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2024年07月04日 15:55
中日の小田幸平捕手コーチが1日付でインスタグラムを更新。球場への移動中のオフショットを公開した。 この日は翌日の長野・松本市での巨人戦へ向け電車移動の予定だったが、大雨の影響で急きょ変更。「バス3台で松本にGO」「3時間30分の旅」「横べんさん。行って来まーす」と記し、バス車内で和田一浩打撃コーチとのツーショットを投稿。 ともにラフな格好で、リラックスした印象。小田捕手コーチはワイヤレスイヤホンを付け、和田打撃コーチはタブレット端末を左手で支えながら右手でポーズを取って写り込んでいる。 そろってスキンヘッドの風貌が目を引く中、コメント欄では「絵面が強すぎる」「輝いてます」「お二人とも煌びやか」「眩しいって」「インパクト大の素敵な写真ですね!」「和田コーチのお顔がめっちゃ真面目でウケちゃいました〜」と反応する声が寄せられた。
2024年07月07日 06:56
ロバーツ監督「ショウヘイは低めの球に対してアグレッシブになりすぎている」
■ドジャース ー ブルワーズ(日本時間7日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地・ブルワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場する。4日(同5日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦から自己ワーストの6打席連続三振を記録。デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイは低めの球に対してアグレッシブになりすぎている。本人は分かっていると思う」と復調のポイントを語った。
30歳の誕生日だった前日5日(同6日)の敵地・ブルワーズ戦は球審の判定に泣かされ、今季6度目の1試合3三振。6月28日(同29日)の敵地・ジャイアンツ戦からの7試合で15三振となっている。「ショウヘイは自分が何をやっているか、よく分かっていると思う」とロバーツ監督。低めの球に対する見極めがポイントとなりそうだ。
打率.312はリーグ3位で、トップのパドレス・プロファーと4厘差。64打点はトップで並ぶフィリーズ・ボーム、ブレーブス・オズナと6点差のリーグ3位となっている。再加速となるか。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2024年07月07日 06:52
○ ヤンキース 4−14 レッドソックス ●
<現地時間7月6日 ヤンキー・スタジアム>
ボストン・レッドソックスが同地区2位ヤンキースに14失点の大敗。吉田正尚外野手(30)は「6番・指名打者」でフル出場し、一時勝ち越しとなる適時打を放った。
レッドソックスは1点ビハインドの4回表、ラファエル・ディバースの通算1000安打となる適時打で同点とし、さらに二死一、二塁の好機で吉田の第2打席。昨季アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞右腕コールに対し、カウント1-2から真ん中付近のスライダーを詰まりながらもレフト前へ運び、勝ち越しの適時打。続くリース・マグワイアも適時打を放ち、2点のリードを奪った。
しかし、1点リードで迎えた5回裏、1番ライスにこの試合2発目となる3号3ランを浴びるなど一挙7失点。7回裏にもライスに4号3ランを打たれ、ライス一人に3本塁打、7打点を許し逆転負け。連勝が5でストップした。
この試合の吉田は4打数1安打、1打点、1三振という内容。同地区カードで2戦続けて安打と打点をマークし、今季成績は打率.258、OPS.683となっている。
2024年07月07日 06:00
「中日2−1広島」(6日、バンテリンドーム)
広島・大瀬良大地投手(33)が今季初黒星を喫した。試合前時点で4戦連続無失点だった中、三回に先制点を献上して連続無失点記録は37回1/3でストップ。四回は今季83イニング目で初被弾した。チームは3カード連続の負け越し。中日戦は3勝8敗1分けで、8敗は全て1得点以下と貧打は深刻さを増す。まずは総力を挙げ、同一カード3連敗を阻止したい。
