2024年07月04日 12:50
全日本プロレスは4日までに13日のエディオンアリーナ大阪第2競技場で世界タッグ王者「斉藤ブラザーズ」斉藤ジュン&斉藤レイが宮原健斗、青柳優馬と2度目の防衛戦を行うことを発表した。 このほど都内の事務所で斉藤ブラザーズと宮原、青柳が会見。阪神タイガースの「背番号1」森下翔太外野手のユニホームを身にまとい登場した宮原は「ワイが満場一致で最高の男、宮原健斗や」と関西弁であいさつした。 さらに2019年に大阪で上演されたスポーツミュージカル「energy〜笑う筋肉〜vol.2」に出演した時に「大阪に3か月、んどったんや。というわけで大阪に縁があるんや」と明かし「斉藤ブラザースはんよ。あんたらの人気は東北、仙台だけやろ」と断じ「大阪のみんなは、ワイのことが好きやねん。7月13日、大阪でこの世界タッグベルトいただきますわ。おおきに」と宣言。たどたどしい関西弁を貫く宮原に迎え撃つ斉藤レイは「ボッコボコにぶっ倒してやるぜ」と勝利を宣言した。 宮原は、阪神のユニホームを着た理由を「ワイはプロレス長くやってって大阪に育てられた部分があるんや。自然と出るもんや。今日、朝起きたら、この格好使用と思い、わかりやすく言えば大阪への愛やね」と説明したが、青柳は「知らんわ」と切り捨てた。 その後、斉藤ブラザーズは兄のジュンが6月29日の茨城・鹿嶋大会で見つけたという北海道メロンゼリーをほおばれば、弟のレイは大好物のエビスビールを飲み干した。ジュンは青柳にゼリーの食リポを強要したが青柳は「メロンが苦手なんだ」と苦笑し代わりにコーヒーゼリーで食リポを敢行。青柳は「コーヒーをゼリーにしたって感じか。あまりのうまさにDOOM!されちまったぜ」と斉藤ブラザーズの物まねでリポートした。 終始、挑戦者組がペースを握り和やかな笑いに包まれた会見だったが、言うまでもなく宮原&青柳は、王道マットで最高の実力者。最強の挑戦者にレイは「おちゃらけてるというか油断を誘っているかもしれねぇが、油断は1ミリもねぇな。きっちりぶっ倒してやりたい」と警戒。ジュンも「隙を見せたら何をしてくるかわからないから、背中見せないようにしたいな」と気持ちを引き締めていた。 ◆7・13大阪大会全対戦カード(試合順未定) ▼三冠ヘビー級選手権 王者・安齊勇馬 vs 挑戦者・諏訪魔 ▼世界タッグ選手権 王者組・斉藤ジュン、斉藤レイ vs 宮原健斗、青柳優馬 ▼世界ジュニアヘビー級選手権 王者・ライジングHAYATO vs 土井成樹 ▼2point5女子プロレス提供タッグマッチ スペル・デルフィン、スーパーW vs 枚方兄さん、フライング・ペンギン ▼タッグマッチ 鈴木秀樹、佐藤光留 vs 田村男児、井上凌 ▼8人タッグマッチ 大森北斗、羆嵐、サイラス、ジャック・ケネディ vs 黒潮 TOKYO ジャパン、立花誠吾、吉岡世起、MUSASHI ▼タッグマッチ 本田竜輝、綾部蓮 vs 芦野祥太郎、ボディガー
2024年07月07日 05:01
「大相撲名古屋場所」(14日初日、ドルフィンズアリーナ)
大相撲の横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が6日、愛知・熱田神宮で奉納土俵入りを行った。約5000人の参拝客の前で力強い不知火型を披露。大きな拍手を浴びた。
腰や脇腹のケガで2場所連続途中休場中。名古屋場所の出場に向けては「もちろん、最善を尽くしてやっている。いい成績を残せるように」と強い意欲を示した。
5日には今場所前初の出稽古で新小結平戸海と11番とり、貫禄を示した。「徐々に仕上がってきているんじゃないかな」とうなずいた横綱。名古屋開催の本場所では優勝しておらず「できることを精いっぱいやるだけ。しっかり盛り上げたい」と抱負を語った。
2024年07月06日 22:32
WWE悪女ユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイが、PLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(6日=日本時間7日、カナダ・トロント)のMITB女子ラダー戦連覇へ向けて大乱闘となった。
MITB戦で天井からつるされたブリーフケースを奪取すれば、いつでもどこでも最高峰王座に挑戦できる。連覇がかかるイヨはライラ・ヴァルキュリア、ティファニー・ストラットン、ナオミ、チェルシー・グリーン、ゾーイ・スタークの5人とブリーフケースを争うが、決戦前日5日(同6日)のスマックダウン(トロント)に姿を見せた。
