストライカーとしてブレイクした。
その後はマンチェスター・シティで長くプレーしてキャリアの頂点を極め、アルゼンチン代表でも親友のメッシとともに活躍。
その親友とともにプレーするためにバルセロナへと移籍したあとに心臓病が明らかとなって引退を余儀なくされるも、そのキャリアは栄光に彩られたものになった。6位:ギャレス・ベイル
国籍:ウェールズ
2007年に所属していたクラブ:トッテナム
現在:引退
現在の年齢:34歳
サウサンプトンで16歳にしてトップチームにデビューしたギャレス・ベイル。攻撃的な左サイドバックとして注目を集め、2007年にトッテナムへと引き抜かれた。
その後ウイングにコンバートされたことで大ブレイクし、サイドのポジションからゴールを量産。その活躍もあって当時の世界最高額の移籍金でレアル・マドリーへと移籍している。
その後の活躍については誰もが知っている。2022年のワールドカップを最後に現役を引退し、現在はアメリカで趣味のゴルフを存分に楽しんでいるようだ。5位:ジョバニ・ドス・サントス
国籍:メキシコ
2007年に所属していたクラブ:バルセロナ
現在:引退
現在の年齢:35歳
2007年当時はバルセロナで大きな期待を受けていたメキシコ出身のアタッカー。2006年の段階でプレシーズンツアーのトップチーム帯同が要請されており、世界屈指の若手だと評価を受けていた。
ただ2008年にトッテナムへと移籍してからは苦しい日々が続いた。プレミアリーグで力を発揮できず、ローン移籍を繰り返した後に退団。それからマジョルカ、ビジャレアルでそこそこの結果を残したあと、アメリカに渡ってLAギャラクシーでプレーした。
さらに2019年からは母国メキシコの名門クラブ・アメリカでプレーしたが、怪我にも悩まされてあまり活躍できずに退団。現在は引退している。4位:アンデルソン
国籍:ブラジル
2007年に所属していたクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
現在:実業家
現在の年齢:36歳
FCポルトから高額な移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入したアンデルソン。高額だったことに加えて徐々にパフォーマンスが落ちていったことがファンに受け入れられなかった。
2007年から2014年まで長くマンチェスターでプレーしたものの2014年にフィオレンティーナへ貸し出され、そのままインテルナシオナウへと完全移籍していった。
ブラジルに帰国してからはしばらく活躍を見せたものの、後にファンとの衝突もあってコリチーバへ貸し出され、2018年に当時トルコ2部のアダナ・デミルスポルへと加入している。
2020年に引退後はアダナ・デミルスポルで働き続けると伝えられていたが、現在はブラジルでの牧場経営において大きな成功を収めているとのこと。現役時代からリオ・ファーディナンドに「最高のステーキを作りたい」と言っていたとか。3位:アレシャンドレ・パト
国籍:ブラジル
2007年に所属していたクラブ:ミラン
現在:無所属
現在の年齢:34歳
2007年にインテルナシオナウからACミランに移籍することが決まり、18歳になってから加入したアレシャンドレ・パト。圧倒的な加速力を生かしたプレーでセリエAを席巻したものの、その後度重なる怪我によって成長を妨げられてしまった。
その後ブラジルに戻って一時期復活を遂げたが、チェルシーでの欧州再挑戦は失敗に終わり、その後はスペインや中国、アメリカでもプレーするなど旅人的なキャリアを送ることになった。
2023年にサンパウロで半年間プレーしたあとは所属クラブがない状態となっているが、Instagramでは家族や友人たちと楽しく過ごしている写真をアップしているほか、トレーニングも欠かしていないことを見せている。2位:イスマイル・アイサティ
国籍:モロッコ
2007年に所属していたクラブ:PSVアイントホーフェン
現在:オランダU-17代表アシスタントコーチ
現在の年齢:35歳
2005年に16歳でPSVアイントホーフェンのトップチームにデビューし、UEFAチャンピオンズリーグでもオランダ人(当時)として最年少出場記録を更新したアイサティ。その後しばらく怪我に悩まされたが、2007年にトウウェンテへとローン移籍して再ブレイクした。
エールディビジで最も有望な若手アタッカーとして評価を高め、2008年には国内のライバルであるアヤックスへと移籍。しかしそこでも多くの怪我に苦しむことになり、満足にプレーできなかった。
2012年からはトルコとロシアのリーグでプレーし、2023年にデニズリスポルで現役引退。その後すぐにオランダU-17代表のアシスタントコーチに就任している。
5年前の「世界最高の若手プレーヤー10名」はどうなったのか 1位:サディク・アダムズFormer Ghana U-17 star Sadick Adams retires from football at 33.