約1カ月ぶりに大瀬良が本塁を踏まれた。好投も報われず、今季初めて土が付いた。7回2失点に「しっかりまた反省して次勝てるように頑張りたい」と視線を上げた。
二回まで無失点と上々の滑り出し。だが、三回1死から9番・梅津に右前打を浴びると、そこから連打で満塁のピンチを背負った。ここで福永に右犠飛を許し、先制点を献上。5月31日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)の二回から続いていた連続イニング無失点記録は37回1/3で終止符が打たれた。
本人は「本当にいつか止まるものだと思っていた。それがあの場面だったと思いますが、結果的に先制点という形になってしまった。そういった意味では反省しないといけない」と唇をかんだ。
続く四回は先頭・板山に2ボールからの直球を右中間席に運ばれた。試合前の段階で今季、12球団の規定投球回に到達している投手で唯一、本塁打を打たれていなかったのが大瀬良だった。
リードを広げられた一発は今季83イニング目での初被弾。「やっぱり甘くなってしまったというところで、しっかり捉えられたかなと。ガクッとさせてしまう流れにしてしまったので、そこは反省しなきゃいけない」と悔やんだが、五回以降は無失点。新井監督は「しっかりゲームをつくってくれてナイスピッチングだった」とたたえた。
エースの粘投に応えたかった攻撃陣は相手先発・梅津を打ちあぐねた。初回は1死一、二塁で坂倉が二ゴロ併殺。四回も2死二、三塁で二俣のバットが外角スライダーに空を切った。
そして1点を追う九回。相手守護神・マルティネスから1死二、三塁と一打逆転の好機をつくった。ここで代打・松山は三邪飛。ファウルゾーンで三塁・福永が後ろ向きに捕球すると、三走・羽月が果敢にスタートを切るも本塁タッチアウト。まさかの幕切れでゲームセットを迎えた。ただ、指揮官は「羽月もアウトになったけど、よくトライしたと思う。あそこは福永君を褒めるしかない」と相手をたたえた。
チームは3カード連続負け越しで中日戦は8敗目。黒星を喫した8試合は全て1得点以下で敗れており、攻撃陣の奮起が待たれる状況だ。打線全体が束になって相手に襲いかかり、7日の一戦で負の流れを止めにいく。
2024年07月07日 06:00
巨人4―1ヤクルト(セ・リーグ=6日)――巨人が3連勝で2位浮上。
2024年07月07日 05:01
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
金字塔を打ち立てても、いつもと何ら変わりはなかった。岡田監督が阪神の監督として歴代最多となる通算515勝を挙げた。「数字(の話題)が出るとね、毎日がすごく長く感じるんでね、あんまり気にしないようにしてたんですけど」。これまでの歩みをかみしめるように言葉を紡いだ。
藤本定義氏を上回った。岡田監督の幼少期、父勇郎さんが阪神の後援者だったこともあり、1962年の御堂筋優勝パレードに参加した。当時の監督が藤本氏だった。そんな縁の深い名将を超えた。「あんな小さい時に監督なんか見てるかいな。監督目当てに来てるんちゃうんやから」と“岡田節”で感慨に浸った。
記念の勝利はもう一つの縁が導いた。同点の六回に佐藤輝が勝ち越し打を放った。佐藤輝が近大に入学する直前の春だった。岡田監督は母校早大と近大の試合を見るため生駒市のグラウンドまで出向いた。そこで佐藤輝の打撃を目にすると、田中秀昌監督(当時)に「使わなあかん」と助言を送ったという。数年前に見初めた大砲が時を経て、虎将に節目の1勝をもたらした。
6月以降、勝率5割で迎えた試合は4連勝で、またも借金生活を阻止した。瀬戸際の勝負強さも際立つが「もうちょっとゆっくりね、野球をしたい」と本音も漏れた。
試合後、坂本から手渡されたウイニングボールに視線を落として見つめると、ズボンの右後ろポケットにそっとしまった。「当然、家に持って帰りますけどね」と穏やかな笑みを浮かべた。
2024年07月07日 05:01
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