この日はダメージCTRL前リーダーのWWE女子王者ベイリーが、パイパー・ニブンと一騎打ち。イヨはベルトを奪われた因縁の相手とあって、不機嫌そうな表情で観客席最前列に陣取った。ベイリーにはナオミ、パイパーにはチェルシーがセコンドに就く中、いつの間にか観客席にはライラとゾーイの姿もあった。ベイリーとパイパーが場外乱闘になると、今度はティファニーが花道を歩いてきた。
MITB女子ラダー戦の出場者6人がリング外にそろったのだから、ただでは済まない。まずはナオミとチェルシーが乱闘を始めると、イヨが場外バリケードを乗り越えて実力者ナオミの後頭部を殴りつけた。さらに鉄階段に叩きつけてダウンさせた。続けて花道の新星ティファニーにも襲いかかった。
だが、ティファニーもV候補の一角。イヨをリング横に叩きつけると、すかさずコーナーポスト上段に上がった。場外のイヨ、ライラ、ゾーイにめがけてムーンサルトアタックを発射。ムーンサルトの使い手イヨも口あんぐりとなった鮮やかな一撃で、3人まとめてなぎ倒してみせた。
試合でベイリーがローズプラントでパイパーを下すと、PLE「サマースラム」(8月3日、オハイオ州クリーブランド)での王座挑戦権を手にしているナイア・ジャックスがベイリーを襲撃。ナイアと遺恨のあるミチンも乱入して、WWE女子戦線の混とんぶりを表したが…。
イヨは自身の「X」に、ラダーの絵文字を並べて「私はこれをどう使うべきか、よくわかっている。イヨ・スカイ、2度目のMS.MITB!!! 2023→2024」と記し、2連覇への自信を示していた。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年07月06日 21:56
「ボクシング・10回戦」(6日、後楽園ホール)
WBC・WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(28)=帝拳=が世界前哨戦として、WBPアジアパシフィック(AP)11位、フィリピン1位のジャージール・トリニダード(27)=フィリピン=とメインイベントのライトフライ級10回戦で対戦した。
2ラウンド、独特のパンチの軌道を持つトリニダードの左フックを浴びて「全然効いてなかったけど体を預けてくる感じだったので」大きくよろめいたが、笑顔で「来い来い」とアピールする。
岩田は相手のパンチの軌道に慣れつつ、空振りさせながら組み立てるという戦略で主導権を握り、3回に左アッパーを効かせると、さらに左アッパーを直撃させて、これまでダウンがないというトリニダードから最初のダウンを奪取した。
その後も左右のボディーで消耗させ、6回に「効いた感触があったので自信になった」という右ボディーでダメージを与えると、左フックでダウンを追加。猛攻を加えると1分10秒、レフェリーが試合を止めた。
岩田は2022年11月、WBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に判定負けしてからの期間を「人間としてすごく重要な時間、考える時間になった。ボクシングをやっている理由は世界チャンピオンになりたいから」と振り返った。この間、4戦4KO勝ちで「自分で言うのもアレだけど、精神的にすごく成長できたというか、精神的に強くなったと思います。試合前の緊張だったり気持ちの持っていき方も、比べものにならないくらい冷静になった」と実感している。
世界前哨戦をクリアした岩田は「ジムで課題を含めてしっかりやりつつストロングポイントを伸ばせていければ、世界を取る自信はあります」と、静かに言い切った。
セミファイナルのフェザー級8回戦では日本フェザー級13位、WBO−AP8位の金子虎旦(26)=帝拳=がフィリピン8位のマイケル・カサマ(23)=フィリピン=を迎撃したが、9勝全てがKO勝ちで序盤から倒しに来るカサマの左フックを効かされ、めった打ちにされて1回2分5秒、TKO負け。プロ初黒星を喫した。
WBO−AP・東洋太平洋スーパーバンタム級4位の村田昴(27)=帝拳=はスーパーバンタム級10回戦でWBO−AP15位のブライアン・ジェームス・ワイルド(23)=フィリピン=と対戦。ワイルドの変則的なスタイルに慣れてくると4回に左アッパーを効かせてからの右でダウンを奪い、6ラウンドにメッタ打ちして1分49秒、TKO勝ちした。
村田は「(ワイルドは)気持ちが強くて打っても打っても倒れなくて、心が折れそうになったけど、声援が力になりました」と振り返り、「(タイトル戦の)テストマッチとして組んでいただけたと思う。次にタイトルマッチができることになったら応援が力になると思う」とアピールした。