Played for Atletico Madrid, Etoile Sahel, Berekum Chelsea, Kotoko etc. pic.twitter.com/hZ4Nx717h5
— Saddick Adams (@SaddickAdams) June 30, 2023
国籍:ガーナ
2007年に所属していたクラブ:アトレティコ・マドリー
現在:引退
現在の年齢:34歳
ワールドサッカー誌が「世界中で最もエキサイティングな10代」に選んだのはガーナ出身のFWサディク・アダムズだった。U-17ワールドカップで大活躍し、2007年11月にアシャンティ・ゴールドからアトレティコ・マドリーへと移籍することが決まり、18歳になるまではBチームでトレーニングした。
その後はヴォイヴォディナやエトワール・サヘルなどアフリカの様々なクラブでプレーし、2017年にはアサンテ・コトコでゴールを量産して初めてガーナ代表に選ばれるなど復調を見せたものの、それから再びトーンダウン。
2020-21シーズンにバングラデシュのアラムバグKSというクラブでプレーしたあとにひっそりと現役引退したと伝えられている。
後にサディク・アダムズ(※同名の記者)によるインタビューで彼が語ったところによれば、アトレティコ・マドリーに加入することは本人も知らず、両親が勝手に契約したものだったとか。
2024年07月06日 23:30
アシックスは、スピードを求めるエリートプレーヤーへ向けた最新スパイクの限定モデル『DSライト X-FLY PRO 2 PARIS』を発表した。
2024年07月06日 22:36
Jリーグは7月6日、J2第23節の9試合を各地で開催した。
7連勝中の横浜FCは秋田と対戦。スコアレスで迎えた72分に櫻川ソロモンがネットを揺らし、これが決勝点に。1−0で勝利し、連勝を「8」に伸ばした。
ここまでわずか1敗で首位に立つ長崎は熊本に2−0で快勝。16分に加藤大、22分にマルコス・ギリェルメが得点。今節も負けず、首位の座をキープした。
清水はルーカス・ブラガ、高木践のゴールで千葉に2−0で勝利。藤枝は水戸を3−1でくだし、山口は鹿児島に1−0で競り勝った。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J2第23節の結果と予定は以下のとおり。
▼7月6日開催分
いわき 0−1 大分
横浜FC 1−0 秋田
甲府 1−3 徳島
藤枝 3−1 水戸
清水 2−0 千葉
山形 1−0 栃木
岡山 2−0 仙台
山口 1−0 鹿児島
長崎 2−0 熊本
▼7月7日開催分
愛媛 19:00 群馬
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月06日 22:21
鹿島アントラーズは7月6日、J1第22節で北海道コンサドーレ札幌とホームで対戦。師岡柊生と藤井智也のゴールで2−0の勝利を収めた。
61分に先制点を決めた師岡は、これが待望のJ初ゴール。鈴木優磨のスルーパスに反応し、ダイレクトで右足を振り抜いた。
前半から決定機に絡んでいたものの「シュートに行くか、持ち運ぶか迷ってしまった」と自身のプレーを振り返る。
一方で「決め切れなくて、前半で交代かなと思っていましたが、(ハーフタイムで)代えられなくて、次は思い切って足を振り抜こう」と決意を固めていたという。
そして迎えた後半のファーストチャンスでネットを揺らす。「もう迷いはなかった。とにかくゴールしか見えていなかった。ホームで決められて本当に嬉しかったです」と笑みをこぼし、鈴木からは「やっと決めたな」と祝福されたという。
【動画】師岡柊生のJ初ゴール!