七夕前夜、横浜の星を輝かせまいと左腕を振った。自己ワーストタイ3連敗中だった阪神・伊藤将が、今季5度目のDeNA戦で粘投し、7回1失点で4勝目。6月7日・西武戦(甲子園)以来1カ月ぶりの白星に、「ホッとしてます。なんとか自分のピッチングをしてチームが勝てるようにと考えてました。ベイスターズは打線がいいんで、最少失点でいけたのは良かったと思います」と勝利の味をかみしめた。
立ち上がりはドタバタだった。初回先頭の梶原が中前打で出塁すると、次打者の初球で二盗を決められた。無死二塁。気落ちする隙を作らず、次の瞬間、二塁へ素早くけん制を入れた。判定はセーフだったが、岡田監督のリクエストによるリプレー検証でアウトに。「あそこでアウトを取れたっていうのは、非常に自分の中でも大きかったですね。アイコンタクトです」。相手に流れを渡さなかったビッグプレーを笑顔で振り返った。
5失点KOだった前回6月29日・ヤクルト戦(神宮)の反省を生かして、低めにボールを集めた。六回と七回は単打で先頭打者の出塁を許したが、いずれもゴロ併殺で切り抜けた。「監督からも『低く投げろ』とミーティングありましたし、その中で修正できてたので良かったと思います」。指揮官には阪神監督歴代最多の515勝目をプレゼントしたが、「自分で良かったんかなって」とおどけて見せた。
『ファンの方が野球を楽しんでくれますように』−。七夕の短冊にはプロ野球選手らしい願いを書いた。「野球は楽しいんだよというのを、どんどん子供とかいろんな人に届けられたらいいな」と使命感を胸に上がったマウンドで快投。虎党キッズを喜ばせた勝ち星に、「楽しんでもらえたかなと思います」と胸を張った。
ヒーローのお立ち台で約束した。「次の登板も勝てるように頑張ります」。一夜だけの仕事ではない。これから先も聖地を埋めるファンの“願いごと”をかなえていく。
2024年07月07日 05:01
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
阪神・佐藤輝明内野手(25)が殊勲の一打でチームの危機を救った。同点の六回に右前に勝ち越しタイムリー。先制された試合は14連敗中だったが、“負の連鎖”を断ち切るとともに、借金生活転落も阻止。岡田彰布監督(66)は阪神監督として通算515勝となり、藤本定義を超えて歴代単独1位に。背番号8がメモリアルな1勝を贈った。
お祭り騒ぎだ。黄色く染まったスタンドから輝コールが鳴りやまない。全身に心地いい大歓声を浴びた佐藤輝。ひと振りで連敗を止め、岡田監督に阪神の監督として歴代単独トップとなる通算515勝目を届けた。
勝利をグイッと引き寄せたのは、同点の六回。2死一、三塁の好機で打順が巡ってくると、DeNAは先発の森唯から左腕のディアスにスイッチした。「真っすぐかスライダーのどっちかだったので。頭に入れながら」と初対戦ながらも頭の中は冷静に打席に入った。
勝負はあっという間だ。初球、真ん中寄りに甘く入ったスライダーに反応。力みのないコンパクトなスイングで放たれた打球は右前へ。その間に三走・中野が生還。「うれしかったので出ました」と、勝ち越し打に一塁ベース上でど派手なガッツポーズを決めて感情を爆発させた。
交流戦以降、打撃の状態は上昇曲線を描く。二回1死でもチーム初安打となる左前打を放つなど、2試合連続となるマルチ安打をマークした。これでリーグ戦再開後の11試合に出場し、41打数16安打で打率・390、2本塁打、7打点。好調の要因について「積極的にいって、捉えられているのがいい状態かなと思います」と自己分析する。
今季は不振のため、5月15日に2軍降格。約1カ月ファームで過ごし、結果を残して再昇格を果たした。この日、仲のいい後輩である森下が打撃不振で出場選手登録を抹消。直接声をかけることはできなかったが「彼なりにいろいろ思うところはあると思いますけど。頑張ってほしい」と再起を願った。
チーム一丸となりつかんだ1勝は大きな白星だ。この試合前まで先制されれば14連敗だったが、ようやく不名誉な数字から解き放たれ、指揮官の偉業も達成した。
7日は七夕。球団企画の「ねがいごと」で短冊には「サヨナラホームランを打てますように!」と記した。この流れを止めるわけにはいかない。「いま結果が出ているので。いい波に乗れているので、頑張っていこうと思います」と佐藤輝。向上心で満ちあふれている若き主砲の勢いは止まらない。