IBF、WBO、WBCの世界10位台に入っている高見亨介(22)=帝拳=は、2019年に田中恒成の世界王座に挑戦したウラン・トロハツ(31)=中国=と110ポンド契約8回戦で対戦。3月に20歳で急逝した弟分のボクサー、坂間叶夢さんの名前「叶夢」をトランクスに入れて臨んだ高見は手数で圧倒し、3−0の判定勝ちを収めた。
高見は「今日はふがいない試合をしちゃった。相手は気持ちが強くてベテランで、少しそれにのまれてしまった」と反省しつつ、「8回フルラウンドを世界挑戦している選手と戦えたことをプラスに考えたい。次回は強くなった姿を見せたい」とポジティブに話した。
東日本新人王戦は、フライ級4回戦で佐野篤希(20)=伴流=が鈴木丈太朗(22)=帝拳=と対戦。2ラウンド以降は鈴木が優勢に試合を進めたが最終4ラウンド1分25秒、佐野が右フックで劇的なKO勝ちを収めた。スーパーフライ級4回戦は大橋昌彦(21)=角海老宝石=が江崎由(22)=横浜光=に2−0で判定勝ちした。
2024年07月06日 18:11
7月いっぱいで現役を引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)が、自身のプロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で元アクトレスガールズの同期と再会を果たした。
2024年07月06日 17:16
東京女子プロレスのインターナショナル・プリンセス王者でアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(25)が、7月いっぱいで引退する角田奈穂(37)プロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で大暴れした。
練習生時代から面倒を見てもらっていた先輩の引退が近づく中、この日荒井は角田のコスチュームを身にまとい、オーバー・ザ・トップ・ロープ(OTR)が採用された「角田奈穂だらけのバトルロイヤル」に出場。角田のコスチュームを着用し角田になりきった瑞希、鈴芽、遠藤有栖、原宿ぽむと対戦した。
先発で入場した荒井は遠藤の髪をつかみ、角田の姑息(こそく)な動きを完全再現すると「私が角田だ!」と絶叫し、けん制し合った。
終盤では瑞希と鈴芽に同時にスタナーを決められ、意識をもうろうとさせると遠藤に投げ飛ばされ、OTRで失格となった。最後は全員をOTRに追い込んだ遠藤が勝利し、本物の角田であることを証明した。
試合後、「私が角田だ」と主張する荒井は「今日試合してみて、やっぱり私が角田だなという気持ちは強くなりました。コスチュームのポイント? それはもう入場の時に着けてたガスマスクですよ。強くなった気がしました」と笑った。
角田との思い出を問うと素に戻った荒井は「一番最初から私のことを気にかけてくださってたんです。初めてのオンラインサイン会とかでもたくさん話かけてくださって本当に優しい先輩でした。引退してしまうのは寂しいですね」と残念そうな表情を浮かべたが「でも今日同じ場所にいられたことで、寂しいだけじゃなくて、すてきな思い出も持った状態で見送れそうです。なので今日は呼んでいただけてありがたかったです」と感謝を述べた。
荒井は角田の引退ロードを見届けつつ、20日の後楽園ホール大会で宮本もかとのタッグで鈴芽&遠藤が保持するプリンセスタッグ王座に挑戦する。「シングルとタッグの2冠王になって、奈穂さんに成長した姿を見てもらいたいです」と意気込んみ「最後まで奈穂さんらしくやり切って笑顔で引退されるのが一番だと思うので、楽しく元気で駆け抜けられるように祈ってます」とエールを送った。
2024年07月06日 15:39
7月で現役を引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)のプロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で昨年引退した元スターダムのひめかが、特別レフェリーとして1日限定復帰を果たした。
角田はアクトレスガールズ時代にお世話になった先輩。この日の第1試合で行われたチェリー対関口翔戦で人生で初めてレフェリーを務めた。
昨年5月に引退したひめかにファンからは大きな歓声が上がる中、現役並みの堂々とした風格で入場。チェリーの反則を指摘し、丸め込み合戦では右手が腱鞘炎になるほどリングを叩き続け、見事にこなした。