ランコ・ポポヴィッチ監督も「師岡に初ゴールおめでとうと言いたい。同時に、決定的なチャンスは彼のところで少なくなかった。それをなぜ決め切れていなかったのか、というのを常に伝え続けていきたい」とコメントした。
札幌戦での初ゴールをきっかけに、大卒2年目のストライカーはブレイクできるか。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年07月06日 22:12
Jリーグは7月6日、J1第22節の8試合を各地で開催した。
トップ3がいずれも勝利した。
首位の町田は名古屋と対戦。下田北斗の1点を守り抜き、1−0で勝ち切った。2位の鹿島は師岡柊生、藤井智也の得点で、札幌に2−0で快勝。3位のG大阪は横浜に4−0の完勝を収める。ファン・アラーノ、ダワン、宇佐美貴史、イッサム・ジェバリがネットを揺らした。
磐田対川崎は2−2のドロー。柏はFC東京に3−2で逆転勝ち、鳥栖は新潟に4−3で点の取り合いを制した。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J1第22節の結果と予定は以下のとおり。
▼7月5日開催分
広島 1−3 神戸
▼7月6日開催分
鹿島 2−0 札幌
東京V 1−1 C大阪
町田 1−0 名古屋
浦和 2−3 湘南
新潟 3−4 鳥栖
磐田 2−2 川崎
柏 3−2 FC東京
G大阪 4−0 横浜
▼7月7日開催分
福岡 19:00 京都
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月06日 21:51
横浜F・マリノスは7月6日、J1第22節でガンバ大阪と敵地で対戦。
2024年07月06日 21:42
2024明治安田J1リーグ第22節の8試合が6日に行われた。
首位のFC町田ゼルビアは下田北斗が挙げた1点を守り抜き、名古屋グランパスを下して2連勝。スコア以上の完敗を喫した名古屋は、2019年以来の4連敗で7戦未勝利となった。
鹿島アントラーズは鈴木優磨のアシスト2本から師岡柊生と藤井智也がゴールを挙げ、北海道コンサドーレ札幌を破って5試合ぶり白星。最下位の札幌は8連敗となった。
ガンバ大阪はホームで横浜F・マリノスに快勝。4分にファン・アラーノの見事なコントロールショットで先制すると、前半アディショナルタイムにダワンのダイビングヘッドでリードを広げる。70分に宇佐美貴史がPKを沈めると、88分にイッサム・ジェバリがダメ押しの4点目を奪い、G大阪は3試合ぶりの白星を飾った。一方、大敗を喫した横浜FMは2008年以来のリーグ戦4連敗となった。
『浦和駒場スタジアム』に湘南ベルマーレを迎えた浦和レッズは、32分に湘南に先制されて追いかける展開に。それでも、途中出場のチアゴ・サンタナが2得点を挙げて逆転に成功する。しかし、90分に追いつかれると、後半アディショナルタイム2分に湘南の勝ち越しを許してしまう。浦和は土壇場で3連勝を逃し、湘南が7試合ぶりの白星を掴んだ。
アルビレックス新潟vsサガン鳥栖は壮絶な打ち合いとなった。13分、コーナーキックの流れで鳥栖が先制すると、17分に新潟が谷口海斗のゴールですぐさま追いつく。それでも32分に横山歩夢が見事なカットインから勝ち越し点を挙げて、鳥栖が1点リードで折り返す。鳥栖はさらに51分と53分に追加点を獲得。長沼洋一が強烈なミドルシュートを突き刺すと、その2分後には横山が見事なコントロールショットを沈めた。その後は新潟が怒涛の反撃。61分にCKで1点を返すと、84分には藤原奏哉のゴールで新潟が1点差に詰め寄る。しかし、新潟の反撃は及ばず、4−3で打ち合いを制した鳥栖が連勝を達成した。
ジュビロ磐田はホームで川崎フロンターレと対戦。20分、負傷から復活したエースのジャーメイン良が試合の均衡を破り、磐田は1点リードで折り返す。すると後半に2失点を喫して川崎Fの逆転を許したものの、土壇場で山田大記が試合を振り出しに戻し、2−2で勝ち点「1」ずつを分け合った。
東京ヴェルディvsセレッソ大阪は、42分に東京Vが退場者を出して10人対11人の戦いとなるが、後半開始早々に東京Vが先手を取る。C大阪は76分にレオ・セアラの今季16ゴール目で追いついたものの、逆転の1点は奪えず、1−1で引き分けた。