◆阪神の粘り腰 今季黒星先行は4月17日巨人戦終了時(7勝8敗2分け)が最後。5月23、25日に今季最多の貯金7。その後失速し5割で迎えた試合は4度あり(6月7日西武戦、16日ソフトバンク戦、7月2日広島戦、6日DeNA戦)、そのすべてで勝利を収めている。
2024年07月07日 05:01
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
阪神の下位打線が突破口を開いた。
2024年07月07日 05:01
体の張りで登板を回避していた阪神の門別啓人投手(19)が、7日の練習試合・日本生命戦(鳴尾浜)に1イニングをめどに復帰登板する。6日は鳴尾浜でキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。
6月11日のウエスタン・オリックス戦で先発した際、体の張りを訴え3イニングで降板。翌日に病院で診断を受け問題ないとしていたが慎重に調整を進めていた。約1カ月ぶり登板も「空いた期間でコンディション的にも上がったかな」と前向き。「疲れたときに軸を大事にしていけば打者を刺せたり、真っすぐでカウント取れたり。すごい大事だって気づいた」と充実の時間を過ごした。
3日に離脱後初のシート登板。「真っすぐがちょっとダメなところもあったので、そこを修正していけたら」と実戦で修正力を発揮する。
2024年07月07日 05:01
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
阪神が連敗を2で止めて、再び貯金1とした。6月以降に勝率5割から借金生活突入を阻止するのは4度目となった。岡田監督は球団では歴代単独トップとなる通算515勝目を挙げた。岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
(テレビインタビュー)
−佐藤輝が勝ち越し打。
「初球からミスショットしないでね、良かったと思いますよ。次も惜しかったですけどね。島田の当たりもね」
−先制されて逆転勝利は久しぶり。
「反発力というかね、そういうゲームが少ないんで、いつもこういう展開で勝つか負けるか、そんなんばっかりですけど」
−阪神の監督として歴代最多の通算515勝。
「今日はボールもらいましたね、みんな覚えてて」
(ペン囲み)
−佐藤輝は初対戦の投手だった。
「来た球というか、ストレート狙ってて、変化球高めにぽっと来たら、ホームランとか狙わずにね、普通にバットが出ればいいんよ」
−初球をミスせずに仕留めた。
「いつもいつも甘い球来るわけじゃないからな。でもそれは打席の中での集中力やろ。反応よ、やっぱりな」
−いい状態が続いていると見ているか。
「いい状態というか、ずーっとやらなあかんことやで、積み重ねやからな。ほんとにいい状態やったらもっとホームランボンボン出とるやろ。今までは悪すぎたから、まだまだこれからやんか」
−伊藤将はボールが低めにいくと併殺が取れる。
「そうよ、それが持ち味のピッチャーやからな。高めにいく時は、ちょっと(体が)反って投げるもんな。今日も言うたけどな、投げ終わってからな。やっぱ反ってる時が高めいってるからな」
−勝率5割を割らなかったのは大きいか。
「いや、分からん。(いい形で)シーズン終わったら大きかったなって言えるやろ。今は分からん、今はまた(貯金を)減らさんように、増やすことしか考えてないから」
−2軍降格の森下には教えたことをやってほしい。
「ちゃんとやればな。それだけよ」
2024年07月07日 05:01
阪神の森下翔太外野手(23)、島本浩也投手(31)が6日、出場選手登録を抹消された。
森下はここまで73試合に出場し、打率・232、6本塁打、30打点。打撃不振のため3日の広島戦(マツダ)から3試合連続でスタメン落ちとなった。6月19日に甲子園で行われた全体練習では、岡田監督から約1時間の直接指導を受けたが、その後も打撃の状態は上がることがなかった。
この日は甲子園で行われた試合前練習に参加。右翼でノックを受けると、その後は三塁でもノックを受けた。フリー打撃では最終組で打撃練習を行った。2軍での調整が決まり「チャンスがあれば結果を残せるように頑張ります」と話した。