だが、6分過ぎ、チェリーと関口にいちゃもんをつけられたひめかはプッツン。ラリアートで2人を吹き飛ばすとコーナーに投げ串刺しラリアートを狙った。これは避けられたものの、最後は小競り合いをする2人を一気に丸め込みまさかの勝利。
試合後、取材に応じたひめかは「勝っちゃいました…。引退してから、久しぶりにリングに上がったので楽しいなって思う反面、めっちゃ疲れた。手も痛いし…。レフェリーと選手のすごさを感じました」と達成感に満ちた表情を浮かべた。
ファンからの大声援をには「ファンの人が『待ってたよ』って言ってくれて嬉しいなと思いましたし、リングって本当に病みつきになるなって。でも私はこれからも裏でみんなを応援します」と笑った。
人生初レフェリーを終えて「自分の右手に選手の運命がかかってる。『そんな重いことある?』って。改めてレフェリーありきだと思いましたね。それは現役の時に知りたかった」と語り「練習? してないです。舞華の家で練習しようとしたら舞華に怒られたんですよ。『床叩いたらうるさい。下の人に迷惑でしょ』って。なので脳内でいろんなシミュレーションしてました」と裏話まで明かした。
最後には25日の新木場大会で引退する角田に対し「奈穂さんの引退は悲しいですね。でも自分も引退した身なので、悲しいよりも笑顔で見送ってほしいはず。だからみんなも笑顔で、そして奈穂さんにはケガせず最後まで走り抜けてほしいです」とエールを送った。
2024年07月06日 15:31
「超RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)
メインイベントで、MMAルール66・0キロ契約5分3回戦で対戦する朝倉未来(31)=ジャパントップチーム=と平本蓮(26)=剛毅會=が6日、東京・五反田で行われたフェイスオフイベントに登場した。
両雄とも負けたら引退と話していたが、平本は「俺引退しないですからね、するわけないでしょう。どうなっても引退しません」と撤回。未来は「俺が負けたら必ず引退します。絶対に100パーセント勝ちます」と、話を変えなかった。
未来は「去年情けない姿を見せてしまって、今年俺の大復活ということで格闘技と向かい合ってきたんで、マジで自信しかないです。クレベル(・コイケ)とか鈴木千裕、全然勝てると思ってるんで、その辺のストーリーを見てください」と、既に平本戦の先を見据えたコメント。
フェイスオフで向かい合った相手の印象について、未来は「なんか自信ないように見えましたね。絶対勝つなって今日、向かい合って自信になりました」と見下し、平本は「僕は全然元気です。試合が楽しみです」とシンプルに述べた。
RIZINの榊原信行CEOは「9年のRIZINの歴史の中で最も注目されるカード。2人の存在意義、己の誇りを懸けて戦う試合になると思います」と、このカードの意義を訴えていた。
2024年07月06日 12:47
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)
WBA王者の井岡一翔(35)=志成=とIBF王者のフェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=が6日、都内のホテルで公式計量と記者会見を行った。
2024年07月06日 07:18
◆新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2024」(5日、東京武道館)観衆2423
新日本プロレスは5日、東京武道館で「NEW JAPAN SOUL 2024」を開催した。
第3試合は「田口隆祐復帰戦」として、今年4月の交通事故以降、欠場中だった田口隆祐がタイガーマスク、本間朋晃、永田裕志、棚橋弘至と組んで金丸義信、SHO、成田蓮、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILと対戦。
田口は4月にバイク運転中に飛び出してきた犬を避けようとして単独転倒。病院での診断の結果、前額部挫滅傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷で同月20日の東京・町田大会から欠場していた。
4月6日の両国国技館大会以来、3か月ぶりの復帰戦で田口は先輩たちのアシストを受けて躍動。終盤には永田と腕固めの競演を見せ、白目の神を降臨させた。試合は本間がEVILに敗れたがバックステージで棚橋は「田口監督、お帰り! つねにコロナの時も、明るい話題を田口ジャパンで、ずーっと、エネルギーを出し続けた田口監督が帰ってきた。これからさらに、盛り上がっていきますよ!」と喜んだ。