柏レイソルとFC東京の一戦は、開始2分にディエゴ・オリヴェイラがFC東京に先制点をもたらす。柏は14分にジエゴが試合を振り出しに戻すと、さらに32分、高嶺朋樹のロングシュートで勝ち越しに成功する。すると86分、FC東京がセットプレーで追いつき再び同点に。決勝点が生まれたのは後半アディショナルタイム4分、戸嶋祥郎がゴールネットを揺らし、柏が3−2で勝利した。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第22節
▼7月5日(金)
サンフレッチェ広島 1−3 ヴィッセル神戸
▼7月6日(土)
鹿島アントラーズ 2−0 北海道コンサドーレ札幌
FC町田ゼルビア 1−0 名古屋グランパス
アルビレックス新潟 3−4 サガン鳥栖
ジュビロ磐田 2−2 川崎フロンターレ
東京ヴェルディ 1−1 セレッソ大阪
ガンバ大阪 4−0 横浜F・マリノス
浦和レッズ 2−3 湘南ベルマーレ
柏レイソル 3−2 FC東京
▼7月7日(日)
19:00 アビスパ福岡 vs 京都サンガF.C.
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 町田(46/+18)
2位 鹿島(41/+11)
3位 G大阪(41/+9)
4位 神戸(40/+16)
5位 C大阪(36/+7)
6位 福岡(35/+4)
7位 広島(34/+14)
8位 FC東京(33/+2)
9位 浦和(32/+6)
10位 東京V(31/−4)
11位 柏(29/−4)
12位 名古屋(27/−3)
13位 横浜FM(26/−4)
14位 新潟(25/−4)
15位 川崎F(24/−1)
16位 磐田(24/−4)
17位 鳥栖(23/−8)
18位 湘南(19/−10)
19位 京都(18/−18)
20位 札幌(11/−27)
■第23節の対戦カード
▼7月13日(土)
14:00 札幌 vs 神戸
19:00 FC東京 vs 新潟
▼7月14日(日)
18:00 東京V vs 町田
18:00 名古屋 vs 柏
18:30 京都 vs 浦和
18:30 広島 vs 福岡
19:00 川崎F vs C大阪
19:00 湘南 vs 磐田
19:00 鳥栖 vs G大阪
19:30 横浜FM vs 鹿島
2024年07月06日 21:11
2024明治安田J2リーグ第23節の9試合が6日に行われた。
ホームにブラウブリッツ秋田を迎えた横浜FCは、72分に山根永遠のクロスに合わせた櫻川ソロモンがヘディングシュートを叩き込んで先制に成功。この1点が決勝点となり、横浜FCはクラブ新記録の8連勝を達成した。
清水エスパルスはジェフユナイテッド千葉との“オリジナル10”対決。7分、ルーカス・ブラガのクロスがそのままゴールに吸い込まれて先制した清水は、30分にセットプレーの流れから高木践がリードを広げる。前半の2点を守り切り、清水は2連勝となった。
V・ファーレン長崎は、ロアッソ熊本との“九州ダービー”を制して首位をキープした。16分に加藤大、22分にはマルコス・ギリェルメがゴール前での落ち着きを見せて2点を先行。そのまま逃げ切った長崎は21戦無敗となった。
上位3チームに食らいつきたいファジアーノ岡山とベガルタ仙台の直接対決は、2得点を奪った岡山に軍配が上がった。レノファ山口FCは終盤に均衡を破って鹿児島ユナイテッドFCを下し、仙台と千葉をかわして5位に浮上した。
ヴァンフォーレ甲府は大塚真司新監督の初陣で徳島ヴォルティスに1−3で敗れ、9試合未勝利となった。いわきFCは大分トリニータに0−1で敗れて3連敗を喫し、大分は10試合ぶりの白星を掴んだ。
藤枝MYFCは矢村健の2ゴールなどで水戸ホーリーホックを3−1で破り、連敗を「3」で止めて4試合ぶり白星を挙げた。1−0で栃木SCを下したモンテディオ山形は5試合ぶりの白星となった。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■J2第23節
▼7月6日(土)
いわきFC 0−1 大分トリニータ
横浜FC 1−0 ブラウブリッツ秋田
ヴァンフォーレ甲府 1−3 徳島ヴォルティス
藤枝MYFC 3−1 水戸ホーリーホック
清水エスパルス 2−0 ジェフユナイテッド千葉
モンテディオ山形 1−0 栃木SC
ファジアーノ岡山 2−0 ベガルタ仙台
レノファ山口FC 1−0 鹿児島ユナイテッドFC
V・ファーレン長崎 2−0 ロアッソ熊本
▼7月7日(日)
19:00 愛媛FC vs ザスパ群馬
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 長崎(50/+25)