島本はここまで23試合に登板し、2勝1敗、防御率2・95。4日の広島戦(マツダ)では、同点の八回から登板も安打と四球などで1死一、二塁のピンチを招いて降板。敗戦投手となった。
2人に代わって及川雅貴投手(23)、西純矢投手(23)が出場選手登録された。
◆阪神・西純(最短の10日で中継ぎとして再昇格)
「(2軍では先発調整で)難しいとか言ってられない。任されたところでしっかり結果残して、信頼を勝ち取っていけたらいいなと思ってます」
◆阪神・及川(5月24日の巨人戦で左手中指のまめが原因で途中降板。7月3日に2軍・中日戦で実戦復帰)
「復帰して間もないですけど、でも必要とされる場所で投げるっていうのは大前提だと思うので。そこはもううれしいことですし、その期待に応えれるようにやっていきたいと思います」
2024年07月07日 05:01
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
DeNAは逆転負けで接戦を落とした。
2024年07月07日 05:01
「オリックス4−1日本ハム」(6日、ほっともっとフィールド神戸)
打てず守れず3連敗。日本ハムは借金は今季ワーストの2となり、楽天に抜かれて4月15日以来の4位に転落した。5位オリックスとも0・5差。新庄監督は「そんなこと言ったって仕方ない。上がっていくしかない。下は向きませんよ」と闘争心を表に出した。
絶好の先制機を逃したのは初回だった。先頭の水谷が左中間三塁打で出塁したが、以降3人が凡退した。「ポンと打って1点すんなりと取れたら、流れもこっちに向いてきたと思いますけどね」と悔やむ初回の攻撃だった。
守備に乱れが出たのは五回だった。1死一塁から頓宮の痛烈な三ゴロを郡司が後逸。併殺ならチェンジのはずが、1死二、三塁とピンチは拡大。ここから3点を失った。
「ゲッツー取りに行くのは分かりますけどね。まずは捕りにいかないと。最低でも体に当てて、前に落とす。まあこの2年間、速い打球の反応がちょっと悪いかな」。本職は捕手の急造サードに、あえて苦言を呈した。
今季最多の貯金9だったのが6月4日のこと。以降は5勝16敗3分けと急降下。選手会長の松本剛は「負けてる理由がハッキリしている。そこをつぶさないと勝ちゲームは出てこない。選手一人一人が自覚してやるしかない」と危機感を募らせる。目標のAクラスへ正念場。新庄監督が就任当初から掲げる「1点を守る野球」で巻き返すしかない。
2024年07月07日 05:01
「ヤクルト1−4巨人」(6日、神宮球場)
OBの清原和博氏が試合前に巨人のベンチを電撃訪問した。現役時代に同僚だった阿部監督、二岡ヘッド兼打撃チーフコーチと談笑するシーンもあった。勝利を収めた阿部監督について同氏は「すごく堂々としていて、どっしりとされている」と語った。
指揮官は「元気そうでね。久しぶりに会ったのでうれしかったです」と笑顔だった。
2024年07月07日 05:01
「オリックス4−1日本ハム」(6日、ほっともっとフィールド神戸)
初のヒーローインタビューを終えたオリックス・大里がニヤッと笑った。「前夜祭です!!」。24歳最後の日に「2番・二塁」でプロ初先発し、プロ初安打&初適時打。「非常にうれしい気持ち。今はもう胸が苦しい」と頬を紅潮させた。
まずは初回1死。福島が投じた147キロ直球を完璧に捉え、中前へ運んだ。2点リードの五回1死一、三塁では右腕のフォークをうまく拾い、右翼線への適時二塁打に。「チャンスほど変化球が多いかな」と狙いを定め、最高の結果を残した。
7月7日が誕生日。幼い頃は短冊に「プロ野球選手になりたい」と書いていた。この日は心の中に「プロ初安打」の願い事を秘めていたという。岩手県出身で3日・楽天戦は盛岡で開催予定だったが、雨天中止に。両親や友人たちと久々に交流し、英気を養っていた。
新星の躍動で、自力優勝の可能性が復活。中嶋監督は「しっかりいい仕事をしてくれた」と評価しつつ、三回1死での一塁けん制死や五回の紅林の左犠飛の際、二走で飛び出して帰塁できなかったシーンには「話にならない。そういうのができるようにならないと」と言及。一つ一つが経験。飛躍への道はここからだ。