田口は「何とかまたリングに戻ってこれて、そして、生きてリングを降りれたことは、まずは一歩ですね」とかみしめ「SHO 選手がね、俺を『犬以下だ』と。犬以下という発言がありましたけど、犬以下でいいですよ。犬以下で。犬を助けた私は、犬以下ですよ。犬を助けました、そんな命ですよ。虫ケラ……虫ケラって言ったら虫にも失礼ですけど。でも、何かの、誰かのために役に立つなら、この命、いくらでもなげうって助けますよ。今、新日本隊がピンチですから私の命をそこに捧げますよ。……うまくまとまりましたね」とコメントしていた。
◆7・5東京武道館全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○藤田晃生、ザック・セイバーJr.(6分20秒、Abandon Hope→エビ固め)外道●、KENTA
▼第2試合 20分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、グレート―Oカーン―、TJP(9分18秒、ファイヤーボール→エビ固め)TAKAみちのく●、上村優也、SANADA
▼第3試合 田口隆祐復帰戦 20分1本勝負
金丸義信、SHO、成田蓮、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILグ・オブ・ダークネス”EVIL(11分31秒、EVIL→片エビ固め)田口隆祐、タイガーマスク、本間朋晃●、永田裕志、棚橋弘至
▼第4試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○カラム・ニューマン(11分59秒、サムソンクラッチ)YOSHI―HASHI●
▼第5試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○ボルチン・オレッグ(16分27秒、カミカゼ→エビ固め)タイチ●
▼第6試合 内藤哲也&BUSHI凱旋試合 30分1本勝負
△BUSHI、鷹木信悟、内藤哲也(30分00秒、時間切れ引き分け)ティタン、高橋ヒロム、辻陽太△
▼第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権 60分1本勝負
○挑戦者・DOUKI(21分14秒、スープレックス・デ・ラ・ルナ)王者・エル・デスペラード●
2024年07月06日 06:25
◆新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2024」(5日、東京武道館)観衆2423
新日本プロレスは5日、東京武道館で「NEW JAPAN SOUL 2024」を開催した。
第4試合の「G1 CLIMAX 34」Aブロック出場者決定トーナメント決勝戦でYOSHI―HASHIとカラム・ニューマンが対戦。試合は、ニューマンがサムソンクラッチで3カウントを奪取。「G1初出場を決めた。試合後、21歳のニューマンは「俺は『G1 CLIMAX』の最後の出場者となった。G1史上最年少の出場者だ。今ここでG1制覇を約束することはしない。でも明日イギリスに帰って、両親と飼い犬を抱きしめたら、日本に戻ってくる。G1制覇とは言わない。俺は、G1史上、最強のスターになってやる」と見据えた。
第5試合は、「G1 CLIMAX 34」Bブロック出場者決定トーナメント決勝戦でボルチン・オレッグとタイチが激突。試合はオレッグが、F5からとカミカゼにつないで激勝。デビュー1年3か月で「G1」初参戦を手にした。オレッグは「G1に向けて、プレッシャーじゃないけど、自信になるし、これだけ強い先輩に勝って、(G1で)誰かに負けたらすごいイヤな気分になると思う、自分で。だから今は、G1で絶対勝たなきゃいけないと思うけど、あと2週間ぐらいしかないけど、ちゃんと調整して、相手の試合見て、G1に向けて、絶対優勝するように頑張ろうと思うんで。ここまで来たら優勝したいし、優勝したらとりあえず、カザフスタンの選手として、レスリングの選手として、ヤングライオンとして、先輩のおかげとして、勝つようにしたいです」と宣言した。
◆7・5東京武道館全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○藤田晃生、ザック・セイバーJr.(6分20秒、Abandon Hope→エビ固め)外道●、KENTA