2位 横浜FC(49/+28)
3位 清水(49/+14)
4位 岡山(40/+11)
5位 山口(38/+9)
6位 仙台(38/+2)
7位 千葉(36/+16)
8位 いわき(31/+7)
9位 愛媛(31/−4)
10位 藤枝(30/−11)
11位 山形(29/−2)
12位 徳島(29/−8)
13位 秋田(28/−1)
14位 大分(28/−4)
15位 甲府(25/−2)
16位 熊本(24/−13)
17位 水戸(22/−7)
18位 鹿児島(22/−15)
19位 栃木(20/−22)
20位 群馬(9/−23)
■第24節の対戦カード
▼7月13日(土)
19:00 藤枝 vs 愛媛
19:00 鹿児島 vs 群馬
▼7月14日(日)
18:00 秋田 vs 山口
18:00 水戸 vs 横浜FC
18:00 甲府 vs 長崎
19:00 山形 vs いわき
19:00 栃木 vs 岡山
19:00 千葉 vs 熊本
19:00 徳島 vs 仙台
19:00 大分 vs 清水
【ゴール動画】長崎、横浜FC、清水…トップ3が揃い踏み!
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ソロモンの鍵でこじ開けた
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山根永遠の正確なクロス
櫻川ソロモンが先制ヘッド
🏆明治安田J2リーグ第23節
🆚横浜FC×秋田
📱#DAZN ライブ配信中#横浜FC秋田 pic.twitter.com/JzTz1nKtyz— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 6, 2024
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10秒でゴールからゴールへ😳😳
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GK•権田の精度の高いキックが
ルーカス ブラガに繋がり
絶妙なスルーパス
白崎の飛び込みが
ゴールを呼び込んだ👍
ゴールキックからゴールまで
その間わずか10秒...!
🏆明治安田J2第23節
🆚清水×千葉
📺 #DAZN ライブ配信中#清水千葉 pic.twitter.com/dix6ZKMJjJ— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 6, 2024
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こんなにも頼もしい
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ゴール前の混戦から落ち着いて
マルコス ギリェルメが2戦連発
🏆明治安田J2リーグ第23節
🆚長崎×熊本
📱#DAZN ライブ配信中#長崎熊本 pic.twitter.com/QoOX7jNcWc— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 6, 2024
2024年07月06日 21:02
近年のJ1で覇権争いを演じてきた横浜F・マリノスが苦しんでいる。
7月6日に開催されたJ1第22節でガンバ大阪と敵地で対戦。開始4分に先制を許すと、45+3分、70分、88分に失点。自慢のアタッキングフットボールは不発に終わり、0−4の完敗を喫した。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
一昨年は優勝、昨季は2位のトリコロールは、今季は中位に甘んじ、G大阪戦の黒星でまさかの4連敗。負のスパイラルから抜け出せなかった。
次節以降は14日に鹿島アントラーズ戦、20日にFC町田ゼルビア戦と上位陣との対戦が続く。流れを変えられる戦いを見せられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月06日 21:01
2024明治安田J1リーグ第22節が6日に行われ、ガンバ大阪と横浜F・マリノスが対戦した。
2024年07月06日 20:45
ラ・リーガのマジョルカが7月6日、日本代表FW浅野拓磨の加入を電撃的に発表した。
契約期間は2026年までの2年間となっている。