▼第2試合 20分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、グレート―Oカーン―、TJP(9分18秒、ファイヤーボール→エビ固め)TAKAみちのく●、上村優也、SANADA
▼第3試合 田口隆祐復帰戦 20分1本勝負
金丸義信、SHO、成田蓮、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILグ・オブ・ダークネス”EVIL(11分31秒、EVIL→片エビ固め)田口隆祐、タイガーマスク、本間朋晃●、永田裕志、棚橋弘至
▼第4試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○カラム・ニューマン(11分59秒、サムソンクラッチ)YOSHI―HASHI●
▼第5試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○ボルチン・オレッグ(16分27秒、カミカゼ→エビ固め)タイチ●
▼第6試合 内藤哲也&BUSHI凱旋試合 30分1本勝負
△BUSHI、鷹木信悟、内藤哲也(30分00秒、時間切れ引き分け)ティタン、高橋ヒロム、辻陽太△
▼第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権 60分1本勝負
○挑戦者・DOUKI(21分14秒、スープレックス・デ・ラ・ルナ)王者・エル・デスペラード●
2024年07月06日 06:00
ドラゴンゲートのドラゴン・ダイヤ(25)が、新日本プロレスの田口隆祐(45)に助っ人要請だ。
5日の後楽園ホール大会では、昨年12月に「網膜剥離」の手術を受け欠場中の吉岡勇紀が久々に登場。近況報告と、復帰までにもう少しの時間を要することをファンに報告した。
すると、そこに現れたのがシュン・スカイウォーカー率いる「Z―Brats」だ。シュンは「このリングに現れたということは、戦う準備ができているということだな? だったら、次回の後楽園ホール(8月1日)で俺たちが相手になってやろう」と、吉岡が所属する「D’ Courage」との4対4全面対決を一方的に要求した。
もちろん吉岡の出場は不可能。吉岡の盟友、ダイヤは3対4のハンディ戦を覚悟し、困惑の表情を浮かべながら退場しかけたところ、何かを思いついたように再びリングへ。「新日本プロレス田口隆祐選手、俺たちに力を貸してください! いいお返事待っています!」とメッセージを送った。
ダイヤは、バイク事故による負傷で戦線離脱した田口のピンチヒッターとして、新日本の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」に出場したばかり。その田口はこの日、新日本の東京武道館大会で復帰した。ダイヤの思いは田口に届くのか。
2024年07月06日 06:00
GLEATの所属選手契約を解除された河上隆一改め河上ファイヤー隆一(35)が、物騒すぎる「公約」を掲げた。
2024年07月06日 06:00
◆DDTプロレス「闘うビアガーデン2024 in UENO」大会(5日、東京・上野恩賜公園野外ステージ、観衆630人=満員)
1日をもってGLEATから契約を解除された河上“ファイヤー”隆一(河上隆一改め)がDDTへのフリー参戦をゴリ押し。DDTが誇るヘビー級戦士の納谷幸男が迎撃することが濃厚となった。河上は私淑する“邪道”大仁田厚との再合体も視野に入れた。
反乱分子・河上は6・9名古屋で大仁田、ヨシ・タツと組み、カズ・ハヤシ&CIMA&田中稔と電流爆破デスマッチで対戦。ヨシ・タツがカズに敗れたが、試合後、河上は“素人”の鈴木裕之社長を電流爆破バットで殴打。団体から契約解除の処分が下されたが、7月1日、TOKYO DOME CITY HALLでの所属最終戦を終えた後には、フリーとしてGREATへの強行参戦も予告。7・15大阪大会への出場が決まった。
6・6後楽園ではDDTとの全面対抗戦(樋口和貞&飯野雄貴&納谷vs田村ハヤト&河上&KAZMA SAKAMOTO)に臨んだが、田村が飯野にフォールを奪われ敗北を喫している。
その河上がこの日の第2試合終了後、チケットを購入して、まさかの登場。「俺がここに来たということはどういうことか分るよな? 俺は社長を爆破してクビになり、今やフリーランス。この俺を使う勇気があるか? 前の団体の後楽園で、樋口&飯野&納谷の3人に負けてんだ。でももう辞めたけど。納谷、飯野とまだまだやり足りねえ。いい舞台があるじゃねえか! (7月21日の)両国国技館が!」と叫んだ。
突然の来訪者に困惑が隠せない今林久弥GMは「両国のカードはもう決まってるんで。7月26日の新宿FACEで検討させてもらいます」と回答。河上は「決まらなかったら、おまえも爆破するぞ!」と脅迫。
ここで控え室から納谷が飛び出してきて「何しに来たか知らないけど、おまえがやりたいなら俺がやってやる」と発言。河上は「やってやるよ。てめえをぶっ倒して、DDTでのし上がってやる」と吐き捨て会場を後にした。
河上は「俺の決意表明。プロレス人生初のフリーランス。味わってるぞ。一番最初の団体に選んだのがDDTだ。リングで言った通り、あのデカいの3人にやられたの忘れてねえぞ。前の会社の話だけど、納谷、飯野、個人的に借りを返させてもらうぞ。両国がダメなら、(7・26)新宿から参戦して。どうなるか分かんねえぞ、DDT。俺が参戦するってことはGLEATの時みたいに、めちゃくちゃにしてやるからな。覚悟しとけ」と意気込んだ。
さらに「フリーは神出鬼没。俺以外に誰か連れて行くかもしれない。1人で乗り込むかもしれない。そこは俺の才能とひらめきで」と話すと、大仁田との再合体について「(DDTで大仁田と組むことも)全然、あり得る。マブダチみたいなもんだから。魂は一緒。俺だって腐ってもグレート小鹿の弟子だから。同じ全日本の血が通ってる。だから大仁田厚と組んでDDTに上がるかもしれない」と邪道との再合体も口にしていた。
2024年07月06日 05:00
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)
世界スーパーフライ級2団体王座統一戦を行うWBA王者の井岡一翔と、IBF王者のフェルナンド・マルティネスが5日、都内で調印式とグローブチェックを行った。両雄は4月22日の記者会見以来の顔合わせで、35歳の井岡は「とても大事な試合だし、もしかしたら最後の試合になるかもしれない」と戦いに臨む覚悟を示した。一方、32歳のマルティネスは「偉大な試合、歴史に残る試合にしたい」と神妙に語った。
マルティネスは、体重が3日の公開練習から2キロ減で、ほぼリミットに近いとして「明日(の計量は)まず体重計に勝たないといけない」とジョークも出た。マルティネスのプロモーター兼マネジャーで、2014年にフロイド・メイウェザーを2度の接戦で追い詰めたことで名高い元WBA世界スーパーライト級とウエルター級の2階級王者マルコス・マイダナ氏は「マルティネスはやるべきことを全て知っている。われわれは井岡のタイトルをもらうつもりだ」と宣言した。
2024年07月06日 05:00
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)
世界スーパーフライ級2団体王座統一戦を行うWBA王者の井岡一翔と、IBF王者のフェルナンド・マルティネスが5日、都内で調印式とグローブチェックを行った。両雄は4月22日の記者会見以来の顔合わせで、35歳の井岡は「とても大事な試合だし、もしかしたら最後の試合になるかもしれない」と戦いに臨む覚悟を示した。一方、32歳のマルティネスは「偉大な試合、歴史に残る試合にしたい」と神妙に語った。
井岡は、6月30日に生配信されたABEMAの番組『ABEMAスポーツタイム』で「5歳と2歳の子供がいて、この子たちが『お父さんはボクシングの世界チャンピオン』と認識できるまで頑張りたい」と口にした。
この発言に関して、何年続けたいか?と聞かれると、ボクシングは「やりたくても続けられるか分からない職業」だとした。そして「一戦一戦が大事な試合なので、次の試合もとても大事だし、もしかしたら最後の試合になるかもしれないし、やりたくてもやれないというのが人生だと思う」と、過酷な競技を続ける上で常に抱いている覚悟を示した。
現在35歳。そのように覚悟している者として「後々のことも大事だけど、自分としてはこの年齢になって一戦一戦、大事な気持ちで戦っている」と、マルティネス戦にかける思いを明かした。
井岡のトレーナーを務めるイスマエル・サラス氏(67)は「当日は井岡のすごさが分かると思う。アルゼンチンが、サッカーではとても勝っているのをよく分かっている。われわれはサッカーでは勝てない」とした。2022年サッカーW杯カタール大会を制した、マルティネスの出身国のアルゼンチンを引き合いに、言外にボクシングでは勝つとアシストした。
決戦を2日後に控えた王者は「今はもう自分自身にフォーカスしているので、相手を特に思うことはない」と、静かに己を見つめていた。