29歳の快足アタッカーは、2023−24シーズン限りで、3シーズン在籍したボーフムとの契約が満了。新天地が注目されていた。
【画像】浅野の加入を伝えるマジョルカの投稿
マジョルカに在籍する日本人選手は、大久保嘉人、家長昭博、久保建英に次いで4人目となる。
クラブの公式Xは「ジャガー、マジョルカのために吼えてくれ!」と投稿。スペインでの活躍に期待が高まっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月06日 20:39
リヴァプールに所属するなでしこジャパンMF長野風花が、6日に行われた東京ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツのファーストピッチセレモニーに登場。試合前、明治神宮野球場に訪れた両軍のファンの前で、見事な“ノーバン投球”を見せた。
この日の試合は大雨により、当初のプレイボール時間から1時間押してのスタートに。長野のセレモニーも遅れることになったが、「1時間ずっと心臓がヤバかったです」と緊張続きだったと笑ったが、直前の数球の練習のみで見事な投球を見せ、「ノーバンでいけましたよね?(笑)すごく楽しかったです」「(神宮は)素晴らしい球場で、二度とない経験だと思うので興奮しました」と、安堵の表情を見せた。
なでしこジャパンはパリオリンピック2024に向けて8日から合宿をスタートさせる。現在は自主トレをなでしこジャパンの選手たちなどと行っているようで、「(他の選手から)『ちょっと投げてみなよ』と言われて、投げたらすごくダメ出しばかりされて。(熊谷紗希)キャプテンからボロボロに言われました(笑)。でも、みんな『思い切りやってこい!』と送り出してくれたので、そのアドバイスをしっかり聞きました」と、雰囲気の良さをうかがわせた。
「始まったら、もうパリまであっという間。気を引き締めていきたい」という国内キャンプ最終日となる13日には国内で最後の強化試合となるガーナ戦を控える。「オリンピックまで実戦はないので、しっかり無駄にしないようにチーム全員、個人としてもチャレンジしてパリに向かいたいと思います」と意気込む。
オリンピックのサッカー競技は開会式前に男女ともスタートするため、先陣を切る形となる。「私たちがしっかりと結果を残して活躍することで、みんなの希望、勇気なればいいなと思うので、とにかく私たちはまずは初戦、しっかりと良い結果を残せるように、今から良い準備をしていきたい」と話す。
長野にとっては初のオリンピックとなるが、「中盤でしっかりゲームコントロールをして、目に見える、結果に繋がるパスも出したい。チームのために、がむしゃらに泥臭く戦う姿を見ていただければ」と個人でのプレーへの意欲を語り、「どの試合も厳しい戦いにはなると思いますが、日本としてもチームとして大事にしてきている細部にこだわるというところで違いや結果の差が出ると思うので、日常から練習から、しっかり細部にこだわってやっていきたい」と、本大会でのメダル獲得に向けて、日々を大切にして臨むとしている。
【動画】長野風花、ナイスピッチング!
🇯🇵新ユニフォームで登場🇯🇵
サッカー女子日本代表の #長野風花 (@GjamdjPi)がファーストピッチセレモニーに登板⚾️
左投げでのノーバウンド投球を披露しました👏#なでしこジャパン#nadeshiko pic.twitter.com/bP0Dsubiuc— サッカーキング (@SoccerKingJP) July 6, 2024
2024年07月06日 20:37
J1で首位に立つ町田は7月6日、第22節で名古屋とホームで対戦。30分に下田北斗が挙げたゴールを守り抜き、1−0で勝利した。
試合後のフラッシュインタビューで、黒田剛監督は「想像以上に、名古屋さんが背後、背後で来たので、ちょっと難しいところもありましたけど、平常心でしっかりとやってくれた」と試合を振り返る。
【動画】レフティ下田北斗、渾身の“右”足弾!
これで連勝&5戦負けなし。シーズン後半戦も盤石の戦いぶりで首位を快走している。勝点は46。同日に2位の鹿島も勝利して勝点41、前日に4位の神戸も白星を挙げ、勝点40とした。
熾烈なタイトルレースが展開されているが、指揮官は「足踏みしたチームが置いていかれる。そういう首位争いですから」と現状を捉える。「目の前の試合にしっかりと、一戦必勝で、勝点3を取りに行けるように準備していきたい」と気合を入れた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部